JP3023557B2 - 金物取付け具 - Google Patents
金物取付け具Info
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- JP3023557B2 JP3023557B2 JP1055250A JP5525089A JP3023557B2 JP 3023557 B2 JP3023557 B2 JP 3023557B2 JP 1055250 A JP1055250 A JP 1055250A JP 5525089 A JP5525089 A JP 5525089A JP 3023557 B2 JP3023557 B2 JP 3023557B2
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05D—HINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
- E05D15/00—Suspension arrangements for wings
- E05D15/40—Suspension arrangements for wings supported on arms movable in vertical planes
- E05D15/46—Suspension arrangements for wings supported on arms movable in vertical planes with two pairs of pivoted arms
- E05D15/466—Suspension arrangements for wings supported on arms movable in vertical planes with two pairs of pivoted arms specially adapted for windows
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05Y—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
- E05Y2900/00—Application of doors, windows, wings or fittings thereof
- E05Y2900/10—Application of doors, windows, wings or fittings thereof for buildings or parts thereof
- E05Y2900/13—Type of wing
- E05Y2900/148—Windows
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)
- Wing Frames And Configurations (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は金物取付け具に関するものであり、更に詳し
くいえば、窓枠に窓サッシを調節自在に取付けるための
支えに関するものである。
くいえば、窓枠に窓サッシを調節自在に取付けるための
支えに関するものである。
突き出た吊下げ窓(projected hung window)サッ
シは固定されている窓枠に少なくとも一対の支えによっ
て取付けられている窓サッシである。窓サッシは、サッ
シの上部と下部に位置させられている支えで側面を吊下
げることができ、またはサッシの上縁部により近く配置
されている支えで上部から吊下げることができる。サッ
シと窓枠に固定されている取付け板に通常枢着されてい
るアームを介してサッシは窓枠へ連結される。周知の態
様の窓支えは各端部が窓枠とサッシ取付け板に枢着さ
れ、長さが等しくない一対のアームを含む。そのような
支えは4本棒支えとしばしば呼ばれる。本質的に2本の
付加アームを含んでいる4本棒支えである6本棒支えを
設けることも知られている。また、支えの開放および閉
成の全ての間または一部の間に滑ることができる1つま
たは複数のピボット点をそれらの支えに設けることも知
られている。
シは固定されている窓枠に少なくとも一対の支えによっ
て取付けられている窓サッシである。窓サッシは、サッ
シの上部と下部に位置させられている支えで側面を吊下
げることができ、またはサッシの上縁部により近く配置
されている支えで上部から吊下げることができる。サッ
シと窓枠に固定されている取付け板に通常枢着されてい
るアームを介してサッシは窓枠へ連結される。周知の態
様の窓支えは各端部が窓枠とサッシ取付け板に枢着さ
れ、長さが等しくない一対のアームを含む。そのような
支えは4本棒支えとしばしば呼ばれる。本質的に2本の
付加アームを含んでいる4本棒支えである6本棒支えを
設けることも知られている。また、支えの開放および閉
成の全ての間または一部の間に滑ることができる1つま
たは複数のピボット点をそれらの支えに設けることも知
られている。
構造または幾何学的形状とは無関係に、突き出た吊下
げ窓用の支えは、サッシの閉成の最後の段階である量の
「引込み」をもたらす。その引込みは、窓枠の平面に対
して横方向運動または横方向運動の成分を実効的に構成
するから、内部的に固定されているサッシ部分とは反対
の側のサッシ部分が窓枠内の完全に閉じられた位置へ動
かされるばかりでなく、サッシと窓枠の間で全体的に天
候シールを行うように窓枠またはサッシに対する天候シ
ールが通常確実に圧縮されるようにする。その引込みは
支えの実際の形状により、1つまたは複数のピボットの
滑動により、あるいは固定されているガイドにより行う
ことができる。その固定ガイドへ支えの一部が係合し
て、横方向運動またはその横方向運動の一部を伝える。
げ窓用の支えは、サッシの閉成の最後の段階である量の
「引込み」をもたらす。その引込みは、窓枠の平面に対
して横方向運動または横方向運動の成分を実効的に構成
するから、内部的に固定されているサッシ部分とは反対
の側のサッシ部分が窓枠内の完全に閉じられた位置へ動
かされるばかりでなく、サッシと窓枠の間で全体的に天
候シールを行うように窓枠またはサッシに対する天候シ
ールが通常確実に圧縮されるようにする。その引込みは
支えの実際の形状により、1つまたは複数のピボットの
滑動により、あるいは固定されているガイドにより行う
ことができる。その固定ガイドへ支えの一部が係合し
て、横方向運動またはその横方向運動の一部を伝える。
標準仕様は、負圧が加えられた時に突き出た吊下げ窓
