JP3022507B1 - チューブの切断方法及び装置 - Google Patents

チューブの切断方法及び装置

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JP3022507B1
JP3022507B1 JP10264207A JP26420798A JP3022507B1 JP 3022507 B1 JP3022507 B1 JP 3022507B1 JP 10264207 A JP10264207 A JP 10264207A JP 26420798 A JP26420798 A JP 26420798A JP 3022507 B1 JP3022507 B1 JP 3022507B1
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Abstract

【要約】 【課題】 チューブの全切りモードと半切りモードとの
切り替えが容易であり、また半切りの程度を容易に設定
することができる。 【解決手段】 チューブ1が切断台30上でカッター3
2によって全切り又は半切り状態に切り替え切断され
る。チューブ1の半切りは、切断台30の開閉自在な台
部分34、36を間隙Gを形成するように開いて行われ
る。この状態でカッター32を下降すると、チューブ1
の一部が切断台30の間隙Gに入り込んで切り残し部分
を形成し、チューブ1が半切りされる。半切りの程度
は、間隙Gの大きさによって定まる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、電線等を
識別するために種々の文字、記号等を表示して電線に被
せられる識別用チューブ等(長尺チューブ)に文字、記
号等がマーキング装置のマーキングヘッドによってマー
キングされた部分を後続の識別用チューブ部分から切り
離して形成された複数のマーキング済みチューブ(マー
カーチューブ)を出荷又は保管するのに便宜なようにチ
ューブを切断する方法及びこの方法の実施に用いる装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】チューブマーキング装置によってマーキ
ングして得られマーキング部分毎に切断して得られたマ
ーカーチューブのその後の処理を容易にするために、こ
れらのマーカーチューブを相互に引きちぎることができ
る程度の切り残し部を残して切断することができるよう
な種々のチューブの切断装置を提案している。
【0003】このような切断は、チューブを半切りした
り全切りしたりして達成されるが、従来技術の全切り・
半切り装置は、カッターのストロークを調節した行った
り(実公平1−15517号公報参照)、溝付きの切断
台の溝を有する部分をカッター位置にしたり溝を有しな
い部分をカッター位置にしたりするように切断台を変位
して半切りと全切りとを行ったり、切断台を傾斜面に沿
って変位してカッターの食い込み深さを調節したりして
行われていた(実公平2−24640号公報参照)。
【0004】しかし、カッターのストロークを調節する
装置は、機構が複雑である上に特に小径のチューブを半
切り又は全切りする場合のようにストロークの調節が僅
かであるとその調節が困難であった。また、溝付き切断
台を位置調節する装置は、溝の深さが一定であるため、
種々の径のチューブを半切りする場合に適用することが
できないし、切断台全体を変位すると切断すべきチュー
ブも一緒に変位して半切りと全切りとの切り替えを有効
に行うことができない欠点があった。
【0005】特に、チューブの半切りの程度は、チュー
ブの直径や夏冬等の季節によってチューブ材料の硬さが
変化し、半切りの程度を調節する必要があるが、従来技
術の装置は、このような半切りの程度を調節することが
難しかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する1つの課題は、チューブの半切りと全切りとを簡単
な構成で容易に行うことができ、且つチューブの半切り
の程度を容易に調節することができるチューブの切断方
法及び装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の課題解決
手段は、切断台上のチューブにカッターを入れて前記チ
ューブを全切り又は半切りする方法において、切断台を
開閉自在とし、切断台を開いたときにチューブの切断台
側の一部を切断台の開いた間隙に逃して切り残し部分を
形成してチューブを半切りし、切断台を閉じたときにチ
ューブを全切りし、且つ切断台の開閉の程度に応じてチ
ューブの半切りの程度を設定することを特徴とするチュ
ーブの切断方法を提供することにある。
【0008】本発明の第2の課題解決手段は、チューブ
