JP3032511U - エンジンへの空気供給強化装置 - Google Patents

エンジンへの空気供給強化装置

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JP3032511U
JP3032511U JP1996005495U JP549596U JP3032511U JP 3032511 U JP3032511 U JP 3032511U JP 1996005495 U JP1996005495 U JP 1996005495U JP 549596 U JP549596 U JP 549596U JP 3032511 U JP3032511 U JP 3032511U
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俊 堯 廖
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俊 堯 廖
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案はエンジンへの空気供給強化装置に関
し、種々のエンジンに最適に適用できるようにすること
を課題とする。 【解決手段】 蓋座1と、主座4と、底座6と有する。
蓋座1の繋ぎパイプ11には補助吸気パイプ(進気パイ
プ)Aが連結される。蓋座1内に、上側磁性パーツ2を
有し、主座4内には、下側磁性パーツ3を有し、且つ、
中空の調整用ねじ47が螺合して設けてある。上側磁性
パーツ2と下側磁性パーツ3とには、同極の排斥力が作
用しており、調整用ねじ47の締め具合によって上側磁
性パーツ2と下側磁性パーツ3との間隔、即ち同極の排
斥力の強さが調整され、供給される空気量が、空気供給
強化装置を取り付けたエンジンに最適な量とされる。よ
って、ガソリンを倹約出来る。混合気の燃焼を良好に出
来、エンジンの熱効率を高めることが出来る。また、C
O,CO2,及び、HCの排出量を少なく出来、空気汚
染を抑制出来る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はエンジンへの空気供給強化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のエンジンへの空気供給強化装置は、調整機能がない構成であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
種々の型のエンジンは、夫々異なる真空力(吸気管圧力)を有しており、型の 異なるエンジンは、真空力(吸気管圧力)が同じでない。よって、調整機能を有 しない従来の空気供給強化装置は、ある型のエンジンについては最適の空気量を 供給できない場合があった。
【0004】 そこで、供給しうる空気量を調整可能とし、且つその調整を一般の使用者が簡 単に行うことが出来るようにしたエンジンへの空気供給強化装置を提供すること を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、蓋座、主座、及び底座を有し、蓋座は、上端に繋ぎパイプ を有し、繋ぎパイプには進気パイプが連結され、蓋座は、容室内に、その内側の 周囲の壁の表面には、倒れL字形の竪板が突き出ており、この倒れL字形の竪板 の内側には、上側磁性パーツを有し、上側磁性パーツは、上側が正極、下側が負 極であり、主座は、その上端に、竪板のある凹室を有し、且つ、その適当な部位 に、螺旋波紋段を有し、且つ、その下端に、通穴を有し、凹室内に、下側磁性パ ーツを有し、下側磁性パーツは、上側が負極、下側が正極であり、上側磁性パー ツと下側磁性パーツとの間には同極排斥力が発生しており、底座は、凹室と通穴 を有し、該凹室内に空気フィルタが設けてあり、主座の螺旋波紋段に調整用ねじ が螺合してあり、この調整用ねじのねじ込み量を可変することにより、上側磁性 パーツと下側磁性パーツとの間隔(ゲージ)が変化し、上側磁性パーツの下側磁 性パーツに対する同極排斥力が変化し、種々の型のエンジンの真空力(吸気管圧 力)に合う構成としたものである。
【0006】
【考案の実施の形態】
