JP3022066U - 蓄電池移動用バンド - Google Patents

蓄電池移動用バンド

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JP3022066U JP1995009022U JP902295U JP3022066U JP 3022066 U JP3022066 U JP 3022066U JP 1995009022 U JP1995009022 U JP 1995009022U JP 902295 U JP902295 U JP 902295U JP 3022066 U JP3022066 U JP 3022066U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案は、蓄電池の外側に横になっている支
持バンドと縦になっている手柄バンドを設置して簡単に
蓄電池を移動する事が出来る蓄電池移動用バンドの改良
に関するものである。 従来、蓄電池の外部まわりより
もやや長くて、両側の端部が接合して丸く形成した横バ
ンドと縦に設置したシートを結合して蓄電池下部に挿入
した後、蓄電池と結合していたが、横バンドとシート各
々の端部を互いに結合した後、蓄電池を持ち上げて、横
バンドとシートの間に挿入しなければならない問題点が
あった。 【解決手段】 両側の端部が結合して丸く形成した手柄
バンド10と、両端を切断した支持バンド12とを連結
体20で結合して、蓄電池14を手柄バンド10と支持
バンド12の内側に挿入した後、支持バンド12の両側
端部を固定して、支持バンド12の両側端部が固定した
状態で、手柄バンド10を使用者の意向に従って、移動
使用する事が出来る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、蓄電池の外側に横になっている支持バンドと、縦になっている手柄 バンドを設置して、簡単に蓄電池を移動する事が出来る蓄電池移動用バンド改良 に関するものである。詳細には、両側端部が結合して丸く形成した手柄バンドと 両端が切断した支持バンドを連結体にて結合して蓄電池を手柄バンドと支持バン ド内側に挿入した後、支持バンド両側端部を固定して、支持バンドの両側の端部 が固定した状態で手柄バンドを使用者の意向に従って左右、又は上下に移動する 事が出来る蓄電池移動用バンドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般的に重量が大きい蓄電池(トラック又はバス等の車輌に使用する蓄電池の 重量は通常30kg〜60kg)を運搬する為、手柄用バンドを付設するので、 通常蓄電池電槽の生産を容易にして、包装と運搬を容易にする為、蓄電池電槽の 外側が平坦又はリブが形成した六面体でありながら、内側に電解液を充填する事 が出来るように空間部を形成する、又蓄電池電槽の外側に蓄電池電槽と一体に突 出した把支部、又は移動用手柄部を形成する事が出来るが、射出成型上大きな困 難な事と包装と運搬(販売地に運搬する時)が困難であるので、蓄電池電槽の外 側に手柄を形成しない。
【0003】 したがって、外部が平坦な蓄電池電槽を形成するのが普通であり、自動車等に 蓄電池を設置する際に、自動車に設置している蓄電池固定用鉄片を開いた状態で 蓄電池を挿入した後、鉄片を固定して使用する。
【0004】 従来の蓄電池は、外部に手柄を形成したが、射出成形等の困難な問題が多いの で、蓄電池電槽の外部を平坦に形成した。
【0005】 従って、この様な蓄電池の場合射出成形が容易で、運搬する事が容易であるが 、使用者が1個ずつ運搬するのがめんどうで、蓄電池を適当に(横と縦にしばる )しばったり蓄電池を両手でだいて移動した。
【0006】 この様な場合、蓄電池をしばったひもが抜けて、蓄電池が落ちる事があり、又 電解液(硫酸)が流出する場合、人体衣服等の損傷を持たらし、安全事故を誘発 する事も有った。
【0007】 この様な事を解決する為、日本特許公開番号第5−28980号、同第5−2 8981号の構成と同じく蓄電池の外部まわりよりもやや長くて、両側の端部が 結合して丸く形成した横バンド(手柄バンド)と縦に設置したシート(支持バン ド)を結合して、蓄電池下部に挿入した後、蓄電池と結合する。
