JP3025393B2 - サイドランプカバーの取付構造 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明はサイドランプカバーの
取付構造、更に詳しくは、パチンコ機の盤面に取り付け
られたランプ装飾体において、ランプを覆うための透光
性樹脂製のカバーの取付構造に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来より、パチンコ機の盤面には、さま
ざまな電球の発光点滅を利用したランプ装飾体が施され
ている。このランプ装飾体は、ランプを取り付けるため
の基体となるランプ基体と、そのランプ基体に取り付け
られるランプと、ランプ基体に取り付けられてランプを
覆う透光性樹脂製のランプカバーとを備えて形成されて
いる。

【０００３】一方、装飾のバリエーションを広げるた
め、ひとつのランプ装飾体に複数のランプを取り付ける
とともに、それぞれのランプに異なった色彩のランプカ
バーを取り付けた多色ランプ装飾体も多く提供されてい
る。そのような多色ランプ装飾体にあっては、複数の色
彩の光を発光させるので、それぞれの光が隣合うランプ
どうしで混じり合わないように、ランプ基体またはラン
プカバーに遮光壁を設けることが一般的である。

【０００４】また、パチンコ球からランプ装飾体全体を
守るため、あるいはランプの光または熱の影響を外へ出
さないようにするため、ランプ基体に防御立設部を設け
たランプ装飾体もある。例えば、パチンコ機の盤面にお
けるレールに沿って取り付けられるランプ装飾体は、レ
ールに当接させて盤面に固定するため、ランプ基体から
立設する防御立設部を有している。

【０００５】以上のように、さまざまなランプ装飾体が
あるが、ランプカバーのランプ基体への取り付けは、ラ
ンプ基体に設けられたランプカバー固定用の貫通穴に、
ランプカバーに設けられた断面形状が片矢印形の挿入突
起を弾性変形限度内で変形させながら挿入し、係合させ
ることによって行うという手段が一般的であった。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
のランプ装飾体におけるランプカバーの取付構造では、
以下のような問題点があった。多色ランプ装飾体、即ち
遮光壁を設けたランプ装飾体であって、防御立設部を有
するようなランプ装飾体が、１つのセンターランプ及び
２つのサイドランプをほぼ並列させて備えている場合、
遮光壁をセンターランプ及びサイドランプの間に立設さ
せ、防御立設部をセンターランプ及びサイドランプの並
列方向に沿って立設させている。すると、遮光壁と防御
立設部とは互いにほぼ直角となる。

【０００７】一方、遮光壁と防御立設部とが互いにほぼ
直角となると、サイドランプを覆うサイドランプカバー
をランプ基体へ取り付けるには、遮光壁にも防御立設部
にも当接させてから、挿入突起をランプカバー用の貫通
穴に挿入、係合させなければならない。遮光壁にも防御
立設部にも当接させると、ランプカバーに設けられた挿
入突起を挿入するための動きとして、遮光壁の面に垂直
な方向の動きも、防御立設部の面に垂直な方向の動きも
束縛されるので、挿入突起の挿入、係合、という作業が
非常に行いにくかった。

【０００８】本発明が解決すべき課題は、１つのセンタ
ーランプ及び２つのサイドランプをほぼ並列させて備
え、遮光壁と防御立設部とを互いにほぼ直角に立設させ
たランプ装飾体において、サイドランプを覆うサイドラ
ンプカバーのランプ基体への取り付けを簡易に行えるよ
うなサイドランプカバーの取付構造を提供することにあ
る。

