JP3030056U - 浄水器の冷却装置 - Google Patents

浄水器の冷却装置

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JP3030056U
JP3030056U JP1996002855U JP285596U JP3030056U JP 3030056 U JP3030056 U JP 3030056U JP 1996002855 U JP1996002855 U JP 1996002855U JP 285596 U JP285596 U JP 285596U JP 3030056 U JP3030056 U JP 3030056U
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Inventor
フイ トン チュン
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チュンホ ナイス インユイポレイツシュン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 浄水過程で発生された浄化廃水又は及び原水
(供給水)を冷媒として冷熱素子を水冷して浄化水を迅
速に冷却するか、冷熱素子に所定の風を接触させて浄化
水を空冷式で迅速に冷却させる浄水器の冷却装置を提供
することである。 【解決手段】 常温貯水槽(70)を備える浄水器の所
定位置に冷水槽(80)を設け、前記冷水槽(80)の
両側に冷熱素子(82)を付着し、この一側に放熱板
(101)及び冷却ファン(102)で構成された空冷
式冷却装置(100)を付設し、他側の冷熱素子には一
連の浄水系統から発生された浄化廃水又は原水(供給
水)を用いて冷水槽(80)内の水を冷却させる熱放出
手段(111)を有する水冷式冷却装置(110)を付
設したことを特徴とする浄水器の冷却装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は浄化された水を冷水に加工して冷たい水を供給するための浄水器の冷 却装置に関するもので、より詳しくは浄水過程で発生した浄化廃水又は原水(供 給水)を冷媒として冷熱素子を水冷して浄化水を迅速に冷却するか、冷熱素子に 所定の風を接触させて浄化水を空冷式で迅速に冷却させる浄水器の冷却装置に関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
通常、浄水器は浄化された水を冷却させる機能がないため、夏季又は室内温度 が高い時に冷たい水を飲用し得ず、強いて冷たい水を必要とする場合は、浄水器 の浄化された水を他の容器に入れ冷蔵庫に保管してから飲むべきであるため使用 者に色々の面倒を与えるという問題点があった。
【0003】 そこで、本考案者はかかる不便を減らすために浄水器に浄化水の水温を降下さ せる冷却装置を設置したものを提案したことがある(特許出願第94−2589 2号及び第95−16755号)。
【0004】 前記先行技術の第94−25892号は浄化された水を受容する冷水槽の底面 にN−P半導体、つまり冷熱素子を設置し、熱素子の外面には放熱板を装着し、 放熱板の下側にはモーターファンを設置したもので、前記冷熱素子の熱素子は冷 水槽側に位置した冷素子から熱を取って放熱板を介して放出することにより冷素 子側にある浄化水の水温を降下させ、モーターファンは放熱板の熱を大気へ放出 させることにより冷却の迅速性と効率性を高めるものである。
【0005】 一方、前記他の特許出願第95−16755号は、冷水槽底面に冷熱素子を装 着した浄水器において、前記冷熱素子の熱素子底面に冷媒が通過する熱放出手段 を装着することにより、浄化系統で発生する廃水又は原水(供給水)を冷媒とし 、これにより熱を回収して放出するようにしている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記前者の第94−25892号では、前記方式の冷却装置の みに依存する時は、モーターファンによる浄水器の総重量が増加し、エネルギー 消耗が多くて運用費の負担が加重され、稼働時に騒音が大きく発生するという問 題があった。
【0007】 一方、後者の第95−16755号によると、これは水冷式で、浄化系統が進 行される時は浄化されてから残った廃水を用い、浄化系統の完了後には原水(供 給水)を用いるため、相当量の水が持続的に必要であるという問題点があった。 従って、本考案は冷水槽の両側に冷熱素子を設置し、この一側には空冷式を採 用した冷却装置を付設し、他側には浄水器の浄化系統時に発生する浄化廃水又は 原水(供給水)を用いた水冷式冷却装置を付設し、これらを同時に又は選択的に 制御して効率的に冷水供給を成す浄水器の冷却装置を提供することを目的とする 。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するための本考案は、常温貯水槽を備える浄水器の所定位置に 冷水槽を設け、前記冷水槽の両側に冷熱素子を付着させ、この一側に放熱板及び 冷却ファンで構成された空冷式冷却装置を付設し、他側の冷熱素子には一連の浄 水系統から発生した浄化廃水又は原水(供給水)を用いて冷水槽内の水を冷却さ せる熱放出手段を有する水冷式冷却装置を付設したことに特徴がある。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の望ましい実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。
【0010】 図1に示すように、浄水器は、上水又は地下水等の原水を流入しこの原水が包 含する異物質を1次濾過する沈澱フィルター10を備え、前記沈澱フィルター1 0から不純物の濾過された原水を昇圧してポンピングする昇圧ポンプ20を備え 、前記昇圧ポンプ20から昇圧された水を受け、不純物を2次濾過する先カーボ ンフィルター30を備え、前記先カーボンフィルター30により濾過された水を 受けてさらに清く濾過するメンブレーン40を備え、前記メンブレーンを通過し た水を4次及び5次に渡って濾過するための後カーボンフィルター50及びU/ Vフィルター60を備え、これらを通じて最終的に濾過された浄水が集水される 常温貯水槽70を備えるものである。
