JP3034029U - 閉暗所作業用バックアップ電源付き照明灯 - Google Patents

閉暗所作業用バックアップ電源付き照明灯

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JP3034029U
JP3034029U JP820096U JP820096U JP3034029U JP 3034029 U JP3034029 U JP 3034029U JP 820096 U JP820096 U JP 820096U JP 820096 U JP820096 U JP 820096U JP 3034029 U JP3034029 U JP 3034029U
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開 根津
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東電工業株式会社
嵯峨電機工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 閉暗所内で十分な明るさを確保し、電源遮断
時でも電源バックアップによって最低限の明るさを確保
し、しかも作業場所への引き込み設置、撤去も簡単容易
で、外部からの衝撃、振動に対しても十分に保護する。 【解決手段】 閉暗所B内で構築した仮設足場Sに関連
して複数の照明灯と共に適宜間隔、位置に適数のバック
アップ電源付き照明灯20を配装する。照明灯20は内
蔵した蛍光管の如き照明源23を透明な筒状のランプハ
ウジング21によって覆ってあり、電源電圧は直流25
V以下とする。バックアップ電源付き照明灯20のバッ
クアップ電源機構30は、電源から接続端子装置25を
経て供給される電力によって照明源23を点灯させると
共に充電器31を介してバッテリー32に充電させ、基
板33回路によって電源遮断時には切り替えてバッテリ
ー32から照明源23に電力を供給するものとしてあ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は例えば火力発電所における定期点検に際し、ボイラー内その他の閉 暗所で各種の点検作業を行なうときの照明設備として使用され、電源が遮断され ることで消灯されても最低限の明るさが確保され、作業員が各種の緊急処置を行 なえるようにした閉暗所作業用バックアップ電源付き照明灯に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から火力発電所では高熱等に起因する水管の消耗の有無、各種機器の点検 を定期的に実施しており、特にボイラー内等の通常は外部から全く閉ざされてい る閉暗所でもその内部に照明設備を引き込み設置すると共に足場を構築した後、 水管夫々を点検し、消耗部分の補修、交換その他を実施しているものである。
【0003】 しかしてボイラー内は通常はガス炎の高温に晒されるため外部とは完全に遮断 されており、内部の燃焼状況等を点検、確認するための僅かに小さい点検窓が設 けられているにすぎないから、内部は閉塞された暗黒の暗所となっているもので ある。したがってかかる閉暗所で各種の点検作業を行なうには先ず点検窓等から 照明設備を投入配置して内部の各所を明るくしておき、開放させた点検口から各 種資材を搬入して足場を構築した後に各部位を点検することとなっている。
【0004】 そのための従来の照明設備は、幹線となる主ケーブルから分岐させた照明分岐 ケーブル夫々に作業灯としていわゆるスズラン灯と称される多数の白熱照明電球 を配置した樹状構成のものとされ、これを点検窓から投入されたロープ等の引込 索によって引上げて照明の必要部位の各所に適当に配分して固定保持させている のである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところが従来のこのようなスズラン灯方式の照明設備であると、その電源とし て交流100Vを使用しているためにボイラー内の構成資材自体が導電性材料で あることとも相俟ち漏電事故、感電事故等を惹起する虞れがあった。また照明電 球は適当に籠型のガード部材によって保護されてはいても、狭隘な場所に設置さ れていることで搬入される各種資材が誤って当ったり、作業者がぶつかったり等 の外部からの衝撃、水滴その他によって破損、破壊されることもあった。しかも いずれにしてもスズラン灯の照明電球では十分な明るさを確保することができず 、点検部位を十分に照明できないものであり、所定の明るさを確保するために照 明電球数を増加するとすれば、必要とする電力を確保するためにケーブル径が大 きくなり、重量的にも嵩張って作業員の肉体的な疲労を増大させるばかりである 。また何等かの原因で電源が遮断された場合にはボイラー内の作業場所が全くの 暗黒のものとなり、作業員は身動きができず、退避も不可能なものとなるから非 常に危険なものとなるのである。
