JP3032348U - ボタン - Google Patents
ボタンInfo
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- JP3032348U JP3032348U JP1996005429U JP542996U JP3032348U JP 3032348 U JP3032348 U JP 3032348U JP 1996005429 U JP1996005429 U JP 1996005429U JP 542996 U JP542996 U JP 542996U JP 3032348 U JP3032348 U JP 3032348U
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- Japan
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- button
- pattern
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- buttons
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ファッションの多様化に十分対応できる形状
および模様を持ち、且つ比較的安価なボタンを提供する
こと。 【解決手段】 少なくとも印刷されるべき表面が合成樹
脂で構成されているボタン1であって、該表面、特には
複雑な曲面2に直接熱転写用昇華性インクによリオフセ
ット印刷され、加熱定着された模様3が施されたボタ
ン。
および模様を持ち、且つ比較的安価なボタンを提供する
こと。 【解決手段】 少なくとも印刷されるべき表面が合成樹
脂で構成されているボタン1であって、該表面、特には
複雑な曲面2に直接熱転写用昇華性インクによリオフセ
ット印刷され、加熱定着された模様3が施されたボタ
ン。
Description
【0001】
本考案は多様化するファッションの衣料にあわせて使用するボタンに関するも のである。
【0002】
従来衣料用のボタンは、材料が金属やプラスチック製であり、金属製ボタンで は表面に凹凸による模様や限られた塗装により飾られている。またプラスチック 製ボタンでは生地そのものに着色されたものを成形するか、模様を印刷された印 刷シートをボタン上にラミネート等して飾りボタンとしていた。
【0003】
近年ファッション特に女性用のファッションの多様化は著しくなり、衣料の形 や色が多岐に亘り、従ってそれに付けるボタンの形状および模様も色々のものが 要求されるようになってきた。しかしながら、ボタンの表面に模様を付すことは 簡単なようで難しく、従来プラスチック製ボタンにおいては模様付けされるボタ ンの表面はほぼ平坦な面である必要があり、従って曲面特に2種類以上の曲率を 有するような複雑な曲面に模様付けをすることは殆ど不可能であった。またほぼ 平坦な面であっても、これに模様を施す場合は前記のように模様を印刷された印 刷シートをボタン上にラミネートするか、別に印刷されたシートからインクをボ タン上に転写し更にその上をコーティングによりカバーするかの方法によらなけ ればならなかった。これは工程が繁雑であるばかりかコーティングが剥離してし まう不具合も生じていた。 また色彩を施す場合も生地原料の状態で着色しなければならず、ある程度量的 にまとまった数量があることが必要となり、同一模様の色変わりのボタンを少量 欲しいなどの要求に対しては相当高価なボタンにならざるを得なかった。
【0004】 また、金属製ボタンでは複雑な形状や模様付けには高価で複雑な金型を要する ばかりでなく、表面形状は単純な平面や球面に限られ、色彩についてもメッキや 塗装による場合が多く、1つのボタン内で多種の色を使用することなどは殆ど不 可能であった。また、装着する衣服と同じ生地でボタンを包むこともあるが、こ れは極めて面倒なものであった。従って、プラスチック製ボタン、金属製ボタン を問わずファッションの多様化に対し必ずしも十分に対応できているとは言えな い状態であった。
【0005】 本考案の目的は、表面特に2種類以上の曲率をもつような複雑な曲面を有する ボタンに任意の模様および色彩を施すことによりファッションの多様化に十分合 わせられるボタンを提供することにある。
【0006】
本考案は、少なくとも印刷されるべき表面が合成樹脂で構成されているボタン であって、該表面に直接熱転写用昇華性インクによリオフセット印刷され、加熱 定着された模様が施されたことを特徴とするボタンにより、また該表面が複雑な 曲面であることを特徴とするボタンによりこれを解決しようとするものである。
【0007】
本考案のボタンは、本出願人の特許出願である「曲面への印刷方法及び装置」 (特願平1−59697号以下関連特許出願という)を利用して模様を印刷され るものである。該関連特許出願の印刷は基本的にはオフセット印刷の範疇であり 、インクは熱転写用昇華性インクを使用し、加熱によりボタン表面の合成樹脂に 定着固定するものである。これによりインクはボタン表面の合成樹脂に染め込ま れて定着しており、直接染め込まれていることにより色彩は鮮明で、微妙な色も 表現可能であり、また従来の印刷のように表面上のみに印刷された模様が擦れて 消失する不具合も生ぜず、このためコーティングなどの後処理も不必要となった 。インクは通常の場合と同様に多色を用いることができ、いわゆるカラー印刷の 微妙な模様付けが可能となった。
【0008】 ボタンは印刷前の生地の状態でストックしておいて、要求に応じて各種の模様 付けをすることもできる。これにより同一形状で色違いのものは印刷のインクの 色を変えることにより容易に得ることができ、また少量の要求にも即対応できる 利点がある。この方式によるボタンは従来行われている別シートに印刷しそれを ボタン表面にラミネートする方式などに比べてコスト的に極めて有利であるばか りでなく、ラミネート方式では不可能であった複雑な曲面への模様付がされたボ タンの実現が可能となった。
【0009】 実施形態1 図1は本考案の一実施形態を示す図であり、1は複雑な曲面をもつボタン、2 は該ボタン表面の曲面、3は該曲面に印刷された模様である。ボタン1は透明ま たは白色その他薄色の生地により、要求に応じ、任意の形状に作成される。模様 3は前述の関連特許出願のオフセット印刷方法により多色に印刷されている。な お印刷後に印刷面を固定化するため加熱定着処理が施されている。
【0010】
本考案により多様化するファッションに十分対応できるボタンを提供すること が可能となった。なお、本願は主として衣料用のボタンについて述べたが、計器 などのファッショナブル ボタンについても適用することができる。
【図1】 本考案の一実施形態を示す図である。
1 ボタン 2 ボタン表面の表面 3 模様
Claims (2)
- 【請求項1】 少なくとも印刷されるべき表面が合成樹
脂で構成されているボタンであって、該表面に直接熱転
写用昇華性インクによリオフセット印刷され、加熱定着
された模様が施されたことを特徴とするボタン。 - 【請求項2】 前記ボタンの表面が複雑な曲面であるこ
とを特徴とする請求項1記載のボタン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996005429U JP3032348U (ja) | 1996-06-12 | 1996-06-12 | ボタン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996005429U JP3032348U (ja) | 1996-06-12 | 1996-06-12 | ボタン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3032348U true JP3032348U (ja) | 1996-12-17 |
Family
ID=43167268
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996005429U Expired - Lifetime JP3032348U (ja) | 1996-06-12 | 1996-06-12 | ボタン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3032348U (ja) |
-
1996
- 1996-06-12 JP JP1996005429U patent/JP3032348U/ja not_active Expired - Lifetime
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