JP3027925U - 手提げ袋 - Google Patents
手提げ袋Info
- Publication number
- JP3027925U JP3027925U JP1996001818U JP181896U JP3027925U JP 3027925 U JP3027925 U JP 3027925U JP 1996001818 U JP1996001818 U JP 1996001818U JP 181896 U JP181896 U JP 181896U JP 3027925 U JP3027925 U JP 3027925U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bag
- carrying
- handbag
- hand
- handle body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 手提げ袋として非使用時にはコンパクト
に収納され、使用時には提げ手が肉太部に形成され、持
った手の指に喰い込むような苦痛を感じさせない提げ手
とともに、手提げ状態のバックを、即時肩掛け状態のバ
ックとする手提げ袋の提供。 【解決手段】 提げ手10の一方の中央部に、収納袋3
を有する把手体1を一体に設け、手提げ袋として非使用
時には、袋本体9及び提げ手10を、把手体の収納袋3
の中へ収納することによりコンパクトに構成するととも
に、提げ手10と袋本体9の上面部の切欠部14の係わ
りが、手提げから肩掛けへの移行を可能とした。
に収納され、使用時には提げ手が肉太部に形成され、持
った手の指に喰い込むような苦痛を感じさせない提げ手
とともに、手提げ状態のバックを、即時肩掛け状態のバ
ックとする手提げ袋の提供。 【解決手段】 提げ手10の一方の中央部に、収納袋3
を有する把手体1を一体に設け、手提げ袋として非使用
時には、袋本体9及び提げ手10を、把手体の収納袋3
の中へ収納することによりコンパクトに構成するととも
に、提げ手10と袋本体9の上面部の切欠部14の係わ
りが、手提げから肩掛けへの移行を可能とした。
Description
【0001】
本考案は、買い物等に好適な手提げ袋に関するものである。
【0002】
従来、スーパーマーケット等で買い物をした場合に品物を入れるために渡され て使用するビニール袋が知られている。しかし、これらのビニール袋は使用後は 塵芥として棄てられ、昨今の塵芥の減量化への社会的要請から買い物袋持参の要 求が強く、買い物先でもビニー袋の支給を制限するようになっている。
【0003】 従って、上記のような要請に対応して、例えば図12に示すような布製の手提 げ袋が開発されている。この手提げ袋15は袋本体16の開口部18の上部に一 対の提げ手17が設けられ、袋本体16の側面の内側にファスナー19を設け、 そこに袋本体16の内側へ吊着した小袋20が設けられている。
【0004】 この手提げ袋15の使用後は、ファスナー19を開きその開口21へ小袋20 を袋本体16の内側から押し出し、小袋20を袋本体16の外側へ突出させてか ら、図13のように袋本体16及び提げ手17を小袋20の中へ押し込み、ファ スナー19を閉じれば図14のような状態になる。従って、使用時には図14の 状態からファスナー19を開き小袋20から袋本体16及び提げ手17を引き出 せば再び図12の状態になるものである。
【0005】 しかし、このような手提げ袋15も柔軟な材料で作られており、提げ手17は 細幅であるため、品物を運ぶ途中に提げ手17が指に喰い込んで痛くなることが 多い。特に品物が重い場合にはその重みで提げ手が締って更に細幅になり苦痛の 度合が大きくなる。
【0006】 このような現象は、スーパーマーケットのビニール袋の場合は一段とその度合 が大きいため、例えば、図15及び図16に示すような対策品も出回っている。 図15の場合は、断面がU字状の本体22の両端にフック22aが形成されこの フック22aに、例えばビニール袋の提げ手24を掛けるようになっている。
【0007】 また、図16の場合は、同じく断面がU字状の本体23の上部に蓋25が設け られ、この蓋25を開き本体23の溝27にビニール袋の提げ手24を係合させ たものである。
【0008】 しかし、これらの把手はいずれもブラスチック等の合成樹脂製で使い棄てのた め、焼却すれば有害物質を発生させ投棄しても土壌で分解されず、食品用トレー 等の包装用として大量に出回っている発泡スチロールと同様に、今やその処分方 法が社会問題化している。そのため、この種の材料による製品のリサイクル法が 制定され、今年6月からのこの法律の施行後は再生に伴うコスト高は避けられな いことが予測されている。
【0009】
本考案は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、上述したような塵 芥減量や資源保護等の社会的要求に応えて、使い棄てではなく繰り返して使用さ れ、しかも使い易く、手に優しく、非使用時にはコンパクトに変形し、携帯にも 便利であり、かつ、手提げバックから肩掛けバックへの移行使用が簡便な手提げ 袋を提供することを目的とするものである。
【0010】
