JP3031467B2 - 分散制御交換方式における多重ポート ハントグループの制御方法およびシステム - Google Patents

分散制御交換方式における多重ポート ハントグループの制御方法およびシステム

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Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は分散制御交換方式に関し、特にかかる方式に
おける多重ポートハントグループ、即ち多重線路および
トランクハントグループの制御に関する。 技術の背景 蓄積プログラム制御交換方式は、従来、メモリに記憶
したプログラムに応じて交換機能を制御する中央コンピ
ユータを備えている。一方、最近の交換方式は多数のシ
ステム制御ユニツトの間に呼び処理機能を分散させてい
るが、呼びを設定する場合に必要な時間のかかる多くの
作業はなお中央制御装置により行われている。例えば、
公知のデイジタル交換方式の或るものは、複数の交換モ
ジユールの間に交換機能を分散させている。各々の交換
モジユールは複数のポートを備え、またこのモジユール
のポートに接続された線路やトランク間を接続してい
る。異なるモジユールに接続した線路やトランクを含む
呼びは上記モジユールを相互接続する時間多重化スイツ
チを通して確立される。各交換モジユールはその交換機
能を制御する制御ユニツトを備えている。この交換方式
は更に時間多重化スイツチの交換機能を制御する中央制
御装置を備えている。かかる方式における呼び処理にお
いては接続を確立する他の多くの機能が実行されなけれ
ばならない。呼びに関係する多くの実時間タスクの多く
のもの、例えば信号処理は交換モジユール制御ユニツト
により行われ、或いは呼び毎の交換方式の着信ポートの
識別の決定は方式の中央制御装置により行われる。この
着信ポートの決定機能には、呼びのスクリーニングや線
路またはトランクが必要か否かの決定、物理的システム
のアドレスへのダイヤル番号の変換、更にトランクグル
ープ或いは多重線路ハントグループのあきメンバのハン
テイングなどのステツプが含まれる。これ等のステツプ
は、データベースの探索やデータ操作を含む時間のかか
るタスクである。 この種のモジユール方式は、その容量を特定の用途の
用件に緊密に合わせることができ、重要な利点の1つで
ある。しかしながら、方式が大きくなり、交換モジユー
ルの個数が増すと、着信ポート決定機能に関する呼び当
りのタスクについてのシステムの中央制御装置による性
能は全システムの呼び処理能力に上限を課するものであ
る。 かかる公知の方式においては、多重ポートハントグル
ープの制御はその中央制御装置に集中されている。この
ような集中ハントグループ制御は、グループの状態や、
履歴、選択アルゴリズム、選択プロセスの全てが1つの
位置にあるので、順次プロセスとして比較的容易に実施
できる。しかしながら、このようなハントグループ制御
装置は、それが複数の交換モジユールの制御ユニツトの
間に分散された場合は非常に複雑になる。これは、各ハ
ントグループのメンバが多くの交換モジユールにわたつ
て拡散されて信頼性を高めたり、グループメンパの変更
や負荷をバランスさせたりすることが重要となる通常の
用途に対しては特に厳しい問題である。 上記のように分散ハントグループを複雑にする1つの
重要な要因はモジユール間制御メツセージの発生数にあ
る。モジユール間制御通信機構の速度或いは容量が制限
因子となる交換方式においては、ハントグループへの呼
び処理が、システム全体の呼び処理能力をかなり低減す
る程多くの制御メツセージを要求しないようにすること
が重要である。 以上説明したように、従来の方式における問題点は、
システムの中央制御装置に依存せず、またモジユール間
の過剰な制御通信を必要とせずに効率的に多重ポートハ
ントグループを制御することが困難な点にある。 発明の要約 以上の問題点は本発明の原理により以下に示す分散制
御交換方式により解決され、また技術的な発展が与えら
れる。即ち、本発明の変換方式によれば、多重ポートハ
ントグループが、モジユールの1つのメンバから始め
て、あきグループメンバが見出されるまで所定のシーケ
ンスのモジユールを通して逐次あきグループメンバをハ
ントすることにより効率的に制御される。話中/あきハ
ントデータがモジユールに対して都合良く分散され、こ
れにより各モジユールはそのモジユールのグループメン
バのみに対してハントデータを維持することになる。従
つて、他のモジユールのハントデータの更新に対してモ
ジユール間制御通信は不要になる。モジユール間のハン
テイングは順次なされるので、モジユール間制御メツセ
ージの伝送は、あきメンバが見出されたら停止してよ
い。 本発明による方法は、少なくとも1つの多重ポートハ
ントグループを含む一連のポートを備えた交換方式にお
ける分散呼び処理方式に用いられる。この呼び処理方式
はそれぞれがポートのサブセツトに関連する一連の制御
ユニツトを備える。ここで各制御ユニツトは、これに関
係するハントグループの任意のポートの話中/あき状態
を規定するハントデータを格納記憶する。上記ハントグ
ループに対する呼びは以下に説明するように本発明の方
法に従つて処理される。第1制御ユニツトは呼びに応じ
てそのハントデータにアクセスして、ハントグループの
任意のポートがあきとして規定されたか否かを決定す
る。第1制御ユニツトがあきポートを見出さなかつた場
合は、それが呼びを規定するメツセージを第2制御ユニ
ツトに送出する。第2制御ユニツトはこのメツセージに
応じてそのハントデータにアクセスし、ハントグループ
の任意のポートがあきとして規定されたか否かを決定す
る。第2制御ユニツトは、あきポートを見出した場合
は、そのあきポートを割当てて呼びを受信し、そのハン
トデータを更新してそのポートの状態が呼びの完了時に
話中からあきに変化した時は、上記第2制御ユニツトは
その状態変化を検出し、且つそのハントデータを更新し
てそのポートを再びあきとして規定する。 本発明による変換方式は、システムが現在2つの動作
モードのいずれにあるかに従つて多重ポートハントグル
ープを異なつて制御する。1つのモードでは、システム
の中央制御装置は多重ポートハントグループに対してハ
ントデータを維持し、このようなグループへの呼びは常
に中央制御装置を必要としている。しかしながら、他方
のモードでは、システムの中央制御装置は含まれず、従
つてハントデータは複数の分散制御ユニツトにわたつて
分散されることになる。それぞれの分散制御ユニツトは
システムポートのサブセツトと関係し、その制御ユニツ
トに関係する任意のグループポートに対してハントデー
タを記憶格納する。第2動作モードにおいては、あきグ
ループメンバに対するハンテイングは、分散制御ユニツ
トの1つと関係するメンバから始めて、あきグループメ
ンバが見出されるまで他の分散制御ユニツトを通して連
続的に行われる。 発明の実施例 第1図は本発明の原理を説明する分散制御交換システ
ムの全体図である。このシステムは複数の交換モジユー
ルを備え、各々は対応する複数のポートに関係し、第1
図にはそれ等の第1部のモジユール910、920、930およ
び940だけが図示してある。上記のポートは一連の公知
のアナログ或いはデイジタル線路およびトランクに接続
可能である。各交換モジユール、例えば910はその関連
するポート、例えば911と912の間で、またその関連する
ポートモジユール間接続装置950との間で通信回線を与
える。上記接続装置950はモジユール間通信のために交
換モジユールの間で通信回線を与える。このモジユール
間接続装置950は、多くの方法で、例えば時間多重化ス
イツチを用いて、或いは一連の双方向伝送装置で、それ
ぞれが1対の交換モジユールを直接相互接続するものに
より実施される。上記交換モジユール910、920、930、
および940はこれ等が内蔵する分散制御ユニツト917、92
7、937および947により制御される。これ等の制御ユニ
ツト917、927、937、および947は多くの形のいずれかの
形態を取る制御情報通信装置(第1図では省略してあ
る。)を介して通信する。これ等の装置の若干のものに
ついては後に詳述する。各制御ユニツトはその関連する
ポートから呼びのための案内番号を受信し、その関係す
るポートに警報信号を送出する。各制御ユニツトはプロ
セツサと関連するメモリを備え、例えば制御ユニツト91
7はプロセツサ918とメモリ919を備えている。プロセツ
サ918はメモリ919に格納したプログラムを実行してその
制御機能を果たしている。本実施例の交換方式が与える
重要な機能の1つは多重ポートハントグループ、即ち多
重線路ハントグループおよびトランクグループを制御す
ることにある。多重線路ハントグループは線路群であ
り、これ等には1つ以上の共通案内番号が割当てられて
いる。これ等の線路群としては、例えば、案内を補助す
る線路群やカタログオーダデパートメントにより用いら
れるもの、またはダイヤルアツプコンピユータのモデム
バンクに接続したものなどが考えられる。トランクグル
ープは交換システムの間を接ぐトランク群である。本実
施例の方式により与えられる多重ポートハントグループ
の重要な特性は、所与のグループのメンバが一連の交換
モジユールに及ぶということにある。例えば、多重線路
ハントグループAはポート911、912、921、922、931、9
32、および941に接続された線路を有することができ
る。各制御ユニツトのメモリは基準データとハントデー
タを格納する。所与の制御ユニツトのメモリ、例えば制
御ユニツト917のメモリ919に格納されたハントデータ
は、多重ポートハントグループ毎に、この所与の制御ユ
ニツトに関係する各グループメンバーのポートの話中/
あき状態の格納する。例えば、上記グループAの場合、
メモリ919はポート911と912の話中/あき状態を格納
し、メモリ929はポート921と922の話中/あき状態を格
納し、メモリ939はポート931と932の話中/あき状態を
格納し、更にメモリ949はポート941の話中/あき状態を
格納する。所与の制御ユニツトのメモリ、例えば制御ユ
ニツト917のメモリ919に格納された基準データは、この
所与の制御ユニツトでハンテイングがうまく行われてい
ない時ハンテイングを続けるべき制御ユンツトを規定す
る。例えば、メモリ919の基準データは、ハンテイング
が制御ユニツト917でうまく行つていない場合、制御ユ
ニツト927でハンテイングが継続されるべきことを規定
する。メモリ929、939、および949に格納された基準デ
ータは同様に、それぞれ制御ユニツト937、947および91
7でのハンテイングの継続を規定する。以後に詳述する
方式IIIとして与えるシステムによると、多重線路ハン
トグループ用ハントデータはLNSTATリレーシヨンに格納
され、またトランクグループ用ハントデータはTKOWNE
R、TKQUE、およびTKSTAT、リレーシヨンに格納される。
このようなグループの全てに供する基準データはCLIDAT
リレーシヨンに格納される。 次の例を検討しよう。上記多重線路ハイトグループA
に関係する案内番号が制御ユニツト947に関係するポー
ト942からダイヤルされる。ここで例えば、ポート911、
912、921、922、および941に接続された加入者セツトが
話中であり、ポート931と932に接続された加入者セツト
があきであるとする。制御ユニツト947では、プロセツ
サ948はメモリ949に格納されたグループAに対するハン
トデータをアクセスし、グループAのメンバのいずれも
あきとして規定されていないと決定する。次に、プロセ
ツサ948はメモリ949に格納された基準データをアクセス
し、ハンテイングが制御ユニツト917で継続されるべき
と決定する。コントロールユニツト947は、以下RTGENメ
ツセージと呼ばれる、メツセージをハントグループAに
対する呼びを規定する制御ユニツト917に送出する。制
御ユニツト917では、プロセツサ918がメモリ919に格納
されたグループのハントデータにアクセスし、どんなグ
ループAメンバもあきとして規定されていないことを決
定する。次に、プロセツサ918がメモリ919に格納された
基準データにアクセスし、ハンテイングが制御ユニツト
927が続行されるべきと決定する。制御ユニツト197はRT
GENメツセージをハントグループAに対する呼びを規定
する制御ユニツト927に送出する。制御ユニツト927で
は、プロセツサ928はメモリ929に格納したグループA用
ハントデータにアクセスしてどんなクループAのメンバ
もあきとして規定されないと決定する。次にプロセツサ
928はメモリ929に格納した基準データにアクセスして、
ハンテイングが制御ユニツト937で続行されるべきと決
定する。制御ユニツト927はRGKENメツセージをハントグ
ループAに対する呼びを規定する制御ユニツト937に送
出する。制御ユニツト937では、プロセツ938がメモリ93
9に格納したグループAのハントデータにアクセスし、
ポート931に接続された加入者セツトがあきとして規定
されると決定する。プロセツサ938はポート931を割当て
て呼びを受信し、更にメモリ939に格納したハントデー
タを更新してポート931を話中として規定する。次に制
御ユニツト937はポート931に警報信号を送出する。制御
ユニツト937は更にセツトアツプ完了(SETUPCOMP)メツ
セージを制御ユニツト947に送出する。これ等の制御ユ
ニツト947と937は、交換モジユール940と930の間の所与
の通信回線のモジユール間接続装置950により以上の呼
びの確立を共同制御する。制御ユニツト947はポート942
の交換モジユール940と所与の通信回線とにより接続を
制御し、更に制御ユニツト937はポート931の交換モジユ
ール930と所呼の通信回線により接続を制御する。その
後、ポート931の状態があきに戻ると、プロセツサ938は
メモリ939に格納したグループAのハントデータを更新
してポート931をあきと規定する。 以上の例はハンテイングが完了するまでの連続する状
態を例示するもので、必要な制御メツセージの数から見
ると最悪なケースを与えるものである点に注目すべきで
ある。例えばポート941があきであつた場合、どんな制
御メツセージも必要とされない。ポート941が話中では
あるが、ポート911或いは912のいずれかがあきであつた
場合、呼びに対するポートの割当てを完了するには唯一
つの制御メツセージが必要とされるだけである。 以下に与えるシステムIIIの詳細な説明においては、
クラスタと呼ぶ4個の遠隔交換モジユールのグループ
が、スタンドアロン動作モードで動作している場合、上
記と同様に、全多重ポートハントグループ、即ち、1つ
以上の交換モジユールに及ぶグループを制御する。正常
動作モードで動作する場合、このような全体のグループ
はホスト交換システムの中央制御装置により制御され
る。この正常動作モードの場合は全グループに対するハ
ントデータは中央制御装置においてのみ維持される。上
記スタンドアロン動作モードでは、上記クラスタの遠隔
交換モジユールの各々が全グループに対するハントデー
タを格納する。所与の遠隔交換モジユールでは、ハント
データはこの所与の遠隔交換モジユール上にない全グル
ープメンバを話中として規定する。上記所与の遠隔交換
モジユールにおけるハントデータは、メンバの現状に従
つて上記所与の遠隔交換モジユールの全グループメンバ
のみを話中或いはあきとして規定する。このような2モ
ード交換方式の1動作モードでの全ハントグループのコ
ントローラを規定するため、第1図のダツシユ線の箱に
より中央制御装置960が与えられる。 以下の説明は、方式I〜IIIと呼ぶ3種の時分割交換
方式に関する。これ等のシステムは、システムにわたつ
て呼び処理機能が分散される度合に従つて変化するもの
である。 方式Iは時分割交換方式であり、そこでは交換機能は
各々が一連の線路或いはトランクに接続された複数の交
換モジユールに対して分散されている。各々の交換モジ
ユールは、これに接続された線路およびトランクの間を
接続する。異なるモジユールに接続された線路或いはト
ランクを含む呼びはこれ等のモジユールを相互接続する
時間多重化スイツチを通して完了される。各交換モジユ
ールはこのモジユールの交換機能を制御する制御ユニツ
トを備える。このシステムは更に時間多重化スイツチの
交換機能を制御する中央制御装置を具備する。システム
内の全ての呼びは回路網時間スロツトと呼ばれるものの
選択を要求する、モジユール間の呼びの場合、上記回路
網の時間スロツトは1つの交換モジユールから時間多重
化スイツチを通して他の交換モジユールへの伝送のため
に用いられる。モジユール内の呼びの場合、上記回路網
時間スロツトは1つの線路或いはトランクを他の線路或
いはトランクに接続するために交換モジユール内で用い
られる。(本実施例によると、2つの回路網時間スロツ
トはモジユール内の呼びのために用いられ、1つはそれ
ぞれの伝送方向に対して用いられる。)呼び処理機能は
方式Iに分散され、そこでは呼びに関係する実時間強調
タスク、例えば信号処理は交換モジユール制御ユニツト
により行われるが、呼びがモジユール間で行われる場合
は、着信ポートを決定し、回路網時間スロツトを選択
し、更に時間多重化スイツチ路を設定する機能としてこ
こで規定するルート指定機能は集中され、システム制御
ユニツトにより行われる。ここに記載する方式Iは1982
年3月30日付エツチ・ジエー・ボイシヤー(H.J.Beusch
er)に対する米国特許第4,322,843号に記載の時分割交
換方式とほぼ同じである。 方式IIは4個の個別の遠隔交換モジユールをシステム
に1体化することにより方式Iから構成される。但し、
方式IIの場合、ルート指定機能は遠隔交換モジユール制
御ユニツトおよびシステムの中央制御装置により分散形
態で行われる。この分散動作は、制御装置により行われ
る仕事、特に時間のかかるデータベースアクセスタスク
が次の制御装置により反復される必要のないように効率
的に行われる。 方式IIIも4個の遠隔交換モジユールを、個別という
よりむしろ、システム内に備えており、クラスタと呼ぶ
ことにするグループに相互接続される。この方式IIIに
おけるルート指定機能も分散的に行われる。ここに記載
した方式IIおよびIIIは、1983年5月11日付けの米国特
許出願第493,683号(チヨードロー・サンダー・シヤー
プレス・テリオツトの(Chodrow−Sander−Shurpless−
Theriot)ケース1−1−3−4)に記載の遠隔交換機
能を備えた時分割交換方式と多くの点で同じである。し
かし、上記チヨードローらの特許出願493,683の方式に
よると、ルート指定機能は分散されず、むしろシステム
中央制御装置により中央で行われる。 この方式IIIは本発明による分散制御交換方式におけ
る多重ポートハントグループを制御する例示としての方
法と装置を備える。 方式I ここで方式Iと呼ぶ第2図の時分割交換方式は加入者
セツト23〜26などの加入者セツトとトランク43〜46など
のトランクを相互に接続するために用いられ、更に64個
の入力端子と64個の出力端子を持つ時分割空間分割スイ
ツチから構成された時間多重化スイツチ10を備えてい
る。更に、29個の時間スロツト交換ユニツトが設けら
れ、それ等のうちの11と12が特に図示されている、更
に、各時間スロツト交換ユニツト11と12は時間多重化ス
イツチ10の2つの入力端子と2つの出力端子に接続され
る。方式Iの場合、時間スロツト交換ユニツト11は時間
多重化線路13と14を介して2つの時間多重化スイツチ入
力端子に、また時間多重化線路15と16を介して2つの出
力端子に接続される。 以下の説明において、時間多重化スイツチ10の入力お
よび出力端子は入力/出力端子対と呼ばれる。この呼称
は、所与の出力/出力端子対の入力端子へのデータワー
ドに対するソースがその対の出力端子からのデータワー
ドに対する着信先であるという理由のために用いられ
る。第2図に示したように、入力/出力端子対P1は時間
多重化線路13と15に関係する。各時間多重化線路13〜16
は、それぞれ256個の時間的に分離された回線からなる1
25マイクロ秒のフレームでデイジタル情報を搬送する。
従つて、各時間スロツト交換ユニツトは125マイクロ秒
フレーム毎に最高512回線のデイジタル情報を送信し、
受信する。 各時間スロツト交換ユニツトは、制御ユニツト17が時
間スロツト交換ユニツト11と関係し、制御ユニツト18が
時間スロツト交換ユニツト12に関係する制御ユニツトに
独自に関係する。更に、各時間スロツト交換ユニツトが
個別の時間多重化線路を介して複数の周辺ユニツトに接
続され、これ等のうち線路ユニツト19〜22およびトラン
クユニツト39〜42が第2図に示してある。時間スロツト
交換ユニツトおよびその関連制御ユニツトと周辺ユニツ
トはここではまとめて交換モジユールと呼ばれる。 線路ユニツト19と20およびトランクユニツト39と40は
交換モジユール201の時間スロツト交換ユニツト11に接