が載る切断台とこの切断台上のチューブを切断するカッ
ターとから成り、チューブにカッターを入れてチューブ
を全切り又は半切りするチューブの切断装置において、
切断台は、相互に開閉する2つの台部分から成り、カッ
ターは、切断台に突き当たるまでチューブに入り込むス
トロークを有し、切断台の2つの台部分が開いたときに
チューブの切断台側の一部を台部分の開いた間隙に逃し
て切り残し部分を形成してチューブを半切りし、台部分
を閉じたときにチューブを全切りするように切断台の2
つの台部分を開閉する台駆動機構を更に備え、この台駆
動機構は、2つの台部分の開閉の程度を調節することが
できることを特徴とするチューブの切断装置を提供する
ことにある。
【0009】本発明の第の課題解決手段は、第2の
題解決手段によるチューブ切断装置であって、台駆動機
構は、2つの台部分の開閉の程度を調節する可動ストッ
パーを含んでいることを特徴とするチューブの切断装置
を提供することにある。
【0010】このように、切断台を開閉自在とし、且つ
この開閉の程度を調節することがで きるようにし、この
切断台を開いたときに長尺チューブの切断台側の一部を
切断台の開いた間隙に逃して切り残し部分を形成するこ
とによって長尺チューブを半切りし、切断台を閉じたと
きに長尺チューブを全切りするようにすると、切断台の
開閉の程度によって、チューブの半切りの程度(切り残
しの程度)を適宜設定することができる。従って、特
に、チューブの直径や夏冬等の季節によってチューブ材
料の硬さが変化したり、チューブの直径が異なるのに容
易に対応することができる。
【0011】また、台駆動機構が2つの台部分の開閉の
程度を調節する可動ストッパーを含んでいると、切断台
の間隙を任意に設定することができ、1台の切断装置で
チューブの半切りの程度を容易に調節することができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して詳細に述べると、図1及び図2は本発明に係るチュ
ーブ切断装置10を備え、長尺チューブ1にマーキング
を施し、マーキング表示毎に長尺チューブ1を全切りと
半切りとを交互に行い、全切りされたチューブ部分毎に
貼付けテープ4に貼り付けるマーカーチューブ処理系統
12を概略的に示す。この処理系統12は、チューブ切
断装置10の上流側に、例えばサーマルヘッド14を備
えたマーキング装置16を有し、チューブ切断装置10
の下流側にチューブ貼付け装置18を有する。
【0013】マーキング装置16は、図1に示すよう
に、プラテン20上を通過する長尺チューブ1に着色テ
ープ等のマーキングテープ3を介して係合するサーマル
ヘッド14によって長尺チューブ1上にマーキング表示
を施す。サーマルヘッド14は、マーキング指令を受け
てこの長尺チューブ1上にそのマーキング指令に相応す
るマーキング表示を施すので、長尺チューブ1に接触さ
せたままとしてマーキングテープ3と共に長尺チューブ
1を送給することによって長尺チューブ1の長手方向に
複数の文字、記号等を表示することができるが、長尺チ
ューブ1上に施される1つのマーキング表示(一連の文
字、数字、記号群)と隣のマーキング表示との間の間隔
(非マーキング部分)ではマーキングテープ3の送給を
停止するために非マーキング動作中はサーマルヘッド1
4を長尺チューブ1から上方に待避させ、マーキング動
作時のみ長尺チューブ1に係合するのが好ましい。
【0014】長尺チューブ1は、ガイド手段22に案内
されながらチューブ送給手段24によって順次マーキン
グ装置16、チューブ切断装置10及びチューブ貼付け
装置18に図1の矢印方向に送給される。なお、図して
いないが、マーキングテープ3も図示しないマーキング
テープ送給手段によって常に新しいマーキングテープ部
分がマーキング領域(サーマルヘッド14を有する領
域)に位置するようにマーキング動作毎に間欠的に送給
される。
【0015】チューブ貼付け装置18は、図2に示すよ
うに、チューブ切断装置10によって全切りされて後続
のチューブ部分から切り離されるが半切り部1aで相互
に接続されている複数のマーカーチューブ2を貼付けテ
ープ4上に押し付けて貼付ける板ばね製のチューブ貼付
け部材26と、このチューブ貼り付け部材26によって
マーカーチューブ2を貼付けテープ4に押し付ける際に
貼付けテープ4を下支えするように受けるテープ受け部
材28とから成り、貼付けテープ4は、図示しない貼付
けテープ送給手段によって、長尺チューブ1を全切りす
る毎にその後所定ピッチでチューブ貼付け部材26の下
方に送給される。
【0016】本発明のチューブ切断装置10は、図3及
び図4に示すように、長尺チューブ1のマーキング済み
部分1Aを載せる切断台30と、この切断台30の上の