が開かれることに抵抗できることを通常要求している。
開放に対するこの抵抗は一部はサッシの内部固定(たと
えばくさびロック)により行われるが、主として、内部
締め具が取付けられている窓サッシ部分とは反対側の窓
サッシ部分が吸出しにより開かれることを阻止する支え
の作用によるものである。
が開かれることに抵抗できることを通常要求している。
開放に対するこの抵抗は一部はサッシの内部固定(たと
えばくさびロック)により行われるが、主として、内部
締め具が取付けられている窓サッシ部分とは反対側の窓
サッシ部分が吸出しにより開かれることを阻止する支え
の作用によるものである。
また、天候シールを全体的に圧縮するために十分なサ
ッシ全体にわたる引込み運動を行える支え構造を得るこ
とが通常は非常に困難である。
ッシ全体にわたる引込み運動を行える支え構造を得るこ
とが通常は非常に困難である。
ある種の支え構造に関連する上記の諸要求および諸困
難は、支えをサッシと窓枠の間の限られた(具体的にい
えば狭い)空所の中にはめこむことができなければなら
ないという今日の需要に結びつけられている。
難は、支えをサッシと窓枠の間の限られた(具体的にい
えば狭い)空所の中にはめこむことができなければなら
ないという今日の需要に結びつけられている。
本発明は窓支えの形をした金物取付け具に特に適する
が、少なくとも1つの可動部品と取付け板を有する他の
金物取付け具にも用いられる。従って、下記の説明は窓
支えに関するものであるが、本発明はそれに限定される
ものではなく、窓/ドアクローザー、窓留め具等のよう
な他の金物取付け具にも応用できる。
が、少なくとも1つの可動部品と取付け板を有する他の
金物取付け具にも用いられる。従って、下記の説明は窓
支えに関するものであるが、本発明はそれに限定される
ものではなく、窓/ドアクローザー、窓留め具等のよう
な他の金物取付け具にも応用できる。
本発明の目的は、可動部品が取付け具に対して少なく
とも1つの位置にある時に、その可動部品が取付け具に
対して動かないようにその可動部品を保持する手段を含
む金物取付け具を得ることである。
とも1つの位置にある時に、その可動部品が取付け具に
対して動かないようにその可動部品を保持する手段を含
む金物取付け具を得ることである。
本発明の別の目的は、使用時にサッシのほぼ全体的な
引込みを行うことができ、サッシが閉じられた位置にあ
る時はサッシを窓枠内に保持する窓支えを得ることであ
る。
引込みを行うことができ、サッシが閉じられた位置にあ
る時はサッシを窓枠内に保持する窓支えを得ることであ
る。
本発明の第1の面は、取付け板と、この取付け板と動
作時に関連付けられ且つ前記取付け板に対して動作線沿
いに動くことができる可動要素と、前記取付け板に対し
て動くことができ、係合手段を有する可動部品とを備
え、前記係合手段は、前記可動部品が前記取付け板に対
して一部動く間、前記可動要素の一部と係合でき、もっ
て前記可動要素を前記動作線沿いに動かせ、前記可動要
素は、前記可動要素が動いて前記可動部品とラッチする
時に、前記可動部品と協労する手段を含み、この協労手
段は、前記動作線沿いの前記可動要素の前記一部から離
隔されており、前記係合手段をして前記動作線沿いに前
記可動要素の逆方向動作を与える逆方向相対動作時に、
前記可動部品をアンラッチすることを特徴とする金物取
付け具で構成される。
作時に関連付けられ且つ前記取付け板に対して動作線沿
いに動くことができる可動要素と、前記取付け板に対し
て動くことができ、係合手段を有する可動部品とを備
え、前記係合手段は、前記可動部品が前記取付け板に対
して一部動く間、前記可動要素の一部と係合でき、もっ
て前記可動要素を前記動作線沿いに動かせ、前記可動要
素は、前記可動要素が動いて前記可動部品とラッチする
時に、前記可動部品と協労する手段を含み、この協労手
段は、前記動作線沿いの前記可動要素の前記一部から離
隔されており、前記係合手段をして前記動作線沿いに前
記可動要素の逆方向動作を与える逆方向相対動作時に、
前記可動部品をアンラッチすることを特徴とする金物取
付け具で構成される。
本発明の第2の面は、サッシ取付け板と窓枠取付け板
の間に枢着された少なくとも一対のアームを有する種類
の窓支えの形をした金物取付け具において、一方の取付
け板に少なくとも1つの可動要素が設けられ、前記一方
の取付け板に対して動く窓支えの1つ又は複数の可動部
品に係合手段が設けられ、窓支えの可動部品が前記一方
の取付け板を横切り且つ閉じられた位置における窓支え
の保持が前記可動要素と前記係合手段の相互係合によっ
て行われるように、前記係合手段は窓支えの閉成開始時
に前記可動要素と係合することを特徴とする金物取付け
具で構成される。
の間に枢着された少なくとも一対のアームを有する種類
の窓支えの形をした金物取付け具において、一方の取付
け板に少なくとも1つの可動要素が設けられ、前記一方
の取付け板に対して動く窓支えの1つ又は複数の可動部
品に係合手段が設けられ、窓支えの可動部品が前記一方
の取付け板を横切り且つ閉じられた位置における窓支え
の保持が前記可動要素と前記係合手段の相互係合によっ
て行われるように、前記係合手段は窓支えの閉成開始時
に前記可動要素と係合することを特徴とする金物取付け
具で構成される。
以下、図面を参照して本発明を詳しく説明する。
下記の詳しい説明において、第1図乃至第4図に示さ
れている支えの構造は、長さが違う一対のアームを有す
る慣用の4本棒構造である。なお、アームのそれぞれの
端部はサッシ取付け板と窓枠取付け板へ枢着されてい
る。サッシ取付け板と窓枠取付け板には開口部(図示せ
ず)が設けられる。これらの開口部によりサッシ取付け
板と窓枠取付け板を窓のサッシと窓枠へ取付けることが
できる。アームはピボット継手により取付け板へ連結さ
れる。これらのピボット継手は、ニュージーランド特許
第144922号、第1621919号、第196479号、第195036号、
第202214号、第212599号、および第223073号の明細書の
いずれか1つに開示されている種類の摩擦ピポット継手
を用いることが好ましい。
れている支えの構造は、長さが違う一対のアームを有す
る慣用の4本棒構造である。なお、アームのそれぞれの
端部はサッシ取付け板と窓枠取付け板へ枢着されてい
る。サッシ取付け板と窓枠取付け板には開口部(図示せ
ず)が設けられる。これらの開口部によりサッシ取付け
板と窓枠取付け板を窓のサッシと窓枠へ取付けることが
できる。アームはピボット継手により取付け板へ連結さ
れる。これらのピボット継手は、ニュージーランド特許
