JP3023977U - 走査器の倍率変化レンズ - Google Patents

走査器の倍率変化レンズ

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JP3023977U JP1995012449U JP1244995U JP3023977U JP 3023977 U JP3023977 U JP 3023977U JP 1995012449 U JP1995012449 U JP 1995012449U JP 1244995 U JP1244995 U JP 1244995U JP 3023977 U JP3023977 U JP 3023977U
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錦標 林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 走査器の倍率変化レンズの提供。 【解決手段】 異なるサイズのデータを読み取って同じ
サイズの画像に転換するもので、該走査器はデータを読
み取るのに用いられる走査線の後方に、レンズと電荷結
合素子CCDを順に備えている。その特色は、該レンズ
と走査線の間に、比較的長い或いは短い走査線を悉く何
度か屈折させて該電荷結合素子に射入するのに用いられ
る薄レンズと、該レンズと走査線の間にこの薄レンズを
選択的に進入或いは退出させる一のレンズ移動機構とが
配置され、これにより、該薄レンズの折射により走査器
が異なるサイズのデータを読み取り、並びに同じ規格の
画像に転換可能とされ、保存に有利であり、同時に該薄
レンズの使用により三つの異なるサイズの走査器を購入
するコストを削減するできることにある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、一種の走査器の倍率変化レンズに関し、特に一種のレンズ交換不要 の前提の下で、走査器に異なる大きさの紙を読み取らせることのできる倍率変化 レンズに関する。
【0002】
【従来の技術】
走査器の使用は、データの読み取り上、非常に大きな助けとなる。例えば、書 面で保存されていたデータは、走査器の読み取りにコンピュータを組み合わせて その読み取ったデータを画像データに転換する方式により、磁気ディスク中に保 存でき、これによりデータ保存に占める空間を縮小できる。また、もしファクシ ミリの中に走査器を設置し、データコード圧縮、ネットワークインタフェースを 組み合わせれば、書面データを電気信号にして伝送でき、人力による運送を必要 とせず、極めて大きな進歩とされている。
【0003】 走査器をデータ読み取りに用いる方式は、線から面の方式により進行され(一 条の走査線で順に全体の面を掃引する方式)、ゆえに走査器の解像度は、走査線 の毎単位長さ点の数量により定まり、データ読み取りに用いられる主な部材は、 一のレンズ及び一の電荷結合素子(CCD)を包括し、それは主に、固定長さの データを走査線のところに置き、レンズにより電荷結合素子に適した大きさに縮 小して読み取るものであった。このようなレンズ構造は使用時に、紙が大きすぎ ることによる読み取り不能の状況を発生しやすく、また紙が小さすぎる場合には 読み取ったデータの解像度を紙を縮小するのに対応して増加することができず、 このように非常に不便であった。
【0004】 このため、関連業者は、既に、各種の異なるサイズの紙に使用できる複数レン ズを有する走査器を設計している。それは一のセンサー固定座と一のレンズ装置 より構成され、センサー固定座はある適当な位置に固設され、レンズ装置はセン サー固定座のウインド前の適当な位置に置かれている。その特徴は、該レンズ装 置は適当な長さの条状とされ、その表面に当距離に複数の走査用のレンズが設置 され、その底部にあり溝が設けられ、該あり溝の一側の該レンズ装置底部には一 のラックが固定され、さらにレンズ装置の下方には一の台座が設けられ、該台座 の上部の上記あり溝に対応する位置にはあり溝と嵌合する形状の凸条が設けられ 、該あり溝と該凸条の嵌合によりレンズ装置は上記台座上で適当にスライド可能 とされ、さらに、上記ラックの一側には一の減速歯車系がかみ合い、該減速歯車 系は一の正逆の二方向に回転する電動機により駆動され、電動機が回転する時に 該減速歯車系に伝動し、続いてラックが連動して移動し、同時にレンズ装置が連 動して台座上をスライドすることにある。