続され、更に線路ユニツト21と22およびトランクユニツ
ト41と42は交換モジユール229の時間スロツト交換ユニ
ツト12に接続される。線路ユニツトの各々は一連の加入
者セツトに接続され、そのうち23〜26の加入者セツトが
図示してある。各時間スロツト交換ユニツトに関係する
線路ユニツトの正確な個数および各線路ユニツトと関係
する加入者セツトの正確な個数は使用される加入者数と
これ等の加入者の呼度により決定される。各線路ユニツ
トは複数の加入者セツト、例えば23〜26からの公知の形
のアナログループを成端し、更にアナログ通話信号を含
む呼び情報をデイジタルデータワードに変換し、これ等
のデータワードはその関連する時間スロツト交換ユニツ
トに送出される。更に、各線路ユニツトは加入者セツト
からのサービスリクエストを検知し、それ等の加入者セ
ツトに或る信号現示情報を発生する。通信サンプルが取
出され、符号化される特定の加入者セツト、および得ら
れたコードを線路ユニツトとその関連する時間スロツト
交換ユニツトの間で伝送するために用いられる特定の時
間多重化線路は関連する時間スロツト交換ユニツトの制
御ユニツトにより決定される。 トランクユニツト、例えば39と40はトランク起動の検
出や他のシステムとのトランク信号現示の制御や検出な
どのトランクに対する類似の機能を行う。これ等のトラ
ンクはアナログ形でもデイジタル形でもよい。かかるデ
イジタルトランクの1例としてはジエー・エツチ・グリ
ーン(J.H.Green)らの米国特許4,059,731に記載された
T1搬送方式があげられる。ここでは24個の個別通信回線
が多重化されている。 加入者セツト、線路ユニツト、および時間スロツト交
換ユニツトの関係は相互接続されたユニツトのかかるグ
ループの各々に対してほぼ同じである。従つて、以下の
説明は加入者セツト23、線路ユニツト19、および時間ス
ロツト交換ユニツト11に直接関係するが、それはかかる
ユニツトの他の全てのグループに対する関係を示すもの
である。更に、トランク、トランクユニツト、および時
間スロツト交換ユニツトの間には類似の関係が存在す
る。線路ユニツト19は各加入者セツトに接続された線路
を走査してサービスリクエストを検出する。かかるリク
エストが検出されると、線路ユニツト19は制御ユニツト
17に、そのリクエストおよびリクエストした加入者セツ
トの見元を示すメッセージを送出する。このメツセージ
は通信路27を介して制御ユニツト17に送出される。制御
ユニツト17はリクエストされたサービス、リクエストし
た加入者セツトの見元、および使用装置に基づいて必要
な変換を行い、制御ユニツト19と時間スロツト交換ユニ
ツト11の間の複数の時間分離回線のいずれかが加入者セ
ツト23から時間スロツト交換ユニツト11へ時間を伝送す
るために用いられるべきかを規定するメツセージを通信
路27を介して線路ユニツト19に送出する。このメツセー
ジに基づいて、線路ユニツト19は加入者セツト23からの
アナログ情報をデイジタルデータワードを符号化し、得
られたデータワードを割当てられた回線に送出する。回
線ユニツト19は更に、上記割当てられた回線に、加入者
セツト23に関係する加入者ループのDC状態、即ち、開電
状態、開電状態を送出する。 線路ユニツト19と時間スロツト交換ユニツトの間の時
間分離された回線が所定の加入者セツトが割当てられた
後、制御ユニツト17は割当てられた回線に送出された情
報をサンプリングして加入者セツトからの信号現示情報
を検出する。このようなサンプリング動作は通信路28を
介して行われる。制御ユニツト17は加入者の回線からの
信号現示情報、他の制御ユニツト、例えば18および中央
制御ユニツト30からの制御メツセージに、時間スロツト
交換ユニツト11の時間スロツト交換機能を制御すること
により応答する。既に記載したように、時間スロツト交
換ユニツトと時間多重化スイツチ10の間の各時間多重化
線路はそれぞれが125マイクロ秒フレームで構成された2
56回線を有する。これ等の回線は、これ等が生じる順に
1から256までの数値が割当てられる。この回線のシー
ケンスは、125マイクロ秒毎に所与の回線が得られるよ
うに反復させる。時間スロツト交換機能は線路ユニツト
から受信されたデータワードを取り、これ等のデータワ
ードを、制御ユニツト17と18の制御下で時間スロツト交
換ユニツトと時間多重化スイツチ10の間の時間多重化線
路の回線に送出する。 時間多重化スイツチ10は、各125マイクロ秒フレーム
が256個の時間スロツトからなる時間スロツトの反復す
るフレーム内で動作する。各時間スロツト毎に、時間多
重化スイツチ10は、制御メモリ29に格納した時間スロツ
ト制御情報に従つて、その64個の入力端子のいずれかで
受信されたデータワードをその64個の出力端子のいずれ
かに接続することができる。時間多重化スイツチ10を通
しての接続の構成パターンは256時間スロツト毎にそれ
自身反復され、各時間スロツトは1から256の数値が順
次割当てられる。従つて、第1時間スロツトTS1の間
に、時間多重化線路13の回線(1)における情報は時間
多重化スイツチ10により出力端子P64に切替えられ、1
方次の時間スロツトTS2の間に時間多重化線路13の次の
回線(2)が出力端子P57に切替えられる。時間スロツ
ト制御情報は、各種制御ユニツト、例えば17と18から得
られた制御メツセージからこの制御情報を発生する中央
制御装置30により中央メモリ29に書込まれる。 中央制御装置30と中央ユニツト17と18は、時間多重化
線路、例えば13〜16の制御回線と呼ばれる選択された回
線を利用して、時間スロツト交換ユニツトと時間多重化
スイツチ10の間で制御メツセージを交換する。各制御メ
ツセージは複数の制御ワードから構成され、また各制御
回線は256の時間分離回線のフレーム当り1制御ワード
を送出することができる。所与の入力/出力端子対と関
係する2つの時間多重化線路の同一回線が制御回線とし
て予め規定される。更に、所与の回線が1対の時間多重
化線路のみに対して制御回線として用いられる。例え
ば、もし回線1を時間多重化線路13と関連する時間多重
化線路15の制御回線として用いた場合は、他の如何なる
時間多重化線路も制御回線として回線1を用いることは
ない。制御回線として同じ番号表示を持つ各時間スロツ
トの間に、時間多重化スイツチ10はその制御回線を占有
するデータワードを出力端子P64に接続し、更に入力端
子P64を上記制御回線に関係する出力端子に接続する。
次に、回線1が時間多重化線路13と15の制御回線であ
り、回線2が時間多重化線路14と16の制御回線であると
した時の方式Iの動作例を説明する。時間スロツトTS1
の間に、制御メモリ29からの情報は、他の接続の間で、
時間分割多重化線路13の回線1の制御ワードが出力端子
P64に接続され、また入力端子P64における回線1の制御
ワードが時間多重化線路15に接続されることを規定す
る。同時に、時間スロツトTS2の間に、制御メモリ29か
らの情報は、時間多重化線路14の回線2の制御ワードが
出力端子P64に接続され、更に入力端子P64における回線
2の制御ワードが時間多重化線路16に接続されることを
規定する。このように動作している時、出力端子P64
は、全ての制御ワードが時間分割多重化スイツチに伝送
された同じ番号表示を持つ回線の上記全ての制御ワード
を時間多重化スイツチ10から受信する。更に、各制御回
線は、制御ワードの関連する制御回線と同じ番号表示を
持つ時間スロツトの間に入力端子P64から上記制御ワー
ドを受けるように接続される。出力端子P64に切替えら
れた制御ワードは制御分散ユニツト31に送出され、この
ユニツトは上記ワードをその制御回線に関係する記憶場
所に一時的に格納する。この場合制御分散ユニツト31の
記憶場所と制御回線の関係により格納された情報のソー
スが識別される。 時間スロツト交換ユニツトからの各制御メツセージは
開始文字、着信部分、信号現示情報部分、および終了文
字から構成される。上記着信部分は制御メツセージの予
測着信地を独自に規定する。制御分散ユニツト31は各制
御メツセージの着信部分を解読して制御メツセージに対
する適切な着信情報を決定し、且つそのメツセージを着
信ユニツトに関係する制御回線と同じ番号表示を有する
回線の時間多重化スイツチ10の入力端子P64に再送出す
る。 上記の動作時に、時間スロツト交換ユニツト11は、そ
の再起制御回線の間に制御ワードを送出して時間スロツ
ト交換ユニツト12を識別する着信部分を有する制御メツ
セージを形成することにより時間スロツト交換ユニツト
12に送出する。制御分散ユニツト31はこれ等の制御ワー
ドを蓄積し、着信部分を解読し、更にこのメツセージ
を、時間スロツト交換ユニツト12と関係する制御回線と
同じ番号表示を有する回線時に入力端子P64に再送出す
る。制御メツセージは更に、この制御メツセージの着信
部分で中央制御装置30を規定することにより中央制御装
置30に送出され得る。これが発生すると、制御分散ユニ
ツト31は、このメツセージを、これを時間多重化スイツ
チ10に戻すよりむしろ通信リンク32を介して中央制御装
置30に送出する。同様に、中央制御装置30から時間スロ
ツト交換ユニツトの1つにメツセージが、特定の時間ス
ロツト交換ユニツトを規定する着信部分を有する制御メ
ツセージを制御分散ユニツト31に送出することにより、
送出される。このメツセージの送出は更に通信リンク32
を用いても達成される。制御分散ユニツト31の特定の実
施例の動作は上記引用のボイツシヤー(Beuscher)らの
特許4,322,843に詳述されている。 制御ユニツト、例えば17と18の各々はメモリ57(第3
図)を備え、このメモリはその関連する制御ユニツトの
制御、および制御ユニツトの主要機能とその関連する時
間スロツト交換ユニツトと、その関連する加入者に関す
るデータに対するプログラムを格納する。制御ユニツト
17の主要処理装置はプロセツサ66(第3図)であり、こ
れはメモリ57に格納した指令に応じて動作する。制御ユ
ニツト17は制御インタフエース回路56を備え、この制御
インタフエース回路56はバス59を介してプロセツサ66か
ら指令を受け、更に、これに応じ、通信路27を介して周
辺ユニツト、例えば、線路ユニツト19と20およびトラン
クユニツト39と40と通信する。この制御ユニツト17は更
に信号プロセツサ65とデイジタルサービスユニツト67を
備える。信号プロセツサ65は、時間スロツト交換ユニツ
ト11により受信された各データワードの信号現示部分
(第6図、ビツトA〜G)を受信し且つ解析することに
よりプロセツサ66の実時間負荷要件を低減させる。デイ
ジタルサービスユニツト67は時間スロツト交換ユニツト
11により受信された各データワードのデータ部分(第6
図)を受信して、PCM信号に変換された加入者からのト
ーン信号を検出する。デイジタルサービスユニツト67は
更にPCMで与えられた発信音および信号ゲート51を介し
て加入者へ、更にゲート52を介して時間多重化スイツチ
10へ送出するために用いられる。以上の制御インタフエ
ース回路56、信号プロセツサ65、およびデイジタルサー
ビスユニツト67、並びに線路ユニツト19の動作は上記引
用のボイシヤ(Beuscher)らによる特許4,322,843に詳
述されている。トランクユニツト39の例はデイジタル装
置インタフエースを備え、、これはT1搬送システムと共
に用いられる上記引用の1983年5月11日付米国特許出願
493,683(チヨードロウ・ランダー・シヤープレス・テ
リオツトケース1−1−3−4(Chodrow−Sander−Sha
rpless−Theriot Case 1−1−3−4)に記載されてい
る。 上記周辺ユニツトの各々は、それぞれが各々16ビツト
の32または64デイジタル回線からなる再起フレームを送
出する。この情報は時間スロツト交換ユニツト11内のマ
ルチプレクスユニツト60(第3図)に送出される。この
マルチプレクス回路60は上記周辺ユニツトから出力信号
を受け、これ等の信号は再フオーマツトされ、125マイ
クロ秒フレーム毎に512チヤネルを有する出力時間多重
化線路62に送出される。同様に、デマレチプレクス回路
61は、時間多重化線路63上で各々16ビツトの512回線を
受け、これ等の回線は所定の構成で線路ユニツト19など
の周辺ユニツトに分散される。更に、マルチプレクスユ
ニツト60は入情報回線を直列から並列に変換し、更にデ
マルチプレクサ61はそれが受けた情報を並列から直列に
変換する。時間多重化線路62の所与の回線に送出された
情報はこの所与の回線に独自に関係する格納場所で受信
時間スロツト交換器50に格納される。 所与のデータワードが格納される所定の格納場所は時
間スロツトカウンタ54により発生された時間スロツト指
示信号により規定される。時間スロツトカウンタ54は51
2時間スロツト指示再起シーケンスを時間スロツト当り
1時間スロツト指示の割合で発生する。所与のデータワ
ードが受信された時間スロツト中に発生された特定の時
間スロツト指示信号は、このデータワードを受信する受
信時間スロツト交換装置50内の格納場所を規定する。デ
ータワードは更に受信時間スロツト交換装置50から時間
スロツト当り1データワードの割合で読取られる。所与
の時間スロツト中に受信時間スロツト交換装置50から読
取られるデータワードのメモリアドレスは制御RAM55を
読取ることにより得られる。制御RAM55は時間スロツト
カウンタ54から時間スロツト表示信号により規定された
アドレスに時間スロツト当り1度読取られ、またこのよ
うに読取られた量は、この時間スロツトに対する読取り
アドレスとして時間スロツト交換装置50を受けるように
送出される。受信時間スロツト交換装置50から読取られ
たデータワードは時間多重化線路68、ゲート8、時間多
重化線路68′、およびインタフエースユニツト69を介し
て時間多重化スイツチ10に送出される。時間多重化スイ
ツチ10からのデータワードは時間スロツト交換ユニツト
11により、インタフエースユニツト69により、受信さ
れ、更に時間多重化線路70′、ゲート9、および時間多
重化線路70を介して送信時間スロツト交換装置53に搬送
される。時間スロツト交換ユニツト11に接続された周辺
ユニツトの間の呼びの場合、制御RAM55は、時間多重化
線路68の受信時間スロツト交換装置50により送出された
データワードがゲート8と9および時間多重化線路70を
介して送信時間スロツト交換器53に搬送されるようにゲ
ート8と9の動作を行う。上記時間スロツト交換器53は
制御RAM55からのアドレスにより規定された格納場所に
入データワードを格納する。データワードは時間スロツ
トカウンタ54により規定されたアドレスで送信時間スロ
ツト交換装置53から読取られる。このように読取られた
データワードは時間多重化線路63に送出され、周辺ユニ
ツト、例えば、線路ユニツト19に送出される。制御RAM5
5は特定の回路、例えば送信時間スロツト変換装置53に
各々関係する一連の制御メモリとして実施される。ここ
で、制御メモリの特定の構成は現在の説明には重要では
なく、時間スロツト交換ユニツト11内のタイミングおよ
び回路要件に依存して変化する。受信時間スロツト交換
装置50、制御RAM55、時間スロツトカウンタ54、および
送信時間スロツト交換装置53により行われる時間スロツ
ト交換の一般原理は技術的に公知であり、更に詳述はし
ない。時間スロツトメモリからデータワードを読取りま
たそれ等に書込む1つの構成はジエー・ダブリユー・ラ
ーツ(J.W.Lurtz)の米国特許4,035,584に詳述されてい
る。 ここに記載した方式Iによる制御情報交換の主要モー
ドは制御メツセージをソース時間スロツト交換ユニツト
から時間多重化スイツチ10および制御分散ユニツト31を
通して送出し、着信時間スロツト交換ユニツトに返送す
るように構成される。第2の通信モードも用いられ、こ
れにより所与の呼びに関する制御情報は、その呼びに対
して割当てられた時間スロツトを利用してソース時間ス
ロツト交換ユニツトから時間多重化スイツチ10を介して
着信時間スロツト交換ユニツトに送出される。呼び時間
スロツトにおけるデータワードのEビツト位置が2次モ
ード通信に対して用いられる。但し、任意の、或いは全
ての信号現示ビツトがこの2次通信モードに用いられる
ことがわかる。このEビツトは通信路の連続性チエツク
および信号応答の2つの目的のために用いられる。これ
等の2つの目的を達成する場合に導体193、194、および
195を介してプロセツサ66と通信するEビツトアキユム
レータ48およびEビツトチエツク回路192の動作は上記
ボイシヤ(Beuscher et al.)らの特許4,322,843に詳述
されている。 次に、本変換方式の各種制御装置の間で行われる第1
通信モードについて説明する。プロセツサ66が、完全な
ダイヤル番号に応じて、そのダイヤル番号に関する変換
を行い、中央制御装置30に対する制御メッセージを定式
化し、これにより上記呼びに対するあき時間スロツトが
時間多重化スイツチ10を通して確立されることになる。
この制御メツセージはプロセツサ66によりメモリ57に格
納される。技術的に公知のDMAユニツト58がフレーム当
り1制御ワードの割合で制御メツセージを読取り、更に
そのワードをインタフエースユニツト69の制御ワードソ
ースレジスタ80(第4図)に送出し、時間多重化線路を
通して時間多重化スイツチ10に送出する。同様に、制御
メツセージが他の制御ユニツトと中央制御装置30からイ
ンタフエースユニツト69の制御ワード着信レジスタ92
(第4図)で受信され、DMAユニツト58により、制御メ
ツセージがプロセツサ66により読取られるメモリ57に送
出される。第4図に詳細に示したインタフエースユニツ
ト69はマルチプレクス/デマルチプレクス回路75および
2つのリンクインタフエース78と79を備える。このマル
チプレクス/デマルチプレクス回路75はデータワードを
受信時間スロツト交換装置50から時間多重化線路68′を
介して受信し、且つデータワードを送信時間スロツト交
換装置53に、時間多重化線路70′を送出するように接続
する。両時間多重化線路68′と70′は125マイクロ秒フ
レーム当り512回線の割合でデータワードを搬送する。
マルチプレクス/デマルチプレクス回路75は、時間多重
化線路77の各偶数番回線にデータワードを送出し、また
時間多重化線路76の各奇数番回線にデータワードを送出
することにより時間多重化線路68′で受信された情報を
上記2つの時間多重化線路76と77に分割する。かくして
時間多重化線路76と77の各々はフレーム当り256回線の
割合で情報を搬送する。更に、マルチプレクス/デマル
チプレクス回路75は2本の256回線時間多重化線路85と8
6の情報を512回線時間多重化線路70′に結合する。この
結合は、時間多重化線路85からのデータワードが時間多
重化線路70′の奇数番回線に送出され、一方時間多重化
線路86からのデータワードが偶数番回線に送出されるよ
うにデータワードを時間多重化線路85と86から交互に送
出することにより発生する。時間多重化線路76と85はリ
ンクインタフエース78に接続され、また時間多重化線路
77と86はリンクインタフエース79に接続される。時間ス
ロツト交換ユニツト11はフレーム当り512時間スロツト
(回線)に基づいて動作し、1方リンクインタフエース
78と79および時間多重化スイツチ10はフレーム当り256
時間スロツト(回線)に基づいて動作する。更に、時間
スロツト交換ユニツト11から受信され、それに送出され
たデータワードの回線は完全に同期している。即ち、所
与の番号表示を有する回線が時間スロツト交換ユニツト
11からリンクインタフエース78により受信された時は常
に、両リンクインタフエース78と79は時間スロツト交換
ユニツト11に対して同じ番号表示を有する回線を受信し
且つ送出していることになる。上記分割後の同期を維持
するために、時間多重化線路68′の全ての奇数番目の線
はマルチプレクス/デマルチプレクス回路75により遅延
され、これにより奇数番回線とこれに続く偶数番回線は
ほぼ同時に時間多重化線路76と77のそれぞれに送出され
る。同様に、時間多重化線路86のリンクインタフエース
79からの各データワードはマルチプレクス/デマルチプ
レクス回路75により遅延され、従つて、このデータワー
ドは、これがこれとほぼ同時にマルチプレクス/デマル
チプレクス回路75により受信された直後に時間多重化線
路70′に送出される。以下に与える説明において、所与
のデータワードの時間スロツトはリンクインタフエース
78と79および時間多重化スイツチ10に対するその時間ス
ロツトに関係する。例えば、時間多重化線路68′の回線
1と2からのデータワードはリンクインタフエース78と
79および時間多重化スイツチ10に共に関係する。リンク
インタフエースユニツト78と79の各々は時間多重化スイ
ツチ10の1つの入力/出力ポート対に独自に関係する、 リンクインタフエース78(第4図)は受信機82を備
