JP3033671U - 旗のまくれ上り及びねじれ防止具 - Google Patents

旗のまくれ上り及びねじれ防止具

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JP3033671U JP1996007829U JP782996U JP3033671U JP 3033671 U JP3033671 U JP 3033671U JP 1996007829 U JP1996007829 U JP 1996007829U JP 782996 U JP782996 U JP 782996U JP 3033671 U JP3033671 U JP 3033671U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1の課題は風により旗のまくれ上りやねじ
れを確実に防止して、旗の文字・数字・記号・模様が外
部から見やすくなる旗の形を維持し、宣伝効果や伝達効
果を大幅に向上させる旗のまくれ上り及びねじれ防止具
を提供する。第2の課題は、ドライバー等の工具を使う
ことなく迅速且つ簡単に取付け取外し作業が行えるもの
とする。第3の課題は旗掲げスタンドの旗竿の径に関係
なく容易に取付けることが出来ることとする。 【解決手段】 旗上げスタンド13の旗竿14を挿入す
る挿入孔を中央に設けた筒体2の外周に鍔状のストッパ
ー3を設け、筒体2の上部の外周面をテーパー面とし、
テーパー面にネジ溝4を設け且つテーパー面に上端で開
放される縦長なスリット5を複数設け、筒体2のネジ溝
4にリングナット7を螺合した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、文字・数字・記号・模様を表示した旗の上辺と右辺又は左辺を取付 ける旗掲げスタンドの旗竿に取付ける器具であって、広告・案内等の表示を行う 旗が風でまくれ上がったり、ねじれたりすることを防ぐことが出来る旗のまくれ 上り及びねじれ防止具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、文字・数字・記号・模様を表示する長方形状の旗を掲げる場合、旗の上 辺と右辺又は左辺を旗掲げスタンドに取付けて旗を掲げている。 この旗掲げスタンドは、垂直な旗竿の上端に旋回自在な回動コマを設け、この 回動コマに水平バーを設け、旗竿の下端に脚を設けた構造である。 又旗は上辺に水平バーを通す挿入袋を設け、左辺又は右辺には旗竿を通す挿入 袋を設けた構造である。この旗の挿入袋を旗掲げスタンドの旗竿と水平バーに通 して旗を張り、掲げている。 旗は、旗掲げスタンドの水平バーによって広がった状態で吊下げられていて、 又旗竿は旗の挿入袋に挿入しただけとしているので旗が風で回転すれば水平バー も旋回していくことで、旗のねじれが防止されているが、強い風が吹いて旗が強 くなびくと、旗が水平バー側へ上昇してまくれ上り、旗の表示が見づらくなると いう問題点がある。 又、旗を旗竿に固定すれば、旗のねじれが生じるという問題点がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案が解決しようとする第1の課題は従来のこれからの問題点を解消し、風 により旗のまくれ上りやねじれを確実に防止して、旗の文字・数字・記号・模様 が外部から見やすくなる旗の形を維持し、宣伝効果や伝達効果を大幅に向上させ る旗のまくれ上り及びねじれ防止具を提供することにある。 第2の課題は、ドライバー等の工具を使うことなく迅速且つ簡単に取付け取外 し作業が行えるものとすることにある。 