JP3023228U - 下肢骨格矯正装置 - Google Patents
下肢骨格矯正装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 エヤークッションによる下肢骨格矯正装置を
更に使用し易く、個々の人の下肢の不具合に応じて圧迫
箇所の位置を変えることができ、併せて操作・取扱を容
易することにある。 【構成】 臀部から足首に向かう下肢の少なくとも3つ
の領域を覆う独立した個別シート101,102,103,1
04 と、下肢とシートの間に挟み、これ等のシート内で
位置可変できるように配置できる、シートに対して各二
つの外側エヤークッション201a, 202a, 203a, 2
04a, 201b, 202b, 203b, 204bと、両端にマジ
ックテープ141,142,143,154 を付けてシートを
縛るベルト121,122,123,124 と、両足の間に配
置できる少なくとも1つの内側エヤークッションと、外
側エヤークッションおよび内側エヤークッションに接続
導管と電磁弁を経由して加圧空気を供給するコンプレッ
サーと、加圧空気の供給を制御するため電磁弁を制御す
る電気制御装置で構成されている。
更に使用し易く、個々の人の下肢の不具合に応じて圧迫
箇所の位置を変えることができ、併せて操作・取扱を容
易することにある。 【構成】 臀部から足首に向かう下肢の少なくとも3つ
の領域を覆う独立した個別シート101,102,103,1
04 と、下肢とシートの間に挟み、これ等のシート内で
位置可変できるように配置できる、シートに対して各二
つの外側エヤークッション201a, 202a, 203a, 2
04a, 201b, 202b, 203b, 204bと、両端にマジ
ックテープ141,142,143,154 を付けてシートを
縛るベルト121,122,123,124 と、両足の間に配
置できる少なくとも1つの内側エヤークッションと、外
側エヤークッションおよび内側エヤークッションに接続
導管と電磁弁を経由して加圧空気を供給するコンプレッ
サーと、加圧空気の供給を制御するため電磁弁を制御す
る電気制御装置で構成されている。
Description
【0001】
この考案は、美容や健康の維持に利用できる下肢骨格矯正装置、特にO脚ある いはX脚を矯正するのに適した美容処理装置に関する。
【0002】
この種の矯正装置あるいは矯正器具は種々のものが既に提唱されている。O脚 矯正器具では、通常足の上腿と下腿の部分に平行に支持体を装着し、この支持体 に取り付けた所謂バンデージによりO脚部分を内側に押圧するようにした器具を 使用する。
【0003】 例えば、実開昭62−111015号および実開昭62−111016号公報 には、O脚矯正装置として足でフットバーを踏ん張る力を膝に加える力に変換し て、使用者の外側方向からO脚足に力を加える装置が開示されている。即ち、基 枠の後側部上に左右一対のL字状の回動アームを左右開閉回動自在に軸支し、そ れ等の前端部に左右一対の挟圧板を揺動自在に支承すると共に、後端部には踵載 せ部をそれぞれ設け、また基枠の中途にハンドルを前後回動可能に起立支承し、 このハンドルと上記左右の回動アームとを前者の前後回動に伴い、後者を開閉す るリングを介して連結している。
【0004】 この矯正装置は、フットバーに足の力を加え、足を踏ん張って使用されるため 、自分の足のO脚部分に対してこのO脚状の曲がりが直るように足の力を効果的 に加えることができる。しかし、座屈状態で使用し、体のバランスを保つため足 を踏ん張る力以外の力を必要とする。加えて、矯正力は足の踏ん張りによるため 、一種の力比べのような動作を継続する状態で使用される。何分にも座屈状態で あるため、このような動作は身体の不自然な姿勢のため疲れを誘起し、長時間使 用するには相当の忍耐が必要となる。それ故、折角、効果的な方法にも係わらず 、多くの人が継続して使用することを諦めている。
【0005】 この難点を解消するため、本出願人は先に使用し易いO脚矯正装置を提唱した (実願平6−14362号明細書を参照)。この装置では、横臥状態で足の屈伸 運動によりO脚矯正するため、比較的使用が容易で、使用者自身が運動を行うた め健康のためにもなり、長時間の使用で飽きがこない。ただ、この装置の場合、 脚の外側からこの脚を押圧する部材が押圧部分の狭い範囲で当たるため、押圧部 分に傷みを与え、長時間使用すると、炎症ないしは障害を与える。これを避ける ため、押圧部分に保護用のパッド、クッション等を当てて使用する。このような 処置でも、押圧部分には肉体的な相当な負担が加わる。
【0006】 一般に、O脚あるいはX脚のような下肢の骨格の不正規な状態は、単に下肢の 骨格のみでなく、骨盤あるいは足関節等にも不自然な歪みがある。例えば、やな だ京子著の刊行物:「誰でも今日から脚線美人」現代書林社、1991年5月2 1日発行には、O脚やX脚に見られる下半身の一般的な骨格の歪みに付いて解説 がなされ、O脚またはX脚を解消する指針が与えてある。この解説書には、O脚 により他の部位の骨格に歪みが生じることが指摘されている。代表的なものとし て「骨盤の歪み」、「股関節の歪み」、「膝関節の歪み」、「足首の歪み」およ び「足根骨の出っ張り」である。これ等の不整骨格状態は単独に生じていたり、 場合によっては、複合状態で生じている。それ故、O脚を矯正するため、脚の曲 がり部分にのみ機械的な力を加えて、正規な姿勢に強制的に矯正することでは十 分でない。つまり、骨盤部分や足首部分にも同時に機械的な力を適切な向きに適 切な強さで加えて矯正する必要がある。
