JP3024647B1 - 舵角表示方法及び装置並びに舵角変換表示プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
舵角表示方法及び装置並びに舵角変換表示プログラムを記録した記録媒体Info
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- JP3024647B1 JP3024647B1 JP11031995A JP3199599A JP3024647B1 JP 3024647 B1 JP3024647 B1 JP 3024647B1 JP 11031995 A JP11031995 A JP 11031995A JP 3199599 A JP3199599 A JP 3199599A JP 3024647 B1 JP3024647 B1 JP 3024647B1
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Abstract
舵及び縦舵の舵角に変換表示して直感的な操舵を可能に
する。 【解決手段】 開示される舵角表示装置では、×型複合
舵潜水船の各舵の舵角及び×型複合舵潜水船の速度を舵
角変換部5に入力する。舵角変換部5は、入力された各
舵角及び速度及び×型複合舵特性メモリ3から読み出さ
れた×型複合舵の動特性に基づいて×型複合舵潜水船に
働く力を算出した後、算出した×型複合舵潜水船に働く
力を+型複合舵潜水船の+型複合舵の各舵成分にベクト
ル分解し、各舵成分及び+型複合舵特性メモリ4から読
み出された+型複合舵の動特性に基づいて+型複合舵潜
水船の横舵及び縦舵の舵角に変換する。変換された横舵
及び縦舵の舵角を表す表示マークを舵角表示部6の表示
画面に表示する。
Description
び装置並びに舵角変換表示プログラムを記録した記録媒
体、詳しくは、×型複合舵を有する潜水船の舵角をこれ
と同等の作用をする+型複合舵を有する潜水船の舵角に
変換して表示するための舵角表示方法及び装置並びに舵
角変換表示プログラムを記録した記録媒体に関する。
合舵を有するものと、×型複合舵を有するものとが知ら
れている。図8は、潜水船を後方から見た図であり、+
型複合舵は、同図(A)に示すように、潜水船の船体長
手方向軸に対して水平方向に横舵A、Bを、垂直方向に
縦舵C、Dを配置したものである。また、×型複合舵
は、同図(B)に示すように、潜水船の船体長手方向軸
に対して+型複合舵を45度回転して×型複合舵の各舵
a、b、c、dを配置したものである。+型複合舵を有
する潜水船において、潜水船の上昇又は下降に際して姿
勢角(ピッチ角)を変えようとするとき、図9に示す潜
水船16の横舵A(横舵Bは図9には見えず)の舵角及
び潜舵の舵角を変えている。すなわち、船首を下げて潜
航するときは、横舵A、Bを図中時計式方向に回動させ
ると同時に潜舵Eを図中反時計式方向に回動させる。ま
た、船首を上げて浮上するときは、横舵A、Bを図中反
時計式方向に回動させると同時に潜舵Eを図中時計式方
向に回動させる。また、水中を水平に潜航するときは、
横舵A、Bを図中反時計式方向に回動させると同時に潜
舵Eを図中反時計式方向に回動させる。また、針路方向
を右に変えるときは、縦舵C、Dを図中反時計式方向に
回動させ、針路方向を左に変えるときは、縦舵C、Dを
図9中時計式方向に回動させる。
船の上昇又は下降に際して姿勢角(ピッチ角)を変えよ
うとするとき、図10に示す潜水船17の4枚の舵a、
b、c、dすべての舵角を変えると共に、潜舵eの舵角
を変えている。×型複合舵を有する潜水船において、4
枚の舵すべての舵角を変えるのは、左右方向に発生する
力を打ち消すためである。×型複合舵を有する潜水船に
おいて、船首を下げて潜航するときは、舵a、bを図中
時計式方向に回動させ、かつ、舵c、dを図中反時計式
方向に回動させると同時に潜舵eを図中反時計式方向に
回動させる。また、船首を上げて浮上するときは、横舵