第3の課題は旗掲げスタンドの旗竿の径に関係なく容易に取付けることが出来 ることとすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決した本考案の構成は、 1) 長方形状の旗を広げて掲げる旗上げスタンドの垂直な旗竿を挿入する挿入 孔を中央に設けた筒体の外周に横へ広く張り出す鍔状のストッパーを設け、同ス トッパーの下面外周を滑らかな曲面とし、前記筒体を旗竿の所定位置で固定する 固定手段を設けたことを特徴とする旗のまくれ上り及びねじれ防止具 2) 固定手段として、筒体外周に挿入孔内へ進退する止めネジを複数設け、同 止めネジで旗竿の外周面を押圧して前記筒体を旗竿に固定する前記1)記載の旗 のまくれ上り及びねじれ防止具 3) 固定手段として、筒体の上部又は下部の外周面をテーパー面とし、同テー パー面にネジ溝を設け、同ネジ溝を設けるテーパー部分に筒体端面で開放される 縦長なスリットを複数設け、前記テーパー部分のネジ溝にリングナットを螺合し た構成とし、前記スリットで区画された部分を前記リングナットの螺合で内側へ 押圧して区画された部分を旗竿の外周面に圧着し、前記筒体を旗竿に固定する前 記1)記載の旗のまくれ上り及びねじれ防止具 4) 筒体を縦に2分割し、前記筒体の分割部分同士が接触する対向面の一方の 面に突部を設け、他方の面に前記突部とかみ合う凹部を設け、旗竿の外周に嵌合 させるリングナットの螺合で分割部分同士を合体させて旗竿に固定する前記3) 記載の旗のまくれ上り及びねじれ防止具 5) 外径が筒体の挿入孔の内径よりわずかに小さい筒状の径調整パイプを筒体 の挿入孔内に挿入し、同径調整パイプの外周に筒体の止めネジが通る孔を設けた 前記2)記載の旗のまくれ上り及びねじれ防止具 6) 長方形状の旗を広げて掲げる旗掲げスタンドの垂直な旗竿に上部と下部と にテーパ面を設けた弾力性のある弾力筒体を環装し、同弾力筒体の中部に内径が 前記弾力筒体の外径よりやや大きい回転パイプを環装し、同回転パイプに旗の一 部を係止する係止具を設け、前記弾力筒体の上部と下部との外表面にそれぞれ旗 竿の外周に嵌合される筒状のストッパー環体を環装して前記弾力筒体を圧縮して 旗竿に固定し、上下の前記ストッパー環体で前記回転パイプの上下方向への移動 を防止することを特徴とする旗のまくれ上り及びねじれ防止具 7) 係止具として、回転パイプの外周面に逆L字状の係止片を設けた前記6) 記載の旗のまくれ上り及びねじれ防止具 にある。
【0005】
【作用】
本考案は、垂直又はやや傾斜する旗竿の上端に回転コマを設け、この回転コマ に水平バーを設けた構造の旗掲げスタンドに、上辺と右辺又は左辺に旗竿又は水 平バーを通す挿入袋を設けた旗を、各挿入袋内に旗掲げスタンドの旗竿又は水平 バーを通して旗掲げスタンドに取付けた旗が風で上方へまくれ上ることを防ぐも のである。請求項1〜4記載の考案の取付位置は、旗竿を通す挿入袋の一番下の 挿入袋と下から2番目の挿入袋との間の旗竿に取付ける。 請求項1〜4記載の考案によれば、ストッパーが一番下の挿入袋の上昇を阻止 して、旗が風により上へまくれ上ることを防いでいる。又、本考案のストッパー と挿入袋とは何ら係止していないので、風で旗が回転した場合に挿入袋も旗竿の 回りを回転出来、旗のねじれはない。 ストッパーの下面外周は滑らかな曲面であるので、ストッパーが挿入袋を傷つ けることがない。又挿入袋との摩擦を少なく出来、旗の回転がスムーズになる。 請求項2記載の考案では、工具を必要とするが請求項3記載の考案ではリング ナットを筒体のネジ溝に螺着するだけで、スリットで区画された部分それぞれが 内側へ押圧されて筒体の挿入孔内に通した旗竿の外周面に圧着するので、何ら工 具や部品を必要とせず手作業で取付け、取外し作業が出来る。 請求項4記載の考案では、筒体が2つに分割しているので、筒体を旗竿に通す ことなく横から旗竿に取付け、取外しが行える。 請求項5記載の考案では、筒体の挿入孔内に径調整パイプを挿入するので、内 径が旗竿の外径程である径調整パイプを筒体の挿入孔内に挿入すれば、同一種類 の筒体を径の異なる旗竿に取付けることが出来る。
