JP3031115U - 仙腸関節矯正台 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【構成】 人体を載せて上下に伸縮できて一定高を保持
できる上面形状矩形の台において、該台の長辺中央を結
んで帯状中央線が展着され、該帯状中央線を挟んで、前
記台の一方の長辺に近接してこれに平行に、人体からの
距離調節可能なハンドルが付設され、そして前記台の他
方の長辺に近接して、前記帯状中央線を挟んで相互に平
行な足形が展着された仙腸関節矯正台。アタッチメント
として、前記足形に合う、磁石埋設のハイヒ−ル用のブ
ロック部材と、前記上面形状矩形の台の短辺に立設した
門形部材に掛着する人体吊下用の補助部材とを有する。 【効果】 指導者の指導下に腰痛者が本矯正台上の自分
の動作で仙腸関節のズレを治すことができる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は仙腸関節矯正台に関する。

【０００２】

【従来の技術】

腰痛は腰椎椎間板ヘルニア、変形性脊椎症、脊椎分離症、骨粗しょう症、骨の 腫瘍などが原因といわれる。このような病気は、レントゲンや磁気共鳴断層撮影 などの検査で骨や椎間板の画像に異常が現れるので発見することができる。しか し厄介なことに、このような検査では何ら異常がないにも拘らず、痛みを訴える ことがある。このような場合、原因が見つからないままに「腰痛症」と診断され て、「鎮痛剤」や「湿布」などの処方を受けるものの、痛みはとれないことが多 い。真の痛みの原因は別の所にある。

【０００３】 画像の異常が原因でない腰痛は、その９割は仙腸関節が正常でないための機能 異常とこれに起因する炎症によるという学説がある。すなわち、この学説によれ ば、画像診断名とは無関係に、腰痛の９割は仙腸関節が原因で、その内５割が機 能異常、２割がこれに起因する炎症による。人体にある多くの関節はその内部で 滑り、回転、回旋の運動を組み合わせて様々に動く。その関節内部で運動機能に 異常が起こると痛みやしびれが発生する。腰部にある仙腸関節は、図１１に見る 通り、二足歩行をする人間の体重を支えており、負担も大なので、関節の中でも 特に機能異常を起こしやすい。中腰のような関節の遊びが大きくなる姿勢で重い 荷物を持ったり、立ったまま、座ったままなど長く同じ姿勢でいたり、疲れたり すると一寸した刺激で、関節に遊びを越えたズレが生じ、動かなくなる。仙腸関 節に機能異常が生ずると、その周辺だけでなく、離れた部位にも痛みをもたらす 。特にその人が使い過ぎているところ、老化したところ、昔怪我したところなど に痛みが出やすい。従って、仙腸関節を中心に治療すれば、腰部からの痛みのみ ならず各所に発生した整形外科的な痛みは、今までの診断名と関係なく治せると いう。

【０００４】 仙腸関節を中心に治療するこの治療法は「関節運動学的アプロ−チ」療法と呼 ばれ、仙腸関節の回りを指先や手のひらで微妙に押すなどして関節の遊びを増や し、滑らかに動くようにする。しかし、この治療法習得が難しく、この治療がで きる施術者は全国でも大変少数である。

【０００５】 このため、本出願の発明者らは、腰痛の原因である仙腸関節の機能異常を矯正 するために特別の技術の習得を必要としない、簡単、容易かつ確実な矯正方法に ついて探索を続けてきた。長年月に亘る整骨師の経験から、腰痛に悩む人は横臥 した状態で両足を伸ばしたとき内踝の左右の差、膝を曲げた「大腿部と胸部が直 角位」の場合左右の膝頭の高さの差、大腿部を胸につけたときの膝頭の差の違い で、明らかに、両足の付け根にあって蝶番の役割を受け持つ仙腸関節のアンバラ ンスによるものである。このような場合、アンバランス部分のみを対象として、 この局所に外から力を加えて、これを正常の位置に戻そうとしても容易でない。 このために相当の経験と熟練を要するのは当然である。しからば、上半身の重さ が仙腸関節にかかるように揺さぶってやればズレは戻り、組織機構としての機能 が回復するに違いないと判断した。

