JP3022480B2 - 酸素含有ホスファゼン及び第3級アルコールからの組成物、その製法及び有機珪素化合物を平衡化及び/又は縮合させる方法 - Google Patents

酸素含有ホスファゼン及び第3級アルコールからの組成物、その製法及び有機珪素化合物を平衡化及び/又は縮合させる方法

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JP3022480B2 JP10123418A JP12341898A JP3022480B2 JP 3022480 B2 JP3022480 B2 JP 3022480B2 JP 10123418 A JP10123418 A JP 10123418A JP 12341898 A JP12341898 A JP 12341898A JP 3022480 B2 JP3022480 B2 JP 3022480B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、酸素含有ホスファ
ゼン及び第3級アルコールからの組成物、その製法及び
平衡化及び/又は縮合反応によりオルガノポリシロキサ
ンを製造する方法におけるその使用に関する。
【0002】本発明の範囲におけるオルガノポリシロキ
サンの概念には、シロキサンオリゴマーも入ると理解す
べきである。
【0003】
【従来の技術】酸素含有ホスファゼンの存在下での平衡
化及び/又は縮合反応によるオルガノポリシロキサンの
製造は既知であり、例えばUS−A 5380902
(Wacker-Chemie GmbH;1995年1月10日発行)に
記載されている。US−A 5403909(General
Electric Co.;1995年4月4日発行)又は相応する
DE−A 4423924明細書には、酸素含有ホスフ
ァゼン触媒と18以下のKa−値を有する活性プロト
ン少なくとも1個を有する化合物、例えば特に第1級又
は第2級のアルコールとの反応生成物が記載されている
が、これは一般に、塩化水素離脱、暗色着色、沈殿及び
活性低下をもたらす。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的物は、0
〜70℃の温度及び900〜1100hPaの圧力で、
酸素含有ホスファゼンと第3級アルコールとを混合する
ことにより製造される組成物である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の組成物は、酸素
含有ホスファゼンと第3級アルコールとを任意に混合す
ることにより製造することができる。例えば、第3級ア
ルコール又は種々の第3級アルコールの混合物を予め準
備し、所望の濃度を得るために必要な量の酸素含有ホス
ファゼンを添加するか又は逆に第3級アルコール又は種
々の第3級アルコールの混合物を酸素含有ホスファゼン
に添加することができる。
【0006】本発明による組成物の本発明による製造
は、0〜70℃、好ましくは0〜40℃、特に好ましく
は0〜20℃の温度で、かつ大気圧、即ち約900〜1
100hPaの圧力で実施される。各々の場合に、反応
熱を適当な手段で、例えばゆっくり添加すること及び/
又は冷却することより、本発明により製造された組成物
の温度が70℃、好ましくは40℃を越えないようにす
ることに留意すべきである。
【0007】本発明の方法を、酸素又は水を実質的に不
含である雰囲気中で、例えば窒素−、アルゴン−又は一
酸化炭素雰囲気中で実施するのが有利であり、この際、
窒素雰囲気が有利である。
【0008】本発明の組成物の製造のために、酸素含有
ホスファゼンと第3級アルコールとを好ましくは1:1
0〜1:0.5、特に有利には1:5〜1:1の重量割
合で使用する。
【0009】本発明のもう一つの課題は、酸素含有ホス
ファゼンと第3級アルコールとを0〜70℃の温度及び
900〜1100hPaの圧力で混合することによる、
酸素含有ホスファゼン及び第3級アルコールからの組成
物の製法である。
【0010】本発明により使用される酸素含有ホスファ