【0006】 請求項6記載の考案では、旗の一番下の挿入袋が位置する旗竿の位置に考案の 回転パイプが配置されるようにして、考案を旗竿に取付け、考案の回転パイプの 係止具に一番下の挿入袋又は旗の下部を係止する。 回転パイプは上下のストッパー環体によって上下への移動が阻止されているの で、旗が風により上へまくれ上ることがない。又回転パイプは回転自在であり、 風で旗が回転した場合に旗の下部も旗竿の回りをスムーズに回転出来、旗のねじ れはない。 上下のストッパー環体は、弾力筒体の外周面に押し込むようにして環装してい るので、圧迫された弾力筒体の復元力でストッパー環体は固定されている。この ため、何ら工具を必要とせず手作業でストッパー環体の取付け、取外しが行える 。又本考案の取付けにより、旗竿を傷つけることがない。
【0007】
【考案の実施の形態】
ストッパーは一般的に筒体と一体成型されることが多い。横へ張り出すストッ パーの長さは30mm〜40mm程が実用的で望ましい。筒体の素材としては一 般的に硬化プラスチックが用いられる。 径調整パイプは、内径の異なる複数種類の径調整パイプを用意しておくことが 望ましい、この径調整パイプの素材としては一般的に硬化プラスチックが用いら れる。 請求項6記載の考案の弾力筒体の素材は一般的に塩化ビニル等が用いられる。
【0008】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1〜6に示す実施例1は、リングナットの螺着により旗掲げスタンドの旗竿 に取付ける例である。 図7,8に示す実施例2は、筒体が2つに分割されていて、旗掲げスタンドの 旗竿に横から取付けていく例である。 図9,10に示す実施例3は、止めネジで旗掲げスタンドの旗竿に取付ける例 である。 図11,12に示す実施例4は、筒体の挿入孔に筒状の径調整パイプを介在し て径の異なる旗掲げスタンドの旗竿の取付けを可能とした例である。 図13〜15に示す実施例5は、ストッパー環体で上下への動きを回転パイプ の係止片に旗の挿入袋を係止する例である。
【0009】 図1は実施例1の使用状態を示す斜視図、図2は実施例1の使用状態を示す正 面図、図3は実施例1の使用状態を示す斜視図、図4は実施例1での分解斜視図 、図5は図3でのA−A断面図、図6は実施例1で旗掲げスタンドを固定する状 態を示す流れ図、図7は実施例2を示す分解斜視図、図8は実施例2での2つに 分割された一方の分割部分の分割面を示す正面図、図9は実施例3の使用状態を 示す斜視図、図10は図9でのB−B断面図、図11は実施例4の使用状態を示 す斜視図、図12は図11でのC−C断面図、図13は実施例5の使用状態を示 す斜視図、図14は実施例5の分解状態を示す正面図、図15は図13でのD− D断面図である。
【0010】 ;実施例1(図1〜6参照) 図1〜6中、1はまくれ上り及びねじれ防止具、2は外径35mm・高さ30 mm程で材質が硬化プラスチックである筒状の筒体、3は筒体2の外周面から横 へ約40mm張り出した外形が105mm程の鍔状のストッパー、3aは同スト ッパー3の下面外周に設ける滑らかな曲面、4は筒体2の上部の外周面に設けた ネジ溝、5は同ネジ溝4を設けた部分に所定間隔あけて縦長に設ける上端で解放 されたスリット、6は同スリット5で区画された区画部、7はネジ溝4に螺合す るリングナット、8はストッパー3に所定間隔あけて設けた軽量化のための貫通 孔、10は材質がビニール製の長方形状の旗、11は旗10の上辺及び左辺に設 ける布を2つ折りしてループ形状とした挿入袋、13は旗掲げスタンド、14は 外径が25mm程の旗掲げスタンド13の垂直な旗竿、15は同旗竿14の上端 に回動自在に設けた回転ゴマ、16は同回転ゴマ15に取付けた水平バー、17 は旗竿14を垂直に支持する脚プレート、18は同脚プレート17に設けた突部 、19は旗竿14の下端に取付けたやや変形可能な硬めの弾性板、20は車、2 1はタイヤ、22は地面である。