上記の目的を解決するために本考案は、非使用時には、収納手段を有する把手 体に手提げ袋自体を収容し、使用時には、この収納手段を有する把手体をグリッ プとして活用することとしたものである。
【0011】 即ち、本考案は、品物を収容するための袋本体と、この袋本体の開口部に設け たアーチ状の一対の提げ手と、この提げ手の一方の中央に設けた把手体とで構成 され、この把手体に収納袋が設けられている手提げ袋に係わるものである。
【0012】
本考案における手提げ袋において、把手体が提げ手と一体に形成され、この把 手体にリング状のフックが設けられていることが望ましい。
【0013】 また、把手体に係止部が設けられ収納時には、この把手体の閉じ部を固定する ように構成することが望ましい。
【0014】 更に、袋本体の開口縁から下方に、提げ手の範囲内に所要の部位迄の切欠部を 設けることが望ましい。
【0015】 そして、上記のように構成する手提げ袋は、その主材料が柔軟性の材料からなる ことにより好適なものとなる。
【0016】
手提げ袋としての非使用時には、把手体の収納手段が手提げ袋自体をコンパク トに収容し、また使用時には提げ手を、把手体自体が肉太部のグリップとし、袋 本体の提げ手が指に喰い込むような苦痛を防ぐこととなる。更に、提げ手の範囲 に設けた袋本体の切欠部の空間が、提げ手との係わりによって、手提げ状態から 即時のショルダー状態への移行を可能とする。
【0017】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳述する。
【0018】 図1は、本実施例による手提げ袋13の使用時の形を示す斜視図である。本例 は袋本体9の開口部11の縁に一対の提げ手10がアーチ状に設けられて、この 提げ手10の一方の中央に、把手体1の本体2が直交するように結合部8に縫着 されている。把手体1は図示の如く収納袋部3が設けられ、その反対側端部には 係止部5が設けられて本体2の縁どり4に合わせて逢着されている。また、係止 部5にはホック6が設けられ、これに対応する係合部は本図において袋部3の裏 側になる本体2の面に設けられている。更に、把手体1の本体2の縁部にリング 状のフック12が設けられ、このフック12には例えば家の鍵などを取り付けた 鎖又は紐等の可撓性線状体で結合できるようになっている。
【0019】 図2は、上記手提げ袋13の非使用時に収納された状態を示す斜視図である。 即ち、非使用時には、図1の状態から把手体1の袋部3の中へ袋本体9と提げ手 10を押し込んで収納する。従ってこの手提げ袋13の素材としては柔軟性シー トからなる、例えばナイロン等滑りがよく、又薄手で耐久性のある布地が望まし い。
【0020】 図3はその状態を示している斜視図である。このように袋部3の中へ押し込む 袋本体9及び提げ手10は大まかに折りたたんでもよく、または無雑作に押し込 んでもよい。従って非使用時には、袋部3の中へ収納してしまえばこの手提げ袋 13は図2のようにコンパクトな形になり携帯性もよくなる。
【0021】 そして使用する時は図2の状態から係止部5のホック6を外して、図3のよう に把手体1を開いて収納されている袋本体9を、図4の矢印方向に引き出せばよ い。図4はその状態を示しており、この結果再び図1のような形に変身する。
【0022】 この手提げ袋の使用状態は、人によって様々な形態が考えられる。その使用形 態の最も多い代表的な例が図5である。このように腕に掛けて使用することによ り、例えばスーパーマーケット等で両手に品物を持って品定めすることもでき、 また、購入した品物を手提げ袋の中へ入れる時には、必要に応じて図6のように 一方の提げ手10を外すことも容易であり、これにより袋本体9からの品物の出 し入れは自在となる。そしてこの場合、外した提げ手10を掛ける際には、ある 程度無雑作に把手体1の上に置くことにより図7に示す如く、係止部5が提げ手 10の滑り止めの役目を果たしている。
【0023】 このような使用の仕方においても、把手体1により提げ手10に肉太部が形成 されるため腕の筋肉に苦痛を感じることなく、例えば代金の支払い時にも手提げ 袋を腕掛けした方の手に財布が持てるので両手が自由に使える便利性がある。
【0024】 図8は、もう一つの持ち方を示す使用形態の例である。勿論この場合も図8の ように把手体1が提げ手10に肉太部を形成するために、重い品物を入れてもそ の重みで指に喰い込むようなことはない。
【0025】 上記のように、本実施例によれば、グリップとして機能する把手体1が設けられ ているために提げ手10に肉太部が形成され、品物の重みで腕や指に提げ手が喰 い込むような苦痛を回避することができる。しかも、腕に掛けて使用することに より常に両手が使えるので、買い物から帰った時も、把手体1のフック12に係 合し、紐等で袋本体9の中へ収納した家の鍵を簡単に取り出すことができ、手提 げ袋13を一旦地面に降ろすことなく、持ったままで鍵の操作が可能である。
【0026】 また、他の実施例として、図9のように、袋本体9の開口部11の縁に一対の アーチ状の提げ手10が設けられており、この提げ手10の範囲に、袋本体9の 開口縁から下方の所要の部位まで切欠部14を設けることにより、提げ手10と 切欠部14の係わりで形成された空間が、図10と図11に示すように、図10 の手提げ状態から即時に、図11のショルダー状態に移行することを可能にした 。