【0008】 日本特許公開番号第5−28981は図7と図8と同じく透明シート100の 両側端部と中央にシート100の長さの方向にならんだ2つの切開部102を形 成して、シート100の両端部に形成した切開部を一致した後、バンド104の 端部を一側切開部102に挿入して、さらにもう一方の側の切開部102にバン ド104を抜き出してバンド104とシート100を結合して、バンド104の 中央に形成した切開部102も上記と同じくバンド104を挿入して、バンド1 04の両側端部を結合する。
【0009】 この様な作業が完了するならば図8のように、バンド104が透明シート10 0の切開部102にはめられ、バンド104とシート100が一体に結合されて 、この様に固定した蓄電池用バンド104と、シート100を蓄電池108下部 から挿入して、蓄電池108の背面中央にバンド104を位置せしめて、シート 100を蓄電池108四角面に挿入して、蓄電池108上部まで引き上げて使用 する。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】
バンド104とシート100が結合した状態で、バンド104の両端部を通常 縫う事で固定しなければならず、この時バンド104の両端部を縫う時、干渉を 受けないようにシート100を移動しながら縫わなければならないし、バンド1 04の両端部を正確に縫う為、生産性が落ちる事である。
【0011】 製作が完了した蓄電池移動用バンド104を蓄電池108下部に挿入する為、 蓄電池108を持ち上げて蓄電池移動用バンド104を挿入しなければならず、 おもさが重い蓄電池108を持ち上げた後、バンド104を蓄電池108背面に 挿入する為、多くの時間がかかるし、多量の蓄電池108を蓄電池移動用バンド 104で挿入する為、多い人件費を要する。
【0012】 又、バンド104が蓄電池108の中央部位を正確に支持しない場合、蓄電池 108が抜ける事が有るし、バンド104を左右に移動せしめて、中央部に位置 矯正をしなければならず、バンド104がシート100と上下には移動可能で、 左右には固定するので、バンド104を蓄電池108中心に移動するためには、 透明シート100を回転しなければならないめんどうな事もある。
【0013】 蓄電池108において、上部面一側、又は中央に多数の充填注入口110を形 成して、蓄電池電槽を透明にして、電解液充填状態を確認する事が出来る。
【0014】 この様な電解液充填注入口110が、バンド104の下部に有る場合、バンド 104が左右に移動出来ないので、充填注入口110に電解液を注入する場合、 シート100とバンド104を回転するなど、多くの問題点があった。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本考案は、従来この様な問題点を解決する為、蓄電池電槽の上下を包んで手で にぎる事が出来る様な長さが長い丸形のバンドの手柄バンドと、電槽を横から包 む事が出来る長さの支持バンドと薄い四角体であるが、内側に四角孔が形成した 連結体を準備した後、連結体を手柄バンド外部面2個所に位置させた後、支持バ ンドを連結体支持環上部に挿入して、手柄バンド下部に挿入して、さらに連結体 の支持環上部に挿入して手柄バンドと支持バンドを連結体で結合する。
【0016】 連結体で、手柄バンドと支持バンドを両側面(2箇所)から固定して蓄電池を 支持バンドの開放した側に挿入した後、支持バンドの両端を結合して、蓄電池を 支持する。
【0017】
【考案の実施の形態】
添付した図面に従って詳細に説明すると、次の通りである。
【0018】 六面体の蓄電池14上部面に電極端子4と充電指示計6と電解液注入口8が形 成して、縦にした手柄バンド10と横にした支持バンド12にて蓄電池14を結 合して、手柄バンド10を上下に移動可能な蓄電池移動用バンドにおいて、蓄電 池14の上、下部と側面をつつみながらやや長さが長くて、両側の端部が接合し た丸い形状の手柄バンド10と、蓄電池電槽を横からつつむ事が出来る支持バン ド12の両側の端部に、両面接着テイプ16を付着するが、両面接着テイプ16 の一側に切開部18を形成して切開部18の深さは、支持バンド12の中心部ま で切開して、切開部18の端部を丸く切開する。
【0019】 やや薄い四角形状で内側に手柄バンド10と支持バンド12の幅よりもやや大 きい四角の通孔を形成した連結体20を手柄バンド10の外側に位置せしめた後 、支持バンド12一側端部を連結体支持環22の上部から手柄バンド10下部に 挿入してさらに、連結体20の支持環22上部に抜き出して、他の側も同一な方 法で、手柄バンド10と支持バンド12を連結体22にて結合する。