【0011】 図1〜6に示す実施例1のまくれ上り及びねじれ防止具1は、旗掲げスタンド 13の旗竿14に取り外し可能に取付けられ、その位置は、図1,2に示すよう に、旗10の左辺の一番下の挿入袋11のやや上の位置である。 取付け方は、リングナット7を外した状態の筒体2の挿入孔内に旗竿14を通 して、筒体2を旗竿14の外周に環装し、同じく旗竿14に環装させたリングナ ット7を筒体2の上部のネジ溝4に螺着する。スリット5で区画されたネジ溝4 を設けた箇所の区画部6は、リングナット7の螺合により、内側へ押圧されるの で、この押圧された区画部6が旗竿14の外周面を四方かせら押圧すると共に圧 着状態となり、筒体2は何ら工具を使うことなく手作業で所定位置に固定させる ことが出来る。 取り外す場合は、リングナット7を外すことで簡単に行える。
【0012】 まくれ上り及びねじれ防止具1のストッパー3は、旗10の挿入袋11が通過 出来ない程の大きさであり、まくれ上り及びねじれ防止具1の下方に位置する旗 10の挿入袋11はまくれ上り及びねじれ防止具1によって上への移動が阻止さ れている。 このため、風で旗10がなびいて、旗10が上へかたまったように集まるまく れ上りが防がれる。 又、まくれ上り及びねじれ防止具1と旗10の挿入袋11とは何ら係止してい ないので、風向きの変わりによって旗10が回転する場合に、旗竿14に通した 旗10の挿入袋11は旗竿14の外周をスムーズに回転出来る。又旗10の上辺 の挿入袋11に通した旗上げスタンド13の水平バー16は回転ゴマ15の回転 によって旗竿14を中心に回転出来るので、旗10のねじれは無い。 まくれ上り及びねじれ防止具1のストッパー3は、下面外周を滑らかな曲面3 aとしているので、旗10の挿入袋11を傷つけることを防ぎ、又挿入袋11は スムーズに回転出来る。
【0013】 旗掲げスタンド13は、旗掲げスタンド13の脚プレート17に車のタイヤ2 1を乗せて地面22に固定していく。脚プレート17に貫通させた旗竿14の下 端には、下端から上へ傾斜して放射状に延びる金属製の弾性板19を設けてして 、図6(a),(b)に示すようにタイヤ21を脚プレート17の上に乗せるこ とで弾性板19は押圧されて変形を変えることで脚プレート17の裏面に強く圧 着し、旗竿14が垂直に強く保持される。脚プレート17上には突部18を2箇 所設けていて、タイヤ21が脚プレート17上に載ったことを運転者に分かり易 くしている。
【0014】 ;実施例2(図7,8参照) 図7,8中、25は前記実施例1と同一構造の筒体を2分割した一方の分割部 分、26は他方の分割部分、27は分割部分25,26同士が対向する面に設け た突出部、28は分割部分25,26同士が対向する面に設けた突出部27がは め入れられる凹部である。 図7,8に示す実施例2では前記実施例1と同一構造の筒体2を2つに分割し た例である。 このため、筒体は、旗竿14の横から取付け、取外しが行え作業性に優れる。 又一方の分割部分25の分割面の突出部27を他の分割部分26の凹部28には め入れるようにして合体させるので上下へのズレがなく正しく一致させることが 出来る。 その他の符号・構成や作用・効果は前記実施例1と同じである。
【0015】 ;実施例3(図9,10参照) 図9,10中、30はまくれ上り及びねじれ防止具、31は外径35mm・高 さ30mm程で材質が硬化プラスチックである筒状の筒体、32は筒体31の外 周面から横へ約40mm張り出した外形が105mm程の鍔状のストッパー、3 3は同ストッパー32の下面外周に設ける滑らかな曲面、34は止めネジである 。 図9,10に示す実施例3のまくれ上り及びねじれ防止具30は、筒体31を 止めネジ34で旗竿14に取外し可能に固定する例である。 その他の符号・構成や作用・効果は前記実施例1と同じである。
【0016】 ;実施例4(図11,12参照) 図11,12中、35は外径が筒体31の挿入孔の内径よりわずかに小さい筒 状の径調整パイプである。 図11,12に示す実施例4は、前記実施例3でのまくれ上り及びねじれ防止 具30の筒体31の挿入孔内に内径が旗竿14の外径程の径調整パイプ35を挿 入し、止めネジ34を筒体31と径調整パイプ35とに貫通させて共に旗竿14 に取り外し可能に固定させる例である。 このように、旗竿14の外径に合った内径の径調整パイプ35を用いることで 、同一種類の筒体31を径の異なる旗竿14に固定させることが出来る。 その他の符号・構成や作用・効果は前記実施例1は同じである。