【0007】 更に、本出願人は上記の機械的な装置の代わりに、身体の所要部位に空気エヤ ークッションを当てた状態で、この空気エヤークッションに加圧空気圧を導入し てO脚あるいはX脚を矯正する装置を既に提案している(実願平7−453号明 細書を参照)。この装置では、両足の外側にそれぞれ一つのエヤークッションを 密着させ、両足の間に二つのエヤークッションを挟んで配置する。そしてエヤー クッションの外側をシートでくるみ、更に所要部位でシートの外側からベルトで 縛り、エヤークッションに加圧空気を導入して骨格を矯正するものであった。こ の装置では、エヤークッションが足の外側にそれぞれ配置されるため、空気圧に よる圧迫が画一的であり、個々の人の下肢の不具合に応じて圧迫箇所の位置を変 えることができない。
【0008】
それ故、この考案の課題は、実願平7−453号明細書に開示された下肢骨格 矯正装置を更に使用し易く、個々の人の下肢の不具合に応じて圧迫箇所の位置を 変えることができ、併せて操作・取扱を容易することにある。
【0009】
上記の課題は、この考案により、臀部から足首までの下肢の少なくとも3つの 領域を覆う独立した個別シート101,102,103,104 と、下肢とシートの間 に挟み、これ等のシート内で位置可変できるように配置できる、シートに対して 各二つの外側エヤークッション201a, 202a, 203a, 204a, 201b, 20 2b, 203b, 204bと、両端にマジックテープ141,142,143,154 を付け てシートを縛るベルト121,122,123,124 と、両足の間に配置できる少な くとも1つの内側エヤークッション301,302 と、外側エヤークッションおよ び内側エヤークッションに接続導管と電磁弁V1,V2 ;V1 〜V5 を経由して加 圧空気を供給するコンプレッサーCPと、加圧空気の供給を制御するため電磁弁 V1,V2 ;V1 〜V5 を制御する電気制御装置50で構成されている下肢骨格矯 正装置によって解決されている。
【0010】 更に、上記の課題は、この考案により、臀部から足首までを覆う一枚のシート と、このシート内で位置可変できるように配置でき、それぞれ対にされ、少なく とも3対の外側エヤークッションと、両足の間に配置できる少なくとも1つの内 側エヤークッションと、両端にマジックテープを付けてシートを縛るベルトと、 外側エヤークッションおよび内側エヤークッションに接続導管と電磁弁を経由し て加圧空気を供給するコンプレッサーと、加圧空気の供給を制御するため電磁弁 を制御する電気制御装置で構成されている下肢骨格矯正装置によって解決されて いる。
【0011】 更に、上記の課題は、この考案により、両端にマジックテープを付けて臀部か ら足首までの下肢の少なくとも3つの領域を縛ることんできるベルトと、ベルト と両足の間に移動可能に装着できる対にされた外側エヤークッションと、両足の 間に配置できる少なくとも2つの内側エヤークッションまたはクッションと、外 側エヤークッションおよび/または内側エヤークッションに接続導管と電磁弁を 経由して加圧空気を供給するコンプレッサーと、加圧空気の供給を制御するため 電磁弁を制御する電気制御装置で構成されている下肢骨格矯正装置によって解決 されている。
【0012】 この考案による他の有利な構成は、実用新案登録請求の範囲の従属請求項に記 載されている。
【0013】
以下では、添付図面を参照しながら好適実施例に基づきこの考案をより詳しく 説明する。
【0014】 図1は、この考案による下肢骨格矯正装置の一部、つまり身体に直接触れる部 分の構成部材を示す。この考案によれば、実願平7−453号明細書の下肢骨格 矯正装置とは異なり、下肢をくるむシートが4つに分割されている。即ち、図1 に示すように、それぞれ分離している臀部ないしは腰部用のシート101,太股用 のシート102,ふくらはぎ用のシート103 および足首用のシート104 を使用 する。これ等のシート101,102,103,104 の横方向の長さ(横幅)および 縦方向の長さ(縦幅)は、身体に合わせて順次小さくされている。そして、各シ ート101,102,103,104 には、それぞれ身体の右側と左側で当接する外側 エヤークッション20a1, 20a2, 20a3, 20a4および20b1, 20b2, 20 b3, 20b4が付属している。シート101,102,103,104 の外側(図面でシ ートの下)には、締付用のベルト121,122,123,124 が付属している。こ れ等のベルトには、締付のために、ベルトの両端にマジックテープ(商標名)1 41,142,143,144 が付けてある。ただし、右端のマジックテープはベルト の右端の下部にあるため、図示されていない。
