JP3024955U - 地震動感知式懐中電灯 - Google Patents

地震動感知式懐中電灯

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JP3024955U
JP3024955U JP1995010663U JP1066395U JP3024955U JP 3024955 U JP3024955 U JP 3024955U JP 1995010663 U JP1995010663 U JP 1995010663U JP 1066395 U JP1066395 U JP 1066395U JP 3024955 U JP3024955 U JP 3024955U
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JP1995010663U
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茂樹 真流
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茂樹 真流
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 夜間に大きな地震が発生したときに、部屋の
柱などに掛けておいた懐中電灯を自動的に点灯させて、
初期の避難行動をとる際の照明を提供する装置である。 【構成】通常は錘載物板15の上に錘18と一体になっ
た錘倒立板14を乗せておくことによって正電極板16
と負電極板11を離した状態で本体を柱などの釘に掛け
て設置する。地震動によって錘18が転倒し紐21で釘
から吊り下がると、錘の重みによって押し下げられてい
た負電極板11がバネ12の弾性力によって押し上げら
れて正電極板16と負電極板11が接触して電球4の回
路が閉じて本体の電球4が自動的に点灯する。この本体
は必要に応じて柱などからはずすことにより携行可能な
懐中電灯となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、大きな地震動が夜間に発生した時に、屋内において避難行動をとる のに必要な照明を確保するための照明器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、地震動を感知して点灯する照明灯の感震スイッチは公共電源を用いたも のについては考えられている(例えば、実開01−91232号)。また、携行 可能なものではラジオ受信機と携帯電灯を組み合わせたものが考えられている (例えば、実登 3002490号)が、簡単な感震スイッチを懐中電灯そのも のにもたせたものは考えられていない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
夜間に発生した大きな地震動によって、公共電源が停電したときや、室内を真 っ暗にして就寝していた時の地震災害に対する避難行動をとるには照明が必要不 可欠である。その照明器具は人が居住している部屋にそれぞれ設置しておかなけ れば効果は少ない。本考案は地震災害に対する初期の避難行動に必要な照明を自 動的に点灯し、かつ携帯可能な懐中電灯を簡単な構造によって安価な物として提 供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するためには、電池をつないだ電球の電気回路のスイッチで ある負電極板を錘の重みで押し下げて回路を開いておき、地震動で錘が転倒する と、バネが負電極板を押し上げて正電極板と接触し電気回路が閉じて電球を点灯 させる仕組みをもたせればよい。
【0005】 また、電気回路の中にブザーを組み込むことによって、地震以外の原因で作動 したときに、音によってそのことを知ることができるため錘を元の位置に戻すこ とによって、電池の消耗を防ぐ仕組みをもたせてもよい。
【0006】
【作用】
電池をつないだ照明器具の電気回路を有する本体は、錘を乗せて、すなわち、 電極が開いた状態で柱などに途中まで打ち込まれた釘などに掛けて固定される。
【0007】 地震動によって錘が転倒すると負電極板がバネの弾性力で押し上げられて、正 電極板と接触するために電気回路が閉じて自動的に電球が点灯し室内を明るくす る。
【0008】 また、電気回路にブザーを組み込んだ場合には電球の点灯と同時に音を発する 。
【0009】 そして、本体を柱などからはずしても電極板は接触したままであるので携行可 能な懐中電灯となる。
【0010】
【実施例】
本考案について図面を参照して説明する。図1は錘が乗っている状態において 、側面の1つである電池交換のための蓋をはずした時の側面図である。通常はこ の状態で電球の回路は開いて設置されている。図2は錘が転倒して、電球の回路 が閉じて電球が点灯した状態において、側面の1つである電池交換のための蓋を はずした時の側面図である。
【0011】 本体はアクリル板などを接着剤で貼り合わせて四角形の箱状をなす。本体背面 1は本体を柱などに途中まで打ち込まれた釘などに掛けるための穴2を2つもつ 。本体下面3は電球4の電球ソケット5をもつ。
【0012】 本体側面の1つから直角に支持板6を出して固定し、この支持板は電池7の負 極取り出しバネ8と負電極板支持棒9の支持穴10をもつ。
【0013】 銅板などで作られた負電極板11は支持板6との間に負電極板11を押し上げ るバネ12を挟んで負電極板支持棒9に固定される。そして、負電極板11はし なやかな材質の負極側電線13で負極取り出しバネ8とつながれる。
【0014】 負電極板支持棒9の上部は本体上面14に開けられた穴を通して錘載物板15 を固定する。
【0015】 本体上面14の内面の負電極板11の直上には銅板などで作った同心円帯状の 正電極板16を貼り付け、正極側電線17で電球ソケット5につなぐ。
【0016】 さらに、正極側電線17の途中にブザー22を組み込む。
【0017】 錘18は錘支持棒19に固定し、錘支持棒19の他端にはねじ穴を切っておき 、これにボルト状の錘倒立板20をねじ込んで固定する。この錘倒立板20を錘 載物板15の上に乗せて設置する。
【0018】 この錘倒立板20の大きさを変えることによって、どの程度の揺れで転倒して 作動するかをあらかじめ設定することができる。
【0019】 また、錘支持棒19には錘部が床まで落下しないための細い吊り紐21を結び 付けて、他端を本体を掛けて固定する釘などに掛けられるようにしておく。
【0020】
【考案の効果】
本考案は、上述のとおり構成されているので、大きな地震動があった場合に自 動的に点灯する懐中電灯を安価な物として供することができる。安価な物である から各家庭の居間や寝室など、また、ホテルなどの各部屋に1台ずつ設置するこ とができることにより地震防災上大きな効果がある。さらに、この照明器具を設 置しておくことによって、日常の睡眠を安心して得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】錘が乗っている状態において、側面の1つであ
る電池交換のための蓋をはずした時の側面図である。
【図2】錘が転倒して、電球の回路が閉じて電球が点灯
した状態において、側面の1つである電池交換のための
蓋をはずした時の側面図である。
【符号の説明】
1 本体背面 2 本体固定穴 3 本体下面 4 電球 5 電球ソケット 6 支持板 7 電池 8 負極取り出しバネ 9 負電極板支持棒 10 負電極板支持棒支持穴 11 負電極板 12 バネ 13 負極側電線 14 本体上面 15 錘載物板 16 正電極板 17 正極側電線 18 錘 19 錘支持棒 20 錘倒立板 21 紐 22 ブザー

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】地震動で錘が転倒することによって、錘の
    重みで押し下げられていたスイッチの電極板がバネの弾
    性力で押し上げられて、相手側の電極板と接触すること
    により電池を電源とした電気回路が閉じて自動的に点灯
    する懐中電灯。
  2. 【請求項2】電気回路の中にブザーを組み込むことによ
    り、電球が点灯したときに音を発する、請求項1に記載
    の懐中電灯。
JP1995010663U 1995-09-01 1995-09-01 地震動感知式懐中電灯 Expired - Lifetime JP3024955U (ja)

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