JP3026263B1 - 金属端子付きガス拡散電極、その製造方法及びガス拡散電極の実装方法 - Google Patents

金属端子付きガス拡散電極、その製造方法及びガス拡散電極の実装方法

Info

Publication number
JP3026263B1
JP3026263B1 JP11037534A JP3753499A JP3026263B1 JP 3026263 B1 JP3026263 B1 JP 3026263B1 JP 11037534 A JP11037534 A JP 11037534A JP 3753499 A JP3753499 A JP 3753499A JP 3026263 B1 JP3026263 B1 JP 3026263B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas diffusion
diffusion electrode
metal terminal
metal
silver
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP11037534A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000239877A (ja
Inventor
長一 古屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Chemicals Inc
Toagosei Co Ltd
Kaneka Corp
Original Assignee
Mitsui Chemicals Inc
Toagosei Co Ltd
Kaneka Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Chemicals Inc, Toagosei Co Ltd, Kaneka Corp filed Critical Mitsui Chemicals Inc
Priority to JP11037534A priority Critical patent/JP3026263B1/ja
Priority to EP00103148A priority patent/EP1029946A3/en
Priority to CNB001026186A priority patent/CN1148468C/zh
Priority to CN200410028614.7A priority patent/CN1702198B/zh
Priority to US09/504,866 priority patent/US6399236B1/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3026263B1 publication Critical patent/JP3026263B1/ja
Publication of JP2000239877A publication Critical patent/JP2000239877A/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrodes For Compound Or Non-Metal Manufacture (AREA)
  • Inert Electrodes (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】 電解槽給電部とを強固に結合でき、電解槽に
容易に装着でき、装着後、長期に電解を行ってもその間
給電抵抗が低く、液漏れもほとんどない金属端子付きガ
ス拡散電極、その製造方法、及びガス拡散電極の実装方
法を提供する。 【解決手段】 ガス拡散電極と金属端子とを少なくても
一部を重ね合わせ、温度200℃〜400℃,プレス圧
5kg/cm2 以上の条件下でホットプレスすることに
より該金属端子が接合されたガス拡散電極。金属端子
は、銀、銀合金、金、白金、パラジウムからなる群から
選ばれる金属材、又はその選ばれた金属でニッケル又は
ニッケル基合金を被覆した金属材であるとよい。ガス拡
散電極を構成する部材である反応層シートとガス供給層
シートと集電体とを積層するとともに、一部に金属端子
も合わせて積層し、使用したフッ素樹脂の融点以上、4
00℃以下の温度、プレス圧5kg/cm2 以上の条件
下でホットプレスして製造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属端子付きガス
拡散電極、その製造方法、及びガス拡散電極の実装方法
に関し、更に詳しくは、例えば食塩電解等に使用される
ガス拡散電極として、電極パンに容易に取り付けられ、
集電も容易である金属端子付きガス拡散電極、その製造
方法、及びガス拡散電極の実装方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、食塩電解工業では酸素陰極にガス
拡散電極を使用する場合には、通常、電極への通電は、
ガス拡散電極から電極周囲に出してある金属網を陰極パ
