JP3029110U - 葬祭用装飾具の脚 - Google Patents
葬祭用装飾具の脚Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 組立てが簡易で、組立て後もがたつきの少な
い葬祭用装飾具の脚を提供することを目的とする。 【解決手段】 上下の脚を接続する部材の上面及び下面
に設けられたホゾ穴にマグネット又は被吸着体を固着
し、上下の脚のホゾ穴への接合部分にマグネット又は被
吸着体を固着する。さらに、上記マグネット又は被吸着
体に磁性体を被着し磁力を増強させる。 【効果】 ワンタッチで脚を嵌合でき、マグネットの吸
着力で確実に固着するためはずれにくく、組立て後もが
たつかない。
い葬祭用装飾具の脚を提供することを目的とする。 【解決手段】 上下の脚を接続する部材の上面及び下面
に設けられたホゾ穴にマグネット又は被吸着体を固着
し、上下の脚のホゾ穴への接合部分にマグネット又は被
吸着体を固着する。さらに、上記マグネット又は被吸着
体に磁性体を被着し磁力を増強させる。 【効果】 ワンタッチで脚を嵌合でき、マグネットの吸
着力で確実に固着するためはずれにくく、組立て後もが
たつかない。
Description
【0001】
本考案は葬祭用装飾具の脚、例えば葬儀や仏事・神事等に用いられる提灯や灯 籠の脚に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 図1は装飾具の好適な例の一つとして葬儀や仏事に用いる提灯を示す斜視図 であるが、上足3の下端をろくろ4のホゾ穴に差し込むと共に上端を雲手1で固 定して火袋2を取り付け、下足5をろくろの下面に設けたホゾ穴に差し込み三角 6で下足5を三方に張り出した状態に保持し、提灯を自立状態に組み立てるので ある。 図2は上記提灯の脚の接続部材であるろくろに関する従来技術の一例を示す ものであるが、ろくろ4の上面4aに設けられたホゾ穴4bに図3に示す上足3 の下端に一体形成された突起3aを嵌合することにより2本の上足3を保持する 。下足5は図4に示すようにろくろ4の下面4cに設けられたホゾ穴4dに図5 の下足5の上端に一体形成された突起5aを嵌合することにより3本の下足5を 保持する。 図6A、6Bは、提灯の脚に関する他の従来技術を示すものであるが上足3 及び下足5の嵌め込み部分3a及び5aを合成樹脂材製とし、さらにテ−パ−状 に切込みを設けて柔軟性を付し、図7に示すようにろくろ4の下面4cに設けら れたホゾ穴4dの内側面に突起5aを斜めに押圧するように差し込んで下足5を 組み立てるのである。 図8は従来技術の他の一例による脚を有する提灯の正面図である。 前記及びで示した上足3は上部脚体(図8の3)、下足5は下部脚体(図8 の5)に該当する。
【0003】 図9は当該脚体の要部を示す分解斜視図である。上部脚体3と下部脚体5とジ ョイント部材6から構成されており、さらにジョイント部材6は上部脚体3の下 端3aを嵌合する上面開口状の凹孔を備えた上部ジョイント6aと下部脚体5の 上端5aを嵌合する下面開口状の凹孔を備えた下部ジョイント6bに二分されて おり、上部脚体3、ジョイント部材6a及び6b、下部脚体5を結合して一本の 足を組み立て、図8に示す提灯が完成するのである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 上足及び下足に一体形成された突起をろくろのホゾ穴に嵌合して脚を組み立 てる方法はホゾ穴が上足や下足の長さに比し非常に浅いため、脚をホゾ穴に差し 込んだだけでは脚は固定されず、次の一本を差し込み組み立てている途中ですで に差し込んであった他の脚がはずれることが多く、組立が困難であった。
【0005】 また、下足はそれぞれの下足の内側面に設けられた凹溝に(図示せず)三角6 を差し込んで固定するのであるが三本の下足をバランスよく、確実に固定できず 、がたつく場合が多い。更に、上足はろくろ上面のホゾ穴に差し込んだ後、上足 の外側面に設けられた横穴(図示せず)に雲手1を差し込んで固定するのである が、二本の上足をバランスよく真っ直ぐに保持することが困難でがたつくことが 多い。 上記のような上足及び下足の組み立て困難性を解消すべく、上足及び下足の 突起部分を合成樹脂で一体的に形成した図6に示す従来技術はテ−パ−状の切込 みが差し込まれたホゾ穴の中でせり合うため脚が確実に固定され、組み立ても簡 単で組立後もがたつくことが少ない。
【0006】 しかし、脚組立時に上足及び下足の突起部分3a及び5aをろくろのホゾ穴に 斜めに押圧するように差し込むため(図7)、当該合成樹脂材製の突起部分が根 本から折れることがある。 図8、9に示す従来技術はジョイント部材自体が上部ジョイントと下部ジョ イントに分かれているため部品点数が多くなるだけでなく構成部品に開口部分や 突起、凹溝等が設けられているため、構造が複雑となる。
【0007】 本考案は上記不都合を解消すべく単純な構造で且つ、組立てが簡易であり、さ らに、組み立て後はがたつきのない葬祭用装飾具の脚を提供することを目的とす る。
【0008】
上記課題を達成するために、本考案は接合部分にマグネットと被吸着体を固着 して装飾具の脚を組み立てる手段を講じた。 ろくろの上面にホゾ穴を二ケ所設け、マグネット又は被吸着体をそれぞれの ホゾ穴の底部へ固着する。 二本の上足の下端に被吸着体又はマグネットをそれぞれ固着する。 ろくろの下面にホゾ穴を三ケ所設け、マグネット又は被吸着体をそれぞれの 穴の中へ固着する。 三本の下足の上端にそれぞれ被吸着体又はマグネットを固着する。 吸着力を増加させるためろくろのホゾ穴の中又は上足又は下足に固着したマ グネットに磁性体を被せる。 同様に、ろくろのホゾ穴の中又は上足又は下足に取り付けた被吸着体に磁性 体を被せる。
【0009】
図10は、本考案に係るろくろ4の平面図である。