図1及び図2に示すように、本考案になるエンジンへの空気供給強化装置は、 蓋座1と、上側磁性パーツ2と、下側磁性パーツ3と、主座4と、空気フィルタ 5と、底座6とを組み合わせてなる構成である。 蓋座1は、中空パイプ状のものであり、その上端に繋ぎパイプ11を有する。 この繋ぎパイプ11に補助吸気パイプ(進気パイプ)Aが連結される。
【0007】 蓋座1は、内部に一つの容室12を有する。容室12の内側の周囲の壁の表面 には、同じゲージごとに一つの倒れL字形の竪板121が突き出ている。周方向 上隣合う竪板121の間の隙間は、空気通風穴となる。倒れL字形の竪板121 の上端は、上側磁性パーツ2を受けている。 蓋座1は、その底端内縁部に、階段槽13を有する。蓋座1は、その底端の外 縁の両側に、耳14が突き出ており、この耳14にねじ用の穴141が形成して ある。
【0008】 上側磁性パーツ2は円盤の形状を有しており、上側が正極、下側が負極であり 、蓋座1の倒れL字形の竪板121の上端に位置している。 下側磁性パーツ3は、側面図上、T字形をしており、上側が負極、下側が正極 である。下側磁性パーツ3のT字形の縦と横とが交叉する部位には、円錐斜面3 1を有する。
【0009】 主座4は、その上下端の外周縁に、環状凹段部41を有する。主座4の上下端 の外周部の両側には、耳42が突き出ており、この耳42にねじ穴421が形成 してある。 主座4の内部は、三つの部分、即ち、上部位、中部位、下部位に分けられる。 上部位は、蓋座1の倒れL字形の竪板121と対行しており、上記の容室12 のうち下側の部分を構成している。上部位が形成する容室12は、竪板43と凹 室44を有する。
【0010】 中部位には、調整用ねじが螺合する螺旋波紋段45が形成してある。 下部位には、調整用ねじが通される通穴46が形成してある。 調整用ねじ47は、周面に螺旋波紋を有し、且つ、中心を貫く貫通穴471を 有する。 調整用ねじ47の上端には膠質リング472が嵌合して設けてある。調整用ね じ47の下寄りの部位の環状溝473内にシールリング474が嵌合している。 シールリング474は、空気が余計な所から上側磁性パーツ2と下側磁性パーツ 3とが存在している区域に侵入してしまうことを防止する。
【0011】 底座6の凹室61内に空気フィルタ5が、吸い込まれる空気中の塵埃を捕捉す るべく設けてある。底座6の外壁には、通穴51を有する突環52が嵌まってい る。底座6は、凹室61のある座体を有し、且つ、凹室61の壁には穴62が形 成してある。この穴62には、空気フィルタが設けてある。よって、外部の空気 が主座4内に入り込むまでに、空気は濾過される。
【0012】 底座6は、その上端の外縁の両側に、耳64が突き出ており、この耳64にね じ用の穴63が形成してある。 底座6は、その上端の内縁に、環状凹段部65を有する。 上記のエンジンへの空気供給強化装置は、次のように組立てる。 先ず、工具を使用して調整用ねじ47を主座4の通穴46側から螺旋波紋段4 5に螺合させ、所定の位置までねじ込む。次いで、下側磁性パーツ3の円錐斜面 31に膠質リング472を貼り、下側磁性パーツ3を調整用ねじ47の上端に置 く(上側が負極である)。次いで、主座4と、上側磁性パーツ2が組み込まれて いる蓋座1とを、環状凹段部41と階段槽13とを嵌め、耳14と耳42とをね じ止めする。蓋座1内の上側磁性パーツ2と主座4内の下側磁性パーツ3との間 に同極の排斥力が生ずる。最後に、空気フィルタ5を底座6の中に入れ、底座6 の環状凹段部65と主座4の環状凹段部41とを嵌合させ、耳64と耳42とを ねじ止めする。以上により、空気供給強化装置が完成する。
【0013】 空気供給強化装置は、繋ぎパイプ11に補助吸気パイプ(進気パイプ)Aを連 結し、エンジンの外壁の適当な部位に取付けられて使用される。真空力(吸気管 圧力)でもって、図3に示すように、下側磁性パーツ3が上側磁性パーツ2に近 づけられ、これにより空気が供給される。 図4は調整を示す。
【0014】 底座6の両側のねじを外し、底座6を取り外し、工具を使用して、通穴46側 から調整用ねじ47を回して、上側磁性パーツ2と下側磁性パーツ3との間隔( ゲージ)を調整する。調整後に、底座6を組み合わせる。 調整後の空気供給強化装置は、図5に示すように動作し、空気が供給される。