a、bを図中反時計式方向に回動させ、かつ、舵c、d
を図中時計式方向に回動させると同時に潜舵eを図中反
時計式方向に回動させる。また、水中を水平に潜航する
ときは、横舵a、bを図中反時計式方向に回動させ、か
つ、舵c、dを図中時計式方向に回動させると同時に潜
舵eを図中時計式方向に回動させる。潜水船を上昇又は
下降させつつ、同時に針路方向を変えようとする場合に
は、上述のところに従って、+型複合舵を有する潜水船
では横舵及び縦舵を同時に所要の舵角に変え、×型複合
舵を有する潜水船では4枚の舵すべての舵角を変える必
要がある。
おいても、また、×型複合舵を有する潜水船において
も、操舵した舵角を、単に、操舵表示装置の画面上に表
示しようとする場合には、例えば、+型複合舵において
は操舵した舵角を示す表示マークを、図11の(B)に
示すように、操舵表示装置の画面上の舵角0の表示位置
(表示中心)から舵角に対応する距離だけ隔たった位置
に表示する。なお、図11の(B)の表示マークMH
は、操舵された横舵の舵角に対応し、表示マークMV
は、操舵された縦舵の舵角に対応する。また、×型複合
舵においては操舵した舵角を示す表示マークを、図11
の(A)に示すように、操舵表示装置の画面上の各舵の
舵角0の表示マーク(線L1、L2)から舵角に対応す
る距離だけ隔たった位置への表示矢印として表示する。
なお、図11の(A)に示す表示矢印MA1〜MA4の
長さは、操舵された各舵の舵角に対応する。したがっ
て、+型複合舵を有する潜水船についての表示形式は、
操舵された舵角と舵角表示装置の表示画面上に表示され
た表示マークとが、上げ舵、下げ舵等の操舵員の操舵と
実際の舵の舵角(実舵角)との関係において一致し、そ
の表示の対応関係において直感的に認識し易い表示形
式、すなわち、実舵角の表示から操舵員が潜水船にどの
ような向きの力が働いて潜水船がどのように動くかとい
う舵効果を想像し易い表示形式となっていてから、その
表示に従った直感的な操舵に適合している。
合舵を有する潜水船においては、姿勢角及び針路方向、
いずれか一方、又双方を変えようとする場合、いずれの
場合においても、4枚の舵すべての舵角が変えられ、上
げ舵、下げ舵等の操舵員の操舵と実際の舵の舵角(実舵
角)とが+型複合舵のように一致せず、操舵された舵角
と舵角表示装置の表示画面上に表示された表示矢印と
が、その表示の対応関係において直感的に認識し難い表
示形式、すなわち、舵効果を想像し難い表示形式となっ
てしまっているから、その表示に従った直感的な操舵に
不向きであるという不具合がある。
もので、×型複合舵を有する潜水船の舵角を、その舵効
果を直感的に認識し易い+型複合舵の舵角で表示する舵
角表示方法及び装置並びに舵角変換表示プログラムを記
録した記録媒体を提供することを目的としている。
に、請求項1記載の発明は、互いに独立に操舵可能な3
枚以上の舵で構成された複合舵を有する第1の潜水船の
各舵の舵角を、横舵及び縦舵で構成された+型複合舵を
有する第2の潜水船の横舵及び縦舵の舵角に変換して表
示する舵角表示方法に係り、前記第1の潜水船の各舵の
舵角及び該潜水船の速度を検出し、検出された前記各舵
の舵角及び前記速度と予め記憶されている前記第1の潜
水船の舵の動特性とに基づいて、前記第1の潜水船の舵
の操舵で前記潜水船に働く力を算出し、算出された前記
潜水船に働く力を前記第2の潜水船の横舵成分及び縦舵
舵成分にベクトル分解し、ベクトル分解された前記第2
の潜水船の横舵成分及び縦舵成分と予め記憶されている
前記第2の潜水船の+型複合舵の動特性とに基づいて、
前記第1の潜水船の舵によって発生される舵効果と同等
の舵効果を発生し得る前記第2の潜水船の横舵及び縦舵
の舵角を算出し、算出された前記第2の潜水船の横舵及
び縦舵の舵角を表示することを特徴としている。
舵量表示方法に係り、検出された前記3枚以上の舵のう
ちの一部の舵角は固定角であることを特徴としている。
可能な3枚以上の舵で構成された複合舵を有する第1の
潜水船の各舵の舵角を、横舵及び縦舵で構成された+型
