JP3023554U - 揺動機 - Google Patents

揺動機

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JP3023554U
JP3023554U JP1995007711U JP771195U JP3023554U JP 3023554 U JP3023554 U JP 3023554U JP 1995007711 U JP1995007711 U JP 1995007711U JP 771195 U JP771195 U JP 771195U JP 3023554 U JP3023554 U JP 3023554U
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chain
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pedestal
rocking
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JP1995007711U
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成武 林
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成武 林
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 揺動台座をスムースに往復移動させる揺動機
を提供する。 【構成】 中央部に長孔21が形成され長孔21の両側
にガイドレール22を有するカバー20は、矩形箱体1
1の上部開口部に取付けられる。矩形箱体11の内部の
環状チェーン43には、その特定位置の外側に揺動バー
42の下部が垂直に固定され、その両端にはチェーンホ
イル44、44′が設けられている。揺動バー42の上
部は内向きに直角に折曲げられて直立軸45、46を結
ぶ線まで延び、そこで直角に上向きに折曲げられて長孔
21から延伸している。揺動バー42の上端は底台31
の中央孔35内に挿入されてベアリング36に貫通さ
れ、底台31の上には置台32が固定され、また底台3
1の底部両側に設けられたスライドホイル33はガイド
レール22に嵌め込まれる。モータ47により直立軸4
4を駆動するとチェーン43が回転し、これにより揺動
台座30が左右にスムースに往復移動する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、揺動機に関するもので、特にチェーン伝動機構によりスムースに揺 動を行う改良型揺動機に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在一般に使用されている揺動機のほとんどは、一つのモータにより一つの偏 心円盤を駆動して回転させるかあるいは一つの往復バーを駆動して往復運動させ ることにより、この偏心円盤または往復バーと結合された揺動台座を左右に往復 移動させるというものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、偏心円盤または往復バーはその位相によって施力強度が異なるため、 施力強度が周期的に変化することにより揺動機が振動しやすい。この振動が顕著 な場合には、異音を発生したり揺動機の不具合が生じたりするという問題がある 。
【0004】 本考案の目的は、従来の揺動機の構造を改良して均一な引張力を発生するチェ ーン伝動機構によりスムースに揺動台座を往復移動できるようにし、一つの機台 座上でスライドできる揺動機を提供することにある。 本考案の他の目的は、スムースな駆動装置によって伝動機構の異常振動を防止 した揺動機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本考案の請求項1記載の揺動機は、一つの台座 、一つのカバー、一つの揺動台座および一つの駆動装置からなる揺動機であって 、 前記台座は、上端に開口部を有する一つの矩形箱体で構成され、 前記カバーは、前記台座の上端の前記開口部をシールするとともに、前記カバ ーの中央部には前記カバーの長辺方向に延びる一つの長孔が設けられており、前 記長孔の両側にはそれぞれ一つのガイドレールが前記長孔と平行に設けられてお り、 前記揺動台座は、一つの底台および前記底台の上方に固定される一つの置台か ら構成され、前記底台の底部の両側にはそれぞれ数個のスライドホイルが設けら れており、前記ガイドレールに前記スライドホイルを嵌め入れることにより前記 台座の上方で前記揺動台座が左右方向に移動可能となり、 前記駆動装置は、その主要部分が一つのチェーン伝動機構および前記チェーン 伝動機構の特定位置に垂直に固定される一つの揺動バーで構成され、 前記チェーン伝動機構は、上下に並列に配列された複数組の環状シールチェー ンを備え、前記複数組のチェーンの両端に設けられたチェーンホイルはそれぞれ 前記長孔の両端の下方に設けられた直立軸上に取付けられており、 前記揺動バーは、その下部が前記複数組のチェーンのそれぞれの外側の適当な 位置に垂直に固定されており、その上部はまず前記チェーンの内側に向いて直角 に屈折して二つの前記直立軸を結ぶ線に達するまで延び、その位置で上向きに直 角に屈折して前記長孔から延伸しており、 前記底台の底部に設けた中央孔の中に前記揺動バーの上端を嵌め入れて一つの モータにより前記チェーン連動機溝を駆動することにより、前記チェーン連動機 構の回転により前記揺動バーの上部を前記長孔の中で左右に往復移動させ、これ により前記台座の上方の前記揺動台座を駆動して左右に往復移動させることを特 徴とする。