第144922号、第1621919号、第196479号、第195036号、
第202214号、第212599号、および第223073号の明細書の
いずれか1つに開示されている種類の摩擦ピポット継手
を用いることが好ましい。
第5図および第6図に示されている支えは本願出願人
が所有するニュージーランド特許第219875号明細書に開
示されている種類の並列作用支えである。
が所有するニュージーランド特許第219875号明細書に開
示されている種類の並列作用支えである。
第1〜4図に示されている支えは窓枠取付け板10とサ
ッシ取付け板11を有する。これらの取付け板10と11は短
いアーム12と長いアーム13で一緒に連結されている。ピ
ポッド継手が参照符号14で示されている。これらの取付
け板10,11とアーム12,13は従来のやり方に従って製作さ
れ、アーム12と13の端部がクランク15のように形成され
る。これらのアーム12と13は窓枠取付け板10へ連結され
る。窓枠取付け板10の厚さと構造は、溝、くぼみまたは
空所がその窓枠取付け板10の長手方向に延長するような
ものである。
ッシ取付け板11を有する。これらの取付け板10と11は短
いアーム12と長いアーム13で一緒に連結されている。ピ
ポッド継手が参照符号14で示されている。これらの取付
け板10,11とアーム12,13は従来のやり方に従って製作さ
れ、アーム12と13の端部がクランク15のように形成され
る。これらのアーム12と13は窓枠取付け板10へ連結され
る。窓枠取付け板10の厚さと構造は、溝、くぼみまたは
空所がその窓枠取付け板10の長手方向に延長するような
ものである。
下記の説明において、図示の支えは、突き出た側方吊
下げ用途においてサッシと窓枠へ取付けられた場合のよ
うな垂直の向きにあるかのようにして説明することにす
る。
下げ用途においてサッシと窓枠へ取付けられた場合のよ
うな垂直の向きにあるかのようにして説明することにす
る。
窓枠取付け板10の内部に板16が長手方向に滑ることが
できるようにして配置される。この滑り板16の下端部
が、窓枠取付け板10の表面に、長いアーム13の下側ピボ
ット継手14のすぐ下側に在るスロット付きの板すなわち
底板17へ連結される。滑り板16の上端部に滑りパッド18
が連結される。この滑りパッド18は、第2図に示したよ
うに、窓枠取付け板10から突き出て、後方へ曲げられる
滑り板16の端部で形成することができる。滑りパッド18
の近くで窓枠取付け板10の表面の一部が除去されている
ことがわかるであろう。短いアーム12にピン19が設けら
れ、サッシ取付け板11の下端部近くに突出部すなわちス
ライダ20が、サッシ取付け板11の幅を横切って或る角度
を成して設けられる。
できるようにして配置される。この滑り板16の下端部
が、窓枠取付け板10の表面に、長いアーム13の下側ピボ
ット継手14のすぐ下側に在るスロット付きの板すなわち
底板17へ連結される。滑り板16の上端部に滑りパッド18
が連結される。この滑りパッド18は、第2図に示したよ
うに、窓枠取付け板10から突き出て、後方へ曲げられる
滑り板16の端部で形成することができる。滑りパッド18
の近くで窓枠取付け板10の表面の一部が除去されている
ことがわかるであろう。短いアーム12にピン19が設けら
れ、サッシ取付け板11の下端部近くに突出部すなわちス
ライダ20が、サッシ取付け板11の幅を横切って或る角度
を成して設けられる。
支えの構造についての説明を完了するために、最後の
閉成動作中の支えを参照することにする。
閉成動作中の支えを参照することにする。
第1図に示されているように、閉成の最終段階の開始
時にピン19が滑りパッド18の傾斜面21に接触するように
なる。ピン19と傾斜面21が相互に接触することにより滑
り板16が上方へ動かされて、突出部20が底板17のスロッ
ト22の中に入れるようにこのスロット22が正しく位置決
めされる。たとえば、摩耗のため、または摩擦による減
少のために支えが上部吊下げ状況にある時に滑り板16が
「落下」したとすると、ピン19は傾斜面21により滑り板
16を正しい動作位置に再び位置させる。スロット22の前
部と突出部20の前部に傾斜面23と24がそれぞれ設けられ
る。
時にピン19が滑りパッド18の傾斜面21に接触するように
なる。ピン19と傾斜面21が相互に接触することにより滑
り板16が上方へ動かされて、突出部20が底板17のスロッ
ト22の中に入れるようにこのスロット22が正しく位置決
めされる。たとえば、摩耗のため、または摩擦による減
少のために支えが上部吊下げ状況にある時に滑り板16が
「落下」したとすると、ピン19は傾斜面21により滑り板
16を正しい動作位置に再び位置させる。スロット22の前
部と突出部20の前部に傾斜面23と24がそれぞれ設けられ
る。
支えが閉成し続けると、ピン19が滑りパッド18を横切
って動き続け、突出部20はスロット22の中に入る。
って動き続け、突出部20はスロット22の中に入る。
スロット22と突出部20の形状および位置は、突出部20
がスロット22の下側傾斜面と接触して滑り板16に下向き
の滑り運動を加え、ピン19が滑りパッド18の傾斜面25と
接触して、その表面に沿って滑るようなものである。こ
の傾斜面25と滑り板16の下向きの動きが、サッシを窓枠
に強制的に引込むというような運動の横方向成分を加え
る。しかし、それに加えて、ピン19は傾斜面25の存在の
ために板に固定されることになる。
がスロット22の下側傾斜面と接触して滑り板16に下向き
の滑り運動を加え、ピン19が滑りパッド18の傾斜面25と
接触して、その表面に沿って滑るようなものである。こ
の傾斜面25と滑り板16の下向きの動きが、サッシを窓枠
に強制的に引込むというような運動の横方向成分を加え
る。しかし、それに加えて、ピン19は傾斜面25の存在の
ために板に固定されることになる。
サッシの下部またはその近くにおける内部ラッチによ
り窓サッシが閉じた状態に固定されていると、突出部20
とスロット22の相互係合により滑り板16が上方へ動くこ
とを阻止され、それにより窓が開錠されてサッシが押し
開かれたような時までピン19が傾斜面25により捕らえら
れる。サッシを開く動作中は上記とは逆の操作が行わ
れ、突出部20がスロット22の上側傾斜面と少し接触する
ことにより滑り板16が上昇させられる。そうするとピン
19が解放されて、滑りパッド18から離れるように動かさ
れる。
り窓サッシが閉じた状態に固定されていると、突出部20
とスロット22の相互係合により滑り板16が上方へ動くこ