【0015】 各外側エヤークッション20a1, 20a2, 20a3, 20a4および20b1, 20 b2, 20b3, 20b4には、加圧空気を導入するため、プラスチック製の空気導入 口22a1, 22a2, 22a3, 22a4および22b1, 22b2, 22b3, 22b4が付 けてある。外側エヤークッション20a1, 20a2, 20a3, 20a4および20b1 , 20b2, 20b3, 20b4は図示のように、空気導入口22a1, 22a2, 22a3 , 22a4および22b1, 22b2, 22b3, 22b4を除いて密閉された構造で、し かも柔軟な布地、好ましくは合成樹脂繊維の織物と、それ等を裏打ちする例えば ビーニルシートで形成されている。外側エヤークッション20a1, 20a2, 20 a3, 20a4および20b1, 20b2, 20b3, 20b4の外形寸法は身体に密着させ る部位に応じて可変されていてもよい。例えば、図示のように、臀部、太股、ふ くらはぎ、足首に従って、順次大きさが小さくすることもできる。これとは異な り、外側エヤークッションを全て同じ外形寸法にしてもよい。空気導入口22a1 , 22a2, 22a3, 22a4および22b1, 22b2, 22b3, 22b4はプラスチッ ク材料以外に、適当な金属管あるいはセラミックス管で形成してもよい。
【0016】 更に、実願平7−453号明細書の下肢骨格矯正装置と同じように、両膝の間 および両足首の間に挿入する内側エヤークッション(図1には示しいない)を使 用する。この内側エヤークッションの寸法は、外側エヤークッション20a1, 2 0a2, 20a3, 20a4および20b1, 20b2, 20b3, 20b4の寸法とは異なっ ていてもよいし、場合によっては、同じ寸法であってもよい。
【0017】 その外、内側エヤークッションに相当する挿入体は、空気の導入を行うことが できないが、弾力性があり軟らかいクッション材料、例えばスポンジで形成する こともできる。
【0018】 シート101,102,103,104 は、図1に示す例では、完全に分離されてい るが、相互に間で適度な強度の糸、線材、あるいはベルト材等で取り外し可能に 連結して一体に形成されていてもよい。ベルト材の場合、ベルト121,122,1 23,124 と対応するシート101,102,103,104 に互いにボタンを付け、 これ等のボタンにより連結したり、あるいはベルトとシートにそれぞれマジック テープを付けて脱着可能に連結できると特に有利である。
【0019】 更に、外側エヤークッション20a1, 20a2, 20a3, 20a4および20b1, 20b2, 20b3, 20b4は、袋状に形成されているシート101,102,103,1 04 の中に埋め込んでもよい。また、シート101,102,103,104 の内側( 図1の場合、紙面の上)にそれぞれ対応するポケット(図示せず)を設け、これ 等のポケットの中に外側エヤークッション20a1, 20a2, 20a3, 20a4およ び20b1, 20b2, 20b3, 20b4を装填する方法でもよい。その場合、ポケッ トの大きさが外側エヤークッションの寸法より大きくて、外側エヤークッション のシートに対する相対位置を可変できると有利である。その外、外側エヤークッ ション20a1, 20a2, 20a3, 20a4および20b1, 20b2, 20b3, 20b4 を密着保持することなく、単にシート101,102,103,104 と足の外側との 間に挟んだ状態で使用してもよい。
【0020】 更に、図1ではシート101,102,103,104 を4つの独立した布地で作製 してあるが、一体にした一枚のシートであってもよい(この形状は図示せず)。 しかし、その場合でも、外側エヤークッション20a1, 20a2, 20a3, 20a4 および20b1, 20b2, 20b3, 20b4は別々に形成されていて、シートに対し て位置を相対的に可変できるように、外側エヤークッションとシートにそれぞれ マジックテープを付けておくと有利である。
【0021】 更に、シートを使用することなく、外側エヤークッションを個別ベルトに直接 取り付けるか、あるいはマジックテープ等で取り外し可能またはベルト内で移動 可能に装着できる構成も考えられる。
【0022】 図2には、太股部分のベルト122 をシート102 と共に左右の足(太股)4 0a と40b に巻き付けた装着状態を示す。両足40a ,40b とシート102 の間には外側エヤークッション20a2, 20b2が挿入されている。そして、両足 の間には太股用の内側エヤークッション302 が挿入されている。この考案によ れば、臀部、太股、ふくらはぎ、足首でそれぞれ外側エヤークッション20a1, 20a2, 20a3, 20a4および20b1, 20b2, 20b3, 20b4をシート101, 102,103,104 あるいは足に対して個別に移動させることができる。外側エ ヤークッション20a2, 20b2および内部エヤークッション302 には特定の順 序で加圧空気が導入され、下肢の所要部位に内側からの圧力、あるいは外側から の圧力を印加でき、特にこの圧力印加を長時間繰り返して下肢の骨格を矯正する ことができる。
【0023】 図3および図4には、この考案による下肢矯正装置で加圧空気を送るための電 気、空圧系の異なる二つの系統図を示す。外側エヤークッション20a1と20b1 ,20a2と20b2,20a3と20b3,20a4と20b4はそれぞれ分岐管B1,B2, B3,B4 を介して一つの電磁弁V1 に接続するか(図3),あるいは独立した4 つの電磁弁V1,V2,V3,V4 に接続している(図4)。また、内側エヤークッシ ョン301,302 を使用する場合、これ等の内側エヤークッション301,302 には電磁弁V2 (図3)あるいはV5 (図4)を介して加圧空気が供給される。 加圧空気はコンプレッサーCPから供給され、圧力センサPSを介して対応する 電磁弁電磁弁V1,V2 (図3)あるいはV1,V2,V3,V4,V5 (図4)に供給さ れている。従って、図3の第一実施例では、下肢に全ての箇所に同時に加圧空気 が供給されるが、図4の第二実施例では、臀部、太股、ふくらはぎ、足首に対し て個別に供給される。圧力センサPSは配管内の空気圧力を検出し、電気制御装 置50に信号導線LS を介して検出信号を供給する。電気制御装置50の表パネ ルで設定された最高圧力に応じて、配管内の加圧空気の最高圧力を制限する。電 磁弁は電気制御装置50で設定された所定のシーケンスに従って加圧空気を供給 するように開閉動作する。もちろん、内側エヤークッション301,302 をスポ ンジ等で構成した場合には、圧力空気を送り必要はない。