ンに溶接し、シール剤で陰極からの漏れ止めをしてい
た。しかし、実用電解槽では1.2m×2.4mほどの
大型化電極となると、ガス拡散電極の周囲からだけでは
十分な給電ができない。そのため、液圧をガス圧より大
きくして差圧で電極背面とガス室の金属多孔体との接触
抵抗を低下させる方法等が考えられている。
【0003】
【解決しようとする課題】しかし、長期間の運転では、
どうしても液漏れ等が起きる。液漏れが起きれば接触界
面の腐食、酸化膜の生成等で、接触抵抗が大きくなる欠
点がある。そこで、ガス拡散電極と電解槽給電部とを強
固に結合でき、且つ給電抵抗も低い、ガス拡散電極と電
解槽との接合方法の実現が望まれていた。そこで本発明
は、電解槽給電部とを強固に結合でき、電解槽に容易に
装着でき、装着後、長期に電解を行ってもその間給電抵
抗が低く、液漏れもほとんどない金属端子付きガス拡散
電極、その製造方法、及びガス拡散電極の実装方法を提
供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、フッ素樹
脂を使用したガス拡散電極と金属端子との接続を強固に
かつ液漏れの問題がないようにする手段について種々研
究した結果、ガス拡散電極と薄板から作られた銀端子と
を接触させ、接触面に200℃〜400℃,5kg/c
2 以上の条件で加温、加圧すると銀端子とガス拡散電
極とは強固に接合され、そのようなガス拡散電極を電解
槽で陰極に用いると、液漏れもほとんど無いことを見い
だすことにより本発明に到達した。
【0005】すなわち、本発明は上記目的を以下の手段
で前記の課題を解決した。 (1)ガス拡散電極と金属端子とを少なくても一部を重
ね合わせ、温度200℃〜400℃,プレス圧5kg/
cm2 以上の条件下でホットプレスすることにより該金
属端子が接合されたガス拡散電極。 (2)金属端子は、銀、銀合金、金、白金、パラジウム
からなる群から選ばれる金属材、又はその選ばれた金属
でニッケル又はニッケル基合金を被覆した金属材である
前記(1)記載のガス拡散電極。 (3)フッ素樹脂を使用したガス拡散電極を構成する部
材である反応層シートとガス供給層シートと集電体とを
積層するとともに、一部に金属端子も合わせて積層し、
前記フッ素樹脂の融点以上、400℃以下の温度、プレ
ス圧5kg/cm2 以上の条件下でホットプレスするこ
とを特徴とする金属端子付きガス拡散電極の製造方法。 (4)前記(1)のガス拡散電極の金属端子を電解槽の
電極パンに固定し、通電部とすることを特徴とするガス
拡散電極の実装方法。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を説明す
るが、本発明はこれに限定されない。図1は、本発明の
ガス拡散電極の1例の断面図を示すものである。図に示
すように、集電体4である銀網と反応層2とガス供給層
3とを積層したガス拡散電極1を設け、その上の一角に
銀製円盤状の金属端子5(径10mm、0.2mm厚)
を乗せ、260℃、重なったところの面圧を80kg/
cm2 でホットプレスを行い、銀製円盤状の上記金属端
子5をガス拡散電極1に接合してある。図2は、ガス拡
散電極1に貫通穴6を開けて金属端子5をホットプレス
した例の断面図を示している。貫通穴6は、ガス拡散電
極1の所々に径5mmの大きさのものを開け、そこに銀
円盤(金属端子5)を置き、同様にホットプレスしてい
る。金属端子5は、例えばガス拡散電極1を水平にして
その上側面に設けてもよく、下側面に設けてもよい。金
属端子5は必ずしも板状である必要はない。縁のある例
えばピン状でもよい(図9〜11参照)。金属端子5の
形状は円形、長方形等任意に変えることができる。
【0007】ガス拡散電極1の集電体4は銀網、銀多孔
体、銀メッキニッケル網、銀メッキニッケル多孔体等任
意に選択できる。金属端子5のガス拡散電極1と直接接
合する縁部は、例えば銀製であるとよいが、その縁部の
厚さは0.05〜0.3mmがよい。厚みがこの程度に
薄くフレキシブルであれば、変形しても壊れにくくてよ
い。素材は純銀が望ましいが、ホットプレス条件が高
温、高圧であれば、各種銀合金を用いることができる。
具体的には金、白金、パラジウム等の耐食性で展延性の
金属であれば使用できる。基材をニッケル等で形成し、
その上に銀メッキを施すか、又は銀ニッケルクラッド材
としてもよい。ガス拡散電極との接合面に、柔らかなで
プレス条件下で酸素を吸着しない金属が介在すれば、接
合が容易である。ホットプレスの条件は、ガス拡散電極
の構成材料として使用したフッ素樹脂の溶融点以上、4
00℃以下の温度で、例えば温度200℃〜400℃の
範囲が好適である。プレス温度が200℃より低いと接
合力が小さく、400℃より高いとPTFEの分解が始
まるので好ましくない。プレス圧力は、低いと接合力が
小さいので大きい方がよく、5kg/cm2 以上とす
る。実用的な圧力は20kg/cm2 〜100kg/c
2 程度である。
【0008】図3は、ガス拡散電極1の積層構造の間に
金属端子5の縁部7を挿入した例の断面図である。銀製
の金属端子5を縁部7のある凸型で設け、ガス拡散電極
