JP3031246U - 加圧ガスインフレータ - Google Patents

加圧ガスインフレータ

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JP3031246U
JP3031246U JP1996002168U JP216896U JP3031246U JP 3031246 U JP3031246 U JP 3031246U JP 1996002168 U JP1996002168 U JP 1996002168U JP 216896 U JP216896 U JP 216896U JP 3031246 U JP3031246 U JP 3031246U
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エー.ムーア ウォルター
ピエロッティ エル.ジョン
ストーレイ ジェイ.カーク
ケー.オルソン ブレント
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車等の乗物のサイドインパクトエアバッ
グや小形エアバッグに適した改良加圧ガスインフレータ
の提供。 【解決手段】 これは加圧された膨張用ガスを容れた円
筒ボトル(12)と、その絞られたボトル開端によって
規定された放出孔(25)を封止る隔壁(14)と、こ
の隔壁の周辺を介在させてボトルの放出孔に固定された
カップ形デイフューザ(16)と、隔壁を破裂させるた
めのデイフューザに装着されたイニシエータ或いはスク
イブ(18)とを含んで成るインフレータ(10)であ
る。1例ではスクイブに300−400mgのZPPを装
填して成る強化スクイブ式のインフレータであり、別の
例ではスクイブをデイフューザに容れた爆薬で少なくと
も局部的に包囲して成る増強指向性インフレータであ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は自動車等の乗物用の乗員保護システムにおけるサイドインパクト用エ アバッグ或いはその他の小さなエアバッグに特に適している加圧ガスインフレー タに関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車等の乗物の乗員(搭乗者、運転者)保護システムで使用する最も旧いエ アバッグのある種のものは加圧ガスのみによって膨張させるようになっている。 これらは搭乗者用サイドエアバッグ或いは運転者(ドライバ)用の大きなサイド エアバッグ等のための大きなサイズのエアバッグであるので、膨張用ガスは実質 的容積が要求された。逆に、この膨張用ガスを容れた圧力容器も実に大きなもの であり、乗物内の乗員拘束システムのために利用可能なスペースに適合させるこ とが困難なものであった。特定のケースでは、長い供給路を備えた遠隔圧力容器 が配設され、エアバッグの膨張に要する応答時間を制約していた。
【0003】 エアバッグ用インフレータの最近までの発展は火工式インフレータと混成(ハ イブリッド)インフレータに集中しており、両種のインフレータは比較的コンパ クトなインフレータからエアバッグを膨張させるのに充分な容積のガスが得られ るようにガスの熱膨張を利用している。火工式インフレータの場合には、熱膨張 は火薬の燃焼の結果であり、ハイブリッドインフレータの場合には熱膨張は火工 作用と貯蔵加圧ガスの加熱の組合せによるものである。
【0004】 ハイブリッドインフレータは火薬を利用して、貯蔵ガスを2種の方法の1つに よって解放する。第1の方法として、火薬が加圧ガス部室の中へ、その内部でガ スを加熱、膨張させるために、解放され、それにより破裂性ディスクを増大圧力 の結果として破裂させるようにするか、或いは第2の方法として火薬がこれに関 連した推進物として、破裂性ディスクを介して駆動されて加圧ガスを解放し、そ れと共に加圧ガス部室内の火薬によって加熱、膨張させられる、斯ゝる推進物を 有することが出来る。
【0005】 火工式インフレータとハイブリッドインフレータのいづれも純加圧ガス式シス テムよりもコンパクトであるが、膨張開始前の遅延時間も大きくなる。この長い 遅延時間は、所望膨張時間が部分的にエアバッグから乗員までの距離の関数にな っている場合において、搭乗者用とドライバ用のサイドエアバッグに適用される 場合には必らずしも欠点にはならない。