【0005】 このような従来の技術は、複数のレンズにより異なるサイズの紙を読み取る目 的を達成しているとはいえ、レンズの製造コストは相当に高く、ゆえに実現の上 では理想的とはいえない。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、走査器のレンズと走査線の間にただ一の薄レンズを設けることで異 なるサイズの紙を読み取りを達成でき、従来の技術における走査器の適応性不足 の問題を解決することを課題とする。 本考案はさらに、走査器を紙のサイズの違いに応じてその解像度が変えられる ものとする構造を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案では、走査線の後方にレンズと電荷結合素子が順に配置されてある走査 器において、該走査線とレンズの間に比較的長い或いは短い走査線を悉く屈折さ せ該レンズと電荷結合素子に射入する少なくとも一の薄レンズ及び選択的に該薄 レンズを該レンズと走査線の間に進入或いは退出させる一のレンズ移動機構が設 けられ、該薄レンズの進入により走査線の長さを変化させることを特徴としてい る。
【0008】 本考案では、前記薄レンズが比較的短い走査線を拡大の後、屈折させて前記電 荷結合素子に進入させる凸レンズであることを特徴とするか、或いは、比較的長 い走査線を短縮の後、屈折させて前記電荷結合素子に進入させる凹レンズである ことを特徴としている。
【0009】 本考案では、前記レンズ移動機構が該薄レンズ下方に固定された一のラックと ウォームで該ラックを線性移動させるステップモータを包含することを特徴とし ている。
【0010】 本考案では、前記レンズ移動機構が出力軸が直接薄レンズの一端に固定され、 並びに回転方式により該薄レンズに該走査線とレンズ間で進入或いは退出を行わ せることを特徴としている。
【0011】
【考案の実施の形態】
本考案の提供する走査器の倍率変化レンズは、特に異なるサイズのデータを読 み取って同じサイズの画像に転換するもので、該走査器はデータを読み取るのに 用いられる走査線の後方に、レンズと電荷結合素子CCDを順に備えている。そ の特色は、該レンズと走査線の間に、比較的長い或いは短い走査線を悉く何度か 屈折させて該電荷結合素子に射入するのに用いられる薄レンズと、該レンズと走 査線の間にこの薄レンズを選択的に進入或いは退出させる一のレンズ移動機構と が配置され、これにより、該薄レンズの折射により走査器が異なるサイズのデー タを読み取り、並びに同じ規格の画像に転換可能とされ、保存に有利であり、同 時に該薄レンズの使用により三つの異なるサイズの走査器を購入するコストを削 減するできることにある。
【0012】
【実施例】
図1に示されるように、本考案は一の電荷結合素子1、一のレンズ2、二の薄 レンズ4、4’及び該薄レンズ4、4’を選択的にレンズ2の前方の適当な位置 に移動するレンズ移動機構5を包含し、その中、該電荷結合素子1とレンズ2の 間の距離は固定され、該レンズ2の適当な制御により、該電荷結合素子1に走査 線3上のデータを読み取らせることができ、並びに該走査線3の長さd0はレン ズ2と電荷結合素子1が最初の設計時に調整されているため、長さd0は不変で ある。もちろん、毎回走査する紙の大きさがどのようでも、それは該走査線3の 長さのデータをよみとる。
【0013】 前述の薄レンズ4、4’は一の凸レンズ4’及び一の凹レンズ4を包含し、該 レンズ移動機構5が動作する時、選択的に薄レンズ4、4’をレンズ2の前端に 進入或いは退出させられる。前述のレンズ移動機構5はいずれか一種の該薄レン ズ4、4’を進入或いは退出させる機構とされ、例えば、直流モータ、減速歯車 、スクウリュー及びラックより構成される機構で、或いは線性モータなどで移動 或いは回転を進行するものとされ、図1に示されるのは、ステップモータを利用 してウォームにより直接薄レンズ4、4’下方に固着されたラックを駆動し、薄 レンズ4、4’を駆動し、位置決めをさらに精確とするものである。
【0014】 次に、本考案の倍率変化レンズの動作方式を図2、3を参照して説明する。図 中の虚線は光線の実際の屈折の状況を示す(薄レンズ4、4’を加えた後)、仮 想線は未だ薄レンズ4、4’を加えていない時の光線の屈折の状況で、図1に示 されるものである。図2中では該凸レンズ4’がレンズ2の前端に進入し、電荷 結合素子1が読み取る走査線3の長さd1が凸レンズ4’を透過しないものd0 よ短くされた状況が示され、この時仮に、凸レンズ4’を加えない時の解像度が d0上に1000個の点を有するとすると、凸レンズ4’を加えた後にはその解 像度はd0上で1000×d1/d0個の点であり、d1>d0により、その解 像度は増加する。このように、もし本考案で比較的小さいサイズのデータを読み 取る時には、まず拡大後にさらに読み取る機能を有し、これにより読み取ったデ ータはさらにはっきりしたものとなる。
【0015】 このほか、該薄レンズ4、4’の屈折角度の大きさの決定は、空気とレンズの 二つの異なる媒介物の屈折率及び屈折面の曲率により制御され、その所在位置に も関係するとはいえ、その曲げ率及びその薄レンズ4、4’の厚さにより克服で きる。ゆえに、本考案は凸レンズ4’と凹レンズ4を同一位置に置くことで、適 当な屈折効果を達成する。