【0006】 こうした点から多灯式の照明設備として従来提案されている特開平4−237 901号公報、特開平4−308602号公報、特開平4−312701号公報 、特開平7−45107号公報等による連用照明灯システムは多数の照明灯をチ ャンネル材に連続配置するにすぎないから、狭隘な場所への搬入、配置が困難で あるばかりでなく、電源遮断時の消灯後の安全性は全く考慮されていないもので ある。実開平4−126615号公報による照明灯ハンガーはマンホール内の作 業に際する照明を確保するにすぎず、多数の照明器具を設置し、管理する広大な 火力発電所用のボイラー内での照明設備としては不適当である。また実開平6− 50124号公報による仮設の足元照明セットは建築用のスラブ内に設けられる ために点検作業の終了後に撤去が要求されるボイラー内での照明設備とするには 困難なものである。実開平6−50149号公報による照明装置は白熱電球を照 明源とするために大量の電力を必要とし、また特別な設置手段の構成が必要であ るために簡易な作業での設置は困難なものである。
【0007】 いずれにしてもこのような従来の照明設備では、漏電、感電事故等が生じる虞 れがない低電圧によること、低電圧でも十分な明るさの照度が得られること、電 源遮断時の一斉の消灯がなく、ある程度の明るさが確保されていること、配線設 置に際する軽量なケーブルで十分であること等のボイラー内の閉暗所における照 明システムの必要条件を十分に満足させるものではないのである。特に上述した ボイラー内の閉暗所における照明設備としては、例えば社団法人日本電気協会に よる低圧電路地絡保護指針によれば許容接触電圧が25V以下と定められており 、また災害防止の観点から安全な作業を行なうに必要な照度として150ルクス 以上であることが要求されているにもかかわらず、従来提供されたものではこれ らを満足させるものではなかったのである。
【0008】 そこでこの考案は叙上のような従来存した諸事情に鑑み案出されたもので、例 えば24Vの低電圧電源を使用しながらも作業現場では十分な照度を保持でき、 電源遮断時で通常の照明灯が一斉に消灯されても電源バックアップが施されてい ることによって点灯を継続し、最低限の明るさは確保できるようにするものであ り、また重量的にも嵩張らずに作業場所への引き込み設置、撤去も極めて簡単容 易で作業者の負担にならず、外部からの衝撃、振動に対しても十分に保護されて いて容易には破損せず、取扱いも簡便である閉暗所作業用バックアップ電源付き 照明灯を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するため、この考案にあっては、閉暗所B内で構築された 仮設足場Sに関連して配装される複数の照明灯10と共に適宜間隔、位置に配装 され、電源から接続端子装置25を経て供給される電力によって照明源23を点 灯させると共に充電器31を介してバッテリー32に充電させ、基板33回路に よって電源遮断時には切り替えてバッテリー32から照明源23に電力を供給す るバックアップ電源機構30を付設したものである。 また内蔵した照明源23を透明な筒状のランプハウジング21によって覆って あり、更に電源電圧は直流25V以下としてあるものである。
【0010】 以上のように構成されたこの考案に係る閉暗所作業用バックアップ電源付き照 明灯にあって、電源の投入によって点灯し、閉暗所B内における作業場所全体を 照明灯10と共に照明し、作業員による各種の作業例えば閉暗所B内の各種設備 、機器に対する点検作業、その補修、交換等を行なわせる。 また電源投入時ではバックアップ電源機構30におけるバッテリー32が充電 状態にあり、電源遮断時ではバッテリー32から照明源23を点灯させる所定の 電源を供給し、照明灯10が一斉に消灯されても周囲の明るさを確保させ、作業 員の各種の緊急処置等を容易に行なわせる。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下、図面を参照してこの考案の実施の形態を説明するに、図4において示さ れる符号1は既設の例えば動力用の電源である交流200Vの作業用電源であり 、この作業用電源1からの電力はトランス2によって直流25V以下、例えば2 4Vに変換されるものとしてある。このトランス2には閉暗所B内、例えば火力 発電所における周囲に多数の水管が立設配装されているボイラー内等に引き込ま れて配線されるよう接続された適数の供給線3を介して幹線用の複数の母線4が 分岐接続されており、閉暗所B内における照明用配線路の主幹線路を形成してい る。またこれらの供給線3、母線4夫々はプラグ、コンセント等の接続端子装置 5によって着脱式に接続され、コードリール装置6によって配線距離が伸縮自在 に調整されるようにしてある。