【0006】 サイドインパクトエアバッグは乗物の側面と乗員の間に展開するように配置さ れる。この間の距離はドライバをステアリングホイールから分離している距離と 比較して、或いはビークルダッシュから搭乗者を分離している更に長い距離と比 較しても短尺で、30cm(1フィート)未満のオーダの距離である。更に、乗物 の前部は搭乗者から前方へ実質的な距離だけ延在していて、衝突(クラッシュ) 事故の場合に搭乗者とステアリングホイールやダッシュとの間の相互作用を遅延 させ且つ低減させる崩壊(クランプル)ゾーン(領域)を備えるように設計され る。乗物の側部はクラッシュ事故の場合に搭乗者を越えて、ドア、窓或いはサイ ドボディパネルの厚だけ突出して、崩壊ゾーン式保護の機会を殆んど与えること が出来ない。乗物設計は搭乗者コンパートメントの完全性を守るためのサイドビ ームも考慮に入れる。これは乗物側部が搭乗者用のスペースに挫折することによ る被害を阻止するのに役立つ。しかし、サイドインパクト保護用のこれらの設計 上のパラメータは乗物側部との相互作用に対し搭乗者に緩衝(クッション)を与 える必要性は残る。この目的のために使用されるサイドインパクトエアバッグは 迅速応答と有効性を発揮するために「ハード」バッグとして知られる完全膨張条 件を要求する。火工式インフレータとハイブリッドインフレータの膨張応答時間 、コスト、及び複雑性はこの種のインフレータを相対的に小さなエアバッグに適 用させることを難しくしている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】 本考案の第1の目的は自動車等の乗物の搭乗者保護システムにおける、サイド インパクトエアバッグやその他の小形エアバッグに適したインフレータを提供す ることにある。 本考案の第2の目的は迅速応答時間を有し、且つ制御された容量の膨張用ガス を生み出すインフレータを提供することにある。 本考案の第3の目的はコンパクトで且つ信頼性の高い上述の特性を有するイン フレータを提供することにある。 本考案の第4の目的は比較的低いコストで効率的に製作するために最小限度の 部品点数で組立ることが出来るインフレータを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、放出孔を有するボトルとこの放出孔を横断した形態で気密状 に固定されることによりボトルに加圧ガスを容れた部室を形成する隔壁とを有す る斯ゝるボトルを含んで成る加圧ガスインフレータが提供される。このボトルに は開端を有するデイフューザが当該開端で該放出孔を囲むように固定されており 、このデイフューザは更に複数の出口ポートを規定している。このデイフューザ 内部には電子爆発式イニシエータが装着され、デイフューザ出口ポートを通じて 外部、具体的にはエアバッグに供給するための加圧ガスを解放するためにイニシ エータが作動するや隔壁を破裂出来るように位置付けられている。
【0009】 本考案の1局面によれば、ボトルは閉端と放出孔を規定する開端とを有する長 尺の円筒ボトルであり、隔壁はボトル開端を横断するように延在しており、デイ フューザはボトル開端に固定された開端を有するカップ形状のものであって、両 開端内において隔壁の周縁がボトルに封止られている。ボトルは減径開端と放出 孔を有している。
【0010】 本考案の別の局面によれば、電子爆発式イニシエータがカップ形デイフューザ の端壁に装着され、イニシエータの爆薬が隔壁の近傍に配置されている。1の電 子爆発式イニシエータは熱を出すための強化装填物を容れている。もう1つの電 子爆発式イニシエータはノズルを通じて供給された火薬装填物を用いていて、こ れも熱を出すものである。加熱が隔壁破裂時の圧力降下により膨張用ガスの断熱 冷却を相殺する。
【0011】 本考案の追加的局面によれば、ボトルは取付用のフランジを具備している。長 尺円筒ボトルを有するインフレータにおいては、この取付フランジがボトルの1 端にあり、デイフューザが他端にある。この取付フランジは本考案に係る特定の インフレータにおいて、ボトルの端片部分として設けられ、他のインフレータで はボトルの閉端に取付けられる。
