JP3021764U

JP3021764U - 腕輪、数珠、ネックレス等の装身具

Info

Publication number: JP3021764U
Application number: JP1995008730U
Authority: JP
Inventors: 正已刑部
Original assignee: 有限会社京念珠刑部
Priority date: 1995-08-21
Filing date: 1995-08-21
Publication date: 1996-03-08
Anticipated expiration: 2001-08-21

Abstract

(57)【要約】【課題】止珠からＣリングが外れにくく、かつ健康
上、有効な腕輪を提供する。【解決手段】１対の磁気珠１１ｃ、１１ｃと、その他
の星月菩提樹の実の珠１１ｄの貫通穴に、ステンレスの
弾性Ｃリング材１２を貫通し、Ｃリング１２の両端にプ
ラスチックの止珠１１ａ、１１ｂを止着して腕輪を構
成。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

この考案は、手首に装着する腕輪や、数珠、ネックレス等の装身具に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、例えば、腕輪には図４に示すように、ガラス、陶器等の珠１を複数個備え、Ｃリング状の弾性金属材２の両端には止珠１ａ、１ｂを止着し、その他の珠１ｃは貫通穴を設けて金属材２を貫設し、全珠を連接したものがある。この種の腕輪の止珠は、図２に示すように、珠１の外周より中心近くまで穴３を開け、この穴３に金属材２の先端を差し込み、接着剤４で接着していた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

上記した従来の腕輪は、ガラス珠、陶器珠に穴を開けて金属材を接着するものであるから、何らかの外力で、接着が外れやすく、止珠から金属材が抜けるという問題があった。腕輪は頑丈で、かつ健康上も有効であるものが望ましい。この考案は上記問題点に着目してなされたものであって、珠から金属材が外れにくく、かつ健康上、有効な腕輪、数珠、ネックレス等の装身具を提供することを目的としている。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

この考案の腕輪、数珠等の装身具は、複数の珠のうちの２個の珠がリング状金属材の両端に止着され、この両端の間に、他の珠が前記金属材を貫通させて連接してなるものにおいて、前記リング状金属材の両端に止着する珠は、プラスチック珠を使用し、かつ、その他の珠として、少なくとも１対の磁気珠を使用している。

【０００５】この腕輪等では、止珠として、プラスチック珠を用いているので、金属材、例えば、ステンレスとの接着剤による接着力が大きく、簡単に止珠からステンレスが抜けることはない。また、磁気珠を少なくとも１対設けているので、血行を良くする等、健康上有効である。

【０００６】

【考案の実施の形態】

以下、実施の形態により、この考案をさらに詳細に説明する。図１は、この考案の一実施形態を示す腕輪の正面図である。この腕輪は、２５個の珠１１と、珠を連接する弾性Ｃリング１２からなり、リング１２の両端にはプラスチックの止珠１１ａ、１１ｂが止着されている。止珠１１ａ、１１ｂは、図２に示すように、穴１３が開かれ、ステンレスの弾性Ｃリング１２の先端が穴１３内で接着剤１４により、珠１１ａ、１１ｂに接着されている。プラスチックと接着剤は接着力が強いので、プラスチックの止珠１１ａ、１１ｂから、ステンレスのＣリングが簡単に外れることはない。

【０００７】プラスチックの止珠１１ａと１１ｂ間には、貫通穴を有する２３個の珠が、この貫通穴にステンレスの弾性Ｃリング１２を貫通して連接されている。このうち、止珠１１ａ、１１ｂから、それぞれ５個目の珠１１ｃに磁気珠を使用している。この腕輪を手首に装着すると、磁気珠１１ｃの磁気作用により、血行が良くなる等、健康上有効である。その他の珠１１ｄとして、星月菩提樹の実や、白檀が使用される。

【０００８】図３は、この考案の他の実施形態を示す腕輪の正面図である。止珠１１ａ、１１ｂにプラスチック珠を使用する点で、図１のものと同じであるが、この腕輪では磁気珠１１ｃ、１１ｃの他に、さらにもう１対の磁気珠１１ｅ、１１ｅを備えている。このように、磁気珠は使用者の必要度合により、増減しても良い。なお、上記の実施の形態として、腕輪を例に取り上げて説明したが、リングの大きさ、珠の数を変えることにより、本考案を数珠、ネックレス等の他の装身具に適用できることはいうまでもない。

【０００９】

【考案の効果】この考案によれば、止珠にプラスチック珠を使用しているので、ステンレス等の金属材との接着性が良好であり、金属材がすぐに止珠から外れることがなく、腕輪が長寿命となる。また、少なくとも１対の磁気珠を使用しているので、血行を良くする等の健康上の効果も期待できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】この考案の実施の一形態を示す腕輪の正面図で
ある。

【図２】止珠とリング状の金属材との接着を説明する図
である。

【図３】この考案の実施の他の形態を示す腕輪の正面図
である。

【図４】従来の腕輪を説明するための正面図である。

【符号の説明】

１１ａ、１１ｂ止珠１１ｃ、１１ｃ磁気珠１１ｄ星月菩提樹の実の珠１２ステンレスのリング

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】複数の珠のうちの２個の珠がリング状金属
材の両端に止着され、この両端の間に、他の珠が前記金
属材を貫通させて連接してなる腕輪、数珠、ネックレス
等の装身具において、前記リング状金属材の両端に止着する珠は、プラスチッ
ク珠を使用し、かつ、その他の珠として、少なくとも１
対の磁気珠を使用したことを特徴とする腕輪、数珠、ネ
ックレス等の装身具。