JP3025398U - 折りたたみ鋸 - Google Patents
折りたたみ鋸Info
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- JP3025398U JP3025398U JP1995013697U JP1369795U JP3025398U JP 3025398 U JP3025398 U JP 3025398U JP 1995013697 U JP1995013697 U JP 1995013697U JP 1369795 U JP1369795 U JP 1369795U JP 3025398 U JP3025398 U JP 3025398U
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- JP
- Japan
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- saw
- handle
- locking recess
- piece
- saw piece
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 片手で鋸片の出し入れができ、かつ使用上の
安全生と利便性を兼ね備えた折りたたみ鋸を得ることで
ある。 【構成】 折りたたみ鋸において、鋸片2の一端の円形
部21の外周縁部に、所定間隔を持って第1係止凹部2
11と第2係止凹部212とを形成するとともに、ばね
受け部22を形成し、ハンドル1の一端部に、第1係止
凹部211と第2係止凹部212とに選択的に係脱して
鋸片2の回動と回り止めとを切り替える掛け外し装置4
を設け、ばね受け部22に臨ませたハンドル1に、鋸片
2を一部分だけ弾き出すための一部弾き出し手段を設け
てなるもので、使用者が鋸を使用するとき、押圧部41
をコイルばね45に抗して押し込むと、鋸片2は、係合
状態が解かれて刃先部201側がばね5により押し出さ
れる。ばね5は、短く、しかも比較的弱い弾力性しかな
いので、鋸片2は、精々5度から10度程度と一部分だ
け回転して弾き出される。
安全生と利便性を兼ね備えた折りたたみ鋸を得ることで
ある。 【構成】 折りたたみ鋸において、鋸片2の一端の円形
部21の外周縁部に、所定間隔を持って第1係止凹部2
11と第2係止凹部212とを形成するとともに、ばね
受け部22を形成し、ハンドル1の一端部に、第1係止
凹部211と第2係止凹部212とに選択的に係脱して
鋸片2の回動と回り止めとを切り替える掛け外し装置4
を設け、ばね受け部22に臨ませたハンドル1に、鋸片
2を一部分だけ弾き出すための一部弾き出し手段を設け
てなるもので、使用者が鋸を使用するとき、押圧部41
をコイルばね45に抗して押し込むと、鋸片2は、係合
状態が解かれて刃先部201側がばね5により押し出さ
れる。ばね5は、短く、しかも比較的弱い弾力性しかな
いので、鋸片2は、精々5度から10度程度と一部分だ
け回転して弾き出される。
Description
【0001】
本考案は、ハンドルと鋸片とを軸により折りたたみ自在に形成したものであっ て、ハンドルに設けた掛け外し装置を押すと、ばねにより鋸片の一部分だけが弾 き出され、安全で、しかも片手で操作できるようにした折りたたみ鋸に関するも のである。
【0002】
一般に、室内装飾家、木工業者、園芸作業者などによれば、作業の課程におい て常に軽便で安全な鋸、特に携帯に便利な折りたたみ鋸を使用する必要に迫られ ている。
【0003】 図4から図6に示す折りたたみ鋸は、本考案者がさきに開発した折りたたみ鋸 である。 これらの図において、当該折りたたみ鋸は、内部に鋸片収納用隙間10を有し 、人の手で握るのに適した細長のハンドル1と、一側に鋸歯列20を有する偏平 で細長い鋸片2とで形成されている。この鋸片2の一端部には、中心に軸孔21 0を穿設した円形部21が設けられ、この円形部21の周縁部の対応した2か所 に一対のやや凹んだ第1係止凹部211と第2係止凹部212とか設けられ、ま た、前記軸孔20は、鋸片2の円形部21の中心に垂直に穿設され、軸3によっ て鋸片2がハンドル1の隙間10に回転可能な状態で装着されている。