【0012】 本考案に係るインフレータ10は図1−3に図示されている。このインフレー タ10は概してボトル12、隔壁14、デイフューザ16、及び隔壁14を破裂 させるためにデイフューザ16内に配位している電子爆発式イニシエータ18を 含んで成る。
【0013】 ボトル12は鋼鉄製であり、円筒側壁20、閉端壁22及び放出開口25を規 定する開端24を有している。閉端は円筒側壁20と一体成形されている、即ち 、例えば深絞り法によって成形されている。隔壁(ダイヤフラム)14はインコ ネル製の円形メタルディスクであって、その周辺がボトル12の開端24に配位 している。デイフューザ16はカップ形状であって、円筒側壁26と端壁28を 有しており、これも鋼鉄製である。側壁26は開端30まで延在している。ボト ルの円筒側壁20とデイフューザの側壁26は同一直径を有し、両者の開端24 ,30は連続している。ボトルとデイフューザの開端24,30は隔壁の周縁と 両者間の溶接31によって一体に固定され、隔壁がボトル12の放出開口25を シール(封止)している。
【0014】 ボトル12と隔壁14は両者によって部室32を規定しており、この部室には アルゴンや窒素等の不活性ガスが所定圧力に加圧された状態で貯蔵されている。 この部室32は略229.5cm3 (14立方インチ)のガスを略2829kPa ( 4100P.S.I )で保留している。隔壁14は貯蔵ガスの圧力により図1,3に 15によって指定されているふくらんだ中央隔壁部分が現出するように部室32 から外方へ向う半球状(ドーム状)に変形される。
【0015】 電子爆発式イニシエータ18はデイフューザ16に装着されている。具体的に は、このイニシエータ18はデイフューザ端壁28の中央開孔を通じて装着され ている基部(ベース)34を含んで成る。この基部34はプラグコネクタをイニ シエータ端子38に受容させるためのソケット36を規定している。イニシエー タ18は更に基部34から軸方向に延在するカバー42の内部に容れられた爆発 剤40を含んで成り、そしてドーム状の隔壁14の近傍に配位している、本実施 例ではふくらんだ中央部分15の近傍に配位している。この電子爆発式イニシエ ータ18はスクイブ或いはイグニッタと称されるもので、当業界では周知のもの である。このスクイブ18は略100−225mgの「ZPP」を容れており、こ れは過塩素酸ジルコニウムカリウムである。その他の粉末も適当であり得る。
【0016】 デイフューザ16は膨張用ガスを外出させるためにその側壁26の周辺に均等 間隔で配位する複数のポート44を有している。デイフューザポート44の流れ 面積はボトルの放出開孔25よりも、部室32からのガス供給を遮断することが 望まれるならば、小さくしてもよい。インフレータ10は更にボトル12の閉端 22に固定された取付けフランジ46を含んで成る。このフランジは自動車等の 乗物の内部にインフレータを取付けるときに有用である。
【0017】 クラッシュ(衝突)条件を感知すると、電気信号がスクイブ18にその端子3 8を通じて与えられ、この信号がカバー42の内部の爆薬40を点火するのに利 用される。その結果の爆発力はカバー42を爆裂させ、そして隔壁14を破裂さ せ、それにより貯蔵圧縮ガスをボトル12の開端24の放出開孔25を通じて解 放する。ガスはデイフューザ16を通ってそのポート44からエアバッグに供給 される。エアバッグは代表的にはデイフューザポートを出る膨張用ガスがエアバ ッグ内部に直接的に与えられる。インフレータ10はエアバッグ充填開始を0. 8ミリ秒のオーダでほんの僅か遅延させて、膨張用ガスを10ミリ秒未満の時間 で配給する。
【0018】 インフレータは貯蔵ガスを加熱することなしに供給するので、供給ガスの容積 は充分に制御される。これは小量の排気を許すか、或いは全然排気を許さないサ イドインパクト(対側面衝撃用)やその他の小さなエアバッグの使用を、エアバ ッグの過剰膨張とその結果の破裂の危険を伴うことなく、可能にする。逆に、こ れはエアバッグが比較的高圧のガスが充填されることを許容し、サイドインパク トを与えるクラッシュ事故の際に乗物のドアや窓に搭乗者が接触する事態を阻止 するに必要な「硬質」(ハード)エアバッグを生み出す。