【0020】 支持バンド12において、蓄電池電槽2の四すみと結合するめんに折曲部24 を形成して、支持バンド12の両側端部に設置した両側切開部18を相互はめる と、支持バンド12の幅と同一な幅となる。
【0021】 26はかみ、28は把支部である。
【0022】 以上の如く、丸い手柄バンド10と支持バンド12を連結体20で連結して、 支持バンド12の開放部に蓄電池14を挿入して、支持バンド12の両端に設置 している切開部18を互いにはめた後、両面接着テイプ16に設置している紙2 6を取り除き支持バンド12の両側端部を接合する。
【0023】 この様な結合の場合、蓄電池14を持ち上げる事なく、蓄電池14を一側に4 5°程度かたむけた後、開放した支持バンド12側を利用して手柄バンド10を 蓄電池下部に挿入して手柄バンド10を蓄電池14中心に位置せしめた後、支持 バンド12の両端部を固定する事が出来るので、だれにも容易で、かつ迅速に蓄 電池移動用バンドを設置する事が出来る。
【0024】 支持バンド12の両端部に切開部18を形成して、両端部の切開部18を互に はめる事で、支持バンド12が蓄電池電槽2を密着結合して、切開部18の端部 を丸く切開して、その以上の切開を防止するようにして、蓄電池電槽の折曲した 面と、たやすく結合出来る様に支持バンドに折曲部24を形成する。
【0025】 手柄バンド10と支持バンド12を連結体20で結合するので、支持バンド1 2と手柄バンド10が結合した状態で、手柄バンド10を使用者の意思によって 、自由に左右に移動するが、上下に移動する事が出来るし、蓄電池14と蓄電池 移動用バンドが結合した状態で、手柄バンド10の下部に設置している充電指示 計6にて充電状態を容易に確認する事が出来るし、手柄バンド下部に電解液注入 口が形成した場合でも、電解液注入口8に電解液を容易に注入できるし、必要に 従って支持バンド12を下部に抜き出して、蓄電池14と蓄電池移動用バンドを 分離する事が出来る。
【0026】 上記の様に、蓄電池に蓄電池移動用バンドを容易に挿入する事が出来るし、支 持バンドの両端に設置している切開部を結合して耐酸、耐熱性が強い両面接着テ イプで固定して、把持部を容易に左右に移動する事が出来るので、蓄電池上部面 に設置している充電指示計を容易に確める事が出来るし、電解液注入口に容易に 電解液を注入する事が出来る。
【0027】 蓄電池電槽の外側折曲した部分と同じく、支持バンドに折曲部を形成して容易 に支持バンドを蓄電池電槽と結合する事が出来るし、手柄バンドの上部把持部に 容易に手で持つ事が出来る様、手柄を設置する事が出来る。
【0028】 又、手柄バンドを透明にしたら蓄電池電槽の外側に印刷した商標等を鮮明に確 める事が出来るし、耐酸、耐熱性材質にて成る手柄バンドと支持バンドとを連結 体に使用するならば、長期間使用する事が出来る等の効果が有る。
【0029】
【考案の効果】
手柄バンドを自由に上下、左右に動かすことができるので、電解液注入のとき などに便利である。
【提出日】平成7年10月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、蓄電池の外側に、横になっている支持バンドと、縦になっている手 柄バンドを設置して、簡単に蓄電池を移動する事が出来る蓄電池移動用バンドの 改良に関するものである。詳細には、両側端部が結合して丸く形成した手柄バン ドと、両端を切断した支持バンドを連結体にて結合し、蓄電池を手柄バンドと支 持バンドの内側に挿入した後、支持バンドの両側端部を固定し、支持バンドの両 側の端部が固定した状態で手柄バンドを使用者の意向に従って左右、又は上下に 移動する事が出来る蓄電池移動用バンドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般的に重量が大きい蓄電池(トラック又はバス等の車輌に使用する蓄電池の 重量は通常30kg〜60kg)は運搬する為の手柄用バンドを付設するので、 通常、蓄電池電槽は、その生産を容易にして、包装と運搬を容易にする為、蓄電 池電槽の外側が平坦又はリブを形成した六面体であり、内側に電解液を充填する 事が出来るように空間部を形成したものが用いられている。又蓄電池電槽の外側 に蓄電池電槽と一体に突出した把支部、又は移動用手柄部を形成する事が出来る が、射出成型上大きな困難がある事と包装と搬送(販売地に運搬する時)が困難 であるので、蓄電池電槽の外側に手柄を形成しない。
