JP3032108U - クリーニングプレス機用パッド - Google Patents

クリーニングプレス機用パッド

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JP3032108U
JP3032108U JP1996006617U JP661796U JP3032108U JP 3032108 U JP3032108 U JP 3032108U JP 1996006617 U JP1996006617 U JP 1996006617U JP 661796 U JP661796 U JP 661796U JP 3032108 U JP3032108 U JP 3032108U
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JP
Japan
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synthetic resin
pad
heat
cushion material
mesh
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Application number
JP1996006617U
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English (en)
Inventor
裕美 中野
Original Assignee
株式会社ナカノ
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】耐熱性、弾力性及び通気性が良く耐久性のある
クリーニングプレス機用パッドを提供すること 【解決手段】耐熱性の合成樹脂製フェルト材1、2の間
に、上下に間隔を存した耐熱性の合成樹脂繊維のメッシ
ュ布7を有すると共に該上下のメッシュ布間にその間隔
方向に延びる耐熱性と弾力性を有する合成樹脂フィラメ
ント9を有するクッション材3を介在させた。該クッシ
ョン材の上下のメッシュ布は、亀甲状の透孔6を有する
組み物編成の布であり、該合成樹脂フィラメントを該メ
ッシュ布を構成する組み物組織に挿通させて設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は主としてクリーニング工場で衣服のクリーニングプレス機に使用され るパッドに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、クリーニング機用プレス台の台上には、通気性と繊維相互の速結性を確 保するためのニードルパンチングを施した耐熱性の合成樹脂製フェルトからなる パッドを布で覆って設け、クリーニングに際して衣服に作用する蒸気や熱を透過 させるようにしているが、繰り返して作用するプレスカにより該パッドの厚さが 比較的短時間に減少しこれに伴いパッドの弾力性が比較的短時間に失われる不都 合があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
こうした不都合を解決するために、該フェルトの厚さ方向の中間に発泡材を層 状に介在させたパッドが考案されたが、このものは発泡材のためにパッドの復元 弾力性は向上するものの、通気性が損なわれ、蒸気の流通が悪くパッドが湿りが ちで熱の通りも悪くなる欠点がある。 本考案は、こうした欠点がなく耐熱性、弾力性及び通気性が良く耐久性のある クリーニングプレス機用パッドを提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案では、耐熱性の合成樹脂製フェルト材の間に、上下に間隔を存した耐熱 性の合成樹脂繊維のメッシュ布を有すると共に該上下のメッシュ布間にその間隔 方向に延びる耐熱性と弾力性を有する合成樹脂フィラメントを有するクッション 材を介在させることにより、上記の目的を達成するようにした。 該クッション材の上下のメッシュ布を、亀甲状の透孔を有する組み物編成の布 とし、該合成樹脂フィラメントを該メッシュ布を編成する組み物組織に挿通させ て設けることが好ましい。
【0005】
【考案の実施の形態】
本考案の実施の形態を図面に基づき説明すると、図1に於いて符号1、2はポ リエステル等の耐熱性の合成樹脂製のフェルト材、3は該フェルト材1、2間に 介在させたクッション材を示し、これらの材料はパッドとしてクリーニングプレ ス機のプレス台4上に層状に載せられ、木綿布等の丈夫な布5で覆われて固定さ れる。 該クッション材3は、図2、図3に示したように、ナイロン、ポリエステル等 の耐熱性合成樹脂繊維の糸を例えば組み物編成して多数の亀甲状の透孔6を形成 したメッシュ布7、7を上下に3mm程度の間隔8を存して設け、該メッシュ布 7、7間にその間隔方向に延びる耐熱性と弾力性を有する例えばナイロンの合成 樹脂フィラメント9を設けて構成される。 図示のものでは直径0.1mm程度の合成樹脂フィラメント9を上方のメッシ ュ布7を構成する組み物組織の紐10と下方のメッシュ布7を構成する紐10と に折り返して交互に挿通させるようにした。ここでいう耐熱性とはクリーニング のプレス温度に耐えうることを云い、通常は120〜180℃程度である。 本考案のパッドは、フェルト材1、2間にクッション材3を介在させ、これら フェルト材及びクッション材の厚さ方向にニードルパンチを施すことにより該フ ェルト材とクッション材を分離しにくくなるように処理し、これをプレス台4上 に布で覆って設けられるもので、その中間のクッション材3は弾力のある支柱状 の合成樹脂フィラメント9で支えられて形成される空間8を有するため、パッド 内に於ける通気性が良好で、耐熱性と弾力性のある多数のフィラメント9が上下 のメッシュ布7、7間に介在するので、恒常的な弾力性をパッドに具備させ得る 。 尚、フェルト材1、2及びメッシュ布7にはポリエステル以外の耐熱性を有す る合成樹胞を使用することが可能であり、フィラメント9には、ナイロン以外の 耐熱性と弾力性を有する合成脂を使用することが可能である。
【0006】
【考案の効果】
以上のように本考案によるときは、耐熱性の合成樹脂製フェルト材の間に、上 下の耐熱性の合成樹脂繊維のメッシュ布と該メッシュ布間の間隔方向に延びる耐 熱性と弾力性を有する合成樹脂フィラメントとで構成したクッション材を介在さ せたので、耐熱性のみならず持続性のある弾力性と良好な通気性を備えたクリー ニングプレス機用パッドが得られ、蒸気の流通も良好で湿りや熱のこもりも少な く良好なプレスを行える等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の実施の形態の切断側面図
【図2】 図1のクッション材の拡大斜視図
【図3】 図2の3−3線部分の拡大断面図
【符号の説明】
1・2 フエルト材 3 クッション材 6 透孔 7 メッシュ 8 間隔 9 合成樹脂フィラメント

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耐熱性の合成樹脂製フェルト材の間に、
    上下に間隔を存した耐熱性の合成樹脂繊維のメッシュ布
    を有すると共に該上下のメッシュ布間にその間隔方向に
    延びる耐熱性と弾力性を有する合成樹脂フィラメントを
    有するクッション材を介在させたことを特徴とするクリ
    ーニングプレス機用パッド。
  2. 【請求項2】 上記クッション材の上下のメッシュ布
    は、亀甲状の透孔を有する組み物編成の布であり、上記
    合成樹脂フィラメントを該メッシュ布を構成する組み物
    組織に挿通させて設けたことを特徴とする請求項1に記
    載のクリーニングプレス機用パッド。
JP1996006617U 1996-06-06 1996-06-06 クリーニングプレス機用パッド Expired - Lifetime JP3032108U (ja)

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