え、この受信機は時間多重化スイツチ10から直列に送出
されたデータワードを時間多重化線路15を介して受信
し、且つこの情報を導線83に直列に再送出する。クロツ
ク復元回路84は導線83への接続により入ビツト流を受信
し且つこれから32.768メガヘルツクロツク信号を復元す
る。このクロツク信号はリンクインタフエース回路78に
対するタイミングを与えるために用いられる。以下に詳
述する理由により、時間多重化線路15で受信された情報
は必ずしも時間多重化線路13に送出されたものと回線的
に同期する必要はない。時間多重化線路76と85のデータ
ワード間で回線同期を達成するために、導線83の入デー
タワードは乱アクセスメモリ回路87でバツフア化され
る。導線83のデータワードは書込みアドレス発生装置88
により規定された格納場所で乱アクセスメモリ87に書込
まれる。書込みアドレス発生装置88はクロツク復元回路
84から2.048メガヘルツクロツク信号を受け、これに応
じて導線83の入データ書込みアドレスと同期して256書
込みアドレスの再起シーケンスを発生する。データワー
ドが乱アクセスメモリ87から読取られ、256読取りアド
レスの再起シーケンスを発生する読取りアドレス発生装
置89により規定された場所で時間スロツト交換ユニツト
11に送出される。上記読取られたアドレスはオフセツト
回路から受信された情報から導出される。オフセツト回
路90は書込みアドレス発生装置88により発生された書込
みアドレスを受信し、これから所定の数を有効に減算す
る。次に、この減算の結果がアドレス発生装置89を読取
るために送出される。このようにして、読取りアドレス
発生装置89は読取りアドレスのシーケンスを発生し、こ
れは書込みアドレス発生装置88により発生されたアドレ
スの後のフレーム(64時間スロツト)の約1/4である。 インタフエースユニツト69のリンクインタフエース78
と79はマスタ/スレーブモードで動作して回線同期を維
持する。本実施例によれば、リンクインタフエース78は
マスタであり、上記のように動作を継続する。リンクイ
ンタフエース79の読取りアドレス発生装置は、しかしな
がら、リンクインタフエース78の読取りアドレス発生装
置89からの読取りアドレスにより駆動される。時間多重
化線路15の長さの差に起因して、1/4程度の情報フレー
ムがリンクインタフエース79で利用される書込みアドレ
スと読取りアドレスを分離する。これは、時間多重化線
路85と86に送出されたデータワードが回線同期し、1方
時間多重化線路15と16にはかかる同期は何ら必要とされ
ないことにより発生する。 同じ回線が所与のリンクインタフエースで用いられ、
共に制御メツセージを送受信する。所与のリンクインタ
フエース、例えばリンクインタフエース78により制御メ
ツセージを搬送するために用いられる特定回線がプリセ
ツトされ、制御回線レジスタ81に格納される。読取りア
ドレス発生装置89により発生された各読取りアドレスは
コンパレータ91に送出され、これはその読取りアドレス
を、制御回線レジスタ81に格納されたプリセツト制御回
線指示信号に比較する。コンパレータ51は、読取りアド
レスが制御回線指示値に同等であることを決定した時点
で、制御ワードソースレジスタ80および制御ワード着信
レジスタ92に送出されるゲート信号を発生する。制御ワ
ード着信レジスタ92は、上記コンパレータ91からのゲー
ト信号に応じて、時間多重化線路85の情報を格納する。
この特定回線の間の時間多重化線路85の情報は制御ユニ
ツト17により用いられる制御回線の内容により構成され
る。DMAユニツト58の動作により制御ワードレジスタ92
の内容は次の制御回線前にメモリ57に送出される。同様
に、制御ワードソースレジスタ80は、その内容を時間多
重化線路76からゲートし、従つて制御ワードを送出する
ことによりコンパレータ91からのゲート信号に応答す
る。制御ワードは送出され、ほぼ同様にしてリンクイン
タフエース79により受信されるが、リンクインタフエー
ス79に関係する特定の制御回線指示情報はリンクインタ
フエース78に関係するものとは異なつている。 読取りアドレス発生装置89により発生された読取りア
ドレスはまたフレームシーケンス発生装探93に送出され
る。フレームシーケンス発生装置93は回線当り1ビツト
の割合で独自のシーケンスのフレームビツトを発生する
ことにより上記に応答する。各回線の間にフレームシー
ケンス発生装置93により発生されたビツトはフレームそ
う入回路94に送出され、この回路は上記フレームビツト
を時間スロツト交換ユニツト11からのデータワードのG
ビツト格納場所に配置する。次に、このフレームビツト
を含むデータワードが並列・直列レジスタ95および駆動
回路96を介して、時間多重化スイツチ10の独立の入力ポ
ートに接続される。リンクインタフエース78により受信
された各データワードは時間多重化スイツチ10により発
生され且つ送出されるフレームビツトを有する。フレー
ムチエツカ97は時間多重化スイツチ10からの各データワ
ードの各フレームを読取り、そして時間多重化スイツチ
10とそれ自身の間の通信がなお同期しているか否かを決
定する。同期がある場合は如何なる補正もなされない。
しかし、同期がないとわかつた場合は再フレーミングが
技術的に公知の方法でクロツク復元回路84と連絡するこ
とにより達成される。 時間多重化スイツチ10の入出力端子は、両端子が同一
のリンクインタフエースに接続されている場合は、対に
なつていると考えることができる。更に、時間多重化ス
イツチ10の入出力端子の各対はリンクインタフエース78
と79に類似の時間多重化スイツチリンクに接続される。
リンクインタフエース78は受信機101を含む時間多重化
スイツチリンクインタフエース100(第5図)に接続さ
れ、この受信機は時間多重化線路13からデータワードを
受け、時間多重化線路103を介して直・並列レジスタ102
にそれ等のデータワードを送出する。時間多重化線路10
3からのビツト流は更にクロツク復元回路104とフレーム
チエツク回路105に印加され、これ等の回路は、それぞ
れ、それ等からクロツク信号を導出し且つフレーム同期
が存在する場合はそれを決定する。時間多重化スイツチ
リンクインタフエース100は更にクロツク復元回路104か
らの信号に応じて、書込みアドレスのシーケンスを発生
する書込みアドレス発生装置106を備えている。直・並
列レジスタ102に送出された各データワードは次に書込
みアドレス発生装置106により発生されたアドレスで乱
アクセスメモリ107に書込まれる。 時間多重化スイツチ10は更に時分割空間分割スイツチ
108を備え、このスイツチ108はそれぞれがその入出力端
子間の径路を完了する約488ナノ秒の256時間スロツトの
フレームで動作する。各時間スロツト中に接続される入
出力端子間の交換径路を規定する制御情報はこれ等の接
続を確立する時間スロツト毎に読取られる制御メモリ29
(第2図)に格納される。各時間スロツトは番号表示を
有し、且つ所与の時間スロツト中に同一の番号表示を有
するデータワード回線が交換されるべきであつた点を想
起されたい。従つて、所与の時間表示を持つ回線の全デ
ータワードは不正確な交換を回避するためにそれ等デー
タワードの関連する時間スロツト中に時分割空間分割ス
イツチ108に送出されなければならない。このために、
時間多重化スイツチ10は、ほぼ同時に各時間多重化スイ
ツチリンクインタフエースの各乱アクセスメモリに送出
される256読取りアドレスの再起シーケンスを発生する
マスタクロツク回路109を備える。従つて、他の全ての
時間多重化スイツチリンクインタフエースに含まれる乱
アクセスメモリ107および等価乱アクセスメモリはほぼ
同一時刻で同一時間スロツトに関係するデータワードを
読取る。乱アクセスメモリ107から読取られたデータワ
ードは並列・直列シフトレジスタ110に送出され、これ
からデータワードは時分割空間分割スイツチ108に送出
される。 時間多重化線路15を通してリンクインタフエース78に
送出される全てのデータワードはそれ等の伝送の1時間
スロツト内に導線111上の時分割空間分割スイツチ108か
ら時分割空間分割スイツチ108に受信される。時間多重
化スイツチリンクインタフエース100はフレームシーケ
ンス発生装置112を備え、これは時間スロツト当り1ビ
ツトの割合でフレーム化ビツトシーケンスを発生する。
これ等のフレーム化ビツトはフレームそう入回路113に
送出され、この回路は導線111上の各データワードのビ
ツト位置Gにフレームビツトを配置する。次に導線111
上の各データワードはドライバ回路114を介してリンク
インタフエース78に時間多重化線路15を介して送出され
る。 集中径路指定 方式Iにおいては、全体の制御機能は中央制御装置30
と交換モジユールの制御ユニツト、例えば、交換モジユ
ール201の制御ユニツトにより共同的に達成される。以
下の説明を容易にするために、交換モジユール制御ユニ
ツトにより行われる制御機能は交換モジユールにより行
われるものとして簡単に説明される。本システムの全体
にわたる処理タスクはプログラムプロセスと呼ばれる一
連の主要タスクに分割される。このプロセスは一連の手
順から構成され、各手順はこのプロセスの或るサブタス
クを行う。全プロセスに適用できるデータを格納するプ
ロセス制御ブロツクと呼ばれるメモリブロツクと上記プ
ロセスの個別手順に有用なデータを格納するスタツクと
呼ばれるメモリブロツクが上記プロセスと関係する。こ
れ等のプロセスはメツセージを介して互いに連絡する。
同じ形のメツセージが同一プロセツサの他のプロセスと
連絡する場合に用いられ、或いは異なるプロセツサの他
のプロセスと連絡する場合に用いられる。 方式Iにおける上記プロセスは2つの形、端子プロセ
スとシステムプロセスの2つからなる。これ等のうちシ
ステムプロセスは、システムが動作している限りは存在
したままである。一方端子プロセスは個別の呼びの間
に、或いは診断テストまたはサービス評価などのサービ
ス事象の間に対してのみ存在を継続する。各呼び毎に、
2つの端子プロセス−発信線路またはトランクに接続さ
れた交換モジユールにおける発信端子プロセスおよび着
信線路またはトランクに接続された交換モジユールにお
ける着信端子プロセスが生成される。例えば、交換モジ
ユール229に接続された加入者セツト25がオフフツクに
なつた場合を考える。このオフフツク状態は線路ユニツ
ト21内の走査により検出される。交換モジユール229内
の呼び処理制御システムプロセス2001がかかるオフフツ
ク検出について知られ、更にこれに応じて発信端子プロ
セス2002を生成する。発振端子プロセス2002は加入者セ
ツト25への発信音の送出および加入者セツト25からダイ
ヤルされた番号の引き続く受信を制御するために用いら
れる。発信端子プロセス2002は上記ダイヤル番号を解析
して4つの変数PI、DI、DIGCNTおよびTREAT値を与え
る。変数PIはプレフイツクスがダイヤルされたか否かを
規定するプレフイツクス指標であり、もしそうなら、プ
レフイツクスの形、例えばO+プレフイツクスは取扱者
が援助する市外通話に対して用いられ、或いは1+プレ
フイツクスは直接ダイヤルした市外通話に用いられる。
変数DIは着信指標であり、これは、例えば、7桁の登録
番号の初めの3桁(n××桁)に基づいて呼びに対する
一連の可能な着信カテゴリの1つを規定し、上記着信指
標は、着信先がローカル線であること、或いはそれが現
在のシステムを他の或る交換システムに接続する複数の
トランクグループの1つを介してアクセス可能であるこ
とを規定する。変数DIGCNTはダイヤルされた桁番号を規
定する。変数TREATは、ダイヤルされた番号が呼びを完
了するために処理され得るか、或いは呼びパーテイのみ
が意図した番号を部分的にダイヤルした場合に、適切な
アナウンスが加入者セツト25に送出されるべきか否かを
規定する。更に、着信端子プロセス2002は、発信線路の
特性に基づいて、例えば、この線路が通常の住宅線路で
あるか或いは構内交換(PBX)またはキーシステムに接
続されるか否かに基づいて、スクリーン指標SIの値を決
定する。次にこの発信端子プロセス2002はメツセージバ
ツフアで進路リクエストメツセージRTPEQを定式化す
る。第14図に示したように、RTREQメツセージは5つの
フイールド、PATHDES、RTGDATA、DIALDATA、GPIおよびT
REATを含んでいる。(ここに引用した他のデータ構造や
メツセージ、およびリレーシヨンに対してRTREQメツセ
ージは現在の説明の理解には重要ではない余分のフイー
ルドを含んでよい。) PATHDESフイールドは呼びに用いられる交換システム
を通して径路を特定するために用いられる径路記述子を
格納する。このような径路は発信周辺時間スロツト、回
路網時間スロツト、および着信取辺時間スロツトを規定
することにより完全に記述される。この発信周辺時間ス
ロツトは512時間スロツトの特定のものであり、この時
間スロツトにおいては発信線路またはトランクからの情
報は受信時間スロツト交換装置50(第3図)により受信
され、且つ送信時間スロツト交換装置53(第3図)から
の情報は発信線路またはトランクに送出される。同様に
して、着信周辺時間スロツトは着信線路またはトランク
との連絡に用いられる512時間スロツトの1つである。
回路網時間スロツトは発信交換モジユールの受信時間ス
ロツト交換装置50により送出された512時間スロツト
の、および着信交換モジユールの送信時間スロツト交換
装置53により受信された512時間スロツトの選択された
共通に用いられる時間スロツトである。完全な径路を確
立するためには情報は、時間スロツト交換装置により行
われる回路網時間スロツトおよび周辺時間スロツトの間
のマツピングを規定する発信および着信交換モジユール
の両者の制御RAM55(第3図)に格納されなければなら
ない。モジユール内の呼びは時間多重化スイツチ10を通
して送出されることはない。しかしながら、モジユール
間の呼びの場合の情報は、所定の呼びに対して選択され
た回路網時間スロツトの間にそれを規定する制御メモリ
29に格納され、時間多重化スイツチ10は発信交換モジユ
ールから着信交換モジユールへの径路を与えなければな
らない。本実施例の場合、発信端子プロセス2002はこの
時点の呼びに対する発信周辺時間スロツトについて知る
だけである。PATHDESフイールドの残部はあきのままに
される。 RTGDATAフイールドは、現在の説明およびこれ以上は
説明されないものの理解には重要ではない或る呼び処理
特性の実施に用いられる一連の変数の格納に用いられ
る。上記RTGDATAフイールドは更に呼びに対する成端の
形式、即ち線路かトランクか、或いはアナウンスメント
成端かを規定するために引続き用いられる可変TERMTYP
を格納する。DIALDATAフイールドは着信端子プロセス20
02および受信ダイヤル番号に決定されるDIGCNTや変数P
I、DI、SIを格納するために用いられる。GPIフイールド
は発信加入者セツト25に接続されたポートの全ポートの
同一性情報を格納するために用いられる。所定の線路ま
たはトランクが第2図の交換システムに接続される接続
点はここではポートと呼ばれる。(多重回線デイジタル
装置の場合は、各回線は異なるポートに接続されると考
えられる。)システムの各ポートは独自の全ポートの同
一性を有する。デイジタルサービスユニツト67(第3
図)に含まれる一連のアナウンスメント回路も、それぞ
れ、独自の全ポートの同一性を有している。共同線に接
続されたポートに対しては、GPIフイールドは更にそれ
等の線路に対する個別のパーテイを識別する。RTREQメ
ツセージの場合、GPIフイールドは発信ポートの全ポー
トの同一性を規定する。TREATフイールドは発信端子プ
ロセス2002により決定されたTREAT変数を格納するため
に用いられる。 RTREQメツセージが一旦定式化されると、それは発信
端子プロセス2002により中央制御装置30の径路指定シス
テムプロセス2003(第7図)に送出される。この径路指
定システムプロセス2003は径路指定データブロツク(RD
BLK)2101と呼ばれるデータ構造にRDREQメツセージを格
納する。更にこの径路指定システムプロセス2003は、着
信ポートの全ポート同一性を決定するために、ここで詳
述するように、RTREQメツセージの情報を用いて中央の
データベースにアクセスする。上記径路指定プロセス20
03は更に呼びに用いられる回路網時間スロツトを選択
し、そして、もし着信ポートが発信ポートより異なる交
換モジユールに接続されている場合は、選択された時間
スロツトを規定する情報を制御メモリ29に書込む。次
に、この径路指定システムプロセス2003は、TERMTYP変
数の値に依存して、線路終端リクエスト(LNTREQ)メツ
セージ、トランク終端リクエスト(TKTREQ)メツセー
ジ、またはメツセージバツフアのアナウンスメント終端
リクエスト(ANTREQ)メツセージを定式化する。第14図
に示したように、LNTREQメツセージはPATHDES、RTGDAT
A、FARPID、およびGPIの4つのフイールドを含む。これ
等のうち、PATHDESおよびRTGDATAフイールドはRTREQメ
ツセージに対して既に記載されたものである。但し、径
路指定システムプロセス2003により決定された回路網時
間スロツトがPATHDESフイールドに付加される。このフ
イールドは、RTREQメツセージのヘツダから決定された
発信端末プロセス、現在の例では発信端末プロセス2003
を規定するプロセス識別子を記憶格納するために用いら
れる。GPIフイールドは径路指定システムプロセス2003
により決定された着信ポートの全ポートの同一性情報を
格納する。この着信ポートがトランクに、またはアナウ
ンスメント回路に接続されると、TKTREQメツセージまた
はANTREQメツセージが定式化される。第14図に示したよ
うに、TKTREQメツセージおよびANTREQメツセージはLNTR
EQメツセージと同じフイールドを有し、更に、TKTREQメ
ツセージはトランクにわたつて他の交換システムに送出
される数字を格納するために用いられる。本例の場合
は、径路指定システムプロセス2003(第7図)により決
定される着信ポートは径路指定システムプロセス2003に
より交換モジユール201の着信システムプロセス2004に
送出される。これに応じて、プロセス2004は交換モジユ
ール201に格納された話中/あきマツプ(後にPORTSTATU
S関係とも呼ばれる)を読取つて、加入者セツト23が現
在話中であるか、あきであるかを決定する。加入者セツ
ト23があきの場合は、プロセス2004は着信端末プロセス
2005を生成し、LNTREQメツセージで受信された情報を線
路着信(LNTERM)メツセージを介してプロセス2005に進
める(或いは、TKTREQメツセージまたはANTREQメツセー
ジが受信されている場合は、トランク着信(TKTERM)メ
ツセージまたはアナウンスメント着信(ANTERM)メツセ
ージで)。着信端末プロセス2005は加入者セツト23に呼
出し信号電圧の送出を、また上記引用のポイシヤー(Be
uscher)らの特許4,322,843に記載されたEビツト導通
信号の送出を行い、更に交換モジユール229への可聴呼
出し音の送出を行う。次に、着信端末プロセス2005はセ
ツトアツプ完了(SETUPCOMP)制御メッセージを現在完
了した径路記述子PATHDESを含む交換モジユール229の発
信端末プロセス2002に送出する。これに応じて、発信端
末プロセス2002はEビツト導通信号の交換モジユール20
1への送信を実施する。交換モジユール201が交換モジユ
ール229からのEビツト導通信号を受け、着信端末プロ
セス2005は加入者セツト23との連絡に用いられる着信周
辺時間スロツトを決定し、更に着信周辺時間スロツトと
回路網時間スロツトの間のマツピングを規定する交換モ
ジユール201の制御RAM55に情報を書込む。同様に、交換
モジユール229が交換モジユール201からEビツト導通信
号を受けると、発信端末プロセス2002は、加入者セツト
25との連絡に用いられる発信周辺時間スロツトを決定
し、更に発信周辺時間スロツトと回路網時間スロツトの
間のマツピングを規定する交換モジユール229の制御RAM
55に情報を書込む,加入者セツト25と23の間の通信路の
セツトアツプがここで完了する。 径路指定システムプロセス2003はここに記載した例に
おいて3つの基本的な機能、即ち着信ポートおよびその
全ポートの同一性の決定、回路網時間スロツトの選択、
およびモジユール間の呼びに対する時間多重化スイツチ
10を通しての径路のセツトアツプ、即ち、選択された時
間スロツトを規定する情報の制御メモリ29への書込みな
どを行つたことをここで想起しよう。これ等の機能を実
施する場合の径路指定システムプロセス2003により行わ
れる径路指定プログラムの流れ図が第9〜13図に示され
