JP3023126U - 酒菓子詰合セット及び酒菓子 - Google Patents

酒菓子詰合セット及び酒菓子

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JP3023126U
JP3023126U JP1995011114U JP1111495U JP3023126U JP 3023126 U JP3023126 U JP 3023126U JP 1995011114 U JP1995011114 U JP 1995011114U JP 1111495 U JP1111495 U JP 1111495U JP 3023126 U JP3023126 U JP 3023126U
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sake
confectionery
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liquor
container
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JP1995011114U
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Inventor
義幸 北條
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有限会社銀作
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 飲酒を嗜まない人にも酒類の風味を知っても
らい、しかも酒類を宣伝広告する対象を広げる。 【解決手段】 外容器内に複数の酒菓子をレイアウトす
る。複数の各酒菓子は、内容器と、内容器に収容され、
酒類を原料とし、アルコール分を飛ばして製造された菓
子と、内容器に表示され、原料酒類の販売容器に貼着さ
れる商品ラベルと実質的に同一の態様をなす商品ラベル
とから構成する。酒類は日本酒がよく、菓子はゼリー又
はシャーベットがよい。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、例えば飲酒を嗜まない人にも日本酒の風味を楽しめるとともに、 菓子類の購買者に対して原料として使用した日本酒の宣伝効果をも期待できる酒 菓子詰合セット及び酒菓子に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近、吟醸酒等が味わい深い風味を有し、しかも蔵元により又その種類により 種々な風味を楽しめることが着目され、若者から年配者まで静かな流行となる傾 向にある。
【0003】 通常、吟醸酒等の日本酒は蔵元で米を原料として製造されて壜詰め等になされ 、蔵元から卸売業者や小売業者を経て消費者に流通して飲まれ、あるいは蔵元、 卸売業者あるいは小売業者から飲食店に流通し、飲食店で飲まれるのが一般的で ある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、日本酒の流通ルートは上述のように限られたものであり、卸売店、小 売酒店、飲食店でいくら宣伝や広告を行っても飲酒を嗜まない者にとってはかか る宣伝や広告に触れる機会が少なく、又興味もないことから、十分な宣伝広告の 効果が得られていないのが実情である。
【0005】 他方、本件考案者が新しい食品を研究していたところ、適量の日本酒を添加し たゼリー菓子が用いた日本酒の風味をそのまま有していることを知見した。そこ で、多数の蔵元から出荷される日本酒を使用すれば多種多様な日本酒の風味を楽 しむことができるばかりでなく、アルコール分を適度に飛ばすと飲酒を嗜まない 人にもゼリー菓子を食することによって日本酒の風味を知ってもらうことができ 、しかも日本酒の壜に貼着されている商品ラベルをゼリー菓子のラベルとして利 用すれば、菓子店やデパートの菓子売場等において、飲酒を嗜まない故に日本酒 の宣伝や広告に触れる機会の少ない人に対し、日本酒の宣伝広告ができることに 着目するに至った。
【0006】 本考案は、かかる点に着目し、飲酒を嗜まない人にも酒類の風味を楽しんでも らえるとともに、従来の販売ルートとは異なるルートにおける酒類の宣伝効果を も期待できるようにした酒菓子詰合セットを提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
そこで、本考案に係る酒菓子詰合セットは、外容器内に複数の酒菓子をレイア ウトしてなる酒菓子詰合セットであって、上記複数の各酒菓子を、内容器と、該 内容器に収容され、酒類を原料とし、アルコール分を飛ばして製造された菓子と 、上記内容器に表示され、原料酒類の販売容器に貼着される商品ラベルと実質的 に同一の態様をなす商品ラベルとから構成し、原料酒類の商品ラベルと実質的に 同一の態様をなす商品ラベルにて原料酒類の種類を表示するとともに、原料酒類 の菓子販売ルートを介しての宣伝広告を可能となしたことを特徴とする。