【0019】 本考案に係るもう1つ別の加圧ガス式インフレータ50は図4に図示されてい る。このインフレータ50は一般にボトル52、隔壁54、デイフューザ56及 びデイフューザ56に隔壁54を破裂させるために装着された強められた電子爆 発式イニシエータ58を含んで成る。
【0020】 ボトル52はその開端64を提供する減径ネック部62を有する概して円筒形 の側壁60を含んで成り、当該ネック部はボトルの放出口66も規定している。 ボトル12は端板68によって与えられる閉端を有し、この端板がボトルの円筒 側壁60に溶接されていて、インフレータ50を取付けるための半径方向に延在 したフランジ70を含む。
【0021】 隔壁54は円形であって、その周縁がボトル52の開端64に受け入れられて いる。デイフューザ56は円筒側壁72と端壁74を有するカップ形状のもので ある。デイフューザの側壁72は開端76で終端になっており、この開端はボト ル52の開端64に隔壁54の周縁が介在した状態で受け入れられる。溶接材7 8が隔壁をボトル52の開端に気密状に固定し、更にデイフューザをボトルに固 定するために使用される。端壁68を有するボトル52と隔壁54は併せて部室 80を形成しており、これには加圧不活性ガスが貯蔵されている。これは隔壁5 4を外方であるデイフューザ56の端壁74の方へドーム状に変形させる。本例 のインフレータ50と第1例のインフレータ10との基本的な違いは放出開孔6 6より大径の貯蔵部室80を設けることにより側壁60の断面積に対し隔壁の面 積を減じ、それによって隔壁に作用する総合力を所望の低いレベルに維持するよ うにしていることにある。
【0022】 デイフューザ56は強力化された電子爆発式イニシエータ58をその端壁74 にデイフューザ16とイニシエータ18に関して説明された通りに取付けている 。強化電子爆発式インフレータ58は「スーパスクイブ」(超点火管)の名でも 知られており、これはイニシエータ18のものと同じ基部34を用いるが、爆薬 40の強力化された量を容れた拡大カバー82を有している。標準スクイブ18 は略200mgのZPPを容れているが、スーパスクイブ58は略300−400 mgのZPPを容れている。強化スクイブは標準スクイブの爆薬の少なくとも2倍 の量を有している。
【0023】 デイフューザはその側壁に隔壁54の破裂時に膨張用ガスを供給するための複 数個のポート84を規定している。インフレータ50は上述したインフレータ1 0と類似の仕様で作動して、スーパスクイブ58が隔壁54を爆発的に破裂させ 、それにより供給ガスが部室80からデイフューザ84を通って流れる。
【0024】 強力な爆薬は必らず隔壁を破裂させ、しかもガス圧が急激に低下するに従って ガスの断熱冷却を少なくとも部分的に相殺するための熱入力を与える。スーパス クイブ58は正常では1ミリ秒で燃えるとしても、鋼鉄製デイフューザと放出孔 の近くのボトルを加熱し、これらの加熱部材が次に流出するガスを加熱する。こ の加熱は各インフレータ50で比較的に均等であり、エアバッグの膨張の制御ロ スがない。従って、インフレータ50もエアバッグへのガス供給開始の遅れと、 エアバッグへの制御された量のガスの供給の遅れとを非常に小さなものにし、そ れによってサイドインパクト用途に望ましい「ハード」エアバッグ膨張を可能に するという利益を有している。
【0025】 図5には、本考案の更に別の例の加圧ガスインフレータ90が図示されている 。このインフレータ90も概して、ボトル92、隔壁94及び増強電子爆発式イ ニシエータ98を搭載したデイフューザ96を含んで成る。
【0026】 ボトル90は円筒側壁100、取付スタッド108を具えた端壁102及び隔 壁94によって封止られて加圧ガスを容れた部室110を形成している放出孔1 06を規定した開端104を有している。デイフューザ96は端壁114を有す る円筒側壁112を有しており、隔壁がボトル端104とデイフューザ端114 の間でボトルに固定されている。出口ポート118はデイフューザ側壁に規定さ れているが、均等に離間したものではなく、ある種の用途に有用である指向性ガ ス供給をもたらすものである。