【０００９】

【課題を解決するための手段】本発明は、上記した目的
を達成するためのものである。請求項１記載のサイドラ
ンプカバーの取付構造は、１つのセンターランプ及び２
つのサイドランプをほぼ並列させて備え、パチンコ機の
盤面に取り付けられたランプ装飾体において、そのラン
プ装飾体に使用するランプを取り付けるための基体とな
るランプ基体(10)に取り付けられたサイドランプを覆う
ための透光性樹脂製のサイドランプカバー(20)の取付構
造であって、ランプ基体(10)は、パチンコ機の盤面に固
定され、且つセンターランプ及びサイドランプを固定す
る板状のプレート部(11)と、センターランプ及びサイド
ランプの並列方向に沿ってプレート部(11)から立設する
防御立設部(13)と、プレート部(11)に固定された１つの
センターランプと２つのサイドランプとを仕切るため、
プレート部(11)から立設した２つの遮光壁(12)とを備え
るとともに、プレート部(11)には、サイドランプカバー
(20)を取付固定するためのサイドランプカバー用穴(14)
を２つの遮光壁(12)の外側にそれぞれ設け、防御立設部
(13)には、サイドランプカバー(20)と係合するカバー係
合部(13A)を備え、サイドランプカバー用穴(14)は、遮
光壁(12)と向かい合い、遮光壁(12)の長手方向にほぼ平
行な端面たる遮光壁平行端面(14A)と、その遮光壁平行
端面(14A)と隣接し、且つカバー係合部(13A)と向かい合
い、且つカバー係合部(13A)の長手方向にほぼ平行な端
面たるカバー係合部平行端面(14B)とを備え、サイドラ
ンプカバー(20)には、遮光壁(12)に当接する遮光壁当接
部(21)と、カバー係合部(13A)に係合する係合部(22)
と、サイドランプカバー用穴(14)に挿入される挿入突起
(23)とを備えるとともに、その挿入突起(23)は、遮光壁
平行端面(14A)に当接する遮光壁反対端面(23A)及びカバ
ー係合部平行端面(14B)に当接するカバー係合部反対端
面(23B)を先細りさせて形成したことを特徴とする。

【００１０】

【作 用】請求項１記載のサイドランプカバーの取付構
造によれば、以下のような作用を奏する。まず、ランプ
基体(10)をパチンコ機の盤面に固定する。即ち、プレー
ト部(11)をパチンコ機の盤面に固定する。続いて、１つ
のセンターランプ及び２つのサイドランプをほぼ並列さ
せて、プレート部(11)に取り付ける。このとき、センタ
ーランプは、２つのサイドランプが発する光からは遮光
された２つの遮光壁(12)の間に位置する。同様に、２つ
のサイドランプは、センターランプが発する光からは遮
光壁(12)によって遮光されることとなる。また防御立設
部(13)により、パチンコ球の落下による外力などの外部
からの影響は、ランプ装飾体に直接伝わることはなく、
センターランプ及びサイドランプの発する光や熱の影響
もランプ装飾体の外へ出にくくなる。

【００１１】次に、サイドランプカバー(20)をランプ基
体(10)に固定する。まずは、サイドランプカバー(20)の
係合部(22)を、防御立設部(13)のカバー係合部(13A)に
係合させ、遮光壁当接部(21)を遮光壁(12)に当接させ
る。続いて、サイドランプカバー用穴(14)に挿入突起(2
3)を挿入する。この挿入突起(23)は、サイドランプカバ
ー用穴(14)の遮光壁平行端面(14A)に当接する遮光壁反
対端面(23A)が先細りしており、且つカバー係合部平行
端面(14B)に当接するカバー係合部反対端面(23B)が先細
りしているので、挿入しやすい。

【００１２】サイドランプカバー(20)がランプ基体(10)
に固定されると、サイドランプを発光させてパチンコ機
の盤面の装飾効果を高めることができる。

【００１３】

【実施例】以下、本発明に係るサイドランプカバーの取
付構造を、実施例及び図面を用いて更に詳しく説明す
る。ここで使用する図面は、図１乃至図７である。図１
は、サイドランプカバーの取付構造の一実施例を採用す
るランプ装飾体を示すための斜視図である。図２は、図
１に示すランプ装飾体の正面図である。図３は、図１に
示すランプ装飾体の底面図である。図４は、図１に示す
ランプ装飾体の背面図である。図５は、図４中に示した
Ａ−Ａ断面図であって、サイドランプカバーがランプ基
体に係合する前後の状態を示したものである。図６は、
図４中に示したＢ−Ｂ断面図であって、サイドランプカ
バーがランプ基体に係合する前後の状態を示したもので
ある。図７は、サイドランプカバーの取付構造の主要部
を示す斜視図である。