【0008】 本考案の要旨は酒類を原料として菓子を製造し、酒類の風味を楽しめるように するとともに、酒類の商品ラベルを菓子のラベルに利用し、消費者の注意を喚起 できるようにした点にある。従って、菓子は酒類の風味を楽しめるものであれば よく、日本酒の場合にはゼリーやシャーベットが最適である。また、飲酒を嗜ま ない人を対象とする場合にはアルコール分を適度に飛ばすのがよい。原料となる 酒類は洋酒、果実酒、中国酒、薬味酒でもよいが、日本酒が最適である。
【0009】 即ち、日本酒の場合、複数の各酒菓子を、カップと、該カップに収容され、日 本酒を原料とし、必要に応じてアルコール分を飛ばして製造された菓子と、上記 カップに表示され、使用した日本酒の販売用壜に貼着される商品ラベルと実質的 に同一の態様をなす商品ラベルとから構成し、日本酒の商品ラベルと実質的に同 一の態様をなす商品ラベルにて使用した日本酒の種類を表示するとともに、使用 した日本酒の菓子販売ルートを介しての宣伝広告を可能とするのがよい。
【0010】 使用する日本酒は異なる複数の蔵元から出荷される日本酒でもよく、同一の蔵 元から出荷される異なる種類の日本酒であってもよい。特に、前者の場合には一 地方にある複数の蔵元から出荷される日本酒を使用すると、その地方の利き酒を 楽しむことができ、又後者の場合にはその蔵元の宣伝広告効果が期待できる。
【0011】 外容器及び内容器はどのような形態でもよいが、内容器は飲酒に使用する杯、 例えば日本酒の場合にはカップとするのが商品性上好ましい。菓子の商品ラベル は酒類の商品ラベルと実質的に同一の態様とするが、品質の誤認を避けるために 外容器又は商品ラベルに菓子の表示をしておくのが好ましい。商品ラベルは内容 器又はカップに貼着するが、内容器又はカップに刻設してもよい。
【0012】 また、本考案によれば、容器内には酒類を原料とし、必要に応じてアルコール 分を飛ばして製造された菓子が収容されている一方、容器には原料酒類の販売容 器に貼着される商品ラベルと実質的に同一の態様をなす商品ラベルが表示されて おり、原料酒類の商品ラベルと実質的に同一の態様をなす商品ラベルにて菓子購 買者の注意を喚起可能となした酒菓子を提供することができる。
【0013】
【作用及び考案の効果】
適量の酒類を原料として菓子を製造し、これを組合せセットとしたので、多種 多様な酒類の風味を楽しむことができ、特に日本酒の場合には異なる蔵元の酒や 同一蔵元の異なる種類の酒等について利き酒ができる。また、アルコール分を適 度に飛ばすと、飲酒を嗜まない人でも菓子を食することができ、これによって酒 類の風味を知ってもらうことができるばかりでなく、利き酒の楽しみを覚えて貰 うことが期待できる。
【0014】 また、菓子の内容器に、原料酒類の商品ラベルと実質的に同一の態様をなす商 品ラベルを表示したので、酒類と同じ商品ラベルであるという特異性によって菓 子の消費者の目を引きつけることができる。その結果、菓子店、デパートの菓子 売場等、従来は酒類の宣伝広告がなされなかった場所においても酒類の宣伝広告 が可能となり、又飲酒を嗜まず、日本酒の宣伝や広告に触れる機会の少ない人に も酒類を宣伝広告できることが期待できる。
【0015】
【考案の実施の形態】
以下、本考案を図面に示す具体例に基づいて詳細に説明する。図1は本考案の 一実施例による酒菓子詰合セットを示す。図において、外容器であるケース10 は相互に嵌め合わせ可能な上下の紙器11、12で構成され、上側の紙器11の 上面には酒ゼリーの商品表示とブランド名とを印刷したラベル13が貼付されて いる。下紙器12内には中紙器14が配置され、中紙器14には酒菓子である酒 ゼリー20・・・が収容されて保持される6つの凹所15・・・が上下2段に形 成されている。
【0016】 酒ゼリー20はプラスチック製のカップ21内にゼリー菓子を充填し、ヒート シール等によってカップ21の上面開口を樹脂フィルム22で封鎖し、その上か ら化粧紙を被せてゴム輪で止めて構成されている。
【0017】 ゼリー菓子はレモンジュースをベースとして適量の日本酒を加え、芳香を残し 、かつアルコール分を飛ばして製造されている。従って、飲酒を嗜む人だけでな く、飲酒を嗜まない人にも酒ゼリー20を食することによって6種類の日本酒に ついて利き酒を楽しんでもらうことができる。なお、日本酒は6つの異なる蔵元 の日本酒を使用してもよく、同一の蔵元から出荷される6つの異なる種類の日本 酒を使用することもできる。
【0018】 また、カップ21の外側面には商品ラベル23が貼着され、商品ラベル23は 6つの日本酒の販売用壜に貼着される商品ラベルA、B、C・・・と実質的に同 一の態様に製作されている。従って、菓子の商品ラベル23が日本酒の商品ラベ ルA、B、C・・・と同じ態様をなしていることによって菓子の消費者の目が引 きつけられ、菓子店、デパートの菓子売場等において、飲酒を嗜まない人に対し て日本酒を知ってもらうことができ、日本酒を宣伝広告しうる範囲を拡大するこ とができる。なお、商品ラベル23にも日本酒の商品ラベルA、B、C・・・の イメージを損なわない程度に酒ゼリーであることを示す文字が付されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例による酒菓子詰合セットの
ケースを開いた状態を示す概略図である。
【符号の説明】
10 ケース(外容器) 20 酒ゼリー
(酒菓子) 21 カップ(内容器) 23 商品ラベ

