JP3028805U - 手提げ袋 - Google Patents

手提げ袋

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JP3028805U
JP3028805U JP1996001433U JP143396U JP3028805U JP 3028805 U JP3028805 U JP 3028805U JP 1996001433 U JP1996001433 U JP 1996001433U JP 143396 U JP143396 U JP 143396U JP 3028805 U JP3028805 U JP 3028805U
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JP
Japan
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folded
string
bag body
handle
cord
Prior art date
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Application number
JP1996001433U
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English (en)
Inventor
幸男 高橋
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DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 把手紐31を袋体1の折り返し部17,19を有す
る開口縁32から容易に導出でき、確実に把手紐31が垂直
に導出されるようにするとともに袋体1が破損しにく
く、袋体1の揃え、包装が容易にできる。 【解決手段】 袋体1はこの袋体1の開口縁32に内方に
折り曲げた折り返し部17,19を有している。この折り返
し部17,19の折り曲げ縁に一対の紐挿通口33を形成す
る。折り返し部17,19には、一対の紐挿通用切り込み線
27,28を形成する。一対の紐挿通用切り込み線27,28は
折り返し部17,19先端縁から折り曲げ縁に向って、折り
返し部17,19の折り曲げ縁に形成した各紐挿通口33の略
中央部を通る仮想線を横切る屈曲状に形成する。一対の
紐挿通用切り込み線27,28の内端を紐挿通口33に連通
し、袋体1の内側に貼着した台紙30に取着されている把
手紐31の両端部を紐挿通口33からそれぞれ導出する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は開口縁に把手紐を取り付けた手提げ袋に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の袋体の開口縁に把手紐を取り付けた手提げ袋は、例えば、実公 平6−6038号公報に記載されているように、袋体はこの袋体の開口縁に内方 に折り曲げる折り返し部を有し、この折り返し部に先端縁からこの折り返し部の 折り曲げ縁に達しない途中まで縦方向の切り込み線を形成するとともにこの切り 込み線に連続してこの切り込み線の内端から側方に切り込み線を形成し、前記袋 体の内側に貼着した台紙に取着されている把手紐を前記側方に形成した切り込み 線部から導出した構造が採られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の構造の手提げ袋は、袋体の開口縁は2重に折り返されており、把手 紐の擦れによって開口縁が破損することがない利点を有しているが、この構造で は、袋体の開口縁から折り曲げた折り返し部の把手紐が側方に形成した切り込み 線部から導出されるため、開口縁の両側に設けた把手紐が互いに接近する方向に 傾斜されるため、把手紐を把持したとき、袋体の両側開口縁が紐の外側に突出し て被服に擦れて把持しにくく、また手提げ袋を揃えるとき、或いは包装時に把手 紐がまとわり付く問題があった。
【0004】 さらに、袋体の折り返し部に形成した切り込み線は縦方向に形成されているた め、把手紐を取り付けた台紙を袋体の開口縁に近接して折り返し部にて覆われる 部分に貼着した後、この状態で折り返し部を折り曲げ縁から内側に折り曲げて、 把手紐の両端部を袋体の折り返し部の一対の紐挿通用切り込み線からそれぞれ挿 通して、把手紐の両端側を紐挿通口からそれぞれ導出するとき、縦方向の切り込 み線とこの切り込み線に連続した側方への切り込み線にて形成される紐覆い片部 が開いて把手紐が挿通されるため、把手紐の挿通が不確実となり易い問題があっ た。