【0010】 ろくろ4の上面4aに矩形のホゾ穴4bを二ケ所に深く突設し、当該2つのホ ゾ穴の中へホゾ穴よりやや小さなマグネット又は被吸着体を固着する。
【0011】 ここでいう被吸着体とは極の異なるマグネットを含む鉄片やスチ−ル等をいう 。
【0012】 図11は、上足3の正面図である。上足3の下端3aに前記マグネット又は被 吸着体7と同じ大きさの被吸着体又はマグネット8を固着する。
【0013】 図12はろくろ4の下面4cの平面図である。ろくろ4の下面4cに縦長矩形 のホゾ穴4dを三ケ所設け、それぞれの中にマグネット又は被吸着体9を固着す る。
【0014】 図13は下足の正面図である。二本の下足5の上端に被吸着体又はマグネット 10をそれぞれ固着する。
【0015】 図14は、請求項2に記載する本考案の実施例を示す要部分解縦断面図である 。
【0016】 ろくろ4の上面4aに深く穿設したホゾ穴4bの中にマグネット7を固着し、 マグネット7に磁性体であるスチ−ルの枠12を被せ、ネジ11でマグネット7 と一体的にろくろ4に固着する。
【0017】 上足3の下端にスチ−ル枠13を取り付けスチ−ル枠13内にマグネット8を 取り付けスチ−ル枠と共にピン14で固着する。
【0018】 ろくろ4の下面4cに深く穿設したホゾ穴4dの底面にマグネット9を貼着し スチ−ル枠15を被せて、マグネット9と共にネジ16で固着する。
【0019】 下足5の上端にスチ−ル片17を取り付け、その上にマグネット10を載せ、 ピン18で、マグネット10とスチ−ル片17を下足5に固着する。
【0020】 上足3をろくろ上面4aの穴4bに、下足5をろくろ下面4cの穴4dに嵌合 して足を組み立てるのである。
【0021】
【考案の効果】 従来の嵌め込み式の提灯の脚と結合部品を使用し、脚と結合部分にマグネッ トを固着すれば足りるため、構造が簡単である。 ワンタッチで脚を嵌合でき、マグネットの吸着力で確実に固着するためはず れにくく、組立後もがたつかない。 ろくろのホゾ穴の中にマグネットを固着するため、マグネットそのものの吸 着力と穴へ突起物を嵌合させるため、相互のせり合いによっても脚がより確実に 固定する。 マグネットを磁性体で囲むことによりマグネットの吸着力が増強する。
【図1】 仏事等に使用する提灯の斜視図。
【図2】 従来技術のろくろの平面図。
【図3】 従来技術の上足の正面図。
【図4】 従来技術のろくろの裏面図。
【図5】 従来技術の下足の正面図。
【図6】A 他の従来技術の上足の正面図。 B 他の従来技術の下足の正面図。
【図7】 同、下足をろくろに嵌合する様子を示す説
明図。
明図。
【図8】 他の従来技術による提灯の正面図。
【図9】 同、要部分解斜視図。
【図10】 本考案に係るろくろの平面図。
【図11】 同、上足の正面図。
【図12】 同、ろくろの裏面図。
【図13】 同、下足の正面図。
【図14】 本考案の他の実施例を示す要部分解縦断
面図。
面図。
3、上足 4、ろくろ 4a、ろくろの上面 4
b、4d、ホゾ穴 4c、ろくろの下面 5、下足
7、8、9、10、マグネット又は被吸着体 11、16、ネジ 12、13、15、磁性体 (ス
チ−ル枠) 14、18、ピン 17、スチ−ル片
b、4d、ホゾ穴 4c、ろくろの下面 5、下足
7、8、9、10、マグネット又は被吸着体 11、16、ネジ 12、13、15、磁性体 (ス
チ−ル枠) 14、18、ピン 17、スチ−ル片
Claims (2)
- 【請求項1】上部脚と下部脚及び上下の脚を接続する部
材とで構成され、接続部材の上面及び下面にそれぞれ設
けたホゾ穴の中にマグネット又は被吸着体を固着し、上
部脚と下部脚のホゾ穴への接合部分に被吸着体又はマグ
ネットを固着し、該接合部分を接続部材のホゾ穴にそれ
ぞれ嵌着すると共にマグネットで吸着させて成る葬祭用
装飾具の脚。 - 【請求項2】上部脚と下部脚及び上下の脚を接続する部
材とで構成され、接続部材の上面及び下面にそれぞれ設
けたホゾ穴の中にマグネット又は被吸着体を固着し、上
部脚と下部脚のホゾ穴への接合部分に被吸着体又はマグ
ネットを固着し、接続部材のホゾ穴又は上部脚又は下部
脚に固着したマグネット又は被吸着体に磁性体を被着し
て磁力を増加させたことを特徴とする葬祭用装飾具の
脚。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996001917U JP3029110U (ja) | 1996-03-19 | 1996-03-19 | 葬祭用装飾具の脚 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996001917U JP3029110U (ja) | 1996-03-19 | 1996-03-19 | 葬祭用装飾具の脚 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3029110U true JP3029110U (ja) | 1996-09-27 |
Family
ID=43164158
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996001917U Expired - Lifetime JP3029110U (ja) | 1996-03-19 | 1996-03-19 | 葬祭用装飾具の脚 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3029110U (ja) |
-
1996
- 1996-03-19 JP JP1996001917U patent/JP3029110U/ja not_active Expired - Lifetime
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