JP3023835B2 - 保定具 - Google Patents
保定具Info
- Publication number
- JP3023835B2 JP3023835B2 JP8159158A JP15915896A JP3023835B2 JP 3023835 B2 JP3023835 B2 JP 3023835B2 JP 8159158 A JP8159158 A JP 8159158A JP 15915896 A JP15915896 A JP 15915896A JP 3023835 B2 JP3023835 B2 JP 3023835B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- unit
- units
- air
- exhaust port
- concave
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、手足等を骨折した
際に用いる副木や簡易のギブスの役目をしたり、物を押
さえたり解放したりする際の接続手段として用いたりす
るもので、全体の剛性に変化をもたらすようにした保定
具に関する。
際に用いる副木や簡易のギブスの役目をしたり、物を押
さえたり解放したりする際の接続手段として用いたりす
るもので、全体の剛性に変化をもたらすようにした保定
具に関する。
【０００２】
【従来の技術】骨折した際に、応急処置として副木を用
いることがあり、又その処置後にギブスをもって患部を
固定している。しかし、副木は一時的な保定手段であっ
て、副木をする際にその周囲を包帯や布等で巻くために
手間がかかると共に、巻きつける際にある程度の熟練を
要するものであって、巻き方が悪いと途中でほどけてし
まうことがあった。更にギブスの場合は、特別の技術を
要する上に、これを手足にぴったりと装着するため夏場
などではむれ易く、特に患部にかゆみが生じた際に苦労
することがあった。
いることがあり、又その処置後にギブスをもって患部を
固定している。しかし、副木は一時的な保定手段であっ
て、副木をする際にその周囲を包帯や布等で巻くために
手間がかかると共に、巻きつける際にある程度の熟練を
要するものであって、巻き方が悪いと途中でほどけてし
まうことがあった。更にギブスの場合は、特別の技術を
要する上に、これを手足にぴったりと装着するため夏場
などではむれ易く、特に患部にかゆみが生じた際に苦労
することがあった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、これに鑑み
これらの問題点を解消し、手軽に着脱することができて
装着感もよく、手足の曲面に応じて変形でき使い易く、
かつ経済的に作ることができる保定具を提供しようとす
るものである。
これらの問題点を解消し、手軽に着脱することができて
装着感もよく、手足の曲面に応じて変形でき使い易く、
かつ経済的に作ることができる保定具を提供しようとす
るものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、表面に凸部と
凹部を有するテトラポット状のユニットを複数設け、こ
れらのユニットを被体で覆い、又は上記テトラポット状
のユニットを被体内に挿入すると共に、一端に凸部を他
端に凹部を有する軸状のユニットを被体内の適宜位置に
棒状に並べた状態で挿入し、該被体に形成した吸排気口
より空気を排出したり吸入したりして上記ユニットの凹
凸部の係合状態を調節しユニット間の剛性の度合いを適
宜に変えるようにしたものである。
凹部を有するテトラポット状のユニットを複数設け、こ
れらのユニットを被体で覆い、又は上記テトラポット状
のユニットを被体内に挿入すると共に、一端に凸部を他
端に凹部を有する軸状のユニットを被体内の適宜位置に
棒状に並べた状態で挿入し、該被体に形成した吸排気口
より空気を排出したり吸入したりして上記ユニットの凹
凸部の係合状態を調節しユニット間の剛性の度合いを適
宜に変えるようにしたものである。
【０００５】
【発明の実施の形態】図１に示すにユニット（２０）
は、凸部と凹部を有するようテトラポット状に形成され
ている。
は、凸部と凹部を有するようテトラポット状に形成され
ている。
【０００６】このユニット（２０）は、図２に示すよう
にビニル，ポリエチレン，ポリプロピレンその他の気密
性のある丈夫なプラスチックシート材で形成した被体
（８）で覆われている。なお被体は図示のものでは透明
に形成されている。
にビニル，ポリエチレン，ポリプロピレンその他の気密
性のある丈夫なプラスチックシート材で形成した被体
（８）で覆われている。なお被体は図示のものでは透明
に形成されている。
【０００７】被体（８）には、吸排気口（１１）が設け
られており、これより被体内の空気を排出すると、被体
が収縮して上記ユニット（２０）の凹凸部どうしが係合
し、ユニットはその位置で保定される。
られており、これより被体内の空気を排出すると、被体
が収縮して上記ユニット（２０）の凹凸部どうしが係合
し、ユニットはその位置で保定される。
【０００８】この状態で、吸排気口（１１）より空気を
少し送入すると、被体（８）が少しふくらんで、ユニッ
トの凹凸部の係合状態が緩み、ユニットの固い結合状態
を解く（ユニット間の剛性が弱くなる）ことができる。
少し送入すると、被体（８）が少しふくらんで、ユニッ
トの凹凸部の係合状態が緩み、ユニットの固い結合状態
を解く（ユニット間の剛性が弱くなる）ことができる。
【０００９】被体より空気を吸排気する際には、その吸
排気口（１１）に注射器の本体部分やゴム球、ポンプ等
の吸排気具を用いて行うことができる。図示のものは、
吸排気口（１１）に逆止弁（１２）を設け、排気した後
上記吸排気具を取り外すと、この逆止弁によって空気が
被体内に入らないようになっている。被体内に空気を入
れる際は、吸排気口の逆止弁当りを少し押せばよい。な
お、吸排気口には適宜蓋を設けることができる。
排気口（１１）に注射器の本体部分やゴム球、ポンプ等
の吸排気具を用いて行うことができる。図示のものは、