【0012】 なお閉暗所B内には点検作業等のための仮設足場Sが構築されているのであり 、この仮設足場Sは所定径の鋼管である足場パイプ、所定長さ、幅員の足場板等 を適宜に組み合わせることで構成されることは従来と変わらず、これらの足場用 各種資材は、閉暗所Bの底部に開閉自在に設けられている点検用マンホール7か ら搬入されるものとなっている。また閉暗所B用の照明システムにおける照明設 備の設置に際し、図示を省略した点検窓等から従来と同様に複数の照明電球を一 旦は仮に挿入配備して仮設足場Sを構築したり、供給線3、母線4等を配線した り、またそれらの資材を搬入したりすることもある。
【0013】 しかして供給線3、母線4等を介して供給された電力によって閉暗所B内を照 明する通常の照明灯10、この考案に係るバックアップ電源付き照明灯20、投 光器40等が仮設足場Sの足場パイプ等に着脱自在に取り付けられる。
【0014】 バックアップ電源付き照明灯20は図1乃至図3に示すように、ほぼ円筒状の 透明なランプハウジング21と、このランプハウジング21内にソケット22を 介して固定保持される照明源23である例えば蛍光管と、母線4等に接続端子装 置25を介して接続されるインバータ基板24と、照明源23を点灯あるいは消 灯させるスイッチ26と、接続端子装置25を経て供給される電力を充電器31 を介してバッテリー32に充電させると共に基板33回路によって電源遮断時に は切り替えてバッテリー32から照明源23に電力を供給するバックアップ電源 機構30とを備えているものである。
【0015】 すなわちこのバックアップ電源機構30において、接続端子装置25を経て直 流24Vの電力が供給されると第1のリレーR1がONとなり、インバーター基 板24に電源が投入され、スイッチ26がON状態であると照明源23が点灯さ れると共に充電器31に電源が投入されてバッテリー32を急速充電するように なっている。なおバッテリー32は直流24Vの電源の投入によっては急速充電 ができないために12V用のものとして充電時間を短くし、基板33におけるD C/DCコンバーターによって直流24Vを直流12Vに変換して使用するもの としてあり、これによって例えば作業開始時にバックアップ電源機構30におけ る電源を先ず投入しておく待機時間を短くできる利点がある。
【0016】 また電源が遮断されたときのように直流24VがOFFされると第1のリレー R1がOFFとなり、直流12Vがバッテリー32から基板33のDC/DCコ ンバーターに供給され、直流12Vを直流24Vに変換してインバーター基板2 4に電源を供給し照明源23を点灯させるものとし、その容量は例えば照明源2 3を30〜60分程度の間は点灯できるものとしておくのである。このときDC /DCコンバーターにはバッテリー32の残量をモニターする機能を付しておき 、バッテリー32容量が少なくなると第2のリレーR2をOFFにし自動的に照 明源23を消灯するようにしてある。
【0017】 また通常の照明灯10はこの考案に係るバックアップ電源付き照明灯20にお けるバックアップ電源機構30を除去したものであり、ほぼ円筒状の透明なラン プハウジングと、このランプハウジング内にソケットを介して固定保持される蛍 光管の如き照明源と、母線4等に接続端子装置15を介して接続されるインバー タ基板と、照明源を点灯あるいは消灯させるスイッチとを備えている。
【0018】 なおいずれの照明灯10,20にあっても、蛍光管である照明源23に代えて 白熱電球、水銀ランプその他の適宜な照明源のものとすることも可能であり、蛍 光管に限定されるものではない。
【0019】 こうした照明灯10、この考案に係るバックアップ電源付き照明灯20等を各 種の足場用資材(S)に取り付けるための取付金具35は図1に示すように、照 明灯10,20等におけるランプハウジング21を把持する断面でほぼC字形の 照明灯把持部36と、足場用資材(S)例えば足場パイプを把持する断面でほぼ C字形の足場用資材把持部37とをそれらの開口部が異なる方向に向けられた状 態で回転自在に接合すると共に、少なくともいずれか一方の把持部36,37に 電線挿通凹部38を形成したものである。