【0006】 本考案の請求項2記載の揺動機は、請求項1記載の揺動機であって、二つの前 記直立軸のうち、一方の直立軸は前記モータの伝動軸に直接連結されており、前 記モータの回転により前記チェーン伝動機構を駆動することを特徴とする。 本考案の請求項3記載の揺動機は、請求項1記載の揺動機であって、前記揺動 バーの上端を前記底台の前記中央孔に嵌め入れた後、さらに一つの定位装置を加 設して前記揺動バーと前記揺動台座の前記底台とを連結することを特徴とする。
【0007】 本考案の請求項4記載の揺動機は、請求項1から3のいずれか一項記載の揺動 機であって、前記底台の前記中央孔の内部に一つのベアリングを設け、前記揺動 バーの上端を前記ベアリングに貫通させることにより前記揺動バーの上端前記中 央孔の中でより円滑に回転させることを特徴とする。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1〜図3に示すように、本考案の一実施例による揺動機は、一つの台座10 、一つのカバー20、一つの揺動台座30および一つの駆動装置40からなる。 台座10は、上端に開口部を有する一つの矩形箱体11から構成される。矩形箱 体11の上端内周には、前記開口部に被せられるカバー20を係止するための内 循環面12が設けられており、内循環面12の内側にはそれぞれ一つのねじ孔が 形成された数個のねじ固定部13が設けられている。カバー20は、台座10に 設けた内縮環面12上に係止されるように設置され、これにより台座10の上端 の開口部をシールする。
【0009】 カバー20の中央部には、その長辺と平行に適当な長さに延びる一つの長孔2 1が設けられており、長孔21の両側にはそれぞれ一つのガイドレール22が長 孔21と平行に設けられている。また、カバー20にはねじ固定部13に対応す る位置にそれぞれ一つのねじ孔23が設けられており、このねじ孔23にそれぞ れ一つのねじ24をねじ入れることによりカバー20を台座10の上端の開口部 に固定できるようにしている。
【0010】 揺動台座30は、一つの底台31および底部材31上に固定される一つの置台 32とからなる。底台31の底部には、ガイドレール22に対応する位置にそれ ぞれ複数個のスライドホイル33が取付けられている。また、底台31の中央に は一つの段差34を有する中央孔35が設けられている。 駆動装置40は、一つのチェーン伝動機構41およびこの伝動機構41の特定 位置に設けられた一つの揺動バー42とから構成される。チェーン伝動機構41 は、上下に並列に配置された数組の環状シールチェーン43を備え、チェーン4 3の両端にはチェーンホイル44、44′が設けられている。このチェーンホイ ル44、44′は長孔21の下方にカバー20に正対して設けられている。そし て、チェーンホイル44は直立軸45に固定され、チェーンホイル44、44′ は直立軸46に固定されている。チェーン伝動機構41に駆動力を伝えるために 、直立軸45は一つの直立モータ47の伝動軸と連結されており、モータ47の 運転により直立軸45上のチェーンホイル44を直接駆動して回転させ、この回 転をチェーン43によって伝動して直立軸46上のチェーンホイル44′を駆動 する。これにより、チェーンホイル44、44′が同調して回転する。また、直 立軸46が直立軸45に向かって傾斜することを防止するために、直立軸46の 底端には直立軸45方向に延びる補強板48が取付けられている。
【0011】 図4に示すように、揺動バー42の下部には各チェーン43と対応するU型固 定部材49が取付けられている。揺動バー42が環状のチェーン43の外側にな るように、U型固定部材49を各チェーン43の特定の一つの環節50に固定す る。この状態において、揺動バー42の上部は、環状のチェーン43の内向きに 直角に折曲げられて直立軸45と直立軸46とを結ぶ線に到達するまで延び、そ の位置で直角に上向きに折り曲げられて長孔21から延伸している。
【0012】 底台31に設けた中央孔35には、段差34に係止された一つのベアリング3 6が設けられている。揺動バー42の上端を中央孔35に挿入した後ベアリング 36に貫通させることにより、揺動バー42の上端が中央孔35内で円滑に回転 することができる。また、ベアリング36に嵌入された揺動バー42の上端には 一つの定位装置37が設けられている。定位装置37は、揺動バー42の上端を C型に挟んで保持するものであり、揺動バー42と揺動台座30の底台31とを 一体に連結する機能を有する。そして、底台31の底部両側に設けられたスライ ドホイル33をそれぞれカバー20に設けられたガイドレール22に嵌め込むこ とにより、本考案の一実施例による揺動装置の組立てが完了する。
【0013】 次に、本考案の一実施例による揺動装置の作動を図5(A)〜図5(C)を用 いて説明する。 前述のように、揺動バー42は、チェーン43の外側からまず直立軸45と 直立軸46とを結ぶ線に到達するまで内向きに延びた後、上向きに折り曲げられ てカバー20の長孔21から延伸している。したがって、図5(A)に示す状態 からチェーン43が時計方向に回転するとき、揺動バー42の上部は長孔21内 を右から左方向に移動する。