【0011】 前記常温貯水槽70の一側には内外槽80a、80bを有する冷水槽80が備 えられ、前記冷水槽80の両側面には熱拡散手段81が配置され、前記熱拡散手 段81には熱伝導性の優秀な材質で構成された一対の冷熱素子82が面接触状態 に装着され、一側の冷熱素子には風を用いた空冷式冷却装置100が付設され、 他側の冷熱素子には浄水器の浄化系統を経た浄化廃水又は原水を用いる水冷式冷 却装置110が付設されるものである。
【0012】 図示した実施例において、前記冷却装置100には冷熱素子の一側面に付着さ れた放熱板101が備えられ、前記放熱板101には複数の放熱ピン101aが 形成されて放熱効率を極大化し、前記放熱板101の一側には冷却ファン102 が備えられて放熱性を一層向上させることになる。 前記水冷式冷却装置110には冷水槽80の他側の冷熱素子と接触する熱放出 手段111が備えられ、前記熱放出手段111には浄化廃水又は原水が流入され る冷媒流入孔111aが中央に形成され、前記流入孔の周囲に螺旋形の冷媒流通 路111bが提供され、前記冷媒流通路の末端には冷媒排出孔111cが形成さ れている。
【0013】 図面で、未説明符号90は水冷式冷却装置に対する原水供給を点検するソレノ イドバルブを示すものである。
【0014】 このような構成を有する本考案の作用効果を説明すると次のようである。
【0015】 一連の予定された浄化過程を経て浄化された水が常温貯水槽70に流入される と、常温貯水槽内の水の一部が冷水槽80に供給され、冷水槽に受容された常温 の浄化水は所望温度、例えば約2〜5℃に維持された後、使用者の必要によって 排出されて使用者が飲めるようにする。このように水の温度を冷たく維持するた め、冷水槽80の両側に形成された空冷式冷却装置100及び水冷式冷却装置1 10により前記冷水槽80内の浄化水温度が適正温度に常に維持されることが望 ましい。このように浄化水の設定温度を常に適正温度に維持するための空、水冷 式冷却装置100、110の動作状態を具体的に説明する。
【0016】 即ち、冷水槽80に受容された浄化水の温度が設定値の温度、例えば約2〜5 ℃を維持し得ない時は、水冷式冷却装置110と空冷式冷却装置100とが同時 に動作して浄化水を所定の温度まで迅速に冷却させる。この際に、前記空冷式冷 却装置においては、冷水槽80に設置された熱拡散手段81が常温の浄化水の熱 を吸収し、このように吸収された熱は再び冷熱素子82に伝達され放熱板101 を介して外部に放熱されることにより熱交換が行われる。この熱交換速度を速く するために冷却ファン102が動作することにより冷水槽80の浄化水が迅速に 冷却される。一方、前記空冷式冷却装置と同時に動作する水冷式冷却装置110 においては、冷水槽80の他側の熱拡散手段81と面接触された熱放出手段11 1の中央の冷媒流入孔111aに、一連の浄化系統を経て発生した浄化廃水又は 原水が供給されてから螺旋形の冷媒流通路111bを循環しながら熱拡散手段8 1が吸収した熱を迅速に吸収して熱交換し、末端に形成された冷媒排出孔111 cを通じて外部へ放出される。この際に、水冷式冷却装置の排出冷媒温度(つま り、出水の温度)が32℃以上である時にだけ冷媒流入口に冷媒(浄化廃水又は 原水)が流入され、約25℃以下である時は冷媒が遮断される。この際に、浄水 器が浄化系統中である時は浄化廃水を冷媒として使用し、浄化系統が停止した状 態ではソレノイドバルブを開放して原水を直接冷媒として使用する。
【0017】 一定温度までは空、水冷式冷却装置100、110が同時に動作し、冷水槽8 0の内部浄水温度が一時指定温度である約2〜5℃に到達すると水冷式冷却装置 はその動作状態を中止し、空冷式冷却装置100は動作し続けて冷水槽80の内 部浄水温度を常に2℃程度に維持する。
【0018】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案による浄水器の冷却装置によると、浄水器用空水 冷式冷却装置を冷水槽の両側に併設し、これらを冷水槽の内部浄化水温度によっ て同時動作状態又は分離動作状態を維持して浄水の温度を効率的に降下させるこ とにより、季節にかかわらず冷たい水(冷蔵庫で冷蔵された程度の温度を有する 水)を使用者が選択的に飲用し得るようにする効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案の冷却装置を適用した浄水器の全
体構成図である。
【図2】本考案による水冷式冷却部の熱放出手段の側面
図である。
【図3】本考案による空冷式冷却部の構成を示す冷水槽
の要部切欠断面図である。
【符号の説明】
10 沈澱フィルター 20 昇圧ポンプ 30 先カーボンフィルター 40 メンブレーン 50 後カーボンフィルター 60 U/Vフィルター 70 常温貯水槽 80 冷水槽 81 熱拡散手段 82 冷熱素子 100 空冷式冷却部 101 放熱板 102 冷却ファン 110 水冷式冷却部 111 熱放出手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】常温貯水槽(70)を備える浄水器の所定
    位置に冷水槽(80)を設け、前記冷水槽(80)の両
    側に冷熱素子(82)を付着し、この一側に放熱板(1
    01)及び冷却ファン(102)で構成された空冷式冷
    却装置(100)を付設し、他側の冷熱素子には一連の
    浄水系統から発生した浄化廃水又は原水(供給水)を用
    いて冷水槽(80)内の水を冷却させる熱放出手段(1
    11)を有する水冷式冷却装置(110)を付設したこ
    とを特徴とする浄水器の冷却装置。
JP1996002855U 1996-04-11 1996-04-11 浄水器の冷却装置 Expired - Lifetime JP3030056U (ja)

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