JP3023739B2 - 光送信装置 - Google Patents

光送信装置

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JP3023739B2
JP3023739B2 JP5008777A JP877793A JP3023739B2 JP 3023739 B2 JP3023739 B2 JP 3023739B2 JP 5008777 A JP5008777 A JP 5008777A JP 877793 A JP877793 A JP 877793A JP 3023739 B2 JP3023739 B2 JP 3023739B2
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英二 内山
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富士通電装株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力信号に従ったレー
ザダイオードの光出力信号を送信する光送信装置に関す
る。光通信システムに於ける光送信装置は、レーザダイ
オードを発光源とし、送信信号に従った駆動電流を供給
して発光させ、その光出力信号を光ファイバからなる光
伝送路により伝送するものである。このレーザダイオー
ドが劣化すると、駆動電流を増加しても所定のパワーが
得られないことになり、異常検出回路によりレーザダイ
オードの劣化を検出することになる。従って、レーザダ
イオードの正常性と共に異常検出回路の正常性も容易に
確認できることが要望されている。
【0002】
【従来の技術】従来例の光送信装置は、例えば、図2に
示す構成を有するものであり、21はレーザダイオード
(LD)、22は駆動回路、23は帰還ループ、24は
光出力異常検出回路、25はホトダイオード(PD)、
26は誤差増幅器、27は電流供給部、28は駆動部で
ある。
【0003】駆動回路22は、誤差増幅器26と電流供
給部27と駆動部28とを含み、駆動部28は、入力端
子INに加えられた入力信号に従って電流供給部27か
らの電流を変調した駆動電流をレーザダイオード21に
供給するものである。このレーザダイオード21は、駆
動電流に従って殆ど同一の前方出力光と後方出力光とを
出力するものであり、その前方出力光は、光出力信号と
して光ファイバによる光伝送路に送出され、後方出力光
はホトダイオード25により検出され、その検出信号
は、誤差増幅器26と光出力異常検出回路24とに加え
られる。
【0004】誤差増幅器26は、光出力信号の検出信号
と基準値Vrとを比較し、その差の誤差信号を電流供給
部27に加えて、誤差信号が零となるように駆動部28
に供給する電流を制御する。従って、レーザダイオード
21,ホトダイオード25,誤差増幅器26,電流供給
部27,駆動部28の経路の帰還ループ23が形成され
て、レーザダイオード21の光出力パワーは、基準値V
rにより定まる一定の値に安定化される。
【0005】又光出力異常検出回路24は、光出力信号
の検出信号と設定値Vthとを比較し、検出信号が設定
値Vth以下となると、レーザダイオード21の劣化と
判断してアラーム信号ALMを送出する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来例の光送信
装置に於いては、光出力異常検出回路24の動作確認の
為に、入力信号断として、レーザダイオード21に供給
される電流を零或いは閾値以下の電流とし、光出力パワ
ーを零の状態とするものであった。従って、レーザダイ
オード21の光出力パワーがどの程度低下した時にアラ
ーム信号ALMが出力されるかは不明であった。本発明
は、アラーム信号の出力時点のレーザダイオード21の
光出力パワーの確認を容易にすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の光送信装置は、
図1を参照して説明すると、入力信号より変調した駆
動電流をレーザダイオード1(LD)に供給し、この駆
動電流による前記レーザダイオード1の光出力信号を送
出すると共に、この光出力信号をホトダイオード(P
D)5等により検出した検出信号と基準値とを比較し、
その比較出力信号により駆動電流を制御して、レーザダ