ゼンは、全ての任意のかつ従来公知の酸素含有ホスファ
ゼンであってよい。これに関しては、例えば先に記載の
US−A 5380902号明細書及びその中に引用さ
れている文献 J.Emsley 等のJ.Chem.Soc.A(197
1)2863頁以降、H.R.Allcock 等の J.Am.Soc.1
07(1985)5167頁以降及び R.De Jaeger 等
の Macromolecules 25(1992)1254頁以降
に記載されている。
【0011】本発明により使用される酸素含有ホスファ
ゼンは、一般式: Y−PCl=N(−PCl=N)−PClO (I) [式中、Yは塩素原子又はヒドロキシル基を表し、nは
0又は1〜8の整数、好ましくは0又は1〜4の整数、
特に好ましくは1〜3を表す]のもの及び/又はその縮
合生成物であるのが有利である。
【0012】Yがヒドロキシル基である場合には、次の
互変異性:
【0013】
【化1】
【0014】[式中、nは、前記のものを意味する]が
存在し、この際、一般に、平衡は、pH<7では、より
左側に、即ち、化合物(I)で、かつ>7では、より右
側に、即ち化合物(I’)で存在する。
【0015】更に、Yがヒドロキシルで、ホスファゼン
が3個より多い燐原子を有する場合には、更なる中間的
連鎖員に該当する限界構造、例えば
【0016】
【化2】
【0017】が存在する。
【0018】従って、OHであるYを有する一般式
(I)の化合物に対する全ての実施態様は、無制限に、
互変異性化合物、例えば式(I’)及び(I”)の化合
物にも該当する。
【0019】式(I)により表現されていないが、塩素
原子は、全て又は部分的に基Qで置換されていてもよ
く、この際、Qは、例えばヒドロキシル基、1価の有機
基、例えばアルコキシ基、アリールオキシ基、塩素以外
のハロゲン原子、有機珪素基及び燐含有基を表す。
【0020】式(I)の酸素含有クロルホスファゼン
は、式中の塩素原子が基Qで置換されていないものであ
るのが有利である。
【0021】本発明による式(I)の酸素含有クロルホ
スファゼンの縮合生成物は、任意の縮合生成物であって
よい。例えば二つの酸素含有クロルホスファゼンの末端
燐原子の所での縮合プロセスがHCl−又は水離脱によ
り経過すると、式中のYが−O−PCl=N(−PC
=N)−PClOを表し、nが前記のものと同
じものを表す、式(I)の酸素含有ホスファゼンが得ら
れる。非末端燐原子の所での縮合反応の際、殊に式
(I)中の少なくとも1個の塩素原子が基Qの意味と同
じヒドロキシル基を有する場合には、式中のQが燐含有
基、例えば
【0022】
【化3】
【0023】を表す式(I)の酸素含有ホスファゼンが
生じる。
【0024】本発明により使用される酸素含有クロルホ
スファゼンの例は、
【0025】
【化4】
【0026】(ここで、Meはメチル基であり、Etは
エチル基であり、Buはn−ブチル基であり、Phはフ
ェニル基である)が特に有利に使用される。
【0027】酸素含有ホスファゼンは、例えば前記の文
献中に記載のような化学で周知の方法により製造するこ
とができる。例えば、酸素含有ホスファゼンは、イオン
性ホスファゼンとヒドロキシル基を有する化合物との反
応により製造することができる。
【0028】本発明の組成物の製造のための本発明の方
法で使用される第3級アルコールは、ヒドロキシル基が
第3級炭素原子に、即ち3個の他の炭素原子に直接結合
している炭素原子に結合しているアルコールである。
【0029】本発明で使用される第3級アルコールは、
18以上のKa−値を有するものであるのが有利であ
る。
【0030】本発明により使用される第3級アルコール
の例は、第3級ブタノール、1,1−ジメチル−1−プ
ロパノール、2,3−ジメチル−2−ブタノール、2,
3−ジメチルー2−ペンタノール、1−メチル−シクロ
ヘキサノール、1−メチル−シクロペンタノール、2−
メチル−2−ヘキサノール、2−メチル−2−ペンタノ
ール、2−メチル−4−トリメチルシリル−2−ブタノ