る。径路指定システムプロセス2003の動作状態を規定す
る状態図が第8図に与えられる。現在の方式Iによれ
ば、単一径路指定システムプロセス2003は着信ポート決
定およびシステム内の全ての呼びに対する回路網時間ス
ロツト選択の機能を実施する。径路指定システムプロセ
ス2003は更に全てのモジユール間の呼びに対する時間多
重化スイツチ10の径路セツトアツプ機能を行う。径路指
定システムプロセス2003は1度に1つの呼びを処理す
る。即ち、このプロセスは径路指定プログラムを実行し
てLNTREQメツセージ、TKTREQメツセージ、またはANTREQ
メツセージのいずれかを発生することにより各RTRERメ
ツセージに応答する。第7図に示したように、径路指定
システムプロセス2003はプログラム実行中に4つのデー
タ構造、径路指定データブロツク(RDBLK)2101、呼び
流れブロツク(CFBLK)2102、グループブロツク(GRPBL
K)2103、および着信ブロツク(TERMBLK)2104を用い
る。この径路指定システムプロセス2003は更に後に記載
される12のリレーシヨン2105〜2116からなる中央データ
ベースへアクセスする。 リレーシヨンデータベースはシー・ジエー・デート
(C.J.Date)「データベース入門(Introduction to Da
tabase Systems)、第3版、アジソン ウエスリー、19
81に記載されたリレーシヨンの集合と考えることができ
る。テーブルの列はタプル(tuple)と呼ばれ、行は独
自の名称を持つ属性である。特定のタプルにおける名前
をもつた属性はアイテムと呼ばれる。キーは属性のサブ
セツトであり、それ等の値はリレーシヨンのタプルを独
自に識別するために用いられる。キーは、もしこれが1
つ以上の属性からなる場合はコンポジツトと呼ばれる。
このリレーシヨンは1つ以上の候補としてのキーを持つ
ことがある。その場合、候補の1つはリレーシヨンの1
次キーとして指示される。各属性は、属性のドメインと
呼ばれる特定の値の組を取ることができる。第1表には
例としてPARTと名付けたリレーシヨンが示してある。 属性P#は、その値がリレーシヨンのタプルを独自に
規定するために用いられるので、リレーシヨンの主要キ
ーである。例えば、P#=P4と規定するとタプル(P4、
Screw、青、15、ロンドン)が識別される。 径路指定プログラム(第9図〜13図)の実行は、RTRE
Qメツセージが受信された時はSTART状態3001(第8図)
から始まる。ブロツク1010(第9図)の実行中に受信さ
れたRTREQメツセージは径路指定データブロツクRDBLK
(第15図)の初めの2つのフイールド、HEADERフイール
ドとTEXTフイールドに格納される。メツセージヘツダが
解析され、発信端末プロセスの同一性がRDBLKのORIGTPI
フイールドに格納される。RDBLKのRTGSTATEフイールド
は、第8図の状態図における。径路指定プログラムが現
在入力されたという状態を規定する。RTGSTATEフイール
ドが更新されて、各状態遷移が生じる前に次の状態を規
定する。RICOUNTフイールドは以下に説明するトランク
径路指定に関連して用いられる。 プログラムの実行は先ずブロツク1025(第9図)に進
み、その間に一連のプログラム変数がRTREQメツセージ
に基づいて初期化され、次に判定ブロツク1030に進み、
この間に、RTREQメツセージで受信された変数が固定径
路指定に対する、例えば発信加入者に、番号が単に部分
的にダイヤルされたことを知らせるアナウンスメントに
対する径路指定を規定したかが決定される。変数TREAT
が固定径路指定を規定する場合は、実行はFIXEDRT状態3
002(第8図)ぶ入力されるブロツク1240に進む。初期
化された変数の1つはTERMTYPであり、これはリクエス
トされた着信先がアナウンスメント回路であるというこ
とを規定する。FIXEDRIリレーシヨン(第16図)がTREAT
を用いて径路指定指標(RI)を得るキーとして用いら
れ、これを更に用いて適切なアナウンスメント回路の全
ポートの同一性が見出される。キーTREATにより規定さ
れたFIXEDRIリレーシヨンのタプルが呼びのフローブロ
ツクCFBLK(第15図)に格納される。 但し、変数TREATが固定径路指定を規定しない場合
は、実行はブロツク1030からブロツク1040に進み、その
間にSCREEN状態3003(第8図)が入力される。ブロツク
1050の間に、SCRNINGリレーシヨン(第16図)が変数D
I、SI、およびPIを用いて複合キーとして読取られる。
リレーシヨンSCRNINGは属性RI、NOCおよびROUTETYPEを
有している。このROVTETYPE属性は着信ポートが線路或
いはトランクに接続されたか否かを規定する。線路の場
合には、NOC属性が着信ポートの規格化局コードを規定
する。この規格化局コードは7桁の電話番号の初めの3
桁(n××)の符号化を表わす。例えば、通常の中央局
のn××数355,357、および420が規格化局コード1、2
および3として符号化される。ROUTETYPE属性がトラン
クを規定した時は、RI属性は径路指標をROUTINGリレー
シヨン(第16図)に規定し、これは次に読取られて特定
のトランクグループの個数が得られる。複合キーDI、SI
およびPIにより規定されたSCRNINGリレーシヨンから読
取られたタプルがCFBLK(第15図)に格納される。 次に、判定ブロツク1060に進み、この間にROUTETYPE
属性が、リクエストされた端末が線路か或いはトランク
かを決定するために検討される。ROUTETYPE属性が線路
を規定した場合はブロツク1070に進み、DNTRAN状態3004
(第8図)が入力される。TERMTYP変数がセツトされ
て、リクエストされた端末が線路であることが規定され
る。発信加入者セツトによるダイヤル番号がRTREQメツ
セージの1部として送出されたこと、また規格化された
局コード(NOC)がSCRNINGリレーシヨンを読取ることに
より得られたことを想起されたい。加入者電話番号の変
換を目的として中央制御装置30により格納された加入者
電話番号は7桁の番号としては格納されず、単一桁NOC
の、最後の4桁がダイヤル番号を与えるものとの組合せ
から構成された5桁の数として格納される。SCRNINGリ
レーシヨンからのNOCをRTREQメツセージで受信された最
後の4ダイヤル桁との組合わせにより得られたDNはDNTR
ANリレーシヨン(第16図)を読取るキーとして用いられ
る。DNTRANリレーシヨンは、上記キーにより規定された
線路が個別線路か、或いは多重線路ハントグループの1
部かを規定するTERMCLASS属性と、線路の全ポートの同
一性を規定するGPI属性とを有している。キーDNにより
規定されるDNTRANリレーシヨンのタプルはCFBLK(第15
図)に格納され、プログラムの実行は判定ブロツク1090
に進む。 ブロツク1090の実行中に規定された線路が個別線路
か、或いは多重線路ハントグループの1部かの決定がTE
RMCLASS属性に基づいてなされる。個別線路が示された
時は、着信ポートを決定する機能が完了し、実行はブロ
ツク1180に進み、この間に着信ポートのGPIがTERMBLK
(第15図)に格納される。ここで、GPIは、交換モジユ
ールのいずれが着信ポートを含むかを規定するMODULEフ
イールドと、この交換モジユールのポートの特定のもの
を規定するPORTフイールドとの2つのフイールドにより
構成される点に注目されたい。 実行はブロツク1190に進み、INTEGRITY状態3012(第
8図)が入力される。中央制御装置30は交換モジユール
の各々の制御ユニツトと定期的に連絡してそれ等の動作
状態を検証し、更にかかる状態に関する情報を状態テー
ブルに維持する。ブロツク1190の間に、TERMBLKに格納
されたMODULEフイールドを用いて状態テーブルが読取ら
れて、規定れた交換モジユールのプロセツサが動作状態
にあることを検証する。ブロツク1200では、NWCONN状態
3013(第8図)が入力される。ブロツク1200の実行中
に、回線時間スロツトが選択され、そして呼びがモジユ
ール間の呼びの場合は選択された時間スロツトを規定す
る指令が制御メモリ29に格納される。ブロツク1210で
は、TERMTYP変数が用いられ、LNTREQメツセージ、TKTRE
Qメツセージ、またはANTREQメツセージがメツセージバ
ツフアで定式化されるべきか否かを決定する。次に、RD
BLK、CFBLK、およびTERMBLKデータ構造のデータを用い
てブロツク1220の間に適切なメツセージが形成される。
次いで実行はブロツク1230に進み、この実行中にメツセ
ージバツフアに格納されたメツセージが着信交換モジユ
ールの制御ユニツトに送出され、DONE状態3014(第8
図)が入力される。 判定ブロツク1090にもどり、個別線路を規定する代り
にTERMCLASS属性が多重線路ハントグループを規定する
と、実行はブロツク1090からブロツク1100に進行する。
多重線路ハントグループは同一の加入者電話番号或いは
加入者電話番号の組を共有する線路のグループである。
ブロツク1100では、PORTGROVPリレーシヨン(第16図)
が、DNTRANリレーシヨンから得られたGPIをキーとして
用いることにより読取られる。上記PORTGROUPリレーシ
ヨンはGRPNUM属性を有し、この属性は多重線路ハントグ
ループの数並びに所与のグループの特定メンバを規定す
るMEMBER属性を規定する。PORTGROUPから読取られたタ
プルはGRPBLK(第15図)に格納され、実行はブロツク11
10に進み、MLGPREHUNT状態3005(第8図)が入力され
る。ブロツク1110の実行中は、キーとしてGRPNUM属性を
用いてMHGリレーシヨン(第17図)が読取られる。上記M
HGリレーシヨンは多重線路ハントグループに対する動的
話中/あきデータを格納する一連のリレーシヨンの1つ
を規定するHTYPE属性を有するが、本説明ではLNSTATリ
レーシヨン(第17図)のみが含まれる。MHGリレーシヨ
ンから読取られたタプルはGRPBLK(第15図)に格納され
る。HTYPE属性がLNSTATリレーシヨンを規定すると、実
行はブロツク1120に進む。ブロツク1120の実行中に、LN
STATリレーシヨンはキーとしてGRPNUM属性を用いて読取
られる。LNSTATリレーシヨンは、ハントグループの各メ
ンバの話中/あき状態を規定するGMFLAGビツトマツプを
有する。全ビツトマツプを格納する代りに、そのビツト
マツプに対するポインタがGRPBLK(第15図)に格納さ
れ、実行がブロツク1140に進み、MLGHUNT状態(第8
図)が入力される。ブロツク1140の実行中に、ハントグ
ループのあきメンバが選択される。格納されたポインタ
を介してアクセス可能なGMFLAGビツトマツプがあきメン
バの決定に用いられる。上記選択はHTYPE属性に基づく
所定のハントアルゴリズムに従つて行われる。実行はブ
ロツク1150に進み、その間にブロツク1140中になされた
ハント動作があきハントグループMEMBERをうまく見出し
たか否かが決定される。このようなMEMBERが見出されな
い場合は、実行はブロツク1160に進み、MLGBUSY状態300
7(第8図)が入力され、呼びは失敗したことになる。
しかし、あきMEMBERが見出された場合は、実行はブロツ
ク1170に進み、キーとしてあきMEMBERとGRPNUM属性を用
いて読取られる。以上により、着信ポートを決定する動
作が完了し、実行はブロツク1180に進み、更に上記のブ
ロツク1190、1200、1210、1220および1230を通して進行
する。 ここで判定ブロツク1060に戻り、その場合ROUTETYPE
属性が線路を規定する代りにトランクを規定すると、実
行はブロツク1060からブロツク1250に進む。変数TERMTY
PEが、ブロツク1250がブロツク1060から到達された場合
リクエストされた終端はトランクであることを規定する
ためにセツトされる。ブロツク1250もブロツク1240から
到達される。ブロツク1250においては、RTING状態3008
(第8図)が入力され、RDBLKのRICOUNT変数が増分さ
れ、実行は判定ブロツク1260に進む。ブロツク1260の実
行中に、一定数以上、例えば4つの径路指標(RIs)が
呼びの完了のために試みられたか否かが決定される。も
しそうなら、実行はブロツク1270に進み、呼びが失敗し
たことになる。しかし、4つ以下のRIsが試みられた場
合は、実行はブロツク1280に進み、その間にROUTINGリ
レーシヨン(第16図)がキーとしてRIを用いて読取られ
る。上記ROUTINGリレーシヨンは、特定のトランクグル
ープの番号を与えるGRPNUM属性と、呼びが規定されたト
ランクグループに対して完了され得ない場合に用いる2
次の径路指標となるSECRI属性とを有する。ROUTINGリレ
ーシヨンからのタプルはCFBLK(第15図)に格納され
る。 次にブロツク1290に進んで、TRKPREHUNT状態3009(第
8図)が入力される。TRKGリレーシヨン(第18図)がキ
ーとしてGRPNUMを用いて読取られる。このTRKGリレーシ
ヨンはハントグループに対して用いられるハント動作の
種類を規定するHTYPE属性を有する。読取られたTRKGタ
プルはGRPBLK(第15図)に格納され、実行は判定ブロツ
ク1300に進み、その間にHTYPE属性が先入れ先出し(FIF
O)グループ、回転グループ、或いはフオワード/バツ
クワードグループを規定したか否かが決定される。本実
施例の場合、ハントグループは一方向出トランクの場合
のFIFOグループ、アナウンスメント回路の場合の回転グ
ループ、或いは2方向トランクの場合のフオワード/バ
ツクワードグループのいずれかである。FIFOハントグル
ープの場合、トランクは、これ等があきになるために割
当てられる。回転ハントグループの場合、アナウンスメ
ント回路が、これ等が用いられた時均等に分散されるよ
うに回転に基づいて割当てられる。フオワード/バツク
ワードハントグループの場合、所定の交換システムがグ
ループリストの始めから開始するあきグループメンバを
常にハントし、一方トランクの、グループの他方の端部
に接続された交換システムがグレア(glare)の可能性
を減じるためにグループリストの端で始まるあきグルー
プメンバをハントする。HTYPEがFIFOグループか回転グ
ループを規定すると、実行はブロツク1310に進み、TRKH
UNT状態3010(第8図)が入力される。TKOWNERリレーシ
ヨン(第18図)が属性QKEYを得るために先づ読取られ、
この属性は次にTKQUEリレーシヨン(第18図)を読取る
キーとして用いられる。このTKQUEリレーシヨンは、呼
びに用いられるあきグループメンバの全ポートの同一性
を規定するGPI属性を有する。TKQUEリレーシヨンは更
に、TKQUEリレーシヨンがアクセスされた次の時点で用
いられるグループの次のあきメンバを規定するNIM属性
を有する。タプルからTKOWNERリレーシヨンおよびTKQUE
リレーシヨンへのポインタがGRPBLK(第15図)に格納さ
れる。 ここで判定ブロツク1300に戻り、その場合、HTYPEが
フオワード/バツクワードグループを規定すると、実行
はブロツク1330に進み、その実行中にTKSTATリレーシヨ
ン(第18図)がキーとしてGRPNUMを用いて読取られる。
このTKSTATリレーシヨンはトランクグループの各メンバ
の話中/あき状態を規定するGMFLAGビツトマツプを有す
る。その場合全ビツトマツプを格納するより、そのビツ
トに対するポインタがGRPBLK(第15図)に格納され、実
行はブロツク1350に進み、TRKHUNT状態3010(第8図)
が入力される。ブロツク1350の実行中に、トランクグル
ープのあきメンバが、格納されたポインタを介してアク
セス可能なGMFLAGビツトマツプを用いて所定のフオワー
ドまたはバツクワードアルゴリズムに従つて選択され
る。複合キーとしてGRPNUMおよび選択されたあきMEMBER
を用いてGROUPPORTリレーシヨン(第16図)がGPIの決定
のために読取られる。 ブロツク1350がブロツク1310のいずれかが完了した
ら、実行は判断ブロツク1370に進み、そこではブロツク
1350または1310でなされたハント動作がうまくあきトラ
ンクグループを見出したか否かが決定される。かかるME
MBERが見出されなかつた場合は、実行はブロツク1380に
進み、TRKBUSY状態3011(第8図)が入力される。ROUTI
NGリレーシヨンから読取られた2次径路指標(SECRI)
が次の径路指標(RI)にされ、実行はブロツクに復帰す
る。しかしながら、あきMEMBERが見出された場合は、着
信ポートを決定する機能は完了しており、実行はブロツ
ク1180に進み、更に上記ブロツク1190、1200、1210、12
20、および1230を通して進む。 方式II 遠隔交換機能を有する時分割交換システムが、第22図
に従つて配列された場合について、第19〜21図に示して
ある。以下の説明で方式IIと呼ぶことにする上記システ
ムはホスト交換システム800(第19図、20図)と4個の
個別遠隔交換モジユール501、502、503、および504(第
21図)とを有する。上記ホスト交換システム800は、上
記の、第2図に示した時分割交換システムと、2つのホ
スト交換モジユール301と302とから構成され、モジユー
ル301は時間多重化スイツチ10の入/出力端末対P59とP6
0に接続され、ジユール302は入/出力端末対P61とP62に
接続される。本実施例によれば、各遠隔交換モジユール
は、ジエー・エツチ・グリーン(J.H.Green)らの米国
特許4,059,731に記載のT1搬送システムなどの4個の双
方向デイジタル伝送装置を介してホスト交換モジユール
に接続される。特に、ホスト交換モジユール301は、伝
送装置421によりモジユール501に接続され、伝送装置43
1〜434によりモジユール502に接続され、一方、ホスト
交換モジユール302は伝送装置441〜444によりモジユー
ル503に、伝送装置451〜454によりモジユール504に接続
される。 ホスト交換モジユール301は時間スロツト交換ユニツ
ト311と関連する制御ユニツト317を備えるが、これ等
は、それぞれ、時間スロツト交換ユニツト11と制御ユニ
ツト17にほぼ同等である。時間スロツト交換ユニツト31
1は時間多重化スイツチ10の入/出力端末対P59とP60に
接続された2本の256回線時間多重化線路を介して情報
を送受する。入/出力端子対P59における制御回路59と
入/出力端子対P60における制御回路60は制御ユニツト3
17と制御分散ユニツト31の間で制御メツセージを搬送す
るように用いられる。時間スロツト交換ユニツト311と
伝送装置421〜424および431〜434をインタフエースする
デイジタル装置インタフエース321〜328はほぼ同等であ
る。このデイジタル装置インタフエース32は上記引用の
チヨードロウ(Chodrow)らの特許出願493,683に詳述さ
れている。 ホスト交換モジユール302は、時間スロツト交換ユニ
ツト312、制御ユニツト318、およびデイジタル装置イン
タフエース331〜338から構成され、ほぼモジユール301
に等価である。制御ユニツト318と制御分散ユニツト31
は入/出力端子対P61における制御回路61と入/出力端
末対P62における制御回線62を用いて制御メツセージを
交換する。 4個の遠隔交換モジユール501〜504はほぼ同等であ
る。各遠隔交換モジユールは装置のインタフエースユニ
ツトを備え、これは、本実施例によれば、ホストモジユ
ールからの4つのデイジタル伝送装置とインタフエース
する。例えば、遠隔交換モジユール501(第21図)は装
置インタフエースユニツト505を備え、これはホスト交
換モジユール301からの装置421〜424とインタフエース
する。装置インタフエースユニツト505はこれに接続さ
れた4つの伝送装置で受信された情報を多重化し、時間
スロツト交換ユニツト511に接続された1対の256回線時
間多重化線路515と516の所定回線に送出し、また1対の
256回線時間多重化線路の時間スロツト交換ユニツト511
から受信された情報を適切にデマルチプレクスし、4つ
の伝送装置の所定回線に送出する。この装置インタフエ
ースユニツト505は上記引用のチヨードロウらの特許出
願493,683に詳述されている。遠隔交換モジユール501は
更に時間スロツト交換ユニツト511の関係する制御ユニ
ツト517と、複数の周辺ユニツト、例えばトランク543と
544に接続されたセツト528と529およびトランクユニツ
ト539と540などの加入者セツトとして用いられる線路ユ
ニツト519と520とを備える。時間多重化線路513〜516、
時間スロツト交換ユニツト511、制御ユニツト517、線路