イオード1の光出力パワーを安定化させる駆動回路2
と、レーザダイオード1の光出力信号を検出した検出信
号と異常検出用の設定値とを比較して、レーザダイオー
ド1の光出力異常を検出する光出力異常検出回路4と、
駆動回路2に於ける基準値を、光出力異常検出回路4に
於ける異常検出用の設定値に切替えて、レーザダイオー
ド1の光出力異常、即ち、異常検出によりアラーム信号
を出力する時の光出力パワーに低下させる為の切替スイ
ッチ10とを備えている。
【0008】
【作用】駆動回路2は、誤差増幅器6と電流供給部7と
駆動部8等により構成され、入力端子INに加えられた
入力信号により、電流供給部7からの電流を変調してレ
ーザダイオード1に供給する。それにより発光したレー
ザダイオード1の光出力信号は光ファイバ等に入射され
て伝送される。又レーザダイオード1の光出力信号は、
ホトダイオード5等により検出され、その検出信号Vd
は光出力異常検出回路4と駆動回路2の誤差増幅器6と
に加えられ、切替スイッチ10が実線位置の時に、基準
電圧源9からの基準電圧Vrと検出信号Vdとの差の誤
差信号が零となるように駆動電流が制御されて、レーザ
ダイオード1の光出力パワーが安定化される。
【0009】又光出力異常検出回路4は、設定値Vth
と検出信号Vdとを比較し、レーザダイオード1の劣化
により光出力パワーが減少した時に、検出信号Vdが設
定値Vth以下となるから、アラーム信号ALMを出力
する。
【0010】切替スイッチ10を点線位置に切替える
と、基準電圧源9からの基準電圧Vrの代わりに、光出
力異常検出回路4に加える設定値Vthが加えられる。
その場合に、Vr>Vthの関係に選定することによ
り、レーザダイオード1の光出力パワーは減少する。従
って、検出信号Vdは減少してVd≦Vthとなること
により、アラーム信号ALMが出力される。その時のレ
ーザダイオード1の光出力を光パワー測定器11等によ
り測定すれば、アラーム信号ALMが出力される時のレ
ーザダイオード1の光出力パワーを簡単に確認すること
ができる。
【0011】
【実施例】図1は本発明の実施例の説明図であり、1は
レーザダイオード(LD)、2は駆動回路、3は帰還ル
ープ、4は光出力異常検出回路、5はホトダイオード
(PD)、6は誤差増幅器、7は電流供給部、8は駆動
部、9は基準電圧源、10は切替スイッチ、11は光パ
ワー測定器、R1,R2は抵抗である。
【0012】切替スイッチ10を実線位置に切替えてい
る時は、基準電圧源9により予め設定した基準値Vrが
誤差増幅器6に加えられる。又入力端子INに入力信号
が加えられると、駆動部8は、電流供給部7からの電流
を入力信号により変調してレーザダイオード1に供給す
る。レーザダイオード1の前方出力光は、光出力信号と
して送出され、後方出力光はホトダイオード5により検
出され、その検出信号Vdは、光出力異常検出回路4と
誤差増幅器6とに加えられる。
【0013】誤差増幅器6は、検出信号Vdと基準値V
rとの差の誤差信号を電流供給部7に加え、誤差信号が
零となるように、駆動部8に供給する電流値を制御す
る。従って、検出信号Vdが基準値Vrより低いと、電
流供給部7から駆動部8に供給する電流を大きくするよ
うに制御するから、レーザダイオード1の光出力パワー
は、前述の従来例と同様に、基準値Vrに対応した値に
安定化される。
【0014】又抵抗R1,R2の選定により電圧VCC
分圧して設定値Vthとし、光出力異常検出回路4に加
えるもので、正常時は、光出力異常検出回路4の出力信
号は“0”(ローレベル)であるが、レーザダイオード
1の劣化等により光出力パワーで減少して検出信号Vd
が低下し、設定値Vth以下となると、“1”(ハイレ
ベル)のアラーム信号ALMが出力される。
【0015】切替スイッチ10を点線位置に切替える
と、誤差増幅器6には基準値Vrの代わりに設定値Vt
hが入力される。この設定値Vthは、Vth<Vrの
関係を有するものであるから、誤差増幅器6からの誤差
信号は小さくなり、電流供給部7から駆動部8に供給さ
れる電流も小さくなり、レーザダイオード1の光出力パ
ワーは減少する。そして、ホトダイオード5による検出
信号Vdも減少し、光出力異常検出回路4に於いては、
Vd≦Vthとなるから、アラーム信号ALMが出力さ
れる。その時のレーザダイオード1の光出力パワーを光