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外容器内に複数の酒菓子をレイアウトし
    てなる酒菓子詰合セットであって、 上記複数の各酒菓子が、内容器と、該内容器に収容さ
    れ、酒類を原料とし、必要に応じてアルコール分を飛ば
    して製造された菓子と、上記内容器に表示され、原料酒
    類の販売容器に貼着される商品ラベルと実質的に同一の
    態様をなす商品ラベルとから構成されており、 原料酒類の商品ラベルと実質的に同一の態様をなす商品
    ラベルにて原料酒類の種類が表示されているとともに、
    原料酒類の菓子販売ルートを介しての宣伝広告を可能と
    なしたことを特徴とする酒菓子詰合セット。
  2. 【請求項2】 ケース(10)内に複数の酒菓子(20)をレイ
    アウトしてなる酒菓子の詰合セットであって、 上記複数の各酒菓子(20)が、カップ(21)と、該カップ(2
    1)に収容され、日本酒を原料とし、必要に応じてアルコ
    ール分を飛ばして製造された菓子と、上記カップ(21)に
    表示され、使用した日本酒の販売用壜に貼着される商品
    ラベル(A、B 、C)と実質的に同一の態様をなす商品ラベ
    ル(23)とから構成されており、 日本酒の商品ラベル(A、B 、C)と実質的に同一の態様を
    なす商品ラベル(23)にて使用した日本酒の種類が表示さ
    れているとともに、使用した日本酒の菓子販売ルートを
    介しての宣伝広告を可能となしたことを特徴とする酒菓
    子詰合セット。
  3. 【請求項3】 使用される複数の日本酒が、異なる複数
    の蔵元から出荷される日本酒であるか、又は同一の蔵元
    から出荷される異なる種類の日本酒である請求項2記載
    の酒菓子詰合セット。
  4. 【請求項4】 容器内には酒類を原料とし、必要に応じ
    てアルコール分を飛ばして製造された菓子が収容されて
    いる一方、容器には原料酒類の販売容器に貼着される商
    品ラベルと実質的に同一の態様をなす商品ラベルが表示
    されており、原料酒類の商品ラベルと実質的に同一の態
    様をなす商品ラベルにて菓子購買者の注意を喚起可能と
    なしたことを特徴とする酒菓子。
JP1995011114U 1995-09-25 1995-09-25 酒菓子詰合セット及び酒菓子 Expired - Lifetime JP3023126U (ja)

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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS539384A (en) * 1976-07-08 1978-01-27 Kitamura Mfg Molding method and apparatus for three dimentional rice cracker
JPS54157872A (en) * 1978-06-02 1979-12-13 Ota Toshuki Production of food * especially cake packaged in container
JPS58116634A (ja) * 1981-12-28 1983-07-11 Kawashima Seisakusho:Kk 包装菓子の製造方法
JPS58121754A (ja) * 1982-01-16 1983-07-20 Kawashima Seisakusho:Kk 菓子の包装方法
JPS5917951A (ja) * 1982-07-22 1984-01-30 Kawashima Seisakusho:Kk 包装練状食品の製造方法

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