【0020】 図示にあって把持部36,37夫々は断面でほぼΩ字形を呈すると共に円弧状 部にほぼコ字形を呈する電線挿通凹部38を配して成るほぼ同形状のものとして あって、電線挿通凹部38の奥底部分の背面夫々を当接して例えばリベット止め することで照明灯把持部36,37夫々が任意な方向に回転されるようにしてあ る。照明灯把持部36における内径は照明灯10,20におけるランプハウジン グ21夫々の外径に、足場用資材把持部37における内径は足場パイプの外径に 夫々対応している。また把持部36,37夫々の開口端に形成の反り返り部分に よって挟着把持作業の容易性と抜脱防止とを図っていると共に必要があれば反り 返り部分相互をバンド等によって適当に連繋することで確実な抜脱阻止構造のも のとすることも可能である。
【0021】 電線挿通凹部38は足場用資材把持部37によって足場用資材(S)を把持し 、また照明灯把持部36によって照明灯10,20等を把持するときに足場用資 材(S)等に沿って配線される母線4、照明灯10,20等における接続端子装 置15,25付きの分岐線等を足場用資材(S)、照明灯10,20等に沿って 保持するもので、保持する配線容量に対応する挿通空間を形成している。
【0022】 なお図中符号40はこれらの照明灯10,20とは別に例えば作業部位をポイ ント的に照射するよう設置配装される投光器であり、この投光器40は例えば仮 設足場Sの足場パイプ、足場板等の足場用資材にネジ止め挟着されるもので、水 平面で任意の方向に回転されると共に上下方向に揺動自在にした左右で対と成る ハロゲン電球の反射型照明灯を備えたものである。
【0023】 次に設置、使用の一例を説明すると図4に示すように、例えば火力発電所にお ける定期点検時でのボイラー内等の閉暗所Bでは点検用マンホール7を経て閉暗 所B内に仮設足場S用の足場用各種資材を搬入する一方、点検すべき部位を照明 するように作業用電源1からトランス2を経て端子接続装置5によって、供給線 3、母線4等、コードリール装置6等を介して分岐配線し、接続端子装置15, 25によって照明灯10、この考案に係るバックアップ電源付き照明灯20更に は投光器40を各所に接続配置するのである。このとき作業部位の周囲状況、各 種機器材の配置状況その他によって照明灯10,20等を直列的にあるいは並列 的に配装すると共に一群にして配装される複数の照明灯10の適宜間隔、位置毎 にバックアップ電源付き照明灯20を散在状に配設するのである。また投光器4 0にあっては作業部位を直接に照射するように反射型照明灯の方向、角度等を適 当に調整しておくのである。
【0024】 そして例えば作業者が誤って接続端子装置5を抜去すること等で電源を遮断す ることがあると、この考案に係るバックアップ電源付き照明灯20におけるバッ クアップ電源機構30が作動し、照明灯10が一斉に消灯していても照明源23 をバッテリー32によって点灯状態に維持させ、最低限の照度、明るさが閉暗所 B内に確保されるようにする。
【0025】
【考案の効果】
この考案は以上のように構成されているため、例えば24Vの低電圧電源を使 用しながらも作業現場では十分な照度を保持でき、閉暗所B例えば火力発電所に おけるボイラー内等における作業場所全体を照明し、作業員による各種の作業例 えば各種設備、機器に対する点検作業、その補修、交換等を安全に行なわせるこ とができる。しかも電源遮断等の不測の事態が生じてもバックアップ電源機構3 0の作動によって切り替わる電源からの電力で点灯される照明源23によって最 低限の明るさは確保でき、これに起因する各種の緊急処置等を容易に行なわせる こともできる。そればかりでなく供給線3、母線4を介しての各照明灯10,2 0の配線、設置も面倒でなく、重量的にも嵩張らずに作業場所への引き込み設置 、撤去も極めて簡単容易で作業者の負担にならないのであり、また照明源23は ランプハウジング21で覆われていることで外部からの衝撃、振動に対しても十 分に保護されていて容易には破損せず、取扱いも簡便なものである。