【0004】 前記ハンドル1の軸3の近くに掛け外し装置4が設けられている。この掛け外 し装置4は、押圧部41、角柱部に形成された逃げ切り欠き42、円錐状の錐状 部43、係止軸部44とによって断面T字状に形成されている。この掛け外し装 置4は、ハンドル1の貫通孔14にコイルばね45を介して差し込み、先端部に 、C形のスナップリング411を嵌め込む。すると、図6に示すように、ハンド ル1の貫通孔14の内部で、鋸片2の第1係止凹部211と錐状部43または係 止軸部44とが係脱するようになっている。
【0005】 正常時には、ハンドル1と鋸片2は、掛け外し装置4の錐状部43が鋸片2の 第1係止凹部211に係合していて折りたたんだ状態にある。 鋸を使用するものが掛け外し装置4の押圧部41をばね45にこうして押し込 むと、錐状部43が移動して逃げ切り欠き42が第1係止凹部211の対応する 位置まで移動して、鋸片2の固定状態が解かれる。この状態では、鋸片2の円形 部21が逃げ切り欠き42に添って回転できるので、鋸片2を隙間10から引き 上げ、鋸片2が完全に展開したときに第2係止凹部212は、逃げ切り欠き42 のところまで滑動できるので、押圧部41の押圧を解除すると、掛け外し装置4 は、ばね45によってもとの位置に戻り、錐状部43が第2係止凹部212に係 合し、鋸片2は回転できない状態となり、鋸として使用できる状態となる。
【0006】
上述の本考案者がさきに開発した折りたたみ鋸は、鋸の使用の前後で、一方の 手でハンドル1を持ちながら、掛け外し装置4の押圧部41を押し、他方の手で 鋸片2を引き出したり、折りたたんだりしなければならない。このような操作は 、両手を使えば特に問題となるような困難さはない。 往々にして作業現場での実際の操作に際しては、一方の手で工具を持ち、他方 の手で工作材料を持たなければならなかったり、まれに梯子の上では、一方のて で梯子を支えて昇らなければならない。このような場合、鋸片2の出し入れを両 手で行わなければならないので、やや不便である。そのため、従来においても、 片手操作の折りたたみ鋸があった。
【0007】 従来の片手操作折りたたみ鋸は、鋸片の回転軸の付近に、強力なばねを取り付 けておき、鋸使用時に掛け外し装置を押して鋸片をこの強力なばねで外方に向け て180度弾き出させることができるようにしたものである。しかし、このよう に従来の鋸にも以下に示すような問題点があった。
【0008】 構造が複雑で、コストが高くなり過ぎ、また、鋸片の強力な弾きだしでは、刃 先が180度の急速な回転をして不注意によりけがをしたり、材料や衣服に傷を 付けたりするなどの安全上の問題がある。
【0009】 本考案の目的は、片手で鋸片の出し入れができ、かつ使用上の安全生と利便性 を兼ね備えた折りたたみ鋸を得ることである。
【0010】
本考案は、鋸収納用隙間10を有するハンドル1の一端と鋸片2の一端とを軸 3により回動自在に設けてなる折りたたみ鋸において、前記鋸片2は、その一側 に鋸歯列20を有し、この鋸片2の一端の軸孔210を穿設した円形部21の外 周縁部に、所定間隔を持って第1係止凹部211と第2係止凹部212とを形成 するとともに、第1係止凹部211と鋸歯列20との間にばね受け部22を形成 してなり、前記ハンドル1は、その一端部に、掛け外し装置4を取り付ける貫通 孔14と鋸片2の一部弾き出し手段を取り付ける洞孔15とを設けてなり、前記 掛け外し装置4は、前記第1係止凹部211と第2係止凹部212とに選択的に 係脱して鋸片2の回動と回り止めとを切り替える錐状部43と逃げ切り欠き42 とこれらを進退するための押圧部41とばね45とを具備してなり、前記鋸片2 の一部弾き出し手段は、鋸片2を一部分だけ弾き出すためのばね5を具備してな り、前記掛け外し装置4の押圧部41をばね45に抗して押し込むことにより、 前記第1係止凹部211と第2係止凹部212のいずれか一方が錐状部43から 選択的に外れて逃げ切り欠き42に臨ませられて鋸片2の回動自在を可能として 前記ばね5により鋸片2を一部分だけハンドル1から弾き出すようにしたことを 特徴とする折りたたみ鋸である。
