JP3030153U - 非常用防災ずきん - Google Patents

非常用防災ずきん

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JP3030153U
JP3030153U JP1996004452U JP445296U JP3030153U JP 3030153 U JP3030153 U JP 3030153U JP 1996004452 U JP1996004452 U JP 1996004452U JP 445296 U JP445296 U JP 445296U JP 3030153 U JP3030153 U JP 3030153U
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JP
Japan
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disaster prevention
cape
disaster
outer cloth
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JP1996004452U
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Inventor
世津子 矢野
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世津子 矢野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 地震や災害時などの際に頭部や肩などを保護
するずきんに、備品収納部を設けた防災ずきんを提供す
る。 【解決手段】 防災ずきん(1)を形成する素材は難然
性の生地を採用し、かつ、薄い芯材を入れた内布(2)
と外布(2a)の2枚合せの縫製で形成されるものであ
り、まず頭部を覆うフード(3)の外布(2a)には、
額部より頂部を経て首すじ後部に至る開口部を設け、そ
の開口縁にファスナー(4)を設け、さらにフード
(3)の首部位の周囲には区割縫い目(5)を付けて、
薄物用の収納部(6)を形成する。次に、このフード
(3)の下部には肩部位まで覆うケープ(7)を備え、
さらにケープ(7)の内側の両端部には、ペンライトや
ホイッスル、電話用の小銭などの小物でも、個人それぞ
れが必要とする便利な小物ポケット(8)、(8)を設
けた防災ずきん(1)を構成している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、地震や災害時などの際に使用される頭部を保護するずきんに、備 品収納部を設けた防災ずきんに関する。
【0002】
【従来の技術】
終戦後は、防災ずきんを必要とするような大きな災害は少なくて済んでいたが 、近年、知られるように阪神方面に於て甚大な被害を出した地震を体験したり、 見聞きした上に於ては、防災ずきんの必要性や認識も出て、商品としても次のよ うなものが提供されている。 現在、提供されている防災ずきんとしては、頭部から、その後部の首すじ部を 覆うタイプが一般的であり、違いは形成布や芯材に化学繊維を採用したり、防水 性や難燃性のある素材で形成したものがある。
【0003】
【考案が解決しょうとする課題】
従来の防災ずきんは、昔のものからすると素材は軽くて丈夫であり、また防水 性や難然性の素材などを採用しているが、その形は昔のながらの頭部や首すじの 後部などのみ覆う機能しかないので、避難時に使用する際に於ては次のような欠 点や不便があった。
【0004】 まず、不意に起こる地震や災害などの際の避難時には緊急を要し、かつ混乱の 中でもあるので、緊急用品を納めたリュクサックや避難必需袋はもとより、携行 する荷物や備品は必要最少限にすることが好ましいが、加えて大切な子供や高齢 者などの家族の体を守るものとして防災ずきんも欠かせない必需品であるが、従 来の防災ずきんは単にずきんとしてのみの機能しかないので、したがって、家族 全員の防災ずきんだけでもかなり重ばるが、前述のように防災ずきんのみの機能 しか果たせないので、少しでも多様に使用できれば便利であるが、従来品は避難 中や集会場所などに於てせいぜい座布団の代用くらいにしか使えず不便である。 本考案はこのような従来の欠点や不便を解消するために成されたものであり、 次のような構成としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
防災ずきんは、難然性ある素材で2枚合せで薄い芯材を入れて縫製されるもの であり、その防災ずきんのフード部を形成する外側の布の額部より頂部を経て首 すじ後部位までファスナーで開閉できる収納部を設け、この中に簡易なレインコ ートやシートなどを折たたんで収納できるようにし、さらに、フード下部には肩 まで覆うことができるケープを形成し、その内側の両端には緊急報知用のホイッ スルや小さなペンライト、小銭などの小物収納ポケットを取り付けた防災ずきん を構成している。
【0006】
【考案の実施の形態】
本案の防災ずきん(1)は、難然性の布で成る防災ずきん(1)を形成し、そ のフード(3)部の外布(2a)の額部より頂部を経て首すじ後部位までスァス ナー(4)で開閉自在の収納部(6)を形成しているので、避難時の際の雨など に簡易に使えるレインコートや休憩時に安全に座るためのシートやタオルなど薄 い備品を折り畳んで収納することができ、かつ、収納したこれらはフードの芯材 として適度な緩衝材としての役も成すので、大切な頭部の保護機能を有するフー ド(3)である。加えて、フード(3)下部には肩まで覆うことができるケープ (7)を備えており、さらに、そのケープ(7)内側の両端部位には、災害時に は特に必要とする報知用ホイッスルやペンライト、電話用の小銭など収納できる 小物ポケット(8)を設けているので、非常備品を機能的に納めた防災ずきんを 構成しているものである。