複合舵を有する第2の潜水船の横舵及び縦舵の舵角に変
換して表示する舵角表示装置に係り、前記第1の潜水船
の各舵の舵角及び前記第1の潜水船の速度を検出する検
出手段と、前記第1の潜水船の舵の動特性を記憶した第
1の記憶手段と、前記検出手段で検出された前記各舵の
舵角及び前記速度と予め記憶されている前記第1の潜水
船の舵の動特性とに基づいて、前記第1の潜水船の舵の
操舵で前記潜水船に働く力を算出する第1の演算手段
と、該第1の演算手段で算出された前記潜水船に働く力
を前記第2の潜水船の横舵成分及び縦舵舵成分にベクト
ル分解する第2の演算手段と、前記第2の潜水船の+型
複合舵の動特性を記憶した第2の記憶手段と、前記第2
の演算手段でベクトル分解された前記第2の潜水船の横
舵成分及び縦舵成分と予め記憶されている前記第2の潜
水船の+型複合舵の動特性とに基づいて、前記第1の潜
水船の舵によって発生される舵効果と同等の舵効果を発
生し得る前記第2の潜水船の横舵及び縦舵の舵角を算出
する第3の演算手段と、該第3の演算手段で算出された
前記第2の潜水船の横舵及び縦舵の舵角を表示する表示
手段とを設けたことを特徴としている。
載の舵角表示装置に係り、検出手段は、前記3枚以上の
舵のうちの一部の舵角を固定角で検出することを特徴と
している。
可能な3枚以上の舵で構成された複合舵を有する第1の
潜水船の各舵の舵角を、横舵及び縦舵で構成された+型
複合舵を有する第2の潜水船の横舵及び縦舵の舵角に変
換して表示させる舵角変換表示プログラムを記録した記
録媒体に係り、コンピュータに、検出された前記第1の
潜水船の各舵の舵角及び前記第1の潜水船の速度と予め
記憶されている前記第1の潜水船の舵の動特性とに基づ
いて、前記第1の潜水船の舵の操舵で前記潜水船に働く
力を算出させ、算出された前記潜水船に働く力を前記第
2の潜水船の横舵成分及び縦舵舵成分にベクトル分解さ
せ、ベクトル分解された前記第2の潜水船の横舵成分及
び縦舵舵成分と予め記憶されている前記第2の潜水船の
+型複合舵の動特性とに基づいて、前記第1の潜水船の
舵によって発生される舵効果と同等の舵効果を発生し得
る前記第2の潜水船の横舵及び縦舵の舵角を算出させ、
算出された前記第2の潜水船の横舵及び縦舵の舵角を表
示させる舵角変換表示プログラムを記録したことを特徴
としている。
角変換表示プログラムを記録した記録媒体に係り、検出
された前記3枚以上の舵のうちの一部の舵角に固定角を
含む前記第1の潜水船の各舵の舵角及び前記第1の潜水
船の速度と予め記憶されている前記第1の潜水船の舵の
動特性とに基づいて、前記第1の潜水船に働く力を算出
させることを特徴としている。
の実施の形態について説明する。説明は、実施例を用い
て具体的に行う。 ◇第1実施例 図1は、この発明の第1実施例である舵角表示装置の電
気的構成を示す図、図2は、同舵角表示装置で実行され
る舵角変換手順及び舵角表示手順を示すフローチャー
ト、図3は、同舵角表示装置の舵角の表示例を示す図で
ある。この実施例の舵角表示装置1は、×型複合舵を有
する潜水船の舵角をこれと同等の舵効果を生じさせる+
型複合舵の舵角に変換して表示する装置に係り、図1に
示すように、舵角入力部2と、×型複合舵特性メモリ3
と、+型複合舵特性メモリ4と、舵角変換部5と、舵角
表示部6とから概略構成される。
検出された×型複合舵の各アナログ舵角信号α1、α
2、α3及びα4を受け取ってディジタル形式の舵角デ
ータβ1、β2、β3、β4を舵角変換部5に出力する
ものである。そして、×型複合舵特性メモリ3は、×型
複合舵の動特性を次式(1)で記憶している。×型複合
舵の動特性とは、×型複合舵の各舵の舵角データβ1、
β2、β3、β4と操舵で潜水船に働く力Fとの関係を
潜水船の速度Vをパラメータとして表したものである。
そして、式(1)は、潜水船の運動特性及び舵の形状に
より決定される。 F=f(β1、β2、β3、β4、V) …(1) +型複合舵特性メモリ4は、+型複合舵の動特性を次式