【0011】
使用者が鋸を使用するとき、押圧部41をコイルばね45に抗して押し込むと 、鋸片2は、係合状態が解かれて刃先部201側がばね5により押し出される。 ばね5は、短く、しかも比較的弱い弾力性しかないので、鋸片2は、精々5度か ら10度程度と一部分だけ回転して弾き出される。 使用者は、小さな角度で刃先部201が飛び出したのを利用して刃先部201 を他の物体にひっかけつつハンドル1と鋸片2との角度が開く方向に移動させる と、鋸片2は次第に開放し、略180度の回転をして、第2係止凹部212の位 置で掛け外し装置4が元に戻り、錐状部43と第2係止凹部212とが係合して 、再度位置決めがなされて鋸片2は固定される。この状態で鋸として使用される 。 鋸の使用を終了して鋸片2を折りたたむときには、片手で掛け外し装置4の押 圧部41を押し、鋸片2の鋸歯列20の背面部を他の物体に押し当てながらハン ドル1を折り込むように押し出して隙間10に鋸片2を収納させる。
【0012】
本考案の一実施例を図1、図2、図3に基づき説明する。 本考案による折りたたみ鋸の基本的構成は、図4にて説明したものと同様、ハ ンドル1、鋸片2、掛け外し装置4、ばね5などからなるが、本考案の特に重要 な構成は、鋸片2を一部分だけ弾き出すための一部弾き出し手段を具備してなる ものである。
【0013】 前記ハンドル1は、細長い柄体からなり、略中間部が細く両端のハンドル基部 11とハンドル先端部12に向かって少しずつ太くなるような流線型をなしてい る。前記ハンドル基部11は、アルミ合金のような高強度の材料の鋳造成型など からなり、端部には1本のチャンネル型の鉄枠110の一部が埋設され、この鉄 枠110は、ハンドル先端部12に向かって延び、両者は固く連結されている。 このハンドル先端部12は、その外周に適当な弾力性と強靱性を有するゴム材な どをもって鉄枠110を包んでおり、また、外表面には、凹凸やしわを所定間隔 で形成して、人の手との摩擦力を増加させて使用者が握りしめるのに便利にして いる。前記ハンドル先端部12の先端部には、長孔121が貫通穿設されて造形 上の美観を強調している。
【0014】 前記ハンドル1の一側面には、所定幅の鋸片収納用隙間10が設けられている 。前記ハンドル基部11には、軸孔13が貫通穿設され、この軸孔13のやや上 部には、断面T型の貫通孔14が穿設されている。
【0015】 前記鋸片2は、一方の側部に鋸歯列20を有する偏平な細長い体系をなし、そ の一端が刃先部201をなし、他端が円形部21を形成している。この円形部2 1の略中心位置には、軸孔210が穿設され、この軸孔210の位置が丁度前記 ハンドル1の軸孔13に対応している。前記円形部21の周縁部には、略180 度の間隔をもって一対のやや凹んだ第1係止凹部211と第2係止凹部212と が設けられ、鋸片2を折りたたんだときの第1係止凹部211の位置が丁度ハン ドル1の貫通孔14と互いに対応し、また、この第1係止凹部211の近辺で前 記鋸歯列20との間に位置してやや凹んだばね受け部22が形成されている。
【0016】 前記ハンドル1の隙間10に、鋸歯列20を内側に向けて鋸片2を挿入し、軸 孔13と210を一致させて軸3を差し込み、この軸3の他端からナット31を 嵌め込む。 掛け外し装置4は、コイルばね45を介在して貫通孔14に差し込む。このと き、角柱部に形成された逃げ切り欠き42が鋸片2の円形部21に臨ませるよう に挿入され、他端部には、C型のスナッブリング411が嵌め込まれる。また、 掛け外し装置4は、角柱部があるため、貫通孔14内で進退動をするが回り止め になっている。