【0024】 最後に、この考案による下肢矯正装置では、説明した構成以外に多くの改良、 改造が可能である。例えば、独立したシートが4種、つまり臀部、太股、ふくら はぎ、足首に分割されている。これを3分割にすることもでき、必要とあれば更 に5分割またはそれ以上にすることもできる。もちろん、それに応じて外側エヤ ークッションおよび内側エヤークッションの数も増減する。しかし、実用新案登 録請求の範囲に規定する構成は全てこの考案の範疇に属する。
【0025】
以上、説明したように、この考案による下肢骨格矯正装置を用いると、個々の 人の下肢の不具合に応じて圧迫箇所の位置を変えることができ、併せて操作・取 扱を容易する。
【提出日】平成7年10月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【0001】
この考案は、美容や健康の維持に利用できる下肢骨格矯正装置、特にO脚ある いはX脚を矯正するのに適した美容処理装置に関する。
【0002】
この種の矯正装置あるいは矯正器具は種々のものが既に提唱されている。O脚 矯正器具では、通常足の上腿と下腿の部分に平行に支持体を装着し、この支持体 に取り付けた所謂バンデージによりO脚部分を内側に押圧するようにした器具を 使用する。
【0003】 例えば、実開昭62−111015号および実開昭62−111016号公報 には、O脚矯正装置として足でフットバーを踏ん張る力を膝に加える力に変換し て、使用者の外側方向からO脚足に力を加える装置が開示されている。即ち、基 枠の後側部上に左右一対のL字状の回動アームを左右開閉回動自在に軸支し、そ れ等の前端部に左右一対の挟圧板を揺動自在に支承すると共に、後端部には踵載 せ部をそれぞれ設け、また基枠の中途にハンドルを前後回動可能に起立支承し、 このハンドルと上記左右の回動アームとを前者の前後回動に伴い、後者を開閉す るリングを介して連結している。
【0004】 この矯正装置は、フットバーに足の力を加え、足を踏ん張って使用されるため 、自分の足のO脚部分に対してこのO脚状の曲がりが直るように足の力を効果的 に加えることができる。しかし、座屈状態で使用し、体のバランスを保つため足 を踏ん張る力以外の力を必要とする。加えて、矯正力は足の踏ん張りによるため 、一種の力比べのような動作を継続する状態で印加される。何分にも座屈状態で あるため、このような動作は身体の不自然な姿勢のため疲れを誘起し、長時間使 用するには相当の忍耐が必要となる。それ故、折角、効果的な方法にも係わらず 、多くの人が継続して使用することを諦めている。
【0005】 この難点を解消するため、本出願人は先に使用し易いO脚矯正装置を提唱した (実願平6−14362号明細書を参照)。この装置では、横臥状態で足の屈伸 運動によりO脚矯正するため、比較的使用が容易で、使用者自身が運動を行うた め健康のためにもなり、長時間の使用で飽きがこない。ただ、この装置の場合、 脚の外側からこの脚を押圧する部材が押圧部分の狭い範囲で当たるため、押圧部 分に傷みを与え、長時間使用すると、炎症ないしは障害を与える。これを避ける ため、押圧部分に保護用のパッド、クッション等を当てて使用する。このような 処置でも、押圧部分には肉体的な相当な負担が加わる。
【0006】 一般に、O脚あるいはX脚のような下肢の骨格の不正規な状態は、単に下肢の 骨格のみでなく、骨盤あるいは足関節等にも不自然な歪みがある。例えば、やな だ京子著の刊行物:「誰でも今日から脚線美人」現代書林社、1991年5月2 1日発行には、O脚やX脚に見られる下半身の一般的な骨格の歪みに付いて解説 がなされ、O脚またはX脚を解消する指針が与えてある。この解説書には、O脚 により他の部位の骨格に歪みが生じることが指摘されている。代表的なものとし て「骨盤の歪み」、「股関節の歪み」、「膝関節の歪み」、「足首の歪み」およ び「足根骨の出っ張り」である。これ等の不整骨格状態は単独に生じていたり、 場合によっては、複合状態で生じている。それ故、O脚を矯正するため、脚の曲 がり部分にのみ機械的な力を加えて、正規な姿勢に強制的に矯正することでは十 分でない。つまり、骨盤部分や足首部分にも同時に機械的な力を適切な向きに適 切な強さで加えて矯正する必要がある。
【0007】 更に、本出願人は上記の機械的な装置の代わりに、身体の所要部位に空気エヤ ークッションを当てた状態で、この空気エヤークッションに加圧空気圧を導入し てO脚あるいはX脚を矯正する装置を既に提案している(実願平7−453号明 細書を参照)。この装置では、両足の外側にそれぞれ一つのエヤークッションを 密着させ、両足の間に二つのエヤークッションを挟んで配置する。そしてエヤー クッションの外側をシートでくるみ、更に所要部位でシートの外側からベルトで 縛り、エヤークッションに加圧空気を導入して骨格を矯正するものであった。こ の装置では、エヤークッションが足の外側にそれぞれ配置されるため、空気圧に よる圧迫が画一的であり、個々の人の下肢の不具合に応じて圧迫箇所の位置を変 えることができない。