パワー測定器11等により測定することにより、アラー
ム信号ALMが出力される時のレーザダイオード1の光
出力パワーを簡単に測定することができる。これは、光
出力パワーが予め定めた或る値に低下した時に、アラー
ム信号ALMが出力されるように、設定値Vthを定め
ることができることを示すものである。
【0016】前述の実施例は、レーザダイオード1の光
出力パワーが設定値以下に減少した時に、アラーム信号
ALMを出力する構成の場合を示し、切替スイッチ10
を実線位置から点線位置に切替えることにより、レーザ
ダイオード1の光出力パワーが減少して、光出力異常検
出回路4からアラーム信号ALMが出力され、光出力異
常検出回路4の正常性の確認及びアラーム信号ALMが
出力される時のレーザダイオード1の光出力パワーを確
認することができる。
【0017】又レーザダイオード1の光出力パワーが他
の設定値以上に増大した場合に、アラーム信号を出力す
る構成に対しても適用可能である。即ち、レーザダイオ
ード1の光出力パワーが所定範囲内であることが要求さ
れ、その所定範囲の下限を超えて減少した場合と、上限
を超えて増大した場合との何れに於いてもアラーム信号
を出力する構成とした場合にも適用可能である。
【0018】その場合の所定範囲の上限の設定値をVt
h1とし、下限の設定値をVthとすると、Vth1>
Vr>Vthの関係とするものであり、レーザダイオー
ド1の光出力信号を検出した検出信号Vdが設定値Vt
h1以上となると、レーザダイオード1の光出力が帰還
ループ3等の障害により設定値以上に上昇したことを示
すから、アラーム信号を出力する。このようなアラーム
信号が出力されるレーザダイオード1の光出力パワーを
測定する為に、基準値Vrの代わりに設定値Vth1を
誤差増幅器6に加えるように切替えることになる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、レーザ
ダイオード1の光出力パワーを安定化して駆動する駆動
回路2に切替スイッチ10を介して基準値Vrを加え、
光出力異常検出回路4の正常性或いはアラーム信号AL
M出力時点のレーザダイオード1の光出力パワー確認の
為に、切替スイッチ10により、光出力異常検出回路4
に加える設定値Vthを、基準値Vrの代わりに駆動回
路2に切替えて加えるものであり、このような僅かな構
成の付加によって、簡単且つ確実に光出力異常検出回路
4の正常性を確認することができ、又アラーム信号AL
M出力時点のレーザダイオード1の光出力パワーを測定
することができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の説明図である。
【図2】従来例の説明図である。
【符号の説明】
1 レーザダイオード(LD) 2 駆動回路 3 帰還ループ 4 光出力異常検出回路 5 ホトダイオード(PD) 6 誤差増幅器 7 電流供給部 8 駆動部 9 基準電圧源 10 切替スイッチ Vr 基準値 Vth 設定値 Vd 検出信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04B 10/28

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号により変調した駆動電流をレー
    ザダイオード(1)に供給し、該駆動電流による前記レ
    ーザダイオード(1)の光出力信号を送出すると共に、
    該光出力信号を検出した検出信号と基準値とを比較し、
    比較出力信号により前記駆動電流を制御して前記レーザ
    ダイオード(1)の光出力パワーを安定化させる駆動回
    路(2)と、 前記レーザダイオード(1)の光出力信号を検出した
    出信号と異常検出用の設定値とを比較して、前記レーザ
    ダイオード(1)の光出力異常を検出する光出力異常検
    出回路(4)と、前記駆動回路(2)に於ける前記基準値を、前記光出力
    異常検出回路(4)に於ける前記異常検出用の設定値に
    切替えて前記レーザダイオード(1)の光出力を異常と
    させる為の 切替スイッチ(10)とを備えたことを特徴
    とする光送信装置。
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