JP3033050U - グラス・ハーモニカの音高変換装置 - Google Patents
グラス・ハーモニカの音高変換装置Info
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- JP3033050U JP3033050U JP1996007649U JP764996U JP3033050U JP 3033050 U JP3033050 U JP 3033050U JP 1996007649 U JP1996007649 U JP 1996007649U JP 764996 U JP764996 U JP 764996U JP 3033050 U JP3033050 U JP 3033050U
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- JP
- Japan
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- pitch
- glass
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Abstract
(57)【要約】
【課題】水を入れたガラス・コップの周縁部を指頭で擦
奏する、通常グラス・ハーモニカと呼ばれる楽器は、単
体のガラス・コップが、一定音高で単音を発音し、各音
高を発するコップ群の集合によって一組の楽器を形成す
る。各コップの音の高低は、コップ内の水量によって決
定する。多数の音高を必要とするときは、注がれた水量
によって、あらかじめ音高を調律された、複数のガラス
・コップが必要である。課題は、単体のコップで、しか
も擦奏を継続しながら、音高を変換しうる構造と手段を
求めることにある。 【解決手段】 擦奏するガラス・コップと、他に水の入
った容器を準備し、この両者を連通管によって結合すれ
ば、水の容器の上下移動によって、擦奏するガラス・コ
ップの水量を増減させうるので、ガラス・コップの擦奏
によって起きる音高も、高低変化を起こし得る。
奏する、通常グラス・ハーモニカと呼ばれる楽器は、単
体のガラス・コップが、一定音高で単音を発音し、各音
高を発するコップ群の集合によって一組の楽器を形成す
る。各コップの音の高低は、コップ内の水量によって決
定する。多数の音高を必要とするときは、注がれた水量
によって、あらかじめ音高を調律された、複数のガラス
・コップが必要である。課題は、単体のコップで、しか
も擦奏を継続しながら、音高を変換しうる構造と手段を
求めることにある。 【解決手段】 擦奏するガラス・コップと、他に水の入
った容器を準備し、この両者を連通管によって結合すれ
ば、水の容器の上下移動によって、擦奏するガラス・コ
ップの水量を増減させうるので、ガラス・コップの擦奏
によって起きる音高も、高低変化を起こし得る。
Description
【0001】 濡れた指頭で、ガラス・コップ(A)の周縁部(F)を擦奏する楽器(グラス ・ハーモニカ)としてのガラス・コップ(A)の基部(D)を穿孔する。
【0002】 ガラス・コップ(A)とは別に、水を入れる容器(B)の底部(E)をも穿孔 する。
【0003】 これら(A)および(B)両者の穿孔部(D),(E)を、可撓性を持つ導水 パイプ(C)で連結する。
【0004】 コップ(A)と、容器(B)を同等の高さに位置させ、コップまたは容器に水 を注入すれば、連通管の原理で、コップと容器の両者の水面高は等しくなる。
【0005】 片手の指頭で、コップ(A)の周縁部(F)を擦奏しながら、他の片手で容器 (B)をコップとは異なる高さに上下移動させれば、コップ内では水量の増減を 起こし、水面も上下に移動する。
【0006】 コップ(A)の水量が増加すれば、擦奏により発する音高は低くなり、水量が 減少すれば音高は高くなる。
【0007】 容器(B)を、任意に上下方向へ移動させることによって、周縁部(F)を擦 奏するガラス・コップ(A)内の水量を増減させ、
【0008】 単体の発音体でありながら、音高の可変を図る装置である。
【0009】
【考案の属する技術分野】 多数の発音体群に代わって、単体の音高変換に よって、多種の音高表現を得ようとする、楽器の音高変換の技術に属する分野。
【0010】
【従来の技術】 従来のグラス・ハーモニカ及びグラス・ハープは18世紀 のベンジャミン・フランクリンの考案以来、大小数十個のブランデー・カップ型 のガラス・コップ群や、複数の皿などが使用されてきた。
【0011】 この多数の発音体からなる従来の楽器を、本考案の音高可変装置を付加する単 体のコップによって、演奏の効率を高めようとするものである。
【0012】
【考案が解決しようとする課題】 1発音体、1音高という従来の形態から これを1発音体 多音高に発展させ、繁雑な楽器形態を簡明な形態へ解決するも のである。
【0013】 又、演奏を中断することなく継続しながら、発音している音高を微細に高低修 正の変化を得る装置である。
【0014】
【課題を解決するための手段】 発音体の音高を決定する水量を、連通管の 使用によって任意に増減変化させる手段を使用する。
【0015】
【考案の実施の形態】 発音体のガラス・コップ(A)は、ブランデー・グ ラス形態を使用する。
【0016】 一方の水容器(B)は、円筒形のプラスチック容器を用いる。
【0017】 (A)(B)両者を連結する可撓性連通管(C)には、透明ビニール.パイプ を使用する。
【0018】
【実施例】 本楽器の独奏、又は本楽器の合奏及び他楽器の伴奏に使用する
【0019】
【考案の効果】 音高を即座に変化調整出来るので、全音音程、半音音程、 また4半音程や、微細音程の変化調整が可能となった。
【図1】 ガラス・コップ(A)及び水容器(B)をパ
イプ(C)で連結した正面図である。
イプ(C)で連結した正面図である。
【図2】 上記の平面図である。
A ガラス・コップ B 水の容器 C 導水パイプ D ガラス・コップの穿孔部 E 水容器の穿孔部 F ガラス・コップの周縁部
Claims (1)
- 【請求項1】 基部を穿孔したガラス・コップ(A)
と、同じく底部を穿孔した水を入れる容器(B)、およ
び(A)(B)両者の各穿孔部を連結する可撓性の導水
パイプ(C)の、3部品の構成よりなる装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996007649U JP3033050U (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | グラス・ハーモニカの音高変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996007649U JP3033050U (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | グラス・ハーモニカの音高変換装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3033050U true JP3033050U (ja) | 1997-01-17 |
Family
ID=43167940
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996007649U Expired - Lifetime JP3033050U (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | グラス・ハーモニカの音高変換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3033050U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3460670B2 (ja) | 2000-04-21 | 2003-10-27 | 学校法人東海大学 | 楽 器 |
-
1996
- 1996-06-28 JP JP1996007649U patent/JP3033050U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3460670B2 (ja) | 2000-04-21 | 2003-10-27 | 学校法人東海大学 | 楽 器 |
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