【0008】
それ故、この考案の課題は、実願平7−453号明細書に開示された下肢骨格 矯正装置を更に使用し易く、個々の人の下肢の不具合に応じて圧迫箇所の位置を 変えることができ、併せて操作・取扱を容易することにある。
【0009】
上記の課題は、この考案により、臀部から足首までの下肢の少なくとも3つの 領域を覆う独立した個別シート101,102,103,104 と、下肢とシートの間 に挟み、これ等のシート内で位置可変できるように配置できる、シートに対して 各二つの外側エヤークッション201a, 202a, 203a, 204a, 201b, 20 2b, 203b, 204bと、両端に面ファスナー141,142,143,154 を付けて シートを縛るベルト121,122,123,124 と、両足の間に配置できる少なく とも1つの内側エヤークッション301,302 と、外側エヤークッションおよび 内側エヤークッションに接続導管と電磁弁V1,V2 ;V1 〜V5 を経由して加圧 空気を供給するコンプレッサーCPと、加圧空気の供給を制御するため電磁弁V 1, V2 ;V1 〜V5 を制御する電気制御装置50で構成された下肢骨格矯正装置 によって解決されている。
【0010】 更に、上記の課題は、この考案により、臀部から足首までを覆う一枚のシート と、このシート内で位置可変できるように配置でき、それぞれ対にされ、少なく とも3対の外側エヤークッションと、両足の間に配置できる少なくとも1つの内 側エヤークッションと、両端に面ファスナーを付けてシートを縛るベルトと、外 側エヤークッションおよび内側エヤークッションに接続導管と電磁弁を経由して 加圧空気を供給するコンプレッサーと、加圧空気の供給を制御するため電磁弁を 制御する電気制御装置で構成された下肢骨格矯正装置によって解決されている。
【0011】 更に、上記の課題は、この考案により、両端に面ファスナーを付けて臀部から 足首までの下肢の少なくとも3つの領域を縛ることんできるベルトと、ベルトと 両足の間に移動可能に装着できる対にされた外側エヤークッションと、両足の間 に配置できる少なくとも2つの内側エヤークッションまたはクッションと、外側 エヤークッションおよび/または内側エヤークッションに接続導管と電磁弁を経 由して加圧空気を供給するコンプレッサーと、加圧空気の供給を制御するため電 磁弁を制御する電気制御装置で構成された下肢骨格矯正装置によって解決されて いる。
【0012】 この考案による他の有利な構成は、実用新案登録請求の範囲の従属請求項に記 載されている。
【0013】
以下では、添付図面を参照しながら好適実施例に基づきこの考案をより詳しく 説明する。 図1は、この考案による下肢骨格矯正装置の一部、つまり身体に直接触れる部 分の構成部材を示す。この考案によれば、実願平7−453号明細書の下肢骨格 矯正装置とは異なり、下肢をくるむシートが4つに分割されている。即ち、図1 に示すように、それぞれ分離している臀部ないしは腰部用のシート101,太股用 のシート102,ふくらはぎ用のシート103 および足首用のシート104 を使用 する。これ等のシート101,102,103,104 の横方向の長さ(横幅)および 縦方向の長さ(縦幅)は、身体に合わせて順次小さくされている。そして、各シ ート101,102,103,104 には、それぞれ身体の右側と左側で当接する外側 エヤークッション20a1, 20a2, 20a3, 20a4および20b1, 20b2, 20 b3, 20b4が付属している。シート101,102,103,104 の外側(図面でシ ートの下)には、締付用のベルト121,122,123,124 が付属している。こ れ等のベルトには、締付のために、ベルトの両端に例えばマジックテープ(登録 商標名)のような面ファスナー141,142,143,144 が付けてある。ただし 、右端の面ファスナーはベルトの右端の下部にあるため、図示されていない。
【0014】 各外側エヤークッション20a1, 20a2, 20a3, 20a4および20b1, 20 b2, 20b3, 20b4には、加圧空気を導入するため、プラスチック製の空気導入 口22a1, 22a2, 22a3, 22a4および22b1, 22b2, 22b3, 22b4が付 けてある。外側エヤークッション20a1, 20a2, 20a3, 20a4および20b1 , 20b2, 20b3, 20b4は図示のように、空気導入口22a1, 22a2, 22a3 , 22a4および22b1, 22b2, 22b3, 22b4を除いて密閉された構造で、し かも柔軟な布地、好ましくは合成樹脂繊維の織物と、それ等を裏打ちする例えば ビーニルシートで形成されている。外側エヤークッション20a1, 20a2, 20 a3, 20a4および20b1, 20b2, 20b3, 20b4の外形寸法は身体に密着させ る部位に応じて可変されていてもよい。例えば、図示のように、臀部、太股、ふ くらはぎ、足首に従って、順次大きさが小さくすることもできる。これとは異な り、外側エヤークッションを全て同じ外形寸法にしてもよい。空気導入口22a1 , 22a2, 22a3, 22a4および22b1, 22b2, 22b3, 22b4はプラスチッ ク材料以外に、適当な金属管あるいはセラミックス管で形成してもよい。