ユニツト519と520、加入者セツト528と529、トランクユ
ニツト539と540、およびトランク543と544の関係は時間
多重化線路13〜16、時間スロツト交換ユニツト11、制御
ユニツト17、線路ユニツト19と20、加入者セツト23と2
4、トランクユニツト39と40、およびトランク43と44の
ものとほぼ同等である。 本実施例によれば、所定の遠隔交換モジユール、例え
ば、501をホスト交換モジユール301を相互接続する4つ
の伝送装置の2つの回線1が制御回線として確立され
る。従つて、4個の遠隔交換モジユール501〜504と制御
分散ユニツト31の間には8つの制御回線が与えられる。
伝送装置421〜424と431〜434から時間スロツト交換ユニ
ツト311により受信された4つの制御回線が入/出力端
子対P59における回線63と64、および入/出力端子対P60
における回線65と66の時間多重化スイツチ10に搬出され
る。同様に、伝送装置441〜444と451〜454から時間スロ
ツト交換ユニツト312により受けられた4つの制御回線
は入/出力端末対P61における回線67と68、入/出力端
末対P62における回線69と70の時間多重化スイツチ10に
搬出される。中央制御装置30は適切な指令を制御メモリ
29に、入力端末P59における回線63と64、入力端末P60に
おける回線65と66、入力端子P61における回線67と68、
および入力端末P61における回線69と70が常に出力端末P
64を介して制御分散ユニツト31に送出され、且つ入力端
子P64における回線が出力端末P59に送出され、更に入力
端末P64における回線65と66が出力端末P60に送出され、
入力端子P64における回線67と68が入力端末P64における
回線69と70が出力端末P62に送出されるように、書込
む。本実施例によれば、制御分散ユニツト31は、方式I
の制御分散ユニツト31におけるように58だけよりむしろ
入/出力端末対P64における256個の可能な制御回線の70
本を収容できなければならない。 遠隔交換モジユールとホスト交換モジユールの間の制
御通信の主要モードは上記時間多重化スイツチ10と制御
分散ユニツト31の制御回線を介して与えられ、この制御
中心は更に伝送装置、例えば、421〜424の誘導データリ
ンクと呼ばれるものを用いた上記引用のチヨドロウ(Ch
odrow)らに記載の方法で発生する。この誘導データリ
ンクはジエ・イー・ランドリ(J.E.Landry)の米国特許
4,245,340に記載されている。 分散径路指定 径路指定機能が中央制御装置30により中央で行われる
方式Iと対比して、方式IIによる径路指定機能は遠隔交
換モジユール501〜504に分散される。ここで、方式Iに
よると、中央制御装置30のみが経路指定システムプロセ
ス、プロセス2003(第7図)およびその関連するデータ
構造RDBLK2101、CFBLK2102、GRPBLK2103およびTERMBLK2
104を備え、更にFIXEDRIリレーシヨン2105、SCRNINGリ
レーシヨン2106、DNTRANリレーシヨン2107、ROUTINGリ
レーシヨン2108、PORTGROUPリレーシヨン2109、GROUPPO
RTリレーシヨン2110、MHGリレーシヨン2111、LNSTATリ
レーシヨン2112、TRKGリレーシヨン2113、TKOWNERリレ
ーシヨン2114、TKQUEリレーシヨン2115、およびTKSTAT
リレーシヨン2116からなる中央データベースを有してい
る。方式IIによると、中央制御装置30は同様に径路指定
システムプロセス、プロセス3603(第23図)、およびそ
の関連するデータ構造、RDBLK3101、CFBLK3102、GRPBLK
3103、およびTERMBLK3104を有し、更にFIXEDRIリレーシ
ヨン3105、SCRNINGリレーシヨン3106、DNTRANリレーシ
ヨン3107、ROUTINGリレーシヨン3108、PORTGROUPリレー
シヨン3109、GROUPPORTリレーシヨン3110、MHGリレーシ
ヨン3111、LNSTATリレーシヨン3112、TRKGリレーシヨン
3113、TKOWNERリレーシヨン3114、TKQUEリレーシヨン31
15、およびTKSTATリレーシヨン3116からなるデータベー
スを有している。しかしながら、更に、各遠隔交換モジ
ユールは径路指定システムプロセスおよびその関連する
データ構造とデータベースとを有している。例えば、遠
隔交換モジユール501は径路指定システムプロセス3602
(第2図)、関連するデータ構造RDBLK3201、CFBLK320
2、GRPBLK3203、およびTERMBLK3204を有し、更にFIXEDR
Iリレーシヨン3205、SCRNINGリレーシヨン3206、DNTRAN
リレーシヨン3207、ROUTINGリレーシヨン3208、RORTGRO
UPリレーシヨン3209、GROUPPORTリレーシヨン3210、MHG
リレーシヨン3211、LNSTATリレーシヨン3212、TRKGリレ
ーシヨン3213、TKOWNERリレーシヨン3214、TKQUEリレー
シヨン3215、およびTKSTATリレーシヨン3216からなるデ
ータベースを有している。遠隔交換モジユール502、50
3、および504はそれぞれ同様に径路指定プロセスと関連
するデータ構造およびデータベースを有する。方式IIに
よると、RDBLKデータ構造はRTSEQフイールド、とSWREQ
フイールドとMHGおよびTRKGリレーシヨンを有し、各リ
レーシヨンは第32図に示された後に記載するMODULEフイ
ールドを有する。本実施例によれば、FIXEDRI、SCRNIN
G、ROUTING、MHG、およびTRKGリレーシヨンは中央制御
装置30と遠隔交換モジユール501〜504の間で冗長であ
る。これ等のリレーシヨンの各々に対して、システムに
供する全ての関連するデータは中央制御装置30および遠
隔交換モジユール501〜504の各々に格納される。中央制
御装置30のDNTRANリレーシヨン3107はシステムに接続さ
れた全ての線路に対する電話番号変換情報を記憶格納す
る。しかしながら、遠隔交換モジユールの各々における
DNTRANリレーシヨン、例えば遠隔交換モジユール501のD
NTRANリレーシヨン3207はこの遠隔交換モジユールに接
続されたそれ等の線路のみに対して電話番号変換情報を
格納する。同様に、中央制御装置30のPORTGROUPリレー
シヨン3109とGROUPPORTリレーシヨン3110は交換システ
ムポートの全てに対するグループ変換情報を格納する。
遠隔交換モジユールの各々における対応するリレーシヨ
ン、例えば、遠隔交換モジユール501のPORTGROUPリレー
シヨン3209とGROUPPORTリレーシヨン3210はこの遠隔交
換モジユールのポートに必要な情報のみを格納する。多
重ポートハントグループに対する動的話中/あきデータ
の格納に用いられる各遠隔交換モジユールにおける、即
ち、遠隔交換モジユール501におけるリレーシヨン、即
ち、多重線路ハントグループに対するLNSTATリレーシヨ
ン、およびTKOWNERリレーシヨン3214、TKQUEリレーシヨ
ン3215およびトランクグループに対するTKSTATリレーシ
ヨン3216はこの遠隔交換モジユールに接続されたそれ等
の線路またはトランクの全てを有するそれ等のグループ
のみに対してかかるデータを格納する。システムの他の
全ての多重ポートハントグループに対する動的データ
は、中央制御装置のLNSTATリレーシヨン3112、TKOWNER
リレーシヨン3114、TKOWNERリレーシヨン3114、TKQUEリ
レーシヨン3115、およびTKSTATリレーシヨン3116に格納
される。MAGとTRKGリレーシヨン(第32図)におけるMOD
ULEフイールドは多重ポートハントグループ毎に、その
グループに対する動的データの格納場所として遠隔交換
モジユール501〜504の1つまたは中央制御装置30を規定
する。 遠隔システムプロセスの全て、例えば、3603と3602は
同一の径路指定プログラムを実行し、第25〜29図にはこ
れに対するフローチヤートが示してある。また第24図に
はこれ等の径路指定システムプロセスに関係する状態図
が示してある。 ここで第1の例として、加入者セツトが丁度オフフツ
クなつた場合を考えてみる。このオフフツク状態は線路
ユニツト519内の走査により検出される。遠隔交換モジ
ユール501内の呼び処理交換ジユール501はかかるオフフ
ツク検出について告知され、これに応じて発信端末プロ
セス3604を生成する。発信端末プロセス3604は加入者セ
ツト528への発信音の送出および加入者セツト528からダ
イヤルされた番号の受信を制御する。発信端末プロセス
3604はダイヤル番号を解析してプレフイツクス指標(P
I)、着信先指標(DI)、電話番号の計数値(DIGCN
T)、および処理(TREAT)変数の値を与える。更にこの
発振端末プロセス3604は発信線路の特性に基づいてスク
リーン指標(SI)の値を決定する。次に発信端末プロセ
ス3604はメツセージバツフアの径路リクエストメツセー
ジRTREQを形成するRTREQメツセージ(第14図)は方式I
で既に説明してある。 RTREQメツセージが形成されると、それは発信端末プ
ロセス3604によりなお遠隔交換モジユール501内の径路
指定プロセス3602(第23図)に送出される。径路指定シ
ステムプロセス3602はRDBLK3201にRTREQメツセージを格
納する。径路指定システムプロセス3602はRTREQメツセ
ージの情報を用いてその関連するデータベースにアクセ
スする。本実施例においては加入者セツト528からダイ
ヤルされた数字は遠隔交換モジユール501にまた接続さ
れた加入者セツト529の電話番号を代表すると仮定す
る。従つて、DNTRANリレーシヨン3207は、着信ポートが
発信ポートと同じ遠隔交換モジユール上にあるので、必
要な電話電号変換情報を有している。その場合、径路指
定システムプロセス3602は着信ポートの決定を完了する
ことができる。径路指定システムプロセス3602は更に発
信周辺時間スロツトを着信周辺時間スロツトに接続する
ために用いられる時間スロツト交換ユニツト511の受信
時間スロツト交換装置と送信時間スロツト交換装置の間
で共通に用いられる時間スロツトを選択する。次に、径
路指定システムプロセス3602はメツセージバツフアのTE
RMTYP変数の値に依存して、線路成端リクエスト(LNTRE
Q)メツセージ、トランク成端リクエスト(TKTREQ)メ
ツセージまたはアナウンスメント成端リクエスト(ANTR
EQ)メツセージを形成する。これらのメツセージの各々
は第14図に示してあり、説明は既になされている。本実
施例ではLNTREQメツセージが形成される。上記LNTREQメ
ツセージのPATHDESフイールドは受信時間スロツト交換
装置と送信時間スロツト交換装置の間での選択された呼
び時間スロツトの規定を有する。メツセージバツフアで
形成されたLNTREQメツセージは径路指定システムプロセ
ス3602により着信システムプロセス3606に送出される。
これに応じて、プロセス3606は遠隔交換モジユール501
に格納された話中/あきマツプを読周つて、加入者セツ
ト529が現在話中なのかあきなのかを決定する。加入者
セツト529があきの場合はプロセス3606は着信端末プロ
セス3605を生成し、LNTREQメツセージで受信された情報
を線路着信(LNTERM)メツセージに進める(或いは、も
しTKTREQメツセージまたはANTREQメツセージが既に受信
されている場合は、トランク着信(TKTERM)メツセージ
またはアナウンスメント着信(ANTERM)メツセージにお
ける)。着信端末プロセス3605は加入者セツト529への
呼出し電圧の送出、および可聴呼出音の加入者セツト52
8への伝送を行う。次に、この着信端末プロセス3605
は、丁度完了した径路、記述子PATHDESを含む発信端末
プロセス3604にSETUPCOMPメツセージを送出する。発信
端末プロセス3604と着信端末プロセス3605は、発信周辺
時間スロツトと径路指定システムプロセス3602により選
択された共通に用いられる時間スロツトの間のマツピン
グおよび着信周辺時間スロツトと選択された共通に用い
られる時間スロツトの間のマツピングをそれぞれ規定す
る時間スロツト交換ユニツト511の制御RAMに情報を書込
む。加入者セツト528と529の間の通信路がここでセツト
アツプされている。 第23図に関して丁度上に記載したものに非常に類似な
状況が遠隔交換モジユール501内で制御される多重ポー
トハントグループ、即ち、遠隔交換モジユール501に接
続された全てのメンバを持つ線路或いはトランクのグル
ープへの呼びに適用される。 第2の例として、加入者セツト528によりダイヤルさ
れた数字が上記と同様に加入者セツトの電話番号を表わ
すが、加入者セツト529は遠隔交換モジユール501によつ
ては制御されず中央制御装置30により制御される多重線
路ハントグループの1部であると想定してみる。呼び、
処理制御システムプロセス3601(第30図)は以前と同様
にオフフツク検出について告知され、発信端末プロセス
3611を生成する。次に、発信端末プロセス3611はRTREQ
メツセージを径路指定システムプロセスに送出し、これ
はRDBLK3201に受信されたRTREQメツセージを格納する。
次に径路指定システムプロセス3602はその径路指定プロ
グラムを実行する(第25〜29図)。プログラムの実行
が、LNSTATリレーシヨン3212がアクセスされるべき箇所
に達すると、加入者セツト529を含む多重線路ハントグ
ループの話中/あき状態を規定する動的データは存在し
ない。従つて、一般化された径路指定メツセージRTGEN
(第32図)がメツセージバツフアで定式化される。この
RTGENメツセージはRTREQメツセージに関して前記したPA
THDES、RTGDATA、およびORIGTPIフイールドを有する。
更に、このRTGENメツセージはREQTERMフイールドを有
し、このフイールドは、径路指定が次のプロセツサによ
り継続され、且つキー値が次のリレーシヨンの読取りの
ために必要とされる時入力される径路指定プログラムの
状態を規定する。このRTGENメツセージは更にRTCONTDA
フイールドを有し、これは径路システムプロセス3602に
より既に決定されている一連の変数、例えば、CFBLK320
2に格納された変数の値を、径路指定が続行された時、
不要な仕事が反復されないように、規定する。更に、こ
のRTGENメツセージはORIGGPIフイールドとTERMGPIフイ
ールドを有し、これ等のフイールドは、それぞれ、発信
ポートと着信ポートの全ポートの同一性情報を格納す
る。勿論、上記TERMGPIフイールドは、着信ポートの決
定が完了するまで充足されることはできない。上記RTGE
Nメツセージは、REQTERMフイールドにより規定された点
でその径路指定プログラムを入力する中央制御装置30の
径路指定システムプロセスに送出される。RTGENメツセ
ージからの情報はRDBLK3101とCFBLK3102の適切なフイー
ルドに格納される。加入者セツト529を含む多重線路ハ
ントグループの話中/あき状態を規定する動的データが
LNSTATリレーシヨン3112にあるので、径路指定プロセス
3603は着信ポートの決定を完了することができる。ここ
で、交換モジユール201に接続された加入者セツト23
は、加入者セツト529が配置された同一の多重線路ハン
トグループのメンバであり、また加入者セツト23が、径
路指定システムプロセス3603により行われるハンテイン
グの結果としての呼びに割当てられると考えてみよう。
径路指定システムプロセス3603は上記呼びに用いられる
回路網時間スロツトを選択し、甘つ着信ポートが発信ポ
ートよりも異なる交換モジユールに接続されるので、選
択された時間スロツトを規定する情報を制御メモリ29に
書込む。次に径路指定システムプロセス3603はRTGENメ
ツセージを交換モジユール201の着信システムプロセス3
610に送出するが、このメツセージはそのPATHDESフイー
ルドに選択された回路網時間スロツトを含み、更に完了
されたTERMGPIフイールドを含むものである。これに応
じて、プロセス3610は交換モジユール201に格納された
話中/あきマツプを読取つて、加入者セツト23が現在話
中であるかあきであるかを決定する。加入者セツト23が
現在あきの場合は、プロセス3610は着信端末プロセス36
12を生成し、RTGENメツセージの情報をLNTERMメツセー
ジを介してプロセス3612に送出する。着信端末プロセス
3612は呼出電圧の加入者セツト23への送出とEビツト導
通信号および可聴呼出音のホスト交換モジユール301へ
の送出を行う。次にこの着信端末プロセス3612はSETUPC
OMPメツセージを遠隔交換モジユール501の発信端末プロ
セス3611に送出する。これに応じて、発信端末プロセス
3611は伝送装置421〜424(第20図)の1つの、例えば42
1の呼びに対する時間スロツトの選択を行い、更に、ホ
スト交換モジユール301との制御通信を、交換ユニツト3
11が伝送装置421の選択された呼び時間スロツトを時間
多重化スイツチ10の選択された回路網時間スロツトに接
続する。このようなホスト交換モジユール301との制御
通信は上記引用のチヨードロー(Chodrow)らの出願49
3,683に記載されている、交換モジユール201からのEビ
ツト導通信号がホスト交換モジユール301を介して遠隔
交換モジユール501により受信されると、発信端末プロ
セス3611は、発信周辺時間スロツトと伝送装置421の選
択された呼びで時間スロツトの間のマツピングを規定す
る時間スロツト交換ユニツト511の制御RAMに情報を書込
む。同様に、Eビツト導通信号が交換モジユール201に
より受信されると、着信端末プロセス3612は、着信周辺
時間スロツトと回路網時間スロツトの間のマツピングを
規定する時間スロツト交換ユニツト交換ユニツト11の制
御RAM55に情報を書込む。加入者セツト528と23の間の通
信路がここでセツトアツプされることになる。 第30図に関しての上記のものに非常に類似した状況も
遠隔交換モジユール50には接続されてない個別線路への
遠隔交換モジユール501からの呼びに、更に遠隔交換モ
ジユール501により制御されないトランクグループへの
呼びに適用される。 第3図の例として、交換モジユール201に接続された
加入者セツト24が丁度オフフツクになつた場合を考えて
みよう。呼び処理制御システムプロセス3609(第31図)
がオフフツク検出を知らされ、これに応じて、発信端末
プロセス3621を生成する。発信端末プロセス3621は加入
者セツト24によりダイヤルされた数字を解析してPI、D
I、DIGCNTおよびTREATの値を与え、更に発信線路の特性
に基づいてSIを決定する。ここで、交換モジユール201
は径路指定システムプロセスを持たない点に注目された
い。従つて、発振端末プロセス3621はRTREQメツセージ
を中央制御装置30の径路指定システムプロセス3603はRD
BLK3101にRTREQメツセージを格納し、その径路指定プロ
グラムの実行を開始する(第25〜29図)。ここで、加入
者セツト24によりダイヤルされた数字が、遠隔交換モジ
ユール501、例えば、トランク543と544に全てが接続さ
れたトランクグループの使用を要求すると仮定する。更
に、上記トランクグループは先入れ先出し(FIFO)グル
ープであるとする。このグループは中央制御装置30より
遠隔交換モジユール501により制御されるので、トラン
クグループのトランクの話中/あき状態を規定する動的
データは中央制御装置30のTKOWNERリレーシヨン3114お
よびTKQUEリレーシヨン3115には存在しない。従つて、
径路指定プログラムの実行が、TKOWNERリレーシヨン311
4およびTKQUEリレーシヨン3115がアクセスされるべき点
に達した時、要求データが得られないので、RTGENメツ
セージが定式化される。TRKGリレーシヨン3113のMODULE
フイールドは、上記グループに対する動的データが遠隔
交換モジユール501内に配置されることを規定する。径
路指定プロセス3603は呼びのために用いられる時間多重
化スイツチ10を通して回路網時間スロツトを選択し、次
に遠隔交換モジユール501の径路指定システムプロセス3
602にRTGENメツセージを送出する。この径路指定システ
ムプロセス3602はRTGENメツセージのREQTERMフイールド
により規定される点でその径路指定プログラムを入力す
る。RTGENメツセージからの情報はRDBLK3201とFBLK3202
の適切なフイールドに格納される。要求されたトランク
の話中/あき状態を規定する動的データが遠隔交換モジ
ユール501のTKOWNERリレーシヨン3214とTKQUEリレーシ
ヨン3215に存在するので、遠隔システムプロセス3602は
