JP3031838U - 指保護サック - Google Patents

指保護サック

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JP3031838U
JP3031838U JP1996004823U JP482396U JP3031838U JP 3031838 U JP3031838 U JP 3031838U JP 1996004823 U JP1996004823 U JP 1996004823U JP 482396 U JP482396 U JP 482396U JP 3031838 U JP3031838 U JP 3031838U
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key
finger
finger protection
keyboard
sack
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JP1996004823U
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English (en)
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春彦 高橋
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春彦 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 素手でキーボードの打込作業を行った場合、
押し込まれたキーが押し込み限界に到達した時の衝撃力
が指に加わりやすく、指を痛めるケースが生じていた。 【解決手段】 指4に装着してキー6を打ち込んだ場
合、打ち込んだキー6が押し込み限界に到達した時に生
じる衝撃力を緩衝部9で吸収して、指に衝撃力が加わる
ことを防止する指保護サック1を提供する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、コンピュータ等の機器のキーボードの打込作業時に手の指先に装着 する指保護サックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
コンピュータ等の機器のキーボードの打込作業では、使用者が手の指先のみを キーボードのキーに当接させてキーをキーボードの奥側に押し込むことが一般的 である。押し込まれたキーは、奥側に押し込む力が解除されるとキーボードに内 蔵されたバネの弾性力によって元の位置に復帰するようになっているが、キーを 押し込んだ状態が一定以上の時間継続すると該キーに対応する信号が連続的に発 信されるため、弾くようにして打ち込み作業を行うケースが最も多い。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、前記のようなキーボードの打込作業にあっては、押し込まれたキー が押し込み限界に到達した時の衝撃力が指に加わりやすく、指を痛めるケースが 生じていた。特に、弾くようにしてキーを打ち込む場合には、前記衝撃力が大き くなって指を痛める可能性が高くなることが懸念されるとともに、打込時の衝撃 力でキーボード全体が振動して操作しにくくなるといった問題が生じる。また、 指に加わる衝撃力は、指の疲労の原因になり、作業能率を低下させるといった問 題もある。
【0004】 前記問題に鑑みて、キーボードに緩衝手段を設置することも考えられるが、キ ーボードが大型化して操作性が低下する上、コストが上昇するので、問題の根本 的な解決に至らない。 また、指先からの爪の突出寸法が大きい場合には、キーを押し込む動作が不安 定になりやすい上、目的と異なるキーを押し込みやすくなるため、打込作業性が 低下するといった問題が生じていた。加えて、爪にマニュキア等の装飾を施すこ とが普及した今日では、キーとの接触によって装飾が損傷を受ける可能性があり 、コンピュータ等の機器の普及を妨げる一因になっていた。
【0005】 本考案は、前述の課題に鑑みてなされたもので、キーの押し込み時の衝撃力を 吸収することにより、使用者の指が疲労しにくくなるとともに、キーボードの打 込作業性が向上する指保護サックを提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前記課題を解決するため、以下の構成を採用した。すなわち、請求 項1記載の指保護サックでは、キーボードのキーの操作面に当接される先端部に 、キーの打込時の衝撃力を吸収する緩衝部を設置したことを前記課題の解決手段 とした。
