JP3025869U - 画材収納用バッグ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 内部を乾燥させるために設ける通気孔の位置
や数を自由に設定でき、その通気孔の縁を破損しないよ
うに補強することができ、その上、コストアップを避け
ることができる斬新な画材収納用バッグを提供する。 【解決手段】 バッグ本体１の胴部の一部又は全体にハ
トメ２付きの複数の通気孔３を設けたことを特徴とす
る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、スケッチをするときに使用する絵の具や筆などの画材を専用に収納 して学童等が持ち運ぶ画材収納用バッグに関する。

【０００２】

【従来の技術】

画材収納用バッグは水に濡れた筆などを収納するので内部が湿りがちになる。 そこで内部を乾燥させる必要があり、従来、通気性の良いメッシュ地で胴部の一 部又は全体を形成したものが公知である。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかしながら、メッシュ地を使用するとコストアップになる問題があり、又、 メッシュの目が通気孔となるので、その通気孔の位置や数を自由に設定できない という不便がある。更に、メッシュの通気孔は縁が破損しやすいという問題もあ る。

【０００４】 そこで本考案は、通気孔の位置や数を自由に設定でき、その通気孔の縁を破損 しないように補強することができ、その上、コストアップを避けることができる 通気性に優れた斬新な画材収納用バッグの提供を目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために、本考案の画材収納用バッグは、バッグ本体１の胴 部の一部又は全体にハトメ２付きの複数の通気孔３を設けたことを特徴とする構 成を採るものである。

【０００６】

【実施例】

図は本考案実施例の画材収納用バッグを示したものである。横に長いバッグ本 体１は、上面と襠部の一部をファスナー４によって開閉自在とし、肩掛けベルト ５と提げ手６を取り付けて携帯できるように構成されている。そして、バッグ本 体１における前胴部７の下半部にポケット８を設け、前胴部７における上半部の 一端に横３行、縦５列の配列でハトメ２付きの複数の通気孔３を穿設している。 また、バッグ本体１の底部９には同じくハトメ２付きの水抜き孔１０を穿設して いる。

【０００７】

【考案の作用及び効果】

本考案の画材収納用バッグの構成は上記の通りであり、バッグ本体１の胴部の 一部又は全体にハトメ２付きの複数の通気孔３を設けたので、バッグ本体１の内 部の通気性が良くなって常に乾燥状態を維持することができる。そして、本考案 の画材収納用バッグは、従来のメッシュ地を使用するものに比べ、素材として普 通の生地を使用できるのでコストを低減できるという有利があり、また、通気孔 ３の位置や数を限定されず、任意の位置に任意の数だけ設けることができるとい う利点がある。また、通気孔３に対しハトメ２を取り付けたので、通気孔３の縁 が補強されて破損を防止することができる。さらに、ハトメ２はバッグ本体１の 胴部の意匠の要素となって装飾効果を高めることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】正面図である。

【図２】図１のＡ−Ａ線端面図である。

【図３】側面図である。

【符号の説明】

１ バッグ本体 ２ ハトメ ３ 通気孔 ４ ファスナー ５ 肩掛けベルト ６ 提げ手 ７ 前胴部 ８ ポケット ９ 底部 １０ 水抜き孔

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 バッグ本体１の胴部の一部又は全体にハ
   トメ２付きの複数の通気孔３を設けたことを特徴とする
   画材収納用バッグ。