【0003】 したがって、外部が平坦な蓄電池電槽を形成するのが普通であり、自動車等に 蓄電池を設置する際に、自動車に設置している蓄電池固定用鉄片を開いた状態で 蓄電池を挿入した後、鉄片を固定して使用する。
【0004】 このように従来の蓄電池は、外部に手柄を形成したが、射出成形等の困難な問 題が多いので、蓄電池電槽の外部を平坦に形成した。
【0005】 従って、この様な蓄電池の場合、射出成形が容易で、搬送する事が容易である が、使用者が1個ずつ運搬するのが面倒で、蓄電池を適当に(横と縦にしばる) しばったり蓄電池を両手で拘えて移動した。
【0006】 この様な場合、蓄電池をしばったひもが抜けて、蓄電池が落ちる事があり、又 電解液(硫酸)が流出する場合、人体衣服等に損傷を持たらし、安全面で事故を 誘発する事も有った。
【0007】 この様な事を解決する為、日本特許公開番号第5−28980号、同第5−2 8981号の構成と同様に蓄電池の外部まわりよりもやや長くて、両側の端部が 結合して丸く形成した横バンド(手柄バンド)と、縦に設置したシート(支持バ ンド)を結合して、蓄電池下部に挿入した後、蓄電池と結合する移動用バンドが 用いられている。
【0008】 日本特許公開番号第5−28981に示されるものは、図7と図8のように透 明シート100の両側端部と中央とにシート100の長さの方向にならんだ2つ の切開部102を形成して、シート100の両端部に形成した切開部を一致させ た後、バンド104の端部を一側切開部102に挿入して、さらにもう一方の側 の切開部102からバンド104を抜き出してバンド104とシート100を結 合し、シート100の中央に形成した切開部102も上記と同じくバンド104 を挿入して、バンド104の両側端部を結合するものである。
【0009】 この様な作業が完了すれば、図8のように、バンド104が透明シート100 の切開部102にはめられ、バンド104とシート100が一体に結合され、こ の様に固定した蓄電池用バンド104とシート100を、蓄電池108下部から 挿入して、蓄電池108の背面中央にバンド104を位置せしめ、シート100 を蓄電池108の四隅から嵌入して、これを蓄電池108の上部まで引き上げて 使用する。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】
バンド104とシート100が結合した状態で、バンド104の両端部を通常 縫う事で固定しなければならず、この時バンド104の両端部を縫う時、干渉を 受けないようにシート100を移動しながら縫わなければならず、また、バンド 104の両端部を正確に縫う為、生産性が落ちる。
【0011】 製作が完了した蓄電池移動用バンド104を蓄電池108下部に挿入する為、 蓄電池108を持ち上げて蓄電池移動用バンド104を挿入しなければならず、 重量の重い蓄電池108を持ち上げた後、バンド104を蓄電池108背面に挿 入する為に多くの時間を要し、また多量の蓄電池108を蓄電池移動用バンド1 04に挿入する為には、多くの人件費を要する。
【0012】 又、バンド104が蓄電池108の中央部位を正確に支持しない場合、蓄電池 108が抜ける事が有るため、バンド104を左右に移動せしめて、中央部に位 置矯正をしなければならず、その際、バンド104がシート100と上下には移 動可能で、左右には固定されるので、バンド104を蓄電池108の中心に移動 するためには、透明シート100を回転しなければならないので、めんどうであ る。
【0013】 蓄電池108において、上部面の一側、又は中央に多数の充填注入口110を 形成し、蓄電池電槽を透明にして、電解液充填状態を確認する事が出来る。
【0014】 この様な電解液充填注入口110が、バンド104の下部に有る場合、バンド 104が左右に移動出来ないので、充填注入口110に電解液を注入する場合、 シート100とバンド104を回転させなければならないなどの多くの問題点が あった。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本考案は、従来のこの様な問題点を解決する為、蓄電池電槽の上下を包んで手 でにぎる事が出来る様な長さの長い丸形のバンドの手柄バンドと、電槽を横から 包む事が出来る長さの支持バンドと、薄い四角体であるが、内側に四角孔を形成 した連結体を準備した後、連結体を手柄バンド外部面2個所に位置させた後、支 持バンドを連結体支持環上部に挿入し、手柄バンド下部に挿入して、さらに連結 体の支持環上部に挿入して手柄バンドと支持バンドを連結体で結合する。