(2)、(3)の形式で記憶している。+型複合舵の動
特性とは、+型複合舵の横舵の舵角γ1及び縦舵の舵角
γ2と+型複合舵を有する潜水船に働く力の横舵成分G
1及び縦舵成分G2との関係を潜水船の速度Vをパラメ
ータとして表したものである。そして、式(2)は、潜
水船の運動特性及び舵の形状により決定される。 G1=γ1×V2 …(2) G2=γ2×V2 …(3)
れた×型複合舵の各舵角データβ1、β2、β3及びβ
4と、潜水船の速度センサから出力された速度データV
と、×型複合舵特性メモリ3に記憶されている×型複合
舵の動特性を示す式(1)とに基づいて、潜水船に働く
力(発生力)Fを算出すると共に、算出された潜水船に
働く力Fを+型複合舵の横舵成分G1 及び縦舵成分G2
にベクトル分解し、ベクトル分解された横舵成分G1 及
び縦舵成分G2並びに速度データVと、+型複合舵特性
メモリ4に記憶されている+型複合舵の動特性を示す式
(2)、(3)とに基づいて、+型複合舵を有する潜水
船の横舵の舵角データγ1及び縦舵の舵角データγ2を
算出して出力するものである。
管等を含む表示装置を有し、表示メモリと表示装置の画
面とを1対1で対応させ、かつ、表示メモリの記憶中心
位置及び表示装置の表示中心を船体長手方向の中心に一
致させた構成としており、舵角変換部5から出力された
横舵の舵角データγ1を表す第1の表示マ−クMH(図
3)を表示メモリに記憶させると共に、舵角変換部5か
ら出力された縦舵の舵角データγ2を表す第2の表示マ
−クMV(図3)を表示メモリに記憶させる。その第1
の表示マ−クMHの記憶位置は、表示メモリ内の中心記
憶位置から、表示装置の画面上の表示中心位置から垂直
方向であって舵角データγ1に対応する表示位置に相当
する記憶位置だけ離れた記憶位置である。また、第2の
表示マ−クMVの記憶位置は、表示メモリ内の中心記憶
位置から、表示装置の画面上から水平方向であって舵角
データγ2に対応する表示位置に相当する記憶位置だけ
離れた記憶位置である。第1の表示マ−クMH及び第2
の表示マ−クMVの記憶後、舵角表示部6は、表示メモ
リを読み出して第1の表示マ−クMHを表示中心から表
示画面の垂直方向へ横舵の舵角データγ1に相当する距
離だけ離れた表示位置に表示させ、第2の表示マ−クM
Vを表示中心から表示画面の水平方向へ縦舵の舵角デー
タγ2に相当する距離だけ離れた表示位置に表示させ
る。
及び舵角表示手順を処理するプログラムは、コンピュー
タのROMに記憶されている。そのプログラムが、コン
ピュータによってROMからコンピュータのメモリ(R
AM)に読み出されてコンピュータによって実行される
ことにより、図2に示すフローチャートの舵角変換手順
及び舵角表示手順の処理が行われる。ROMは、磁気デ
ィスク、半導体ディスク等であってもよい。図2のステ
ップSA1は、図1の舵角入力部2の処理に対応し、ス
テップSA2〜ステップSA4は、図1の舵角変換部5
の処理に対応し、ステップSA5は、図1の舵角表示部
6の処理に対応する。
例の動作について説明する。潜航している×型複合舵を
有する潜水船において、その×型複合舵を操舵すると、
×型複合舵の各舵の舵角検出器からアナログ形式の舵角
信号α1、α2、α3、α4が舵角変換部2に入力され
る。なお、×型複合舵のうちのいずれかの舵が故障した
場合には、その故障した舵の舵角は故障した舵角(固定
の舵角)となる。 舵角入力部2から出力された舵角デ
ータβ1、β2、β3、β4は、舵角変換部5へ入力さ
れる(図2のステップSA1)。また、潜水船の速度セ
ンサから速度データVが、舵角変換部5に入力される
(ステップSA1)。舵角データβ1、β2、β3、β
4及び速度データVが入力された舵角変換部5は、×型
複合舵特性メモリ3から×型複合舵の動特性を表す式
(1)を読み出し、この式(1)に舵角データβ1、β
2、β3、β4及び速度データVを代入して潜水船に働
く力(発生力)Fを算出し(ステップSA2)、算出さ
れた潜水船に働く力Fを+型複合舵の横舵成分G1 及び
