JP3025164U - 足裏按摩装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 按摩圧力調整、ツボ指定、足形対応調整可能
な足形対応調整装置。 【解決手段】 サーボモータとウォーム、ウォームホイ
ールを組み合わせた伝動構造により、一つの偏心円柱を
適当な角度回転させて、伸縮桿押し上げ板に異なる上死
点の押し上げ高さを形成させ、押し上げられた伸縮桿に
より按摩桿の本体外への伸出量を調整する按摩圧力調整
装置と、上記伸縮桿を小モータにより駆動して左右に揺
動させ、伸縮桿を按摩桿の真下の突き上げ位置より離開
させて按摩桿突き上げ不能とし、本体に連接した機能制
御器により上記小モータを選択して起動させるツボ選択
装置と、一つのモータを上記機能制御器により駆動して
按摩桿を固定した複数のスライドブロックを同時に内向
き或いは外向きにスライドさせる足形対応調整装置とを
本体内に設けた。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は一種の足裏按摩装置に関し、特に、按摩する足裏のツボ（漢方でいう 穴道点）と按摩の圧力を選択指定でき、また足形に応じて調整して按摩が行える もので、機能制御器により各ツボに対応する按摩桿が本体外に露出する伸出量を 制御し、また足裏への按摩を行う按摩桿を任意に指定して動作させられ、動作す る按摩桿の数により足裏への按摩面積を拡大或いは縮小できるものに関する。

【０００２】

【従来の技術】

緊張を強いられる現代生活にあって、仕事のストレスによる文明病、例えば血 液循環不良、身体の各器官の疾病が引き起こされることがある。このため、疲労 回復と身体の局部の運動に用いられる按摩器が続々と市場に現れている。その中 には足裏専用のものがあり、それは、漢方医学に基づき、足裏に多くのツボが分 布していることからその適当な按摩により身体の各器官の機能増進を図り、疾病 の発生を防止するものである。

【０００３】 近年来、市場には各種各様の足裏按摩器が出現しているが、これらはツボを刺 激する按摩桿の伸縮量が調整不能で、使用時には使用者の足は固定されていない ために、按摩桿の上下移動により痛みを感じることがあるばかりか、そのために 足の位置がずれてしまい真の按摩効果が上がらない場合があった。且つ按摩桿は 位置を変化させられず、ゆえに各種の異なる足の形やサイズに対応することがで きず、このように従来の足裏按摩器は理想的なものとはいえず、改良の必要があ った。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

本考案の主な目的は、機能制御器により按摩桿の作用力の大きさを制御すると 共に、任意にツボに対応する按摩桿を選択して動作させられ、また各種の異なる 足形に対応できる、一種の足裏按摩装置を提供することにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

