JP3023987U

JP3023987U - 美顔用補助マスク

Info

Publication number: JP3023987U
Application number: JP1995012514U
Authority: JP
Inventors: 好子宮脇
Original assignee: 好子宮脇
Priority date: 1995-10-20
Filing date: 1995-10-20
Publication date: 1996-05-07
Anticipated expiration: 2001-10-20

Abstract

(57)【要約】【目的】美顔用補助マスクであって、マスク本体をシル
ク薄布にて構成することにより、皮膚に対し、シルクに
含まれたフィブロインおよびクリームの浸透性の向上を
図り、みずみずしい美顔を実現する。【構成】この考案の美顔用補助マスクは、クリームを付
けた顔面に覆い被せてクリームの皮膚浸透効果を高かめ
る補助マスクであって、マスク本体は、その全体をシル
ク薄布にて構成したものである。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は美顔用補助マスクに関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、美顔のための基礎化粧として、洗顔後の顔全体にクリームを擦り込み、一定時間を掛けてクリームを皮膚に浸透させた後、顔全体を拭き取ることがなされている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

ところが、従来のようにクリームを付けて一定時間を掛けるだけでは、皮膚に対するクリームの浸透性が乏しいという問題点がある。このため、最近、当業者の間から、クリームを擦り込んだ顔全体を特殊成分の補助マスクにて覆い被せることにより、体温および湿気が顔面に対して蒸し効果を呈し且つ補助マスクの成分がクリーム成分と共に皮膚に効率良く浸透する美顔用補助マスクの出現が強く要望されているが、現在、そのようなマスクは存在しない。

【０００４】考案者は、シルクの成分および効果につき鋭意研究したところ、シルクを構成する蛋白質の殆どが人体と同一成分であり、然も、蛋白質の大部分を天然成分のフィブロインが占めており、特に、フィブロインは、皮膚の奥深く浸透して素肌のみずみずしさを保つ働きのあることを発見し、かかるシルクをマスクに適用することにより、上記の要望を満足した新奇な美顔用補助マスクを提供するものである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

上記の課題を解決するための、この考案の手段を説明すると、この考案にかかる美顔用補助マスクは、クリームを付けた顔面の全体に覆い被せてクリームの皮膚浸透性を高かめる補助マスクであって、マスク本体は、その全体をシルク薄布にて構成したものである。

【０００６】

【作用】

この考案は上記の如く、補助マスクの全体をシルク薄布により構成したから、補助マスクをして顔面の体温および湿気の放出を阻止して皮膚に対するクリームの浸透効果を高めると共に、特にシルクに含まれたフィブロインがクリームと共に皮膚に効率良く浸透し、みずみずしい美肌を実現する等、構成簡単にして考案目的を達成した効果を奏する。

【０００７】

【実施例】

図１は、この考案の一実施例にかかる美顔用補助マスクの表面図である。

【０００８】この考案の美顔用補助マスクは、洗顔の後、クリームを付けた顔面の全体に覆い被せてクリームの皮膚浸透を高かめる補助マスクであって、マスク本体１は、その全体をシルク薄布にて構成したものである。

【０００９】上記、マスク本体１を構成したシルクは、人体と同一成分の蛋白質により構成され、この蛋白質の大部分を天然成分のフィブロインが占めている。特に、フィブロインは、皮膚の奥深く浸透して素肌のみずみずしさを保つ働きがあり、然も、真珠と同じく多種類のアミノ酸を含有して吸湿性に富み、皮膚呼吸を妨げず、紫外線の害は防ぐ等の美容効果を有している。上記、マスク本体１には、両眼及び鼻、口と対応する個所に透孔２を設け、また額および顎の両側位置にはそれぞれ切込み線３を設けて、マスク本体１が顔面全体に密着するようにしてある。

【００１０】然して、本願の補助マスク１の使用に際しては、洗顔後の顔面に対して目的に応じたクリームを擦り込む。例えば、顔面のこじわ或いはくすみには真珠クリーム、にきびには片仔廣真珠クリーム、黒ずみ及びくまには天然フィブロインクリーム、しみ及びそばかすには天然シミトリリンクリームその他のクリームを充分に擦り込みの後、本願の補助マスク１を顔全体に覆被せて密着させる。

【００１１】補助マスク１は、顔面の体温および湿気の放出を阻止して皮膚に対しクリームを効率良く浸透させると共に、補助マスクを構成したシルクに含まれたフィブロインがクリームと共に皮膚に効率良く浸透し、クリームとフィブロインの相乗的作用により美顔効果を高めるのである。

【００１２】

【考案の効果】

この考案は上記の如く、美顔用補助マスクの全体をシルク薄布により構成したから、補助マスクをして顔面の体温および湿気の放出を阻止して皮膚に対するクリームの浸透効果を高めると共に、特にシルクに含まれたフィブロインがクリームと共に皮膚に効率良く浸透し、みずみずしい美顔を実現する等、構成簡単にして考案目的を達成した効果を奏する。

【００１３】

【図面の簡単な説明】図１は、この考案の一実施例にかかる美顔用補助マスク
の表面図である。

【符号の説明】

１．マスク本体２．透孔３．切込み線

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】クリームを付けた顔面に覆い被せてクリー
ムの皮膚浸透性を高かめる補助マスクであって、マスク
本体は、その全体をシルク薄布にて構成して成るを特徴
とする美顔用補助マスク。