ール、2−メチル−4−ジメチルフェニルシリル−2−
ブタノール及び2−フェニル−2−プロパノールであ
り、この際、取り扱い安全性の理由から、大気圧、例え
ば900〜11000hPaの圧力で100℃を越える
沸点を有する第3級アルコール、例えば1,1−ジメチ
ル−1−プロパノール(第3級アミアルコール)の使
用が有利である。
【0031】本発明により使用される組成物の製造時に
使用される成分は、それぞれ、このような成分の1種で
も、それぞれの1成分の少なくとも2種の混合物であっ
てもよい。
【0032】本発明の方法は、本発明の組成物を簡単な
方法で製造できる利点を有する。
【0033】更に、本発明の方法は、非常に僅かな量の
みの遊離塩化水素を発生し、この成分の反応は良好に制
御可能に進行する利点を有する。
【0034】本発明による組成物は、従来もホスファゼ
ンが使用されていた全ての所で使用することができる。
殊に、これは、有機珪素化合物の平衡化及び/又は縮合
のための方法における触媒として好適である。
【0035】本発明のもう一つの課題は、酸素含有ホス
ファゼン及び第3級アルコールからの本発明による組成
物の存在下で有機珪素化合物を平衡化及び/又は縮合さ
せる方法である。
【0036】本発明により使用される酸素含有ホスファ
ゼン及び第3級アルコールからの組成物の使用量は、ホ
スファゼンに対して、有機珪素化合物の平衡化及び/又
は縮合のための本発明の方法の範囲では、平衡化及び/
又は縮合による有機珪素化合物の製造のための従来公知
方法におけると同じであってよい。しかしながら、酸素
含有ホスファゼン及び第3級アルコールからの本発明に
より使用される組成物の高い作用性に基づき、一般に、
従来公知の方法におけるよりも少ない量で全く充分であ
る。
【0037】有機珪素化合物の平衡化及び/又は縮合反
応の促進のための触媒として有効な酸素含有クロルホス
ファゼン及び第3級アルコールからの組成物は、平衡化
すべき及び/又は縮合すべき有機珪素化合物の全重量に
対して0.1〜1000重量ppm(1000000重
量部当たりの重量部)、特に有利に1〜300重量pp
mの量で使用するのが有利である。
【0038】本発明の方法では、酸素含有ホスファゼン
及び第3級アルコールからの組成物を、殊にそれらが液
状である場合に、純粋物質として使用することができ
る。しかしながら、これを酸素含有クロルホスファゼン
及び第3級アルコールからの組成物と反応しない物質と
混合して使用することもできるが、このことは有利では
ない。従って、本発明による方法では、酸素含有クロル
ホスファゼン及び第3級アルコールからの本発明による
組成物を、第3級アルコール以外のハロゲン不含の有機
溶剤と混合して使用することもでき、この際、常圧で1
60℃まで、殊に120℃までの沸点又は沸点範囲を有
する溶剤又は溶剤混合物が有利である。
【0039】このような溶剤の例は、エーテル、例えば
ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル及
びジエチレングリコールジメチルエーテル、エステル、
例えば酢酸メチル、酢酸エチル、n−及びイソ−プロピ
ルアセテート、ジエチルカーボネート及びエチルホルミ
アート、炭化水素、例えばペンタン、n−ヘキサン、ヘ
キサン−イソマー混合物、シクロヘキサン、ヘプタン、
オクタン、洗浄用ベンジン、石油エーテル、ベンゾー
ル、トルオール及びキシロール、ケトン、例えばアセト
ン、メチルエチルケトン、ジエチルケトン及びメチルイ
ソブチルケトン、アミド、例えばジメチルホルムアミド
及びN−メチルピロリドン、並びにこれら溶剤の混合物
であり、この際、炭化水素、殊にトルオール及びキシロ
ール及びエステル、殊に酢酸エチルが特に有利である。
【0040】本発明の方法で、酸素含有ホスファゼン及
び第3級アルコールからの組成物が第3級アルコール以
外のハロゲン不含の有機溶剤と混合して使用される場合
には、本発明により使用される組成物の濃度は、混合物
の重量に対して0.01〜50重量%、特に有利には0.
