JP3028456U - 上下筐体の連結部構造 - Google Patents

上下筐体の連結部構造

Info

Publication number
JP3028456U
JP3028456U JP1996001074U JP107496U JP3028456U JP 3028456 U JP3028456 U JP 3028456U JP 1996001074 U JP1996001074 U JP 1996001074U JP 107496 U JP107496 U JP 107496U JP 3028456 U JP3028456 U JP 3028456U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
pin
hole
pair
wing portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1996001074U
Other languages
English (en)
Inventor
之久 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aiphone Co Ltd
Original Assignee
Aiphone Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aiphone Co Ltd filed Critical Aiphone Co Ltd
Priority to JP1996001074U priority Critical patent/JP3028456U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3028456U publication Critical patent/JP3028456U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 上筐体、下筐体間の成形誤差を吸収して開閉
容易な上下筐体の連結部構造を提供する。 【解決手段】 連結部1により上筐体2と下筐体3が開
閉可能に連結される上下筐体の連結部構造において、下
筐体の内側に張り出して設けられ、穴32を有する翼部
31と、翼部が嵌合される一対の嵌合溝41、翼部の穴
に嵌着される爪42、互に外向きに設けられた一対のピ
ン43を備えた連結具4と、上筐体の内側に張り出して
設けられ、連結具のピンが挿通されるピン穴22を有し
対をなすピン受け21とからなり、翼部が嵌合溝内をス
ライド可能なので、上筐体のピン穴に挿通される連結具
のピンを支点に、上筐体と下筐体の嵌着には前後方向に
余裕が生じ、上筐体および下筐体の間で成形誤差が発生
しても連結部で吸収され、上下筐体の開閉は容易とな
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は上下筐体の連結部構造に係わり、特に、上下筐体間の成形誤差を吸収 して開閉容易な上下筐体の連結部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ナースコール親機、インターホン室内親機等の筐体において、図6に示 すように、上筐体20と下筐体30が連結具38のピン39(図5)を支点にし て連結され、下筐体30の後方33から上筐体20の後方23は、修理時等のた めに開閉可能な構造となっている。
【0003】 図5に示すように、上筐体20の内側には、ピン穴28が穿設されたピン受け 29が左右対象に(図示せず)設けられ、下筐体30には、上筐体側に張り出し た鍔37に、ピン39を備えた連結具38が、はめ込み(図示せず)またはねじ 36で、左右対象に(図示せず)固定されている。 上筐体20、下筐体30、連結具38の全て、または何れかは合成樹脂で製造 されているので弾性がある。この弾性を利用し、下筐体30に固定された左右の ピン39、39を、上筐体20にピン受け29のピン穴28、28に挿通する。 上筐体20はピン39を支点に後方23が矢印Yのように動くことができるので 、下筐体30の後方33に、上筐体20の後方23を被せるように降ろして上下 筐体が嵌着される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の上下筐体の連結部構造では、上筐体20のピン穴28および下筐体 30のピン39は位置が決っていて不動である。 ところで、金属または合成樹脂で成形される上筐体20および下筐体30の間 で、成形誤差(ずれ)が発生することがある。特に、上筐体20の後方23と下 筐体30の後方33の間で、下筐体30の後方33が上筐体20の後方23から はみ出るようなとき(図6の筐体30の後方33’のように、上下筐体の前後方 向の成形誤差があるとき)、はみ出た下筐体30の後方33’を上筐体20の後 方23に押込むことはできるが、後に修理等で開ける必要がでたとき、非常に開 けにくいという難点があった。
【0005】 本考案は、上記従来の難点を解決するためになされたもので、上筐体、下筐体 間の成形誤差を吸収して開閉容易な上下筐体の連結部構造を提供することを目的 とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案による上下筐体の連結部構造は、連結部により上筐体と下筐体が開閉可 能に連結される上下筐体の連結部構造において、下筐体の内側に張り出して設け られ、穴を有する翼部と、翼部が嵌合される一対の嵌合溝、翼部の穴に嵌着され る爪、互に外向きに設けられた一対のピンを備えた連結具と、上筐体の内側に張 り出して設けられ、連結具のピンが挿通されるピン穴を有し対をなすピン受けと からなる。
【0007】 翼部が嵌合溝内をスライド可能なので、上筐体のピン穴に挿通される連結具の ピンを支点に、上筐体と下筐体の嵌着には前後方向に余裕が生じ、上筐体および 下筐体の間で成形誤差が発生しても吸収され、上下筐体の開閉は容易となる。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、本考案による上下筐体の構造の実施例を図面を参照して詳述する。 本考案による上下筐体の構造は、ナースコール親機、インターホン室内親機等 の筐体等に採用されるもので、図3に示すように、連結部1により上筐体2と下 筐体3が開閉可能に連結される上下筐体の連結部構造において、下筐体3の内側 には、図1(c)に示すように、穴32を有する翼部31が張り出して設けられ る。この穴32は、後述の連結具4の爪42が奥行D方向にスライド可能な大き さである。
