JP3026534B2 - 通信チャネル設定方法 - Google Patents

通信チャネル設定方法

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JP3026534B2
JP3026534B2 JP19358693A JP19358693A JP3026534B2 JP 3026534 B2 JP3026534 B2 JP 3026534B2 JP 19358693 A JP19358693 A JP 19358693A JP 19358693 A JP19358693 A JP 19358693A JP 3026534 B2 JP3026534 B2 JP 3026534B2
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準基 三鬼
文雄 真野
賢治 岡田
清美 雲崎
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、時分割多元接続方式に
おいて、1台の親装置が複数の子装置にタイムスロット
の割り当てを行う際に適用する通信チャネル設定方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】時分割多元接続方式では、各装置が使用
するタイムスロットを割り当てて通信チャネルの設定を
行う必要がある。これには、親装置と子装置との間の伝
送遅延時間を知る必要があり、それを測定する専用のタ
イムスロットを設けることが多い。
【0003】子装置は、通信開始時にこのタイムスロッ
トに伝送遅延時間測定用の信号を送出するが、そのとき
他の子装置の信号との衝突を避けるための制御が必要と
なる。例えばポーリング方式では、親装置が子装置1台
ごとに順番に伝送遅延時間測定用の信号を送出する許可
を与える。通信要求を持つ子装置は、この許可信号を受
信してから伝送遅延時間測定用の信号を送出する。これ
により衝突が回避される。親装置は、許可信号を送信し
た子装置からの伝送遅延時間測定用の信号を受信する
と、その送受信時間差から伝送遅延時間を測定する。そ
の後、その子装置に割り当てる下りタイムスロットの位
置と上りタイムスロットの位置、すなわち信号の送受信
タイミングの情報を送信する。その子装置は、この情報
に従ったタイムスロットを使って通信を開始する。
【0004】このようにポーリング方式では、親装置は
特定の子装置に対して、伝送遅延時間測定用の信号を送
出する許可と、使用するタイムスロットの位置情報(通
信チャネル設定データ)を送信するようになっている。
これらの情報(下り信号)は、特定の子装置だけに受け
取られることが必要であり、他の子装置が誤って使用し
ないように子装置の識別番号が付加される。ここで、従
来の下り信号のフレーム構成例を図2に示す。下り信号
は、伝送遅延時間測定用の信号の送出許可を与える子装
置の識別番号を指定する領域1、通信チャネル設定デー
タを指定する領域2、実際の通信に使用される複数の通
信チャネル3-1〜3-10 、その他により構成される。な
お、通信チャネル設定データのうち、子装置が上り信号
を送出するタイムスロットの位置は、その子装置の上り
信号と他の子装置の上り信号が衝突しないように、親装
置が伝送遅延時間の測定値から計算している。
【0005】いま、識別番号として「1」が指定されて
いるとすると、1番の子装置だけが伝送遅延時間測定用
の信号を送信することができる。そして、通信チャネル
設定データとして、例えば「4」と「130 」が与えられ
ると、1番の子装置は下り通信チャネルとして4番のタ
イムスロットを使用し、上り信号は下りフレームの先頭
を受信してから 130タイムスロット後に送出することに
なる。このようにして、従来の時分割多元接続方式では
通信チャネルの設定を行っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、時分割多元
接続方式では、少なくとも下り方向は放送形式になって
おり、複数の子装置が信号を共用している。このとき、
通信内容は暗号化することにより通信の秘密を守ること
ができるが、さらに特定の子装置が通信を開始したかど
うかを他の子装置に知られないようにする必要がある。
しかし、従来方式では、通信チャネルの設定の際に、下
り信号として子装置の識別番号と通信チャネル設定デー
タを送信しており、通信を開始した子装置を特定できる
ようになっていた。
【0007】本発明は、時分割多元接続方式において、
他の子装置が通信を開始したかどうかの特定を不能とす
る通信チャネル設定方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、時分割多元接
続方式における通信チャネル設定方法において、下り信
号に子装置を指定する識別番号とともに、暗号化された
ポインタ情報を設け、ポインタで示される位置に通信チ
ャネル設定データを格納し、ポインタで指定された通信