1との接合は、ガス拡散電極1の積層構造の間に縁部を
挿入して行っている。銀端子はホットプレスの時にはさ
みこむ。図1の例では、ガス拡散電極1の表面に接合し
た例を示したが、図3のように、ガス拡散電極1の積層
素材と共にホットプレスしてもよい。前記縁部7はフラ
ンジと同様なものである。ガス拡散電極1に接合された
金属端子5は、電極パンにレーザー溶接、スポット溶接
又はねじ止めすることで強固に固定することができる。
【0009】図4は、ガス拡散電極1に貫通穴6を設け
てその外周全部を覆うようにはと目状の金属端子5を設
けた例を示す断面図である。図4に示すように、金属端
子5を設けた箇所は、ガス拡散電極1の肉厚方向に貫通
する貫通穴6を有し、金属端子5で穴部周囲をはと目状
に固めることで接合しており、この貫通穴6にボルトを
通しかつシール材でシールすることにより電極パンなど
の一部にねじ止めできる構造を形成している。この構造
ではガス拡散電極の貫通穴6に面する反応層及びガス供
給層の部分が金属端子5で完全に被覆されているので、
それらの部分から液が浸入する問題が生じない。
【0010】図5は、ガス拡散電極1に貫通穴6を設け
て金属端子5を設けた場合の第二の例を示す断面図であ
る。図5に示すように、金属端子5を設けた箇所は、ガ
ス拡散電極1の肉厚方向に貫通する貫通穴6を有すると
ともに、金属端子5は、貫通穴6の周囲を固め、さらに
ガス拡散電極1の裏表どちらか一方の面と同一の面に閉
塞板8を当て、貫通穴6を閉塞して底部9を形成してい
てもよい。接合上、ガス拡散電極1の裏面に設けること
が好ましい。貫通穴6の底部9は、電極パン10に支持
リブ11を設け、その支持リブ11にレーザー溶接ある
いはスポット溶接13をするとよい。なお、電極パン1
0は給電リブ12上に溶接するのが望ましい。
【0011】図6は、ガス拡散電極1と、金属端子5a
〜cとの各種の接合方法のうちの三例を示す断面図であ
る。給電リブ12で陰極パン(電極パン10)を支え、
陰極パンの上に平面的にガス室多孔体14を並べ、隣接
するガス室多孔体14の相互間には支持リブ11を陰極
パン10の上で配してある。金属端子5aは、これをガ
ス拡散電極1の上面に設け、支持リブ11と接合してい
る。連結金属端子5bは、これをガス拡散電極1の裏面
に設け、支持リブ11にレーザー溶接13で接合してい
る。金属端子5cは、これをガス拡散電極1の積層構造
の間に介装し、支持リブ11に付け合わせ溶接してい
る。
【0012】図7は、ガス拡散電極1と、金属端子5と
の接合方法のうちの第四の例を示す断面図である。一般
に、陰極パン(電極パン10)とガス拡散電極1とを連
結する際、陰極パンとガス拡散電極1との間は1mm程
度のガス室空間15を設けるとよい。ガス拡散電極1
は、例えば銀メッキ発泡ニッケル体を使用した反応層2
とガス供給層3との積層体で形成する。ガス拡散電極1
に、所々貫通穴6を設け、当該貫通穴6に凸型に形成し
た金属端子5を埋設する。金属端子5は、上端と中段と
に、2mm程度の幅広の縁部7を上下に有する有底の筒
状体16で設け、深さは上記積層体の厚み分を約1mm
程度上回る程度とする。貫通穴6の肉厚を金属端子5の
上下2段の縁で挟み、上端面をガス拡散電極1の上面と
そろえて金属端子5を埋設し、接合する。さらに、金属
端子5の底面外側を陰極パンにレーザー溶接又は抵抗溶
接する。有底の筒状体16底部をレーザー溶接、抵抗溶
接する際は、当て金をするとよい。
【0013】図8は、有底の筒状に設けた金属端子5の
一例を示す断面図である。上端の縁部7は、銀厚0.2
mm〜0.1mmがよい。図9〜11は、板状の部材に
ピン部を接合してなる金属端子5の例である。図9は、
板状の部材の片側面からピン部17を突設している。ピ
ン部17は中空でも無垢でもよい。図10は、ピン部1
7の途中に板状の縁材7を鍔状に設けてある。図11で
は、釘状のピン部17を設けている。釘状のピン部17
は、抵抗溶接する場合に適している。
【0014】
【実施例】以下、実施例を示すが本発明はこれに限定さ
れない。 実施例1 4%トライトン(界面活性剤)200部に、疎水性カー
ボンブラック(デンカブラック、平均粒径390Å、電
気化学工業社製)2部を添加し、撹拌して分散する。こ
のカーボンブラック分散液を水で冷却しながら超音波分
散機(ブランソン製、500W)で5分間分散させた。
その結果、平均粒子径は1.6ミクロンとなった。この
分散液に銀コロイド(田中貴金属社製試作品、平均粒径
0.1ミクロン)10部(重量)を加え、撹拌混合す
る。更に、PTFEディスパージョンD−1(平均粒径
0.3ミクロン、ダイキン工業社製)1.5部を加え、
撹拌混合する。この分散液にイソプロピルアルコールを
300部加えて自己組織化させ、ろ過する事で反応層原
料とする。
【0015】ロール法で反応層とガス供給層が積層され
たシートを製造し、80℃で3時間乾燥、界面活性剤を
エタノール抽出装置で除去し、80℃で5時間、乾燥し
て反応層ガス拡散層接合シートを得た。この反応層ガス
拡散層接合シートを31cm×121cmの長方形にカ