【0014】 揺動バー42がチェーンホイル44′まで移動すると、図5(B)に示すよ うに、チェーン43の回転に伴い揺動バー42の下部がチェーンホイル44′に 沿って回転する。このとき、揺動バー42の上部は、長孔21のチェーンホイル 44′側端部において180°自転する。 チェーン43がさらに回転することにより、図5(C)に示すように、揺動 バー42の上部は長孔21内を左から右方向に移動する。そして、揺動バー42 がチェーンホイル44まで移動すると、揺動バー42の上部が長孔21のチェー ンホイル44側端部において180°自転する。
【0015】 上記〜の段階を繰り返すことにより、台座10の左右方向に揺動台座30 をスムースに揺動することができる。 本考案の一実施例による揺動装置において、駆動装置40の要部はチェーン伝 動機構41から構成されている。これにより、チェーン伝動機構41のもつ均一 な押引力特性によりスムースな揺動性能が得られる。揺動バー42は、長孔21 の両端において左右方向の移動が一端停止するが、この停止時間は非常に短いの で揺動台座30の動作上の不都合は発生しない。したがって、本考案の一実施例 の揺動装置によると、使用中の異常振動の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による揺動機を示す分解斜視
図である。
【図2】本考案の一実施例による揺動機を示す斜視図で
ある。
【図3】本考案の一実施例による揺動機を示す断面図で
ある。
【図4】本考案の一実施例による揺動機の揺動バーおよ
びチェーンを示す分解斜視図である。
【図5】(A)〜(C)は、本考案の一実施例による揺
動機における揺動バーの移動状態を示す平面図である。
【符号の説明】
10 台座 11 矩形箱体 12 内循環面 13 ねじ固定部 20 カバー 21 長孔 22 ガイドレール 23 ねじ孔 30 揺動台座 31 底台 32 置台 33 スライドホイル 34 段差 35 中央孔 36 ベアリング 37 定位装置 40 駆動装置 41 チェーン伝動機構 42 揺動バー 43 チェーン 44、44′ チェーンホイル 45、46 直立軸 47 モータ 48 補強板 49 U型固定部 50 環節

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一つの台座、一つのカバー、一つの揺動
    台座および一つの駆動装置からなる揺動機であって、 前記台座は、上端に開口部を有する一つの矩形箱体で構
    成され、 前記カバーは、前記台座の上端の前記開口部をシールす
    るとともに、前記カバーの中央部には前記カバーの長辺
    方向に延びる一つの長孔が設けられており、前記長孔の
    両側にはそれぞれ一つのガイドレールが前記長孔と平行
    に設けられており、 前記揺動台座は、一つの底台および前記底台の上方に固
    定される一つの置台から構成され、前記底台の底部の両
    側にはそれぞれ数個のスライドホイルが設けられてお
    り、前記ガイドレールに前記スライドホイルを嵌め入れ
    ることにより前記台座の上方で前記揺動台座が左右方向
    に移動可能となり、 前記駆動装置は、その主要部分が一つのチェーン伝動機
    構および前記チェーン伝動機構の特定位置に垂直に固定
    される一つの揺動バーで構成され、 前記チェーン伝動機構は、上下に並列に配列された複数
    組の環状シールチェーンを備え、前記複数組のチェーン
    の両端に設けられたチェーンホイルはそれぞれ前記長孔
    の両端の下方に設けられた直立軸上に取付けられてお
    り、 前記揺動バーは、その下部が前記複数組のチェーンのそ
    れぞれの外側の適当な位置に垂直に固定されており、そ
    の上部はまず前記チェーンの内側に向いて直角に屈折し
    て二つの前記直立軸を結ぶ線に達するまで延び、その位
    置で上向きに直角に屈折して前記長孔から延伸してお
    り、 前記底台の底部に設けた中央孔の中に前記揺動バーの上
    端を嵌め入れて一つのモータにより前記チェーン連動機
    溝を駆動することにより、前記チェーン連動機構の回転
    により前記揺動バーの上部を前記長孔の中で左右に往復
    移動させ、これにより前記台座の上方の前記揺動台座を
    駆動して左右に往復移動させることを特徴とする揺動
    機。
  2. 【請求項2】 二つの前記直立軸のうち、一方の直立軸
    は前記モータの伝動軸に直接連結されており、前記モー
    タの回転により前記チェーン伝動機構を駆動することを
    特徴とする請求項1記載の揺動機。
  3. 【請求項3】 前記揺動バーの上端を前記底台の前記中
    央孔に嵌め入れた後、さらに一つの定位装置を加設して
    前記揺動バーと前記揺動台座の前記底台とを連結するこ
    とを特徴とする請求項1記載の揺動機。
  4. 【請求項4】 前記底台の前記中央孔の内部に一つのベ
    アリングを設け、前記揺動バーの上端を前記ベアリング
    に貫通させることにより前記揺動バーの上端前記中央孔
    の中でより円滑に回転させることを特徴とする請求項1
    から3のいずれか一項記載の揺動機。
JP1995007711U 1995-07-25 1995-07-25 揺動機 Expired - Lifetime JP3023554U (ja)

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