【0027】 以上、本考案の実施例を説明したが、本考案は上記の実施例に限定されるもの ではなく、本考案の技術思想に基づいて様々な変形が可能である。
【0028】 例えば、袋本体及び提げ手等の形状も自由に変え、部材毎に色を変えてカラフ ルなデザインにしたり、買い物用の手提げ袋に限らずあらゆる入れ物に本考案の 方式を採り入れることは可能である。
【0029】
本考案は、品物を収容するための袋本体9と、この袋本体の開口部に設けたア ーチ状の一対の提げ手10と、この提げ手の一方の中央に設けた把手体1とで構 成され、この把手体1に収納袋3が設けられているので、これの使用時には、把 手体1が提げ手10に肉太部を形成し、グリップとして握り易くなると共に、袋 本体に収容した品物の重みで手に提げ手が喰い込むようなことがなくなる。そし て、袋本体9の上辺に設けた切欠部14と、提げ手10とで形成した空間部によ り、手提げバックの使用状態から、すぐさま肩に掛けるショルダーバックへの移 行使用を可能とした。また、非使用時には収納袋3に袋本体9及び提げ手10が 収納され、全体をコンパクトにすること により携帯性と、ストック(手持ち) バックとしての効用が顕著となつた。
【図1】本考案の一実施例による手提げ袋を示す斜視図
である。
である。
【図2】同上手提げ袋を把手体に収納した状態を示す斜
視図である。
視図である。
【図3】同上手提げ袋を使用するために把手体を開いた
状態を示す斜視図である。
状態を示す斜視図である。
【図4】同上手提げ袋を使用するために収納袋から引き
出す状態を示す斜視図である。
出す状態を示す斜視図である。
【図5】同上手提げ袋の使用状態の一例を示す斜視図で
ある。
ある。
【図6】同上他の使用状態を示す斜視図である。
【図7】同上他の使用状態を示す斜視図である。
【図8】同上他の使用状態を示す斜視図である。
【図9】本考案の他の実施例による手提げ袋を示す斜視
図である。
図である。
【図10】同上手提げ袋の使用状態を示す斜視図であ
る。
る。
【図11】同上手提げ袋の使用状態を示す斜視図であ
る。
る。
【図12】従来例による手提げ袋の一例を示す斜視図で
ある。
ある。
【図13】同上手提げ袋の収納過程を示す斜視図であ
る。
る。
【図14】同上手提げ袋の収納状態を示す斜視図であ
る。
る。
【図15】従来例による把手体の一例を示す斜視図であ
る。
る。
【図16】同上他の把手体を示す斜視図である。
1 把手体 2 本体 3 収納袋 4 縁とり 5 係止部 6 ホック 7 可撓性線状体 8 結合部 9 袋本体 10 提げ手 11 開口部 12 フック 13 手提げ袋 14 切欠部
Claims (7)
- 【請求項1】 物品を収容するための袋本体と、この袋
本体の開口部に設けたアーチ状の一対の提げ手と、この
提げ手の一方の中央に設けた把手体とで構成され、この
把手体に収納袋が設けられている手提げ袋。 - 【請求項2】 手提げ袋として非使用時には、袋本体及
び提げ手を収納袋に収容する、請求項1に記載した手提
げ袋。 - 【請求項3】 把手体が提げ手と一体に形成されている
請求項1に記載した手提げ袋。 - 【請求項4】 提げ手の範囲に袋本体の開口縁から下方
に所要の切欠部を設けた請求項1に記載の手提げ袋。 - 【請求項5】 把手体にリング状のフックが設けられて
いる、請求項2に記載した手提げ袋。 - 【請求項6】 把手体に係止部が設けられ収納時には前
記把手体の閉じ部を固定する、請求項2に記載した手提
げ袋。 - 【請求項7】 主材料が柔軟性の材料からなる、請求項
1に記載した手提げ袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996001818U JP3027925U (ja) | 1996-02-13 | 1996-02-13 | 手提げ袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996001818U JP3027925U (ja) | 1996-02-13 | 1996-02-13 | 手提げ袋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3027925U true JP3027925U (ja) | 1996-08-20 |
Family
ID=43163016
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996001818U Expired - Lifetime JP3027925U (ja) | 1996-02-13 | 1996-02-13 | 手提げ袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3027925U (ja) |
-
1996
- 1996-02-13 JP JP1996001818U patent/JP3027925U/ja not_active Expired - Lifetime
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