JP3025675U - 移動式物干し竿 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案は、竿に掛けられたハンガー等が、１
ヶ所より移動出来、干し場のスペースの制約を受けにく
い。 【解決手段】 本考案は、物干し竿本体１に回転装置２
と、螺旋状の凸部４を設け、竿に掛けられたハンガー等
の移動が、鎖を引くことによって、スペース６位置付近
１ヶ所だけからの物干しを可能とした考案である。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、物干し竿本体に、回転装置と螺旋状の凸部を設けた物干し竿に関す るものである。

【０００２】

【従来の技術】

狭いベランダ等での物干しの時には、手が届きにくい位置でも、手をのばすか 体を移動して干していた。又、物干し等の設置場所も全体に手の届く場所と限ら れていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

狭いスペースでの干し物は、干しにくい位置への干し物の移動は、時間的、労 働的負担であり、又、干し物をする場所が限られていた。従って、１ヵ所からハ ンガー等を移動出来る物干し竿によって、干し物がスペースの制約を受ける事な く、簡単に出来るようになり前途の欠点を解消しようとするものである。

【０００４】

【課題を解消するための手段】

本考案は、物干し竿本体に回転装置を、その片方に螺旋状の凸部を設け、竿に 掛けられたハンガー等の移動が、竿の回転方向により左右へと可能になり、問題 点を解消している。

【０００５】 また、螺旋状の凸部は、螺旋状の凹部することもできる。

【０００６】

【考案の実施の形態】

回転装置に掛けられた、鎖を引くことにより竿本体が回転し、その回転により 、掛けられたハンガー等が、螺旋状に付けられた凸部に引っかけられ移動し、螺 旋状部先端のストッパーによりこれより先への移動がストップされる。

【０００７】

【実施例】

以下、添付図面に従って一実施例を説明する。１は物干し竿本体、２は回転装 置で、回転装置２は、鎖３を引くことによって竿全体を回転させる。４は竿に付 けられた螺旋状の凸部、５はハンガー等のこれより先への移動を止めるストッパ ー、６はハンガー等が集まるスペース。

【０００８】 鎖３を引くことによって、回転装置２物干し竿本体１螺旋状の凸部４が回転し 、竿に掛けられたハンガー等が、螺旋状の凸部４に押され移動し、ストッパー５ によりこれより先への移動を止められる。又、スペース６は、２の回転装置方向 へ移動させたハンガー等を集めておく螺旋状の凸部４の無い空間

【０００９】 本考案の一実施例は上述の如き構成からなるものであるから、物干し竿全体１ を通常のハンガー等を掛ける竿としてもちいることは勿論であるが、鎖３を引い て物干し竿本体１を回転させることによって、ハンガー等を１ヶ所の位置にて、 移動出来る。

【００１０】

【考案の効果】

上述の様に本考案の移動式物干し竿は、竿本体に、回転装置と螺旋状の凸部を 設けたので、１ヶ所からのハンガー等の移動が出来る様になった。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の移動式物干し竿の一実施例を示す斜視
図である。

【図２】物干し竿の断面図である。

【符号の説明】

１ 物干し竿本体 ２ 回転装置 ３ 鎖 ４ 螺旋状の凸部 ５ ストッパー ６ スペース

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 物干し竿本体に、回転装置と螺旋状の凸
   部又は凹部を設け、この竿に掛けられたハンガー等が、
   竿を回転させることによって、自由に移動出来るところ
   を特徴とする、移動式物干し竿。