【０００６】 そこで、これを片足ずつ実行することにし、少し高い台に一方の足を乗せて、 他方の足が床につかないようにし、台に乗せた足の踵を上げ、両手でその台に身 体を固定しながら、台に乗せた足の膝の屈伸を繰り返すと、早い人で十数回の屈 伸で仙腸関節が正常位に復する。腰部から時には音を発することがある。足を変 えて同じ動作を繰り返す。そして、その人の上述の膝頭の高さのような差違は綺 麗に揃い、腰痛もなくなっていたという例を多数経験することができた。

【０００７】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、このような事情を背景にしてなされたもので、その目的は、難しい 「関節運動学的アプロ−チ」療法を必要としないで、指導者の指導の下に腰痛者 が自分の動作で仙腸関節のズレを治すことができる台、すなわち、この台に一方 の足を乗せて膝を曲げたときに、他方の足が床につかないようにし、そして台に 乗せた足の踵を上げ、両手でその台に身体を固定しながら、台に乗せた足の膝の 屈伸を繰り返すこができる、どのような体形の人にも適合可能な台を提供するこ とにある。

【０００８】

【課題を解決するための手段】

そして、この目的は、人体を載せて上下に伸縮することができ、そして一定高 を保持できる上面形状矩形の台において、（イ）該台の長辺中央を結んで帯状中 央線が展着され、（ロ）該帯状中央線を挟んで、前記台の一方の長辺に近接して これに平行に、人体からの距離調節が可能なハンドルが付設され、そして（ハ） 前記台の他方の長辺に近接して、前記帯状中央線を挟んで相互に平行な足形が展 着された仙腸関節矯正台により達成することができる。

【０００９】 次に、この目的は、前記足形に合う平面を有し、その底に磁石が埋め込まれ、 そして踵部を高くしたハイヒ−ル用のブロック部材をアタッチメントとして有す る請求項１記載の仙腸関節矯正台により好ましく達成することができる。

【００１０】 また、この目的は、前記上面形状矩形の台が、その短辺に支柱を夫々立設し、 該支柱の上端に門形部材を挿設し、該門形部材の水平桁材に伸縮性素材の人体吊 下用の補助部材を掛着してなる請求項１記載の仙腸関節矯正台により好ましく達 成することができる。

【００１１】

【作用】

上記の構成により、請求項１の考案では、あらゆる体形の人体を載せて上下に 伸縮できて一定の高さに保持できるので、指導者の指導の下に、腰痛者が本考案 に係るこの台に片足で乗って踵を上げ膝を屈めたとき、他の片足の爪先が床面に 着かないようにすることができる。このため、この他の片足は腰から爪先までが 自由となり、台に乗せた足の膝の屈伸運動により揺さぶられ、その付根にある仙 腸関節が矯正される。また、台に乗せた足の膝の屈伸運動そのものも仙腸関節回 りの筋力を弛緩できるので、両々相待って仙腸関節矯正の効果がある。仙腸関節 が矯正された時には腰部から音を発することもあり、また踵と膝頭の不揃いが直 るので、矯正の有無はこれで判別できる。多少の残存効果はあるにしても、痛み は勿論なくなる。なお、膝の屈伸運動の際、両手でハンドルを握って体を固定す るが、ハンドルは人体からの距離を調節できるので、あらゆる体形の人に適合さ せることができる。

【００１２】 請求項２の考案では、台に乗せた足の踵を上げ膝の屈伸運動をする際に、人に よっては痛み等のため踵を上げるのが難しいので、前記足形に合う平面を有し、 その底に磁石が埋め込まれ、そして踵を高くしたハイヒ−ル用ブロック部材を、 上げた踵と床の間に当てがい、人の踵上げ動作を補助する。