縦舵成分G2にベクトル分解した後、+型複合舵特性メ
モリ4から+型複合舵の動特性を表す式(2)、(3)
を読み出し、ベクトル分解された横舵成分G1 及び入力
された速度データVを式(2)代入して+型複合舵を有
する潜水船の横舵の舵角データζ1を算出し、ベクトル
分解された縦舵成分G2及び入力された速度データVを
式(3)代入して縦舵の舵角データζ2を算出し、舵角
データγ1及び舵角データγ2を舵角表示部6へ出力す
る(ステップSA4)。
された舵角表示部6は、その表示メモリに第1の表示マ
−クMH及び第2の表示マ−クMVを記憶させる。第1
の表示マ−クMHは、表示メモリ内の中心記憶位置か
ら、表示装置の画面上の表示中心位置から垂直方向であ
って舵角データγ1に対応する表示位置に相当する記憶
位置だけ離れた記憶位置に記憶され、また、第2の表示
マ−クMVは、表示メモリ内の中心記憶位置から、表示
装置の画面上から水平方向であって舵角データγ2に対
応する表示位置に相当する記憶位置だけ離れた記憶位置
に記憶される。そして、舵角表示部6は、第1の表示マ
−クMH及び第2の表示マ−クMVの表示メモリへの記
憶後、表示メモリを読み出して表示マ−クMHを表示中
心から表示画面の垂直方向へ横舵の舵角データγ1に相
当する距離だけ離れた表示位置に表示させ、表示マ−ク
MVを表示中心から表示画面の水平方向へ縦舵の舵角デ
ータγ2に相当する距離だけ離れた表示位置に表示させ
る(ステップSA5)。
×型複合舵を有する潜水船の舵が、正常に操舵し得るか
否かを問わず、×型複合舵の各舵の舵角が、×型複合舵
の舵効果と同等の舵効果を奏する+型複合舵の横舵及び
縦舵の舵角として表示装置の画面上に表示され、その表
示マークを見て操舵員は操舵した舵効果を直感的に認識
し得るから、その表示マークに従った直観的な操舵に役
立つ。
舵の舵角を+型複合舵の横舵及び縦舵の舵角に変換して
表示する例である。図4は、この発明の第2実施例であ
る舵角表示装置の電気的構成を示す図、図5は、同舵角
表示装置で実行される舵角変換手順及び舵角表示手順を
示すフローチャート、また、図6は、3枚型複合舵潜水
船の3枚型複合舵を船体長手方向後方から見た図であ
る。この実施例の構成が、第1実施例のそれと異なると
ころは、舵角として3枚の舵の舵角を入力するようにす
ると共に、3枚型複合舵の動特性を示す式を記憶して舵
角変換の処理に用いるようにした点である。したがっ
て、この実施例の構成は、舵角入力部2A、3枚型複合
舵特性メモリ3A及び舵角変換部5Aが第1実施例の舵
角入力部2、×型複合舵特性メモリ3及び舵角変換部5
と相違する。
からのアナログ形式の舵角信号δ1、δ2、δ3を入力
して3枚の舵の舵角データε1、ε2、ε3を出力す
る。また、3枚型複合舵特性メモリ3Aは、3枚型複合
舵の動特性を示す式(4)を記憶する。 F=f(ε1、ε2、ε3、V) …(4) 舵角変換部5Aは、舵角入力部2Aから入力される3つ
の舵角データε1、ε2、ε3と、潜水船の速度センサ
から出力された速度データVと、3枚型複合舵特性メモ
リ3Aに記憶されている3枚型複合舵の動特性を示す式
(4)とに基づいて、操舵で潜水船に働く力(発生力)
Fを算出すると共に、算出された潜水船に働く力Fを+
型複合舵の横舵成分H1 及び縦舵成分H2にベクトル分
解し、ベクトル分解された横舵成分H1 及び縦舵成分H
2並びに速度データVと、+型複合舵特性メモリ4に記
憶されている+型複合舵の動特性を示す式(5)、
(6)とに基づいて、+型複合舵を有する潜水船の横舵
の舵角データζ1及び縦舵の舵角データζ2を算出して
出力するものである。 H1=ζ1×V2 …(5) H2=ζ2×V2 …(6)
及び舵角表示手順を処理するプログラムは、コンピュー
タのROMに記憶されている。そのプログラムが、コン
ピュータによってROMからコンピュータのメモリ(R
AM)に読み出されてコンピュータによって実行される
ことにより、図5に示すフローチャートの舵角変換手順