【0005】 本考案は上記問題点に鑑みなされたもので、把手紐を袋体の開口縁から容易に 導出でき、確実に把手紐が垂直に導出されるようにするとともに袋体が破損しに くく、袋体の揃え、包装が容易にできる手提げ袋を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の考案の手提げ袋は、袋体と、この袋体の開口縁に取り付けられ た把手紐とを備え、前記袋体はこの袋体の開口縁に内方に折り曲げた折り返し部 を有し、この折り返し部の折り曲げ縁に一対の紐挿通口を形成し、前記折り返し 部の先端縁から折り曲げ縁に向って、折り返し部の折り曲げ縁に形成した各紐挿 通口の略中央部を通る仮想線を横切る屈曲状に一対の紐挿通用切り込み線をそれ ぞれ形成し、この一対の紐挿通用切り込み線の内端を前記紐挿通口に連通し、前 記袋体の内側に貼着した台紙に取着されている把手紐の両端部を前記紐挿通口か らそれぞれ導出したものである。
【0007】 そして、把手紐を取り付けた台紙を袋体の開口縁に近接して折り返し部にて覆 われる部分に貼着する。この状態で折り返し部を折り曲げ縁から内側に折り曲げ るとき、把手紐の両端部を袋体の折り返し部の一対の紐挿通用切り込み線二手形 成される突片状の紐覆い片部を左右に開きながらそれぞれ挿通でき、把手紐の導 出が容易で、把手紐の両端側を迅速に紐挿通口からそれぞれ導出でき、この状態 で折り返し部を袋体の内面に台紙を挟んで貼着する。
【0008】 この状態で、把手紐の両端部は袋体の開口縁から垂直状に導出され、把手紐は 互いに接近する方向に傾斜されることなく、開口縁から垂直に導出され、把手紐 を把持したとき、袋体の両側開口縁が把手紐の外側に突出することがないため、 袋体を把持したときに把手紐が被服に擦れることがない。また、袋体を揃えると き、或いは包装時に把手紐がまとわり付くことがない。
【0009】
【考案の実施の形態】
次に本考案の一実施の形態を図面に基いて説明する。
【0010】 図1および図3において、袋体1は紙素材2を折り畳んで構成される。この紙 素材2は図2に示すように、一方正面部3、一方側面部4、他方正面部5、他方 側面部6及び糊代部7が縦方向の折り目線8,9,10,11を介して形成され、こ の一方正面部3、一方側面部4、他方正面部5、他方側面部6及び糊代部7の上 縁に直線状の折り目線12,13,14,15,16を介して折り返し部17,18,19,20, 21が形成され、この折り返し部17,18,19,20,21は折り目線22,23,24,25に て連続されている。
【0011】 また、図示していないが、前記紙素材2の下部は、例えば実公平6−6038 号公報に記載されているような周知の袋体1の底部を折り畳み形成する部分を有 している。
【0012】 また、前記一方正面部3と他方正面部5との折り返し部17,19には先端縁から この折り返し部17,19の折り目線12,14の近傍まで一対の縦方向の紐挿通用切り 込み線27,28が形成されている。この両紐挿通用切り込み線27,28の内端に紐挿 通口33が形成されている。
【0013】 そして、前記袋体1の折り返し部17,19に形成した一対の紐挿通用切り込み線 27,28は先端縁38から折り返し部17,19の折り目線12,14に向って、折り返し部 17,19の折り曲げ縁の折り目線12,14に形成した紐挿通口33の略中央部を通る仮 想線40を横切る略S字状に屈曲形成されている。
【0014】 なお、前記一方側面部4と他方側面部6および折り返し部18,20とには幅方向 中央部に折り目線35,36が形成されている。
【0015】 また、30は厚紙などの台紙で、この台紙30には略U字状に湾曲させた把手紐31 の両端が取り付けられている。
【0016】 そして、把手紐31を取り付けた台紙30を紙素材2の折り目線12,13,14,15, 16に近接して折り返し部17,19にて覆われる部分に貼着する。この状態で折り返 し部17,18,19,20,21を折り目線12,13,14,15,16から内側に折り曲げると き、把手紐31の両端部を紙素材2の折り返し部17,19の一対の紐挿通用切り込み 線27,28にて形成される紐覆い片部39a ,39b を左右に開きながらそれぞれ挿通 して、把手紐31の両端側を紐挿通口33からそれぞれ導出し、折り返し部17,18, 19,20,21を紙素材2の内面に貼着する。