マーキング済み部分1Aを長尺チューブ1の後続部分か
ら切り離すように長尺チューブ1を切断するカッター3
2とから成っている。なお、このカッター32は、この
カッター32を保持するカッターアーム33を手動で又
はカッター昇降駆動源等で自動的に昇降することができ
る。
【0017】切断台30は、図3及び図4に示すよう
に、フレーム31に取り付けられた固定台部分34と固
定台部分34の切り欠き部34aに摺動自在に支持され
た可動台部分36とから成り、可動台部分36は、フレ
ーム31の長穴31aに摺動自在に貫通する2つの案内
桿36a、36bを有する。従って、可動台部分36
は、固定台部分32に対して進退して開閉することがで
きる。図4に示すように、図示の形態では、固定台部分
34と可動台部分36とは、長尺チューブ1を横切る方
向に開閉するが、これらは長尺チューブ1の長手方向に
沿って開閉してもよい。
【0018】チューブ切断装置10は、これらの2つの
台部分34、36を開閉する台駆動機構38を更に備
え、この台駆動機構38は、特に、図3及び図4に示す
ように、フレーム20に取り付けられた双方向ソレノイ
ド40とフレーム32に枢支ピン42によって枢動自在
に支持された連結アーム44とから成り、この連結アー
ム44の一端は、双方向ソレノイド40のアーマチュア
40aにばね46を介して弾性的に連結されており、連
結アーム44の他端は、可動台部分36の一方の案内桿
36bが係入する長穴44aを有する。
【0019】双方向ソレノイド40が図4に示すように
アーマチュア40aが突出する方向に励磁されると、連
結アーム44は、枢支ピン42を中心として図4の反時
計方向に揺動するので、可動台部分36は、固定台部分
34から離反する方向に変位してこれらの台部分34、
36は開く。また、逆に双方向ソレノイド40が図3に
示すように反対方向に励磁されてアーマチュア40aを
引っ込めると、連結アーム44は、図3の時計方向に揺
動するので、可動台部分36は、固定台部分34に接近
する方向に変位してこれらの台部分34、36は閉じ
る。
【0020】図5(A)に示すように、台部分34、3
6が閉じている状態では、その上に載っている長尺チュ
ーブ部分1Aは、カッター32が切断台30に突き当た
るまで下降すると、その全断面が切断されて全切りされ
るが、図5(B)(C)に示すように、台部分34、3
6が隙間Gを保持して開いている状態では、カッター3
2が切断台30に突き当たるまでに下降しても、この切
断台30上のチューブ部分1Aはその切断台30側の下
方部分の一部1a’が台部分34、36の隙間Gに逃げ
込んで切り残し部分(半切り部)1aが形成され、従っ
て同様に、チューブ1Aは、切り残し部分の両側で連続
したままとなる。
【0021】図示の形態では、台駆動機構38は、可動
台部分36の開閉の度合い(間隙Gの大きさ)を調整す
るために、連結アーム44の揺動位置を規制する可動ス
トッパー48を含み、この可動ストッパー48は、固定
台部分34に螺合して連結アーム44の反時計方向の位
置を規制するように連結アーム44に係合している。可
動ストッパー48が、図3の位置に対して進退すると、
可動台部分36の変位量が減少又は増加する。
【0022】可動台部分36の変位量が大きくなって隙
間Gを大きくすると、長尺チューブ1の切断時にこの隙
間Gに逃げる量が多くなって切り残し部分が大きくな
り、逆に可動台部分36の変位量が小さくなって隙間G
が小さくなると、長尺チューブ1の切断時にこの隙間G
に逃げる量が少なくなって切り残し部分が小さくなる。
これは、長尺チューブ1の半切り部1aが引きちぎれる
程度の切り残し量を長尺チューブ1の直径、材質、環境
温度に応じて調整するためのものである。
【0023】次に、本発明のチューブ切断装置10を用
いてマーカーチューブを処理する方法を概略的に述べる
と、図1に示すように、マーキング装置16のサーマル
ヘッド14がマーキングテープ3を介して長尺チューブ
1のマーキングすべき部分に押し付けられて長尺チュー
ブ1のマーキングすべき部分に一連のマーキング(1つ
のマーカーチューブに相応するマーキング)が施され
る。
【0024】一連のマーキングが施されてサーマルヘッ
ド14が上昇すると、チューブ送給手段24によって長
尺チューブ1が未だそれに連続している最初の一連のマ
ーキング済みのチューブ部分共に前進して、後続のマー
キングすべきチューブ部分をマーキング領域に移送す
る。尚、図1及び図2から解るように、この場合、最初
のマーキング済みチューブ部分1Aとその後続部分との
間の切断すべき部分が切断台30上である切断領域(カ
ッター32を有する領域)に位置する。
【0025】次に、サーマルヘッド14が再び下降して