1〜20重量%である。
【0041】所望の場合には、酸素含有ホスファゼン及
び第3級アルコールからの本発明により使用される組成
物を、もちろんハロゲン含有溶剤と混合して使用するこ
ともできるが、これは、殊に毒物学的観点で大抵は望ま
しくない。
【0042】本発明の方法では、有機珪素化合物とし
て、従来もホスファゼンを主剤とする触媒の存在下に平
衡化及び/又は縮合することのできた任意の有機珪素化
合物を使用することができる。
【0043】有機珪素化合物の縮合反応は、殊に水の排
除下での2個のSi−結合ヒドロキシル基の反応、更
に、例えばアルコール排除下でのSi−結合ヒドロキシ
基とSi−結合アルコキシ基との、又はハロゲン化水素
の排除下でのSi−結合ハロゲンとの反応である。平衡
化反応とは、シロキサン単位中のシロキサン結合の転位
と理解される。この場合に、同じ又は異なる粘度のシロ
キサン単位1個以上が、任意の量比で、平衡化生成物の
粘度の変更を伴って又は伴わずに、かつ、平衡化生成物
中の環状ポリシロキサンの平衡濃度の達成を伴って又は
伴わずに平衡化反応を受けることができる。
【0044】平衡化−及び縮合反応は、屡々同時に進行
する。
【0045】本発明の方法は、有利な平衡化反応に関す
る。
【0046】本発明の方法で使用できる有機珪素化合物
は一般に公知であり、屡々、一般式: X(SiRO)SiRX (II) 及び (SiRO)(III) [式中、Rは同一又は異なるものであってよく、水素又
は置換又は非置換の1価の炭化水素基を表し、Xは、同
一又は異なるものであってよく、ヒドロキシル基、基
−R1(は1価の有機基である)、−OSiR
(Rは前記と同じものである)又はハロゲン原子を表
し、aは0又は最低1、好ましくは2〜1000、特に
好ましくは2〜500の整数であり、bは、3〜12、
好ましくは4〜8の整数、殊に好ましくは4である]で
示される。
【0047】屡々使用される式により表されないが、ジ
オルガノシロキサン単位の5モル%までは、他のシロキ
サン単位、例えばRSiO3/2−及び/又はSiO
4/2−単位で換えられていてよく、この際、Rはこれ
に関して先に記載の意味を有する。更に、記載の式中
で、ジオルガノシロキサン単位の10モル%までは、D
E−A 3914896、DE−A 4123423及
びDE−A 19522144に記載のように、カルボ
シロキシ単位で換えられていてよい。
【0048】基Rが水素原子及び炭素原子1〜18を有
する炭化水素基であるのが有利であり、この際、炭素原
子数1〜4を有する炭化水素基、殊にメチル基が特に有
利である。
【0049】基Rの例は、アルキル基、例えばメチル
−、エチル−、n−プロピル−、イソ−プロピル−、n
−ブチル−、イソ−ブチル−、t−ブチル−、n−ペン
チル−、イソ−ペンチル−、ネオ−ペンチル−、t−ペ
ンチル基、ヘキシル基、例えばn−ヘキシル基、ヘプチ
ル基、例えばn−ヘプチル基、オクチル基、例えばn−
オクチル基及びイソ−オクチル基、例えば2,2,4−
トリメチルペンチル基、ノニル基、例えばn−ノニル
基、デシル基、例えばn−デシル基、ドデシル基、例え
ばn−ドデシル基、オクタデシル基、例えばn−オクタ
デシル基;アルケニル基、例えばビニル−、アリル−、
n−5−ヘキセニル−、4−ビニルシクロヘキシル−及
び3−ノニルボルネニル基;シクロアルキル基、例えば
シクロペンチル−、シクロヘキシル−、4−エチルシク
ロヘキシル−、シクロヘプチル基、ノルボルニル基及び
メチルシクロヘキシル基;アリール基、例えばフェニル
ー、ビフェニリル−、ナフチル−及びアンスリル−及び
フェンアンスリル基;アルカリール基、例えばo−、m
−、p−トリル基、キシリル基及びエチルフェニル基;
アラルキル基、例えばベンジル基、α−及びβ−フェニ
ルエチル基である。
【0050】置換された1価の炭化水素基Rの例は、シ
アンアルキル基、例えばβ−シアンエチル基、ハロゲン
アルキル基、例えば3,3,3−トリフルオロプロピル
基及びγ−クロルプロピル基、ハロゲンアリール基、例
えばo−、m−及びp−クロルフェニル基、3−ヒドロ
キシプロピル基、アシロキシアルキル基、例えばγ−ア
クリルオキシプロピル基及びγ−メタクリルオキシプロ
ピル基である。
【0051】基Rは、好ましくは炭素原子数1〜4を
有するアルキル基、特にメチル−及びエチル基が有利で
ある。
【0052】本発明の方法で使用される式(II)の有
機珪素化合物の粘度は、それぞれ25℃の温度で、0.