【００１３】 請求項３の考案では、台に乗せた足の膝の屈伸運動の際、人のよっては痛み等 のため膝の屈伸が難しいので、台に付設した支柱と門形部材を用意し、これに伸 縮性素材の人体吊下補助部材を掛着させて人体を腹部で吊り上げ、膝の屈伸運動 を補助する。

【００１４】

【実施例】

次に、本考案の実施例について図面を用いて詳細に説明する。本考案はこれら の実施例に限られるものではない。

【００１５】 図１は、本考案に係る仙腸関節矯正台１の伸びた状態の正面図である。仙腸関 節矯正台１は上面に台部材２と底面にべ−ス部材３を有し、それらの周縁にじゃ ばら４が吊着されている。じゃばら４は、台部材２とべ−ス部材３の間に台部材 ２の伸縮機構が構設されているので、過って手など挟むことがないよう、危険防 止用である。なお、台部材２を上下に動かす伸縮機構の電源コ−ドと制御スイッ チ用コ−ドは、仙腸関節矯正台１の側面下部に挿着されているが、作図の便宜上 図示を省略した。台部材２には、台部材２の長辺に沿って２個のハンドル５取付 板２Ａが相互に平行に立設され、これらの間にハンドル５が横架され、ハンドル 抑えボルト６により止着されている。

【００１６】 図２は、伸びた状態の仙腸関節矯正台１の平面図である。台部材２の上面には 、台部材２の長辺中央を結んで帯状中央線８が展着され、これを挟んで台部材２ の長辺に近くかつこれに平行に、ハンドル５が横架されている。台部材２の他の 長辺に近く、帯状中央線８を挟んで相互に平行に、２個の足形マ−ク９が展着さ れている。帯状中央線８は、人がいずれか一方の足形マ−ク９に片足を乗せると きの正しい姿勢の指標である。体の中心を帯状中央線８に合わせ、片足を足形マ −ク９に乗せ、両手でハンドル５を握る。そうすれば、体と足は平行となり、第 １段の準備ができあがる。

【００１７】 図３は、伸びた状態の仙腸関節矯正台１の側面図である。台部材２に立設され たハンドル５取付板２Ａには距離調整用穴２Ｂが開設されており、体形によりハ ンドル５の取り付け位置を変えて、どんな人でも握り易いようにした。

【００１８】 図４は、縮んだ状態の仙腸関節矯正台１の正面図である。仙腸関節矯正台１の 操作者は、この状態で、腰痛症の人のいずれか一方の片足を台部材２の足形マ− クの上に乗せ、乗せた足の膝を曲げ、そしてハンドル５を両手で握らせる。この ときは、他の片足の爪先は床に付いた状態である。そこで、制御スイッチ（図示 せず）をスイッチオンすると、じゃばら４内に構設された伸縮機構が働き、人体 を載せたまま台部材２は持ち上がる。床に付いていた片足が床から十分離れ、膝 の屈伸運動をしても床に付かない高さになったとき、スイッチを切り台部材２を 止める。そこで、腰痛症の人の台部材２に乗せた片足の踵を上げて、膝の屈伸運 動を繰り返す。この膝の屈伸運動を繰り返すことにより、投げ出した足の仙腸関 節のズレは矯正される。そこで台部材２を降ろし足を変えて同じ動作を繰り返す 。その結果、腰痛は治癒する。