請求項１の考案は、 上下の蓋体を組み合わせてなり、内部は按摩圧力調整装置、ツボ選択装置、足 形対応調整装置の設置に供され、上の蓋体の上面の両側には按摩桿の伸縮に供さ れる複数の按摩桿伸出孔が穿たれ、並びに一つの機能制御器に連接される、一つ の本体と、 本体内部の底板両側にそれぞれ大きな固定孔座が設けられ、該底板両側の上方 にそれぞれ一つの弾性板がその下方の凸柱を該固定孔座に挿嵌して取り付けられ 、各弾性板の四角を底板上の小さい固定孔座に底端が固定された位置決め桿が穿 貫し、該位置決め桿には弾性板上方に弾性部品を介して伸縮桿押し上げ板が上下 にスライド自在に取り付けられ、該位置決め桿の上端には固定釘で固定板が固定 され、底板上方の二つの弾性板の間には一つのサーボモータが設けられ、該サー ボモータによりウォームとウォームホイールが駆動され、その中、ウォームホイ ールの中央を一つの回転軸が穿貫し、該回転軸の両端にはそれぞれ回転輪が連接 され、回転輪の外端面上にはそれぞれ一つの偏心円柱が設けられて該偏心円柱は 一つの押し上げブロックの楕円状貫通孔内に伸入し、該押し上げブロックが二つ の弾性板の底面に結合されてなる、一つの按摩圧力調整装置と、 按摩桿とスライドブロックを含み、その中、スライドブロックは人体各部に対 する足裏のツボの対応区に基づき複数区域に分割されたブロック形態とされ、該 スライドブロック内には按摩桿が設けられ、各按摩桿は底端にばねが嵌められて その円頭部がスライドブロック外に突出し且つ弾性的に位置決めされた状態にあ り、各按摩桿の側方にはそれぞれ小モータが設置され、該小モータの表面には一 つのカバー体が嵌合されて、該カバー体の一側の底面には支柱が延設されて一つ のスイングアームに枢接され、該スイングアームの一端には伸縮桿が上下にスラ イド自在に挿嵌され、該伸縮桿の上端は常態下で按摩桿の底端と適当な間隙を保 持し、伸縮桿の底端は上記固定板を穿貫して伸縮桿押し上げ板に接触し、上記ス イングアームのもう一端に孔が設けられ、該孔の一部に上記小モータの原動軸上 の小歯車と噛み合う内側環状歯部が設けられ、該小モータの駆動により伸縮桿を 左右に揺動させる、一つのツボ選択装置と、 上記本体内部の底板前方に別に一つの駆動モータが設けられ、その原動軸上の 偏心柱により、一つのＴ形スライドシートに前後の移動を形成させ、該スライド シートの両端には切り口が開設されてスライドブロック下方に延設されたキャッ チブロックと係合し、各スライドブロック下方に設けられた伝動ラックがそれぞ れ上記固定板上に設けられた伝動歯車と噛み合わされ、Ｔ形スライドシートのス ライドにより各スライドブロックを同時に内向き或いは外向きに拡大或いは縮小 させるものとされる、一つの足形対応調整装置、 以上を組み合わせてなり、上記機能制御器により任意の按摩桿の動作を選択指 定し、按摩桿の伸出量を調整し、足形に対応して按摩面積を調整できるという特 徴を有するものとしている。

【０００６】 請求項２の考案では、前記小モータに設けられたカバー体の一側の下方に二 つの対応する固定柱が設けられて該固定柱に一つのばね片が固定され、該ばね片 の中央にはスイングアームの底面に密着する湾曲部が設けられていることを特徴 としている。

【０００７】 請求項３の考案では、前記固定板上に適当な大きさの孔が設けられて伸縮桿の 穿設に供され、且つスライドブロックの足形対応調整動作時のスライドに利用さ れることを特徴としている。

【０００８】 請求項４の考案では、前記本体の両側に長溝が穿たれ、一つの固定バンドが穿 設され、該固定バンドは本体内にて一つの弾性バンドと連接され、該弾性バンド はその一端が支点に固定された後、各プーリを経て固定バンドに連接され、固定 バンドを自由に引出し可能とし伸縮させることを特徴としている。

【０００９】 請求項５の考案では、前記スライドブロックと固定板の間にはスライドブロッ クの足形対応調整動作時のスライドと位置決めに供される適当なスライドレール 構造が設けられていることを特徴としている。

【００１０】

【考案の実施の形態】

本考案は、一種の足裏按摩装置、特に、ツボと按摩圧力を指定でき、且つ足形 に合わせて調整が行える装置を提供するものであり、それは、本体、按摩圧力調 整装置、ツボ選択装置、足形対応調整装置と、一つの機能制御器を組み合わせて なる。その中、按摩圧力調整装置は、一つのサーボモータとウォーム、ウォーム ホイールを組み合わせて成した伝動構造により、一つの偏心円柱を適当な角度回 転させて、伸縮桿押し上げ板に異なる上死点の押し上げ高さを形成させるもので 、伸縮桿により突き上げられる按摩桿の本体外への伸出量を調整するのに供され る。上記ツボ選択装置は、各按摩桿の底端にそれぞれ設けた上記伸縮桿底端を上 記伸縮桿押し上げ板に抵触させ、該伸縮桿を小モータにより駆動して左右に揺動 させるもので、これにより伸縮桿を按摩桿の真下の突き上げ位置より離開させて 按摩桿突き上げ不能とし、機能制御器により上記小モータを選択して起動させて 異なる位置の按摩桿を選択して動作させられる。また上記足形対応調整装置は、 別の一つのモータを機能制御器により駆動して按摩桿を固定した複数のスライド ブロックを同時に内向き或いは外向きにスライドさせるもので、異なる按摩桿の 位置を異なる足形に対応させるものである。

