JP3033727U - 自家発電装置と換気装置を備えた、緊急時避難用 地下埋設型簡易カプセル。 - Google Patents

自家発電装置と換気装置を備えた、緊急時避難用 地下埋設型簡易カプセル。

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JP3033727U
JP3033727U JP1995003934U JP393495U JP3033727U JP 3033727 U JP3033727 U JP 3033727U JP 1995003934 U JP1995003934 U JP 1995003934U JP 393495 U JP393495 U JP 393495U JP 3033727 U JP3033727 U JP 3033727U
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Japan
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capsule
living
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power generator
hatch
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Application number
JP1995003934U
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Inventor
好夫 佐藤
Original Assignee
京阪工事株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目 的】 大災害に際して、緊急避難用のための地
下埋設型の簡易カプセルであり、少なくとも数日間は安
全に居住、滞在できる必要な構造と装置を備えている。 【構 成】 出入口用人孔、及び居住区には大径鋼管
を組み合わせて溶接し、補強リブなども備え、出入口に
は鉄鋼製ハッチも設けられている。少くとも数日間の居
住を必要とするために自家発電装置と換気装置を備えて
いる。又、換気装置には、排気管と逆止弁と換気ファン
を有している。カプセル内には滞在、居住のための必要
品を格納できるスペースを確保できる空間を備えてい
る。特に、万一のために酸素ボンベを搬入しておく。必
要品には、食料品、飲料水、バッテリー、ラジオ、薬
品、懐中電灯、乾電池、寝具、簡易トイレ、プロパンガ
ス、電熱器を含む。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】 [産業上の利用分野] 本考案は、自家発電と換気装置を備えた地下埋設型簡易カプセルであ り、緊急時カプセル内に避難し、少なくとも数日間の使用に耐える装置 、又は構造設備である。
【0002】 [従来の技術] 従来、本考案と同様の緊急時の避難設備、乃至施設として、例えばス イスなどには核戦争などに備えた防衛設備がある。所謂シェルター(避 難所)であるが、基本的に本考案と異なる点は、戦争を全く予想しない もので、専ら直下型大震災、台風、大火災などの自然災害がいつ発生し ても緊急避難等の対処が可能な各種機能を備えたカプセル型装置を提供 するものである。
【0003】 [考案が解決しょうとする課題] 従来、大震災などの危険については種々議論されることは常にあった が、それは避難場所の指定であるとか、屋根瓦などの落下の危険である とかの指摘ではあっても、例えば直下型地震の都市災害を具体的に予想 し、対処を的確に指摘するものではなかった。まして本考案の如き具体 的な提案は全くみられることはなかった。阪神大震災を体験し5000 人を越す死者が出た後でも、本考案の如き発想が見られない状況である 。本考案は、いかなる災害が発生した場合でも、緊急に避難し少なくと も数日間は安全に滞在でき、全く不安感を抱くことのない装置を比較的 ポピュラーに提供するものである。
【0004】 本考案は、いかなる災害、緊急時にも絶対的な安全を確保しうる装置 乃至は構築物を提供する目的を有する。
