JP3031692U - 駆動部が固定側にある電動旋回装置 - Google Patents

駆動部が固定側にある電動旋回装置

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JP3031692U
JP3031692U JP1996006092U JP609296U JP3031692U JP 3031692 U JP3031692 U JP 3031692U JP 1996006092 U JP1996006092 U JP 1996006092U JP 609296 U JP609296 U JP 609296U JP 3031692 U JP3031692 U JP 3031692U
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JP
Japan
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shaft
motor
fixed part
horizontal
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JP1996006092U
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賢一 上原
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Daiwa Corp
Original Assignee
Daiwa Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来カメラ台に於ける電動旋回装置はモータ
ーが回転台側にあって固定側から回転側に大きな電力を
送りこむ要が在り、電力や信号線は固定側と直結した場
合コードの析損などの事故が発生しやすく360度の連
続回転も不可能であった。又中継装置としてスリップリ
ングの使用も事故が多く、ロータリートランスを使用す
ればロータリートランス自体が大きくなり価格も上がっ
てしまう等の問題が在った。 【解決手段】本考案は駆動用モーターを固定側に取付け
る事で操作の高速安定化を図り、中継電力を微小化して
中継装置の小型化により高性能の電動旋回装置を提供す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 監視用カメラ、撮影用カメラなどの動力旋回装置。
【0002】
【従来の技術】 従来の電動旋回装置では、上下あるいは上下と左右の回転用モ ーター等の駆動体は回転台側に設けられており、此のためモーターの動力線や制 御回線を通線するためには電線を使用する場合は繰り返しの曲げによる断線や3 60度の連続旋回が出来ないなどの不都合がある。 又はスリップリングの使用については保守や接点の接触など信頼性の点で問題が 有る。 ロータリートランス等の使用によって上記の問題は解決されるが、トランス本体 が大きくなる等の問題が残る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】 駆動用モーター等を固定側にすることで、回 転側に送りこむ電力を少なくする事が出来スリップリングやロータリートランス の小型化が可能になり、動力旋回装置の性能向上が出来る。
【0004】
【課題を解決するための手段】 固定部に中空垂直軸を設け、その内側に水平回 転台の中空回転軸を回動自在に装着して固定部に取り付けたモーターに拠って水 平回転を行い、固定部垂直中空軸の外側には水平回転を与えることでガイドピン 等により垂直方向にスライドするカム軸を設けカム軸上部には上下リンク機構用 溝加工が施されていて、水平回転台には水平軸により懸架されたカメラ台を上下 に回動するリンク機構があってカム軸の溝によって駆動する。カム軸の駆動は固 定部に取り付けたチルト用モーターで行い、水平回転台の中空軸はレンズ駆動電 源や信号回線の中継に使用する。
【0005】
【作用】 本考案はカメラ台の電力消費の大部分を占めるパン及びチルトの駆動 部分を固定側に配置することで回転部に対する供給電力の微小化により、中継用 ロータリートランス或いはスリップリングの小型・簡易化が出来、高信頼・高性 能の動力旋回装置の提供が出来る。
【0006】
【実施例】 図1は本考案実施例の構造説明図であって、固定部(3)に中空の 垂直軸(1)を設け、その内側に水平回転台(2)の中空軸(4)を回動自在に 装着し固定部(3)に取り付けたパン用モーター(5)によって歯車機構(6) を介して水平回転台(2)を駆動する。固定部中空軸(1)の外側には回転によ ってガイドピン(7)等によつて上下にスライドする筒状カム(8)が装着され 筒状カム(8)の上下動をカバーする幅の歯車が切られ固定部(3)に取り付け られたチルト用モーター(9)によって歯車機構(10)を介して駆動する、筒 状カム(8)の上部は水平に摺動溝(11)が設けてあり摺動回転子(12)が 回動自在に組み付けられている。 水平回転台(2)には2つのアームと水平軸に拠り保持されるカメラ台(13) はリンク機構(14)によって上下回転(チルト)が行われる。水平回転台(2 )の中空軸(4)内はカメラ操作回線・電源・信号回路等の中継装置や連結部に 使用する。
【0007】
【発明の効果】 実施例にも示したように電力の大きいパン・チルト用モーター が固定側に在るため従来より強力なモーターの使用が可能になり動作の高速化・ 安定化が図れる。回転部に送電する電源の容量が少なくなるため中継用ロータリ ートランス或いはスリップリングが小型化出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案実施例の構造説明図。
【符号の説明】 1……固定部垂直中空軸 2……水平回転台 3……固定部 4……水平回転台中空軸 5……パン用モーター 6……歯車機構 7……カムガイドピン 8……筒状カム 9……チルト用モーター 10……歯車機構 11……摺動溝 12……摺動回転子 13……カメラ台 14……リンク機構 15……ロータリートランス群その他の中継装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定部に中空垂直軸を設け、其の内側に
    水平回転台の中空回転軸を回動自在に装着して固定部に
    取り付けたモーター等の駆動力によって水平回転を行う
    様にし、中空垂直軸の外側には水平回転を与えることで
    ガイドピン等によって上下方向にスライドする様にした
    カム軸を設け、水平回転台には水平軸により懸架された
    カメラ台を上下に回動させるためのリンク機構を駆動す
    るカム溝がカム軸に設けてある。このカム軸の駆動モー
    ターも固定部に取り付けられる。以上の様に各駆動用モ
    ーター等を固定側に取付けた駆動部が固定側にある電動
    旋回装置。
JP1996006092U 1996-05-27 1996-05-27 駆動部が固定側にある電動旋回装置 Expired - Lifetime JP3031692U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0640290U (ja) * 1992-10-27 1994-05-27 株式会社ナカムラ 面格子
JPH0647579U (ja) * 1992-12-08 1994-06-28 株式会社ナカムラ 柵装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0640290U (ja) * 1992-10-27 1994-05-27 株式会社ナカムラ 面格子
JPH0647579U (ja) * 1992-12-08 1994-06-28 株式会社ナカムラ 柵装置

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