JP3030777U - イヤホン及びその固定器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】さまざまな形の耳に、イヤホンが適合して確実
な固定ができる。 【解決手段】イヤホン２の外周に、はめて装着すること
ができる固定器１は、弾性を有する肉薄のリングで、該
リングの一部の外側が、肉厚に形成されてなるものであ
る。上記の、外側の肉厚を、以下、固定器の肉厚、と記
述する。１〜２ｍｍ程度の段差で肉厚の厚みが異なる固
定器を数個用意する。外耳孔のすぐ上にある耳介のひだ
とイヤホンとの間にある、すきまの、その大きさに見合
う肉厚の固定器を、イヤホンの外周にはめれば、すきま
は半減してイヤホンが固定できる。耳介とイヤホンとの
間の、あらゆるすきまに固定器の肉厚は適応できる。イ
ヤホンは、外周が有する弾性と密着性の効果で固定す
る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、イヤホンを固定する為に作成した部品とイヤホン本体の加工に関す るものである。

【０００２】

【従来の技術】

音質が重視され、硬質プラスチック製である。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

耳の形が千差万別の為、イヤホンが固定できない人や、途中ではずれる人、長 時間使用すると痛くなる人がいるので、これを解決したい。

【０００４】

【課題を解決する為の手段】

ゴム、ビニール、プラスチック、又は合成繊維を使用して、一部を厚くした固 定用バンドを作成する。（１） 厚さは、固定用バンドの厚さを基準に０ｍｍから１０ｍｍ以内で適宜加減する 。

【０００５】 イヤホンの固定が不十分なのは、イヤホン本体の上部と耳の間に隙間ができて いる為でこの隙間の大きさに合う様に厚さを加減した固定用バンドをイヤホン本 体に装着すれば、隙間が埋まり、確実な固定ができる。

【０００６】 耳に接触するイヤホン本体の部分をゴム、ビニール、プラスチック、又は合成 繊維を使用して弾性にすれば、イヤホンを長時間使用しても痛くならない。又、 固定も確実になる

【考案の実施の形態】

強い弾力性と密着性を兼有する材質を選定し、固定用バンドを作成する。 固定用バンドの形状により、耳とイヤホン本体との隙間を埋める。 材質の弾力性と密着性が固定をより確実にする。 本体の弾性にも、この材質を利用する。

【実施例】

固定用バンドを試作して１ヶ月前からテレビ、ラジオのイヤホンに使用してい るが、コードを少々引っ張ってもはずれない位に固定しているので，重宝してい る。

【考案の効果】

既に使用中のイヤホンにも、固定用バンドを簡単に嵌めるだけで利用すること ができる 多数の人に廉価で提供可能である。

【提出日】平成８年５月２１日

【手続補正５】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】全文

【補正方法】変更

【補正内容】 【考案の詳細な説明】

【０００１】 本考案は、テレビ、ラジオ等で使用されているイヤ ホン及びその固定器に関するものである。

【０００２】 ゴム又はゴム状弾性体は、イヤホンの外部には、使 用されていない。

【０００３】 耳介の形には、個人差があって、イヤホンが固定で きない人又は固定が不充分な人達がいるので、イヤ ホンの、この不具合を解消しようとするものである

【０００４】 固定器は、弾性と密着性を兼有するゴムで、形成さ れてなるものである。

【０００５】 固定器１は、弾性を有する肉薄のリングで、該リン グの一部の外側が、肉厚に形成されてなるものであ る。上記の、外側の肉厚を、以下、固定器の肉厚、 と記述する。１〜２ｍｍ程度の段差で、肉厚の厚み が異なる固定器を数個用意する。

【０００６】 イヤホンの固定ができないのは、イヤホンの上部と 外耳孔のすぐ上にある耳介のひだ耳輪脚との間に、 すきまがあるためで、このすきまの大きさに見合う 肉厚の固定器を、イヤホンの外周にはめて装着すれ ば、すきまは半減してイヤホンが固定する。耳介と イヤホンとの間のあらゆるすきまに、固定器の肉厚 は適応できる。イヤホンは、コード３の取り付け側 を下部とみなす。

【０００７】 ゴム又はゴム状弾性体を素材にしたイヤホンの耳介 に接触する外周の被覆は、下部と両側面は薄く、上 部が厚いのが好ましい。

【０００８】 固定器は、直径９〜１３ｍｍ、幅３〜６ｍｍ程度の 〔考案の実施の形態〕肉薄のリングで、該リングの一部の外側長さ５〜１ ０ｍｍ程度が、肉厚に形成されたものである。１〜 ２ｍｍ程度の段差で肉厚の厚みが異なる固定器は５ 個程度用意する。

【０００９】 耳介とイヤホンとの間のあらゆるすきまに適応でき 〔考案の効果〕 る固定器を、イヤホンに装着すれば、目的のイヤホ ンの不具合は解消できる。イヤホンは、被覆された 外周の有する弾性と密着性が相まって効果を高め、 より確実な固定ができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】固定用バンドをイヤホン本体に装着した正面図

【図２】固定用バンドの正面図

【符号の説明】

１． 固定用バンド ２． イヤホン ３． コード

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【手続補正書】

【提出日】平成８年５月２１日

【手続補正５】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】全文

【補正方法】変更

【補正内容】

【書類名】 明細書

【考案の名称】 イヤホン及びその固定器

【実用新案登録請求の範囲】

【図面の簡単な説明】

【図１】 イヤホンに固定器を装着してなる状態を示す
正面図

【図２】 イヤホンにはめて装着するために、イヤホン
より小型に形成されてなる固定器の正面図

【符号の説明】 １ 固定器 ２ イヤホン ３ コード

【手続補正６】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】全図

【補正方法】変更

【補正内容】

【図１】

【図２】

Claims (8)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ゴムで作成して、イヤホン本体に装着
   する固定用バンド（１．２）
2. 【請求項２】 ビニールで作成してイヤホン本体に装
   着する請求項１記載の固定用バンド（１．２）
3. 【請求項３】 プラスチックで作成してイヤホン本体
   に装着する請求項１又は２の固定用バンド（１．２）
4. 【請求項４】 合成繊維で作成してイヤホン本体に装
   着する請求項１．２又は３記載の固定用バンド（１．
   ２）
5. 【請求項５】 ゴムを使用して耳と接触する部分を弾
   性にしたイヤホン本体
6. 【請求項６】 ビニールを使用して耳と接触する部分
   を弾性にした請求項５記載のイヤホン本体
7. 【請求項７】 プラスチックを使用して耳と接触する
   部分を弾性にした請求項５．又は６記載のイヤホン本体
8. 【請求項８】 合成繊維を使用して耳と接触する部分
   を弾性にした請求項５．６又は７記載のイヤホン本体