【0027】 隔壁94は円筒側壁の内側に適合する脚部97を有する全周に亘る取付リング 95を含んでいる。破裂性薄膜99が脚部97に溶接されており、隔壁94の周 縁を形成する取付リング95がボトル90の開端104とデイフューザ94の1 端114との間に受容されて、そこで溶接されている。これは溶接のために隔壁 の肉厚端縁を提供する。
【0028】 増強指向性イニシエータ98はデイフューザ96の他端に配位して、デイフュ ーザの端壁を提供する機能と、隔壁94を破裂させる機能の両方を発揮し、そし てガスを加熱する。このイニシエータ98は基部の周辺から延在する一体成形の スカート122を有する斯ゝる基部(ベース)120を含んで成る。イニシエー タ98の組立前には、このスカート122は管状である。スカート122の内側 近傍における基部120の周辺に、概して半球形態のキャップ124が当接する ように受容され、そしてスカート122が基部とキャップの組立のためにキャッ プに図示のようにロールクリンプ加工される。キャップ124は更にイニシエー タ98の内部から延在するノズル126を規定している。デイフューザの他端1 16は基部120にロールクリンプ加工され、それによりイニシエータをデイフ ューザに取付ける。
【0029】 イニシエータ98の基部120はデイフューザ96の端部を形成し、そしてス クイブ128と端子130を受け入れて取付ける開孔を規定している。スクイブ は100mgのオーダのZPPである小量の装填爆薬を容れている。ノズル126 は隔壁94へ配向しており、一体成形の刻み目付き端壁132を有している。キ ャップ内部は火薬136と充填されており、これがスクイブ128の作動を増強 する。火薬はガスを多量に生成することなく熱を発生させるためにBKNO3 が 好ましい。略5gの火薬をインフレータ90の中で使用する。
【0030】 衝突事故のときスクイブ198は火薬を点火し、これがノズル126の端壁1 32を張り裂く。ノズルは火薬力を隔壁に向けて、これを加熱により破裂させ、 更に部室110のガスがデイフューザ96を通って流れ出るに従ってこのガスを 加熱する。イニシエータ98は略2ミリ秒だけ燃焼するに過ぎないが、その加熱 作用効果はインフレータ部品の加熱によってそれより長いものになる。この加熱 は圧力降下によりガスの断熱冷却を償うが、膨張用ガスの容積は「ハード」バッ グを提供するために予想可能な値で残留する。
【0031】
【考案の効果】
インフレータ10,50,90の各々は5点の部品のみを有する。これらの部 品は夫々製作が容易であり、且つ組立が容易である。従って、この簡単性はイン フレータのコスト低下と作動の信頼度の両方に大きく寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る1例の加圧ガスインフレータの1
部切欠き斜視図である。
【図2】図1のインフレータの側面図である。
【図3】図1のインフレータの1部切欠き縦断面図であ
る。
【図4】本考案に係る別の例の加圧ガスインフレータの
1部切欠き斜視図である。
【図5】本考案に係る更に別の例の加圧ガスインフレー
タの1部切欠き側面図である。
【符号の説明】
10,50,90…インフレータ 12,52,92…ボトル 14,54,94…隔壁 16,56,96…デイフューザ 18,58,98,128…イニシエータ(スクイブ) 20,60,100…ボトル円筒側壁 22…ボトル閉端 24,64,104…ボトル開端 25,66,106…放出孔 26,72,112…デイフューザ側壁 28,74…デイフューザ端壁 30,76…デイフューザ開端 31,78…溶接個所 32,80,110…ガス部室 34,120…イニシエータ基部 36…ソケット 38,130…端子 40…爆薬 42,82…カバー 44,84,118…出口ポート 58…スーパスクイブ 60…端板 62…減径ネック部 68,102…ボトル端壁 95…取付リング 97…脚部 99…破裂可能薄膜 102…ボトル端壁 104…ボトル端 108…取付スタッド 114,116…デイフューザ端 122…スカート 124…キャップ 126…ノズル 132…ノズル端壁 136…火薬