【0007】
【実施例】
実施例1本考案の実施例1を図1に示す斜視図と図2に示す収納例図を参照し て説明する。 防災ずきん(1)を形成する素材は難然性の生地を採用し、かつ、薄い芯材を 入れた内布(2)と外布(2a)の2枚合せの縫製で形成されるものであり、ま ず頭部を覆うフード(3)の外布(2a)には、額部より頂部を経て首すじ後部 に至る開口部を設け、その開口縁にファスナー(4)を設けて、さらに、フード (3)首部位の周囲には区割縫い目(5)を付けて、簡易レインコートやシート などの薄物備品(A)用の収納部(6)を形成する。次に、このフード(3)の 下部には肩部位まで覆うケープ(7)を備え、さらにケープ(7)の内側の両端 部には、ペンライトやホイッスル、電話用の小銭などの小物でも、個人それぞれ が必要とする便利な小物ポケット(8)、(8)を設けて防災ずきん(1)を構 成している。
【0008】 第2実施例 次に実施例2を図3に示す防災ずきん展開図を参照して説明する。 防災ずきん(1)の主構成は実施例1と同様であるが、さらに、実施例2に於 ては、フード(3)部の下部に備えたケープ(7)の肩当て部位に、タオルなど を納められる収納ポケット部(6a)を構成し、加えてケープ(7)下部には両 端とは別に、新たに背中側の脇の下部位の2ケ所にも小物ポケット(8)、(8 )を設けて防災ずきん(1)を構成している。
【0009】 本実施例に於ける肩部位に設けた収納ポケット部(6a)にタオルなど入れて おけば単に収納できるのみならず、肩などに落下物や障害物に当たっ際の緩衝効 果を呈して肩や体の保護を成する。尚この収納ポケット部(6a)は必ずしもポ ケット様でなくバンドでもよい。また、後部の脇の下部位に追加した小物ポケッ ト(8)、(8)は、脇の下部位に設けているので、着用したまま壁に背をもた れでも、横になって寝ても邪魔にならないため中身が入った状態でも背中が痛く なる心配はない。
【0010】
【考案の効果】
本考案は以上のような構成とした防災ずきんであるので、次のような効果や長 所を成すものである。 防災ずきんのフードを形成する2枚の生地の外布は、額部より頂部を経て首す じに至るまでファスナーで開閉自在の収納部を形成しているので、この中には個 人それぞれに使える簡易レインコートや座るためのシートやタオルなどのような 薄物備品を折たたんでコンパクトに入れて携行することができる。さらに、着用 した際には収納した中身が適度な緩衝材としての機能を成すことにより、頭部に 物が落下した際の保護機能を呈すことができる。加えてフードより中身の出し入 れはファスナーにより簡単にできので、取り出す時は着用したままでも自分でフ ァシナーを開けるだけで簡単に取り出せる。
【0011】 また、フード下部には肩部位まで覆うケープを備えているので、頭部のみなら ず肩や体も保護でき、さらに、ケープの内側にはペンライトやホイッスル、電話 用の小銭、テッシュなどコンパクトにポケツトに納めるられる便利さと、加えて 実施例2のように、肩部位にタオル収納用ポケットを設けると、収納効果に加え 肩や体の保護機能も呈すものである。さらに、ケープの脇の下部位にも設けたポ ケットにはさらに小物を収納でき、中身が入ったままで壁に背をもたせても、寝 ても背中が痛くない部位であるので使い易く、また、ポケットの重みはケープに 適度加わることで、避難中にケープの端がひらひらして捲れ上がることを防ぐ役 目も成し、また、前記の機能や効果に加えてケープを備えたずきんであるので、 現代に即したファッション性高い防災ずきんとして活用できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例1を示す斜視図。
【図2】実施例1の収納例図。
【図3】実施例2を示す展開図。
【符号の説明】
1・・・・防災ずきん 2・・・・内布 2a・・・外布 3・・・・フード 4・・・・ファスナー 5・・・・区割縫い目 6・・・・収納部 6a・・・収納ポケット部 7・・・・ケープ 8・・・・小物ポケット A・・・・薄物備品

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フード(3)に下部にケープ(7)を備
    えた防災ずきん(1)に於て、内布(2)と外布(2
    a)の2枚合せで形成されるフード(3)の額部より頂
    部を経て首すじに至る外布(2a)を開口させ、その縁
    にファスナー(4)を設けて収納部(6)を形成し、さ
    らに、下部のケープ(7)内側には小物ポケット(8)
    を形成した構成である非常用防災ずきん。
JP1996004452U 1996-04-15 1996-04-15 非常用防災ずきん Expired - Lifetime JP3030153U (ja)

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ID=43165156

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011208322A (ja) * 2010-03-30 2011-10-20 Hatsue Eguchi 多機能な収納部を有する組み立て式防災頭巾
JP2014136149A (ja) * 2013-01-18 2014-07-28 Yumiko Hayashi 衣類収納兼用防災頭巾

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011208322A (ja) * 2010-03-30 2011-10-20 Hatsue Eguchi 多機能な収納部を有する組み立て式防災頭巾
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