着信ポートの決定を完了することができる。ここでトラ
ンク543が径路指定プロセス3602により行われるハンテ
イングの結果として呼びに割当てられると仮定する。す
ると、径路指定システムプロセス3602は完了されたTERM
GPIフイールドを含むRTGENメツセージを着信システムプ
ロセス3606に送出する。これに応じて、プロセス3606は
着信端末プロセス3622を生成し、RTGENメツセージの情
報をTKTERMメツセージを介してプロセス3622に与える。
着信端末プロセス3622は着信周辺時間スロツトがトラン
ク543との通信に用いられるべきかを決定する。着信端
末プロセス3622は伝送装置421〜424(第20図)の1つ、
例えば422の呼び時間スロツトを選択し、更に時間スロ
ツト交換ユニツト311が伝送装置422の選択された呼び時
間スロツトを時間多重化スイツチ10の選択された回路網
時間スロツトに接続するようにホスト交換モジユール30
1との制御通信を行う。着信端末プロセス3622はEビツ
ト導通信号のホスト交換モジユール301を介した交換モ
ジユール201への伝送を行い、更にSETUPCOMPメツセージ
を交換モジユール201の発信端末プロセス3621に送出す
る。このSETUPCOMPメツセージに応答して、発信端末プ
ロセス3621はホスト交換モジール301を介して遠隔交換
モジユール501へのEビツト導通信号を返送する。この
Eビツト導通信号に応答して、発信端末プロセス3621と
着信端末プロセス3622は、発信周辺時間スロツトが回路
網時間スロツトにマツプされ、且つ着信周辺時間スロツ
トが伝送装置422の選択された呼び時間スロツトにマツ
プされるように、それぞれの制御RAMに情報を書込む。
加入者セツト23とトランク543の間の通信路がここで完
成されることになる。 第31図に関して丁度上に記載したものに非常に類似の
シナリオも交換モジユール201から遠隔交換モジユール5
01に制御された多重線路ハントグループへの呼びに適応
される。中央制御装置30に格納されたDNTRANリレーシヨ
ン3107はシステムの全ての線路に対する電話番号交換情
報を有するので、着信ポートの決定は、交換モジユール
201から個別線路への全ての呼びに対して中央制御装置3
0の径路指定システムプロセス3603により完了させるこ
とができる。 中央制御装置30に、および遠隔交換モジユール50〜50
4の各々に格納された第25図〜29図の径路指定プログラ
ムは方式Iの中央径路指定に対して用いられる第9図〜
13図の径路指定プログラムを変更したものである。従つ
て、同一の或いは類似の機能が行われるフローチヤート
のブロツクは両フローチヤートの同一番号により識別さ
れる。同様に、第24図の状態図は、第8図の状態図に対
して1つの付加的な状態と付加的な状態遷移の数を含ん
でいるが、同一番号により識別される対応する状態を有
する。 第25〜29図の径路指定プログラムは第9〜13図の径路
指定プログラムの変更の要求に従つてここに記載され
る。即ち、第25〜29図の径路指定プログラムがRTREQメ
ツセージまたはRTGENメツセージのいずれかの径路指定
システムプログラムによる受信に従つてSTAT状態3001
(第24図)から開始される。ブロツク1010(第25図)の
実行中に受信メツセージがRDBLKに格納される。このRDB
LKのRTGSEQフイールド(第32図)を用いて、径路指定プ
ログラムの現在の実施がRTREQメツセージに応答したも
のか、RTGENメツセージに応じたものかが規定される。
プログラムの実行は判断ブロツク1020に進み、そこで受
信メツセージの形式に依存して分岐が発生する。受信メ
ツセージがRTREQメツセージの場合、プログラムの実行
は、アクセスされたリレーシヨンの1つがリクエストさ
れた現在のデータを持つならば、第9〜13図の径路指定
プログラムに対して前記したと同様に進行する。FIXEDR
I、SCRNING、ROUTING、MHG、およびTRKGリレーシヨンは
中央制御装置30と遠隔交換モジユール501〜504の間で冗
長である。従つて、何等かのエラーを除くと、上記リレ
ーシヨンのアクセスの試みは常にうまく行かなくてはな
らない。しかしながら、中央制御装置30のDNTRANリレー
シヨンはシステムに接続された全ての線路に対する電話
番号変換情報を格納し、一方遠隔交換モジユール501〜5
04の各々のDNTRANリレーシヨンはその遠隔交換モジユー
ルに接続されたそれ等の線路のみに対する電話便号交換
情報を格納する。従つて、遠隔交換モジユールのDNTRAN
リレーシヨンをアクセスする試みはこれに接続された線
路に対して成功するだけである。これは、ブロツク1070
の間に試みられたDNTRANリレーシヨンのアクセスが成功
したか否かが決定される判断ブロツク1080の付加により
フローチヤートに反映される。必要とされるデータが得
られなかつた場合は、実行は判断ブロツク1080からブロ
ツク1400に進み、SWITCH状態3015(第24図)に入力され
る。ブロツク1400の間に、SWREQ変数が一次の径路指定
システムプロセスにより入力される第24図の状態図のプ
ログラム状態を規定するRDBLK(第15図)に格納され
る。判断ブロツク1080からブロツク1400になると、上記
格納された変数は、次の径路指定システムプロセスによ
り入力されるプログラム状態として、DNTRAN状態3004
(第24図)を規定する。次に、実行はブロツク1190に進
み、またプログラムはSWITCH状態3015からINTEGRITY状
態3012(第24図)に到達する。ブロツク1190の間に、次
のプロセツサが決定される。現在のプロセツサが遠隔交
換モジユールにある場合は次のプロセツサは常に中央制
御装置30である。現在のプロセツサが中央制御装置30の
場合は、TERMBLKのMODULEフイールドが用いられて次の
プロセツサの配置を決定する。状態テーブルがチエツク
され、次のプロセツサが動作状態にあることが検証さ
れ、実行はブロツク1200に進行する。ブロツク1200の間
に、NWCONN状態3013が入力される。遠隔交換モジユール
においては、着信ポートが中央制御装置30との連絡なし
に決定されている場合は、発信周辺時間スロツトを着信
周辺時間スロツトに接続するために用いられる受信時間
スロツト交換装置と送信時間スロツト交換装置の間で共
通に得られる時間スロツトの選択がブロツク1200の間に
なされる。中央制御装置30においては、呼びに対する共
通に得られる回路網時間スロツトが選択され、また呼び
がモジユール間の呼びの場合は、制御メモリ29に情報が
書込まれ、ブロツク1200の間に回路網路をセツトアツプ
する。実行はブロツク1210に進み、次のプロセツサに送
出されるメツセージの形式が決定される。RDBLKのRTGSE
Qフイールドが用いられ、径路指定プログラムの現在の
実行がRTREQメツセージの受信から生じたか、RTGENメツ
セージの受信により生じたかが決定される。この実行が
RTGENメツセージの受信から生じた場合はRTGENメツセー
ジが構成される。一方、実行がRTREQメツセージの受信
から生じたがスイツチが発生した場合は、RTGENメツセ
ージが再び構成される。如何なるスイツチを生じていな
い場合は、RTGDATAフイールドのTERMTYP変数(RDBLKのT
EXTフイールドの1部として格納された)が用いられてL
NTREQ、TKTREQが構成されるか、ANTREQメツセージが構
成されるかが決定される。実行はブロツク1220に進み、
この間にRDBLK、CFBLK、およびTERMBLKのデータを用い
て適切なメツセージが構成され、このメツセージはメツ
セージバツフアに格納される。次に、実行なブロツク12
30に進み、メツセージバツフアの上記メツセージが送出
され、そして実行がDONE状態3014(第24図)になる。 多重ポートハントグループ、即ち多重線路ハントグル
ープ或いはトランクグループに対する動的話中/あきデ
ータの格納に用いられる各遠隔交換モジユールのリレー
シヨンはその遠隔交換モジユールに接続されたそれ等の
線路またはトランクの全てを有するそれ等のグループに
対してのみそのようなデータを格納することを想起しよ
う。更に、システムの他の全ての多重ポートハントグル
ープに対する動的データは中央制御装置30に格納される
ことを想起しよう。これは、任意の所与のハントグルー
プに対する動的データが1つの格納場所に格納されるだ
けであることを意味する。従つて、DNTRANリレーシヨン
をアクセスする際の障害は遠隔交換モジユールでのみ発
明するべきであるが、LNSTAT、TKOWNER、TKQUEまたはTK
STATリレーシヨンをアクセスする際の障害が中央制御装
置30または遠隔交換モジユールのいずれかに発生するこ
とがある。LNSTATリレーシヨンをアクセスする際の障害
の可能性は、LNSTATリレーシヨンのアクセスが試みられ
た時、ブロツク1120の後に判断ブロツク1130を含ませる
ことによりプログラムのフローチヤートに反映される。
LNSTATリレーシヨンからリクエストされたデータは得ら
れないが、実行はブロツク1130からブロツク1390に進行
する。ブロツク1390の間に、MHGリレーシヨン(第32
図)が読取られたブロツク1110の間に得られたMODULEフ
イールドはTERMBLKに格納され、そして実行はブロツク1
400に進行する。ブロツク1400においては、SWITCH状態3
015(第24図)が入力され、更に次の径路指定システム
プロセスにより入力される状態としてMLGPREHUNT状態30
05(第24図)を規定するSWERQ変数がRDBLKに格納され
る。次に実行はブロツク1190、1200、1210、1220、およ
び1230を通して進行し、RTGENメツセージが構成され、
前記と同様に送出される。 同様に、TKOWNERおよびTKQUEリレーシヨンのアクセス
の試みが生じたブロツク1310の後に判断ブロツク1320が
そう入され、またTKSTATリレーシヨンのアクセスの試み
が生じたブロツク1330の後に判断ブロツク1340がそう入
される。実行は、前記と同様に、ブロツク1390、1400、
1190、1200、1210、1220、および1230を介して判断ブロ
ツク1320か1340のいずれかから進行する。両者の場合で
ブロツク1400の実行中に、RDBLKに格納されたSWREQが次
の径路指定システムプロセスにより入力されるプログラ
ム状態としてTRKPREHUWT状態3009(第24図)を規定す
る。 ここに記載したものは、RTREQメツセージの受信に応
じた第25〜29図の径路指定プログラムの実行である。RT
GENメツセージが受信されると、実行は判断ブロツク102
0からブロツク1410に進行する。ブロツク1410の間に、R
TGENメツセージのREQTERMフイールドが用いられて、実
行が始まるプログラム状態を決定する。更に、REQTERM
フイールドはアクセスされる第1リレーシヨンに対する
キー値を格納する。RTGENメツセージのRTCONTDAは、1
つの径路指定システムプロセスで既に完了した作業が次
の径路指定システムプロセスで反復の必要がないよう
に、他の必要な変数の値を有する。このような情報は逐
次CFBLKに充てんされる。本実施例によると、REQTERMフ
イールドは入力されるべきプログラム状態としてDNTRAN
状態3004、MLGPREHUNT状態3005、またはTRKPREHUNT状態
3009を規定する。フローチヤートに示されるように、実
行はREQTERMフイールドにおける定義に従つてブロツク1
410からブロツク1070、ブロツク1110またはブロツク129
0に進行する。 方式IIにおいては、径路指定機能は遠隔交換モジユー
ルのみに対して分散されるが、この分散径路指定の概念
はシステム交換モジユールの全てに同様の方法で径路指
定機能を分散させることにより拡張することができる。 方式III 遠隔変換モジユール501、502、503、および504がクラ
スとして知られるグルーピングで相互接続される方式II
の変形としての、ここでは方式IIIと呼ぶ時分割交換シ
ステムが、第36図に従つて配列された時の状態として、
第33〜35図に示される。この方式IIIによると、遠隔交
換モジユールの各対が上記T1搬送システムのようなデイ
ジタル双方向伝送装置により相互接続される。モジユー
ル501(第35図)が伝送装置425、462、および427により
それぞれモジユール502、503、および504に接続され、
モジユール502が伝送装置435と436により、それぞれ、
モジユール503と504に接続され、更にモジユール503と5
04が伝送装置445により相互接続される。方式IIにおい
ては、各装置インタフエースユニツト、例えば、505は
7つの伝送装置とインタフエースする。 方式IIの場合と同様に、2つの遠隔交換モジユール間
の制御通信の1次モードは時間多重化スイツチ10制御チ
ヤネルと制御分散ユニツト31を介して再び与えられる。
しかしながら、遠隔交換モジユールのクラスタは、遠隔
交換モジユールのクラスタがホストシステム800の制御
下にない時はスタンドアロン動作モードにおいても統合
された装置として動作するので、遠隔交換モジユールを
直接相互接続する伝送装置に対しても制御通信が可能と
なる。このような制御通信は上記引用のチヨードロー
(Chodrow)らの特許出願493,683に詳述されている。こ
れらに記載されたように、上記制御通信は直接相互接続
伝送装置の24回線の1つを用いることにより、或いはそ
の装置の誘導データリンクを用いて達成される。 方式IIで与えられたように、方式IIIの径路指定機能
は遠隔交換モジユール501〜504に分散される。各遠隔交
換モジユールは径路指定システムプロセス、その関連す
るデータ構造RDBLK、CFBLK、GRPBLK、およびTERMBLK、
更にFIXEDRI、SCRNING、DNTRAN、ROUTING、RORTGROVP、
GROUPPORT、MHG、LNSTAT、TRKG、TKOWNER、TKQUE、およ
びTKSTATリレーシヨンから構成されるデータベースとを
備えている。方式IIと同様に、FIXEDRI、SCRNING、ROUT
ING、MHG、およびTRKGリレーシヨンは中央制御装置30と
遠隔交換モジユール501〜504の間で冗長である。これ等
のリレーシヨンの各々に対して、システムに供する全て
の関連するデータは中央制御装置30および遠隔交換モジ
ユール501〜504の各々に格納される。再び、中央制御装
置30のDNTRANリレーシヨンはシステムに接続された全て
の線路に対する電話番号交換情報を格納する。しかし、
各遠隔交換モジユールのDNTRANリレーシヨンがその遠隔
交換モジユールに接続された線路のみに対して電話番号
変換情報を格納した方式IIに比して、方式IIIにおいて
は、各遠隔交換モジユールのDNTRANリレーシヨンは遠隔
交換モジユール501〜504の全クラスタに接続されて全て
の線路に対して電話番号変換情報を格納する。このよう
にして、クラスタの任意の遠隔交換モジユールに接続さ
れた個別線路への所与の遠隔交換モジユールに始まる呼
びに対して、着信ポートを決定する機能が所与の発信遠
隔交換モジユールの径路指定システムプロセスにより完
了され得ることになる。遠隔交換モジユールに格納され
たPORTGROUPおよびGROUPPORTも遠隔交換モジユールのク
ラスタの全てのポートに対して情報を格納する。方式II
の場合と同様に、多重ポートハントグループに対する動
的話中/あきデータの格納に用いられる各遠隔交換モジ
ユールのリレーシヨン、即ち、多重線ハントグループに
対するLNSTATリレーシヨン、およびトランクグループに
対するTKOWNER、TKQUE、およびTKSTATリレーシヨンは1
つの遠隔交換モジユールに接続されたそれ等の線路また
はトランクの全てを有するそれ等のグループに対しての
みかかるデータを格納する。従つて、第1遠隔交換モジ
ユールに生じた第2遠隔交換モジユールへの呼びに対し
て、第1遠隔交換モジユールの径路指定システムプロセ
スは、動的データがアクセスされる点までその径路指定
プログラムを実行することができる。次に、RTGENメツ
セージ(第32図)が第2遠隔交換モジユールの径路指定
システムプロセスに送出され、このモジユールは着信ポ
ートの決定を完了する。 2つの遠隔交換モジユール間の所与の伝送装置の回線
のまたは時間スロツトの23個を用いてそれ等のモジユー
ル間の呼びから確立される。24番目の回線が他の23回線
に対する信号現示ビツトを搬送するために用いられる。
(方式IIIの現在の実施例によると、23回線の1つより
むしろ伝送装置の誘導データリンクがスタンドアロン動
作モードでの制御通信に用いられる。)2つの遠隔交換
モジユールの各々はそれ等の間の伝送装置の23時間スロ
ツトの11または12のコントローラである。例えば、遠隔
交換モジユール501は伝送装置435の時間スロツト1〜12
のコントローラであり、遠隔交換モジユール502が時間
スロツト13〜23のコントローラである。各遠隔交換モジ
ユールはこれに接続された各伝送装置の各時間スロツト
の話中/あき状態を規定する時間スロツト状態マツプを
維持する、遠隔交換モジユール501が伝送装置435の時間
スロツトを呼びに割当てることを要求されると、それは
先ず時間スロツト1〜12の1つがその時間スロツト状態
マツプを読取ることにより与えられるか否かを決定す
る。もし時間スロツト1〜12の1つ以上が得られる場
合、それは呼びに対して1を割当てる。しかしながら、
もし何も得られない場合は、遠隔交換モジユール501は
要求された割当てを遠隔交換モジユール502に知らせ、
またモジユール502はその時間スロツト状態マツプを読
取り、時間スロツト13〜23の1つが得られるか否かを決
定する。もし、1つ以上の時間スロツト13〜23が得られ
る場合は、得られた時間スロツトの1つが呼びに対して
選択される。もし何も得られない場合は、遠隔交換モジ
ユール501と502は中央制御装置30と連絡して呼びを確立
する。この呼びは伝送装置421〜424の1つ、伝送装置43
1〜434の1つ、およびホスト交換モジユール301を介し
完了される。更に、遠隔交換モジユールが、例えば、ホ
スト交換モジユール301に接続された遠隔交換モジユー
ル501およびホスト交換モジユール302に接続された遠隔
交換モジユール503として異なるホスト交換モジユール
に接続されると、呼では時間多重化スイツチ10の回路網
時間スロツトを用いて完了されることになる。 方式IIIによると、第33〜35図の加入者セツトのうち
の10セツトは多重線路ハントグループA(テーブル2)
から構成される。 表 2 多重線路ハントグループA メンバ 加入者セツト 1 528 2 529 3 538 4 539 5 548 6 549 7 558 8 23 9 24 10 25 説明の都合上、第35図には加入者セツト528が示して
あり、これはグループAを制御する複数のキー、例えば
GROUP MAKE BUSY キー GMB、MEMBER MAKE BUSY
キー MMB、およびSTOPHUNT キー SHを有する。キーG
MBは、グループ全てのキーが話中として規定されること
をリクエストするために用いられる。同様に、キーMMB
は、グループの特定のメンバが話中として規定されるこ
とをリクエストするために用いられる。キーSHは特定の
グループメンバが得られた時はハンテイングが停止され
ることをリクエストするために用いられる。キーGMB
は、MMB、およびSHの各々は遠隔交換モジユール501に含
まれる金属製サービスユニツト599への個別線路により
接続される。上記金属製サービスユニツト599は複数の
スキヤン点を有し、これ等の点はキーGMB、MMB、および
SHの状態を検出する。金属サービスユニツト599は径路5
27を介して制御ユニツト517にキー状態情報を報告す
る。多重線路ハントグループAの他の加入者セツトのい
ずれかも金属製サービスユニツト599に接続されたかか
るキーを有することができる。更に、その他の遠隔交換
モジユール502〜504はハントグループキーに接続された
金属製サービスユニツトを有することができる。 遠隔交換モジユール501は多重線路ハントグループキ
ーに関する2つのリレーシヨンを有する。KEYLISTリレ
ーシヨン(第38図)はかかるキーに関係する金属製サー
ビスユニツト599スキヤン点の全ポートの同一性を規定
するGPI属性を有する。HUNTKEYSリレーシヨン(第38
図)はKEYGPI、KEYTYPE、およびBUSYGPI属性を有する。
上記KEYGPI属性はキーに関係するスキヤン点の全ポート
同一性を規定する。KEYTYPE属性は上記キーをグループ
・メイク・ビジー、メンバ・メイク・ビシー、またはス
トツプハントキー(group make busy,member make bus
y,or stophunt key)として規定する。BUSYGPI属性は、