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年7月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項17
【補正方法】変更
【補正内容】
フロントページの続き (72)考案者 ウォルター エー.ムーア アメリカ合衆国,ユタ 84401,オグデン, スワン ストリート 1638 (72)考案者 エル.ジョン ピエロッティ アメリカ合衆国,ユタ 84317,ハンツビ ル,イースト 6775 ノース 200 (72)考案者 ジェイ.カーク ストーレイ アメリカ合衆国,ユタ 84025,ファーミ ントン,ノース 1365 ウェスト 1670 (72)考案者 ブレント ケー.オルソン アメリカ合衆国,ユタ 84015,クリアフ ィールド ウェスト 1042 サウス 25

Claims (39)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加圧ガスインフレータとして、 A)放出孔を有するボトル; B)加圧ガスのみを容れた部室を該ボトルに形成するた
    めに、該放出孔を横断封止するように固定されている隔
    壁; C)開端を備えた側壁とこれに対立する端壁を有するカ
    ップ形デイフューザであって、当該開端が該放出孔を囲
    む該ボトルに固定され、当該側壁が複数の出口ポートを
    規定していて、該隔壁によって覆われた放出孔から該出
    口ポートに至る流路を提供するようになっている斯ゝる
    カップ形デイフューザ; D)該デイフューザの該端壁に装着された電子爆発式イ
    ニシエータとして、その内部に容れた爆薬を含み、当該
    爆薬が該デイフューザ内で該隔壁から離間して該放出孔
    から該デイフューザ出口ポートに至る前記流路を遮断し
    ないように配位しており、該デイフューザが作動するや
    該隔壁が破裂し、それによって該加圧ガスを該デイフュ
    ーザ出口ポートを通じて外部に供給するために解放する
    ようにした斯ゝるイニシエータ、 を含んで構成された加圧ガスインフレータ。
  2. 【請求項2】 該隔壁と該デイフューザ開口端が共に該
    ボトルに固定されている、請求項1に記載の加圧ガスイ
    ンフレータ。
  3. 【請求項3】 該放出孔を覆う該隔壁が該ボトルに溶接
    された取付リングを含む、請求項2に記載の加圧ガスイ
    ンフレータ。
  4. 【請求項4】 該デイフューザの該開端が該ボトルの該
    放出孔と連続化されている、請求項2に記載の加圧ガス
    インフレータ。
  5. 【請求項5】 該ボトルが閉端と、該放出孔を規定する
    開端とを備えた円筒側壁を有している、請求項4に記載
    の加圧ガスインフレータ。
  6. 【請求項6】 更に該ボトル閉端から延在する取付フラ
    ンジを含んで成る、請求項5に記載の加圧ガスインフレ
    ータ。
  7. 【請求項7】 該ボトル閉端が該円筒側壁に気密状に固
    定された端板であり、該取付フランジが当該端板の一体
    成形延長部である、請求項6に記載の加圧ガスインフレ
    ータ。
  8. 【請求項8】 該ボトル円筒側壁の直径が該放出孔の近
    傍個所で減じられている、請求項5に記載の加圧ガスイ
    ンフレータ。
  9. 【請求項9】 該デイフューザ側壁の該開端が該ボトル
    円筒側壁の該開端と連続化しており、該隔壁の周縁が該
    デイフューザと該ボトルの間に受け入れられ、該デイフ
    ューザ、ボトル及び隔壁の三部材が該隔壁の該周縁に沿
    った溶接によって併せて固定されている、請求項5に記
    載の加圧ガスインフレータ。
  10. 【請求項10】 該電子爆発式イニシエータが強化スク
    イブである、請求項9に記載の加圧ガスインフレータ。
  11. 【請求項11】 該強化スクイブが約300mgと400
    mgの間の量の該爆薬を含む、請求項10に記載の加圧ガ
    スインフレータ。