【0026】 すなわちこれはこの考案において、閉暗所B内で構築された仮設足場Sに関連 して配装される通常の照明灯10とは別に適宜間隔、位置にバックアップ電源機 構30を内蔵したバックアップ電源付き照明灯20を配装したからであり、これ によって外部からの自然光が期待できない閉暗所B内で突然の電源遮断事態が生 じて照明灯10が一斉に消灯されたとしても、作業員にとっては最低限の明るさ が確保されたものとなり、閉暗所Bからの退避、遮断箇所に関連する各種機器の 再点検等を行なうことができるのである。
【0027】 またバックアップ電源機構30は、電源から接続端子装置25を経て供給され る電力によって照明源23を点灯させると共に充電器31を介してバッテリー3 2に充電させ、基板33回路によって電源遮断時には切り替えてバッテリー32 から照明源23に電力を供給するものとしてあるから、電源遮断時には直ちにバ ッテリー32からの電力によって蛍光管23を点灯させるのであり、電源の遮断 と同時に通常の照明灯10が一斉に消灯してもいささかの心配もなく閉暗所B内 での十分な明るさを確保でき、作業員による各種の緊急処置等を容易に行なうこ とができるのである。
【0028】 電源の投入によって照明灯10と共に各種作業に必要な明るさを確保しており 、しかも電源電圧は直流25V以下としてあることで、何等かの理由で作業現場 で電撃が生じても作業員を感電事故その他から十分に保護でき、安全なものであ る。しかも照明源23は透明な筒状のランプハウジング21によって覆われてい るから、作業現場で各種資材等が当たること等による衝撃、振動その他によって も容易には破損、破壊されることはないのである。
【0029】 またこの考案バックアップ電源付き照明灯は火力発電所における定期点検時の ボイラー内の照明設備として使用することに限定されず、各種の閉暗所Bにおい て使用できるのは勿論であり、特に構成資材自体が導電性材料であることによっ て漏電事故、感電事故等が惹起されやすい場所での使用に好適なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施の一形態における取付金具を介
して支持する場合の分解斜視図である。
【図2】同じく一部省略断面図である。
【図3】同じくバックアップ電源機構の回路図である。
【図4】同じく閉暗所内における照明システムとして使
用する場合の概略説明の斜視図である。
【符号の説明】
B…閉暗所 S…仮設足場 R1…第1のリレー R2…第2のリ
レー 1…作業用電源 2…トランス 3…供給線 4…母線 5…接続端子装置 6…コードリー
ル装置 7…点検用マンホール 10…照明灯 15…接続端子
装置 20…バックアップ電源付き照明灯 21…ランプハ
ウジング 22…ソケット 23…照明源 24…インバータ基板 25…接続端子
装置 26…スイッチ 30…バックアップ電源機構 31…充電器 32…バッテリー 33…基板 35…取付金具 36…照明灯把
持部 37…足場用資材把持部 38…電線挿通
凹部 40…投光器

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 閉暗所内で構築された仮設足場に関連し
    て配装される複数の照明灯と共に適宜間隔、位置に配装
    され、電源から接続端子装置を経て供給される電力によ
    って照明源を点灯させると共に充電器を介してバッテリ
    ーに充電させ、基板回路によって電源遮断時には切り替
    えてバッテリーから照明源に電力を供給するバックアッ
    プ電源機構を付設したことを特徴とする閉暗所作業用バ
    ックアップ電源付き照明灯。
  2. 【請求項2】 内蔵した照明源を透明な筒状のランプハ
    ウジングによって覆ってある請求項1記載の閉暗所作業
    用バックアップ電源付き照明灯。
  3. 【請求項3】 電源電圧は直流25V以下としてある請
    求項1または2記載の閉暗所作業用バックアップ電源付
    き照明灯。
  4. 【請求項4】 閉暗所内で構築された仮設足場に関連し
    て配装される複数の照明灯と共に適宜間隔、位置に配装
    され、直流25V以下としてある電源から接続端子装置
    を経て供給される電力によって照明源を点灯させると共
    に充電器を介してバッテリーに充電させ、基板回路によ
    って電源遮断時には切り替えてバッテリーから透明な筒
    状のランプハウジングによって覆ってある照明源に電力
    を供給するバックアップ電源機構を付設したことを特徴
    とする閉暗所作業用バックアップ電源付き照明灯。
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