【0016】 連結体で手柄バンドと支持バンドを両側面(2箇所)から固定し、蓄電池を支 持バンドの開放した側から挿入した後、支持バンドの両端を結合して、蓄電池を 支持する。
【0017】
【考案の実施の形態】
添付した図面に従って詳細に説明すると、次の通りである。
【0018】 六面体の蓄電池14上部面に電極端子4と充電指示計6と電解液注入口8が形 成され、縦にした手柄バンド10と横にした支持バンド12にて蓄電池14を結 合して、手柄バンド10を上下に移動可能にした蓄電池移動用バンドにおいて、 蓄電池14の上、下部と側面をつつみながらやや長さが長くて、両側の端部が接 合した丸い形状の手柄バンド10と、蓄電池電槽を横からつつむ事が出来る支持 バンド12とからなり、支持バンド12は、その両側の端部に両面接着テイプ1 6を付着しており、両面接着テイプ16の一側には切開部18が形成されて切開 部18の深さは支持バンド12の中心部まであり、切開部18の端部が丸くなる ように切開する。
【0019】 やや薄い四角形状で内側に手柄バンド10と支持バンド12の幅よりもやや大 きい四角の通孔を形成した連結体20を手柄バンド10の外側に位置せしめた後 、支持バンド12の一側端部を連結体支持環22の上部から手柄バンド10下部 に挿入してさらに、連結体20の支持環22上部に抜き出し、他の側も同様の方 法で、手柄バンド10と支持バンド12を連結体22にて結合する。
【0020】 支持バンド12において、蓄電池電槽2の四角の角に当接する面に折曲部24 が形成され、支持バンド12の両側端部に設置した両側切開部18を相互に嵌め ると、支持バンド12の幅と同一な幅となる。
【0021】 26は紙、28は把持部である。
【0022】 以上の如く、丸い手柄バンド10と支持バンド12を連結体20で連結して、 支持バンド12の開放部に蓄電池14を挿入し、支持バンド12の両端に設置し ている切開部18を互いに嵌めた後、両面接着テイプ16に設置している紙26 を取り除き支持バンド12の両側端部を接合する。
【0023】 この様にして結合する場合、蓄電池14を持ち上げる事なく、蓄電池14を一 側に45°程度かたむけた後、開放した支持バンド12側を利用して手柄バンド 10を蓄電池下部に挿入して手柄バンド10を蓄電池14の中心に位置せしめた 後、支持バンド12の両端部を固定する事が出来るので、だれにも容易で、かつ 迅速に蓄電池移動用バンドを設置する事が出来る。
【0024】 支持バンド12の両端部に切開部18を形成しているので、両端部の切開部1 8を互いに嵌める事で、支持バンド12が蓄電池電槽2に密着結合する。また、 切開部18の端部を丸く切開して、それ以上の切開を防止するようにしている。 さらに、蓄電池電槽の折曲した面と、たやすく結合出来る様に支持バンドに折曲 部24を形成する。
【0025】 手柄バンド10と支持バンド12を連結体20で結合するので、支持バンド1 2と手柄バンド10が結合した状態で、手柄バンド10を使用者の意思によって 、自由に左右に移動することができ、上下にも移動する事が出来る。このことに より蓄電池14と蓄電池移動用バンドが結合した状態で、手柄バンド10の下部 に設置している充電指示計6にて充電状態を容易に確認する事ができ、また、手 柄バンド下部に電解液注入口を形成した場合でも、電解液注入口8に電解液を容 易に注入でき、さらに必要に応じて支持バンド12を下部に抜き出して、蓄電池 14と蓄電池移動用バンドを分離する事が出来る。
【0026】 上記の様に、蓄電池に蓄電池移動用バンドを容易に挿入する事が出来るし、支 持バンドの両端に設置している切開部を結合し、耐酸、耐熱性が強い両面接着テ イプで固定していることにより、把持部を容易に左右に移動する事が出来るので 、蓄電池上部面に設置している充電指示計を容易に確める事が出来るし、電解液 注入口に容易に電解液を注入する事が出来る。
【0027】 蓄電池電槽の外側の折曲した角部分と合うように支持バンドにも折曲部を形成 しているので、容易に支持バンドを蓄電池電槽と結合する事が出来るし、手柄バ ンドの上部把持部を容易に手で持つ事が出来る様、手柄を設置する事も出来る。
【0028】 又、手柄バンドを透明にすれば蓄電池電槽の外側に印刷した商標等を鮮明に確 める事が出来るし、耐酸、耐熱性材質にて成る手柄バンドと支持バンドとを連結 体に使用するならば、長期間使用する事が出来る等の効果が有る。
