JPH0856966A - 携帯用歯の清掃具 - Google Patents

携帯用歯の清掃具

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JPH0856966A
JPH0856966A JP22546694A JP22546694A JPH0856966A JP H0856966 A JPH0856966 A JP H0856966A JP 22546694 A JP22546694 A JP 22546694A JP 22546694 A JP22546694 A JP 22546694A JP H0856966 A JPH0856966 A JP H0856966A
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JP
Japan
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cleaning
cleaning body
peripheral side
cleaning tool
teeth
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Withdrawn
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JP22546694A
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Inventor
Ikuo Hayashi
育男 林
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 歯ブラシを携行・保管しない外出先の食事の
後で,歯に付着した食べ滓を簡便に除去すると同時に,
口中洗浄液を滲出させて,口中に清涼感を付与する携帯
用歯の清掃具を提供する。 【構成】 吸水性軟質素材を,端部を平端面に形成して
棒状に成形し,その周側を耐水性紙片で被覆して清掃体
を構成し,口中洗浄液を含浸若しくは内蔵する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は,職場・学校・行楽地
等の外出先で食事をした後に,歯に付着した食べ滓かす
を簡便に除去すると同時に,口中に清涼感を付与するこ
とができる使い捨て式の携帯用歯の清掃具に関する。
【0002】
【従来の技術】歯ブラシ・歯磨きを携行していない外出
先において,食事の後で歯の汚れを除去しようとする際
には,爪楊枝を使用するか,場合によっては,チューイ
ンガムを噛むことが一般的に行われている。
【0003】食後に歯を磨くことは,虫歯予防,口臭の
発生防止に効果的である一方,口中を清潔にすることに
よって,お酒落感覚を満足させることができるため,特
に,オフィスレデイー・女子高生の間では,昼食後に本
格的な歯磨を行う風潮が定着しつつある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】家庭外で歯磨きを行う
ためには,歯ブラシと歯磨きを携行或は保管しなければ
ならないと同時に,洗面所等の口を漱ぐ設備が必要があ
り,且つ,時間がない場合には,歯磨きを行いたくても
できない問題点を有する。
【0005】なお,爪楊枝は,日常的に使用されるもの
であるが,歯間或は歯茎を損傷するおそれがある一方,
人前で使用することはエチケットに反するため,特に,
若い女性にとっては,親しい間柄の人の前でも,使用す
ることには抵抗を覚える筈であるし,また,職場・学校
でチューインガムを噛むことは憚れる。
【0006】本願発明は,上述した実情に鑑み,歯ブラ
シ・歯磨きを携行或は保管しない場所においても,食事
の後で,違和感なく公然と歯の清掃のために使用するこ
とができると同時に,口中を清涼にする使い捨て式歯の
清掃具を提供することを企図するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに創作された本願発明は,吸水性軟質素材を,端部を
平坦面に形成して棒条に成形し,その周側を耐水性紙片
で被覆して清掃体を構成し,口中洗浄液を含浸若しくは
内蔵させることを特徴とする。
【0008】上記の清掃体は,合成樹脂繊維フィラメン
トを棒状に編組するか,又は,合成樹脂製の細糸の複数
本を棒状に結束するか,更には,不織布を棒状に捲回
し,それぞれ,その周側を耐水性紙片で被覆して成形す
る。
【0009】なお,清掃体は,含浸させた口中洗浄液
が,不使用時に,端面から流出しないように防水性個装
紙によって包覆する。
【0010】また,清掃体に含浸させる口中洗浄液は,
押圧すると破裂するカプセルに収容して清掃体内に包蔵
する。
【0011】更に,清掃体の両端部を平坦面に形成する
構成のほか,一端部を平坦面に形成し,多端部にブラシ
を附設する構成に加え,清掃体本体の左半分と右半分を
異なる素材によって成形する構成を採用する。
【0012】
【作用】本願発明に係る携帯用歯の清掃具は,柔軟性を
有する棒状清掃体の端部を平端面に形成してあるため,
その先端面を歯の表面に緊密に当接させることができ,
また,先端面の周縁を歯の間に挿入することができる。
更に,棒状体の先端面からは,含浸若しく包蔵した口中
洗浄液が滲出する。
【0013】
【実施例】以下に,本願発明の構成を,添付図面に基づ
いて説明する。図中1は,本願発明の構成主体となる清
掃体であり,図1の実施例では,合成樹脂繊維のフィラ
メント2を,その両端部3・3を平坦面に成形した丸棒
体(直径約8ミリ・長さ約5センチ)に編組し,その周
側を耐水性紙片4で被覆して保形してある。
【0014】清掃体1の内部には,口中洗浄液の適量を
含浸させてあり,周側部を指先で押圧することにより,
端面部3・3から滲出するようにしてある。
【0015】5は,清掃体に含浸させた口中洗浄液が,