【0015】
【考案の効果】
上述の如く、本考案のエンジンへの空気供給強化装置によれば、以下の効果を 有する。 (1)エンジンが必要とする空気量を十分に提供することが出来る。よって、 ガソリンとの適当な混合比を達成する種々の動作状況に合わせて、最適の空気量 を供給出来る。よって、ガソリンを倹約出来る。混合気の燃焼を良好に出来、エ ンジンの熱効率を高めることが出来る。また、CO,CO2,及び、HCの排出 量を少なく出来、空気汚染を抑制出来る。
【0016】 (2)上側磁性パーツと下側磁性パーツの間の同極の排斥力を利用しており、 且つ、調整用ねじの調整操作によって、上側磁性パーツと下側磁性パーツの間の 間隔を調整出来る。よって、種々の型のエンジンは、真空力(吸気管圧力)が同 じでないけれども、各エンジンに適用されて、そのエンジンに最適な量の空気を 供給することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例になるエンジンへの空気供給
強化装置の斜視図である。
【図2】図1の空気供給強化装置の縦断面図である。
【図3】図1の空気供給強化装置の動作状態を示す図で
ある。
【図4】図1の空気供給強化装置の調整を説明する図で
ある。
【図5】調整後の空気供給強化装置の動作状態を示す図
である。
【符号の説明】
1 蓋座 2 上側磁性パーツ 3 下側磁性パーツ 4 主座 5 空気フィルタ 6 底座 11 繋ぎパイプ 12 容室 121 倒れL字形の竪板 13 階段槽 14 耳 141 ねじ用の穴 31 円錐斜面 41 環状凹段部 42 耳 421 ねじ穴 43 竪板 44 凹室 45 螺旋波紋段 46 通穴 47 調整用ねじ 471 調整用ねじの中心を貫く貫通穴 472 膠質リング 473 環状溝 474 シールリング 51 通穴 52 突環 61 凹室 62 穴 63 ねじ用の穴 64 耳 65 環状凹段部 A 補助吸気パイプ(進気パイプ)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓋座(1)、主座(4)、及び底座
    (6)を有し、 蓋座(1)は、上端に繋ぎパイプ(11)を有し、繋ぎ
    パイプ(11)には進気パイプ(A)が連結され、 蓋座(1)は、容室(12)内に、その内側の周囲の壁
    の表面には、倒れL字形の竪板(121)が突き出てお
    り、 この倒れL字形の竪板(121)の内側には、上側磁性
    パーツ(2)を有し、 上側磁性パーツ(2)は、上側が正極、下側が負極であ
    り、 主座(4)は、その上端に、竪板(43)のある凹室
    (44)を有し、且つ、その適当な部位に、螺旋波紋段
    (45)を有し、且つ、その下端に、通穴(46)を有
    し、 凹室(44)内に、下側磁性パーツ(3)を有し、 下側磁性パーツ(3)は、上側が負極、下側が正極であ
    り、上側磁性パーツ(2)と下側磁性パーツ(3)との
    間には同極排斥力が発生しており、 底座(6)は、凹室(61)と通穴(51)を有し、 該凹室(61)内に空気フィルタ(5)が設けてあり、 主座(4)の螺旋波紋段(45)に調整用ねじ(47)
    が螺合してあり、 この調整用ねじ(47)のねじ込み量を可変することに
    より、上側磁性パーツ(2)と下側磁性パーツ(3)と
    の間隔が変化し、上側磁性パーツ(2)の下側磁性パー
    ツ(3)に対する同極排斥力が変化し、種々の型のエン
    ジンの真空力に合う構成としたエンジンへの空気供給強
    化装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05222972A (ja) * 1992-02-14 1993-08-31 Honda Motor Co Ltd 車両の操安制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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