【0017】 この状態で、紙素材2を縦方向の折り目線8,9,10,11および折り目線22, 23,24,25から折り曲げて一方正面部3の内面に糊代部7を貼着し、内面上部に 折り返し部17,18,19,20,21を貼着した一方正面部3、一方側面部4、他方正 面部5、他方側面部6からなる上下面を開口した筒状体とする。
【0018】 そして、底部を折り畳み貼着して底部を閉塞することにより上面を開口し、こ の上面開口縁32から把手紐31が上方に向って導出されている袋体1を構成する。
【0019】 次に、この実施の形態の作用を説明する。
【0020】 把手紐31を取り付けた台紙30を袋体1の開口縁32に近接して折り返し部17,19 にて覆われる部分に貼着し、この状態で折り返し部17,19を折り曲げ縁となる折 り目線12,14から内側に折り曲げ、把手紐31の両端部を袋体1の折り返し部17, 19の一対の紐挿通用切り込み線27,28にて形成される紐覆い片部39a ,39b を左 右に開きながらそれぞれ挿通して、紐挿通口33からそれぞれ導出し、折り返し部 17,19を袋体1の内面に貼着することにより、図1および図3に示す把手紐31を 有する袋体1が構成される。
【0021】 この状態で、把手紐31の袋体1の開口縁から導出する両端部は、互いに接近す る方向に傾斜されることなく、開口縁32から垂直に導出される。
【0022】 そして、把手紐31を把持したとき、袋体1の両側開口縁32が把手紐31の外側に 突出することがないため、把手紐31が被服に擦れることがない。
【0023】 また、袋体1を揃えるとき、或いは包装時に把手紐31は開口縁32から上方に導 出され、把手紐31がまとわり付くことがなく、袋体1の揃え作業、包装作業が容 易となる。
【0024】
【考案の効果】
本考案によれば、把手紐の両端部には袋体の開口縁から導出する案内突部によ り、把手紐は互いに接近する方向に傾斜されることなく、開口縁から垂直に導出 され、把手紐を把持したとき、袋体の両側開口縁が把手紐の外側に突出すること がないため、袋体を把持したときに把手紐が被服に擦れることがない。また、袋 体を揃えるとき、或いは包装時に把手紐がまとわり付くことがない。
【0025】 さらに、紐挿通用切り込み線を折り返し部の先端縁から折り曲げ縁に向って、 折り返し部の折り曲げ縁に形成した紐挿通口の略中央部を通る仮想線を横切る屈 曲状に形成することにより、把手紐を折り返し部の内側に位置させる際に、紐挿 通用切り込み線にて形成された覆い片部を左右から開いて把手紐を容易に挿通で き、また、台紙を覆う袋体の折り返し部に紐挿通用切り込み線にて形成された覆 い片部が両側から把手紐を挟むように左右から覆い、接着が確実となり、めくれ にくくなるとともに紙素材からの切屑の発生もないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施の形態を示す手提げ袋の一部の
斜視図である。
【図2】同上手提げ袋の紙素材の一部の正面図である。
【図3】同上手提げ袋の一部の正面図である。
【符号の説明】
1 袋体 12,14 折り曲げ縁の折り目線 17,19 折り返し部 27,28 紐挿通用切り込み線 30 台紙 31 把手紐 32 開口縁 33 紐挿通口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 袋体と、この袋体の開口縁に取り付けら
    れた把手紐とを備え、 前記袋体はこの袋体の開口縁に
    内方に折り曲げた折り返し部を有し、この折り返し部の
    折り曲げ縁に一対の紐挿通口を形成し、前記折り返し部
    の先端縁から折り曲げ縁に向って、折り返し部の折り曲
    げ縁に形成した各紐挿通口の略中央部を通る仮想線を横
    切る屈曲状に一対の紐挿通用切り込み線をそれぞれ形成
    し、この一対の紐挿通用切り込み線の内端を前記紐挿通
    口に連通し、 前記袋体の内側に貼着した台紙に取着されている把手紐
    の両端部を前記紐挿通口からそれぞれ導出したことを特
    徴とした手提げ袋。
JP1996001433U 1996-03-07 1996-03-07 手提げ袋 Expired - Lifetime JP3028805U (ja)

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