とを阻止され、それにより窓が開錠されてサッシが押し
開かれたような時までピン19が傾斜面25により捕らえら
れる。サッシを開く動作中は上記とは逆の操作が行わ
れ、突出部20がスロット22の上側傾斜面と少し接触する
ことにより滑り板16が上昇させられる。そうするとピン
19が解放されて、滑りパッド18から離れるように動かさ
れる。
滑り板16の上部に傾斜部26が設けられる。この傾斜部
26は閉成動作中にトグルのしすぎ(over−toggling)を
阻止するためのキックアウト(kick−out)として機能
する。しかし、滑りパッド18のスロット28内で係合する
上部スライダ27がピン19の代わりに用いられている第4
図に示されている別の実施例ではそのような構造は不要
である。
26は閉成動作中にトグルのしすぎ(over−toggling)を
阻止するためのキックアウト(kick−out)として機能
する。しかし、滑りパッド18のスロット28内で係合する
上部スライダ27がピン19の代わりに用いられている第4
図に示されている別の実施例ではそのような構造は不要
である。
従って、本発明の支えは、サッシの確実かつ強制的な
引込みを、短いアーム12を有する支えの端部においてば
かりでなく、窓枠取付け板10の下端部においても行う構
造を提供するものである。この全体的な引込み作用すな
わち強制的な作用はピボット継手14の所定の角度および
所定の関係と、短いアーム12の長さと、ピン19の位置
と、窓フランジの半径方向の作用(radiused action)
とで起こるだけである。しかし、この作用は常に実際の
シール圧縮以上である(少なくとも5〜10mnの強制運
動)。また、錠がかけられた位置にある時に支えの短い
アーム12が固定され、それによりサッシに負圧が加えら
れた時に吸い出される傾向があるサッシの部分を保持す
る。
引込みを、短いアーム12を有する支えの端部においてば
かりでなく、窓枠取付け板10の下端部においても行う構
造を提供するものである。この全体的な引込み作用すな
わち強制的な作用はピボット継手14の所定の角度および
所定の関係と、短いアーム12の長さと、ピン19の位置
と、窓フランジの半径方向の作用(radiused action)
とで起こるだけである。しかし、この作用は常に実際の
シール圧縮以上である(少なくとも5〜10mnの強制運
動)。また、錠がかけられた位置にある時に支えの短い
アーム12が固定され、それによりサッシに負圧が加えら
れた時に吸い出される傾向があるサッシの部分を保持す
る。
以上説明して図示した支え構造では、閉じられた時の
支えの最後の動きは窓枠の面にほぼ垂直である。従っ
て、それによりシールの摩擦またはシールの滑りが無く
されるから、シールの寿命が永くなって、良いシールを
行えることになる。
支えの最後の動きは窓枠の面にほぼ垂直である。従っ
て、それによりシールの摩擦またはシールの滑りが無く
されるから、シールの寿命が永くなって、良いシールを
行えることになる。
第1図はこの支えに組込むことができる一対の付加リ
ンク50,51も示す。付加リンク50の一端部が長いアーム1
3へ枢軸53により枢着され、付加リンク51の一端部が窓
枠取付け板10へ枢軸53により枢着される。図示のよう
に、付加リンク50と51の枢着部は、アーム13と12を取付
け板11と10へそれぞれ枢着する隣接する枢軸14から隔て
られる。付加リンク50,51の他端部または他端部の近く
が枢軸52により枢着される。枢軸52と53は摩擦型または
非摩擦型とすることができる。
ンク50,51も示す。付加リンク50の一端部が長いアーム1
3へ枢軸53により枢着され、付加リンク51の一端部が窓
枠取付け板10へ枢軸53により枢着される。図示のよう
に、付加リンク50と51の枢着部は、アーム13と12を取付
け板11と10へそれぞれ枢着する隣接する枢軸14から隔て
られる。付加リンク50,51の他端部または他端部の近く
が枢軸52により枢着される。枢軸52と53は摩擦型または
非摩擦型とすることができる。
はさみのように機能するこれらの付加リンク50,51は
サッシの内側吊下げ用途を支持することを助け、3個の
付加軸受けを介してより多くの摩擦を付加する。その付
加摩擦は、支えが上部吊下げ構造(top hung configu
ration)に用いられた時に特に重要である。
サッシの内側吊下げ用途を支持することを助け、3個の
付加軸受けを介してより多くの摩擦を付加する。その付
加摩擦は、支えが上部吊下げ構造(top hung configu
ration)に用いられた時に特に重要である。
従来の4本棒支え構造に1つの付加リンク機構が設け
られているために、この支えはより大きな荷重を支持す
ることもできる。しかし、枢軸52により一緒に連結され
た付加リンク50と51の端部は、重なる、すなわち枢軸52
を越えて延長することが好ましい。リンクの連結部のこ
の重ね合わせにより支持がより良く行われる。このオー
バーハングは、摩擦パッドすなわちプラスチックワッシ
ャ54を一方のリンクの延長部55上に置くことにより、摩
擦を大きくするためにも使える。従って、他方のリンク
に対する一方のリンクの角運動全体にわたって、または
延長部55が部分的または完全に重なり合う時に、ワッシ
ャ54は他方のリンクの反対側の面と係合する。
られているために、この支えはより大きな荷重を支持す
ることもできる。しかし、枢軸52により一緒に連結され
た付加リンク50と51の端部は、重なる、すなわち枢軸52
を越えて延長することが好ましい。リンクの連結部のこ
の重ね合わせにより支持がより良く行われる。このオー
バーハングは、摩擦パッドすなわちプラスチックワッシ
ャ54を一方のリンクの延長部55上に置くことにより、摩
擦を大きくするためにも使える。従って、他方のリンク
に対する一方のリンクの角運動全体にわたって、または
延長部55が部分的または完全に重なり合う時に、ワッシ
ャ54は他方のリンクの反対側の面と係合する。
次に、窓の支えが示されている第5図と第6図を参照
する。
する。
第5図と第6図は完全に開かれている位置にある窓支
えを示す。完全に閉じられた位置においては、取付け板
は、アームとリンクアームを間に挟んだ状態で一方の取
付け板が他方の取付け板の上にほぼ置かれることがわか
る。
えを示す。完全に閉じられた位置においては、取付け板
は、アームとリンクアームを間に挟んだ状態で一方の取
付け板が他方の取付け板の上にほぼ置かれることがわか
る。
支えは第1の取付け板31と第2の取付け板32を有す