マーキング領域にあるチューブ部分に次の一連のマーキ
ングが施されて後続のマーキング済みチューブ部分1A
が形成される。この第2回目の一連のマーキングは、通
常最初の一連のマーキング表示(マーカー表示)と同じ
表示を有する。第1回目のマーキング済みチューブ部分
1Aと第2回目のマーキング済みチューブ部分1Aとは
セットと成って1組のマーカーチューブ2を構成する。
【0026】第2回目のマーキングが施されている間、
本発明のチューブ切断装置10は、最初のマーキング済
みチューブ部分1Aと次のマーキング済みチューブ部分
1Aとの間を半切りする(図5(B)(C)参照)。こ
れは、図4を参照して既に述べたように、台駆動機構3
8の双方向ソレノイド40を一方向に励磁してそのアー
マチュア40aが図4に示すように右方に変位し、連結
アーム44を反時計方向に揺動し可動台部分36を固定
台部分34に対して開いて行われる。既に、図5(B)
(C)を参照して述べたように、台部分34、36が隙
間Gを保持して開いている状態では、カッター32が切
断台30に突き当たるまでに下降しても、この切断台3
0上のチューブ部分1Aの下方の一部1a’が台部分3
4、36の隙間Gに逃げ込んで切り残し部分(半切り
部)1aが形成され、従ってチューブ1Aは、切り残し
部分の両側で連続したままとなる。
【0027】半切り部1aで連続する一組のマーカーチ
ューブ2と後続の長尺チューブとの間は全切りされる
(図5(A)参照)。これは、図3を参照して既に述べ
たように、台駆動機構38の双方向ソレノイド40を反
対方向に励磁してそのアーマチュア40aが図3に示す
ように左方に変位し、連結アーム44を時計方向に揺動
し可動台部分36を固定台部分34に対して閉じて行わ
れる。
【0028】一方、このチューブの全切り動作と共に、
チューブ貼付け装置18のチューブ貼付け部材26が下
降して貼付けテープ4上にマーカーチューブ2が貼り付
けられる(図6参照)。チューブ2の貼付け終了後、貼
付けテープ4が所定のピッチ前進して次のマーカーチュ
ーブ2の貼付けに備える。
【0029】図示の実施の形態では、図1及び図2に示
すように、チューブ貼付け装置18のテープ受け部材2
8は、貼付けテープ4をマーカーチューブ2の移送方向
の下流側に向けて次第に下降するように斜めに傾斜して
配置されているが、これは、マーカーチューブ2が貼付
け領域に前進する際に貼付けテープ4がこの前進を妨げ
ることがないようにするためである。
【0030】また、図2に示すように、貼付け領域から
下流側にテープ受け部材28の側方に貼付けテープ4の
滑り止めを兼ねてこの貼付けテープ受け部材28を幅方
向に拡張するように補助受け部材28Aが設けられてい
る。この補助受け部材28Aは、図2に示すように、セ
ットとなっているマーカーチューブ2が貼付けテープ4
の移送中に貼付けテープ4と共に重みで斜めに偏向した
り、最初のチューブ部分2Aが垂れ下がるのを防止する
機能を有する。
【0031】マーカーチューブ2の直径、材質、季節に
基づく材料の硬度の変化に応じて、切り残し部(半切り
部1a)の大きさを変えたい場合には、既に述べたよう
に、可動ストッパー48をねじ込み量を調節して進退す
る。即ち、可動ストッパー48を図4の位置から更に後
退すると、可動台部分36の変位量が増加して間隙Gが
大きくなり、また可動ストッパー48が逆に前進する
と、可動台部分36の変位量が減少して間隙Gが小さく
なる。
【0032】可動台部分36の変位量が大きくなって隙
間Gを大きくすると、長尺チューブ1の切断時にこの隙
間Gに逃げる量が多くなって切り残し部分が大きくな
り、逆に可動台部分36の変位量が小さくなって隙間G
が小さくなると、長尺チューブ1の切断時にこの隙間G
に逃げる量が少なくなって切り残し部分が小さくなる。
このようにして、チューブ1の半切り部1aの大きさを
調整することができる。
【0033】上記実施の形態では、切断台30の台部分
34、36の一方の台部分34を固定とし、他方の台部
分36を可動としたが、両方の台部分34、36が可動
するようにしてもよい。また、この場合、可動ストッパ
ーは、台部分34、36をそれぞれ規制するように別々
に設けてもよいし、片方の台部分のみを規制するように
設けてもよい。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、上記のように、切断台
を開閉自在とし、且つこの開閉の程度を調節することが
できるようにし、切断台を開いたときに長尺チューブの
切断台側の一部を切断台の開いた間隙に逃して切り残し
部分を形成することによってチューブを半切りし、切断
台を閉じたときにチューブを全切りするようにしたの
で、切断台の開閉の程度によって、チューブの半切りの