【0017】 つぎに本考案の特徴的な構成である鋸片2の一部を弾き出す手段について説明 する。 前記ハンドル1の貫通孔14の近辺で、前記鋸片2を折りたたんだときのばね 受け部22の位置に臨ませた位置からハンドル1の背面部に貫通して洞孔15が 穿設されている。この洞孔15の上方の開口部位は、下方よりやや大きな径を有 するねじ孔151となっており、また、洞孔15内には、鋸片2の一部分をハン ドル1の隙間10から弾きだすためのコイルばね5が収納され、このコイルばね 5の底部がばね受け部22に接している。
【0018】 以上のような構成において、使用者が鋸を使用するとき、ハンドル1を片手で 持ち、掛け外し装置4の押圧部41をコイルばね45に抗して押し込み、逃げ切 り欠き42が第1係止凹部211の位置まで移動する。すると、鋸片2は、その 第1係止凹部211と錐状部43との係合状態が解かれて刃先部201側がばね 5により押し出される。このとき、ばね5は、その長さがかなり短く、しかも比 較的弱い弾力性しかないので、鋸片2は、図3の実線で示すように精々5度から 10度程度と一部分だけ回転して弾き出される。
【0019】 使用者は、このような小さな角度で刃先部201が飛び出したのを利用して刃 先部201を他の物体にひっかけつつハンドル1と鋸片2との角度が開く方向に 移動させると、鋸片2は次第に開放する。鋸片2が開放し出したら押圧部41の 押圧を解除しても円形部21の周縁部が逃げ切り欠き42に係合したままであり 、鋸片2は回転できる。 鋸片2が略180度の回転をして、第2係止凹部212の位置に来ると、円形 部21の周縁部と逃げ切り欠き42との係合が解かれてばね45により掛け外し 装置4が元に戻り、錐状部43と第2係止凹部212とが係合して、再度位置決 めがなされて鋸片2は図3の破線で示すようにハンドル1と略180度の回転を して固定される。 この状態で鋸として使用される。
【0020】 つぎに鋸の使用が終了して鋸片2を折りたたむときには、片手で掛け外し装置 4の押圧部41を押し、鋸片2の鋸歯列20の背面部を他の物体に押し当てなが らハンドル1を折り込むように押し出して隙間10に鋸片2を収納させる。
【0021】 以上の実施例では、本考案の比較的良好な一実施例を述べたが、これに限られ るものではなく、考案の趣旨に反しない範囲において各種の変形例を含むもので ある。
【0022】
本考案は、以上のように、鋸片2を出したり、折りたたんだりするための始め から終わりまでの動作をすべて片手で行うことができるので、使用上において、 従来品よりも使い勝手もよい。
【0023】 また、ばね5は、弾力性を適宜に設定し、洞孔15の深さにも限度があり、か つ、回転中心の軸3との距離は突出角度に最適なように設計できるので、鋸片2 の刃先部201の突出角度を限定された小角度に押し出すだけでよく、従来のよ うな大角度の弾き出しによる危険の発生がなく、安全性において優れている。
【0024】 前記ハンドル1は、略中間部が細く両端のハンドル基部11とハンドル先端部 12に向かって少しずつ太くなるような流線型をなしているので、握りやすいだ けでなく、ハンドル先端部12は、その外周に適当な弾力性と強靱性を有するゴ ム材などをもって鉄枠110を包んでおり、また、外表面には、凹凸やしわを所 定間隔で形成しているので、人の手との摩擦力を増加させて使用者が握りしめる のに便利にしている。
【0025】 ハンドル基部11は、アルミ合金のような高強度の材料の鋳造成型などからな り、端部には1本のチャンネル型の鉄枠110の一部が埋設され、この鉄枠11 0は、ハンドル先端部12に向かって延び、両者は固く連結されているので、強 度に優れている。 ハンドル先端部12には、長孔121が貫通穿設されて造形上の美観を強調し ている。
【図1】本考案による折りたたみ鋸の一実施例を示す分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図2】本考案による折りたたみ鋸の折りたたんだ状態
の要部の断面図である。
の要部の断面図である。
【図3】本考案による折りたたみ鋸の鋸片2の一部分を
弾き出した状態の断面図である。
弾き出した状態の断面図である。