る。各取付け板31,32は単一部材または2つの部材ない
し部分より成るものとすることができるが、取付けを容
易にし、中心を正確に出すために図示の単一部材構造が
好ましい。取付け板31と32は一対のアーム34で一緒に連
結される。各アーム34は、その端部および好ましくは取
付け板31,32の端部に設けられている枢着部35によりそ
れぞれの取付け板31,32へ連結される。図からわかるよ
うに、枢着部35したがってそれの枢軸は取付け板の長手
方向中心線からずれている。そのずれは取付け板の外縁
部36へ向かう。
る。各取付け板31,32は単一部材または2つの部材ない
し部分より成るものとすることができるが、取付けを容
易にし、中心を正確に出すために図示の単一部材構造が
好ましい。取付け板31と32は一対のアーム34で一緒に連
結される。各アーム34は、その端部および好ましくは取
付け板31,32の端部に設けられている枢着部35によりそ
れぞれの取付け板31,32へ連結される。図からわかるよ
うに、枢着部35したがってそれの枢軸は取付け板の長手
方向中心線からずれている。そのずれは取付け板の外縁
部36へ向かう。
アーム34自体は枢着部37により長手方向が一緒に連結
される。その枢着部37もアーム34の長手方向中心線に対
してずらされ、かつ枢着部35を有する取付け板31と32の
端部のより近くに位置させられる。
される。その枢着部37もアーム34の長手方向中心線に対
してずらされ、かつ枢着部35を有する取付け板31と32の
端部のより近くに位置させられる。
アーム34の他端部はリンクアーム39へ枢着される。リ
ンクアーム39は枢着部40により取付け板31と32へ連結さ
れる。枢着部40と枢着部41(リンクアーム39をアーム34
へ連結する)は、図示のように、取付け板31,32とリン
クアーム39のそれぞれの中心線に対してずらされる。
ンクアーム39は枢着部40により取付け板31と32へ連結さ
れる。枢着部40と枢着部41(リンクアーム39をアーム34
へ連結する)は、図示のように、取付け板31,32とリン
クアーム39のそれぞれの中心線に対してずらされる。
各取付け板31と32は一対の直立部42を有する。これら
の直立部はリンクアーム39の動く範囲を制限するストッ
パーを形成する。これらのストッパー42は完全に開かれ
ている位置と、完全に閉じられている位置を定める。図
においては、リンクアーム39が上側ストッパー42と係合
して、支えが完全に開かれている位置にある状態が示さ
れている。閉じられている位置においては、下側の他の
ストッパー42がアーム39のくぼみ42aに入る。
の直立部はリンクアーム39の動く範囲を制限するストッ
パーを形成する。これらのストッパー42は完全に開かれ
ている位置と、完全に閉じられている位置を定める。図
においては、リンクアーム39が上側ストッパー42と係合
して、支えが完全に開かれている位置にある状態が示さ
れている。閉じられている位置においては、下側の他の
ストッパー42がアーム39のくぼみ42aに入る。
枢着部35,37,40,41は簡単なピボット、摩擦軸受また
は両者の組合わせとすることができる。
は両者の組合わせとすることができる。
この支えの使用に際しては、取付け板31と32は窓サッ
シと窓枠の両側縁部へ従来のやり方で取付けられる。適
当な機械的固定装置により取付け板31と32を取付けるこ
とができるように、これらの取付け板31と32に開口部33
が設けられる。したがって、窓枠にほぼ平行になるよう
にして窓枠の中に配置される位置にサッシが一対の支え
により支持される。従って、窓枠内の閉じられた位置
へ、あるいは閉じた位置から支えが動かされる時に、支
えはサッシが窓枠により形成されている開口部に平行に
動く作用で動作する。リンクアーム39は運動を制御し、
サッシが窓枠に対して垂直に動くことなしにはさみ状組
立体の深さを変えることができる。ストッパー42が閉じ
られた位置におけるリンクアーム39の「トグルオーバ
(toggle over)」を阻止し、サッシの引込みを維持す
る。ストッパー42は、図示のように、支えが「開く」こ
とのできる範囲も制限する。
シと窓枠の両側縁部へ従来のやり方で取付けられる。適
当な機械的固定装置により取付け板31と32を取付けるこ
とができるように、これらの取付け板31と32に開口部33
が設けられる。したがって、窓枠にほぼ平行になるよう
にして窓枠の中に配置される位置にサッシが一対の支え
により支持される。従って、窓枠内の閉じられた位置
へ、あるいは閉じた位置から支えが動かされる時に、支
えはサッシが窓枠により形成されている開口部に平行に
動く作用で動作する。リンクアーム39は運動を制御し、
サッシが窓枠に対して垂直に動くことなしにはさみ状組
立体の深さを変えることができる。ストッパー42が閉じ
られた位置におけるリンクアーム39の「トグルオーバ
(toggle over)」を阻止し、サッシの引込みを維持す
る。ストッパー42は、図示のように、支えが「開く」こ
とのできる範囲も制限する。
従来のようにして取付けられている突き出た吊下げ窓
とは違って、サッシの側縁部が、サッシの全ての開放位
置において、またはサッシの開放動作中および閉成動作
中に、他のどれよりも窓枠に近くないことがわかるであ
ろう。支えのこの作用は、滑り要素の必要なしに行われ
るから、従来のはさみ型支えとは異なる。
とは違って、サッシの側縁部が、サッシの全ての開放位
置において、またはサッシの開放動作中および閉成動作
中に、他のどれよりも窓枠に近くないことがわかるであ
ろう。支えのこの作用は、滑り要素の必要なしに行われ
るから、従来のはさみ型支えとは異なる。
第1の実施例と同様に、滑り板16は一方の取付け板、
この場合は32に配置される。滑り板16の一端部は固定要
素を支持する。この固定要素は突き出たトング43を有す
る。滑り板16の他端部は傾斜面45を有するパッド44を支
持する。他方の取付け板31は一端部に取付け金具46を支
持する。この取付け金具46はくぼみ47を有する。他方の
取付け板31の他端部は傾斜面49を有する突出部48を支持
する。滑り板16は、取付け板32の端部近くに矢印で示さ
れている向きに滑ることができる。
この場合は32に配置される。滑り板16の一端部は固定要
素を支持する。この固定要素は突き出たトング43を有す
る。滑り板16の他端部は傾斜面45を有するパッド44を支
持する。他方の取付け板31は一端部に取付け金具46を支
持する。この取付け金具46はくぼみ47を有する。他方の