【００１９】 図５は、仙腸関節矯正台１の伸縮機構の説明図である。台部材２とベ−ス部材 ３の間に、リンク１０とリンク１１がピン１９で軸支されてなるＸリンクの２個 をア−ム１１Ａで連結してＸリンク装置を構設し、シリンダ−１３内の油圧でピ ストン１４を動かして台部材２を上下に伸縮させる。すなわち、リンク１０の下 端はベ−ス部材３の左端の取付板３Ａに、構成リンク１１の上端は台部材２の左 端の取付板２Ｃにピン１９Ａで夫々軸支されている。構成リンク１０の上端と構 成リンク１１の下端には、夫々ロ−ラ１８が、ピン１９Ｂにより軸支されており 、ロ−ラ１８は台部材２の下面とベ−ス部材３の上面を滑動する。そして、リン ク１０の上端部の間にシャフト１６を横架し、このシャフト１６の両端はリンク １０の内面に凹設された溝１０Ａに遊嵌されている。また、ピン１９にはトルク 板１２が同軸に軸支され、トルク板１２にはチエ−ン取付金具２０が付設され、 このチエ−ン取付金具２０とシャフト１６の間にチエ−ン１５が架設されている 。一方、２個のリンク１０の下端はピン１９Ａで軸支され、このピン１９Ａを連 結するシャフト（図示せず）にシリンダ−１３が拘持され、このシリンダ−１３ に嵌挿されたピストン１４の先端はシャフト１６で拘持されている。従って、油 圧が作動してピストン１４が押し出されると、チエ−ン１５がトルク板１２を引 き寄せ、そのためにトルク板１２はピン１９を中心に回動し、トルク板１２の先 端はリンク１１に横架されたア−ム１１Ａに対し、ピン１９を中心に回動力を与 え、その結果、台部材２はせり上がる。油圧を減じてピストン１４の突出長を減 ずると、これらの機構は逆向きに作動して、台部材２はせり下がる。

【００２０】 図６は、仙腸関節矯正台１の伸縮機構の説明図である。シリンダ−１３により 伸縮するピストン１４がシャフト１６に作用し、シャフト１６の両端末がガイド 用の溝１０Ａに添って移動しながらチエ−ン１５でトルク板１２を時計回りに回 動させ、トルク板１２の先端部がア−ム１１Ａに対し、ピン１９を中心に回動力 を与え、リンク１０と１１との上下の角を狭めて、そして台部材２を押し上げる 状況を図中矢印で示す。

【００２１】 図７は、仙腸関節矯正台１のハンドル５の位置調整機構の説明図である。台部 材２にはハンドル５取付板２Ａが２個立設され、夫々の対応する位置に距離調整 用の穴２Ｂが複数個開けられている。ハンドル５は円筒状で、その両端は夫々の 対応の穴２Ｂにボルト６で固定される。人の手の長さに応じ位置を調整する。

【００２２】 図８は、仙腸関節矯正台１のハイヒ−ル用の補助部材２１の正面図である。補 助部材２１は、ブロック体２１Ａを台部材２の上面に吸着固定させるため、その 底面に磁石体２１Ｃが埋設され、そして、操作性を考慮して取手２１Ｂが付設さ れている。図９は、補助部材２１の平面図である。

【００２３】 図１０は、門形部材２３に人体吊下用具２５を掛着した仙腸関節矯正台１の斜 視図である。ただし、作図の便宜上、ハンドル５、帯状中央線マ−ク８および足 形マ−ク９は図示を省略した。円筒状の支柱２２を台部材２の取付リング２Ｄに 上方から通し、ベ−ス部材３の取付板３Ｂに固定する。固定は取付板３Ｂの植込 みボルトに螺着するなどの方法による。固定された支柱２２に門形部材２３を挿 入し、ピン２４で固定する。ピン２４で固定する門形部材２３の位置を変えるこ とにより、門形部材２３の高さを変えることができる。人体吊下用具２５は伸縮 性のある素材を用いた２本の紐からなり、下方端にはベルト２５Ａが連結され、 上方端にはフック２５Ｂが取着されている。人体吊下用具２５は、ベルト２５Ａ を用いて人体の腹部を保持してこれを確保し、門形部材２３の水平桁部にフック ２５Ｂを掛着して人体を吊り下げることにより、人が膝の屈伸運動を行うのを補 助する。

【００２４】 図１１は、仙腸関節のしくみの説明図である。仙腸関節３０は、仙椎３１と左 右の腸骨３２とを結ぶ。仙椎３１は、上方は腰椎３４から胸椎３５へと連なり、 下方は腸骨３２と尾骨３３を介して大腿骨に連なる。