及び舵角表示手順の処理が行われる。ROMは、磁気デ
ィスク、半導体ディスク等であってもよい。図5のステ
ップSB1は、図4の舵角入力部2Aの処理に対応し、
ステップSB2〜ステップSB4は、図4の舵角変換部
5Aの処理に対応し、ステップSB5は、図4の舵角表
示部6の処理に対応する。なお、これ以外の点では、こ
の例の構成は、第1実施例と同一構成であるので、図4
においては、図1の構成部分と同一の各部には同一の符
号を付してその説明を省略する。
例の動作について説明する。潜航している3枚型複合舵
潜水船において、その3枚型複合舵(図6の(A)又は
(B))を操舵すると、3枚の舵毎の舵角検出器からア
ナログ形式の舵角信号δ1、δ2、δ3が舵角変換部2
Aに入力される。なお、3枚の舵のうちのいずれかの舵
が故障した場合には、その故障した舵の舵角は、故障し
た舵角(固定の舵角)となる。図中の20及び30は潜
水船の船体、22、24、26、32、34及び36は
舵、28及び38は潜舵である。舵角入力部2Aから出
力された舵角データε1、ε2、ε3は、舵角変換部5
Aへ入力される(図5のステップSB1)。また、潜水
船の速度センサから速度データVが、舵角変換部5Aに
入力される(ステップSB1)。そして、舵角データε
1、ε2、ε3及び速度データVが入力された舵角変換
部5Aは、3枚型複合舵特性メモリ3Aから3枚型複合
舵の動特性を表す式(4)を読み出し、この式(4)に
舵角データε1、ε2、ε3及び速度データVを代入し
て潜水船に働く力Fを算出し(ステップSB2)、算出
された潜水船に働く力Fを+型複合舵の横舵成分G1 及
び縦舵成分G2にベクトル分解した後(ステップSB
3)、+型複合舵特性メモリ4から+型複合舵の動特性
を表す式(5)、(6)を読み出し、ベクトル分解され
た横舵成分H1 及び入力された速度データVを式(5)
代入して+型複合舵を有する潜水船の横舵の舵角データ
ζ1を算出し、ベクトル分解された縦舵成分H2及び入
力された速度データVを式(6)代入して縦舵の舵角デ
ータζ2を算出し、舵角データζ1及び舵角データζ2
を舵角表示部6へ出力する(ステップSB4)。
された舵角表示部6は、その表示メモリに第1の表示マ
−クMH及び第2の表示マ−クMVを記憶させる。第1
の表示マ−クMHは、表示メモリ内の中心記憶位置か
ら、表示装置の画面上の表示中心位置から垂直方向であ
って舵角データζ1に対応する表示位置に相当する記憶
位置だけ離れた記憶位置に記憶され、また、第2の表示
マ−クMVの記憶位置は、表示メモリ内の中心記憶位置
から、表示装置の画面上から水平方向であって舵角デー
タζ2に対応する表示位置に相当する記憶位置だけ離れ
た記憶位置に記憶される。そして、舵角表示部6は、第
1の表示マ−クMH及び第2の表示マ−クMVの表示メ
モリへの記憶後、表示メモリを読み出して表示マ−クM
Hを表示中心から表示画面の垂直方向へ横舵の舵角デー
タζ1に相当する距離だけ離れた表示位置に表示させ、
表示マ−クMVを表示中心から表示画面の水平方向へ縦
舵の舵角データζ2に相当する距離だけ離れた表示位置
に表示させる(ステップSB5)。
3枚型複合舵潜水船の3枚の舵が、正常に操舵し得るか
否かを問わず、3枚の舵の舵角が、3枚型複合舵の舵効
果と同等の舵効果を奏する+型複合舵の横舵及び縦舵の
舵角として表示装置の画面上に表示され、その表示マー
クを見て操舵員は操舵した舵効果を直感的に認識し得る
から、その表示マークに従った直観的な操舵に役立つ。
詳述してきたが、この発明の具体的な構成は、これらの
実施例に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱
しない範囲の設計の変更等があってもそれらはこの発明
に含まれる。例えば、舵の枚数は、他の枚数であっても
よい。したがって、その場合の舵の動特性は、その潜水
船の運動特性及び舵の形状に従って決定される。また、
+型複合舵の各舵の舵角は、図7に示すように、各舵毎