取付け板31の他端部は傾斜面49を有する突出部48を支持
する。滑り板16は、取付け板32の端部近くに矢印で示さ
れている向きに滑ることができる。
取付け板31と32の相対的な動きの結果として取付け板
31と32が相互に接近するにつれて、トング43がくぼみ47
の中に入り、その結果として滑り板16は(第5図で見
て)下方へ動く。そのために突出部48の傾斜面49がパッ
ド44の傾斜面45の後方へ動かされて、先に説明した実施
例と同様に、サッシが窓枠の中に強制的に引込まれるこ
とになる。また、先に説明した固定作用が行われる。
31と32が相互に接近するにつれて、トング43がくぼみ47
の中に入り、その結果として滑り板16は(第5図で見
て)下方へ動く。そのために突出部48の傾斜面49がパッ
ド44の傾斜面45の後方へ動かされて、先に説明した実施
例と同様に、サッシが窓枠の中に強制的に引込まれるこ
とになる。また、先に説明した固定作用が行われる。
窓が開かれると上記とは逆の動作が行われる。この動
作中に窓の頂部が窓枠の開口部から押し出されて、シー
ルを制御しつつ開く。シールに対して窓が押し戻される
傾向が通常存在する。スライダの動きと、窓を押し出
し、シールを開くことによる機械的な利点が得られる。
従来はシールはサッシまたは窓枠に取付けられる。
作中に窓の頂部が窓枠の開口部から押し出されて、シー
ルを制御しつつ開く。シールに対して窓が押し戻される
傾向が通常存在する。スライダの動きと、窓を押し出
し、シールを開くことによる機械的な利点が得られる。
従来はシールはサッシまたは窓枠に取付けられる。
第7図と第8図には本発明の更に別の実施例が示され
ている。
ている。
この実施例では、滑り板16はハウジング56の中で滑る
ように配置される。このハウジング56は窓枠取付け板10
とともに形成でき、あるいは窓枠取付け板10とは別に形
成できる。窓枠取付け板10とは別に形成された場合に
は、ハウジング56は、厳しい負圧状況において使用され
るべき標準的な窓支えに使用する「アドーオン(add−o
n)」取付け具とすることができる。ハウジング56は適
当なプラスチック材料でモールドできる。図示のよう
に、ハウジング56は窓枠取付け板10の一端(上端)に設
けられる。板56aを窓枠取付け板10の下側に配置し、窓
枠取付け板10の長さだけその板56aを延長させることが
好ましい。この板56aはハウジング56の溝部分57の下側
に配置され、それにより通路を形成する。なお、滑り板
16はこの通路に入れられて滑る。板56aには溝部分57と
相互にはめこまれる通路を形成することができる。
ように配置される。このハウジング56は窓枠取付け板10
とともに形成でき、あるいは窓枠取付け板10とは別に形
成できる。窓枠取付け板10とは別に形成された場合に
は、ハウジング56は、厳しい負圧状況において使用され
るべき標準的な窓支えに使用する「アドーオン(add−o
n)」取付け具とすることができる。ハウジング56は適
当なプラスチック材料でモールドできる。図示のよう
に、ハウジング56は窓枠取付け板10の一端(上端)に設
けられる。板56aを窓枠取付け板10の下側に配置し、窓
枠取付け板10の長さだけその板56aを延長させることが
好ましい。この板56aはハウジング56の溝部分57の下側
に配置され、それにより通路を形成する。なお、滑り板
16はこの通路に入れられて滑る。板56aには溝部分57と
相互にはめこまれる通路を形成することができる。
ハウジング56の一端部がわん曲した傾斜部58を形成す
る。この細長いハウジング56は隆起した表面59も含む。
この表面59は支えの最終閉成中に(および支えの最初の
開放中に)アーム13の表面に係合して、第1図に示した
ようにワッシャ54と延長部55の態様で摩擦を増大させ
る。また、隆起している表面59は、支えの開放範囲を制
限するためにアーム12に係合するストッパーを形成でき
る。
る。この細長いハウジング56は隆起した表面59も含む。
この表面59は支えの最終閉成中に(および支えの最初の
開放中に)アーム13の表面に係合して、第1図に示した
ようにワッシャ54と延長部55の態様で摩擦を増大させ
る。また、隆起している表面59は、支えの開放範囲を制
限するためにアーム12に係合するストッパーを形成でき
る。
第5図に示したのと同様の構造で、滑り板16の下端部
が、傾斜面22aを含む突出部60を支持する。
が、傾斜面22aを含む突出部60を支持する。
突出部60からトング61が延長する。このトング61はば
ね62の一端に係合し、またはその一端を収納する。ばね
62の他端は固定されている板56aに対して固定される。
ね62の一端に係合し、またはその一端を収納する。ばね
62の他端は固定されている板56aに対して固定される。
第7図と第8図に示されている構造を更に説明するた
めに支えの動作について説明する。支えの最終閉成動作
中に、短いアーム12によって支持されている突出部20a
が、傾斜面22aにより形成されている傾斜部に係合する
ようになる。それと同時に、短いアーム12の突出部19a
がわん曲している傾斜部58を横切って動く。突出部20a
と傾斜面22aの相互係合により突出部60が窓枠取付け板1
0に対して下方へ動かされ、それにより滑り板16の長手
方向の動きが生じさせられる。
めに支えの動作について説明する。支えの最終閉成動作
中に、短いアーム12によって支持されている突出部20a
が、傾斜面22aにより形成されている傾斜部に係合する
ようになる。それと同時に、短いアーム12の突出部19a
がわん曲している傾斜部58を横切って動く。突出部20a
と傾斜面22aの相互係合により突出部60が窓枠取付け板1
0に対して下方へ動かされ、それにより滑り板16の長手
方向の動きが生じさせられる。
突出部20aがその最終位置(第7図に破線で示されて
いる)に達すると、傾斜面22aは破線で示されている位
置へ動かされ、滑りパッド18も破線で示されている位置
へ動かされる。この位置には突出部すなわちピン19aが
配置され、わん曲している傾斜部58の端部に保持され
る。ピン19aを受けるためにくぼみ63を設けることが好
ましい。同様に、突出部すなわちピン20aを受けるため
にくぼみ64を窓枠取付け板10に設けることができる。
いる)に達すると、傾斜面22aは破線で示されている位
置へ動かされ、滑りパッド18も破線で示されている位置
へ動かされる。この位置には突出部すなわちピン19aが
配置され、わん曲している傾斜部58の端部に保持され
る。ピン19aを受けるためにくぼみ63を設けることが好
