JP3022551U - トンネルハウスの開閉具 - Google Patents

トンネルハウスの開閉具

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JP3022551U
JP3022551U JP1995010939U JP1093995U JP3022551U JP 3022551 U JP3022551 U JP 3022551U JP 1995010939 U JP1995010939 U JP 1995010939U JP 1093995 U JP1093995 U JP 1093995U JP 3022551 U JP3022551 U JP 3022551U
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Japan
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opening
film
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tunnel
tunnel house
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JP1995010939U
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Inventor
勝典 堀越
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勝典 堀越
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トンネル型のビニールハウスの裾部分を紐で
迅速に確実に開閉して、換気効率を高める。 【構成】 作動部15の先端に所定の角度を有して係止
部11を取り付け、この係止部11の先端に紐35を通
すためのリング部13を構成した。使用に際しては、フ
ィルム31の内側に作動部15を挿入しクリップ20で
止める、リング部13に紐35を通し掛け具37に掛け
る。この紐35を引っ張ったり緩めたりすることにより
フィルム31を開閉する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、トンネル型のビニールハウスの裾部分を紐で開閉する際に使用する 開閉具に関する。
【0002】
【従来の技術】
メロン、西瓜などの果菜類は、図3、図4に示すようなトンネルハウスと呼ば れる、トンネル型のビニールハウスで多く栽培されている。このトンネルハウス 30は、幌骨33に外側からフィルム31を張設して、トンネル状にしてなる。 果菜類の栽培にあたっては、日中は気温が上がるためフィルム31の裾を上げて 開いてトンネルハウス30内部の換気を促進しなくてはならない。そして、夜間 はフィルム31を地上に降ろして閉じてトンネルハウス30内部の保温をするの である。
【0003】 このフィルム31の裾を開閉するときに、従来では図6に示す開閉具90を使 用していた。この開閉具90は鉄棒を三角形状に構成してなり、その一辺の棒9 7は太くし、かつこの棒97の中心部分から係止捧91が立設されている。係止 棒91の先端には紐35を通すためのリング部93が形成されている。 使用に際しては、フィルム31の内側に開閉具90を挿入し係止棒91のみを 外側に出す。次にフィルム31を棒97の上側にかぶせてクリップ20で止めて フィルム31と開閉具90とを一体にする。そして、リング部93に紐35を通 し掛け具37に掛け渡す。この紐35を引っ張ったりゆるめたりすることにより トンネルハウスのフィルム31を開閉する(図7参照)。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来の開閉具90は、三角部分95でフィルム31をフィルム31と平行に止 めるため、フィルム31の開いた状態では、図7に示すように開口部99が台形 状となる。そのため上昇した熱い空気の換気効率が悪かった。又図3に示す二重 トンネルの内側のフィルム32を三角部分95に止めることは難かしく設置が困 難であった。さらに重量が大きく作動に力が掛り、製造コストも大きいという問 題点もあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本考案は、棒状鋼材よりなる作動部の先端に、所 定の角度を有して係止部を取り付け、この係止部の先端に紐を通すためのリング 部を構成したことを特徴とする。使用に際しては、フィルムの内側に開閉具の作 動部を挿入し、係止部のみを外側に出す。次に作動部15に外側のフィルム31 及び内側のフィルム32をかぶせてクリップ20でそれぞれ止めて固定する。そ して、リング部に紐を通し掛け具37に掛ける。この紐を引っ張ったり緩めたり することによりトンネルハウスのフィルムを開閉する。
【0006】
【考案の実施の形態】
図1は本考案の一実施例の正面図、図2はクリップの斜視図、図3はトンネル ハウスの正面図、図4は閉めた状態の同側面及び図5は開いた状態の説明図であ る。
【0007】 開閉具10は、直径約1cm、長さ約17cm程度の鋼材からなる作動部15 の先端に、約45度の角度を有して細めの鋼材からなる係止部11を固定する。 そして、この係止部11の先端を曲折して、その先端に作動用の紐35を通すた めのリング部13を形成している。このリング部13は、紐35を通した際に作 動部15が水平状態を保つことができるように、開閉具10の重心線上に作成さ れる事が好ましい。 上記作動部15、係止部11等の長さ、大きさ或いは角度等は本実施例に限ら ず任意に決定できる。
【0008】 上記実施例の作用を説明する。まず、図3に示すように、トンネルハウス30 のフィルム31と32の、地上に接している裾部分下端の内側に向けて開閉具1 0の作動部15を挿入する。図3に示す例は、トンネルハウス30を二重に構成 したものであるため作動部15はフィルム31,32の両側の裾を持ち上げるよ うに配置されそれぞれのフィルムと作動部15の交差部をクリップ20でおのお の止めて固定する。その後、係止部のリング部13に紐を通し、掛け具37に紐 を掛け渡しその一端を固定する。
【0009】 フィルム31,32を開くときは、紐35を引っ張れば開閉具10が水平状態 を保ったまま上昇してくる。その結果、フィルム31,32は図5に示すように 裾を持ち上げられて、三角形状の開口部39が形成される。又紐35を緩めれば 図4に示すようにフィルム31,32は開閉具10の重みで引き下げられて開口 部39は閉じられる。 このように、作動部15は直線の棒材でありフィルム31,32を一点で支持 して上昇するため、三角形状の開口部39が形成されるのである。そして従来例 に比べて本考案の開閉具10の方が軽量なため、同一の力で引き上げた場合は高 く上る。又図3に示す二重トンネルの外側フィルム31と内側のフィルム32を 同時に開閉することができる。 開口部39の三角形の頂点付近の開口部分39aは、図7に示す従来例の台形 状の開口部99の上方まで開口したものと同様の効果を有する。そのため従来の 台形状の開口部99では換気出来なかったトンネルハウス30内部上方の熱気の 換気も促進されることになる。 すなわち、通常、熱い空気はトンネルハウス30の上方に滞留しているため、 開口部が台形状の従来例では換気が困難であったが、本実施例では、開口部39 を三角形状にすることによりこの欠点を克服したのである。
【考案の効果】
本考案によれば、トンネルハウスのフィルムが一重の場合は勿論のこと、二重 の場合もフィルムを同時に確実に開閉できる。更にハウス内の換気効率も良く、 クリップで容易に固定できるため設置及び取り外しが容易である。 また、紐により直列式に連結されているため、一度の動作でハウスのフィルム の開閉が迅速に行える。その上、設置あるいは撤収も容易という効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の正面図
【図2】クリップの斜視図
【図3】トンネルハウスの正面図(二重トンネル)
【図4】トンネルハウスの側面図(閉じた状態)
【図5】本考案の開閉具の作動説明図(開いた状態)
【図6】従来例の斜視図
【図7】従来例の開閉具の作動説明図
【符号の説明】
10 開閉具 11 係止部 15 作動部 20 クリップ 30 トンネルハウス 31 フィルム 35 紐 37 掛け具

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棒状の鋼材よりなる作動部の先端に、所
    定の角度を有して係止部を取り付け、この係止部の先端
    に紐を通すためのリング部を構成したトンネルハウスの
    開閉具。
JP1995010939U 1995-09-08 1995-09-08 トンネルハウスの開閉具 Expired - Lifetime JP3022551U (ja)

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