【0015】 更に、実願平7−453号明細書の下肢骨格矯正装置と同じように、両膝の間 および両足首の間に挿入する内側エヤークッション(図1には示しいない)を使 用する。この内側エヤークッションの寸法は、外側エヤークッション20a1, 2 0a2, 20a3, 20a4および20b1, 20b2, 20b3, 20b4の寸法とは異なっ ていてもよいし、場合によっては、同じ寸法であってもよい。
【0016】 その外、内側エヤークッションに相当する挿入体は、空気の導入を行うことが できないが、弾力性があり軟らかいクッション材料、例えばスポンジで形成する こともできる。 シート101,102,103,104 は、図1に示す例では、完全に分離されてい るが、相互に間で適度な強度の糸、線材、あるいはベルト材等で取り外し可能に 連結して一体に形成されていてもよい。ベルト材の場合、ベルト121,122,1 23,124 と対応するシート101,102,103,104 に互いにボタンを付け、 これ等のボタンにより連結したり、あるいはベルトとシートにそれぞれ面ファス ナーを付けて脱着可能に連結できると特に有利である。
【0017】 更に、外側エヤークッション20a1, 20a2, 20a3, 20a4および20b1, 20b2, 20b3, 20b4は、袋状に形成されているシート101,102,103,1 04 の中に埋め込んでもよい。また、シート101,102,103,104 の内側( 図1の場合、紙面の上)にそれぞれ対応するポケット(図示せず)を設け、これ 等のポケットの中に外側エヤークッション20a1, 20a2, 20a3, 20a4およ び20b1, 20b2, 20b3, 20b4を装填する方法でもよい。その場合、ポケッ トの大きさが外側エヤークッションの寸法より大きくて、外側エヤークッション のシートに対する相対位置を可変できると有利である。その外、外側エヤークッ ション20a1, 20a2, 20a3, 20a4および20b1, 20b2, 20b3, 20b4 を密着保持することなく、単にシート101,102,103,104 と足の外側との 間に挟んだ状態で使用してもよい。
【0018】 更に、図1ではシート101,102,103,104 を4つの独立した布地で作製 してあるが、一体にした一枚のシートであってもよい(この形状は図示せず)。 しかし、その場合でも、外側エヤークッション20a1, 20a2, 20a3, 20a4 および20b1, 20b2, 20b3, 20b4は別々に形成されていて、シートに対し て位置を相対的に可変できるように、外側エヤークッションとシートにそれぞれ 面ファスナーを付けておくと有利である。
【0019】 更に、シートを使用することなく、外側エヤークッションを個別ベルトに直接 取り付けるか、あるいは面ファスナー等で取り外し可能またはベルト内で移動可 能に装着できる構成も考えられる。 図2には、太股部分のベルト122 をシート102 と共に左右の足(太股)4 0a と40b に巻き付けた装着状態を示す。両足40a ,40b とシート102 の間には外側エヤークッション20a2, 20b2が挿入されている。そして、両足 の間には太股用の内側エヤークッション302 が挿入されている。この考案によ れば、臀部、太股、ふくらはぎ、足首でそれぞれ外側エヤークッション20a1, 20a2, 20a3, 20a4および20b1, 20b2, 20b3, 20b4をシート101, 102,103,104 あるいは足に対して個別に移動させることができる。外側エ ヤークッション20a2, 20b2および内部エヤークッション302 には特定の順 序で加圧空気が導入され、下肢の所要部位に内側からの圧力、あるいは外側から の圧力を印加でき、特にこの圧力印加を長時間繰り返して下肢の骨格を矯正する ことができる。
【0020】 図3および図4には、この考案による下肢矯正装置で加圧空気を送るための電 気、空圧系の異なる二つの系統図を示す。外側エヤークッション20a1と20b1 ,20a2と20b2,20a3と20b3,20a4と20b4はそれぞれ分岐管B1,B2, B3,B4 を介して一つの電磁弁V1 に接続するか(図3),あるいは独立した4 つの電磁弁V1,V2,V3,V4 に接続している(図4)。また、内側エヤークッシ ョン301,302 を使用する場合、これ等の内側エヤークッション301,302 には電磁弁V2 (図3)あるいはV5 (図4)を介して加圧空気が供給される。 加圧空気はコンプレッサーCPから供給され、圧力センサPSを介して対応する 電磁弁電磁弁V1,V2 (図3)あるいはV1,V2,V3,V4,V5 (図4)に供給さ れている。従って、図3の第一実施例では、下肢に全ての箇所に同時に加圧空気 が供給されるが、図4の第二実施例では、臀部、太股、ふくらはぎ、足首に対し て個別に供給される。圧力センサPSは配管内の空気圧力を検出し、電気制御装 置50に信号導線LS を介して検出信号を供給する。電気制御装置50の表パネ ルで設定された最高圧力に応じて、配管内の加圧空気の最高圧力を制限する。電 磁弁は電気制御装置50で設定された所定のシーケンスに従って加圧空気を供給 するように開閉動作する。もちろん、内側エヤークッション301,302 をスポ ンジ等で構成した場合には、圧力空気を送り必要はない。