ットした。疎水性カーボンブラックとPTFE(40
%)から同様に作成したガス供給層シートも同じ大きさ
にカットする。線径0.1mm、50メッシュの銀網を
32cm×122cmの長方形にカットする。銀網、前
記接合シート、ガス供給層シートの順で重ね、50kg
/cm2 で350℃、60秒間プレスする事で電極を得
た。ガス拡散電極の周囲の銀網を反応層側に折り曲げて
おく。作成したガス拡散電極板に縦5cm、横5cm毎
に5mm径の穴を開け、0.2mm厚、径1cmの凸型
銀端子を穴に差し込み並べた。
【0016】0.2mm厚、幅1cmの銀ベルトで内側
が30cm×120cmとなる銀枠を作成しておき、上
記ガス拡散電極と銀枠を重ね、圧力50kg/cm2
温度300℃でホットプレスを行い、銀枠付きで銀端子
付きガス拡散電極を得た。次に、電極パンに周囲の銀枠
とそれぞれの銀端子をレーザー溶接する事でガス拡散電
極板を電極パンに接合した。より大きな電極とする場合
にはこの電極を並べて、電極パンに溶接すればよい。こ
の電極接合体は液漏れが無く安定して電解ができること
が確認できた。この電極接合体を酸素陰極として用いて
食塩電解を行った。90℃、32%NaOH、30A/
dm2 で1.98Vの電解槽電圧が得られた。
【0017】実施例2 実施例1ではガス拡散電極をホットプレスした後、銀板
と接合したが、反応層ガス拡散層接合シートと銀端子、
銀網、ガス供給層シートの順で重ね合わせ、50kg/
cm2 で350℃、60秒間プレスする事で銀端子付き
ガス拡散電極板を得た。 実施例3 実施例1と同様な反応層原料を銀メッキニッケル発泡体
に充填して反応層シートを作製した。ガス供給層シート
を用い、これらのシートの間に銀網と共に図7に示す様
に0.1mm厚3mm幅の縁部を持った銀端子を挟み込
み、50kg/cm2 で350℃、60秒間プレスする
事で銀端子付きガス拡散電極を得た。銀端子の凸部と電
極パンをレーザー溶接すると強固に接合され、電極もし
っかりしているのでガス室の多孔体は必要なかった。
【0018】実施例1〜3は、いずれもガス拡散電極と
銀端子とを電極パンに、液漏れ、ガス漏れ無く強固に接
合できた。電極パン、給電体とガス拡散電極との接合
は、銀端子を介して行うことが可能となった。電極パン
又は電解槽に接合された銀端子は、給電体との間でレー
ザー溶接、抵抗圧着、かしめ等で接合できる。電解槽に
装着し、電解を長期に渡って行っても給電抵抗が低く、
液漏れのない非常に安定な酸素陰極が得られた。
【0019】
【発明の効果】本発明の金属端子付きガス拡散電極は、
上記のような構成でなるから、ガス拡散電極と金属端子
との接合が強固であり、かつその金属端子の設置箇所も
多くすることができ、導電性も良好となり、かつその金
属端子を介して電極パンなどに強固に接続することがで
き、その接続手段も種々あるので電解槽などに容易に装
着でき、装着後、長期に電解を行ってもその間給電抵抗
が低く、液漏れもない安定な酸素陰極などが得られる。
金属端子は多数設けることができるので集電も容易であ
る。その製造方法も簡単な手段であり、容易に行うこと
ができ、前記した金属端子との接合が強固なガス拡散電
極が得られる。ガス拡散電極の実装方法では、電解槽な
どに容易に装着することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガス拡散電極の1例の断面図を示す。
【図2】ガス拡散電極に貫通穴を開けて金属端子をホッ
トプレスした例の断面図を示す。
【図3】ガス拡散電極の積層構造の間に金属端子の縁部
を挿入した例の断面図を示す。
【図4】ガス拡散電極に貫通穴を設けてその外周全部を
覆うようにはと目状の金属端子を設けた例の断面図を示
す。
【図5】ガス拡散電極に貫通穴を設けて金属端子を設け
た場合の第二の例の断面図を示す。
【図6】ガス拡散電極と金属端子との各種の接合方法の
うちの第三の例の断面図を示す。
【図7】ガス拡散電極と金属端子との接合方法のうちの
第四の例(有底の筒体で設けた金属端子を用いた場合)
の断面図を示す。
【図8】縁部を有する有底の筒体からなる金属端子の断
面図を示す。
【図9】ピン部を有する金属端子の一例の断面図を示
す。
【図10】先端が尖ったピン部を有する金属端子の一例
の断面図を示す。
【図11】途中に鍔が付いているピン部を有する金属端
子の一例の断面図を示す。
【符号の説明】
1 ガス拡散電極板 2 反応層 3 ガス供給層 4 集電体 5 金属端子 6 貫通穴 7 縁部 8 閉鎖板 9 底部 10 電極パン 11 支持リブ 12 給電リブ 13 溶接部 14 ガス室多孔体 15 ガス室空間部 16 円筒状部 17 ピン部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古屋 長一 山梨県甲府市中村町2−14 (56)参考文献 特開 平7−207482(JP,A) 特開 平2−30784(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C25B 1/00 - 15/08