【図4】本考案者による先に開発した折りたたみ鋸の分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図5】図4における折りたたみ鋸の折りたたんだ状態
の要部の断面図である。
の要部の断面図である。
【図6】図4における折りたたみ鋸の掛け外し装置4の
部分の断面図である。
部分の断面図である。
1…ハンドル、10…鋸片収納用隙間、11…ハンドル
基部、110…鉄枠、12…ハンドル先端部、121…
長孔、13…軸孔、14…貫通孔、15…洞孔、151
…ねじ孔、2…鋸片、20…鋸歯列、201…刃先部、
21…円形部、210…軸孔、211…第1係止凹部、
212…第2係止凹部、22…ばね受け部、3…軸、4
…掛け外し装置、41…押圧部、411…C形スナップ
リング、42…逃げ切り欠き、43…錐状部、44…係
止軸部、45…コイルばね、5…ばね、51…ボルト。
基部、110…鉄枠、12…ハンドル先端部、121…
長孔、13…軸孔、14…貫通孔、15…洞孔、151
…ねじ孔、2…鋸片、20…鋸歯列、201…刃先部、
21…円形部、210…軸孔、211…第1係止凹部、
212…第2係止凹部、22…ばね受け部、3…軸、4
…掛け外し装置、41…押圧部、411…C形スナップ
リング、42…逃げ切り欠き、43…錐状部、44…係
止軸部、45…コイルばね、5…ばね、51…ボルト。
Claims (4)
- 【請求項1】 鋸収納用隙間10を有するハンドル1の
一端と鋸片2の一端とを軸3により回動自在に設けてな
る折りたたみ鋸において、前記鋸片2の一端の円形部2
1の外周縁部に、所定間隔を持って第1係止凹部211
と第2係止凹部212とを形成するとともに、ばね受け
部22を形成し、前記ハンドル1の一端部に、前記第1
係止凹部211と第2係止凹部212とに選択的に係脱
して鋸片2の回動と回り止めとを切り替える掛け外し装
置4を設け、前記ばね受け部22に臨ませたハンドル1
に、鋸片2を一部分だけ弾き出すための一部弾き出し手
段を設けてなることを特徴とする折りたたみ鋸。 - 【請求項2】 鋸収納用隙間10を有するハンドル1の
一端と鋸片2の一端とを軸3により回動自在に設けてな
る折りたたみ鋸において、前記鋸片2は、その一側に鋸
歯列20を有し、この鋸片2の一端の軸孔210を穿設
した円形部21の外周縁部に、所定間隔を持って第1係
止凹部211と第2係止凹部212とを形成するととも
に、第1係止凹部211と鋸歯列20との間にばね受け
部22を形成してなり、前記ハンドル1は、その一端部
に、掛け外し装置4を取り付ける貫通孔14と鋸片2の
一部弾き出し手段を取り付ける洞孔15とを設けてな
り、前記掛け外し装置4は、前記第1係止凹部211と
第2係止凹部212とに選択的に係脱して鋸片2の回動
と回り止めとを切り替える錐状部43と逃げ切り欠き4
2とこれらを進退するための押圧部41とばね45とを
具備してなり、前記鋸片2の一部弾き出し手段は、鋸片
2を一部分だけ弾き出すためのばね5を具備してなり、
前記掛け外し装置4の押圧部41をばね45に抗して押
し込むことにより、前記第1係止凹部211と第2係止
凹部212のいずれか一方が錐状部43から選択的に外
れて逃げ切り欠き42に臨ませられて鋸片2の回動自在
を可能として前記ばね5により鋸片2を一部分だけハン
ドル1から弾き出すようにしたことを特徴とする折りた
たみ鋸。 - 【請求項3】 鋸収納用隙間10を有するハンドル1の
一端と鋸片2の一端とを軸3により回動自在に設けてな
る折りたたみ鋸において、前記鋸片2の一端の円形部2
1の外周縁部に、所定間隔を持って第1係止凹部211
と第2係止凹部212とを形成するとともに、ばね受け
部22を形成し、前記ハンドル1の一端部に、前記第1
係止凹部211と第2係止凹部212とに選択的に係脱
して鋸片2の回動と回り止めとを切り替える掛け外し装
置4を設け、前記ばね受け部22に臨ませたハンドル1
に、鋸片2を一部分だけ弾き出すための一部弾き出し手
段を設け、前記ハンドル1は、細長い柄体からなり、略