6〜10mm2/s、特に有利には、10〜10
/sである。
【0053】式(II)の化合物の例は、25℃での粘
度80mm/sを有するα,ω−ジヒドロキシジメチ
ルポリシロキサン、25℃での粘度20000mm
sを有するα,ω−ジヒドロキシジメチルポリシロキサ
ン、25℃での粘度40mm /sを有するα,ω−ジ
クロルジメチルポリシロキサン、25℃での粘度25m
/sを有するα,ω−ビス(トリメチルシロキシ)
ポリメチルヒドロゲンシロキサン、25℃での粘度20
mm/sを有するα,ω−ビス(トリメチルシロキ
シ)ポリジメチルシロキサン、ヘキサメチルジシロキサ
ン及び1,3−ジビニル−1,1,3,3−テトラメチ
ルジシロキサンである。
【0054】式(III)の化合物の例は、ヘキサメチ
ルシクロトリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシ
ロキサン及びデカメチルシクロペンタシロキサンであ
る。
【0055】式(II)中でXが−OSiR(ここ
で、Rは前記のものである)を表す場合には、これは、
連鎖長を調節する有機珪素化合物である。
【0056】更に、本発明の方法では、ホスファゼンを
主剤とする触媒の存在下に平衡化及び/又は縮合のため
に従来公知の方法でも共用することができた任意の連鎖
長調節性有機珪素化合物を使用することができる。
【0057】このような連鎖長調節性の有機珪素化合物
は、Xが−OSiRである式(II)の化合物と並ん
で、式: R SiZ (IV) [式中、Rは、同一又は異なるものであってよく、R
に記載のものを表し、Zはヒドロキシル基、基 −OR
(ここで、Rは1価の有機基である)又はハロゲン
原子を表す]のものであるのが有利である。
【0058】基Rの例は、Rに記載と同じ有機基の例
である。
【0059】Zは、有利にヒドロキシル基、塩素原子、
メトキシ基及びエトキシ基である。
【0060】式(IV)の化合物の例は、トリメチルク
ロルシラン及びトリメチルメトキシシランである。
【0061】使用される連鎖長調節性有機珪素化合物の
量は、縮合及び/又は平衡化により製造されるオルガノ
ポリシロキサンの分子量の所望の大きさにより決まり、
既に周知である。
【0062】本発明により使用される有機珪素化合物
は、市販製品であるか又はシリコン−化学で慣用の方法
により製造可能である。
【0063】本発明の方法で使用される個々の成分は、
それぞれ、このような成分の1種であっても、このよう
な成分の少なくとも2種の混合物であってもよい。
【0064】使用温度及び圧力は、本発明の方法で同様
に、有機珪素化合物の平衡化及び/又は縮合のための従
来公知の方法におけると同じであってよい。
【0065】本発明による平衡化−及び/又は縮合反応
は、有利に50〜200℃、特に有利に80〜160℃
で実施される。
【0066】この平衡化−及び/又は縮合反応は、大気
圧、即ち900〜1100hPaの圧力で実施すること
ができる。縮合時に形成される分解生成物、例えば水、
HCl又はアルコールの排除を容易にするために、有機
珪素化合物の平衡化及び/又は縮合を80kPaより低
い圧力で実施するのが有利である。しかしながら、この
縮合、殊にこの平衡は、より高い圧力で実施することも
可能である。
【0067】本発明の方法は、回分法でも連続的にも実
施することができる。
【0068】所望の粘度の達成の後に、本発明の方法の
範囲で得られた有機珪素化合物の粘度を一定に保持する
ことができ、ここでは、本発明により使用された触媒又
はこの触媒から縮合すべき及び/又は平衡化すべき有機
珪素化合物との反応により形成された、同様に有機珪素
化合物の平衡化及び/又は縮合を促進する反応生成物
が、従来もホスファゼンと関連して使用された抑制剤又
は失活剤、例えばトリイソノニルアミン、n−ブチルリ
チウム、リチウムシロキサノレート、アンモニア水、ヘ
キサメチルジシラザン及び酸化マグネシウムの添加によ
り抑制又は失活される。
【0069】本発明の方法で使用される成分相互の良好
な分配を確保するために、これら物質の混合物を本発明
の方法を実施する間に運動させるのが有利である。
【0070】本発明により製造されたオルガノポリシロ