吸排気口（１１）に逆止弁（１２）を設け、排気した後
上記吸排気具を取り外すと、この逆止弁によって空気が
被体内に入らないようになっている。被体内に空気を入
れる際は、吸排気口の逆止弁当りを少し押せばよい。な
お、吸排気口には適宜蓋を設けることができる。
【００１０】上記ユニット（２０）は、図示のものでは
約５ｍｍの大きさで、又被体は縦横約１０ｃｍ×２０ｃ
ｍ，厚さ５ｃｍほどのものに盤状に形成されているが、
その大きさは用途に応じて色々のものにすることができ
る。
約５ｍｍの大きさで、又被体は縦横約１０ｃｍ×２０ｃ
ｍ，厚さ５ｃｍほどのものに盤状に形成されているが、
その大きさは用途に応じて色々のものにすることができ
る。
【００１１】図３に示すものは、ユニット（１３）を軸
状に形成しその一端に凸部（１４）を他端に凹部（１
５）を設けている。なお、この場合、該ユニット（１
３）を上記被体内の適宜位置に棒状に並べた状態で挿入
しておくことができる。
状に形成しその一端に凸部（１４）を他端に凹部（１
５）を設けている。なお、この場合、該ユニット（１
３）を上記被体内の適宜位置に棒状に並べた状態で挿入
しておくことができる。
【００１２】上記被体内の空気の量を調節すれば、保定
具全体の剛性を変えることができる。なお、該ユニット
は種々の大きさにすることができる。更に該ユニットを
積層することもできる。
具全体の剛性を変えることができる。なお、該ユニット
は種々の大きさにすることができる。更に該ユニットを
積層することもできる。
【００１３】図４と図５は、ユニット（１３）の他の変
形例を示し、各ユニット（１３）の側面にも凹凸部（１
８），（１９）を設けた場合である。
形例を示し、各ユニット（１３）の側面にも凹凸部（１
８），（１９）を設けた場合である。
【００１４】なお、上記ユニットはプラスチック，金
属，木材その他の材料で形成することができ、更に保定
具の形状や大きさは、上記のものに限定されるものでは
なく、その他種々のものとすることができる。
属，木材その他の材料で形成することができ、更に保定
具の形状や大きさは、上記のものに限定されるものでは
なく、その他種々のものとすることができる。
【００１５】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成され、ユニ
ットの凹凸部どうしの係合状態を被体内の空気を排出，
吸入することによって調節することができ、剛性の度合
いを変えたり、装着面の形状に応じて彎曲，屈曲状態に
保定することができる上にその保定，着脱も簡便にでき
る。しかも保定具全体として簡単な構造であって、作り
易くかつ経済的に作ることができる。
ットの凹凸部どうしの係合状態を被体内の空気を排出，
吸入することによって調節することができ、剛性の度合
いを変えたり、装着面の形状に応じて彎曲，屈曲状態に
保定することができる上にその保定，着脱も簡便にでき
る。しかも保定具全体として簡単な構造であって、作り
易くかつ経済的に作ることができる。
【図１】ユニットの正面図である。
【図２】ユニットを被体内に装着した状態を示す斜面図
である。
である。
【図３】他の例を示すユニットの拡大平面図である。
【図４】ユニットの他の例を示す平面図である。
【図５】ユニットの更に他の例を示す平面図である。
８ 被体 １１ 吸排気口 １２ 逆止弁 １３，２０ ユニット １４，１８ 凸部 １５，１９ 凹部
Claims (2)
- 【請求項１】 表面に互いに係合可能な凸部と凹部を有
するテトラポット状のユニットを複数設け、これらユニ
ットの凹凸部を係合可能に両ユニットを密封状態に覆う
被体を設け、該被体は吸排気口を有しその吸排気口より
被体内の空気を排出し、又外気を吸入して両ユニットの
凹凸部の係合状態を調節してユニット間の剛性を変える
ようにした保定具。 - 【請求項２】 テトラポット状のユニットを被体内に挿
入すると共に、一端に凸部を他端に凹部を有する軸状の
ユニットを被体内の適宜位置に棒状に並べた状態で挿入
した請求項１記載の保定具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8159158A JP3023835B2 (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 保定具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8159158A JP3023835B2 (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 保定具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09313516A JPH09313516A (ja) | 1997-12-09 |
| JP3023835B2 true JP3023835B2 (ja) | 2000-03-21 |
Family
ID=15687542
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8159158A Expired - Fee Related JP3023835B2 (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 保定具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3023835B2 (ja) |
-
1996
- 1996-05-31 JP JP8159158A patent/JP3023835B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09313516A (ja) | 1997-12-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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