不使用時に,端部3・3から流出することを防止するた
めに,両端部3・3を閉塞して包覆する密封個装紙であ
る。
【0016】なお,上記口中洗浄剤は,図6示のよう
に,押圧することにより潰れるカプセル6に収容して,
清掃体1内に包蔵してもよい。
【0017】上記清掃体1は,図3示のように,合成樹
脂製極細糸7の多数本を棒状に結束し,その周側を耐水
性紙片4によって被覆するか,又は,図4示のように,
不織布8を棒状に捲回し,その周側を耐水性紙片4で被
覆構成しても支障はない。
【0018】図5は,清掃体1の他端部にブラシ9を附
設した構成を示す。このブラシ9によって,歯の間或は
歯の裏側の清掃を効果的に行うことができる。
【0019】図6は,清掃体1の右半分を図1示の合成
樹脂製フィラメントを編組した清掃体1a,左半分を図
3示の極細糸の結束した清掃体1bのように,異なる素
材の清掃体1として一体的に複合した実施例を示す。
【0020】上記した清掃体1は,携帯に便利なように
10乃至20本を,ケース或は袋にに包装して商品と
し,使用済みの清掃体1は廃棄する。
【0021】なお,図示した実施例においては,清掃体
1を丸棒体に成形した実例を示したが,上記清掃体1
は,図示してないが,断面形状が角型・多角形・ハート
型等適宜の形状からなる棒状体に成形するも,本願発明
の要旨から逸脱するものではない。
【0022】
【発明の効果】上述した構成からなる本願発明品によれ
ば,歯ブラシ・歯磨き,水を使用するることなく,外出
先での食事の後で,応急的ではあるが,極めて簡便に,
歯の清掃行い,口中を清潔にすることができる著効を発
揮する。
【0023】本願発明品は,清掃体の端部を平坦面に形
成し,この端面部から口中洗浄液を滲出させる構成を採
用した結果,爪楊枝を使用する場合に比して,歯或は歯
茎を傷つけることなく,簡便且つ効果的に歯の清掃を行
うことができる。即ち,柔軟ではあるが腰のある清掃体
の端面部を歯の表面に面接触させて清掃を行うことがで
き,また,歯の間に挟まった食べ滓は,清掃体の端面周
縁を利用して除去することができると同時に,端面部か
ら滲出る適量の口中洗浄液によって口中を爽やかにす
る。
【0024】本願発明品は,巻き煙草状の棒状体に形成
されるため,煙草を吸う或は口紅を塗る動作に似た状態
で歯の清掃をすることができ,爪楊枝を口にする動作に
比べて違和感がないので,特に,女性が外出時に携行し
て好適するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係る携帯用歯の清掃具の実施例を示
す一部切欠斜視図。
【図2】図1示の清掃具の使用状態をを示す一部切欠斜
視図。
【図3】他の実施例を示す一部切欠斜視図。
【図4】別の実施例を示す一部切欠斜視図。
【図5】同じく別の実施例を示す一部切欠斜視図。
【図6】更に別の実施例を示す一部切欠斜視図。
【図7】口中洗浄液を内蔵した実施例を示す一部切欠斜
視図。
【符号の説明】
1 清掃体 2 合成樹脂繊維フィラメント 3 端面部 4 耐水性紙片 5 封緘個装紙 6 カプセル 7 合成樹脂製極細糸 8 不織布 9 ブラシ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸水性軟質素材を,端部を平坦面に形成
    して棒状に成形し,その周側を耐水性紙片で被覆して清
    掃体を構成し,口中洗浄液を含浸若しくは内蔵させたこ
    とを特徴とする携帯用歯の清掃具。
  2. 【請求項2】 請求項1の清掃体が,合成樹脂繊維フィ
    ラメントを棒条に編組し,その周側を耐水性紙片によっ
    て被覆構成した清掃体である請求項1記載の携帯用歯の
    清掃具。
  3. 【請求項3】 請求項1の清掃体が,合成樹脂製の極細
    糸の多数本を棒条に結束し,その周側を耐水性紙片によ
    って被覆構成した清掃体である請求項1記載の携帯用歯
    の清掃具。
  4. 【請求項4】 請求項1の清掃体が,不織布を棒条に捲
    回し,その周側を耐水性紙片によって被覆構成した清掃
    体である請求項1記載の携帯用歯の清掃具。
  5. 【請求項5】 清掃体の両端部を,平坦面に形成した請
    求項1記載の携帯用項1記載の携帯用歯の清掃具。
  6. 【請求項6】 請求項1の清掃体の左半分と右半分を,
    異なる素材によって成形した請求項1記載の携帯用歯の
    清掃具。
  7. 【請求項7】 清掃体の一端部に,ブラシを附設した請
    求項1記載の携帯用歯の清掃具。
  8. 【請求項8】 口中洗浄液を含浸させた清掃体を,防水
    性個装紙で包覆した請求項1記載の携帯用歯の清掃具。
  9. 【請求項9】 口中洗浄液を,カプセルに収容して清掃
    体内に内蔵した請求項1記載の携帯用歯の清掃具。
  10. 【請求項10】 請求項1の清掃体の断面形状が,角型
    或はハート型である請求項1記載の携帯用歯の清掃具。
JP22546694A 1994-08-17 1994-08-17 携帯用歯の清掃具 Withdrawn JPH0856966A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1112146A (ja) * 1997-06-23 1999-01-19 Lion Corp 口腔用擦掃清拭材
KR100560017B1 (ko) * 2002-11-09 2006-03-15 유경진 일회용 구강 세정기 및 그의 제조방법
JP2011188997A (ja) * 2010-03-15 2011-09-29 Yuichiro Niizaki 紙製ロールブラシ作製方法および紙製ロールブラシ

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Effective date: 20011106