に設けられたダイヤル形式のメータ40、42(40は
横舵のメータであり、42は縦舵のメータである。)の
指針44、46で指示するようにしてもよいし、電光表
示形式で表示されてもよい。
よれば、×型複合舵等を有する潜水船の舵が、正常に操
舵し得るか否かを問わず、×型複合舵等の各舵の舵角
が、×型複合舵等の舵効果と同等の舵効果を奏する+型
複合舵の横舵及び縦舵の舵角として表示装置の画面上に
表示され、その表示マークを見て操舵員は操舵した舵効
果を直感的に認識し得る。したがって、その表示マーク
に従った直観的な操舵に役立つ。
気的構成を示す図である。
舵角表示手順を示すフローチャートである。
る。
気的構成を示す図である。
舵角表示手順を示すフローチャートである。
方向後方から見た図である。
る。
複合舵及び×型複合舵を潜水船の後方から見た図であ
る。
び×型複合舵を有する潜水船の各舵の表示例を示す図で
ある。
Claims (6)
- 【請求項1】 互いに独立に操舵可能な3枚以上の舵で
構成された複合舵を有する第1の潜水船の各舵の舵角
を、横舵及び縦舵で構成された+型複合舵を有する第2
の潜水船の横舵及び縦舵の舵角に変換して表示する舵角
表示方法であって、 前記第1の潜水船の各舵の舵角及び該潜水船の速度を検
出し、 検出された前記各舵の舵角及び前記速度と予め記憶され
ている前記第1の潜水船の舵の動特性とに基づいて、前
記第1の潜水船の舵の操舵で前記潜水船に働く力を算出
し、 算出された前記潜水船に働く力を前記第2の潜水船の横
舵成分及び縦舵舵成分にベクトル分解し、 ベクトル分解された前記第2の潜水船の横舵成分及び縦
舵成分と予め記憶されている前記第2の潜水船の+型複
合舵の動特性とに基づいて、前記第1の潜水船の舵によ
って発生される舵効果と同等の舵効果を発生し得る前記
第2の潜水船の横舵及び縦舵の舵角を算出し、 算出された前記第2の潜水船の横舵及び縦舵の舵角を表
示することを特徴とする舵角表示方法。 - 【請求項2】 検出された前記3枚以上の舵のうちの一
部の舵角は、固定角であることを特徴とする請求項1記
載の操舵量表示方法。 - 【請求項3】 互いに独立に操舵可能な3枚以上の舵で
構成された複合舵を有する第1の潜水船の各舵の舵角
を、横舵及び縦舵で構成された+型複合舵を有する第2
の潜水船の横舵及び縦舵の舵角に変換して表示する舵角
表示装置であって、 前記第1の潜水船の各舵の舵角及び前記第1の潜水船の
速度を検出する検出手段と、 前記第1の潜水船の舵の動特性を記憶した第1の記憶手
段と、 前記検出手段で検出された前記各舵の舵角及び前記速度
と予め記憶されている前記第1の潜水船の舵の動特性と
に基づいて、前記第1の潜水船の舵の操舵で前記潜水船
に働く力を算出する第1の演算手段と、 該第1の演算手段で算出された前記潜水船に働く力を前
記第2の潜水船の横舵成分及び縦舵舵成分にベクトル分
解する第2の演算手段と、 前記第2の潜水船の+型複合舵の動特性を記憶した第2
の記憶手段と、 前記第2の演算手段でベクトル分解された前記第2の潜
水船の横舵成分及び縦舵成分と予め記憶されている前記
第2の潜水船の+型複合舵の動特性とに基づいて、前記
第1の潜水船の舵によって発生される舵効果と同等の舵
効果を発生し得る前記第2の潜水船の横舵及び縦舵の舵
角を算出する第3の演算手段と、 該第3の演算手段で算出された前記第2の潜水船の横舵
及び縦舵の舵角を表示する表示手段とを設けたことを特
徴とする舵角表示装置。 - 【請求項4】 前記検出手段は、前記3枚以上の舵のう
ちの一部の舵角を固定角で検出することを特徴とする請
求項3記載の舵角表示装置。 - 【請求項5】 互いに独立に操舵可能な3枚以上の舵で
構成された複合舵を有する第1の潜水船の各舵の舵角
を、横舵及び縦舵で構成された+型複合舵を有する第2
の潜水船の横舵及び縦舵の舵角に変換して表示させる舵
角変換表示プログラムを記録した記録媒体であって、 コンピュータに、 検出された前記第1の潜水船の各舵の舵角及び前記第1