キサン、殊に線状オルガノポリシロキサンは、従来公知
の方法で有機珪素化合物の平衡化及び/又は縮合により
得られた線状オルガノポリシロキサンも使用できた全て
の用途に、例えば、手入れ剤及び化粧品処方のために、
繊維平滑剤として、オルガノポリシロキサンエラストマ
ーの製造のために(この際、架橋は、線状オルガノポリ
シロキサンの末端単位の種類に応じて、縮合、例えばS
i−結合ビニル基へのSi−結合水素の付加又はラジカ
ル形成により行うことができる)、かつ、粘着性物質を
反発する被覆の製造のために使用することができる。
【0071】有機珪素化合物の平衡化及び/又は縮合の
ための本発明の方法は、その実施が簡単であり、高い収
率が得られる利点を有する。
【0072】更に、平衡化及び/又は縮合のための本発
明の方法は、平衡状態が迅速に達成されるか、又は平衡
調節が僅かの量の触媒を用いて可能である利点を有す
る。
【0073】平衡化及び/又は縮合プロセスを促進する
本発明による酸素含有ホスファゼン及び第3級アルコー
ルからの組成物は、非常に高い活性を示し、更に数週間
にわたり貯蔵可能である。
【0074】更に、本発明の組成物は、それが無色から
高々黄色に着色されており、数週間にわたるの貯蔵の際
にも暗色化する傾向がない利点を有する。
【0075】次に記載の実施例では、特に記載のない限
り、全ての「部」及び「%」は重量に関する。更に、全
ての粘度データは、25℃の温度に関連している。他に
記載のない限り、次の実施例は、大気圧、即ち約100
0hPaの圧力及び室温、即ち約20℃、又は室温で反
応成分を一緒にする際に付加的な加熱又は冷却をせずに
生じる温度で実施した。
【0076】次の実施例中で使用されている酸素含有ホ
スファゼンAは、式: PCl=N(−PCl=N)−PClO (式
中、nは、0〜2、平均1である)を有し、先に引用し
たUS−A 5380902の実施例1に記載の方法に
より製造された。
【0077】
【実施例】
例1 酸素含有ホスファゼンA 66.7gを窒素雰囲気下に
予め装入した。これに合計4時間の時間にわたり撹拌下
に第3級ブタノール100gを滴加して、内部温度が4
0℃を超えないようにする。粘度3.60mm/sを
有する澄明で黄色の溶液166gが得られる。
【0078】例2 第3級ブタノール100gの代わりに第3級アミアル
コール100gを使用することで変更して、例1に記載
の操作法を繰り返す。粘度11.25mm/sを有す
る均質で僅かに濁っている溶液166gが得られる。
【0079】例3 第3級ブタノール100gを窒素雰囲気下に予め装入す
る。これに、撹拌下に合計4時間にわたり酸素含有ホス
ファゼンA66.7gを滴加して、内部温度が40℃を
超えないようにする。粘度11.29mm/sを有す
る澄明で黄色の溶液166gが得られる。
【0080】例4 1,3−ジビニルテトラメチルジシロキサン50gを1
00℃で、粘度35mm/sのメチル基で末端閉鎖さ
れたポリジメチルシロキサン350g及び例1で得られ
た溶液0.1gを用いて撹拌下に平衡化させる。30分
後に、8.9mm /sの粘度に達し、これは、更なる
30分後にももはや変化しない(開始粘度:18.4m
/s)。
【0081】比較例1 触媒として例1による溶液の代わりに酢酸エチル中の酸
素含有ホスファゼンAの40%溶液を使用することで変
更して、例4に記載の方法を繰り返す。90分後に粘度
は17.4mm/sに達している。このシロキサン混
合物は、平衡状態で存在しない。
【0082】例5 1,3−ジビニルテトラメチルジシロキサン50g、デ
カメチルシクロペンタシロキサン10g及び粘度200
00mm/sのα,ω−ジヒドロキシポリジメチルシ
ロキサン100gからの混合物を、例1で得られた溶液
28μlの添加により65℃で撹拌下に平衡化させる。
4時間後に、8.7mm/sの粘度に達している(開
始粘度:740mm/s)。
【0083】比較例2 触媒として例1による溶液の代わりに酢酸エチル中の酸
素含有ホスファゼンAの40%溶液を使用することで変
更して、例5に記載の方法を繰り返す。4時間後に、2
32mm/sの粘度に達している(開始粘度:740
mm/s)。
【0084】例6 粘度10000mm/sのメチル基で末端閉鎖された
ポリジメチルシロキサン197gを、1,3−ジビニル
テトラメチルジシロキサン10gを用いて、例2で得ら
れた溶液50μlの添加下に95℃で撹拌下に平衡化さ
せる。25分後に、63.8mm/sの粘度に達して
おり、これは更なる15分の後になお63.5mm
sまで低下しただけである。
【0085】比較例3 触媒として例2による溶液の代わりに酢酸エチル中の酸
素含有ホスファゼンAの40%溶液を使用することで変
更して、例6に記載の方法を繰り返す。90分後に、2
40mm/sの粘度が得られるが、この際には、なお
平衡は達成されない。
【0086】比較例4 第3級ブタノールの代わりにn−ブチルアルコールを使
用し、この際、HCl−ガスの発生下に無制御加熱を行
うことで変更して、例1に記載の方法を繰り返す。使用
n−ブチルアルコールの完全添加の後に、高分子量の難
溶性物質の相分離及び析出が起こる。
【0087】比較例5 第3級ブタノールの代わりに第2級ブチルアルコールを
使用することで変更して、例1に記載の操作法を繰り返
す、この際、HCl−ガスの著しい発生が始まる。得ら
れらた溶液は、冷却時に難溶性の物質を析出する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI // C07B 61/00 300 C07B 61/00 300 (72)発明者 クリスティアン ヘルツィヒ ドイツ連邦共和国 ヴァーギング アム ゼー ルートヴィヒ−フェルバー−シ ュトラーセ 16 (72)発明者 ラインハルト シュタルバウアー ドイツ連邦共和国 ツァイルアルン マ ナースドルフ 83 (56)参考文献 特開 平6−345871(JP,A) 特開 平6−345874(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08G 77/08 C08G 77/10

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有機珪素化合物の平衡化及び/又は縮合
    用触媒において、該触媒は、0〜70℃の温度及び90
    0〜1100hPaの圧力で酸素含有ホスファゼンと第
    3級アルコールとを混合することにより製造されたもの
    であり、その際、酸素含有ホスファゼンは、一般式: Y−PCl=N(−PCl=N)−PClO (I) [式中、Yは塩素原子又はヒドロキシル基を表し、nは
    0又は1〜8の整数を表す]のもの及び/又はその縮合
    生成物であることを特徴とする、有機珪素化合物の平衡
    化及び/又は縮合用触媒。
  2. 【請求項2】 第3級アルコールは、18以上の
    −値を有するものである、請求項1に記載の触媒
  3. 【請求項3】 酸素含有ホスファゼンと第3級アルコー
    ルとを、0〜70℃の温度及び900〜1100hPa
    の圧力で混合することを特徴とする、請求項1から2の
    いずれか1項に記載の触媒を製造する方法。
  4. 【請求項4】 請求項1から2のいずれか1項に記載の
    触媒の存在下に、有機珪素化合物を平衡化及び/又は縮
    合させる方法。
  5. 【請求項5】 触媒を0.1〜1000重量ppm(1
    000000重量部当たりの重量部)の量で使用する、
    請求項4に記載の方法。
JP10123418A 1997-05-07 1998-05-06 酸素含有ホスファゼン及び第3級アルコールからの組成物、その製法及び有機珪素化合物を平衡化及び/又は縮合させる方法 Expired - Lifetime JP3022480B2 (ja)

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DE19719340A1 (de) 1998-11-12
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DE59800024D1 (de) 1999-09-30
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