特定キーが付勢された時のグループに対する動的ハント
データで話中と印されるべきグループメンバの全ポート
同一性を規定する。 方式IIIの正常動時には、ハントグループAの話中/
あき状態を規定する動的ハントデータが、グループAは
全グループである、即ちそれは1つ以上の交換モジユー
ルのメンバを有するので、中央制御装置30のLNSTATリレ
ーシヨンに格納される。しかしながら、遠隔交換モジユ
ール501〜50のクラスタがスタンドアロン動作による
と、それ等のモジユールの各々のLNSTATリレーシヨンが
変更され、ハントグループAに対するハントデータを含
むことになる。モジユール501では、PORTSTATUSリレー
シヨンが読取られ、更に、モジユール501のグループメ
ンバ、即ち加入者セツト528と529がそれ等のセツトの現
在の状態を反映するようにLNSTATリレーシヨンに話中ま
たはあきとマークされる。グループAのその他のメンバ
がモジユール501のLNSTATリレーシヨンに話中とマーク
される。同様に、モジユール502のLNSTATリレーシヨン
においては、加入者セツト538と539がRORTSTATUSリレー
シヨンのそれ等の状態に従つて話中またはあきとしてマ
ークされ、他方のグループAメンバは話中として規定さ
れる。モジユール503のLNSTATリレーシヨンにおいて
は、加入者セツト548と549がそれ等の現在の状態に従つ
て話中またはあきとして規定され、更にその他のグルー
プAメンバが話中としてマークされる。モジユール504
のLNSTATリレーシヨンにおいては、加入者セツト558は
その現在の状態を反映するように規定され、そしてその
他のグループAメンバは話中としてマークされることに
なる。静的リレーシヨンCLIDAT(第38図)で規定された
シーケンスの順次的な状況で完了される。上記CLIDATリ
レーシヨンはモジユール属性MOD1、MOD2、MOD3、MOD4を
伴なつたクラスタ識別子(CLID)属性を有する。本説明
に関するCLIDATリレーシヨンのタプルも第38図に示して
ある。CLID属性の1は遠隔交換モジユー501〜504のクラ
スタを識別する。モジユール属性MOD1、MOD2、MOD3、お
よびMOD4はモジユール501、502、503および504のシーケ
ンスを規定する。従つて、モジユール501〜504のクラス
タの少なくとも1つを有する全多重ポートハントグルー
プへのモジユール501での呼びの発信に対して、グルー
プに対する動的リレーシヨンがモジユール501で先ずハ
ンドされ、次に、あきメンバが見出されると、モジユー
ル502の動的リレーシヨンがハントされ、これにはモジ
ユール503と504の動的リレーシヨンが伴う。モジユール
502での発信に対しては、上記シーケンスは502、503、5
04、501になる。同様のシーケンスがグラスタモジユー
ル間でのKEYSTATUSメツセージの送出に対して用いら
れ、これによりモジユール50〜504に格納された動的デ
ータにおいて金属サービスユニツト599により検出され
たとしてキー状態が適切に反映されることになる。 次の例をここで考察する。1つ以上の遠隔交換モジユ
ール501〜504が、伝送装置421〜424、431〜434、441〜4
44、および451〜454の幾つか、または全ての障害に起因
してホスト交換システム800から分離されたと考える。
各遠隔交換モジユールはホストシステム800へのその制
御回線をモニタしてホストシステム800への伝送装置の
完全性を験証する。所与の遠隔交換モジユール、例え
ば、501が所定の時間にわたつてホストシステム800との
任意の制御メツセージの動作を検出しないと、それはそ
の制御回線にわたる試験制御メツセージをホストシステ
ム800に送出する。その後、遠隔交換モジユール501が特
定の時間内で試験制御メツセージの肯定応答を受けない
と、それは、直接相互接続伝送装置425、426、および42
7の誘導リンクを用いて遷移に関する他のモジユール502
〜504との交信により遠隔交換モジユール501の全クラス
タのスタンドアロン動作への上記遷移を開始する。スタ
ンドアロン動作への遷移の1部として、遠隔交換モジユ
ール501はその動的リレーシヨンLNSTATに多重線路ハン
トグループAに対するタプルを生成する。次にモジユー
ル501はそのPORTSTATUSリレーシヨンを読取つて加入者
セツト528と529の現在の話中/あき状態を決定す。本例
の場合、セツト528と529が話中であると仮定する。従つ
て、多重線路グループAの全てのメンバは遠隔交換モジ
ユール501のLNSTATリレーシヨンに話中とマークされる
ことになる。遠隔交換モジユール501はモジユール501の
グループAメンバのみの、即ち加入者セツト528と529の
みの状態を更新し、その他のグループAメンバは、それ
等の真の状態とは関係なく、モジユール501で話中とマ
ークされたままになる。ここでモジユール502の加入者
セツト538と539、およびモジユール504の加入者セツト5
58も話中であるが、モジユール503の加入者セツト548と
549は現在あきであると仮定する。従つて、多重線路A
の全てのメンバはモジユール502のLNSTATリレーシヨン
に、またモジユール504のLNSTATリレーシヨンに話中と
マークされる。しかしながら、モジユール503のLNSTAT
リレーシヨンには加入者セツト548と549(メンバ5と
6)があきとマークされる。モジユール501〜504の各々
の動的データがこのようにしてポピユレートされて全ハ
ントグループを含むように構成されると、モジユール50
1はKEYSTATUSメツセージをキーGMB、MMB、およびSHの現
在の状態を規定するモジユール502に送出する。KEYSTAT
USメツセージはモジユール503に、次にモジユール504に
中継される。モジユール501〜504のLNSTATリレーシヨン
の動的ハントグループは任意の作動のキーに従つて更新
される。 スタンドアロン動作の遷移が上記のように完了した
ら、遠隔交換モジユール504に接続された加入者セツト5
59はオフフツクにない、多重線路ハントグループAの加
入者セツト58に関係する電話番号をダイヤルする。モジ
ユール504(第37図)の呼び処理制御システムプロセス9
001はオフフツク状態の検出を告知され、更にダイヤル
した電話番号を受信する発信端末プロセス9002を生成す
ることにより応答する。発信端末プロセス9002はダイヤ
ルされた数字を解析してプレフイツクス指標(PI)、着
信先指標(DI)、数字の計算(DIGCNT)、および処理
(TREA)変数を与える。発信端末プロセス9002は更に、
発信線路の特性に基づいて、スクリーン指標(SI)の値
を決定する。次に、発信端末プロセス9002はメツセージ
バツフアの遠隔リクエストメツセージRTREQを定式化す
る上記RTREQメツセージ(第14図)は方式Iで既に説明
されたものである。 RTREQメツセージが定式化されると、それは遠隔交換
モジユール504内の径路指定システムプロセス9003に送
出される。径路指定システムプロセス9003はその関連す
るRDBLKに上記RTREQメツセージを格納する。(各径路指
定システムプロセスは関連するデータ構造PDBLK、CFBL
K、GRPBLK、TERMBLKと、FIXEDRI、SCRNING、DNTRAN、RO
UTING、PORTGROUP、MHG、LNSTAT、TRKG、TKOWNER、TKQU
E、およびTKSTATリレーシヨンからなるデータベースを
有する。)径路指定システムプロセス9003はRTREQメツ
セージの情報を用いてその関係するデータベースをアク
セスする。遠隔交換モジユール504に格納されたDNTRAN
リレーシヨンはモジユール501〜504に接続された全ての
線路に対する電話番号変換情報を含むので、径路指定シ
ステムプロセス9003は、電話番号が加入者セツト528と
関係することを決定する。径路指定システム9003は更
に、加入者セツト528に関係するポートが多重線路ハン
トグループAの1部であることを決定し、あきメンバに
対する動的リレーシヨンLNSTATをハントする。多重線路
ハントグループAの全のメンバーはモジユール504のLNS
TATリレーシヨンに話中とマークされる。着信ポートの
決定は完了され得られる。その代り、RTGENメツセージ
がモジユール501の径路指定システムプロセス9004に送
出される。ハントに対する次のモジユールとしてのモジ
ユール501の決定は上記のようにCLIDATリレーシヨンに
従つて決定される。このRTGENメツセージは、モジユー
ル504の径路指定システムプロセス9003によりなされる
作業がモジユール501の径路指定システムプロセス9004
により反復される必要はない。本実施例によれば、多重
線路ハントグループAの全メンバもモジユール501のLNS
TATリレーシヨンに話中とマークされ、従つてプロセス9
004は着信ポートの決定を完了出来ず、代りに遠隔交換
モジユール502の径路指定システムプロセス9005にRTGEN
メツセージを送出する。再び多重線路ハントグループA
の全メンバがモジユール502のLNSTATリレーシヨンに話
中とマークされ、RTGENメツセージが遠隔交換モジユー
ル503の径路指定プロセス9006に送出される。現在の例
によれば、両加入者セツト548と549はモジユール503のL
NSTATリレーシヨンにあきとマークされる。ハンテイン
グは現在の例ではメンバ1(加入者セツト528)である
ダイヤルされた電話番号に関係するグループメンバと共
に始まり、あきメンバが得られるまで直線的に進行す
る。(ハンテイングは一連のハントアルゴリズムのいず
れかに従つて行われることができる。例えば、線形ハン
テイング、これはダイヤルしたメンバと共に始まり、順
次進行して最後のメンバの番号で停止し;円形ハンテイ
ング、これは、ハンテイングが、最後のメンバの番号か
ら最初のメンバ番号に、全てのグループメンバがハント
されるように継続され、或いは一様なハンテイング、こ
れはグループメンバの間に入呼びをバランスさせようと
する。)従つて、メンバ5(加入者セツト548)が先ず
得られ、呼びに割当てられる。その後、径路指定システ
ムプロセス9006はRTGENメツセージを着信システムプロ
セス9007に送出し、これはモジユール503のPORTSTATUS
リレーシヨンを読取ることにより、加入者セツト548が
なおあきであることを検証する。加入者セツト548があ
きの場合は、着信システムプロセス9007は着信端末プロ
セス9008は生成し、既に記載したLNTERMメツセージ(第
14図)のそれに呼で情報を与える。この時点で呼びに対
する着信ポートを知り、更に発信ポートが遠隔交換モジ
ユール504に接続されたことを知ると、プロセス9008は
時間スロツトステータスマツプを読取り、遠隔交換モジ
ユール503と504を相互接続する伝送装置445に時間スロ
ツト1〜12の話中/あき状態を決定する。12時間スロツ
トの1つが得られるとすると、プロセス9008は呼びに対
して時間スロツトの割当てを行う。(12時間スロツトの
いずれも得られない時の他の方法は既に論じてある。)
呼びセツトアツプシーケンスの残部は通常の方法で行わ
れ、SETUPCCMPメツセージの、遠隔交換モジユール504の
発信端末プロセス9002への送出、発信周辺時間スロツト
と着信周辺時間スロツトの伝送装置445の呼び時間スロ
ツトへのマツピングを含む。加入者セツト548が呼びの
最後でオンフツク状態に戻ると、加入者セツト548が再
びモジユール503のPORTSTATUSとLNSTATリレーシヨンに
あきとマークされる。 第39図には、スタンドアロン動作モードへの遷移を開
始する際の遠隔交換モジユール501の制御ユニツト517に
より実行されるプログラムのフローチヤートが示してあ
る。ブロツク8001においては、GROUPPORTリレーシヨン
がアクセスされて遠隔交換モジユール501〜504のクラス
タの1つに少なくとも1つのポートを有する全てのグル
ープを決定する。かかる見出された各グループ毎に、タ
プルが適切な動的リレーシヨン(線路に対してLNSTATお
よびトランクに対してTKSTATまたはTKOWNERおよびTKQU
E)に生成される。他の全てのグループメンバは話中と
マークされる。この時、実行はブロツク8002に遅延さ
れ、メツセージ通信がモジユール501〜504の間で行われ
て、動的データリレーシヨンが初めにポピユレートされ
ているようにモジユール501〜504がブロツク8001を完了
した時点を決定する。かかる同期が得られると、実行は
判断ブロツク8003に進み、遠隔交換モジユール501がハ
ントキーを持つか否かの決定がKEYLISTリレーシヨンを
用いてなされる。本例においては、遠隔変換モジユール
501の加入者セツト528はハントキーGMB、MMB、およびSH
を有する。従つて、実行はブロツク8004に進み、遠隔交
換モジユール501はかかるハントキーの現在の状態を規
定するKEYSTATUSメツセージを発生し、そしてKEYSTATUS
メツセージを遠隔交換モジユール502に送出する。このK
EYSTATUSメツセージは、モジユール502から、CLIDATリ
レーシヨンにより規定されたシーケンスに従つて遠隔交
換モジユール503と504に与えられる。かかる全てのKEYS
TATUSメツセージが送出され(そして関係するLNSTATリ
レーシヨンが更新され)ると、スタンドアロンへの遷移
が終了する。 上記ハントグループ制御機構を実行するために必要な
第25〜29図の径路指定プログラムに対する或るフローチ
ヤートの変形が3つの個別の第40〜42図に示される。3
つの付加された状態遷移を示す関連する修正状態図が第
43図に示される。ブロツク1151と1152(第40図)がブロ
ツク1150と1160(第28図)の間のフローチヤートにそう
入される。ブロツク1150にあき多重線路ハントグループ
メンバが何等見出されない時は、実行は判断ブロツク11
51に進み、更に径路指定プログラムの現在の実行がこの
ようなモジユールのクラスタに含まれる遠隔交換モジユ
ールのスタンドアロン動作モードの実行中にあるか否か
の決定がなされる。もしそうならば、実行は判断ブロツ
ク1152に進み、変数JUMPSが3に等しいか否かの決定が
なされる。この変数JUMPSは、全グループをハントして
いる時完了された遠隔交換モジユールの間のジヤンプ数
を格納するために用いられ。本実施例によると、クラス
タには4つの遠隔交換モジユール501〜504が与えられ、
従つてハンテイングの完了には高々3つのジヤンプが必
要となる。ブロツク1151での判断が否定の場合、或いは
両ブロツクで肯定的な判断がなされる場合は、実行はブ
ロツク1160に進み、MLGBUSY状態が入力され、そして呼
びは失敗する。しかし、ブロツク1152で否定判断を伴つ
たブロツク1151での肯定判断はブロツク1400への分岐を
もたらし(第29図)、SWITCH状態3015(第43図)が入力
される。変数SWREQが、次の径路指定システムプロセス
により入力されるプログラム状態としてMLGPREHUNT状態
3005(第43図)を規定するRDBLKに格納される。実行は
ブロツク1400から(第29図)ブロツク1190(第41図)に
進む、INTEGRITY状態3012(第43図)が入力される。
(第41は第29図のブロツク1190を第41図のブロツク1190
〜1197に置き換修正プログラムを表わす。)ブロツク11
90から判断ブロツク1191に到り、ここでは現在の実行が
スタンドアロン動作の遠隔変換モジユールのクラスタに
あるか否かの決定が再びなされる。肯定の場合は、実行
は判断ブロツク1193に進み、そして径路指定が他のモジ
ユールで継続されて全グループのハンテイングが完了し
たか否かの決定がなされる。ブロツク1191或いは1193の
いずれかで否定の判断がなされると、実行はブロツク11
92に進み、次のプロセツサが決定され、その動作状態が
通常の方法で験証される。しかしながら、ブロツク1191
と1193で肯定判断がなされると、ブロツク1194が実行さ
れる。ブロツク1194の実行中に、キーとしてCLIDを用い
てCLIDATリレーシヨンが読取られる。本実施例による
と、関連するタプルのモジユール属性MOD1、MOD2、MOD
3、およびMOD4はモジユール501、502、503、および504
のハントシーケンスを規定する。このシーケンスの次の
モジユールが現在動作中か否かの判断もなされる。次の
モジユールが動作していない場合は、予めハントされて
ない続く動作モジユールが選択される。例えば、実行が
現在モジユール503にあり、モジユール504が動作してい
ない場合で、モジユール501が予めハントされてないと
ハンテイングはモジユール501で継続される。ブロツク1
194から実行は判断ブロツク1195に進む、動作プロセツ
サがブロツク1194実行中に見出されるか否かの決定がな
される。もし否定の場合は、実行はブロツク1196に進
み、呼びは失敗する。しかし、動作プロセツサがブロツ
ク1194で見出されたら、実行はブロツク1195から1197に
進み、従つて変数JUMPSが増分される。例えば、シーケ
ンスの次のプロセツサが動作している場合は、変数JUMP
Sが1だけ増分される。もし、次のプロセツサは動作し
ていないが、シーケンスの続くプロセツサが動作してい
る場合は、変数JUMPSが2だけ増分する。この変数JUMPS
は3を越えて実行されることはない。実行は、前記のよ
うに、ブロツク1192かブロツク1197からブロツク1200、
1210、1220、および1230に進む。第38図に示したよう
に、変数JUMPSはRDBLKデータ構造に格納される。ハンテ
イングが継続される時は、変数JUMPSは続くモジユール
に送出されるRTGENメツセージのRTCONTDAフイールドに
含まれる。 多重線路ハントグループに対して上記したものと同様
にして、ブロツク1261と1262(第42図)がブロツク1260
と1270(第26図)の間にそう入されてトランクグループ
のハンテイングが継続されることになる。FFXEDRI或い
はSCRNINGのいずれかを読取ることにより得られる初期
径路指標RIがブロツク1240(第25図)かブロツク1050
(第26図)のいずれかのCFBLKに格納されたことを想起
しよう。この格納された径路指標は、ハンテイングが続
くモジユールの同一の初期径路指標から開始できるよう
にトランクグループのハンテイングを継続するように送
出されるRTGENメツセージのRTCONTDAフイールドに含ま
れる。この径路指定はROUTING状態3008(第43図)の次
のモジユールで再び開始される。これは、トランクグル
ープハンテイングが継続される時のブロツク1410から12
50への分岐の他の余分の分岐により第42図のフローチヤ
ートに示されている。一方式IIIのここに説明している
実施例によると、各トランクグループは2次径路指標SE
CRIに関係する。方式IIIの他の実施例においては、或る
トランクグループは関連する2次径路指標を持たないよ
うにすることができる。この他の実施例に対する径路指
定プログラムにおいては、第28図の径路指定プログラム
のブロツク1370と1380の間に他のプログラムステツプが
付加的にそう入され、これにより、トランクグループの
ハンテイングが1つのモジユールで不成功で、トランク
グループが2次径路指標を持たない時、他のモジユール
へのジヤンプが行われる。) ブロツク1100(第27図)のPORTGROUPリレーシヨンか
ら読取られたタプルが多重線路ハントグループへの呼び
のためにGRPBLKに格納される。このタプルのMEMBER属性
が、所与のグループのハンテイングが始まる場所を規定
するために用いられる。上記の例においては、加入者セ
ツト528の(多重線路ハントグループAのメンバ1)電
話番号がダイヤルされ、従つて多重線路ハントグループ
Aのハンテイングはメンバ1から開始されるべきであ
る。開始メンバの番号は、ハンテイングが続くモジユー
ルの同一メンバから開始されるように多重線路ハントグ
ループのハンテイングを継続するために送出されるRTGE
NメツセージのRTCONTDAフイールドに含まれる。 遠隔交換モジユール501〜504のクラスタがスタンドア
ロンモードで動作している時は、各モジユール501〜504
はホストシステム800へのその制御回線を連続的にモニ
タして制御通信の再開を検出する。制御通信が4つの全
てのモジユール501〜504により検出されると、正常動作
モードが再開され、中央制御装置30の動的ハントデータ
が更新されて、遠隔交換モジユール501〜504のクラスタ
の全ての全グループメンバの現在の状態を反映し、更に
全多重ポートハントグループの制御が再び中央制御装置
30に戻される。次に、全グループのタプルが遠隔交換モ
ジユール501〜504の動的リレーシヨン(LNSTAT、TKSTA
T、TKOWNER、TKQUE)から除去される。 上記実施例は本発明の原理を単に例示したものであ
