JP3022598U - ブラジャー - Google Patents

ブラジャー

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JP3022598U
JP3022598U JP1995011055U JP1105595U JP3022598U JP 3022598 U JP3022598 U JP 3022598U JP 1995011055 U JP1995011055 U JP 1995011055U JP 1105595 U JP1105595 U JP 1105595U JP 3022598 U JP3022598 U JP 3022598U
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JP
Japan
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shoulder strap
shoulder
cloth
appropriately
sewn
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP1995011055U
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English (en)
Inventor
七洋 小澤
哲郎 小田部
佳子 脇
里香 小渡
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Gunze Ltd
Original Assignee
Gunze Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】肩部への圧迫感や食い込みなどを防止し、フィ
ット性や着用感に優れたブラジャーの提供。 【解決手段】飾り状生地付肩紐20の一端部をカップ部
2の頂点3に適宜縫着すると共に、同肩紐20の他端部
を連結用輪状金具30に連結、縫着し、且つ肩部係止用
肩紐21の生地表面上に同肩紐21よりも幅広の状伸縮
性レース生地22を適宜重合し、一体化縫着23して前
記飾り状生地付肩紐20を形成し、更に後身係止用肩紐
25の一端部を脇部布10の端部12の位置から脇部布
10の上辺側に形成した三角形状部位11に至る脇部布
10の上辺縁部表面側に適宜敷設して縫着し、更に同肩
紐25の他端部を長さ調節用金具31及び連結用輪状金
具30に夫々順次挿通して輪状に折り返し、同他端部を
再度調節用金具16に挿通し、反転して輪状にして適宜
縫着し、更に前記肩部係止用肩紐21の生地幅を8〜1
5mmの範囲とし、レース生地22の生地幅を15〜2
3mmとする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、肩部側に係止される部位の肩紐の生地幅及び伸張率を夫々後身側に 係止される部位の肩紐よりも大とし、肩部への圧迫感や食い込みなどを防止し、 フィット性や着用感に優れたブラジャーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、肩部側に係止される部位の肩紐と後身側に係止される部位の肩紐の伸縮 性がほぼ同じであったり、また肩部側に係止される部位の肩紐の生地幅が、細幅 に形成されている場合が多かった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記の如く、肩部側及び後身側における肩紐の伸縮性が、同程度の場合は、カ ップの保持性が不安定になったり、また肩部側の肩紐の生地幅が細幅のときは、 肩紐が肩部に食い込んだりして着用感を低下させる欠点があった。
【0004】
【課題を解決しようとする手段】
本考案は、上記の問題点を解決するために、飾り状生地付肩紐20の一端部を カップ部2の頂点3に適宜縫着すると共に、同肩紐20の他端部を連結用輪状金 具30に連結、縫着し、且つ肩部係止用肩紐21の生地表面上に同肩紐21より も幅広の飾り状伸縮性レース生地22を適宜重合し、一体化縫着23して前記飾 り状生地付肩紐20を形成し、更に後身係止用肩紐25の一端部を脇部布10の 端部12の位置から脇部布10の上辺側に形成した三角形状部位11に至る脇部 布10の上辺縁部表面側に適宜敷設して縫着し、更に同肩紐25の他端部を長さ 調節用金具31及び連結用輪状金具30に夫々順次挿通して輪状に折り返し、同 他端部を再度調節用金具16に挿通し、反転して輪状にして適宜縫着し、更に前 記肩部係止用肩紐21の生地幅を8〜15mmの範囲とし、且つ飾り状伸縮性レ ース生地22の生地幅を15〜23mmの範囲とすると共に、肩部係止用肩紐2 1の2.25kg荷重時における経方向の伸張率を110〜160%の範囲とし 、且つ同肩紐21の80%伸張時の経方向の荷重値を400〜800gの範囲と し、更に後身係止用肩紐25の2.25kg荷重時における経方向の伸張率を8 0〜120%の範囲とし、且つ同肩紐25の80%伸張時の経方向の荷重値を8 00〜1400gの範囲に構成したことより、着用感の優れたブラジャーが得ら れるようにしたものである。
【0005】