程度(切り残しの程度)を適宜設定することができる。
従って、特に、チューブの材質、夏冬等の季節によって
チューブ材料の硬さが変化したり、チューブの直径が異
なるのに容易に対応することができる。
【0035】また、台駆動機構が2つの台部分の開閉の
程度を調節する可動ストッパーを含んでいると、切断台
の間隙を任意に設定することができ、1台の切断装置で
チューブの半切りの程度を容易に調節することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るチューブ切断装置を用いてマーカ
ーチューブを処理する処理系統の全体の概略側面図であ
る。
【図2】図1の処理系統のマーキング装置を除く部分の
概略斜視図である。
【図3】本発明のチューブ切断装置の1つの実施の形態
の全切りモードの側面図である。
【図4】図2のチューブ切断装置の半切りモードの側面
図である。
【図5】図3及び図4のチューブ切断装置の全切りモー
ドと半切りモードとを説明するものであり、同図(A)
は、全切りモードの説明図、同図(B)は半切りモード
の説明図、同図(C)は半切りモードの更に一部を拡大
して示す説明図である。
【図6】貼付けテープ上にチューブが貼り付けられた状
態の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 長尺チューブ 1A マーキング済みチューブ部分 1a 半切り部(切り残し部分) 1a’ チューブが隙間Gに逃げ込んだ部分 2 マーカーチューブ 3 マーキングテープ 4 貼付けテープ 10 チューブ切断装置 12 マーカーチューブ処理系統 14 サーマルヘッド 16 マーキング装置 18 チューブ貼付け装置 20 プラテン 22 ガイド手段 24 チューブ送給手段 26 チューブ貼付け部材 28 テープ受け部材 28A 補助受け部材 30 切断台 31 フレーム 31a 長穴 32 カッター 33 カッターアーム 34 固定台部分 34a 切り欠き部 36 可動台部分 36a 案内桿 36b 案内桿 38 台駆動機構 40 双方向ソレノイド 40a アーマチュア 42 枢支ピン 44 連結アーム 44a 長穴 46 ばね 48 可動ストッパー G 切断台30の間隙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B26D 7/20 B26D 1/08 B26D 3/08 B26D 3/16

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切断台上のチューブにカッターを入れて
    前記チューブを全切り又は半切りする方法において、前
    記切断台を開閉自在とし、前記切断台を開いたときに前
    記チューブの切断台側の一部を前記切断台の開いた間隙
    に逃して切り残し部分を形成して前記チューブを半切り
    し、前記切断台を閉じたときに前記チューブを全切り
    し、且つ前記切断台の開閉の程度に応じて前記チューブ
    の半切りの程度を設定することを特徴とするチューブの
    切断方法。
  2. 【請求項2】 チューブが載る切断台と前記切断台上の
    チューブを切断するカッターとから成り、前記チューブ
    に前記カッターを入れて前記チューブを全切り又は半切
    りするチューブの切断装置において、前記切断台は、相
    互に開閉する2つの台部分から成り、前記カッターは、
    前記切断台に突き当たるまで前記チューブに入り込むス
    トロークを有し、前記切断台の2つの台部分が開いたと
    きに前記チューブの切断台側の一部を前記台部分の開い
    た間隙に逃して切り残し部分を形成して前記チューブを
    半切りし、前記台部分を閉じたときに前記チューブを全
    切りするように前記切断台の2つの台部分を開閉する台
    駆動機構を更に備え、前記台駆動機構は、前記2つの台
    部分の開閉の程度を調節することができることを特徴と
    するチューブ切断装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のチューブの切断装置で
    あって、前記台駆動機構は、前記2つの台部分の開閉の
    程度を調節する可動ストッパーを含んでいることを特徴
    とするチューブ切断装置。
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CN107127810A (zh) * 2017-06-22 2017-09-05 天津市吉利光大包装有限公司 一种圆管切线装置

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