JP3025223B2 - コンクリートブロック破砕方法 - Google Patents

コンクリートブロック破砕方法

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JP3025223B2 JP9235674A JP23567497A JP3025223B2 JP 3025223 B2 JP3025223 B2 JP 3025223B2 JP 9235674 A JP9235674 A JP 9235674A JP 23567497 A JP23567497 A JP 23567497A JP 3025223 B2 JP3025223 B2 JP 3025223B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、土木現場等で発生
する多量の大型コンクリートブロックを粉砕する過程
で、小型ニブラで小割り出来る大きさまで効率的に破砕
するコンクリートブロック破砕方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の破砕工法は、油圧ブレーカや、コ
ンクリート圧砕機(ニブラ)、薬材を用いた静的破砕材
が知られている。
【0003】油圧ブレーカの長所としては、ブロックの
大きさに制限が無く、また比較的短時間で破砕可能であ
る。短所としては、騒音・振動が大きく、また鉄筋の仕
分けに労力がかかり、さらに機械が動き回るため比較的
広い用地が必要である。
【0004】コンクリート圧砕機の長所としては、無騒
音・無振動である。短所としては、汎用機械では幅70
cm以上は破砕出来ず、また鉄筋の仕分けに労力がかか
り、さらに機械が動き回るため比較的広い用地が必要で
ある。
【0005】静的破砕材の特長としては、無騒音・無振
動であり、また狭い場所でも破砕可能であり、さらにブ
ロックの大きさに制限が無い。短所としては、破砕する
のに時間がかかり、鉄筋の切断作業が合番で必要であ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、無騒音
で、任意の大きさ(幅1〜1.6m、高さ1.2〜1.
6m、長さ2〜3m)のコンクリートブロックが破砕出
来、鉄筋の仕分けに労力を使わずに効果的に破砕する工
法は無かった。
【0007】従って、本発明は、前記要望に応えること
の出来るコンクリートブロック破砕方法を提供すること
を目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、油圧式
昇降ジャッキにより荷受け台の高さを調整し、該荷受け
台に、ダンプトラック等の搬送体により搬送されてくる
コンクリートブロックを、直接油圧式スライドジャッキ
により引き寄せ或いは押し込んで載せ、荷受け台の上方
に、上下方向に複数段設けられた先端に爪を備えた油圧
式破砕ジャッキの内の1つを作動して、コンクリートブ
ロックを上部から順番に、かつ端部から順次破砕を繰り
返し、コンクリートブロックを破砕する。
【0009】油圧式破砕ジャッキで圧砕するため、無騒
音・無振動で破砕出来、破砕ジャッキの配置を任意に変
えることで、コンクリートブロックの寸法に関係無く破
砕出来る。
【0010】また、鉄筋を破砕ジャッキ先端の爪が押し
込むことで、鉄筋とコンクリートの付着がとれ、破砕後
の鉄筋の仕分け作業が簡単に行える。
【0011】また、ダンプトラック等の搬送体により搬
送されてくるコンクリートブロックは、直接荷受け台に
引き寄せ或いは押し込んで載せられ、荷降ろし用クレー
ンが不要であり、また破砕機が定位置で、ブロックを横
移動して順次破砕していくことで、比較的狭い場所で破
砕できる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1ないし図4において、破砕機
は、大別して、油圧式昇降ジャッキにより高さ調整され
る荷受け台1と、ダンプトラック等の搬送体により搬送
されてきたコンクリートブロックを荷受け台1に引き寄
せ或いは押し込む油圧式スライドジャッキ2と、荷受け
台1の上方に、上下方向に複数段設けられた先端に爪を
備えた油圧式破砕ジャッキ3とから成る。
【0013】図示の例では、荷受け台1はロラーコンベ
アから成り、そのフレームを6本の油圧式昇降ジャッキ
4により昇降して高さ調整する。
【0014】偏荷重対応しているが、6本のジャッキ4
に揚程差が生じた時は、切替スイッチにてジャッキ個々
の調整を行う。
【0015】ダンプトラックTに搭載されたコンクリー
トブロック(RC梁)Bを油圧式スライドジャッキ2を
用いて直接荷受け台であるローラコンベア1に載せる。
スライドジャッキ2は、ローラコンベア1の両側に各1
基設けられている。
【0016】コンクリートブロックBを引き寄せる場合
は、図8に示すように、ナイロンスリング8をブロック
Bに掛けてジャッキ操作でブロックBを矢印方向に移動
させる。図8において、9はワイヤ、10はシャック
ル、11は押込金具を示す。