【0021】 最後に、この考案による下肢矯正装置では、説明した構成以外に多くの改良、 改造が可能である。例えば、独立したシートが4種、つまり臀部、太股、ふくら はぎ、足首に分割されている。これを3分割にすることもでき、必要とあれば更 に5分割またはそれ以上にすることもできる。もちろん、それに応じて外側エヤ ークッションおよび内側エヤークッションの数も増減する。しかし、実用新案登 録請求の範囲に規定する構成は全てこの考案の範疇に属する。
【0022】
以上、説明したように、この考案による下肢骨格矯正装置を用いると、個々の 人の下肢の不具合に応じて圧迫箇所の位置を変えることができ、併せて操作・取 扱を容易する。
【図1】 この考案による下肢骨格矯正装置で使用する
締付具の平面図である。
締付具の平面図である。
【図2】 足を締付ベルトで締め付けた状態での断面図
である。
である。
【図3】 この考案による下肢骨格矯正装置の全系の第
一実施例のブロック図である。
一実施例のブロック図である。
【図4】 この考案による下肢骨格矯正装置の全系の第
二実施例のブロック図である。
二実施例のブロック図である。
101,102,103,104 シート 121,122,123,124 締付ベルト 201a, 202a, 203a, 204a, 201b, 202b, 2
03b, 204b外側エヤークッション 221a, 222a, 223a, 224a, 221b, 222b, 2
23b, 224b空気導入口 301,302 内側エヤーク
ッション 40a,40b 太股 50 電気制御装置 B1 〜B5 分岐管 V1 〜V5 電磁弁 CP コンプレッサ
ー PS 圧力センサ
03b, 204b外側エヤークッション 221a, 222a, 223a, 224a, 221b, 222b, 2
23b, 224b空気導入口 301,302 内側エヤーク
ッション 40a,40b 太股 50 電気制御装置 B1 〜B5 分岐管 V1 〜V5 電磁弁 CP コンプレッサ
ー PS 圧力センサ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年10月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 下肢骨格矯正装置
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】 この考案による下肢骨格矯正装置で使用する
締付具の平面図である。
締付具の平面図である。
【図2】 足を締付ベルトで締め付けた状態での断面図
である。
である。
【図3】 この考案による下肢骨格矯正装置の全系の第
一実施例のブロック図である。
一実施例のブロック図である。
【図4】 この考案による下肢骨格矯正装置の全系の第
二実施例のブロック図である。
二実施例のブロック図である。
【符号の説明】 101,102,103,104 シート 121,122,123,124 締付ベルト 141,142,143,144 面ファスナー 201a, 202a, 203a, 204a, 201b, 202b, 2
03b, 204b 外側エヤー
クッション 221a, 222a, 223a, 224a, 221b, 222b, 2
23b, 224b 空気導入口 301,302 内側エヤーク
ッション 40a,40b 太股 50 電気制御装置 B1 〜B5 分岐管 V1 〜V5 電磁弁 CP コンプレッサ
ー PS 圧力センサ
03b, 204b 外側エヤー
クッション 221a, 222a, 223a, 224a, 221b, 222b, 2
23b, 224b 空気導入口 301,302 内側エヤーク
ッション 40a,40b 太股 50 電気制御装置 B1 〜B5 分岐管 V1 〜V5 電磁弁 CP コンプレッサ
ー PS 圧力センサ
Claims (7)
- 【請求項1】 臀部から足首までの下肢の少なくとも3
つの領域を覆う独立した個別シート(101,102,10
3,104 )と、下肢とシートの間に挟み、これ等のシー
ト内で位置可変できるように配置できる、シートに対し
て各二つの外側エヤークッション(201a, 202a, 2
03a, 204a, 201b, 202b, 20 3b, 204b)と、
両端にマジックテープ(141,142,143,154 )を
付けてシートを縛るベルト(121,122,123,1
24 )と、両足の間に配置できる少なくとも1つの内側
エヤークッション(301,302 )と、外側エヤークッ
ションおよび内側エヤークッションに接続導管と電磁弁
(V1,V2 ;V1 〜V5 )を経由して加圧空気を供給す
るコンプレッサー(CP)と、加圧空気の供給を制御す
るため電磁弁(V1,V2 ;V1 〜V5 )を制御する電気
制御装置(50)で構成されていることを特徴とする下
肢骨格矯正装置。 - 【請求項2】 臀部から足首までを覆う一枚のシート
と、このシート内で位置可変できるように配置でき、そ
れぞれ対にされ、少なくとも3対の外側エヤークッショ
ンと、両足の間に配置できる少なくとも1つの内側エヤ
ークッションと、両端にマジックテープを付けてシート
を縛るベルトと、外側エヤークッションおよび内側エヤ
ークッションに接続導管と電磁弁を経由して加圧空気を
供給するコンプレッサーと、加圧空気の供給を制御する
ため電磁弁を制御する電気制御装置で構成されているこ
とを特徴とする下肢骨格矯正装置。 - 【請求項3】 外側エヤークッションはシートの中自体
に挿入さているか、シートに付けたポケットに挿入され
るか、シートと外側エヤークッションに付けたマジック
テープにより位置移動可能に装着されることを特徴とす