【0029】
【考案の効果】
手柄バンドを自由に上下、左右に動かすことができるので、電解液注入のとき などに便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の斜視図
【図2】支持バンド端部を固定する前の状態の斜視図
【図3】連結体で手柄バンドと支持バンドを結合した正
面図
【図4】連結体で手柄バンドと支持バンドを結合した状
態の切断面図
【図5】支持バンドの両端部が結合する前の斜視図
【図6】支持バンドの両端部が結合した状態の切断面図
【図7】従来蓄電池移動用バンドの斜視図
【図8】従来蓄電池移動用バンドに於いて、バンドの透
明シートが結合した状態の切断面図
【符号の説明】
2 蓄電池電槽 4 電極端子 6 充電指示計 8 電解液注入口 10 手柄バンド 12 支持バンド 14 蓄電池 16 両面接着テイプ 18 切開部 20 連結体 22 支持環 24 折曲部
【手続補正書】
【提出日】平成7年10月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 蓄電池移動用バンド
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の斜視図
【図2】支持バンド端部を固定する前の状態の斜視図
【図3】連結体で手柄バンドと支持バンドを結合した正
面図
【図4】連結体で手柄バンドと支持バンドを結合した状
態の縦断面図
【図5】支持バンドの両端部が結合する前の斜視図
【図6】支持バンドの両端部が結合した状態の横断面図
【図7】従来の蓄電池移動用バンドの斜視図
【図8】従来の蓄電池移動用バンドに於いて、バンドの
透明シートが結合した状態の縦断面図
【符号の説明】 2 蓄電池電槽 4 電極端子 6 充電指示計 8 電解液注入口 10 手柄バンド 12 支持バンド 14 蓄電池 16 両面接着テイプ 18 切開部 20 連結体 22 支持環 24 折曲部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦になっている手柄バンドと横になって
    いる支持バンド12を結合して蓄電池14を移動する事
    が出来る従来の蓄電池移動用バンドに於いて、蓄電池1
    4の環よりも長く、両端部が固定している丸い形状の手
    柄バンド10に薄い四角形状であり、しかも中央に四角
    孔が形成した連結体20で、手柄バンド10と蓄電池電
    槽2を横にしばる事が出来る支持バンド12を結合する
    が、蓄電池14を手柄バンド10と支持バンド12の内
    側に挿入して支持バンド12の両側端部を固定した蓄電
    池移動用バンド。
  2. 【請求項2】 請求項1に於いて、手柄バンド10の外
    側面の2箇所に連結体20を位置せしめた後、支持バン
    ド12を連結体20の一側支持環上部を通じて、手柄バ
    ンド10下部にはめた後、さらに支持環上部に引き抜い
    て蓄電池14を結合する事が出来るようにした事を特徴
    とする蓄電池移動用バンド。
  3. 【請求項3】 請求項2に於いて、支持バンドの両側端
    部に両面接着テイプ16を設置して、両面接着テイプ1
    6の内側に切開部18を形成するが、切開部18の深さ
    を支持バンド12の中央部まで切開し、切開部18端部
    を丸くした事を特徴とする蓄電池移動用バンド。
  4. 【請求項4】 請求項3に於いて、六面体の蓄電池14
    に、横に支持バンド12を設置する時、蓄電池電槽2の
    折曲面と同一な位置の支持バンド12に折曲部24を形
    成した事を特徴とする蓄電池移動用バンド。
JP1995009022U 1995-08-28 1995-08-28 蓄電池移動用バンド Expired - Lifetime JP3022066U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0528980A (ja) * 1991-07-19 1993-02-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd 鉛蓄電池及びその製造方法

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