【0007】 請求項2記載の指保護サックでは、キーボードのキーの操作面に当接される先 端部に、キーの打込時の衝撃力を吸収する緩衝部と、指先から突出する爪を挿入 する爪保護空室とを設置したことを前記課題の解決手段とした。
【0008】 以下、各請求項記載の考案の作用を説明する。 請求項1記載の指保護サックによれば、キーの打込時の衝撃力を緩衝部が吸収 して、指に衝撃力が作用することを防止するので、指に与える疲労等の影響を抑 制することができる。
【0009】 請求項2記載の指保護サックによれば、指先から突出する爪が爪保護空室に遊 挿された状態で指先に装着されるので、爪が指先から突出しない場合と同様にキ ーを打ち込むことができる。また、いわゆる飾り爪のような装飾を爪に施した場 合であっても、不都合無くキーを打ち込むことができる上、装飾を保護すること ができる。
【0010】
【考案の実施の形態】 以下本考案の指保護サックの第1実施例を、図1および図2を参照して説明す る。 図1において符号1は本実施例の指保護サック、2はキーボードである。 指保護サック1は、全体がゴム等の高い弾力性および伸縮性を有する材料で形 成された細長袋状の本体部3を主体として構成されている。本体部3は、使用者 の手の指先4に装着可能な大きさに形成され、他の部分に比べてやや厚肉に形成 された開口端部5を指の関節部の近傍に係脱可能に嵌込むことにより、指先4か ら容易に離脱しないようになっている。また、本体部3は、指先4にほぼ密着す るようにして装着されるようになっている。
【0011】 キーボード2のキー6の操作面7に当接される指保護サック1の先端部8には 、キー6の打込時の衝撃力を吸収する緩衝部9が形成されている。緩衝部9は、 本体部3の先端部8を肉厚に形成した膨出部であって、本体部3の中心軸線から ややずれた位置に突出されている。
【0012】 以下、本実施例の指保護サック1の作用および効果を説明する。 指保護サック1を使用する時には、図2に示すように、キー6の打込時に緩衝 部9がキー6の操作面7に当接する向き(爪10と対向する側)で指先4に装着 する。 指保護サック1は、指4に装着してキー6を打ち込んだ場合、打ち込んだキー 6が押し込み限界に到達した時に生じる衝撃力を緩衝部9で吸収して、指に衝撃 力が加わることを防止する。したがって、衝撃力の影響による指の疲労や炎症等 を防止することができるとともに、指が疲れにくくなるので打込作業を快適に行 うことができ、しかも作業をより長時間継続することができる。また、衝撃力が 吸収されることによって打込作業時のキーボード2全体の振動が減少するので、 キーボード2の操作性が向上して、打込作業の能率を高めることができる。
【0013】 なお、本体部3の先端部8以外の部分に薄肉部または開口部を形成すれば、こ れら薄肉部や開口部を介して、特定のキー6に突設された位置確認用の突起に触 れることにより、キーボード2上の位置を指保護サック1を装着していない場合 と同様に確認することができる。
【0014】 以下、本考案の第2実施例を図3を参照して説明する。 図3中符号11は、本実施例の指保護サックである。指保護サック11は、細 長袋状の本体部12と、該本体部12の先端部13に形成された緩衝部14と、 該緩衝部14に隣接して形成され、指4の先端から突出する爪10が挿入される 爪保護空室15とを具備している。 緩衝部14は、本体部12の他の部分に比べて肉厚に形成された膨出部であっ て、本体部12の中心軸線からややずれた位置に形成されている。また、緩衝部 14は、本体部12の中心軸線から約45度ずれた方向への突出量が特に大きく 、打込時にキー6に当接されることにより、該キー6を隣接するキー6に触れる ことなく効率良く押し込むことができるようになっている。 爪保護空室15は、指保護サック11の本体部12の中心軸線から緩衝部14 と反対の方向にややずれた位置に形成されている。
【0015】 本実施例の指保護サック11によれば、指先4に装着した時に、指先4から突 出する爪10が爪保護空室15内に収納されるので、図1および図2に示す指保 護サック1と全く同様に使用することができる。また、爪保護空室15を形成し たことにより、緩衝部14における衝撃力の吸収性能が高まるので、キー6を打 ち込んだ時に生じる衝撃力を効率良く吸収することができ、打込作業の能率を一 層向上させることができる。 さらに、本体部12の中心軸線から約45度ずれた方向での緩衝部14の突出 量を特に大きくしたので、特定のキー6のみを打ち込むことが容易になるととも に、衝撃力の吸収性能がさらに一層高まるので、打込作業の能率を一層向上する ことができる。