【0017】コンクリートブロックBを押し込む場合
は、コンクリートブロックBに押込金具11を直接当て
て行う。コンベアフレームのピン穴は500m/mピッ
チで9ヶ所設けているので、スライドジャッキ2を位置
決め、固定し、ブロック移動後、順次ジャッキを盛替て
いく。
【0018】油圧式破砕ジャッキ3は、荷受け台1の上
方に、図示の例では上、中、下の3段設けらており、図
5ないし図7に示すように、先端に爪3Aを備えてい
る。図2において、5は破砕ジャッキ用油圧ユニット、
6は破砕ジャッキ用操作バルブ、7は昇降ジャッキ用油
圧ユニットを示す。
【0019】操作は手動式バルブで行う。押、引操作用
の切替バルブと上、中、下3対のジャッキ用のストップ
バルブを設けている。
【0020】例えば、下段の1対の破砕ジャッキを操作
する場合は上段、中段用のストップバルブを閉じて、切
替バルブで操作する。
【0021】コンクリートブロック(RC梁)Bの破砕
要領は、図9及び図10に示すように、矢印で示す自由
面にできるだけ近い、コンクリートブロックBの上部か
つ端部に破砕ジャッキ3の爪3Aを当てて、破砕する。
【0022】鉄筋t部分より内側に刃が食い込んだ時点
で破砕を中断し、次の破砕面に盛替る。上部から順番
に、かつ端部から順次破砕を繰り返していく。
【0023】
【発明の効果】以上の通り本発明によれば、下記のすぐ
れた効果を奏する。 (1)油圧式破砕ジャッキで圧砕するため、無騒音・無
振動で破砕出来る。 (2)破砕ジャッキの配置を任意に変えることにより、
コンクリーブロックの寸法に関係無く破砕出来る。 (3)ダンプトラックに搭載されたコンクリーブロック
は、直接レバーブロックで荷台から引き込んで破砕機に
載せることで、荷降ろし用クレーンが不要となる。 (4)鉄筋を破砕ジャッキ先端の爪が押し込むことで鉄
筋とコンクリートの付着がとれ、破砕後の鉄筋の仕分け
作業が簡単に行える。 (5)破砕機が定位置で、ブロックを横移動して順次破
砕していくことで比較的狭い場所で破砕できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】破砕機の側面図。
【図2】破砕機の平面図。
【図3】破砕機の正面図。
【図4】破砕機の背面図。
【図5】破砕ジャッキ先端の爪の平面図。
【図6】破砕ジャッキ先端の爪の側面図。
【図7】破砕ジャッキ先端の爪の正面図。
【図8】ダンプトラックより荷受け台にコンクリートブ
ロックを直接載せる態様を示す平面図。
【図9】コンクリートブロック破砕要領の1態様を示す
正面図。
【図10】はコンクリートブロック破砕要領の他の態様
を示す正面図。
【符号の説明】
1・・・荷受け台であるローラコンベア 2・・・スライドジャッキ 3・・・破砕ジャッキ 4・・・昇降ジャッキ 5・・・破砕ジャッキ用油圧ユニット 6・・・破砕ジャッキ用操作バルブ 7・・・昇降ジャッキ用油圧ユニット 8・・・ナイロンスリング 9・・・ワイヤ 10・・・シャックル 11・・・押込金具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大 島 豊 平 大阪府大阪市西区阿波座一丁目3番15号 鹿島建設株式会社関西支店内 (56)参考文献 特開 昭55−18215(JP,A) 実開 昭53−112931(JP,U) 実開 昭57−50536(JP,U) 実開 昭51−83887(JP,U) 実開 昭48−52168(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B02C 1/00 E04G 23/00 - 23/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧式昇降ジャッキにより荷受け台の高
    さを調整し、該荷受け台に、ダンプトラック等の搬送体
    により搬送されてくるコンクリートブロックを、直接油
    圧式スライドジャッキにより引き寄せ或いは押し込んで
    載せ、荷受け台の上方に、上下方向に複数段設けられた
    先端に爪を備えた油圧式破砕ジャッキの内の1つを作動
    して、コンクリートブロックを上部から順番に、かつ端
    部から順次破砕を繰り返すことを特徴とするコンクリー
    トブロック破砕方法。
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CN108704706B (zh) * 2018-05-23 2020-01-21 兰桂骐农业科技(上海)有限公司 一种农业生产用有机废弃物破碎回收装置
CN113908910B (zh) * 2021-10-12 2022-06-28 南通市妇幼保健院 一种草本植物的提取装置
CN117427707B (zh) * 2023-10-08 2024-05-07 安徽嘉秉再生资源有限责任公司 一种废弃混凝土破碎中钢筋、骨料回收工艺

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