【００１１】

【実施例】

図１に示されるように、本考案は一つの本体１を有し、該本体１の内部には按 摩圧力調整装置、ツボ選択装置、及び足形対応調整装置が収容されている。該本 体１の上面には複数の按摩桿伸出孔１１が穿たれ、該按摩桿伸出孔１１はそれぞ れ按摩桿３の本体１外への伸出に供される。且つ本体１の両側には自由に引き出 すことができる伸縮固定バンド１２が設けられ、足の甲を固定するのに用いられ る。さらに本体１には一つの機能制御器Ａが連接されて按摩桿の作用制御、任意 の伸出桿の動作の選択指定、及び足の大きさにより異なるツボ位置に按摩桿の位 置を対応させる調整を行う。

【００１２】 図２、図８に示されるのは、本考案の按摩圧力調整装置である。該按摩圧力調 整装置に該当する部分を以下説明すると、本体１内の底板１３の両側の適当な位 置に、大小の固定孔座１３１、１３２が凸設され、一つの弾性板１４が底板１３ の上方に固定してあり、該弾性板１４の固定は、弾性板１４の底面に設けた凸柱 １４１を上−記の大きい方の固定孔座１３１に挿置し、また弾性板１４の４個の 角部に位置決め桿１５を穿過させ、該位置決め桿１５を小さい方の固定孔座１３ ２に挿置してなり、この位置決め桿１５上にはそれぞれ弾性部品１６を介して一 つの伸縮桿押し上げ板１７が嵌められ、伸縮桿押し上げ板１７と弾性板１４の間 に弾性状態が形成され、且つ該位置決め桿１５の上端には一つの固定板１８が固 定釘１５１で固定され、複数のスライドブロック２が該固定板１８上に設けられ 、該スライドブロック２内には複数の按摩桿３と各按摩桿３の下方に位置し上下 にスライドして按摩桿３を本体１外に突き推して進出させる伸縮桿２１が設けら れ（スライドブロック２内の詳細の構造については以下に述べる）、該伸縮桿２ １は常態では自由に滑り下りてその底端が伸縮桿押し上げ板１７に接触し、当然 固定板１８の板面上には伸縮桿２１が通過する適当な孔が大きさの孔が穿たれて いる。

【００１３】 本考案の按摩圧力調整装置においては、さらに一つのサーボモータ４が底板１ ３の二つの弾性板１４の間の適当な所に設けられ、その原動軸上に一つのウォー ム４１が設けられてウォームホイール４２と噛み合い、該ウォームホイール４２ の中央に一つの回転軸が穿設され、且つ該回転軸の両端にそれぞれ回転輪４３が 設けられて該回転輪４３の端面上に一つの偏心円柱４４が凸設され、該偏心円柱 ４４が一つの押し上げブロック１４２の楕円状貫通孔１４３を穿貫し、該押し上 げブロック１４２が並びにねじ部材で弾性板１４の下方に固定されている。

【００１４】 上述の構造により、サーボモータ４の駆動で該回転輪４３がある角度回転する と、偏心円柱４４の偏心量の影響により、押し上げブロック１４２が上下に昇降 し、伸縮桿押し上げ板１７、弾性板１４もまた上下の昇降状態を形成する。その 中、伸縮桿押し上げ板１７は伸縮桿２１を押し上げて按摩桿３を本体１の按摩桿 伸出孔１１より伸出させ、もって足裏のツボを刺激させる。このように回転輪４ ３の回転角度の変化により、伸縮桿押し上げ板１７の押し上げブロック１４２突 き上げ時の死点に変化が生じる。該按摩圧力調整装置の主な機能は、各按摩桿３ を上に突き上げる動力の提供と按摩桿の伸出量調整にある。この装置により使用 者の足を固定帯で本体１上に固定した時に、按摩桿３の伸出量を変化させて足裏 に対する按摩圧力の大きさを変化させられる。この按摩力の大きさの変化は本考 案中のサーボモータ４が偏心円柱４４の回転角度を制御して按摩桿３の伸出量を 変化させることによる。

