JP3034109U - とりはずし式共用鍋ぶた - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目 的】 この考案は、大きさの異なる鍋ぶたを、
取外しができる構造にし、尚且その組み合せによって、
大きさの異なる鍋に蓋ができ、又鍋以外の調理器にも蓋
ができる、とりはずし式共用鍋ぶたに関するものであ
る。 【構 成】 鍋ぶた１、鍋ぶた２、及び鍋ぶた３を取
外しができる構造にして、各鍋ぶたの内側には止金４
と、鍋ぶた１を除いた各鍋ぶたに切込み５を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、大きさが異なる鍋ぶたを一体化し、尚且取外しができるとりはず し式共用鍋ぶたに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、鍋と鍋ぶたはセットになっており、鍋ぶただけが故障したり、ツマミが 破損、紛失した場合に不便である。

【０００３】

【考案が解決しよとする問題点】

本考案は、その不便な点を解決すると共に、鍋ぶた自体の利用範囲を広げるも のである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

解決手段を図面を使用して説明すれば （イ）取外しを可能にした、鍋ぶた１、鍋ぶた２、及び鍋ぶた３を重ね、 （ロ）鍋ぶたの内側に設けた止金４を、 （ハ）鍋ぶたに設けた、切込５から挿入してから鍋ぶたを回転させ、止金４と 切込５の位置をズラして固定させる。 （ニ）又、各鍋ぶたは市販されている鍋の大きさに対応している。

【０００５】

【作 用】

本考案は、以上のような構造であるから、これを使用するときは、鍋本体の大 きさを確認した上、それに相当する大きさを、鍋ぶた１、鍋ぶた２、及び鍋ぶた ３で組合せ、それぞれの止金４を切込５に挿入後、鍋ぶたを回転すれば、鍋ぶた は固定され、鍋ぶたのツマミを持ち上げ、鍋本体に蓋ができる。

【０００６】

【実施例】 本考案は、鍋ぶた１だけで使用することもでき、その場合は、鍋ぶた１に相当 する大きさの鍋に蓋をすればよい。又、鍋ぶた１及び鍋ぶた２を重ねて使用する 場合は、鍋ぶた２に設けた、切込５に鍋ぶた１の止金４を挿入し、鍋ぶたを回転 させ固定する。更に、市販されている鍋の大きさに合わせて鍋ぶたを組み合わせ れば、どんな大きさの鍋でも蓋をすることができる。

【０００７】

【考案の効果】

以上の如く、本考案の鍋ぶたを使用して、尚且、市販されている最大級の鍋の 大きさに組み合せておけば、どんな大きさの鍋にも対応できる。又、フライパン 、その他の蓋にも使用できる便利な鍋ぶたである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の断面図

【図２】本考案の平面図

【図３】本考案の内側斜視図

【図４】本考案の分解した内側斜視図

【図５】本考案の他の実施例を示す断面図

【符号の説明】

１は鍋ぶた１ ２は鍋ぶた２ ３は鍋ぶた３ ４は止金 ５は切込

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】（イ）鍋ぶた１と鍋ぶた２、及び鍋ぶた３
   を重ね、取外しを可能にした鍋ぶた。 （ロ）鍋ぶたの内側に止金４を設け、各鍋ぶたが安意に
   着脱をしない構造である。 （ハ）鍋ぶた２と鍋ぶた３は切込み５を設け、鍋ぶたに
   設けた止金４を装着後、鍋ぶたを回転させ、固定させる
   構造。 （ニ）鍋ぶた１と鍋ぶた２、及び鍋ぶた３の大きさは、
   市販されている鍋の大きさに対応した構造。 以上の如く構成された、とりはずし式共用鍋ぶた。
2. 【請求項２】鍋ぶた１と鍋ぶた２から成る請求項１のと
   りはずし式鍋ぶた。
3. 【請求項３】市販されている鍋の大きさに対応した、４
   種類以上の鍋ぶたを重ねた構造の請求項１のとりはずし
   式共用鍋ぶた。