【0009】 図1(a)に示すように、上筐体2には、後述の連結具4のピン43が挿通さ れるピン穴22を有するピン受け21、21が対をなして内側に張り出して設け られる。 上筐体2と下筐体3は連結具4で連結される。その連結具4は、図1(b)に 示すように、下筐体3の翼部31がスライド自在に嵌合される奥行Dが深い一対 の嵌合溝41、41と、翼部31からの脱落を防止するため、翼部31の中央付 近に穿設された穴32に嵌着される爪42と、上筐体のピン受け21のピン穴2 2に挿通される、互に外向きに設けられた一対のピン43、43とを備えている 。
【0010】 なお、一対のピン43、43は嵌合溝41の奥行Dにほぼ等しい長さの腕44 を有し、爪42は弾性を持たせるため足46を有し、これらピン43の腕44お よび爪42の足46は、連結具4の基部45と一体に設けられている。 また、図3に示すように、上筐体2の前部24と下筐体3の前部34との間は 、ピン43を支点に上筐体2が開閉可能な程度の余裕(間隙X)を有している。
【0011】 次に本考案による上下筐体の連結部構造の動作を説明する。 上筐体2、下筐体3、連結具4の全て、少なくとも連結具4は、合成樹脂で製 造されているので弾性がある。 まず、連結具4の奥行Dが深い一対の嵌合溝41、41に、下筐体3から内側 に張り出して設けられた翼部31をスライドさせながら嵌合させる。翼部31の 脱落を防止するために連結具4が有する爪42は、その足46の弾性を利用して 翼部31の穴32に嵌着される(図2)。連結具4の左右のピン43、43を、 その腕44の弾性を利用して上筐体2のピン受け21、21のピン穴22、22 に挿通する(図3)。上筐体2はピン43を支点に後方23が矢印Yのように動 くことができるので、下筐体3の後方33に、上筐体2の後方23を被せるよう に降ろして上下筐体が嵌着される。
【0012】 金属または合成樹脂で成形される上筐体2および下筐体3の間で、成形誤差( ずれ)が発生したとき、特に、上下筐体の前後方向の成形誤差があるとき、連結 具4の奥行Dが深い嵌合溝41を、下筐体3の翼部31がスライドできるので、 上筐体2はピン43によって連結具4に連結されたまま、前後方向に移動可能で 、下筐体3の後方33が前後にずれていても、上筐体2と下筐体3を容易に嵌着 でき、後日修理等で開ける必要がでたときに開けることも容易である。
【0013】 なお、実施例では、連結具4を1個、上筐体2のピン受け21を1対、下筐体 3の翼部31を1個で説明したが、図4に示すように、連結具4を2個、上筐体 2のピン受け21を2対、下筐体3の翼部31を2個のように、上下筐体の大き さによって、複数組としても好適である。
【0014】
【考案の効果】
以上の実施例からも明らかなように、本考案による上下筐体の連結部構造は、 連結部により上筐体と下筐体が開閉可能に連結される上下筐体の連結部構造にお いて、下筐体の内側に張り出して設けられ、穴を有する翼部と、翼部が嵌合され る一対の嵌合溝、翼部の穴に嵌着される爪、互に外向きに設けられた一対のピン を備えた連結具と、上筐体の内側に張り出して設けられ、連結具のピンが挿通さ れるピン穴を有し対をなすピン受けとからなり、翼部が嵌合溝内をスライド可能 なので、上筐体のピン穴に挿通される連結具のピンを支点に、上筐体と下筐体の 嵌着には前後方向に余裕が生じ、上筐体および下筐体の間で成形誤差が発生して も連結部で吸収され、上下筐体の開閉は容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案による上下筐体の連結部構造を説明す
る図で、(a)は上筐体、(b)は連結具、(c)は下
筐体を説明する図である。
【図2】 本考案を説明する図で、連結具と下筐体の連
結を説明する図である。
【図3】 本考案を説明する断面図である。
【図4】 本考案の他の実施例を説明する図である。
【図5】 従来の上下筐体の連結部構造を説明する部分
斜視図である。
【図6】 従来の上下筐体の連結部構造を説明する断面
図である。
【符号の説明】
1…連結部 2…上筐体 21…ピン受け 22…ピン穴 3…下筐体 31…翼部 32…穴 4…連結具 41…嵌合溝 42…爪 43…ピン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】連結部(1)により上筐体(2)と下筐体
    (3)が開閉可能に連結される上下筐体の連結部構造に
    おいて、 前記下筐体の内側に張り出して設けられ、穴(32)を
    有する翼部(31)と、 前記翼部が嵌合される一対の
    嵌合溝(41、41)、前記翼部の前記穴に嵌着される
    爪(42)、互に外向きに設けられた一対のピン(4
    3、43)を備えた連結具(4)と、 前記上筐体の内側に張り出して設けられ、前記連結具の
    前記ピンが挿通されるピン穴(22)を有し対をなすピ
    ン受け(21、21)とからなることを特徴とする上下
    筐体の連結部構造。
JP1996001074U 1996-02-27 1996-02-27 上下筐体の連結部構造 Expired - Lifetime JP3028456U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1996001074U JP3028456U (ja) 1996-02-27 1996-02-27 上下筐体の連結部構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1996001074U JP3028456U (ja) 1996-02-27 1996-02-27 上下筐体の連結部構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3028456U true JP3028456U (ja) 1996-09-03

