JP3023610U - シャワーヘッド

Info

(57)【要約】【課題】散水板に凸起を設けることにより、洗浄効果
を上げ、フケ・脱毛の予防と血液循環と新陳代謝を活発
化し、頭皮の緊張を解きほぐすことができるようにす
る。【解決手段】散水板１に複数個の凸起２を設けたシャ
ワーヘッド。

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、頭皮のマッサージと洗浄効果を上げることが出来る、散水板の散水口近傍に凸起を複数設けたシャワーヘッドに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来のシャワーヘッドの散水口を設けた散水板は、平滑または、皿状に湾曲したものが一般的である。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

このため、水又は温水の散水そのものは可能であるが、頭皮のマッサージとかこすりは出来なかった。この考案は、このような従来の問題点を解決するためになされたもので、頭皮、頭髪の洗浄は勿論、頭皮のマッサージ、こすりも出来る散水板を有するシャワーヘッドを提供することを目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

この考案が提供するシャンプーヘッドは、散水板に設けた、水又は温水の散水口の近傍に複数個の凸起を付けたものである。

【０００５】

【作用】

この考案によれば、頭皮、頭髪のシャワーリングの他に、凸起で頭皮のマッサージと頭皮のこすりを行うことが出来る。

【０００６】

【考案の実施の形態】

図１は、散水口３の近傍に先の丸い柱状の凸起２を設けた散水板１を取り付けたシャワーヘッドＨである。

【０００７】散水板１は、凸起の長さ、硬さ、形状の異なる他の散水板と交換できるように、着脱可能になっている。

【０００８】上記散水口３及び凸起２は一定の間隔で設けてある。

【０００９】図示しないが、散水板１には、シャンプー剤や、リンス剤を吐出できる散水口をもうけることも可能である。この散水口は、シャワーヘッド本体に装着できるようにした、シャンプー剤やリンス剤のチューブに連通させてある。

【００１０】また、水・温水の温度調節、散水、散水停止、シャンプー剤及びリンス剤の散布及びこれと散水の切り換え装置をシャワーヘッドに付けることができる。

【００１１】図４は、図１における凸起２に代えてブラシ状凸起４を設けた例である。

【００１２】ブラシ状凸起４の場合は、頭皮だけでなく、体皮のマッサージやこすりが可能になる。

【００１３】図示しないが、ブラシ状凸起４に代えて、スポンジのブラシを付けてもよい。

【００１４】

【考案の効果】

以上説明したようにこの考案は上述のように凸起で頭皮のマッサージと、頭皮のこすりが出来るようにしたので、シャワーリング時の洗浄効果が上がるとともに、洗剤等の残留物によるフケ及び脱毛を予防するという効果がある。

【００１５】さらに血液の循環と新陳代謝を活発化し、頭皮の緊張を解きほぐすという効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】この考案の実施の形態であるシャワーヘッドの
斜視図である。

【図２】図１の断面図である。

【図３】図１の正面図である。

【図４】この考案の他の実施の形態を示す断面図であ
る。

【符号の説明】

１散水板２凸起３散水口４ブラシ状凸起

【実用新案登録請求の範囲】