る請求項1または2に記載の下肢骨格矯正装置。 - 【請求項4】 独立した個別シート(101,102,10
3,104 )の隣合ったシートの間には、それぞれ機械的
に連結するための紐、ベルトあるいはボタンが付けてあ
ることを特徴とする請求項1に記載の下肢骨格矯正装
置。 - 【請求項5】 外側エヤークッション(201a, 20
2a, 203a, 204a,201b, 202b, 203b, 2
04b)は加圧空気の供給を同時に受けるか、個別に受け
ることができるように、接続導管と電磁弁(V1,V2 ;
V1 〜V5 )が配置されていることを特徴とする請求項
1〜4の何れか1項に記載の下肢骨格矯正装置。 - 【請求項6】 内側エヤークッションが、加圧空気の導
入できない、単なるスポンジ等のクッション材で形成さ
れていることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に
記載の下肢骨格矯正装置。 - 【請求項7】 両端にマジックテープを付けて臀部から
足首までの下肢の少なくとも3つの領域を縛ることんで
きるベルトと、ベルトと両足の間に移動可能に装着でき
る対にされた外側エヤークッションと、両足の間に配置
できる少なくとも2つの内側エヤークッションまたはク
ッションと、外側エヤークッションおよび/または内側
エヤークッションに接続導管と電磁弁を経由して加圧空
気を供給するコンプレッサーと、加圧空気の供給を制御
するため電磁弁を制御する電気制御装置で構成されてい
ることを特徴とする下肢骨格矯正装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995004536U JP3023228U (ja) | 1995-05-15 | 1995-05-15 | 下肢骨格矯正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995004536U JP3023228U (ja) | 1995-05-15 | 1995-05-15 | 下肢骨格矯正装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3023228U true JP3023228U (ja) | 1996-04-16 |
Family
ID=43158506
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995004536U Expired - Lifetime JP3023228U (ja) | 1995-05-15 | 1995-05-15 | 下肢骨格矯正装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3023228U (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11151259A (ja) * | 1997-11-25 | 1999-06-08 | Kawae Seisakusho:Kk | 脚矯正具 |
US8308794B2 (en) | 2004-11-15 | 2012-11-13 | IZEK Technologies, Inc. | Instrumented implantable stents, vascular grafts and other medical devices |
US8491572B2 (en) | 2004-11-15 | 2013-07-23 | Izex Technologies, Inc. | Instrumented orthopedic and other medical implants |
US8678979B2 (en) | 1998-09-01 | 2014-03-25 | Izex Technologies, Inc. | Remote monitoring of a patient |
US8790258B2 (en) | 1999-06-23 | 2014-07-29 | Izex Technologies, Inc. | Remote psychological evaluation |
JP7331227B1 (ja) | 2022-10-05 | 2023-08-22 | Tbcグループ株式会社 | 脚部用マッサージ装置 |
-
1995
- 1995-05-15 JP JP1995004536U patent/JP3023228U/ja not_active Expired - Lifetime
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US9230057B2 (en) | 1998-09-01 | 2016-01-05 | Izex Technologies, Inc. | Remote monitoring of a patient |
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JP7331227B1 (ja) | 2022-10-05 | 2023-08-22 | Tbcグループ株式会社 | 脚部用マッサージ装置 |
JP2024054740A (ja) * | 2022-10-05 | 2024-04-17 | Tbcグループ株式会社 | 脚部用マッサージ装置 |
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