中間部が細く両端のハンドル基部11とハンドル先端部
12に向かって少しずつ太くなるような流線型をなし、
前記ハンドル基部11は、高強度の材料からなり、端部
には1本のチャンネル型の鉄枠110の一部が埋設さ
れ、この鉄枠110は、ハンドル先端部12に向かって
延び、両者は固く連結され、このハンドル先端部12
は、その外周に弾力性と強靱性を有するゴム材などをも
って鉄枠110を包んでなることを特徴とする折りたた
み鋸。 - 【請求項4】 鋸収納用隙間10を有するハンドル1の
一端と鋸片2の一端とを軸3により回動自在に設けてな
る折りたたみ鋸において、前記鋸片2の一端の円形部2
1の外周縁部に、所定間隔を持って第1係止凹部211
と第2係止凹部212とを形成するとともに、ばね受け
部22を形成し、前記ハンドル1の一端部に、前記第1
係止凹部211と第2係止凹部212とに選択的に係脱
して鋸片2の回動と回り止めとを切り替える掛け外し装
置4を設け、前記ばね受け部22に臨ませたハンドル1
に、鋸片2を一部分だけ弾き出すための一部弾き出し手
段を設け、前記ハンドル1は、細長い柄体からなり、略
中間部が細く両端のハンドル基部11とハンドル先端部
12に向かって少しずつ太くなるような流線型をなし、
前記ハンドル基部11は、高強度の材料からなり、端部
には1本のチャンネル型の鉄枠110の一部が埋設さ
れ、この鉄枠110は、ハンドル先端部12に向かって
延び、両者は固く連結され、このハンドル先端部12
は、その外周に弾力性と強靱性を有するゴム材などをも
って鉄枠110を包み、かつ、外表面には、凹凸やしわ
を所定間隔で形成して、人の手との摩擦力を増加させて
使用者が握りしめるのに便利にし、前記ハンドル先端部
12の先端部には、長孔121が貫通穿設されて造形上
の美観を強調していることを特徴とする折りたたみ鋸。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995013697U JP3025398U (ja) | 1995-12-01 | 1995-12-01 | 折りたたみ鋸 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995013697U JP3025398U (ja) | 1995-12-01 | 1995-12-01 | 折りたたみ鋸 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3025398U true JP3025398U (ja) | 1996-06-11 |
Family
ID=43160602
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995013697U Expired - Lifetime JP3025398U (ja) | 1995-12-01 | 1995-12-01 | 折りたたみ鋸 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3025398U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115088584A (zh) * | 2022-07-04 | 2022-09-23 | 上海比里格实业有限公司 | 一种便携式安全手锯 |
-
1995
- 1995-12-01 JP JP1995013697U patent/JP3025398U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115088584A (zh) * | 2022-07-04 | 2022-09-23 | 上海比里格实业有限公司 | 一种便携式安全手锯 |
CN115088584B (zh) * | 2022-07-04 | 2024-02-13 | 上海比里格实业有限公司 | 一种便携式安全手锯 |
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