【００１５】 図３、６、８に示されるのは、本考案のツボ選択装置であり、それは按摩桿３ とスライドブロック２を含み、その中、スライドブロック２は図１３の足裏のツ ボと人体各部との対応図に基づいて、複数区域に分割されたブロック形態とされ 、並びにスライドブロック２内には按摩桿３が設けられ、且つ各按摩桿３は底端 にばね３１が嵌められて、弾性的に位置決めされた状態にあり、常態下では下方 の伸縮桿２１と適当な間隔を保持している。そして各按摩桿３の側方にはそれぞ れ小モータ２０が設置され、且つ小モータ２０の上方の円柱状突起２２がスライ ドブロック２内の孔座に取り付けられて、小モータ２０の表面には一つのカバー 体２３が嵌合されて、カバー体２３の一側の底面には支柱２３１が延設されて一 つのスイングアーム２４の一端に枢接され、該スイングアーム２４の別端には伸 縮桿２１が嵌められる。該スイングアーム２４の伸縮桿２１が嵌められた一端と は別の一端には内側環状歯部２４１が設けられて、該内側環状歯部２４１は小モ ータ２０の小歯車２５と噛み合っている。これにより伸縮桿２１は小モータ２０ の制御を受けて左右に揺動して横方向に移動し（同時に図４、図５のＡ参照）、 小モータ２０作動時には伸縮桿２１を連動させて按摩桿３の真下に至らせる（図 ４のＢ参照）。且つその中のそれぞれの小モータ２０はそれぞれ機能制御器Ａの 制御により起動し、伸縮桿２１を按摩桿３の真下に移動させる。このとき、さら に伸縮桿押し上げ板１７の上下移動により該伸縮桿２１が押し上げられ、該伸縮 桿２１の上昇により按摩桿３が突き上げられ、こうして本考案のツボ選択機能が 達成される。当然、伸縮桿２１が按摩桿３の真下の突き上げ位置より離される時 には（図５のＢ）、按摩桿３は動作不能となり、スイングアーム２４を小モータ ２０の電気が切られた後に左右に位置決めされた状態で維持するために、カバー 体２３の一側下方には中段を適当に湾曲させたばね片２７に嵌挿される固定柱２ ６が設けられ、該ばね片２７の湾曲部の区画により安定してスイングアーム２４ の位置決めを行い、伸縮桿３の位置にずれを発生させない。

【００１６】 図６、７に同時に示されるように、本考案の足形対応調整装置においては、ス ライドブロック２下方に設けられた伝動ラック５１、５２、５３、５４がそれぞ れ固定板１８上に設けられた伝動歯車６１、６２、６３、６４、６５、６６と噛 み合わされ、本体１内部の底板前方には別に一つの駆動モータ７が設けられ、そ の原動軸上の偏心柱７１により、一つのＴ形スライドシート７２が前後の移動を 形成し、且つ該スライドシート７２の両端には切り口が開設されてスライドブロ ック２下方に延設されたキャッチブロック７３と係合する。これにより、該偏心 柱７１の回転、及び歯車、ラックの形成する伝動構造により、各スライドブロッ ク２が同時に本体１の内部或いは外部方向に一致して拡大或いは縮小させられ（ 踵部のスライドブロック２は固定されている）、これにより本考案を、足形に応 じて按摩面積を変えられ、足の大きさの異なる使用者にも適合でき、且つツボ位 置を外さず按摩が行えるものとしている。当然、各スライドブロック２と固定板 １８の間には適当なスライド構造が設けられ（図には表示せず）、スライドブロ ック２の位置決めとスライドに利用される。

【００１７】 図９、１０に同時に示されるように、本考案の伸縮固定バンド１２は、その一 端が本体１内部の弾性バンド１２１とプーリ１２２を組み合わせてなる伸縮構造 と連接されて、自由に引き出して適当な長さとすることができ、使用者の足の固 定位置を制限し足が任意に起き上がらないようにする。