【考案の実施の形態】
図1〜図4において、1はブラジャーで、2はカップ部、10は脇部布、20 、25は夫々飾り状生地付肩紐及び後身係止用肩紐で、同肩紐20は、肩部係止 用肩紐21の生地表面上に同肩紐21よりも幅広の飾り状伸縮性レース生地22 を適宣重合して一体化、縫着23して形成してあり、30、31は夫々周知の連 結用輪状金具及び長さ調節用金具である。
【0006】 尚、前記一体化縫着23された肩部係止用肩紐21及び飾り状伸縮性レース生 地22で形成された飾り状生地付肩紐20の一端部を連結用輪状金具30に挿通 して輪状に形成し、適宜縫着して同金具30に連結すると共に、同肩紐20の他 端部をカップ部2の頂点3側に適宜縫着するようにしてある。
【0007】 また上記飾り状生地付肩紐20を形成する肩部係止用肩紐21のみを更に延長 してカップ部2の脇辺部4裏面側及び脇部布10の上辺における三角形状に形成 した部位11裏面の位置に至るまで適宜敷設し、縫着するようにしてある。 また前記の後身係止用肩紐25の一端部を脇部布10の端部12の位置から前 記三角形状に形成した部位11に至る脇部布10の上辺縁部表面側に適宜敷設し 、縫着し、更に同肩紐25の他端部を長さ調節用金具31及び連結用輪状金具3 0に夫々順次挿通して輪状に折り返し、同他端部を再度調節用金具16に挿通し 、反転して輪状とし、適宜、縫着するようにしてある。
【0008】 尚、前記飾り状伸縮性レース生地22は、通常のラッセル編機を用いて編成し たラッセル編地によるもので、例えばナイロン等の合成繊維糸条とスパンデック ス糸等の高伸縮性に富んだ弾性糸を適宜交編して模様状に編成した編地を経方向 、即ち編地の編立方向を肩紐の長さ方向に一致させて使用するようにしてある。
【0009】 更に前記肩部係止用肩紐21及び後身係止用肩紐22は、例えばニードル織機 等を用いてナイロン等の合成繊維糸条とスパンデックス糸等の高伸縮性に富んだ 弾性糸を適宜糸条の繊度を目的に応じて選択し、交織して織成した細幅状伸縮性 生地を用いるようにしてある。 尚、肩部に直接接圧される肩部係止用肩紐21の生地の伸張率としては、例え
【0010】 ば2.25kg荷重時の経方向(織物地の織成方向)の伸張率は110〜160 %の範囲が好ましく、また同肩紐21の80%伸張時の経方向(織物地の織成方 向)の荷重値が400〜800gの範囲が好ましく、更に飾り状伸縮性レース生 地22については、例えば2.25kg荷重時の経方向(編物地の編立方向)の 伸張率は100〜150%の範囲が好ましく、また同レース生地22の80%伸 経方向(編物地の編立方向)の荷重値は400〜800gの範囲が好ましく、夫 々の範囲の上限若しくは下限以下の伸張率又は荷重値では、肩部への圧迫感が強 くなったり、或いはフィット性が悪くなり、着用感が低下して優れた効果が得ら れない欠点がある。
【0011】 また肩部係止用肩紐21の生地幅は8〜15mmの範囲が好ましく、また飾り 状伸縮性レース生地21の生地幅は15〜23mmの範囲が好ましく、夫々の範 囲の上限若しくは下限以下の幅では、肩部への食い込みが強くなったり、或いは フィット性が悪くなり、優れた効果が得られない欠点がある。
【0012】 更に後身係止用肩紐25の物性値については、例えば2.25kg荷重時の経 方向(織物地の織成方向)の伸張率は80〜120%の範囲が好ましく、また同 肩紐25の80%伸張時の経方向(織物地の織成方向)の荷重値は800〜14 00gの範囲が好ましく、これらの夫々の範囲の上限若しくは下限以下の伸張率 又は荷重値では、肩紐が外れ易くなったり、カップ部がダレたり又はカップ部が 上方へ引張られたりしてカップ部の保持性やフィット性が悪くなり、着用感が低 下して優れた効果が得られれない欠点がある。 尚、後身係止用肩紐22の生地幅は8〜15mmの範囲が好ましい。
【0013】 また図4の如く、後身係止用肩紐25の一端部を脇部布10の端部12表面の 位置から脇部布10の上辺側に形成した三角形状の部位11に至る上辺縁部に沿 って上辺生地表面上に適宜敷設し、縫着してあるから、ブラジャー1の着用時、 同肩紐25、25が夫々後身の中心側に向かって凹状曲線を描き、矢印の方向に 引っ張られることにより、肩紐20が肩部から外れることがなく、肩紐がより安 定した状態でブラジャーを着用することができるのである。
【0014】 また前記のような伸張率や荷重値は、従来の周知手段によるストレス−ストレ イン曲線(応力−歪曲線)により求められ、本考案では、以下のような方法で行 った。 即ち、2.25kg荷重時の伸張率並びに80%伸張時の荷重値測定用の試料 として、肩部係止用肩紐21及び飾り状伸縮性レース生地22については、夫々 生地幅が1.5cm、測定用有効長さが15cmの試料を用い、また後身係止用 肩紐25については、生地幅が1.3cm、測定用有効長さが15cmの試料を 用いて行った。 尚、上記各試料について2.25kg荷重時の伸張率を測定する場合、2.2 5kg荷重時までの5回繰り返し測定時における5回目の2.25kg荷重時の 伸張率を測定し、また80%伸張時の荷重値については、80%伸張までの5回 繰り返し測定時における5回目の80%伸張時の荷重時を測定したものである。