【0017】 ;実施例5(図13〜15参照) 図13〜15中、37はまくれ上り及びねじれ防止具、38は細長な筒状で上 部40と下部41との外周面をテーパー面とし且つ中部40をフラット面とした 塩化ビニルを素材とする弾力筒体、39は弾力筒体38のフラット面となる中部 、40は弾力筒体38のテーパー面となる上部、41は弾力筒体38のテーパー 面となる下部、42は内径が弾力筒体38の中部39の外径よりやや大きい筒状 の回転パイプ、43は同回転パイプ42の外周面に4つ所定間隔あけて設けた逆 L字状の係止片、44は弾力筒体38の上部40・下部41のテーパー面にはめ 入れられる筒状で且つ内面がテーパー面のストッパー環体である。
【0018】 図13〜15に示す実施例5は、2つのストッパー環体44と回転パイプ42 と弾力筒体38とを旗掲げスタンド13の旗竿14に環装する。弾力筒体38の 環装位置は前記実施例1のまくれ上り及びねじれ防止具1の取付け位置と同じ位 置とし、又回転パイプ42を弾力筒体38の中部39に配置した後、弾力筒体3 8の上部40と下部41とのテーパー面にそれぞれストッパー環体44をはめ込 む。ストッパー環体44は弾力筒体38を圧迫しながらはめ込まれるので、圧迫 により弾力筒体38の復元力でストッパー環体44は固定される。又、弾力筒体 38の上部40と下部41とに固定されたストッパー環体44によって回転パイ プ42の上下への移動が阻止されるが、回転パイプ42は弾力筒体38の外周面 を回転出来る。 このため、旗10の一番下の挿入袋11を回転パイプ42の係止片43に係止 することで旗10のまくれ上りが防止され、又旗10のねじれも防止出来る。 その他の符号・構成や作用・効果は前記実施例1と同じである。
【0019】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、風による旗のまくれ上りやねじれを確実に防止 し、風に影響されることなく旗の文字・数字・記号・模様等を広く且つ見易すく 表示させることが出来るようになり、伝達効果・宣伝効果の向上等旗の表示目的 を達成し易くなった。 請求項3,4,6,7記載の考案では、取付け及び取外し作業がドライバー等 の工具やネジ・テープ等を必要とせず簡単な手作業で行えるので、作業性に優れ るものとなる。 請求項4記載の考案は、旗掲げスタンドの旗竿に横から取付けることが出来、 作業性に優れるものとなる。 請求項項5記載の考案は、径調整パイプの選択で径の異なる旗竿へ取付けるこ とが出来るので、作業性の向上及びコストダウンが図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の使用状態を示す斜視図である。
【図2】実施例1の使用状態を示す正面図である。
【図3】実施例1の使用状態を示す斜視図である。
【図4】実施例1での分解斜視図である。
【図5】図3でのA−A断面図である。
【図6】実施例1で旗掲げスタンドを固定する状態を示
す流れ図である。
【図7】実施例2を示す分解斜視図である。
【図8】実施例2での2つに分割された一方の分割部分
の分割面を示す正面図である。
【図9】実施例3の使用状態を示す斜視図である。
【図10】図9でのB−B断面図である。
【図11】実施例4の使用状態を示す斜視図である。
【図12】図11でのC−C断面図である。
【図13】実施例5の使用状態を示す斜視図である。
【図14】実施例5の分解状態を示す正面図である。
【図15】図13でのD−D断面図である。
【符号の説明】