Family

ID=43163527

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1996001074U Expired - Lifetime JP3028456U (ja) 1996-02-27 1996-02-27 上下筐体の連結部構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3028456U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2762347B2 (ja) 端子位置保証手段を有するフード付き電気コネクタ
JPS62298199A (ja) 回路基板固定装置
JPH08250206A (ja) 改良されたカム機構を有する電気コネクタ組立体
WO2015084100A1 (en) Structure for mounting wing knob for vehicle air vent
JP3028456U (ja) 上下筐体の連結部構造
US5820422A (en) Cover for an electrical wedge connector
CN213520483U (zh) 一种pc高亮90弯折电源接头
CN208588845U (zh) 一种防尘配线架
CN207967424U (zh) 一种五金冲压成型的电话插座
CN220378078U (zh) 一种铰链
CN219264552U (zh) 空调上下外壳装配结构及移动空调
CN220510335U (zh) 一种智能控制器模块
CN210224381U (zh) 保护门模组
CN112448217B (zh) 一种电源接头
CN219451915U (zh) 一种封堵头及一种平开窗
CN221928643U (zh) 一种插座组合孔横滑保护门
CN210598559U (zh) 无铰链气动门窗结构
CN213023807U (zh) 镜腿与镜框连接结构
CN221255811U (zh) 一种直角淋浴房的连接结构
JP3938492B2 (ja) 冷蔵庫の扉
CN221530444U (zh) 连接器
CN220909367U (zh) 一种锁座及平开窗
CN213782323U (zh) 一种otg转换头
CN208705770U (zh) 智能交互平板
CN217641946U (zh) 一种安全排插