【0016】 また、図3中には、該凹レンズ4をレンズ2の前端に進入させ、ゆえにその走 査線3”の長さd2は原長さd0より大きくされた状況が示され、但しこの点は 読み取るデータ内容に影響しない。すなわち、本考案の走査器が走査するデータ はA4サイズを例とすると、この時その解像度は低下するとはいえ、読み取って 得られる画像はA4サイズとして保存され、A3の紙をA4に縮小して読み取っ たとしても、解像度不足の状況は表れない。
【0017】 さらに、図4の実施例では、レンズ移動機構5’を直接ステップモータの出力 軸で薄レンズ4”の一端にかみ合わせており、該薄レンズ4”をレンズ2の前に 移動したい時には、ただ該ステップモータの出力軸を90°回転させればよい。 図5では反対に、薄レンズ4”を使用しない時に、出力軸を回し戻す状況を示し 、このようにして前述の目的を達成するが、ただしこれは僅かに比較的小さい紙 を読み取ることに利用される。
【0018】 以上より分かるように、本考案で文書データを読み取り、保存を進行すうる時 には、走査する紙の大きさがどのようでも、同じ規格として保存でき、データ規 格の一致化に利用でき、これにより、僅かに本考案の一の機台で、三種の異なる サイズの機台に代わることができ、且つ読み取った画像もまた同じ規格とされる ため、データ保存及び読み取りの面で非常に簡単であり、ゆえに産業上、大きな 利用価値と実用性を有する。
【0019】
【考案の効果】
本考案では、走査器のレンズと走査線の間にただ一の凹レンズ或いは凸レンズ である薄レンズを加え、該薄レンズを選択的に走査器のレンズの前方に選択的に 進入或いは退出させられるものとしたことで、比較的長い走査線或いは比較的短 い走査線も悉く屈折させて走査器のレンズと電荷結合素子中に至らせ、走査の進 行を行うことにより、異なるサイズの紙の走査をレンズを交換することなく行え 、従来の技術にあった適用性不足の状況を改善する。
【0020】 さらに本考案では、薄レンズにより走査する物品を拡大あるいは縮小すること により、同じ解像度の電荷結合素子でその解像度が500dpiである場合を例 とすると、レンズの2倍の拡大或いは縮小の後には、1200dpi或いは30 0dpiの効果を有し、即ち200mm長さを元々読み取る電荷結合素子で2倍 拡大した100mmデータを読み取ると、その解像度は倍となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の構造表示図である。
【図2】本考案の動作表示図である。
【図3】本考案のもう一の動作表示図である。
【図4】本考案の実施例表示図である。
【図5】図4の動作表示図である。
【符号の説明】
1・・・電荷結合素子 2・・・レンズ 3、3’、
3”・・・走査線 4、4’、4”・・・薄レンズ 5、5’・・・レンズ
移動機構 d0、d1、d2・・・走査線の長さ

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走査線の後方にレンズと電荷結合素子が
    順に配置されてある走査器において、該走査線とレンズ
    の間に比較的長い或いは短い走査線を悉く屈折させ該レ
    ンズと電荷結合素子に射入する少なくとも一の薄レンズ
    及び選択的に該薄レンズを該レンズと走査線の間に進入
    或いは退出させる一のレンズ移動機構が設けられ、該薄
    レンズの進入により走査線の長さを変化させることを特
    徴とする、走査器の倍率変化レンズ。
  2. 【請求項2】 前記薄レンズは比較的短い走査線を拡大
    の後、屈折させて前記電荷結合素子に進入させる凸レン
    ズであることを特徴とする、請求項1に記載の走査器の
    倍率変化レンズ。
  3. 【請求項3】 前記薄レンズは比較的長い走査線を短縮
    の後、屈折させて前記電荷結合素子に進入させる凹レン
    ズであることを特徴とする、請求項1に記載の走査器の
    倍率変化レンズ。
  4. 【請求項4】 前記レンズ移動機構は該薄レンズ下方に
    固定された一のラックとウォームで該ラックを線性移動
    させるステップモータを包含することを特徴とする、請
    求項1に記載の走査器の倍率変化レンズ。
  5. 【請求項5】 前記レンズ移動機構は出力軸が直接薄レ
    ンズの一端に固定され、並びに回転方式により該薄レン
    ズに該走査線とレンズ間で進入或いは退出を行わせるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の走査器の倍率変化レン
    ズ。
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