【0005】 [問題を解決するための手段] 以下の各項目に詳説する。 (1)出入口用人孔にφ600〜800×2m〜4mの人孔鉄蓋つきの鋼管 を、居住区にはφ2000〜φ2500×3m〜4mの鋼管(いずれ も補強リブつき)を溶接して製作したカプセルに、自家発電装置と換 気装置を備えて地下に埋設して使用する緊急時避難用カプセルで、数 時間〜数日間滞在できるためのものである。 (2)緊急時には、携帯用酸素をもって出入口用人孔から備付けの梯子をつ たっており、カプセル内に避難する。カプセル内には酸欠にならない ように、地震の揺れなど緊急時に自動的に自家発電装置と換気装置が 働き、照明がとれ換気ができる。又、カプセル内には予め酸素ボンベ を搬入しておき、万一にそなえる。併せて観葉植物を入れておくとよ い。出入口用人孔にはハッチを設け、避難後ハッチを閉め火災等に対 処するとともに、出入口用人孔、換気口を外からの衝撃から護るため 、その周囲を鋼製のもので防護する。尚、排気管には逆止弁を設ける 。平日は、定期的にカプセル内の酸欠状態や装置の作動状況をテスト しておく。 (3)カプセル内には、予め食料品、飲料水、バッテリー、ラジオ、薬品、 懐中電灯、乾電池、寝具、簡易トイレ、プロパンガス、電熱器などを 搬入しておく。
【0006】 [作 用] 前項の内容からも容易に理解できるように、災害からの安全を確保し た上に生活維持のためのライフラインを完壁に確保できる装置乃至機能 を現出するものである。
【0007】 [実 施 例] 実施例について図面を参照して説明する。 図1において出入口用人孔から備え付けの梯子をつたって降り、カプ セル内に避難しハッチを内部から閉める。酸欠防止のため、自動的に自 家発電装置と換気装置が稼働し、照明が得られ換気ができる。又、カプ セル内には酸素ボンベを予め搬入しておき、万一の酸欠にそなえる。排 気管には逆止弁を設ける。出入口用人孔にはハッチが設けられ火災など に対処するとともに、出入口用人孔、換気口を外からの衝撃からまもる ため、出入口付近の周辺には鋼製防護板を設置する。当然、定期的にカ プセル内の酸欠状況や装置の作動状況などをテストしておくことはいう までもない。さらにカプセル内には数日間の避難生活を可能にするため に食料品、飲料水、バッテリー、ラジオ、薬品、懐中電灯、乾電池、寝 具、簡易トイレ、プロパンガス、電熱器などを搬入しておく。又、カプ セル本体は鋼管を必要寸法に切断した後溶接し、人孔用、及び居住区用 の鋼管には補強リブを取り付け、居住区のスペースにあわせて自家発電 装置及び換気装置の能力を選定する。
【0008】 [考案の効果] 本考案は、以上説明したように構成されているので、以下に記載する ような効果を奏する。 大災害が発生するや、直ちに予め構築されたカプセル内に移動する。 自家発電装置が稼動し、換気装置が回り、照明が得られる。逆止弁によ り外部からの汚水侵入を防ぎ、安全且つ快適に数日間の滞在に利用する ことができる有用な装置乃至は構築物と称することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 カプセル装置の縦断面図である。
【図2】 カプセル装置の側断面図である。
【図3】 カプセル装置の平面図である。
【符号の説明】
1.ハッチ 2.防護壁 3.出入口用人孔 4.梯子 5.逆止弁 6.排気管 7.換気装置 8.発電装置 9.補強リブ 10.酸素ボンベ 11.鋼製外壁
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年9月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地下に埋設した、大径鋼管を切断、溶
    接して製作した出入口用人孔と居住区のある耐震、又は
    免震構造物に、自家発電装置と換気装置をセットとして
    なる緊急時避難用の簡易カプセルで、少なくとも数日間
    の居住を可能とした安全性を確保できる装置である。こ
    の装置は、構造として出入口たる人孔には内壁に沿って
    梯子を備え、居住区本体は強力なリブによって補強され
    ている。また、酸欠には十分配慮され、逆止弁を備えた
    排気管と排気用ファンを有している。人孔の出入口に
    は、内部からも開閉自在のハッチが設けられ、このハッ
    チを外部の衝撃などから防ぐための防護壁が周囲に設け
    られている。尚、カプセル内には、万一のリスク防止の
    ために酸素ボンベを設置し、少なくとも数日間の居住に
    必要とする以下の物品を搬入しておくか、又は随時持ち
    込み、又は補給を行うものとする。上記物品は、食料
    品、飲料水、バッテリー、ラジオ、薬品、懐中電灯、乾
    電池、寝具、簡易トイレ、プロパンガス、電熱器を含む
    ものとする。
JP1995003934U 1995-03-23 1995-03-23 自家発電装置と換気装置を備えた、緊急時避難用 地下埋設型簡易カプセル。 Expired - Lifetime JP3033727U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015113685A (ja) * 2013-12-13 2015-06-22 株式会社交通総合研究所 建造物ユニット

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