JP3021947U - ガスメータ取り付け用継手装置 - Google Patents

ガスメータ取り付け用継手装置

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JP3021947U
JP3021947U JP1995005837U JP583795U JP3021947U JP 3021947 U JP3021947 U JP 3021947U JP 1995005837 U JP1995005837 U JP 1995005837U JP 583795 U JP583795 U JP 583795U JP 3021947 U JP3021947 U JP 3021947U
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JP1995005837U
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高橋  清
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高橋 清
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガスメータを正確かつ迅速に取り付けられる
ようにする。 【構成】 ガスメータ側に取り付ける第1部材11と、
入口管、出口管側に取り付ける第2部材12と、両部材
を結合する結合部材13とからなる継手装置である。結
合部材13の挿通のため第1部材11に設けられている
通口14に内側から係合するつば部15を結合部材13
の一端部に形成し、結合部材13の先端側を第2部材1
2に挿し込んだときに双方に係合して抜け止めとなる止
め輪16をそれら両部材12、13の対向面に夫々環状
に形成した凹溝17、18に嵌め込むとともに、結合部
材13の外周と第2部材12の内周に密着し気密を保持
するシール部材19をそれら両部材12、13間に設け
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ガスメータを取り付けるための継手装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えばLPG用のガスメータは現場合わせで取り付けてきたが、最近は工期短 縮、作業の容易化のためにユニット化された取り付け金具が使用されるようにな っている。ガスメータを取り付ける継手の例を示すと、図5のように配管(ガス の出口管O、入口管I)Pよりねじ部Qの径が相当大きいガスメータの場合は、 配管側継手部材Rの一端がメータ側継手部材Sの通口Tに挿入できるので構造は 簡単である。
【0003】 しかし、メータ側おねじ部Qの径が配管側継手部材Rの外径よりも小さい場合 がある。この場合図5の継手を使用できないため、図6に示すように、配管側継 手部材Rとメータ側継手部材Sとを結合する第3の部材Uを使用する必要が生ず る。図6の方法では、結合部材Uにメータ側継手部材Sを内側から挿入して係合 部Vで係合状態にしておき、配管側継手部材Rと結合部材Uとはねじ部Wで結合 する。
【0004】 ところが上記従来の方法では、結合部材Uを締め付けるためにスパナ掛け等 Xの加工が必要になり、取り付け時、ねじ部Wに接着剤を塗布する作業も必要 であるほか、ねじ部Wが不可欠のため、組み上がり寸法を一定にするのが非常 に困難であり、テーパねじのため締め方で長さが著しく変化し、それらが原 因となって入口管、出口管の水平度を出しにくく、ガスメータを指定通りに取り 付けるのが難しい、というような問題を生じている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は前記の点に着目してなされたもので、その課題はガスメータの取り付 け作業を容易化し、取り付けた後は常に一定の寸法になり、入口管、出口管従っ てガスメータの水平度を簡単に出すことができるようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
ガスメータ取り付け用継手装置における前記のような課題を解決するため、本 考案は結合部材13の挿通のため第1部材11に設けられている通口14に内側 から係合するつば部15を結合部材13の一端部に形成し、結合部材13の先端 側を第2部材12に挿し込んだときに双方に係合して抜け止めとなる止め輪16 をそれら両部材12、13の対向面に夫々環状に形成した凹溝17、18に嵌め 込むとともに、結合部材13の外周と第2部材12の内周に密着し気密を保持す るシール部材19をそれら両部材12、13間に設けるという手段を講じたもの である。
【0007】 また、前記第2部材12とそれを挿し込んだ結合部材13との相対回転を止め るために、互いに係合可能な凸部21と凹部22とを結合部材13の外部及び、 第2部材12の内方に設けるとさらに良い結果を得ることができる。
【0008】
【作用】
本考案に係る継手装置は、ガスメータのガス入口とガス出口に第1部材11を 螺合し、入口管又は出口管に第2部材12を螺合したあとは、予め第1部材11 の通口14に通してある結合部材13の先端側を第2部材12に挿し込めば、止 め輪16によってそれら両部材12、13が一体的に結合されるので作業性が非 常に良くなる。
【0009】 特に、第1部材11と第2部材12とを結合する、第3の部材である結合部材 13を止め輪16によって第2部材12に結合しているので、従来のねじ結合が 不要になり、かつ組み上がりの寸法は常に一定に保持される。
【0010】
【実施例】 図1に本考案に係る継手装置の1実施例を示す。この継手は図4に示すように 例えばプロパンガスボンベの使用量を計量するガスメータGを取り付けるために 使用するもので、Iがガスの入口管、Oは同出口管を示す。ガスメータGは前記 入口管Iが接続されるガス入口GI、出口管Oが接続されるガス出口GOを有し 、ガス入口GIとガス出口GOはメータ本体から突出していて外周におねじ部Q が形成してあるものとする。
【0011】 そのおねじ部Qに螺合するめねじ部Q′を有する第1部材11は、いわゆる袋 ナット状であるが端面に相当する部分は開口していて、そこが結合部材13の挿 通のための通口14となっている。めねじ部Q′よりも通口14は小径であり、 その結果内側に係合面24が形成される。