  12. 【請求項12】 該爆薬が過塩素酸ジルコニウムカリウ
    ム(ZPP)である、請求項9に記載の加圧ガスインフ
    レータ。
  13. 【請求項13】 該電子爆発式イニシエータはスクイ
    ブ、当該スクイブを強化する火薬及び該隔壁とガス部室
    から離間しているノズルであって該スクイブと該強化用
    火薬の爆発力と熱とを該隔壁とガス部室に指向させる斯
    ゝるノズルを含んで成る増強指向性イニシエータであ
    る、請求項9に記載の加圧ガスイニシエータ。
  14. 【請求項14】 該強化用火薬がBKNO3 である、請
    求項13に記載の加圧ガスイニシエータ。
  15. 【請求項15】 該増強指向性イニシエータが略3gと
    8gの間の量の該強化用火薬を含む、請求項13に記載
    の加圧ガスイニシエータ。
  16. 【請求項16】 該電子爆発式イニシエータが端子を内
    部に具えたソケットを規定する基部を有し、当該基部が
    該デイフューザの該端壁を通じて装着された状態で該ソ
    ケットが該イニシエータを作動するためのプラグコネク
    タを該端子に受け入れるために露呈されており、該イニ
    シエータが該デイフューザ内で該隔壁の近傍個所に配位
    した該爆薬を有している、請求項9に記載の加圧ガスイ
    ンフレータ。
  17. 【請求項17】 該隔壁が該部室内のガス圧によってド
    ーム状に変形しており、該イニシエータの該爆薬が該ド
    ーム状隔壁を基準にして中央に配位している、請求項1
    7に記載の加圧ガスインフレータ。
  18. 【請求項18】 該デイフューザによって規定された該
    出口ポートが該インフレータからの所望のガス流量を提
    供するように寸法設定されている、請求項17に記載の
    加圧ガスインフレータ。
  19. 【請求項19】 更に該ボトル閉端から延在する取付フ
    ランジを含んで成る、請求項17に記載の加圧ガスイン
    フレータ。
  20. 【請求項20】 該ボトル閉端が該ボトルの該円筒側壁
    に気密状に固定された端板であり、該取付フランジが当
    該端板の一体成形延長部である、請求項19に記載の加
    圧ガスインフレータ。
  21. 【請求項21】 該ボトルが閉端を備えた円筒側壁と、
    当該ボトル閉端に固定されてそこから延在する取付フラ
    ンジである、請求項1に記載の加圧ガスインフレータ。
  22. 【請求項22】 該ボトル閉端が該ボトル円筒側壁に気
    密状に固定されている端板であり、該取付フランジが該
    端板の一体成形延長部である、請求項21に記載の加圧
    ガスインフレータ。
  23. 【請求項23】 該電子爆発式イニシエータが端子を内
    部に具えたソケットを規定する基部を有し、当該基部が
    該デイフューザを通じて装着されて、該ソケットが該イ
    ニシエータを作動させるためのプラグコネクタを該端子
    に受け入れるために露呈させており、該イニシエータが
    該隔壁の近傍ではあるがこれから離間している該デイフ
    ューザ内のカバーの内部に配置された爆薬を有してい
    る、請求項1に記載の加圧ガスインフレータ。
  24. 【請求項24】 該電子爆発式イニシエータが強化スク
    イブである、請求項1に記載の加圧ガスイニシエータ。
  25. 【請求項25】 該強化スクイブが略300mgと400
    mgの該爆薬を含む、請求項24に記載の加圧ガスインフ
    レータ。
  26. 【請求項26】 該爆薬が過塩素酸ジルコニウムカリウ
    ム(ZPP)である、請求項25に記載の加圧ガスイン
    フレータ。
  27. 【請求項27】 該電子爆発式インフレータはスクイ
    ブ、当該スクイブを強化する火薬、及び該隔壁とガス部
    室から離間しているノズルであって該隔壁とガス部室の
    方へ該スクイブと該強化用火薬の爆発力と熱とを指向さ
    せる斯ゝるノズルを含む増強指向性イニシエータであ
    る、請求項1に記載の加圧ガスイニシエータ。