【００２５】

【考案の効果】

以上説明したように、本考案の仙腸関節矯正台によれば、難しい「関節運動学 的アプロ−チ」療法を必要とせず、自分の動作で仙腸関節のズレを治して腰痛を 治癒することができる。すなわち、指導者の指導のもとに、この台に、あらゆる 体形の腰痛者の一方の足を乗せて膝を曲げたときに、他方の足が床につかないよ うにし、そして台に乗せた足の踵を上げ、腰痛者が両手でその台に身体を固定し ながら、台に乗せた足の膝の屈伸を繰り返す。足を変えて同じことを繰り返すこ とで仙腸関節のズレが治り、腰痛は治癒する効果を有する台を提供することがで きる。

【図面の簡単な説明】

【図１】伸びた状態の仙腸関節矯正台１の正面図であ
る。

【図２】伸びた状態の仙腸関節矯正台１の平面図であ
る。

【図３】伸びた状態の仙腸関節矯正台１の側面図であ
る。

【図４】縮んだ状態の仙腸関節矯正台１の正面図であ
る。

【図５】仙腸関節矯正台１の伸縮機構の説明図である。

【図６】仙腸関節矯正台１の伸縮機構の説明図である。

【図７】仙腸関節矯正台１のハンドル５の位置調整機構
の説明図である。

【図８】仙腸関節矯正台１のハイヒ−ル用の補助部材２
１の正面図である。

【図９】仙腸関節矯正台１のハイヒ−ル用の補助部材２
１の平面図である。

【図１０】門形部材２３に人体吊下用具２５を掛着した
仙腸関節矯正台１の斜視図である。

【図１１】仙腸関節のしくみの説明図である。

【符号の説明】 １ 仙腸関節矯正台 ２ 台部材 ２Ａ 台部材２のハンドル５取付板 ２Ｂ ハンドル５取付板２Ａの距離調整用穴 ２Ｃ 台部材２のリンク１１上端取付板 ２Ｄ 台部材２の支柱２２取付リング ３ ベ−ス部材 ３Ａ ベ−ス部材３のリンク１０下端取付板 ３Ｂ ベ−ス部材３の支柱２２取付板 ４ じゃばら ５ ハンドル ６ ハンドル抑え用のボルト ８ 帯状中央線マ−ク ９ 足形マ−ク １０、１１ リンク １０Ａ シャフト１６両端末ガイド用の溝 １１Ａ リンク１１に固定されたア−ム １２ トルク板 １３ シリンダ− １４ ピストン １５ チエ−ン １６ シャフト １８ ロ−ラ １９、１９Ａ、１９Ｂ ピン ２０ チエ−ン１５取付金具 ２１ ハイヒ−ル用のブロック部材 ２２ 支柱 ２３ 門形部材 ２４ 門形部材固定用のピン ２５ 人体吊下用具 ２５Ａ 人体吊下用のベルト ２５Ｂ 人体吊下用のフック ３０ 仙腸関節 ３１ 仙椎 ３２ 腸骨 ３３ 尾骨 ３４ 腰椎 ３５ 胸椎

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 人体を載せて上下に伸縮することがで
   き、そして一定高を保持できる上面形状矩形の台におい
   て、（イ）該台の長辺中央を結んで帯状中央線が展着さ
   れ、（ロ）該帯状中央線を挟んで、前記台の一方の長辺
   に近接してこれに平行に、人体からの距離調節可能なハ
   ンドルが付設され、そして（ハ）前記台の他方の長辺に
   近接して、前記帯状中央線を挟んで相互に平行な足形が
   展着された仙腸関節矯正台。
2. 【請求項２】 前記足形に合う平面を有し、その底に磁
   石が埋め込まれ、そして踵部を高くしたハイヒ−ル用の
   ブロック部材をアタッチメントとして有する請求項１記
   載の仙腸関節矯正台。
3. 【請求項３】 前記上面形状矩形の台が、該台の短辺に
   支柱を夫々立設し、該支柱の上端に門形部材を挿着し、
   該門形部材の水平桁部に伸縮性素材の人体吊下用の補助
   部材を掛着してなる請求項１記載の仙腸関節矯正台。