【0012】 第2部材12は入口管I又は出口管Oなどの配管Pに形成してあるおねじ部M に螺合するめねじ部M′を有する筒状の部材である。ガスメータ取り付け工事の 際に、この第2部材12と配管P、そして前記第1部材11とメータ側のガス入 口GI又はガス出口GOとは従来通り螺合つまりねじ結合によって接続され、螺 合部は接着剤等を使用して気密にシールされる。
【0013】 結合部材13は第1部材11の通口14に通され、第1部材11の係合面24 と抜け出し不可能に係合するつば部15を一端部外周に有している。結合部材1 3は当然ながら筒状であり、中央通路25をガスが流れる。結合部材13の外径 はつば部15が最大であり、そこから先端部方向へ向かうにつれて外径を減少す る。
【0014】 その結合部材13の先端側を第2部材12に挿し込んだときに、双方の部材1 2、13に係合して抜け止めとなるように、止め輪16を両部材12、13間に 装入する。止め輪16は途中に分離部23を有する環状の部材であり、剛性と弾 性を有する例えば鋼、樹脂などの材料によって形成される。
【0015】 止め輪16を装入するために、凹溝17を第2部材12の内面に環状に形成し 、かつまた別の凹溝18を結合部材13の外面に環状に形成する。凹溝17、1 8は、止め輪16を一旦弾性変形させながら凹溝17に嵌めると、止め輪16の 内方部分は必らず凹溝18にも嵌まるような深さにする。また凹溝17、18に 止め輪16が円滑に嵌まり込むように第2部材12の開口縁には傾斜面26を設 けてラッパ状に形成しておくと良い。27はその傾斜面26に接触可能なテ−パ 面であり、結合部材13の方に設けてある。
【0016】 傾斜面26には例えば凹部22、テーパ面27には例えば凸部21を設け、止 め輪16が両凹溝17、18に嵌合したときに凹部22と凸部21もまた係合す るようにしている。これは結合部材13と第2部材12との軸周りの回転を止め るものである。凹部22及び凸部21は複数組設けても良い。
【0017】 結合部材13のさらに先端には円筒面31が段状に設けてあり、そこにO−リ ング等のシール部材19が少なくとも1個(図例では2個)嵌め付けてある。こ のシール部材19の外周は第2部材12にも密接して気密が得られるように、円 筒面31の対応位置に円筒状の内周面32を形成する。このような結合部材13 の上流側の気密は、おねじ部Qを設けた筒端とつば15の後面33との間にシー ル部材34を介在させることで得ている。
【0018】 特に図4において、35は基盤、36はその要所に開けられた孔、37はそれ らの孔36を利用して取り付けた固定金具であり、該金具37によって配管P( I、O)はねじ止め38される。また39は基盤35の取り付けのための孔を示 す。
【0019】
【考案の効果】
本考案は以上の如く構成されかつ作用するものであるから、結合部材13を通 口14に通した第1部材11をメータ側のおねじ部に螺合し、第2部材12は配 管側のおねじ部に螺合したあと、結合部材13を第2部材12に挿し込み、止め 輪16を凹溝17、18に嵌合させることで継手が完成するので、取り付け作業 が非常に容易化し、しかも取り付け後の寸法は常に一定となり、入口管、出口管 の水平度が簡単に出せるのでガスメータを指定通りに取り付けることができ、感 震器等のメータ内蔵の機器の性能も100%発揮できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るガスメータ取り付け用継手装置の
1実施例を示す縦断面図。
【図2】図1のII−II線断面図。
【図3】図1の例の分解斜視図。
【図4】本案装置を実施したガスメータ周辺の斜視図。
【図5】従来の継手装置の第1例を示す断面図。
【図6】従来の継手装置の第2例を示す断面図。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスメータのガス入口又はガス出口に設
    けられているおねじ部に螺合可能なめねじ部を有する第
    1部材11と、前記ガス入口又はガス出口に接続する入
    口管又は出口管に螺合可能なめねじ部を有する第2部材
    12と、それら両部材11、12を結合する結合部材1
    3とを有し、ガスメータを気密に取り付けるための継手
    装置であって、結合部材13の挿通のため第1部材11
    に設けられている通口14に内側から係合するつば部1
    5を結合部材13の一端部に形成し、結合部材13の先
    端側を第2部材12に挿し込んだときに双方に係合して
    抜け止めとなる止め輪16をそれら両部材12、13の
    対向面に夫々環状に形成した凹溝17、18に嵌め込む
    とともに、結合部材13の外周と第2部材12の内周に
    密着し気密を保持するシール部材19をそれら両部材1
    2、13間に設けたことを特徴とするガスメータ取り付
    け用継手装置。
  2. 【請求項2】 ガスメータのガス入口又はガス出口に設
    けられているおねじ部に螺合可能なめねじ部を有する第
    1部材11と、前記ガス入口又はガス出口に接続する入
    口管又は出口管に螺合可能なめねじ部を有する第2部材
    12と、それら両部材11、12を結合する結合部材1
    3とを有し、ガスメータを気密に取り付けるための継手
    装置であって、結合部材13の挿通のため第1部材11
    に設けられている通口14に内側から係合するつば部1
    5を結合部材13の一端部に形成し、結合部材13の先
    端側を第2部材12に挿し込んだときに双方に係合して
    抜け止めとなる止め輪16をそれら両部材12、13の
    対向面に夫々環状に形成した凹溝17、18に嵌め込む
    とともに、結合部材13の外周と第2部材12の内周に
    密着し気密を保持するシール部材19をそれら両部材1
    2、13間に設け、前記第2部材12とそれを挿し込ん
    だ結合部材13との相対回転を止めるために、互いに係
    合可能な凸部21と凹部22とを結合部材13の外部及
    び、第2部材12の内方に設けたことを特徴とするガス
    メータ取り付け用継手装置。
  3. 【請求項3】 止め輪16は途中に切離部23を有し、
    結合部材13の凹溝18に嵌った状態において、結合部
    材13を第2部材に挿し込むとき弾性変形により直径を
    一旦縮小して第2部材12の凹溝17に嵌り込んだ後に
    直径が拡大するように形成されている請求項第1項又は
    第2項記載のガスメータ取り付け用継手装置。
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