【００１４】まず、本実施例の構成について説明する。
本実施例のサイドランプカバーの取付構造は、１つのセ
ンターランプ（図示せず）及び２つのサイドランプ（図
示せず）をほぼ並列させて備え、パチンコ機の盤面に取
り付けられたランプ装飾体において採用される。そのラ
ンプ装飾体は、センターランプ及びサイドランプを取り
付けるための基体となるランプ基体10と、そのランプ基
体10に取り付けられたサイドランプを覆うための透光性
樹脂製のサイドランプカバー20、及びランプ基体10に取
り付けられたセンターランプを覆うための透光性樹脂製
のセンターランプカバー30を備えて形成されている。

【００１５】ランプ基体10は、パチンコ機の盤面に固定
され、且つセンターランプ及びサイドランプを固定する
板状のプレート部11と、センターランプ及びサイドラン
プの並列方向に沿ってプレート部11から立設する防御立
設部13とを有している。センターランプ及びサイドラン
プの発光による装飾効果を高めるため、鏡面仕上げをな
している。

【００１６】プレート部11においては、図３にて明らか
なように、防御立設部13とは反対側に、パチンコ機の盤
面に差し込んで固定するための差し込み片18が適宜設け
られている。また、プレート部11には、図１にて明らか
なように、センターランプ及びサイドランプをパチンコ
機の盤面側から挿入して固定するためのサイドランプ挿
入穴16及びセンターランプ挿入穴17が設けられている。
なお、プレート部11の両端付近には、ネジ止め用の穴が
設けられている。

【００１７】本実施例のランプ装飾体は、パチンコ機の
盤面におけるレールに沿って取り付けられるものであ
り、前記した防御立設部13は、レールに当接される。ま
た、プレート部11に固定された１つのセンターランプと
２つのサイドランプとを仕切るため、プレート部11から
立設した２つの遮光壁12を備えている。防御立設部13と
２つの遮光壁12とは、一体連続している。なお、防御立
設部13には、サイドランプカバー20と係合するカバー係
合部13Aを備えている。

【００１８】センターランプカバー30は、センターラン
プ挿入穴17から挿入して固定されたセンターランプを覆
う、透光性のある熱可塑性樹脂製の成形品であり、その
色彩は黄緑色である。正面形状がほぼ扇状をしており、
２つの遮光壁12の間に位置させ、センターランプカバー
用穴15に、断面形状が片矢印形をした挿入突起31を挿入
して係合させることによってランプ基体10に固定する。

【００１９】前記したサイドランプカバー用穴14は、遮
光壁12と向かい合い、遮光壁12の長手方向にほぼ平行な
端面たる遮光壁平行端面14Aと、その遮光壁平行端面14A
と隣接し、且つカバー係合部13Aと向かい合い、且つカ
バー係合部13Aの長手方向にほぼ平行な端面たるカバー
係合部平行端面14Bと、遮光壁平行端面14Aと向かい合う
面と、カバー係合部平行端面14Bと向かい合う面という
四面で囲まれた四角形の貫通穴である。