ましい。同様に、突出部すなわちピン20aを受けるため
にくぼみ64を窓枠取付け板10に設けることができる。
滑りパッド18の傾斜面25は、先に説明した実施例にお
けるように、ピン19aに係合して、このピン19aをその位
置に保持して支えを閉成位置に固定するばかりでなく、
一定の横方向の動きをピン19aへ伝えることにより、支
えの閉成の最終段階において、所要の引込みを行う。
けるように、ピン19aに係合して、このピン19aをその位
置に保持して支えを閉成位置に固定するばかりでなく、
一定の横方向の動きをピン19aへ伝えることにより、支
えの閉成の最終段階において、所要の引込みを行う。
先に説明した実施例と同様に、内部錠を開錠しかつ最
初に開かれた時にピン20aをくぼみ64から押し出すよう
にサッシを押すことにより窓を開けることができる。ば
ね62により偏倚させられているために、突出部60は押し
上げられて滑り板16が滑らされ、それによりピン19aを
解放して支えの短いアーム12が自由に動いて窓サッシの
開放を容易にする。
初に開かれた時にピン20aをくぼみ64から押し出すよう
にサッシを押すことにより窓を開けることができる。ば
ね62により偏倚させられているために、突出部60は押し
上げられて滑り板16が滑らされ、それによりピン19aを
解放して支えの短いアーム12が自由に動いて窓サッシの
開放を容易にする。
本発明のこの実施例の1つの利点は、ピン20aと傾斜
面22aの位置によってより長いてこ作用を得ることがで
きるから、固定装置を作動させるためにより大きい力を
利用できることである。また、滑り板16が窓枠取付け板
10の長さの一部だけ延びるだけであるから固定装置は一
層小型になる。そうすると、経済的に安い構造も得られ
る。最後に、先に説明したように、この装置を既存の窓
支えに使用する「アド−オン」として設けることができ
る。
面22aの位置によってより長いてこ作用を得ることがで
きるから、固定装置を作動させるためにより大きい力を
利用できることである。また、滑り板16が窓枠取付け板
10の長さの一部だけ延びるだけであるから固定装置は一
層小型になる。そうすると、経済的に安い構造も得られ
る。最後に、先に説明したように、この装置を既存の窓
支えに使用する「アド−オン」として設けることができ
る。
第1図は閉成の最終段階を開始する点における支えの一
実施例を示す平面図、第2図は第1図に示されている支
えの側面図、第3図は第1図に示されている支えの上側
部分の拡大図、第4図は第1図に示されている支えの変
更された態様の支持部分の部分図、第5図は窓支えの第
2の実施例の平面図、第6図は第5図に示されている支
えの右側取付け板の上端無の斜視図、第7図は本発明の
窓支えの第3の実施例の平面図、第8図は第7図に示さ
れている支えの部分側面図である。 10……窓枠取付け板、11……サッシ取付け板、12,13,34
……アーム、14……枢着部、16……滑り板、17……底
板、18……滑りパッド、19,19a……ピン、20,20a……ス
ライダ、21,22,22a,49……傾斜面、22……スロット、3
1,32……取付け板、35,37,40,41……枢着部、39……リ
ンクアーム、40……ストッパー、50,51……リンク、56
……ハウジング、62……ばね。
実施例を示す平面図、第2図は第1図に示されている支
えの側面図、第3図は第1図に示されている支えの上側
部分の拡大図、第4図は第1図に示されている支えの変
更された態様の支持部分の部分図、第5図は窓支えの第
2の実施例の平面図、第6図は第5図に示されている支
えの右側取付け板の上端無の斜視図、第7図は本発明の
窓支えの第3の実施例の平面図、第8図は第7図に示さ
れている支えの部分側面図である。 10……窓枠取付け板、11……サッシ取付け板、12,13,34
……アーム、14……枢着部、16……滑り板、17……底
板、18……滑りパッド、19,19a……ピン、20,20a……ス
ライダ、21,22,22a,49……傾斜面、22……スロット、3
1,32……取付け板、35,37,40,41……枢着部、39……リ
ンクアーム、40……ストッパー、50,51……リンク、56
……ハウジング、62……ばね。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05D 15/28 - 15/32
Claims (2)
- 【請求項1】閉鎖体囲いに対して閉鎖体をラッチするた
めの金物取付け具であって、 取付け板と、 この取付け板と動作時に関連付けられ且つ前記取付け板
に対して動作線沿いに動くことができる可動要素と、 前記取付け板に対して動くことができ、係合手段を有す
る可動部品と、 を備え、 前記係合手段は、前記可動部品が前記取付け板に対して
一部動く間、前記可動要素の一部と係合でき、もって前
記可動要素を前記動作線沿いに動かせ、 前記可動要素は、前記可動要素が動いて前記可動部品と
ラッチする時に、前記可動部品と協労する手段を含み、 この協労手段は、前記動作線沿いの前記可動要素の前記
一部から離隔されており、前記係合手段をして前記動作
線沿いに前記可動要素の逆方向動作を与える前記可動要
素と前記取付け板の逆方向相対動作時に、前記可動部品
をアンラッチする、 ことを特徴とする金物取付け具。 - 【請求項2】窓枠取付け板と、 この窓枠取付け板と動作時に関連付けられ且つ前記窓枠
取付け板に対して長手方向に動くことができるように取
り付けられる板と、 前記窓枠取付け板へ枢着された第1及び第2のアーム
と、 これら第1及び第2のアームへ枢着されたサツシ取付け
板と、 を備え、 前記第1及び第2のアームと前記サツシ取付け板と前記
板と前記窓枠取付け板との相対運動は、前記サツシ取付
け板が前記窓枠取付け板の事実上上方に置かれるような
位置まで動けるように、起こることができ、 前記第1及び第2のアームの一方が係合手段を有し、こ
の係合手段は、前記サツシ取付け板が前記上方に在る位
置の方へ動くときに、前記板と係合され、もって前記窓
枠取付け板に関して前記板へ長手方向の滑り運動を与
え、 前記板はラッチ部材を含み、このラッチ部材は、前記第
1及び第2のアームの一方又は前記サツシ取付け板と関
連付けられた追従手段と係合でき、前記サツシ取付け板
の運動の一成分が前記窓枠取付け板を横切り、そして第
1及び第2のアームの一方の保持が前記ラッチ部材によ
ってもたらされ、その結果として前記追従手段が前記係
合手段と前記板との相互係合と係合するようになり、 前記板は、前記サツジ取付け板が前記上方に在る位置か