チャネル設定データの書き換えタイミングを識別番号指
定とは無関係なタイミングで行うことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明は、下り信号に子装置を指定する識別番
号と、ポインタ指定の通信チャネル設定データを格納す
る。その上で、通信チャネル設定データの書き換えタイ
ミングと識別番号の指定とを無関係にする。これによ
り、識別番号(子装置)と通信チャネル設定データ(通
信の開始)との対応関係をとることができず、他の子装
置は、特定の子装置が通信を開始したかどうかを知るこ
とができなくなる。
【0010】
【実施例】図1は、本発明の通信チャネル設定方法に適
用する下り信号のフレーム構成例を示す。
【0011】図において、下り信号は、伝送遅延時間測
定用の信号の送出許可を与える子装置の識別番号を指定
する領域1、通信チャネル設定データを指定する複数の
領域2-1〜2-7、実際の通信に使用される複数の通信チ
ャネル3-1〜3-7、その子装置に割り当てた通信チャネ
ル設定データの領域(2-1〜2-7)を表すポインタを暗
号化して指定する領域4、その他により構成される。な
お、通信チャネル設定データには、その子装置に割り当
てる下りタイムスロットの位置と上りタイムスロットの
位置が含まれる。
【0012】この通信チャネル設定データは、識別番号
の指定が一巡したときに書き換えられる。たとえば、1
番から10番までの子装置が接続されている場合に、親装
置は識別番号を「1」から「10」まで順番に一定周期で
指定する。ここで、5番の子装置が通信要求をもってい
たとすると、領域1に「5」が指定されたときに伝送遅
延時間測定用の信号を送出する。親装置は、その信号を
受信すると、「5」を指定してから伝送遅延時間測定用
の信号が受信されるまでの時間差から伝送遅延時間を測
定する。その後、識別番号が一巡して「1」になるのを
待って、ポインタで指定した位置にある通信チャネル設
定データを書き換える。
【0013】一方、5番の子装置は、識別番号が一巡し
て「1」になるのを待って、ポインタで指定された位置
にある通信チャネル設定データを読み込み、そのデータ
で指定された下りタイムスロットと上りタイムスロット
を使用して通信を開始する。
【0014】この場合に、ポインタがその子装置だけが
有する情報で暗号化されていること、さらにそのポイン
タで指定された通信チャネル設定データの書き換えタイ
ミングが識別番号指定とは無関係に常に識別番号「1」
の時であることから、他の子装置はその子装置が使用す
るタイムスロットを割り出すことができない。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、子装置が
使用するタイムスロットを他の子装置から隠蔽すること
ができる。したがって、子装置の通信開始を他の子装置
から知ることができなくなるので、より高レベルの通信
の秘密を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信チャネル設定方法に適用する下り
信号のフレーム構成例を示す図。
【図2】従来の下り信号のフレーム構成例を示す図。
【符号の説明】
1 子装置の識別番号を指定する領域 2 通信チャネル設定データを指定する領域 3 通信チャネル 4 ポインタを暗号化して指定する領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 雲崎 清美 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 昭48−86424(JP,A) 特開 昭61−150423(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親装置が各子装置に順番に伝送遅延時間
    測定用の信号を送出する許可を与え、この許可を受けた
    子装置が伝送遅延時間測定用の信号を送出し、この信号
    を受信した親装置が子装置との間の伝送遅延時間を測定
    し、得られた通信チャネル設定データを有する下り信号
    を送出してその子装置の通信チャネルを設定する通信チ
    ャネル設定方法において、 前記下り信号に子装置を指定する識別番号とともに、暗
    号化されたポインタ情報を設け、ポインタで示される位
    置に前記通信チャネル設定データを格納し、 前記ポインタで指定された通信チャネル設定データの書
    き換えタイミングを識別番号指定とは無関係なタイミン
    グで行うことを特徴とする通信チャネル設定方法。
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JPH0750875A JPH0750875A (ja) 1995-02-21
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