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス拡散電極と金属端子とを少なくても
    一部を重ね合わせ、温度200℃〜400℃,プレス圧
    5kg/cm2 以上の条件下でホットプレスすることに
    より該金属端子が接合されたガス拡散電極。
  2. 【請求項2】 金属端子は、銀、銀合金、金、白金、パ
    ラジウムからなる群から選ばれる金属材、又はその選ば
    れた金属でニッケル又はニッケル基合金を被覆した金属
    材である請求項1記載のガス拡散電極。
  3. 【請求項3】 フッ素樹脂を使用したガス拡散電極を構
    成する部材である反応層シートとガス供給層シートと集
    電体とを積層するとともに、一部に金属端子も合わせて
    積層し、前記フッ素樹脂の融点以上、400℃以下の温
    度、プレス圧5kg/cm2 以上の条件下でホットプレ
    スすることを特徴とする金属端子付きガス拡散電極の製
    造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1のガス拡散電極の金属端子を電
    解槽の電極パンに固定し、通電部とすることを特徴とす
    るガス拡散電極の実装方法。
JP11037534A 1999-02-16 1999-02-16 金属端子付きガス拡散電極、その製造方法及びガス拡散電極の実装方法 Expired - Fee Related JP3026263B1 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11037534A JP3026263B1 (ja) 1999-02-16 1999-02-16 金属端子付きガス拡散電極、その製造方法及びガス拡散電極の実装方法
EP00103148A EP1029946A3 (en) 1999-02-16 2000-02-16 Gas diffusion electrode assemblies and process for producing the same
CNB001026186A CN1148468C (zh) 1999-02-16 2000-02-16 气体扩散电极组件及其生产方法
CN200410028614.7A CN1702198B (zh) 1999-02-16 2000-02-16 气体扩散电极组件及其生产方法
US09/504,866 US6399236B1 (en) 1999-02-16 2000-02-16 Gas diffusion electrode assemblies and processes for producing the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11037534A JP3026263B1 (ja) 1999-02-16 1999-02-16 金属端子付きガス拡散電極、その製造方法及びガス拡散電極の実装方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP3026263B1 true JP3026263B1 (ja) 2000-03-27
JP2000239877A JP2000239877A (ja) 2000-09-05

