JP3026726U - 洗米器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 家庭におけるお米洗いは、それぞれの家庭の
経験と蓄積された技術でおこなっている。このため、各
家庭では手作業の労力を多く必要としているのが現状で
ある。そこで、美味しいご飯を炊くために洗米器を考
え、お米を簡単に洗うことができるようにしたものであ
る。また、洗米後、ざるを移動しなくても、お米の乾燥
を同時にすることができるようにしたものである。そし
て、環境資源の水を大切にするため、洗米用の水の使用
を少なくしようとしたものである。 【構成】 この洗米器は、ざる（２）と攪拌用および捏
ねるための木製器具（３）で構成している。ざる（２）
は、特製であり釜（１）の中に図のように設置したもの
である。ざる（２）および木製器具（３）は、ゆるやか
な円錐台型である。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、炊飯のための洗米器に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

家庭におけるお米洗いは、それぞれの経験により蓄積された技術でお こなっている。〔ＮＨＫ・ＴＶ．１９９５年１０月１８日（水）放映〕 （ためしてガッテン「おいしいご飯」初公開・うまさの秘密）

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

お米洗いは、経験に頼っているため、次のような難点がある。 （イ）美味しいご飯を炊くためには、手作業の労力を多く必要として いる。 （ロ）洗ったお米をざるに移して乾燥させる作業がある。 （ハ）お米を洗うために環境資源の多くの水を使用している。

【０００４】

【問題を解決しようとするための手段】

洗米器は、図のように予め炊飯用の釜の中に特製のざるを設置してお き、その中で木製器具によりお米を攪拌し、捏ねる構造になっている。 また、洗米後、ざるを移動しなくても簡単にお米を乾燥させる準備を することができる。そして、環境資源の水を大切にすることができる。

【作用】

【０００５】 この洗米器は、お米洗いの手作業の労力を少なくすることができる。 そして、美味しいご飯を容易に炊くことができる。

【０００６】

【実施例】

以下、本案の実施例について説明する。 （イ）まず、計量したお米を釜の中に設置したざるに入れ、軽く 一回洗った後、木製器具を用いてお米を研ぐように繰り返 し力を加える。そして、ざるを上下左右に動かし、水洗い をすると、不要なものは洗い流される。 （ロ）つぎに、ざるを釜の中に入れ、乾燥の準備をする。 （ハ）乾燥したらお米を釜の中に移し、適量の水を加えると美味 しいご飯の炊く準備は完了する。

【０００７】

【考案の効果】

本考案は、以上の構造でこれを使用するなら次のような効果があ る。 （イ）洗米器は、美味しいご飯を炊くための手間を少なくすることが できる。 （ロ）洗ったお米をざるに移す作業を省略することができる。 （ハ）環境資源の水の使用を節約することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図である。

【図２】本考案の要部断面図である。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】炊飯用の釜（１）の中に設置したざる
   （２）および木製器具（３）である。