り、本発明の精神と範囲から逸脱せずに多くの変更が可
能なことは当業者には明らかであろう。
【図面の簡単な説明】 第1図は本件発明の原理を示すための分散制御交換シス
テムの概略構成図、 第2図は方式Iで用いられ、ボイシヤー(Beuscher)等
による1982年3月30日発行の米国特許第4,322,843号に
開示の方式と同等の時間分散交換システムの構成図、 第3図は方式Iで用いられる時間スロツト交換ユニツト
および関連する制御ユニツトの詳細を構成図、 第4図は方式Iの時間多重交換通信に用いられる時間ス
ロツト交換の各々に含まれるインターフエイスユニツト
の構成図、 第5図は方式Iの時間スロツト交換ユニツトの通信で用
いられる時間多重交換のインターフエイスユニツトの構
成図、 第6図は方式Iで用いられるデータワードフオーマツト
を示す図、 第7図は方式Iにおける代表的な起呼シーケンスを示す
機能構成図、 第8図は方式Iで用いられるルーチンプログログラムの
状態図、 第9図から第13図は第44図に従つて方式Iで用いられる
ルーチンプログラムのフローチヤートを示す図、 第14図から第18図は方式Iで用いられるメツセージ、デ
ータ構成およびデータベース関係を示す図、 第19図から第21図は第22図に従つて方式IIにおいて4つ
の単独の遠隔交換モジユールを組んで方式Iを構成する
交換システムの構成を示す図、 第22図は第19図から第21図の配置を示す図、 第23図は方式IIで用いられる第1の代表的な起呼シーケ
ンスを示す機能構成図、 第24図は方式IIで用いられるルーチンプログラムの状態
図、 第25図から第29図は第45図に従ってシステムIIで用いら
れるルーチンプログラムのフローチャートを示す図、 第30図および第31図は方式IIで用いられる第2および第
3の起呼シーケンスを示す図、 第32図は方式IIで用いられるメッセージ、データ構成、
データベース関係を示す図、 第33図から第35図は第36図に従って方式IIのような4つ
の遠隔交換モジュールで、個別的というよりはクラスタ
ーと呼ばれるグループ化において相互に関連している4
つの遠隔交換モジュールを有する方式IIIにおける交換
システムの構成図、 第36図は第33図から第35図の配置を示す図、 第37図は本件発明に従って、方式IIIにおける多重ポー
トハントグループへの呼の処理に含まれる代表的な起呼
シーケンスを示す図、 第38図は方式IIIで用いられるデータ構成およびデータ
ベース関係を示す図、 第39図は通常モード動作から単独モードへの方式IIIに
おける処理の移行で用いられるフローチャートを示す
図、 第40図、第41図および第42図は、それぞれ第25図から第
29図のフローチャートの変形で方式IIIで用いられるル
ーチンプログラム動作を示すフローチャートを示す図、 第43図は方式IIIで用いられるルーチプログラムの状態
図、 第44図は第9図から第13図の配置を示す図、及び 第45図は第25図から第29図の配置を示す図である。 −主要符号の説明− 10……時間多重化スイッチ、11,12……時間スロット交
換ユニット、17,18……制御ユニット、29……制御メモ
リ、30……中央制御装置、31……制御分散ユニット、39
〜42……トランクユニット、65,66……プロセッサ、91
0,920,930,940,……交換モジュール、917,927,937,947,
……制御ユニット、950……モジュール間接続装置、960
……中央制御装置
フロントページの続き (72)発明者 マイケル ロイ オーダン アメリカ合衆国 07869 ニュージャー シイ,ランドルフ,アーサー レーン 12 (72)発明者 ゾエ シュー−フイ キュアン アメリカ合衆国 60657 イリノイズ, シカゴ,ウエスト コーネリア 859 (72)発明者 アルバート ジョセフ ソウヤー アメリカ合衆国 60187 イリノイズ, ホイートン,イースト エルム 1106 (72)発明者 エルバート リー スニード,ジュニヤ アメリカ合衆国 60187 イリノイズ, ホイートン,ファーナム 404 (56)参考文献 特開 昭55−156494(JP,A) 特開 昭59−174087(JP,A)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.少なくとも1つの多重ポートハントグループを含む
    複数のポートを有する交換システムに用いるための複数
    の制御ユニットから成る分散呼処理システムであって、
    該制御ユニットの各々が該複数のポートの部分集合を取
    り扱うものであり、また該制御ユニットの各々がその制
    御ユニットによって取り扱われ、かつ該ハントグループ
    のメンバーである任意のポートの話中/空き状態を規定
    するハントデータを記憶するようになっている分散呼処
    理システムにより該ハントグループへの呼を処理する方
    法において、 A)該制御ユニットのうちの第1の制御ユニットが、該
    呼に応答してそのユニットに記憶されたハントデータに
    アクセスして、該ハントグループの任意のポートが空き
    として規定されているか否かを決定するステップA)
    と、 B)該ステップA)においていずれのポートも空きとし
    て規定されていないと決定された場合に、該第1の制御
    ユニットが該制御ユニットのうちの第2の制御ユニット
    に、該呼を規定するメッセージを送出するステップB)
    と、 C)該第2の制御ユニットが、該メッセージに応答して
    そのユニットに記憶されたハントデータにアクセスして
    該ハントグループの任意のポートが空きとして規定され
    ているか否かを決定するステップC)と、 D)該ステップC)においてあるポートが空きとして規
    定されていると決定された場合に、該第2の制御ユニッ
    トが、空きとして規定されていると決定されたそのポー
    トを該呼の搬送用に割り当てるステップD)と、 E)ステップD)に続いて、該第一の制御ユニットと該
    第2の制御ユニットとの通信回線の接続を行うステップ
    E)とを含むことを特徴とする呼の処理方法。 2.特許請求の範囲第1項に記載の方法において、さら
    に F)該第2の制御ユニットが、そのユニットに記憶され
    たハントデータを更新して該割り当てられたポートを話
    中として規定するステップF)を含むことを特徴とする
    呼の処理方法。 3.特許請求の範囲第1項に記載の方法において、さら
    に G)該第2の制御ユニットが、該割り当てられたポート
    における話中から空きへの状態変化を検出するステップ
    G)と、 H)該第2の制御ユニットが、そのユニットに記憶され
    たハントデータを更新して該割り当てられたポートを空
    きとして規定するステップH)を含むことを特徴とする
    呼の処理方法。 4.少なくとも1つの多重ポートハントグループを含む
    複数のポートを有する交換システムに用いるための複数
    の制御ユニットから成る分散呼処理システムであって、
    該制御ユニットの各々が該複数のポートの部分集合を取
    り扱うものであり、また該制御ユニットの各々がその制
    御ユニットによって取り扱われ、かつ該ハントグループ
    のメンバーである任意のポートの話中/空き状態を規定
    するハントデータと引き続く他のユニットを規定する基
    準データとを記憶するようになっている分散呼処理シス
    テムにより該ハントグループへの呼を処理する方法にお
    いて、 A)該制御ユニットのうちの1つが、該呼に応答してそ
    のユニットに記憶されたハントデータにアクセスして、
    該ハントグループの任意のポートが空きとして規定され
    ているか否かを決定するステップA)と、 B)該ステップA)においていずれのポートも空きとし
    て規定されていないと決定された場合に、該制御ユニッ
    トの該1つが、そのユニットに記憶された該基準データ
    により規定される引き続く制御ユニットに、該呼を規定
    するメッセージを送出するステップB)と、 C)該制御ユニットのうちの引き続く制御ユニットが、
    該呼を規定するメッセージに応答して、該引き続く制御
    ユニットに記憶されたハントデータにアクセスして、該
    ハントグループの任意のポートが空きとして規定されて
    いるか否かを決定するステップA′)と、該ステップ
    A′)において、いずれのポートも空きとして規定され
    ていないと決定された場合に、該引き続く制御ユニット
    に記憶された該基準データにより規定される次の引き続
    く制御ユニットに該呼を規定するメッセージを送出する
    ステップB′)とを実行するステップC)と、D)該制
    御ユニットのうちのある1つの制御ユニットがステップ
    A)又はステップA′)の実行中にポートが空きとして
    規定されていると決定した場合に、該ある1つの制御ユ
    ニットが、空きとして規定されていると決定されたポー
    トを該呼の搬送用に割り当て、ついで該ステップA)に
    おける該制御ユニットのうちの1つと該ある1つの制御
    ユニットとの通信回線の接続を行うステップD)とを含
    むことを特徴とする呼の処理方法。 5.特許請求の範囲第4項に記載の方法において、さら
    に、 E)該ある1つの制御ユニットがそれに記憶されたハン
    トデータを更新して該呼の搬送用に割り当てられたポー
    トを話中として規定するステップE)を含むことを特徴
    とする呼の処理方法。 6.特許請求の範囲第5項に記載の方法において、さら
    に、 F)該ある1つの制御ユニットが該呼の搬送用に割り当
    てられたポートにおける話中から空きへの状態変化を検
    出するステップF)と G)該ある1つの制御ユニットがそれに記憶されたハン
    トデータを更新して該呼の搬送用に割り当てられたポー
    トを空きとして規定するステップG)とを含むことを特
    徴とする呼の処理方法。 7.特許請求の範囲第4項に記載の方法において、 該ステップA′)およびB′)にて行われる空きポート
    の探索は、空きポートがみつかるか、もしくは全ての制
    御ユニットが探索されるまで制御ユニットから制御ユニ
    ットへと継続されることを特徴とする呼の処理方法。 8.少なくとも1つの多重ポートハントグループを含む
    複数のポートを有する交換システムに用いられる2つの
    モードで動作する分散呼処理システムであって、各々が
    該複数のポートの部分集合を取り扱う複数の分散制御ユ
    ニットを含み、更に該分散呼処理システムが該2つのモ
    ードのうちの第1のモードで動作している時に該ハント
    グループの各ポートの話中/空き状態を規定するハント
    データを記憶する中央制御処理を含み、また該分散呼処
    理システムが該2つのモードのうちの第2のモードで動
    作している時に該分散制御ユニットの各々がその分散制
    御ユニットにより取り扱われるハントグループの任意の
    ポートの話中/空き状態を規定するハントデータを記憶
    するようになっている分散呼処理システムにより該ハン
    トグループへの呼を処理する方法において、 A)該分散呼処理システムが該第1のモードで動作して
    いる時、該中央制御装置が該呼に応答してそのハントデ
    ータにアクセスして、該グループの任意のポートが空き
    として規定されているか否かを決定するステップA)
    と、 B)該ステップA)で1つのポートが空きとして規定さ
    れていると決定された場合に、該中央制御装置が該ステ
    ップA)で空きとして規定されていると決定されたその
    ポートを該呼の搬送用に割り当てるステップB)と、 C)該分散呼処理システムが該第2のモードで動作して
    いる時、該分散制御ユニットのうちの1つの制御ユニッ
    トが、該呼に応答してそのユニットに記憶されたハント
    データにアクセスして、該ハントグループの任意のポー
    トが空きとして規定されているか否かを決定するステッ
    プC)と、 D)該ステップC)においていずれのポートも空きとし
    て規定されていないと決定された場合に、該分散制御ユ
    ニットのうちの該1つの制御ユニットが該分散制御ユニ
    ットのうちの他の制御ユニットの1つに、該呼を規定す
    るメッセージを送出するステップD)と、 E)該分散制御ユニットのうちの該他の制御ユニットの
    1つが、該呼を規定するメッセージに応答して、該他の
    制御ユニットの1つに記憶されたハントデータにアクセ
    スして、該ハントグループの任意のポートが空きとして
    規定されているか否かを決定するステップC′)と該ス
    テップC′)において、いずれのポートも空きとして規
    定されていないと決定された場合に、該他の制御ユニッ
    トの別の1つに該呼を規定するメッセージを送出するス
    テップD′)とを実行するステップE)と、 F)該分散制御ユニットのうちのある1つの制御ユニッ
    トが、該ステップC)又はC′)の実行中にポートが空
    きとして規定されていると決定した場合に、該ある1つ
    の分散制御ユニットが、空きとして規定されていると決
    定されたポートを該呼の搬送用に割り当て、ついで該ス
    テップC)における該分散制御ユニットのうちの1つと
    該ある1つの分散制御ユニットとの通信回線の接続を行
    うステップF)とを含むことを特徴とする呼の処理方
    法。 9.特許請求の範囲第8項に記載の方法において、 該分散制御ユニットの各々が、該分散制御ユニットのう
    ちの他の制御ユニットの1つを規定する基準データを記
    憶し、かつ該ステップD)が、 D1)該ステップC)においていずれのポートも空きとし
    て規定されていないと決定された場合に、該分散制御ユ
    ニットのうちの該1つの制御ユニットがそれに記憶され
    た基準データにアクセスしてそれにより規定される該他
    の制御ユニットの1つを決定するステップD1)、及び D2)該分散制御ユニットのうちの該1つの制御ユニット
    が、該ハントグループへの該呼を規定するメッセージを
    該ステップD1)で決定された該他の制御ユニットの1つ
    に送出するステップD2)を含むことを特徴とする呼の処
    理方法。 10.特許請求の範囲第8項に記載の方法において、 該ステップC′)およびD′)にて行われる空きポート
    の探索は、空きポートが見つかるか、もしくは全ての分
    散ユニットが探索されるまで分散制御ユニットから分散
    制御ユニットへと継続されることを特徴とする呼の処理
    方法。 11.多重ポートハントグループを含む複数のポートを
    有する分散制御交換システムにおいて、 複数の制御ユニットを含み、該制御ユニットの各々は、
    その制御ユニットにより取り扱われる該複数のポートの
    部分集合からの呼の確立を制御するものであり、該グル
    ープのポートは該制御ユニットのうちの2つ以上の制御
    ユニットにより取り扱われるようになっており、 該各制御ユニットが、その制御ユニットにより取り扱わ
    れる該グループの各ポートの話中/空き状態を規定する
    該グループのためのハントデータを格納する手段を含
    み、及び 該各制御ユニットが、その制御ユニットにより取り扱わ
    れるポートから該グループへの呼、及び該制御ユニット
    のうちの他のユニットからのグループへの呼を規定する
    メッセージのいずれかに応答して、該各制御ユニットの
    格納手段により格納されたハントデータにアクセスする
    手段と、該グループの任意のポートが該アクセスされた
    ハントデータにより空きとして規定されているか否かを
    決定する手段と、該決定する手段によりポートが空きと
    して規定されているとの決定に応答して、決定された空
    きポートを該呼の搬送用に割り当てる手段と、更に該決
    定する手段によりいずれのポートも空きとして規定され
    ていないとの決定に応答して、該グループへの呼を規定
    するメッセージを該制御ユニットのうちの他の制御ユニ
    ットの1つに送出する手段と、 該決定された空きポートを該呼の搬送用の割り当てた後
    に、該呼を受信した制御ユニットと、該空きポートを有
    すると決定された制御ユニットとの通信回線の接続を行
    う手段とを含むことを特徴とする分散制御交換システ
    ム。 12.特許請求の範囲第11項に記載のシステムにおい
    て、 該各制御ユニットは、さらに 該呼の搬送用に割り当てられたポートへの警報信号の伝
    送を行う手段を含むことを特徴とする分散制御交換シス
    テム。 13.特許請求の範囲第11項に記載のシステムにおい
    て、 該各制御ユニットは、さらに 該各制御ユニットのハントデータを更新して該呼の搬送
    用に割り当てられたポートを話中として規定する手段を
    含むことを特徴とする分散制御交換システム。 14.特許請求の範囲第13項に記載のシステムにおい
    て、 該各制御ユニットは、さらに 該呼の搬送用に割り当てられたポートにおける話中から
    空きへの状態変化を検出する手段と、 該各制御ユニットのハントデータを更新して該呼の搬送
    用に割り当てられたポートを空きとして規定する手段を
    含むことを特徴とする分散制御交換システム。 15.多重ポートハントグループを含む複数のポートを
    有する分散制御交換システムにおいて、 複数の制御ユニットを含み、各制御ユニットはその制御
    ユニットにより取り扱われる複数のポートの部分集合か
    らの呼の確立を制御するものであり、該グループのポー
    トは該制御ユニットのうちの2つ以上の制御ユニットに
    より取り扱われるようになっており、 該各制御ユニットはその制御ユニットにより取り扱われ
    る該グループの各ポートの話中/空き状態を規定する該
    グループについてのハントデータを記憶し、かつ該制御
    ユニットのうちの他の制御ユニットの1つを規定する基
    準データを記憶する手段を含み、及び 該各制御ユニットが、さらにその制御ユニットにより取
    り扱われるポートからの該グループへの呼と該制御ユニ
    ットの他のものからの該グループへの呼を規定するメッ
    セージのいずれかに応答して、該各制御ユニットの記憶
    手段により記憶されたハントデータをアクセスする手段
    と、該グループの任意のポートが該アクセスされたハン
    トデータにより空きとして規定されているか否かを決定
    する手段と、 該決定する手段によりポートが空きとして規定されてい
    るとの決定に応答して該決定された空きポートを該呼の
    搬送用に割り当てる手段と、該決定する手段によりいず
    れのポートも空きとして規定されていないとの決定に応
    答して該各制御ユニットの記憶手段により記憶された基
    準データをアクセスする手段と、さらに該グループへの
    呼を規定するメッセージを該アクセスされた基準データ
    により規定される制御ユニットに送出する手段と、 該決定された空きポートを該呼の搬送用に割り当てた後
    に、該呼を受信した制御ユニットと、該空きポートを有
    すると決定された制御ユニットとの通信回線の接続を行
    う手段とを含むことを特徴とする分散制御システム。 16.特許請求の範囲第15項に記載のシステムにおい
    て、 該各制御ユニットが、さらに 該呼の搬送用に割り当てられたポートへの警報信号の送
    出を行う手段を含むことを特徴とする分散制御交換シス
    テム。 17.特許請求の範囲第15項に記載のシステムにおい
    て、 該各制御ユニットが、さらに 該各制御ユニットのハントデータを更新して該呼の搬送
    用に割り当てられたポートを話中として規定する手段を
    含むことを特徴とする分散制御交換システム。 18.特許請求の範囲第17項に記載のシステムにおい
    て、 該各制御ユニットが、さらに 該呼の搬送用に割り当てられたポートにおける話中から
    空きへの状態変化を検出する手段と 該各制御ユニットのハントデータを更新して該割り当て
    られたポートを空きとして規定する手段とを含むことを
    特徴とする分散制御交換システム。
JP61197977A 1985-08-23 1986-08-23 分散制御交換方式における多重ポート ハントグループの制御方法およびシステム Expired - Lifetime JP3031467B2 (ja)

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