【００１８】 図１１、１２に同時に示されるように、本考案の機能制御器Ａは、各機能キー と指示ランプを含み、機能制御器Ａの左上方には一つの液晶表示器ａが設けられ 、各機能の操作状況を表示する。その操作順序は、まず電源スイッチｂを押し、 足形対応調整キーｃで足形に応じた調整を行い、時間設定キーｄで按摩動作時間 を設定し、ツボ設定機能キーｅを押してさらに一位の按摩桿選定キーｈと十位の 按摩桿選定キーｇで動作する按摩桿を選定する。機能制御器Ａの二列のＬＥＤ指 示ランプｈは、選定した按摩桿を表示する。或いはコンピュータメモリキーｉに より按摩桿の動作を選定するものとし、該コンピュータメモリキーｉは足裏のツ ボの人体各部との対応区に基づき、予め２０組の症状に対して有効な位置にある 按摩桿を記憶し、各種症状に対して按摩桿に有効な按摩を行わせる。足形の大き さ、動作時間及びツボ選択が完成した後には、一つの確認キーｊを押し、さらに 始動キーｋを押せば、本考案は動作を開始する。且つ暫停キー１で本考案の動作 を中断でき、リセットキーｍを利用して最初の制御状態に戻して新たに足形対応 調整、動作時間の設定、ツボ選択を行うことができる。このほか、本考案の動作 中に、指圧強度選択キーｎで按摩圧力の大きさを調整できる。

【００１９】

【考案の効果】

本考案の足裏按摩装置は、機能制御器の操作により按摩桿の作用力の大きさを 制御できると共に、任意にツボに対応する按摩桿を選択して動作させられ、また 各種の異なる足形に対応でき、良好な按摩効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図である。

【図２】本考案の圧力調整装置の分解斜視図である。

【図３】本考案の小モータ部分の分解斜視図である。

【図４】本考案の小モータで駆動するスイングアームの
動作状態表示図である。

【図５】本考案の小モータで駆動するスイングアームの
動作状態表示図である。

【図６】本考案のスライドブロックの配置図である。

【図７】本考案の脚形対応調整装置の動作を表示する平
面図である。

【図８】本考案の本体内部を示す部分断面図である。

【図９】本考案の使用状態を示す部分断面図である。

【図１０】本考案の脚固定装置を示す部分断面図であ
る。

【図１１】本考案の機能制御器の実施例の平面図であ
る。

【図１２】本考案の動作フローチャートである。

【図１３】人体各部と足裏のツボ対応図である。

【符号の説明】

１・・・本体 １１・・・按摩桿伸出孔 １２・・・伸
縮固定バンド １２１・・・弾性バンド １２２・・・プーリ １３・
・・底板 １３１・・・固定孔座 １３２・・・固定孔座 １４・
・・弾性板 １４１・・・凸柱 １４２・・・押し上げブロック １４３・・・楕円状貫通孔 １５・・・位置決め桿 １
５１・・・固定釘 １６・・・弾性部品 １７・・・伸縮桿押し上げ板 １
８・・・固定板 ２・・・スライドブロック ２０・・・小モータ ２１
・・・伸縮桿 ２２・・・凸縁 ２３・・・カバー体 ２３１・・・支
柱 ２４・・・スイングアーム ２４１・・・内側環状歯部
２５・・・小歯車 ２６・・・固定柱 ２７・・・ばね片 ３・・・按摩桿
３１・・・ばね ４・・・サーボモータ ４１・・・ウォーム ４２・・
・ウォームホイール ４３・・・回転輪 ４４・・・偏心円柱 ５１、５２、５３、５４・・・伝動ラック ６１、６２、６３、６４、６６５、６６・・・伝動歯車 ７・・・駆動モータ ７１・・・偏心柱 ７２・・・Ｔ
形スライドシート ７３・・・キャッチブロック Ａ・・・機能制御器 ａ
・・・液晶表示器 ｂ・・・電源スイッチ ｃ・・・足形対応調整キー ｄ
・・・時間設定キー ｅ・・・ツボ選択機能キー ｆ・・・一位の按摩桿選定
キー ｇ・・・十位の按摩桿選定キー ｈ・・・ＬＥＤ指示ラ
ンプ ｉ・・・コンピュータメモリキー ｊ・・・確認キー
ｋ・・・始動キー ｌ・・・暫停キー ｍ・・・リセットキー ｎ・・・指
圧強度選択キー