【0015】
【考案の効果】
本考案は上述の如く、飾り状生地付肩紐20の一端部をカップ部2の頂点3に 適宜縫着すると共に、同肩紐20の他端部を連結用輪状金具30に連結、縫着し 、且つ肩部係止用肩紐21の生地表面上に同肩紐21よりも幅広の飾り状伸縮性 レース生地22を適宜重合し、一体化縫着23して前記飾り状生地付肩紐20を 形成し、更に後身係止用肩紐25の一端部を脇部布10の端部12の位置から脇 部布10の上辺側に形成した三角形状部位11に至る脇部布10の上辺縁部表面 側に適宜敷設して縫着し、更に同肩紐25の他端部を長さ調節用金具31及び連 結用輪状金具30に夫々順次挿通して輪状に折り返し、同他端部を再度調節用金 具16に挿通し、反転して輪状にして適宜縫着し、更に前記肩部係止用肩紐21 の生地幅を8〜15mmの範囲とし、且つ飾り状伸縮性レース生地22の生地幅 を15〜23mmの範囲とすると共に、肩部係止用肩紐21の2.25kg荷重 時における経方向の伸張率を110〜160%の範囲とし、且つ同肩紐21の8 0%伸張時の経方向の荷重値を400〜800gの範囲とし、更に後身係止用肩 紐25の2.25kg荷重時における経方向の伸張率を80〜120%の範囲と し、且つ同肩紐25の80%伸張時の経方向の荷重値を800〜1400gの範 囲に構成したことにより、肩部への圧迫感がなくなり、ソフトタッチで、フィッ ト性に富んだ肩紐が得られるのである。 また後身係止用肩紐25の一端部を脇部布10の端部12表面の位置から脇部 布10の上辺側に形成した三角形状の部位11に至る上辺縁部表面側に適宜敷設 し、縫着してあるから、ブラジャー1の着用時、同肩紐25、25が夫々後身の 中心側に向かって引っ張られることにより、肩紐20が肩部から外れる恐れがな く、運動時等における身体の屈伸動作に対して肩紐が肩部により密着し、且つカ ップ部が均一に身体に密着し、カップ部がダレたり、上方へ引張られることもな く、フィット性に優れたブラジャーが得られるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるブラジャーの正面図である。
【図2】本考案によるブラジャーの背面図である。
【図3】図1のX−X断面図である。
【図4】本考案によるブラジャーの着用状態を示した背
面図である。
【符号の説明】
2 カップ部 10 脇部布 20 飾り状生地付肩紐 25 後身係止用肩紐
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 小渡 里香 京都府宮津市惣262番地 グンゼ株式会社 アパレル事業本部内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飾り状生地付肩紐20の一端部をカップ
    部2の頂点3に適宜縫着すると共に、同肩紐20の他端
    部を連結用輪状金具30に連結、縫着し、且つ肩部係止
    用肩紐21の生地表面上に同肩紐21よりも幅広の飾り
    状伸縮性レース生地22を適宣重合し、一体化縫着23
    して前記飾り状生地付肩紐20を形成し、更に後身係止
    用肩紐25の一端部を脇部布10の端部12の位置から
    脇部布10の上辺側に形成した三角形状部位11に至る
    脇部布10の上辺縁部表面側に適宜敷設して縫着し、更
    に同肩紐25の他端部を長さ調節用金具31及び連結用
    輪状金具30に夫々順次挿通して輪状に折り返し、同他
    端部を再度調節用金具16に挿通し、反転して輪状にし
    て適宜縫着し、更に前記肩部係止用肩紐21の生地幅を
    8〜15mmの範囲とし、且つ飾り状伸縮性レース生地
    22の生地幅を15〜23mmの範囲とすると共に、肩
    部係止用肩紐21の2.25kg荷重時における経方向
    の伸張率を110〜160%の範囲とし、且つ同肩紐2
    1の80%伸張時の経方向の荷重値を400〜800g
    の範囲とし、更に後身係止用肩紐25の2.25kg荷
    重時における経方向の伸張率を80〜120%の範囲と
    し、且つ同肩紐25の80%伸張時の経方向の荷重値を
    800〜1400gの範囲に構成したことを特徴とする
    ブラジャー。
JP1995011055U 1995-09-11 1995-09-11 ブラジャー Expired - Lifetime JP3022598U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008093444A1 (ja) * 2007-01-30 2008-08-07 Utax Co., Ltd. 衣類用のストラップ及びその製造方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5040416B2 (ja) * 1972-05-08 1975-12-24
JPS6081304A (ja) * 1983-10-12 1985-05-09 グンゼ株式会社 ブラジヤ−

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