Family

ID=12500202

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11037534A Expired - Fee Related JP3026263B1 (ja) 1999-02-16 1999-02-16 金属端子付きガス拡散電極、その製造方法及びガス拡散電極の実装方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP3026263B1 (ja)
CN (1) CN1702198B (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5031336B2 (ja) 2006-11-21 2012-09-19 ペルメレック電極株式会社 食塩電解用酸素ガス拡散陰極
DE102010054159A1 (de) * 2010-12-10 2012-06-14 Bayer Materialscience Aktiengesellschaft Verfahren zum Einbau von Sauerstoffverzehrelektroden in elektrochemischen Zellen und elektrochemische Ze lle

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5456813A (en) * 1993-01-26 1995-10-10 Societe Anonyme: Saft Method of joining a metal connection tab to an electro-chemical cell electrode having a foam-type support, and an electrode obtained by the method
JP3628756B2 (ja) * 1995-04-28 2005-03-16 ペルメレック電極株式会社 ガス拡散電極

Also Published As

Publication number Publication date
CN1702198B (zh) 2012-07-25
CN1702198A (zh) 2005-11-30
JP2000239877A (ja) 2000-09-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4693946A (en) Battery with modular air cathode and anode cage
JP5656592B2 (ja) 二次電池
EP0964461B1 (en) Non-aqueous electrolyte secondary cell
CN101916876B (zh) 对高功率电化电池内连接外部施加激光焊接的方法和设计
US10640876B2 (en) Electrical interconnects for battery cells
CA1110202A (en) Bipolar electrode
US6241790B1 (en) Electrode, cell using the same and process for producing electrode
US4756980A (en) Battery with modular air cathode and anode cage
US10164237B2 (en) Air battery cell with electrically conductive members and battery pack
JPH03119651A (ja) 電気化学セルのための多孔質支持体をもつ電極の製造方法及び前記方法によって得られる電極
US6423194B1 (en) Gas diffusion electrode and brine electrolytic bath
US6399236B1 (en) Gas diffusion electrode assemblies and processes for producing the same
GB2200068A (en) Ultrasonic welding technique, particularly for welding contact tab to battery electrode
JPWO2005045970A1 (ja) 燃料電池およびその製造方法
JP3026263B1 (ja) 金属端子付きガス拡散電極、その製造方法及びガス拡散電極の実装方法
CN109273660A (zh) 一种动力电池顶盖组件、动力电池及电池模组
KR101566040B1 (ko) 높은 전류 용량의 에너지 전달 장치용 캡 조립체
US4788764A (en) Method of making a unitized electrode assembly
JP3026264B1 (ja) ガス拡散電極―縁材接合体とその製造方法
JP3041788B1 (ja) ガス拡散電極構成材と金属材との接合方法
CN210576188U (zh) 一种高抗氧化能力的铜排软连接结构
JP2013084448A (ja) 複数の極板構成部材の接合方法
JP2001093488A (ja) 電 池
JP3002992B1 (ja) 金属枠付き凸型ガス拡散電極及びイオン交換膜法食塩電解槽
US3966496A (en) Electrode assembly for air depolarized cells

Legal Events

Date Code Title Description
S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees