JP3022315U - 電力自動検針システム - Google Patents

電力自動検針システム

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JP3022315U
JP3022315U JP1995009285U JP928595U JP3022315U JP 3022315 U JP3022315 U JP 3022315U JP 1995009285 U JP1995009285 U JP 1995009285U JP 928595 U JP928595 U JP 928595U JP 3022315 U JP3022315 U JP 3022315U
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正己 長瀬
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アイトロンデータ・テック株式会社
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(57)【要約】 【課題】集合住宅等の同一低圧配電線に多数の積算電力
量計が接続される場合において、各積算電力量計の検針
データの収集を自動的に且つ効率的に行なう。 【解決手段】親メータ4に設けられているマスタ装置
は、毎月定められた日の設定時刻に親メータ4及び子メ
ータ5a,5b,…の各スレーブ装置に検針指令を出力
し、配電線搬送手順により検針を行なわせる。親メータ
4及び各子メータ5a,5b,…に設けられているスレ
ーブ装置は、マスタ装置13からの指示に従って各積算
電力量計の指針値を読取り、低圧配電線搬送方式を用い
てアドレスデータと共にマスタ装置に送信する。マスタ
装置は、各スレーブ装置からの検針データをメモリに蓄
積する。その後、親メータ4は、電力供給事業者7から
の呼び出し信号が送られてくると、メモリに蓄積してい
る検針データを読出し、PHS通信手順によるデータに
変換してPHS通信網8により電力供給事業者7へ伝送
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、例えば集合住宅、工場施設等の同一低圧配電線内に複数個の積算電 力量計が存在する所を対象として使用電力量の自動検針を行なう電力自動検針シ ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えばアパートやマンション等の集合住宅では、同一低圧配線に接続さ れる積算電力量計を各戸別に設置し、それぞれ毎日の電力使用量を計量して積算 している。そして、検針員が例えば毎月集合住宅まで出向き、各戸別毎に設けら れている積算電力量計の指針値を目視にて読取っている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
近年、集合住宅では、高層のビルが多くなって益々大型化しており、各戸毎に 設置される積算電力量計の数が非常に多くなっている。このため従来のように検 針員が集合住宅まで出向いて各積算電力量計の指針値を目視にて読取る方法では 、1つの集合住宅だけでも検針に多くの時間が掛かり、検針効率が非常に悪いと いう問題があった。
【0004】 本考案は上記の課題を解決するためになされたもので、集合住宅などの場合の ように同一低圧配電線に多数の積算電力量計が接続される場合において、各積算 電力量計の検針を自動的に且つ効率的に行ない得る電力自動検針システムを提供 することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、同一低圧配電線に接続される複数の積算電力量計の検針を自動的に 行なう電力自動検針システムにおいて、 上記低圧配電線に接続される積算電力量計と、この積算電力量計により計量さ れた検針データを低圧配電線搬送方式によりメータ識別情報と共に上記低圧配電 線を介して出力するスレーブ装置とからなる複数の子メータと、 上記各子メータからそれぞれ低圧配電線を介して送られてくるメータ識別情報 を含む検針データを受信してメモリに蓄積するマスタ装置と、電力供給事業者か らのPHS通信網による呼び出し信号を受信し、上記メモリに蓄積されている検 針データをPHSアンテナよりPHS通信網を介して電力供給事業者へ送信する PHS通信回路とからなる親メータと、 を具備したことを特徴とする
【0006】
【考案の実施の形態】
以下、図面を参照して本考案の一実施形態を説明する。 図1は、本考案の一実施形態に係る電力自動検針システムの全体構成図である 。同図において、1は集合住宅で、低圧の屋外電力配線2が集合住宅1内に低圧 屋内配電線3として引き込まれ、この低圧屋内配電線3に1つの親メータ4と複 数の子メータ5a,5b,…が接続される。上記親メータ4及び子メータ5a, 5b,…は、各戸別に設置される。親メータ4は簡易型携帯電話通信回路(以下 、PHS通信回路(基盤)という)を内蔵した積算電力量計であり、子メータ5 a,5b,…は検針データ搬送用のスレーブ装置を内蔵した積算電力量計である 。上記親メータ4及び子メータ5a,5b,…については、詳細を後述する。
【0007】 上記親メータ4は、PHS基地局6を介して電力供給事業者7との間で双方向 情報通信を行なう。この場合、親メータ4とPHS基地局6との間はPHS通信 網8を使用し、PHS基地局6との間は一般電話公衆回線9等を使用する。
【0008】 次に上記親メータ4について図2により説明する。 親メータ4は、図2に示すように積算電力量計11、スレーブ装置12、マス タ装置13、メモリ14、PHS通信回路15、PHSアンテナ16により構成 される。このPHSアンテナ16は、PHS基地局6との間で電波を送受信する ためのものである。 上記積算電力量計11は、上記低圧屋内配電線3の1次側配線3aと、各電力 の契約者側に設けられた2次側配線3bとの間に接続され、契約者の使用した電 力量を計量する。スレーブ装置12は、電力契約者に対応した特定のアドレス( メータ識別情報)が設定されており、マスタ装置13からの指令により、積算電 力量計11の積算電力量を読取り、低圧配電線搬送方式(スペクトラム拡散方式 を応用した周波数変調及び周波数ホッピング方式)を用いてアドレスデータと共 にマスタ装置13に出力する。 マスタ装置13は、現在の日時を計時する計時機能を備えており、例えば毎月 定められた日の設定時刻になると、スレーブ装置12及び子メータ5a,5b, …のスレーブ装置に検針指令を出力して定期的に検針処理を行なわせる。そして 、マスタ装置13は、上記スレーブ装置12及び各子メータ5a,5b,…のス レーブ装置から送られてくる検針データをメモリ14に蓄積する。その後、電力 供給事業者7から呼び出し信号が送られてくると、マスタ装置13は、メモリ1 4に記憶している検針データを読出し、PHS通信回路15により一括して電力 供給事業者7へ送信する。
【0009】 一方、子メータ5a,5b,…は、図3に示すように積算電力量計21及びス レーブ装置22からなり、積算電力量計21が上記低圧屋内配電線3の1次側配 線3aと、各電力の契約者側に設けられた2次側配線3bとの間に接続され、契 約者の使用した電力量を計量する。各子メータ5a,5b,…に設けられるスレ ーブ装置22は、それぞれ電力契約者毎に特定のアドレスが設定されており、親 メータ4のマスタ装置13から検針指令が与えられると、積算電力量計11の積 算電力量を読取り、低圧配電線搬送方式を用いてアドレスデータと共に1次側配 線3aによりマスタ装置13へ伝送する。
【0010】 なお、上記親メータ4の積算電力量計11とスレーブ装置12との間、及び各 子メータ5a,5b,…の積算電力量計21とスレーブ装置22との間には、図 示しないがそれぞれメータ・インタフェースが設けられており、積算電力量計1 1,21により計量された使用電力量がメータ・インタフェースに記憶されるよ うになっている。積算電力量計11,21が機械式の場合には、指針の回転に伴 ってパルス信号が出力されるので、このパルス信号をメータ・インタフェースに おいて計数し、使用電力量に換算して記憶する。また、積算電力量計11,21 が電子式の場合には、積算電力量計11,21からデジタルの計量データが出力 されるので、その計量データをメータ・インタフェースでそのまま記憶する。
【0011】 次に上記実施形態に全体の動作を説明する。 親メータ4に設けられているマスタ装置13は、毎月定められた日の設定時刻 になると、親メータ4内のスレーブ装置12及び各子メータ5a,5b,…の全 てのスレーブ装置22に検針指令を出力し、配電線搬送手順(順次呼び出し方式 )により定期的に検針を行なわせる。親メータ4に設けられているスレーブ装置 12は、マスタ装置13からの指示に従って積算電力量計11の積算電力量を読 取り、低圧配電線搬送方式を用いて検針データをアドレスデータと共にマスタ装 置13に出力する。 また、同様に各子メータ5a,5b,…においても、マスタ装置13からの指 令に基づいて積算電力量計21の積算電力量を読取り、低圧配電線搬送方式を用 いて検針データをアドレスデータと共に1次側配線3aによりマスタ装置13へ 伝送する。 マスタ装置13は、親メータ4内のスレーブ装置12及び各子メータ5a,5 b,…のスレーブ装置22から送られてくる全検針データをアドレスデータと共 にメモリ14に蓄積する。このようにして集合住宅1に設置されている全ての積 算電力量計に対する検針データがメモリ14に蓄積される。
【0012】 その後、電力供給事業者7からPHS基地局6を介して親メータ4に呼び出し 信号が送信される。親メータ4は、電力供給事業者7からの呼び出し信号をPH Sアンテナ16及びPHS通信回路15により受信し、マスタ装置13に入力す る。これによりマスタ装置13は、メモリ14に記憶している全ての検針データ (アドレスデータを含む)を読出し、PHS通信回路15に入力する。PHS通 信回路15は、メモリ14から読出された検針データをPHS通信手順によるデ ータに変換し、PHSアンテナ16よりPHS基地局6を介して電力供給事業者 7へ伝送する。この電力供給事業者7は、親メータ4から送られてきた検針デー タに基づいて、各電力契約者に対する使用電力料金の請求処理等を行なう。
【0013】 以下、同様にして親メータ4のメモリ14に記憶されている検針データが毎月 更新され、呼び出し信号に基づいて電力供給事業者7へ送られる。 このようにして集合住宅1の各戸別に設けられている多数の積算電力量計に対 し、自動的に検針が行なわれる。従って、検針員が集合住宅1まで出向いて各積 算電力量計の指針値を目視にて読取る必要がなくなり、検針効率を著しく向上す ることができる。
【0014】 なお、上記実施形態では、親メータ4内にも積算電力量計11及びスレーブ装 置12を設けた場合について示したが、親メータ4には特に積算電力量計11及 びスレーブ装置12を設けず、子メータ5a,5b,…から送られてくる検針デ ータをメモリ14に蓄積して電力供給事業者7へ伝送するようにしても良い。
【0015】 また、上記実施形態では、マスタ装置13は、予め親メータ4のスレーブ装置 12及び子メータ5a,5b,…のスレーブ装置22により定期的に検針を行な わせるようにしたが、その他、例えば、電力供給事業者7から呼び出し信号が与 えられた時にスレーブ装置12及びスレーブ装置22に検針指令を出力して検針 動作を行なわせるようにしても良い。
【0016】 更に、上記実施形態では、集合住宅1の一棟内に、低圧屋内配電線3の配電系 統が1回線設けられた場合について示したが、複数の配電系統が存在する場合に は、各系統にそれぞれ親メータ4を配置すればよい。
【0017】 また、上記実施形態では、積算電力量計の検針データを自動収集する場合につ いて説明したが、更に、例えば積算電力量計の取り付け年月日情報、新規設置時 情報、導通時間情報、故障情報等の個別電力計情報を収集するようにしても良く 、これにより個別情報管理を行なうことが可能となる。
【0018】 また、上記実施形態では、集合住宅に対する自動検針について説明したが、そ の他、例えばスーパー・百貨店・金融機関等の店舗、事務所、工場施設、工事現 場、学校・病院・展示会会場等の公共空間、及びその他、福祉施設、駐車場等の 同一低圧配電線内に複数個の積算電力量計が設置されている所を対象として、積 算電力量計の自動検針、更にはこれに付随する制御を行ない得るものである。
【0019】
【考案の効果】
以上詳記したように本考案によれば、使用電力量の計量時に人手を必要とせず 、電力供給事業者からの遠隔通信信号により集合住宅等の需要家の使用電力量計 量を瞬時に行なうことができ、検針処理の効率化、正確性の向上、オートロック ・マンション等のセキュリティの向上を図ることができる。また、本考案は、親 メータにPHS通信回路を設けて電力供給事業者との間で情報伝送を行なってい るので、全ての積算電力量計にPHS通信回路を搭載する場合に比較して非常に 経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施形態に係る電力自動検針システ
ムの全体構成図。
【図2】同実施形態における親メータの詳細を示すブロ
ック図。
【図3】同実施形態における子メータの詳細を示すブロ
ック図。
【符号の説明】
1 集合住宅 2 屋外電力配線 3 低圧屋内配電線 4 親メータ 5a,5b,… 子メータ 6 PHS基地局 7 電力供給事業者 8 PHS通信網 9 一般電話公衆回線 11 積算電力量計 12 スレーブ装置 13 マスタ装置 14 メモリ 15 PHS通信回路 16 PHSアンテナ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一低圧配電線に接続される複数の積算
    電力量計の検針を自動的に行なう電力自動検針システム
    において、 上記低圧配電線に接続される積算電力量計と、この積算
    電力量計により計量された検針データを低圧配電線搬送
    方式によりメータ識別情報と共に上記低圧配電線を介し
    て出力するスレーブ装置とからなる複数の子メータと、 上記各子メータからそれぞれ低圧配電線を介して送られ
    てくるメータ識別情報を含む検針データを受信してメモ
    リに蓄積するマスタ装置と、電力供給事業者からのPH
    S通信網による呼び出し信号を受信し、上記メモリに蓄
    積されている検針データをPHSアンテナよりPHS通
    信網を介して電力供給事業者へ送信するPHS通信回路
    とからなる親メータと、 を具備したことを特徴とする電力自動検針システム。
JP1995009285U 1995-09-01 1995-09-01 電力自動検針システム Expired - Lifetime JP3022315U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011064634A (ja) * 2009-09-18 2011-03-31 Panasonic Electric Works Sunx Tatsuno Co Ltd 電力計測装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5392613A (en) * 1977-01-25 1978-08-14 Tokyo Electric Power Co Inc:The Data transmission system
JPH07107186A (ja) * 1993-10-01 1995-04-21 Canon Inc リモートhisおよびリモート留守番システム

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