1 まくれ上り及びねじれ防止具 2 筒体 3 ストッパー 3a 滑らかな曲面 4 ネジ溝 5 スリット 6 区画部 7 リングナット 8 貫通孔 9 欠番 10 旗 11 挿入袋 12 欠番 13 旗掲げスタンド 14 旗竿 15 回転ゴマ 16 水平バー 17 脚プレート 18 突部 19 弾性板 20 車 21 タイヤ 22 地面 23 欠番 24 欠番 25 分割部分 26 分割部分 27 突出部 28 凹部 29 欠番 30 まくれ上り及びねじれ防止具 31 筒体 32 ストッパー 33 滑らかな曲面 34 止めネジ 35 径調整パイプ 36 欠番 37 まくれ上り及びねじれ防止具 38 弾力筒体 39 中部 40 上部 41 下部 42 回転パイプ 43 係止片 44 ストッパー環体

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長方形状の旗を広げて掲げる旗上げスタ
    ンドの垂直な旗竿を挿入する挿入孔を中央に設けた筒体
    の外周に横へ広く張り出す鍔状のストッパーを設け、同
    ストッパーの下面外周を滑らかな曲面とし、前記筒体を
    旗竿の所定位置で固定する固定手段を設けたことを特徴
    とする旗のまくれ上り及びねじれ防止具。
  2. 【請求項2】 固定手段として、筒体外周に挿入孔内へ
    進退する止めネジを複数設け、同止めネジで旗竿の外周
    面を押圧して前記筒体を旗竿に固定する請求項1記載の
    旗のまくれ上り及びねじれ防止具。
  3. 【請求項3】 固定手段として、筒体の上部又は下部の
    外周面をテーパー面とし、同テーパー面にネジ溝を設
    け、同ネジ溝を設けるテーパー部分に筒体端面で開放さ
    れる縦長なスリットを複数設け、前記テーパー部分のネ
    ジ溝にリングナットを螺合した構成とし、前記スリット
    で区画された部分を前記リングナットの螺合で内側へ押
    圧して区画された部分を旗竿の外周面に圧着し、前記筒
    体を旗竿に固定する請求項1記載の旗のまくれ上り及び
    ねじれ防止具。
  4. 【請求項4】 筒体を縦に2分割し、前記筒体の分割部
    分同士が接触する対向面の一方の面に突部を設け、他方
    の面に前記突部とかみ合う凹部を設け、旗竿の外周に嵌
    合させるリングナットの螺合で分割部分同士を合体させ
    て旗竿に固定する請求項3記載の旗のまくれ上り及びね
    じれ防止具。
  5. 【請求項5】 外径が筒体の挿入孔の内径よりわずかに
    小さい筒状の径調整パイプを筒体の挿入孔内に挿入し、
    同径調整パイプの外周に筒体の止めネジが通る孔を設け
    た請求項2記載の旗のまくれ上り及びねじれ防止具。
  6. 【請求項6】 長方形状の旗を広げて掲げる旗掲げスタ
    ンドの垂直な旗竿に上部と下部とにテーパ面を設けた弾
    力性のある弾力筒体を環装し、同弾力筒体の中部に内径
    が前記弾力筒体の外径よりやや大きい回転パイプを環装
    し、同回転パイプに旗の一部を係止する係止具を設け、
    前記弾力筒体の上部と下部との外表面にそれぞれ旗竿の
    外周に嵌合される筒状のストッパー環体を環装して前記
    弾力筒体を圧縮して旗竿に固定し、上下の前記ストッパ
    ー環体で前記回転パイプの上下方向への移動を防止する
    ことを特徴とする旗のまくれ上り及びねじれ防止具。
  7. 【請求項7】 係止具として、回転パイプの外周面に逆
    L字状の係止片を設けた請求項6記載の旗のまくれ上り
    及びねじれ防止具。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017156732A (ja) * 2016-02-29 2017-09-07 株式会社小池スチロール のぼり旗巻き上がり防止器具

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JP2017156732A (ja) * 2016-02-29 2017-09-07 株式会社小池スチロール のぼり旗巻き上がり防止器具

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