【００２０】サイドランプカバー20は、サイドランプ挿
入穴16から挿入して固定されたサイドランプを覆う、透
光性のある熱可塑性樹脂製の成形品であり、その色彩は
センターランプカバー30と異なり、赤色である。正面形
状が四分の一の楕円に近い形状をなしており、その断面
における短い径に該当する部分を遮光壁12に当接する遮
光壁当接部21とし、断面における長い径に該当する部分
をカバー係合部13Aに係合する係合部22としている。ま
た、遮光壁当接部21の近傍には、サイドランプカバー用
穴14に挿入される挿入突起23を備えている。その挿入突
起23は、断面形状が片矢印状をなしており、且つ前記し
た遮光壁平行端面14Aに当接する遮光壁反対端面23Aと、
同じく前記したカバー係合部平行端面14Bに当接するカ
バー係合部反対端面23Bとを先細りさせて形成してい
る。

【００２１】次に、上記した実施例の作用について説明
する。まず、ランプ基体10をパチンコ機の盤面に固定す
る。即ち、防御立設部13を盤面のレールに当接させ、プ
レート部11がパチンコ機の盤面に接するまで盤面に差し
込み片18を挿入し、固定する。そして、プレート部11の
両端付近に設けられているネジ止め用穴を用いて、パチ
ンコ機の盤面にねじ込む。

【００２２】続いて、図示は省略するものの、１つのセ
ンターランプ及び２つのサイドランプをほぼ並列させ、
センターランプ挿入穴16及びサイドランプ挿入穴17を用
いてプレート部11に取り付ける。すると、センターラン
プは、２つのサイドランプが発する光からは遮光された
２つの遮光壁12の間に位置する。また防御立設部13によ
り、レールに沿って移動するパチンコ球による外力など
の外部からの影響は、ランプ装飾体には伝わらず、セン
ターランプ及びサイドランプの発する光や熱の影響が外
へ出にくくなる。

【００２３】次に、センターランプカバー30をランプ基
体10に固定する。即ち、センターランプカバー30の挿入
突起31を、センターランプカバー用穴15に挿入して係合
させる。このセンターランプカバー30が固定された後、
センターランプが発光すると、透光性のある黄緑色をし
たセンターランプカバー30により、黄緑色の光が発光し
て装飾されるが、遮光壁12によって遮光されることとな
るので、２つのサイドランプ付近にはその光は届かな
い。

【００２４】次に、サイドランプカバー20をランプ基体
10に固定する。まずは、サイドランプカバー20の係合部
22を、防御立設部13のカバー係合部13Aに係合させ、遮
光壁当接部21を遮光壁12に当接させる。続いて、サイド
ランプカバー用穴14に挿入突起23を挿入する。この挿入
突起23は、サイドランプカバー用穴14の遮光壁平行端面
14Aに当接する遮光壁反対端面23Aが先細りしており、且
つカバー係合部平行端面14Bに当接するカバー係合部反
対端面23Bが先細りしているので、挿入突起23の弾性変
形限度内で変形させれば、挿入しやすい。一方、挿入さ
せれば、挿入突起23の断面形状は片矢印状であるので、
図５で明らかなように、ランプ基体10に係合する。

【００２５】このサイドランプカバー20が固定された
後、サイドランプが発光すると、透光性のある赤色をし
たサイドランプカバー20により、赤色の光が発光して装
飾されるが、遮光壁12によって遮光されることとなるの
で、センターランプ付近にはその光は届かない。従っ
て、サイドランプカバー20から発せられる赤色の光と、
センターランプカバー30から発せられる黄緑色の光と
は、互いに混じり合うことはなく、きれいな装飾をなす
ことができる。

【００２６】次に、上記した実施例の効果について説明
する。サイドランプカバーの取付構造によれば、１つの
センターランプ及び２つのサイドランプをほぼ並列させ
て備え、遮光壁12と防御立設部13とを互いにほぼ直角に
立設させた多色ランプ装飾体、例えば本実施例のような
パチンコ機のレールに沿って設けられるランプ装飾体に
おいて、サイドランプを覆うサイドランプカバー20のラ
ンプ基体10への取り付けを簡易に行えるようなサイドラ
ンプカバーの取付構造を提供することができた。