  28. 【請求項28】 該強化用火薬がBKNO3 である、請
    求項27に記載の加圧ガスインフレータ。
  29. 【請求項29】 該増強指向性イニシエータが略3mgと
    8mgの間の量の該強化用火薬を含む、請求項27に記載
    の加圧ガスイニシエータ。
  30. 【請求項30】 該デイフューザによって規定される該
    出口ポートが該インフレータから所望のガス流量を提供
    する寸法に設定されている、請求項1に記載の加圧ガス
    インフレータ。
  31. 【請求項31】 加圧ガスインフレータとして、 A)閉端と放出孔を規定する開端とを有する長尺円筒形
    ボトル; B)該ボトル開端を横断するように延在した隔壁であっ
    て、その周縁が該ボトル開端に気密状に固定されること
    により該放出孔を封止て、それにより加圧ガスのみを容
    れた部室を該ボトルに形成するようにした、斯ゝる隔
    壁; C)開端を備えた側壁と当該開端と対立する端壁とを有
    するカップ形のデイフューザとして、当該側壁が該円筒
    ボトルと実質的に同じ直径を有し、該ボトル開端が該ボ
    トル放出孔と並置されており、該デイフューザ開端が該
    ボトル開端に合致状に固定されており、該デイフューザ
    側壁が複数の出口ポートを規定していて、該デイフュー
    ザが該隔壁によって覆われた該放出孔から該出口ポート
    に至る流路を提供している、斯ゝる構成のカップ形デイ
    フューザ;及び D)該デイフューザ端壁に装着され、該イニシエータ内
    部に容れた爆薬を含む電子爆発式イニシエータとして、
    該爆薬が該デイフューザ内の該隔壁から離間した個所で
    はあるが該放出孔から該デイフューザポートに至る該流
    路を遮断しない個所に配置されていて、該イニシエータ
    が作動するや該隔壁を破裂させるようにした斯ゝる構成
    の電子爆発式イニシエータを含んで構成され、 該イニシエータの爆発作用が該隔壁を破裂させ、それに
    より該加圧ガスを該デイフューザポートを通じて供給す
    るために非機械的に解放するようにした、加圧ガスイン
    フレータ。
  32. 【請求項32】 該隔壁が該ボトルとデイフューザの間
    に受け入れられる全周に亘る取付リングを含み、当該取
    付リング、該ボトル及び該デイフューザが一体に溶接さ
    れている、請求項31に記載の加圧ガスインフレータ。
  33. 【請求項33】 該電子爆発式インフレータが強化スク
    イブである、請求項31に記載の加圧ガスインフレー
    タ。
  34. 【請求項34】 該強化スクイブが略300mgと400
    mgの間の量の該爆薬を含む、請求項33に記載の加圧ガ
    スインフレータ。
  35. 【請求項35】 該爆薬が過塩素酸ジルコニウムカリウ
    ム(ZPP)である、請求項34に記載の加圧ガスイン
    フレータ。
  36. 【請求項36】 該電子爆発式インフレータはスクイブ
    と当該スクイブを強化する火薬と、該隔壁から離間した
    ノズルであって、該スクイブと該強化用火薬の爆発力と
    熱とを該隔壁とガス部室の方へ指向させる斯ゝるノズル
    とを含む、増強指向性イニシエータである、請求項31
    に記載の加圧ガスインフレータ。
  37. 【請求項37】 該強化用火薬がBKNO3 である、請
    求項36に記載の加圧ガスイニシエータ。
  38. 【請求項38】 該増強指向性イニシエータが略3mgと
    8mgの間の量の該強化用火薬を含む、請求項36に記載
    の加圧ガスイニシエータ。
  39. 【請求項39】 該電子爆発式イニシエータが内部に端
    子を具えたソケットを規定している基部を有し、当該基
    部が該デイフューザの該端壁を通じて装着されて、該ソ
    ケットが該イニシエータを作動させるためのプラグコネ
    クタを該端子に受け入れるために露呈している、請求項
    31に記載の加圧ガスインフレータ。
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