JP3034402U - ミニ歯ブラシ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 外食後など、水が十分、使用出来ない時、
あるいは、水が全く得られない時においても、歯磨きが
素早くできるような、小さくて、携帯用のミニ歯ブラシ
を提供しようとするものである。 【構成】 水が、小量でも得られる時は、コップ
（１）の先端部にブラシ（２）を取付けた請求項１のミ
ニ歯ブラシがよく。 また、全く水が得られない時に
も、使用できるミニ歯ブラシとして、コップ（３）の先
端部にブラシ（４）を取付け、コップ（３）には水を充
填、密封した請求項２のもの、又は、柄付きブラシ
（７）を水を充填したコップ（６）の中に差入れ、コッ
プ（６）の水をシール等にて密封した請求項３の歯ブラ
シでも同一結果を得ることができる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、外食後など、口腔内の清掃を素早くしようとするための小歯ブラ シに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、歯ブラシは、十分な水を用いて、使用されるものとしている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

外出時など、食後、洗面設備が整つておらず、水が十分に得られないことがよ くあり、通常の歯ブラシと歯みがき剤を持っていても、使い得ないことがよくあ る。 本考案は、外出時には、本案の歯ブラシを携行し、水が十分得られない場合な どでも、口腔の清掃を素早く、行い得るようにと、なされたものである。

【０００４】

【問題を解決するための手段】

水が小量でも得られる時は、円錐形紙のコップ（１）の先端部にブラシ（２） を取付けたものがよい。 水がまったく得られない場合には、ブラシ（４）を取付けたコップ（３）に水 が充填、密封されているものを使用する。 或いは、水が充填されたコップ（６）の中に柄付きブラシ（７）を入れ、水と ともに、密封されたミニ歯ブラシを使用する。

【０００５】

【作用】

本案のミニ歯ブラシを使用するとき、水が少量でも得られる場合は、第一図の コップ（１）の一端をつまみ持ち、ブラシ（１）にて歯を磨き、次にコップ（１ ）に水を取り入れ、その水にて口内をゆすぐ。 水が全く得られない場合は、第２図のブラシ（４）付きコップ（３）を取出し 、つまみ部（５）をもち、歯を磨く。 磨き終われば、水の封入部を開き、水を口内に注ぎ、ゆすぐ。 又は、第３図の歯ブラシを使用するが、使用するには、密封シール（８）を取 り除き、柄付きブラシ（７）をコップ（６）より取出し、それにて歯を磨き、コ ップ（６）の水にて、口内をゆすぐ。

【０００６】

【実施例】

以下、本案の実施例について説明する。 本案第１図の歯ブラシは、外食後などで、小量の水が得られる時に使用するの に便利であり、円錐等の錐形で、柔軟性のある紙製等のコップ（１）の先端部に ブラシ（２）を取付けたものである。 使用するには、滅菌消毒されたブラシ（２）付きコップ（１）を包装袋より取 出し、コップ（１）の一端をつまみ持ち、他端のブラシ（２）にて、歯を磨く。 次に、コップ（１）に水を取り入れ、水を口内に注ぎ、ゆすぐ。 又、水が全く得られない時には、ブラシ（４）を取付けたコップ（３）の中に 水を充填、密封した第２図のミニ歯ブラシを使用する。 使用するには、水の封入口であるつまみ部（５）を持ち、ブラシ（４）にて歯 を磨いた後、水の封入口を開いて、水を口内に注ぎ、ゆすぐ。 或いは、第３図の歯ブラシを使用してもよく、それを使用するには、まづ、密 封シール（８）を取り外し、コップ（６）から柄付きブラシ（７）を取出し、そ れにて、歯を磨き、コップ（６）の水にて、口内をゆすぐ。 尚、ブラシ（２）に粉末の香り入りミガキ粉等をつけ、又、コップ（３）、コ ップ（６）に充填されている水に芳香剤、殺菌剤等を溶かしこんでおくとより有 効である。 水は１０ｃｃ程度で、通常、口すすぎが２回できる。 又、ブラシは多数の小突起を設けたスポンヂ類にても代用可能であり、本案の ミニ歯ブラシは小型、軽量で、安価なものにすることができる。

【０００７】

【効果】 親しく人々と接する社会にては、食後の口内の清掃、口臭の排除は大切なエチ ケットであるが、外食後の口内清掃には、洗面設備の不備などにより、不便を感 じている人が多い。 それらの人々にとつて、本案のミニ歯ブラシを携行し、必要時、適当に、使用 することができることは非常に便利で、有効なものである。 又、外出時、殺菌剤の溶かしこんだ水をコップ（３）、コップ（６）に充填し たミニ歯ブラシを携帯しておれば、突然、受けた小傷の消毒にも、その水を利用 できる。

【提出日】平成８年８月１日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】０００５

【補正方法】変更

【補正内容】

【０００５】

【作用】

本案のミニ歯ブラシを使用するとき、水が少量でも得られる場合は、第１図の コップ（１）の一端をつまみ持ち、ブラシ（２）にて歯を磨き、次にコップ（１ ）に水を取り入れ、その水にて口内をゆすぐ。 水が全く得られない場合は、第２図のブラシ（４）付きコップ（３）を取出し 、つまみ部（５）をもち、歯を磨く。 磨き終われば、水の封入部を開き、水を口内に注ぎ、ゆすぐ。 又は、第３図の歯ブラシを使用するが、使用するには、密封シール（８）を取 り除き、柄付きブラシ（７）をコップ（６）より取出し、それにて歯を磨き、コ ップ（６）の水にて、口内をゆすぐ。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案（請求項１）の斜視図である。

【図２】 本考案（請求項２）の斜視図である。

【図３】 本考案（請求項３）の拡散分解図である。

【符号の説明】 １（請求項１）コップ ５（請求項２） つまみ部 ２ 〃 ブラシ ６（請求項３） コップ ３（請求項２）コップ ７ 〃 柄付きブラシ ４ 〃 ブラシ ８ 〃 密封シール

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 コップ（１）の底端部にブラシ（２）を
   取付けてなるミニ歯ブラシ。
2. 【請求項２】 コップ（３）に水が充填、密封されてな
   る請求項１記載のミニ歯ブラシ。
3. 【請求項３】 柄付きブラシ（７）がコップ（６）の中
   に入れられている請求項２記載のミニ歯ブラシ。