ら離れる方向に動いている間逆方向に滑動でき、この逆
方向滑動によって前記追従手段を前記ラッチ部材と無関
係に動かす、 ことを特徴とする窓支え。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
NZ22380388A NZ223803A (en) | 1988-03-09 | 1988-03-09 | Window stay with transverse retaining force on closure |
NZ223803 | 1988-03-09 | ||
NZ226410 | 1988-09-30 | ||
NZ22641088A NZ226410A (en) | 1988-03-09 | 1988-09-30 | Window stay with transverse retaining force on closure |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0230876A JPH0230876A (ja) | 1990-02-01 |
JP3023557B2 true JP3023557B2 (ja) | 2000-03-21 |
Family
ID=26650789
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1055250A Expired - Lifetime JP3023557B2 (ja) | 1988-03-09 | 1989-03-09 | 金物取付け具 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3023557B2 (ja) |
BR (1) | BR8901106A (ja) |
GB (1) | GB2216594B (ja) |
NZ (1) | NZ226410A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NZ230871A (en) * | 1989-10-02 | 1993-09-27 | Interlock Ind Ltd | Window stay has a frame mounting plate with a plastics extension |
GB2236798B (en) * | 1989-10-10 | 1994-03-30 | John Edward Buckley | Improvements in or relating to hinges |
GB2246163B (en) * | 1990-05-11 | 1994-09-21 | Cotswold Architect Prod | Stays |
FR2672334B1 (fr) * | 1991-02-01 | 1995-09-15 | Ferco Int Usine Ferrures | Ferrure d'articulation pour porte, fenetre ou analogue dont l'ouvrant vient a pivoter vers l'exterieur et autour d'un axe vertical par rapport a un cadre dormant. |
SE9202552L (sv) * | 1992-09-07 | 1994-03-08 | Teknoskand Invent Ab | Ett fönster, en dörr eller liknande och i synnerhet ett härför avsett glidbeslag |
JPH06199026A (ja) * | 1992-12-28 | 1994-07-19 | Tokai Shinei Denshi Kogyo Kk | 用紙の消印装置 |
GB2281347B (en) * | 1993-08-25 | 1997-03-19 | Lb Plastics Ltd | Friction supporting stays |
JP3621266B2 (ja) * | 1998-08-18 | 2005-02-16 | 財団法人鉄道総合技術研究所 | 車両用電動機のころ軸受への荷重付与方法及びその装置 |
GB2398831B (en) * | 2003-02-05 | 2006-03-15 | Securistyle Ltd | Hinge |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NO122614B (ja) * | 1970-06-04 | 1971-07-19 | H Kvasnes | |
EP0001487B1 (en) * | 1977-09-30 | 1982-01-27 | Interlock Industries Limited | A window stay for adjustable mounting of a window sash on a window frame |
NO150171C (no) * | 1982-01-11 | 1984-08-29 | Kva Spil Ltd | Anordning ved stopperinnretning for vendbart vindu |
GB8527049D0 (en) * | 1985-11-02 | 1985-12-04 | Norcros Investments Ltd | Window stays |
-
1988
- 1988-09-30 NZ NZ22641088A patent/NZ226410A/xx unknown
-
1989
- 1989-03-09 BR BR8901106A patent/BR8901106A/pt unknown
- 1989-03-09 GB GB8905405A patent/GB2216594B/en not_active Expired - Lifetime
- 1989-03-09 JP JP1055250A patent/JP3023557B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
NZ226410A (en) | 1993-01-27 |
GB2216594B (en) | 1992-03-25 |
GB2216594A (en) | 1989-10-11 |
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