【0016】 ところで、指先4からの爪10の突出寸法が大きい場合には、これまで、指を 垂直に近くなるように立てた上、さらに、爪10がキー6の外側になるようにし て、キー6の押し込み時に爪10が隣接するキー6に接触することを回避すると いった対策が多く見られるが、本実施例の指保護サック11を使用した場合には 、緩衝部14の突出先端部分を利用してキー6を押し込むことにより、指保護サ ック11の爪10を収納した部分が指保護サック11を使用しない場合に比べて 緩衝部14に相当する距離だけキー6から離間した上方にあるので、指先4をキ ー6に対して適正位置に配置してキー6を押し込んでも、爪10を収納した部分 が隣接する他のキー6に接触することは無い。
【0017】 したがって、本実施例の指保護サック11によれば、爪10の突出寸法が大き い場合であっても、指先4をキー6に対して適正位置において打込作業を行うこ とができるので、作業能率を大幅に向上することができる。その結果、爪10の 指先4からの突出寸法を増大して装飾を施した場合であっても、他のキー6に影 響を与えることなく目的のキー6を打ち込むことができ、しかも、装飾を保護す ることができ、コンピュータ等の機器の使用を普及させることができる。
【0018】 なお、本考案の指保護サックに設置する緩衝部としては、本体部と別体の衝撃 吸収部材を適用することも可能である。 また、本考案の指保護サックは、コンピュータ等の電子機器以外、指の押圧力 の他に駆動源を有していないタイプライター等の機器に適用することも可能であ る。
【0019】
【考案の効果】
以上説明したように、請求項1記載の指保護サックによれば、キーの打込時の 衝撃力を緩衝部が吸収することにより、衝撃力が与える指の疲労等の影響を軽減 するとともに、キーボードの振動を減少してキーボードの操作性が向上するので 、打込作業の能率を向上することができるといった優れた効果を奏する。
【0020】 請求項2記載の指保護サックによれば、指先からの爪の突出寸法が大きい場合 であっても、爪を爪保護空室に挿入して指先に装着することにより、爪が指先か ら突出していない場合と同様にキーを打ち込むことができ、しかも、キー操作か ら飾り爪等を保護することができるので、打込作業の能率が向上するとともに、 キーボードから入力操作を行うコンピュータ等の機器を一層普及させることがで きるといった優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の指保護サックの第1実施例を示す正面
図である。
【図2】図1の指保護サックの正断面図である。
【図3】本考案の指保護サックの第2実施例を示す正断
面図である。
【符号の説明】
1…指保護サック、2…キーボード、4…指先、6…キ
ー、7…操作面、8…先端部、9…緩衝部、10…爪、
11…指保護サック、13…先端部、14…緩衝部、1
5…爪保護空室。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出没自在な複数のキーが上面に設けられ
    たキーボードの打込作業時に、手の指先に装着して用い
    られる指保護サックであって、 キーボードのキーの操作面に当接される先端部に、キー
    の打込時の衝撃力を吸収する緩衝部を設置したことを特
    徴とする指保護サック。
  2. 【請求項2】 出没自在な複数のキーが上面に設けられ
    たキーボードの打込作業時に、手の指先に装着して用い
    られる指保護サックであって、 キーボードのキーの操作面に当接される先端部に、キー
    の打込時の衝撃力を吸収する緩衝部と、指先から突出す
    る爪が遊挿される爪保護空室とを設置したことを特徴と
    する指保護サック。
JP1996004823U 1996-05-30 1996-05-30 指保護サック Expired - Lifetime JP3031838U (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0530935B2 (ja) * 1985-12-28 1993-05-11 Ootaki Yuatsu Kk
JPH0642212B2 (ja) * 1984-08-17 1994-06-01 ナームローゼ フエンノートチヤツプ フイリツプス グロエイラムペンフアブリーケン メモリアクセス制御装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0642212B2 (ja) * 1984-08-17 1994-06-01 ナームローゼ フエンノートチヤツプ フイリツプス グロエイラムペンフアブリーケン メモリアクセス制御装置
JPH0530935B2 (ja) * 1985-12-28 1993-05-11 Ootaki Yuatsu Kk

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