の潜水船の速度と予め記憶されている前記第1の潜水船
の舵の動特性とに基づいて、前記第1の潜水船の舵の操
舵で前記潜水船に働く力を算出させ、 算出された前記潜水船に働く力を前記第2の潜水船の横
舵成分及び縦舵舵成分にベクトル分解させ、 ベクトル分解された前記第2の潜水船の横舵成分及び縦
舵舵成分と予め記憶されている前記第2の潜水船の+型
複合舵の動特性とに基づいて、前記第1の潜水船の舵に
よって発生される舵効果と同等の舵効果を発生し得る前
記第2の潜水船の横舵及び縦舵の舵角を算出させ、 算出された前記第2の潜水船の横舵及び縦舵の舵角を表
示させる舵角変換表示プログラムを記録したことを特徴
とする記録媒体。 - 【請求項6】 検出された前記3枚以上の舵のうちの一
部の舵角に固定角を含む前記第1の潜水船の各舵の舵角
及び前記第1の潜水船の速度と予め記憶されている前記
第1の潜水船の舵の動特性とに基づいて、前記第1の潜
水船に働く力を算出させることを特徴とする請求項5記
載の舵角変換表示プログラムを記録したことを特徴とす
る記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11031995A JP3024647B1 (ja) | 1999-02-09 | 1999-02-09 | 舵角表示方法及び装置並びに舵角変換表示プログラムを記録した記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP11031995A JP3024647B1 (ja) | 1999-02-09 | 1999-02-09 | 舵角表示方法及び装置並びに舵角変換表示プログラムを記録した記録媒体 |
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JP3024647B1 true JP3024647B1 (ja) | 2000-03-21 |
JP2000229600A JP2000229600A (ja) | 2000-08-22 |
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---|---|---|---|
JP11031995A Expired - Fee Related JP3024647B1 (ja) | 1999-02-09 | 1999-02-09 | 舵角表示方法及び装置並びに舵角変換表示プログラムを記録した記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3024647B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111776190A (zh) * | 2020-06-22 | 2020-10-16 | 锦州航星船舶科技有限公司 | 一种数字化舵角反馈指示系统及控制方法 |
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CN102795331B (zh) * | 2012-09-13 | 2015-10-21 | 南宁睿洋自动化科技有限公司 | 一种自动操舵仪 |
JP6201217B2 (ja) * | 2014-11-06 | 2017-09-27 | 三菱重工業株式会社 | 舵制御装置、水中航走体及び舵制御方法 |
-
1999
- 1999-02-09 JP JP11031995A patent/JP3024647B1/ja not_active Expired - Fee Related
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CN111776190B (zh) * | 2020-06-22 | 2022-04-12 | 锦州航星船舶科技有限公司 | 一种数字化舵角反馈指示系统及控制方法 |
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