【００２７】次に、上記した実施例のバリエーションに
ついて説明する。上記実施例では、本発明に係るサイド
ランプカバーの取付構造を、パチンコ機のレールに沿っ
て設けられるランプ装飾体に採用したが、本発明は、こ
れに限られず、遮光壁を有する多色ランプ装飾体であっ
て、防御立設部を有し、且つ遮光壁と防御立設部とを互
いにほぼ直角に立設させたようなランプ装飾体であれ
ば、採用することができる。

【００２８】

【発明の効果】請求項１記載のサイドランプカバーの取
付構造によれば、１つのセンターランプ及び２つのサイ
ドランプをほぼ並列させて備え、遮光壁と防御立設部と
を互いにほぼ直角に立設させたランプ装飾体において、
サイドランプを覆うサイドランプカバーのランプ基体へ
の取り付けを簡易に行えるようなサイドランプカバーの
取付構造を提供することができた。

【図面の簡単な説明】

【図１】サイドランプカバーの取付構造の一実施例を採
用するランプ装飾体を示すための斜視図である。

【図２】図１に示すランプ装飾体の正面図である。

【図３】図１に示すランプ装飾体の底面図である。

【図４】図１に示すランプ装飾体の背面図である。

【図５】図４中に示したＡ−Ａ断面図であって、サイド
ランプカバーがランプ基体に係合する前後の状態を示し
たものである。

【図６】図４中に示したＢ−Ｂ断面図であって、サイド
ランプカバーがランプ基体に係合する前後の状態を示し
たものである。

【図７】サイドランプカバーの取付構造の主要部を示す
斜視図である。

【符号の説明】

10 ランプ基体 11 プレー
ト部 12 遮光壁 13 防御立設部 13A カバー
係合部 14 サイドランプカバー用穴 14A 遮光壁
平行端面 14B カバー係合部平行端面 15 センターランプカバー用穴 16 サイド
ランプ挿入穴 17 センターランプ挿入穴 18 差し込
み片 20 サイドランプカバー 21 遮光壁
当接部 22 係合部 23 挿入突起 23A 遮光壁
反対端面 23B カバー係合部反対端面 30 センターランプカバー 31 挿入突
起

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 １つのセンターランプ及び２つのサイド
   ランプをほぼ並列させて備え、パチンコ機の盤面に取り
   付けられたランプ装飾体において、そのランプ装飾体に
   使用するランプを取り付けるための基体となるランプ基
   体に取り付けられたサイドランプを覆うための透光性樹
   脂製のサイドランプカバーの取付構造であって、ランプ
   基体は、パチンコ機の盤面に固定され、且つセンターラ
   ンプ及びサイドランプを固定する板状のプレート部と、
   センターランプ及びサイドランプの並列方向に沿ってプ
   レート部から立設する防御立設部と、プレート部に固定
   された１つのセンターランプと２つのサイドランプとを
   仕切るため、プレート部から立設した２つの遮光壁とを
   備えるとともに、プレート部には、サイドランプカバー
   を取付固定するためのサイドランプカバー用穴を２つの
   遮光壁の外側にそれぞれ設け、防御立設部には、サイド
   ランプカバーと係合するカバー係合部を備え、サイドラ
   ンプカバー用穴は、遮光壁と向かい合い、遮光壁の長手
   方向にほぼ平行な端面たる遮光壁平行端面と、その遮光
   壁平行端面と隣接し、且つカバー係合部と向かい合い、
   且つカバー係合部の長手方向にほぼ平行な端面たるカバ
   ー係合部平行端面とを備え、サイドランプカバーには、
   遮光壁に当接する遮光壁当接部と、カバー係合部に係合
   する係合部と、サイドランプカバー用穴に挿入される挿
   入突起とを備えるとともに、その挿入突起は、遮光壁平
   行端面に当接する遮光壁反対端面及びカバー係合部平行
   端面に当接するカバー係合部反対端面を先細りさせて形
   成したことを特徴とするサイドランプカバーの取付構
   造。