Claims (5)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 上下の蓋体を組み合わせてなり、内部は
   按摩圧力調整装置、ツボ選択装置、足形対応調整装置の
   設置に供され、上の蓋体の上面の両側には按摩桿の伸縮
   に供される複数の按摩桿伸出孔が穿たれ、並びに一つの
   機能制御器に連接される、一つの本体と、 本体内部の底板両側にそれぞれ大きな固定孔座が設けら
   れ、該底板両側の上方にそれぞれ一つの弾性板がその下
   方の凸柱を該固定孔座に挿嵌して取り付けられ、各弾性
   板の四角を底板上の小さい固定孔座に底端が固定された
   位置決め桿が穿貫し、該位置決め桿には弾性板上方に弾
   性部品を介して伸縮桿押し上げ板が上下にスライド自在
   に取り付けられ、該位置決め桿の上端には固定釘で固定
   板が固定され、底板上方の二つの弾性板の間には一つの
   サーボモータが設けられ、該サーボモータによりウォー
   ムとウォームホイールが駆動され、その中、ウォームホ
   イールの中央を一つの回転軸が穿貫し、該回転軸の両端
   にはそれぞれ回転輪が連接され、回転輪の外端面上には
   それぞれ一つの偏心円柱が設けられて該偏心円柱は一つ
   の押し上げブロックの楕円状貫通孔内に伸入し、該押し
   上げブロックが二つの弾性板の底面に結合されてなる、
   一つの按摩圧力調整装置と、 按摩桿とスライドブロックを含み、その中、スライドブ
   ロックは人体各部に対する足裏のツボの対応区に基づき
   複数区域に分割されたブロック形態とされ、該スライド
   ブロック内には按摩桿が設けられ、各按摩桿は底端にば
   ねが嵌められてその円頭部がスライドブロック外に突出
   し且つ弾性的に位置決めされた状態にあり、各按摩桿の
   側方にはそれぞれ小モータが設置され、該小モータの表
   面には一つのカバー体が嵌合されて、該カバー体の一側
   の底面には支柱が延設されて一つのスイングアームに枢
   接され、該スイングアームの一端には伸縮桿が上下にス
   ライド自在に挿嵌され、該伸縮桿の上端は常態下で按摩
   桿の底端と適当な間隙を保持し、伸縮桿の底端は上記固
   定板を穿貫して伸縮桿押し上げ板に接触し、上記スイン
   グアームのもう一端に孔が設けられ、該孔の一部に上記
   小モータの原動軸上の小歯車と噛み合う内側環状歯部が
   設けられ、該小モータの駆動により伸縮桿を左右に揺動
   させる、一つのツボ選択装置と、 上記本体内部の底板前方に別に一つの駆動モータが設け
   られ、その原動軸上の偏心柱により、一つのＴ形スライ
   ドシートに前後の移動を形成させ、該スライドシートの
   両端には切り口が開設されてスライドブロック下方に延
   設されたキャッチブロックと係合し、各スライドブロッ
   ク下方に設けられた伝動ラックがそれぞれ上記固定板上
   に設けられた伝動歯車と噛み合わされ、Ｔ形スライドシ
   ートのスライドにより各スライドブロックを同時に内向
   き或いは外向きに拡大或いは縮小させるものとされる、
   一つの足形対応調整装置、 以上を組み合わせてなり、上記機能制御器により任意の
   按摩桿の動作を選択指定し、按摩桿の伸出量を調整し、
   足形に対応して按摩面積を調整できることを特徴とす
   る、足裏按摩装置。
2. 【請求項２】 前記小モータに設けられたカバー体の一
   側の下方には二つの対応する固定柱が設けられて該固定
   柱に一つのばね片が固定され、該ばね片の中央にはスイ
   ングアームの底面に密着する湾曲部が設けられているこ
   とを特徴とする、請求項１に記載の足裏按摩装置。
3. 【請求項３】 前記固定板上には適当な大きさの孔が設
   けられて伸縮桿の穿設に供され、且つスライドブロック
   の足形対応調整動作時のスライドに利用されることを特
   徴とする、請求項１に記載の足形対応調整装置。
4. 【請求項４】 前記本体の両側には長溝が穿たれ、一つ
   の固定バンドが穿設され、該固定バンドは本体内にて一
   つの弾性バンドと連接され、該弾性バンドはその一端が
   支点に固定された後、各プーリを経て固定バンドに連接
   され、固定バンドを自由に引出し可能とし伸縮させるこ
   とを特徴とする、請求項１に記載の足裏按摩装置。
5. 【請求項５】 前記スライドブロックと固定板の間には
   スライドブロックの足形対応調整動作時のスライドと位
   置決めに供される適当なスライドレール構造が設けられ
   ていることを特徴とする、請求項１に記載の足裏按摩装
   置。